JPS63273197A - 防犯受信機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、侵入者を検知したときに防犯警報を行なうと
共に来客を検知したときに来客報知を行なうようにした
防犯受信機に関する。

（従来技術） 従来、この種の防犯受信機にあっては、防犯警戒モード
と来客報知モードとを切換えられろようにしている。

即ち、防犯受信機から引き出された防犯回線及び来客回
線のそれぞれに侵入者検出器を接続し、防犯警戒モード
の設定状態にあっては、防犯回線及び来客回線からの検
出信号に基づいて防犯警報を行なう。

一方、来客報知モードの設定状態にあっては、防犯回線
からの検出信号による防犯警報は解除され、来客回線か
らの検出信号が得られたときにのみ来客報知を行なうよ
うにしている。

（発明が解決しようとする問題点）７ しかしながら、このような従来の防犯受信機におっては
、来客報知モードの設定状態にあっては、防犯回線から
の検出信号による防犯警報が解除されていたため、在宅
時に来客報知モードとしていても防犯警戒を行ないたい
場所、例えば窓、金庫等がある場合に、来客報知モード
となっているために防犯警戒ができないという問題があ
った。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、防犯警戒を解除する来客報知モードの設定状態に
あっても、必要に応じて防犯回線からの検出信号に基づ
く防犯警戒ができるようにした防犯受信機を提供するこ
とを目的とする。

この目的を達成するため本発明にあっては、警戒セット
の操作により防犯出力（ａ　＞及びセット出力（Ｃ）を
生じ、来客報知セットの操作により来客出力（ｂ　）及
びセット出力（Ｃ）を生じ、更にセット解除の操作時に
前記各出力（ａ、ｂ、ｃ）を解除するモード切換手段（
１，２，３，４＞と；来客回線（５）に接続された侵入
者検出器からの検出信号を受けたときに来客受信出力を
生ずる来客用受信手段（６）と：防犯回線（７）に接続
された侵入者検出器からの検出信号を受けたときに防犯
受信出力を生ずる防犯用受信手段（８）と；前記モード
切換手段（１，２，３，４）の防犯出力（ａ〉、セット
出力（Ｃ）及び前記防犯用受信手段（８）の防犯受信出
力又は前記来客用受信手段（６）の来客受信出力で成る
３つの出力の論理積出がが得られたときに防犯警報を行
なう防犯警報出力手段（９，１０，１１，１４，１５，
１゜１７）と：前記モード切換手段（１，２，３，４＞
の来客出力（ｂ）、セット出力（Ｃ）及び前記来客用受
信手段（６）の来客受信出力で成る３つの出力の論理積
出力が得られたときに来客報知を行なう来客報知手段（
１２，１３，１４，１５，１６，１７＞と：前記モード
切換手段（１，２，３゜４）による来客報知モードの設
定状態で強制的に防犯警戒モードを設定する防犯警戒セ
ットスイッチ（１８）と、該防犯警戒セットスイッチ（
１８）のセット操作で得られた警戒セット信号（ｄ　）
と前記モード切換手段（１，２，３，４＞の防犯出力（
ａ　）との論理和を取り出して前記防犯警報出力手段（
９，１０，１１，１４，１５，１６，１７）に出力する
論理和出力手段（２０）と：を設けるようにしたもので
ある。

（作用） このような構成を備えた本発明の防犯受信機にあっては
、モード切換手段による来客報知モードの設定状態で、
防犯回線からの検出信号により防犯警報を行なわせたい
場合には、警戒セットスイッチを操作するとモード切換
手段からの防犯出力に代えて警戒セットスイッチの操作
による警戒セット信号が防犯警報出力手段に与えられ、
来客報知モードの設定状態であっても防犯回線からの検
出信号を受けると防犯警報を行なうことができる。

（実施例） 図は本発明の一実施例を示した回路ブロック図である。

まず構成を説明すると、１は防犯警戒モード、来客報知
モード及びその解除を行なうモード切換回路であり、モ
ード切換回路１に対しては受信機前面に設けられた防犯
モード選択スイッチ２、来客報知モード選択スイッチ３
及び解除スイッチ４が接続される。

