JP2003347113A - 複合磁性材料及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
電流、高周波領域で使用可能な優れた磁気特性を有する
複合軟磁性材料を提供することを目的とする。 【解決手段】 軟磁性合金粉末と絶縁材とガラス転移点
が0℃以下であるアクリル樹脂を結着剤として含み、加
圧成形する。
Description
動部品であるインダクタ、チョークコイル、トランス及
びその他の磁性素子に用いられる高性能な複合磁性材料
及びその製造方法に関するものである。
に用いられる受動部品や半導体デバイスも小型化、薄型
化することが強く求められている。一方、CPUなどの
LSIは高集積化してきており、特に高速なCPUに供
給される電源回路には数A〜数十Aの電流が供給される
ことがある。
るチョークコイル等の磁性素子においては小型/薄型化
要求とともに直流重畳によるインダクタンスの低下が少
ないことが必要とされている。さらに又、使用周波数領
域も高周波化しており、高周波領域においてコア損失の
低いことが求められている。すなわち大電流、高周波領
域で使用することが可能であり、かつ小型、薄型化した
磁性素子を供給することが求められている。
トランス等の磁性素子に用いられる磁性材料としてはフ
ェライト軟磁性材料や金属磁性材料が挙げられる。しか
し、フェライト軟磁性材料は金属磁性材料に比べて飽和
磁束密度が低いために磁気飽和によるインダクタンスの
低下が大きく、直流重畳特性が劣るという課題を有して
いる。そのため、通常はコアの磁路を妨げる垂直方向に
ギャップを設けて、見掛けの透磁率を下げて使用するこ
とが行われている。しかしながら、このようなギャップ
の形成は振動によるノイズ音の発生源となったり、さら
に透磁率を下げても飽和磁束密度は低いままであるため
直流重畳特性は金属磁性材料より悪いといった問題点が
ある。
べて飽和磁束密度が著しく大きいという特性を有してい
るので直流重畳特性は優れている。しかしながら、構成
材料が金属であることから固有抵抗が低いために数百k
Hz〜MHzの高周波領域では渦電流損失が大きくな
り、そのままでは使用することができないという欠点が
ある。
を用い、粉末粒子間の絶縁処理を施し、加圧成形して圧
粉磁芯として使用されている。この圧粉磁芯として良好
な磁気特性を得るためには絶縁処理された金属磁性粉末
の充填率を高める必要があり、数トン/cm2〜20ト
ン/cm2での高圧成形を行う必要がある。このとき、
高圧成形時に導入される加圧歪みにより磁気特性は著し
く低下する。この低下した磁気特性を改善する対策とし
て、焼鈍という熱処理を成形後にすることによって歪み
を開放する作業が行われている。
金属磁性粉末と絶縁性結着剤から構成され加圧成形後熱
処理を施した複合磁性材料は、通常10トン/cm2以
上の高圧成形した場合においても最終製品の成形密度は
理論密度に対しては未だに十分ではなく、高周波領域で
のコア損失、透磁率ともに小型、大電流に対応できる磁
性素子用の複合磁性材料としては充分満足できる特性を
得ることが困難であった。
て、Siの添加は磁気異方性、磁歪定数を小さくし、固
有抵抗を高めることから渦電流損失を低減させる効果が
あるので磁気特性の向上には有効である。この軟磁性合
金材料を軟磁性合金粉末として用いて加圧成形する時、
Siの添加は材料の硬度を高めてしまうことになり塑性
変形性を低下させる。
なり、優れた磁気特性を有する圧粉磁芯を実現すること
が困難であった。
おいてもSi,Alを添加することにより軟磁気特性を
改善するものであるが、前記Fe−Si系軟磁性合金材
料より硬度がさらに高くなり、圧粉磁芯の高密度化がよ
り困難となっている。
はFe−Si−Al系、Fe−Si系と比較して硬度は
低いものの、被成形物中における合金粉末の充填率とし
ては満足のいくものではなかった。
決し、高周波領域においても低いコア損失で良好な直流
重畳特性を有する複合磁性材料を提供するものである。
に本発明は以下の構成を有するものである。
合金粉末と絶縁材とガラス転移点が0℃以下であるアク
リル樹脂を結着剤として含み、加圧成形した複合磁性材
料であり、これにより複合磁性材料において粉末粒子間
