JPS63271905A - Fe−Si−Al系合金圧粉磁心 - Google Patents

Fe−Si−Al系合金圧粉磁心

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JPS63271905A
JPS63271905A JP62105297A JP10529787A JPS63271905A JP S63271905 A JPS63271905 A JP S63271905A JP 62105297 A JP62105297 A JP 62105297A JP 10529787 A JP10529787 A JP 10529787A JP S63271905 A JPS63271905 A JP S63271905A
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JP
Japan
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powder
pure iron
flux density
magnetic flux
properties
Prior art date
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Pending
Application number
JP62105297A
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English (en)
Inventor
Kazu Sasaki
計 佐々木
Taku Meguro
卓 目黒
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Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はノイズフィルターやスイッチング電源のチョー
クコイルなどに用いられるFe−5i−Al系合金圧粉
磁心の性能向上に関するものである。
〔従来の技術〕
従来この種のF a−S L−A l系磁性合金として
は、重量比でSi 5−12%、 Al 4−7%、残
部Feなる組成で最も高い透磁率が得られ、いわゆるセ
ンダストとして広く知られている。
このF e−S i−A l系合金圧粉゛磁心は、Fe
−Ni系合金(パーマロイ)圧粉磁心とともに高周波帯
域まで安定して高い透磁率が得られ、かつフェライトよ
り飽和磁束密度が高く、磁気飽和し難い点で電子機量の
電源ライン間を往復する高周波ノイズを減衰させるノー
マルモードチョークとして用いられている。特にパーマ
ロイ圧粉磁心が原料的に高価なNiを多量に含有し、コ
スト高となる点でより廉価なFe−8i−Al系合金圧
粉磁心がチョークコイルとして多用化されつつある。
従来この種の圧粉磁心は、粉末表面を無機物。
一般的には水ガラス等の絶縁結着剤で被覆し、さらに成
形圧力5−15ton/atでプレス成形後、熱処理す
る工程を経て製造されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかるに最近は電源の小型化、大容量化にともない、従
来にも増してより大きな印加電流に対しても磁気飽和し
難い圧粉磁心の要望が強くなっている。
磁気特性的には、高透磁率で磁束密度の高い磁心を得る
には、高圧成形により占積率を高くする必要があるが、
従来のF e−S L−A l系合金圧粉磁心では粉末
が極めて硬く高圧成形が困難であること、また成形体の
強度が弱く、量産上ハンドリング性が悪い等の問題を有
している。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は従来のF e−S L−A l系合金粉末に飽
和磁束密度が高く塑性変形し易い純鉄粉末を混合し、圧
粉成形することにより成形体の密度およびさらには粉末
自身の飽和磁束密度を向上させ、高透磁率でしかも直流
重畳特性の優れた圧粉磁心を提供するものである。
すなわち本発明は、Fe−5i−Al系合金粉末に重量
比でCO,t%以下、残部が実質的にFeよりなる純鉄
粉末を0.5〜20%混合した合金粉末を用いたことを
特徴とするFe−8i−Al系合金圧粉磁心である。
以下本発明の限定理由述べる。
本発明の対象となるFe−5L−Al系合金粉末として
は、通常のセンダスト系圧粉磁心として使用されている
組成の合金粉末であれば良く、一般には9.5SL−5
,5Al−残Feを主成分とする合金粉末が使用されて
いる。
純鉄粉末は、本発明の目的とするプレス成形性と高飽和
磁束密度を得るもので、Cは多く含有すると炭化物を形
成し、磁性を劣化させるため所望の高透磁率が得られず
、0.1%以下とする。また、その添加量が多くなるほ
ど成形体の密度が向上し、高磁束密度が得られるが、0
.5%未満ではプレス成形性に効果がなく、一方20%
を越えると純鉄粉末は、高周波数帯域での磁性劣化が大
きいため、所望の透磁率1周波数特性が得られず、0.
5〜20%に限定した。
〔実施例〕
本発明を以下実施例によって説明する。
Fe−8i−Al系合金粉末(9,5%5i−5,5%
A1−残Fθ)と表に示す純鉄粉末を100メツシユ以
下に篩分は調整後、900℃で60分H2ガス雰囲気中
で焼鈍し、純鉄粉末の添加量をかえF e−S i−A
 l系合金粉末と混合した。この混合粉末に0.8wt
%の水ガラスと0.4vt%のステアリン酸カルシウム
を添加して表面を絶縁被覆し、各粉末を成形圧20to
n/dでリング状(外径21■、内径12■、高さ80
1 )にプレス成形後、700℃で30分大気中で熱処
理を行ない、インピーダンスメーターで透磁率の周波数
特性および直流重畳時の透磁率の変化を測定した。
特性評価を行った結果を表に示す。
ここでμeloには、l0KIIZでの透磁率を、また
μe10M/ μeloにはIOMHzでの透磁率とl
0KI−12での透磁率の比を示すもので高周波特性の
目安とした。
表から明らかなように、本発明磁心1〜4は比較磁心お
よび従来のFe−8i−Al系合金圧粉磁心に比べて透
磁率が高く、かつ良好な周波数特性を有していることが
わかる。純鉄粉末の含有により同一成形圧力で得られる
密度が高くなっていることによるもので、逆により低い
成形圧でも成形が可能であることが知られる。これに対
し、比較磁心1は高周波特性が、比較磁心2は透磁率が
著しく劣化している。
第1図は本発明磁心2と従来磁心の各直流重畳時での透
磁率の変化を示したもので、本発明磁心は直流重畳特性
が大幅に向上しており、大電流に対しても磁気飽和がし
難いことが知られる。
また純鉄粉末は、塑性変形し易く含有量の増加に伴い成
形体の強度が向上し、本発明磁心は搬送時のワレや量産
製造時の成形体の取り扱いの問題が非常に軽減される。
〔発明の効果〕
以上の如く、本発明のFe−8i−At系合金圧粉磁心
は高透磁率で優れた直流重畳特性を有し、ノイズフィル
ター、電源用チョークコイルとして、電子機器の小型化
、大容量化に好適な特性を有し、工業上の効果が極めて
大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明圧粉磁心および従来磁心の透磁率の直
流重畳特性を示すグラフである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 無機絶縁物質で被覆された粉末を用いた圧粉磁心で
    あって、重量比でSi5〜12%、Al4〜7%を含む
    Fe−Si−Al系合金粉末にC含有量が0.1%以下
    の純鉄粉末を0.5〜20%混合してなることを特徴と
    するFe−Si−Al系合金圧粉磁心。
JP62105297A 1987-04-28 1987-04-28 Fe−Si−Al系合金圧粉磁心 Pending JPS63271905A (ja)

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