モード切換回路１は防犯モード選択スイッチ２を操作す
ると、防犯出力ａ及びセット出力Ｃをトルベル出力とし
て生じ、また来客報知モード選択スイッチ３を操作する
と来客出力す及びセット出力Ｃをトルベル出力として生
じ、更に解除スイッチ４を操作すると防犯、来客、セッ
トの各出力ａ。

ｂ、ｃをＬレベルとして解除する。

一方、受信機から引出された来客回線５は来客用受信回
路６に入力接続され、来客回線５に接続された侵入者検
出器からの検出信号を受けたときに、来客用受信回路６
は来客受信出力（゛トルレベル出力）を生ずる。また、
受信機から引出された防犯面線７は防犯用受信回路８に
入力接続され、防犯回線７に接続した侵入者検出器から
の検出信号を受けると、防犯用受信回路８は防犯受信出
力（トルベル出力）を生ずる。

防犯用受信回路８の受信出力はＡＮＤゲート１０の一方
に入力され、ＡＮＤゲート１０の他方の入力にはＡＮＤ
ゲート９の出力が接続される。

ＡＮＤゲート９にはモード切換回路１からの防犯出力ａ
がＯＲゲート２０を介して入力されると共に、セット出
力Ｃが入力される。

ＡＮＤゲート１０の出力は信号処理回路１１に入力され
、信号処理回路１１はＡＮＤゲート９゜１０によってモ
ード切換回路１からの防犯出力ａ１セット出力Ｃ及び防
犯用受信回路８の受信出力で成る３つの出力の論理積出
力が得られたときに、防犯警報出力信号を音声合成出力
回路１４及び表示回路１６に出力する。

信号処理回路１１からの防犯警報出力信号を受けた音声
合成出力回路１４は予め定めた防犯警報用の音声合成信
号をスピーカ１５に出力して防犯警報音を出すようにな
る。また、表示回路１６は受信機の表示部１７に設けた
防犯警報灯等を点灯して警報表示を行なうようになる。

一方、来客用受信回路６の受信出力とモード切換回路１
からのセット出力ＣはＡＮＤゲート１２に入力され、Ａ
ＮＤゲート１２の出力は信号処理回路１３に入力されて
いる。信号処理回路１３に対しては、更にモード切換回
路１より来客出力すが与えられている。

このため信号処理回路１３はモード切換回路１から来客
出力すが与えられていない状態でＡＮＤゲート１２のト
ルベル出力を受けると、信号処理回路１１と同様に防犯
警報出力信号を音声合成出力回路１４及び表示回路１６
に出力して防犯警報を行なわせるようになる。また、モ
ード切換回路１より来客出力すが与えられている状態で
ＡＮＤゲート１２のトルベル出力を受けると、来客報知
出力信号を音声合成出力回路１４及び表示回路１６に出
力し、このとき音声合成出力回路１４は予め定めた来客
報知用の合成音声信号をスピーカ１５に出力して来客報
知を行ない、表示回路１６にあっても受信機の表示部１
７に来客報知を表示するようになる。

即ち、信号処理回路１３はモード切換回路１から来客出
力すが得られてないときには、セット出力Ｃと来客受信
回路６の受信出力の論理積出力に基づいて防犯警報信号
を出力し、一方、来客出力すが与えられているときには
来客出力ｂ１セット出力Ｃ及び来客用受信回路６の受信
出力の３つの出力の論理積出力に基づいて来客報知出力
信号を発生するようになる。

更に本発明の防犯受信機にあっては、モード切換回路１
による来客報知モードの設定状態で強制的に防犯回線７
による防犯警戒を可能にするため、警戒セットスイッチ
１８とＯＲゲート２０を設けている。