絶縁及び高密度化が可能となり、高周波領域においても
低いコア損失、優れた直流重畳特性を実現することがで
きる。
合金粉末がFe−Si系、Fe−Ni系、Fe−Si−
Al系の少なくとも1種から選ばれる請求項1に記載の
複合磁性材料であり、これにより良好な軟磁気特性を実
現することができる。
物中における軟磁性合金粉末の充填率が体積換算で85
%以上である請求項1に記載の複合磁性材料であり、こ
れにより低損失、良好な透磁率を実現することができ
る。
合金粉末の平均粒径が1〜100μmである請求項1に
記載の複合磁性材料であり、これにより高周波数でも低
いコア損失、良好な透磁率を実現することができる。
が小さなものからカウントしていき、積算が全体の50
%となったときの粒子径を意味する。
合金粉末の酸素含有量が4500ppm以下である請求
項1に記載の複合磁性材料であり、これにより優れた軟
磁気特性を実現することができる。
が絶縁性の酸化物からなる請求項1に記載の複合磁性材
料であり、高周波領域でのコア損失が小さい磁性素子を
実現することができる。
1に記載の被成形物を非酸化性雰囲気中で700〜10
00℃の温度で熱処理する複合磁性材料の製造方法であ
り、軟磁気特性に優れた磁性素子の製造方法を実現する
ことができる。
の製造方法に関する実施の形態について説明する。
いて本発明の請求項1〜3、5、6の発明について説明
する。
粉末に絶縁材とガラス転移点が0℃以下であるアクリル
樹脂を結着剤として混合して加圧成形したものであり、
その被成形物を非酸化性雰囲気中にて700〜1000
℃で熱処理したものである。
軟磁性合金粉末に導入される加工歪みによる磁気特性の
低下を防ぐものであり、加工歪みの開放が目的である。
この加工歪みを開放するための熱処理温度としてはより
高温とする方が好ましい。しかしながらあまり温度を上
げすぎると軟磁性合金粉末の粒子間絶縁が不充分となり
渦電流損失が増大するという課題が大きくなる。そのた
めに軟磁性合金粉末の粒子間の焼結反応が起こらない温
度以下で熱処理することが重要である。
作製する場合、セラミック材料などの製造プロセスとは
異なり、粉体成形物の焼成収縮等による緻密化の過程が
無く、成形体密度がほぼ最終製品の密度となるので圧粉
磁芯の高密度化には高圧成形により軟磁性合金粉末を十
分塑性変形させることが必要であった。
i系合金は軟磁気特性の改善を目的としてSiを添加し
たものであるが、このSiが添加された軟磁性合金粉末
の硬度は高くなってしまうことから塑性変形性があまり
良くないという課題を有している。
が難しく、優れた磁気特性を実現することが困難であっ
た。またFe−Si−Al系軟磁性合金、Fe−Ni系
軟磁性合金においても塑性変形性、軟磁性合金粉末の充
填性としては満足のいくものではなかった。
行った結果、本発明では結着剤の可塑性を高めることに
より、硬く塑性変形しにくい軟磁性合金粉末においても
成型性を改善することによって高密度化が図れることを
見出した。すなわち、可塑性が良好なアクリル樹脂にお
いてさらにガラス転移点を0℃以下とすることにより最
も高密度化が図れることにより、被成形物に対する軟磁
性合金粉末の充填率を体積換算で85%以上とすること
が可能となった。また結着剤と絶縁材を複合添加するこ
とにより加圧成形後の歪み開放を目的とした熱処理後も
合金粉末間絶縁を十分保つことが可能である。
−Si系、Fe−Ni系、Fe−Si−Al系から選ば
れる少なくとも1種であるときに、コア損失の少ない直
流重畳特性に優れた複合磁性素子を実現することができ
る。
金粉末はSiの含有量が1wt%以上8wt%以下であ
り、残部がFe及び不可避な不純物からなる軟磁性合金
粉末組成とするときに最も軟磁気特性の優れた圧粉磁芯
とすることができる。前記不可避な不純物としてはM
n,Cr,Ni,P,S,Cなどが減量中に混入してい
る。そして本発明におけるSiの役割は軟磁気特性を向
上させるものであり、磁気異方性、磁歪定数を小さく
し、また電気抵抗を高めることにより渦電流損失を低減
させる効果がある。Si添加量が1wt%より少ないと
軟磁気特性の改善効果に乏しく、8wt%より多いと飽
和磁束密度の低下が大きく直流重畳特性が低下する。
性合金粉末はNiの含有量が40wt%以上90wt%