警戒セットスイッチ１８は来客モードの設定状態で強制
的に防犯回線７のみによる防犯警戒モードを設定するも
ので、プルアップ抵抗２１を介して電源電圧が供給され
ており、警戒モード設定スイッチ１８のスイッチオン状
態でＯＲゲート２０に対する入力はトルベルとなるが、
来客報知モードで防犯警戒を行ないたい場合には図示の
ように警戒セットスイッチ１８をスイッチオフとすると
、ＯＲゲート２０に対する入力がトルベルとなり、来客
報知モードの設定状態にあってはモード切換回路１から
の防犯出力ａが解除されてトルベルにあることから、こ
の防犯出力ａに代えて警戒セットスイッチ１８のスイッ
チオフによる警戒セット信Ｑｂ　（トルベル）をＯＲゲ
ート９を介してＡＮＤゲート２０に入力するようになる
。

尚、図示の実施例において、警戒セットスイッチ１８と
してはロックタイプのものを使用するが、ノンロックタ
イプを使用した場合にはＯＲゲート２０の入力段にラッ
チ回路を設ければよい。

次に、上記の実施例の動作を説明する。

まず、防犯警戒モードを設定したときの防犯警戒動作を
説明する。

防犯警戒モードの設定は防犯モート“選択スイッチ２を
オン操作することで行なわれ、この防犯モード選択スイ
ッチ２のオン操作によるスイッチ信号を受けてモード切
換回路１はトルベルとなる防犯出力ａ及びセット出力Ｃ
を生ずる。防犯出力ａはＯＲゲート２０を介してＡＮＤ
ゲート９に与えられ、またセット信号Ｃは直接ＡＮＤゲ
ート９に与えられることから、ＡＮＤゲート９の出力が
トルベルとなり、ＡＮＤゲート１０を許容状態とする。

また、セット出力ＣはＡＮＤゲート１２に与えられるこ
とで、ＡＮＤゲート１２も許容状態となる。

この状態で、例えば防犯回線７に接続している侵入者検
出器が侵入者を検出して検出信号を出力したとすると、
防犯回線７からの検出信号は防犯用受信回路８で受信さ
れてＡＮＤゲート１０にトルベルとなる受信出力を生じ
、その結果、ＡＮＤゲート１０のトルベル出力を受けた
信号処理回路１１が防犯警報出力信号を音声合成出力回
路１４及び表示回路１６に出力し、スピーカ１５から音
声合成による盗難警報音が出されると共に、受信機の表
示部１７に防犯警報表示が行なわれる。

また、来客回線５に接続した侵入者検出器が検出信号を
出力した場合にも、来客用受信回路６がトルベルとなる
受信出力を生じ、許容状態にあるＡＮＤゲート１２を介
して信号処理回路１３に受信出力を与え、このときモー
ド切換回路１からの来客出力すはトルベルに解除されて
いることから、信号処理回路１３は信号処理回路１１と
同様防犯警報出力信号を発生して防犯警報を行なうよう
になる。

次に、来客報知モードを設定した場合の動作を説明する
。

来客報知モードは来客報知モード選択スイッチ３の操作
で行なわれ、来客報知モード選択スイッチ３のスイッチ
信号を受けたモード切換回路１はトルベルとなる来客出
力す及びセット出力Ｃを生ずる。モード切換回路１から
のセット出力ＣはＡＮＤゲート１２に与えられてＡＮＤ
ゲート１２を許容状態とし、また来客出力すは信号処理
回路１３に与えられ、信号処理回路１３を来客報知出力
信号の出力状態にセットする。

この状態で来客回線５に接続した侵入者検出器からの検
出信号が得られると、来客用受信回路６がトルベルとな
る受信出力を生じ、セット出力Ｃにより許容状態にある
ＡＮＤゲート１２を介して信号処理回路１３に受信出力
が与えられることで、信号処理回路１３は来客出力すに
基づいて来客報知出力信号を音声合成出力回路１４及び
表示回路１６に出力し、スピーカ１５からの音声合成に
よる報知音及び表示部１７の来客報知表示を行なう。

一方、モード切換回路１から来客出力す及びセット出力
Ｃが出されている来客報知モードの設定状態においては
、防犯出力ａが解除されてＬレベルにあることからＡＮ
Ｄゲート９，１０は禁止状態に置かれ、この状態で防犯
回線７に接続した侵入者検出器からの検出信号を防犯用
受信回路８が受けて受信出力を生じても防犯警報は行な
われない。