以下であり、残部がFe及び不可避な不純物からなるも
のである。本発明におけるNiの役割は軟磁気特性を向
上させるものであり、Ni添加量が40wt%より少な
いと軟磁気特性の改善効果に乏しく、90wt%より多
いと飽和磁束密度の低下が大きくなり直流重畳特性が低
下する。
l系軟磁性合金粉末はSiの含有量が8wt%以上12
wt%以下、Alの含有量が4wt%以上6wt%以下
であり、残部がFe及び不可避な不純物からなるもので
ある。本発明におけるSi,Alの役割は軟磁気特性を
向上させるものであり、上記組成範囲とすることが好ま
しい。Si,Alの添加量が上記組成範囲より少ないと
軟磁気特性の改善効果に乏しく、上記組成範囲より多い
と飽和磁束密度の低下が大きく直流重畳特性が低下す
る。
性の酸化物を形成するものが好ましく、シラン系、チタ
ン系、クロム系等カップリング剤、シリコーン樹脂、又
SiO2,TiO2,Al2O3等金属酸化物粉末などが挙
げられるが、より好ましくは安価で分散性の良い、シラ
ン系、チタン系、クロム系等カップリング剤、シリコー
ン樹脂である。
の軟磁性合金粉末の充填率が体積換算で85%以上であ
り、より好ましくは87%以上である。
低く、コア損失が大きくなり、直流重畳特性が悪くな
る。
酸素含有量としては4500ppm以下が好ましい。酸
素含有量が4500ppmより多いと磁気特性の低下が
著しく、より好ましい酸素含有量は4000ppm以下
である。
成を有するFe−Si系軟磁性合金粉末を用意した。こ
のFe−Si系軟磁性合金粉末には通常2000〜40
00ppmの酸素が含まれている。そしてこの軟磁性合
金粉末に対して0.3重量部のシリコーン樹脂を絶縁材
として添加混合した後、(表1)に示すガラス転移点を
有するアクリル樹脂1.2重量部を結着剤として添加混
合したコンパウンドを作製した。
のコンパウンドも作製した。このようにして得られたコ
ンパウンドを用い、室温にて成形圧力:12ton/c
m2で加圧成形を行うことによってトロイダルコアを作
製し、その後窒素雰囲気中にて820℃で1hの熱処理
を行い、圧粉磁芯を作製した。得られた圧粉磁芯につい
て直流重畳特性、コア損失特性について測定評価を行っ
た。直流重畳特性については印加磁場:50Oe、周波
数:100kHzにおける透磁率をLCRメータにて測
定して評価した。コア損失特性は交流B−Hカーブ測定
機を用いて測定周波数:100kHz、測定磁束密度:
0.1Tで測定を行った。その評価結果を(表1)に示
す。
上8wt%以下であり残部がFe及び不可避な不純物か
らなり、且つ酸素濃度が4500ppm以下であるFe
−Si系軟磁性合金粉末を用い、結着剤としてガラス転
移点が0℃以下のアクリル樹脂を絶縁材と複合添加する
ことにより、被成形物中のFe−Si系軟磁性合金粉末
の充填率を85%以上とすることが可能であり、かつ熱
処理後においても軟磁性合金粉末間絶縁が十分であり、
優れた直流重畳特性、低いコア損失を示すことが分か
る。
圧粉磁芯を作製することにより安価で量産性に優れた複
合磁性材料を実現することができる。
重量%で54.35Fe−45.50Ni−0.15O
のFe−Ni系軟磁性合金粉末を用意した。用意した軟
磁性合金粉末に対して、0.4重量部のシリコーン樹脂
を絶縁材として添加混合した後、(表2)に示すガラス
転移点を有するアクリル樹脂1.0重量部を結着剤とし
て添加混合し、コンパウンドを作製した。得られたコン
パウンドを用い成形圧力:8ton/cm2で加圧成形
を行うことによってトロイダルコアを作製し、その後窒
素雰囲気中にて780℃で1hの熱処理を行い、圧粉磁
芯を作製した。得られた圧粉磁芯について直流重畳特
性、コア損失特性について評価を行った。測定の条件は
上記Fe−Si系軟磁性合金粉末の時と同じ条件にて測
定評価した。
り、Fe−Ni系軟磁性合金粉末を用いた場合において
も良好な直流重畳特性、低いコア損失を示すことが分か
る。
重量%で85.57Fe−9.50Si−4.80Al
−0.13OのFe−Si−Al系軟磁性合金粉末を用
意した。用意した軟磁性合金粉末に対して、0.2重量
部のシリコーン樹脂を絶縁材として添加混合した後、
(表2)に示すガラス転移点を有するアクリル樹脂1.