そこで、来客報知モードの設定状態において、防犯回線
７からの検出信号による防犯警報を行なわせるためには
、警戒セットスイッチ１８を図示のようにスイッチオフ
としＯＲゲート２０にＨレベルとなる警戒セット信号ｄ
を与える。この警戒セットスイッチ１８のスイッチオフ
で得られた警戒セット信号ｄはＯＲゲート２０を介して
ＡＮＤゲート９を許容状態とし、このとき来客報知モー
ドの設定でセット信号Ｃが出力されていることからＡＮ
Ｄゲート９の出力は１−ルベルとなってＡＮＤゲート１
０を許容状態とする。従って、防犯回線７からの検出信
号を受けた防犯用受信回路８が受信出力を生ずると、受
信出力は許容状態にあるＡＮＤゲート１０を介して信号
処理回路１１に与えられ、信号処理回路１１からの防犯
警報出力信号により音声合成による防犯警報及び防犯警
報表示を行なうことができる。

尚、上記の実施例は１回線の防犯回線を例にとるもので
あったが、防犯回線を複数回線設けた場合も同様であり
、この場合には防犯回線毎に警戒セットスイッチ１８を
設けて適宜の防犯回線を来客報知モードの設定状態で防
犯警戒状態にすることができる。

また、警戒セットスイッチ１８は各防犯回線共通とし、
防犯回線毎に警戒セット、警戒解除をできるようにして
もよい。

（発明の効果） 以上説明してきたように本発明にあっては、モード切換
手段による来客報知モードの設定状態で防犯回線からの
検出信号により防犯警報を行なわせたい場合には、警戒
セットスイッチを操作するとモード切換手段からの防犯
出力に代えて警戒セットスイッチの操作による警戒セッ
ト信号が防犯警報出力手段に与えられ、来客報知モード
の設定状態にあっても防犯回線からの検出信号を受【プ
ると防犯警報を行なうことができ、来客報知モードの設
定状態にあっても適宜の防犯回線を使用した防犯警戒が
できる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示した回路ブロック図でおる。 １：モード切換回路 ２：防犯モード選択スイッチ ３：来客報知モード選択スイッチ ４：解除スイッチ ５：来客回線 ６：来客用受信回路 ７：防犯回線 ８：防犯用受信回路 ９．１０．１２：ＡＮＤゲート １１．１３：信号処理回路 １４：音声合成出力回路 １５：スピーカ １６：表示回路 １７：表示部 １８：警戒セットスイッチ ２０：ＯＲゲート ２１ニブルアツプ抵抗

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 警戒セットの操作により防犯出力及びセット出力を生じ
   、来客報知セットの操作により来客出力及びセット出力
   を生じ、更にセット解除の操作により前記各出力を解除
   するモード切換手段と；来客回線に接続された侵入者検
   出器からの検出信号を受けたときに来客受信出力を生ず
   る来客用受信手段と； 防犯回線に接続された侵入者検出器からの検出信号を受
   けたときに防犯受信出力を生ずる防犯用受信手段と； 前記モード切換手段の防犯出力、セット出力及び前記防
   犯用受信手段の防犯受信出力または前記来客用受信手段
   の来客受信出力で成る３つの出力の論理積出力が得られ
   たときに防犯警報を行なう防犯警報出力手段と； 前記モード切換手段の来客出力、セット出力及び前記来
   客用受信手段の来客受信出力で成る３つ出力の論理積出
   力が得られたときに来客報知を行なう来客報知手段と； 前記モード切換手段による来客報知モードの設定状態で
   強制的に前記防犯回線のみによる防犯警戒モードを設定
   する警戒セットスイッチと；該警戒セットスイッチのセ
   ット操作で得られた警戒セット信号と前記モード切換手
   段の防犯出力との論理和を取り出して前記防犯警報出力
   手段に出力する論理和出力手段と； を備えたことを特徴とする防犯受信機。