3重量部を結着剤として添加混合し、コンパウンドを作
製した。得られたコンパウンドを用いて成形圧力:15
ton/cm2で加圧成形を行うことによってトロイダ
ルコアを作製し、窒素雰囲気中にて750℃で1hの熱
処理を行い、圧粉磁芯を作製した。得られた圧粉磁芯に
ついて直流重畳特性、コア損失特性について上記と同じ
条件にて測定、評価を行った。その評価結果を(表3)
に示す。
合金粉末を用いた本発明においても良好な直流重畳特
性、低いコア損失を示すことが分かる。
より本発明の請求項4に記載の発明について説明する。
金粉末の組成が重量%で95.16Fe−4.20Si
−0.32Oであり、(表4)に示す平均粒径のFe−
Si系軟磁性合金粉末を用い、粉末に対しシリコーン樹
脂を0.2重量部、ガラス転移点が−10℃のアクリル
樹脂を1.4重量部添加混合しコンパウンドを作製し
た。得られたコンパウンドを用いて12ton/cm2
の成形条件にて加圧成形を行ってトロイダルコアを作製
し、窒素ガス中にて750℃で1h熱処理し圧粉磁芯を
作製した。得られた圧粉磁芯の直流重畳特性、コア損失
特性について実施の形態1と同じ測定方法で評価を行っ
た。評価結果を(表4)に示す。
において、低損失な軟磁気特性を示すことがわかる。
上100μm以下が好ましい。それは平均粒径が1.0
μmより小さいと高い成形密度が得られないために透磁
率が低下することになり好ましくない。また平均粒径が
100μmより大きくなると高周波域において渦電流損
失が大きくなるので好ましくない。より好ましくは1〜
50μmにおいて優れた軟磁気特性の複合磁性材料を得
ることができる。
より本発明の請求項7に記載の発明について説明する。
工歪みの開放を目的に行うものであり、非酸化性雰囲気
中にて700〜1000℃の温度範囲で行うことが好ま
しい。これは700℃より低いと歪みの開放が不充分と
なり良好な軟磁気特性が得られず、1000℃より高い
と軟磁性合金粉末間の絶縁を十分に保つことができず渦
電流損失の増大を引き起こすことになるからである。
Si−0.2Oの軟磁性合金粉末を用い、この軟磁性合
金粉末に対してシランカップリング剤0.4重量部を絶
縁材として添加し、ガラス転移点が−20℃のアクリル
樹脂1.0重量部を結着剤として添加混合してコンパウ
ンドを作製した。
12ton/cm2の成形条件にて加圧成形を行ってト
ロイダルコアを作製し、窒素中にて(表5)に示す温度
にて45分間の熱処理を行った。得られた圧粉磁芯の直
流重畳特性、コア損失特性について、実施の形態1と同
じ方法を用いて測定評価を行った。その評価結果を(表
5)に示す。
0℃の温度範囲域にて熱処理することにより良好な直流
重畳特性、低いコア損失を有する複合磁性材料の製造方
法を実現することができる。
流重畳特性、コア損失などの軟磁気特性に優れた複合磁
性材料及びその製造方法を提供することが可能となり、
小型で大電流及び高周波領域で使用可能な磁性素子を実
現することができる。
Claims (7)
- 【請求項1】 軟磁性合金粉末と絶縁材とガラス転移点
が0℃以下であるアクリル樹脂を結着剤として含み、加
圧成形した複合磁性材料。 - 【請求項2】 軟磁性合金粉末がFe−Si系、Fe−
Ni系、Fe−Si−Al系の少なくとも1種から選ば
れる請求項1に記載の複合磁性材料。 - 【請求項3】 被成形物中における軟磁性合金粉末の充
填率が体積換算で85%以上である請求項1に記載の複
合磁性材料。 - 【請求項4】 軟磁性合金粉末の平均粒径が1〜100
μmである請求項1に記載の複合磁性材料。 - 【請求項5】 軟磁性合金粉末の酸素含有量が4500
ppm以下である請求項1に記載の複合磁性材料。 - 【請求項6】 絶縁材が絶縁性の酸化物からなる請求項
1に記載の複合磁性材料。 - 【請求項7】 請求項1に記載の被成形物を非酸化性雰
囲気中で700〜1000℃の温度で熱処理する複合磁
性材料の製造方法。
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- 2002-05-24 JP JP2002150305A patent/JP4106966B2/ja not_active Expired - Fee Related
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