JPS6327161B2 - - Google Patents

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JPS6327161B2
JPS6327161B2 JP53018324A JP1832478A JPS6327161B2 JP S6327161 B2 JPS6327161 B2 JP S6327161B2 JP 53018324 A JP53018324 A JP 53018324A JP 1832478 A JP1832478 A JP 1832478A JP S6327161 B2 JPS6327161 B2 JP S6327161B2
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JP
Japan
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log
drive
veneer lace
drive mechanism
veneer
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Katsuji Hasegawa
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Meinan Machinery Works Inc
Original Assignee
Meinan Machinery Works Inc
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Publication date
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Priority to US05/924,891 priority patent/US4269243A/en
Priority to US06/011,548 priority patent/US4262716A/en
Priority to DE2905786A priority patent/DE2905786C2/de
Priority to IT20289/79A priority patent/IT1111041B/it
Publication of JPS54122495A publication Critical patent/JPS54122495A/ja
Publication of JPS6327161B2 publication Critical patent/JPS6327161B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B27WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
    • B27LREMOVING BARK OR VESTIGES OF BRANCHES; SPLITTING WOOD; MANUFACTURE OF VENEER, WOODEN STICKS, WOOD SHAVINGS, WOOD FIBRES OR WOOD POWDER
    • B27L5/00Manufacture of veneer ; Preparatory processing therefor
    • B27L5/02Cutting strips from a rotating trunk or piece; Veneer lathes
    • B27L5/025Nose-bars; Back-up rolls

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Manufacture Of Wood Veneers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新しい駆動原理に基くベニアレースに
関するものである。
従来のベニアレースは、ナイフと固定プレツシ
ヤーバー又はローラーバーによつて切削部が構成
され、切削に要する動力は、専ら原木を把持する
スピンドル先端のチヤツクから、原木自体を介し
て切削部へ伝達されていた為に、後述する種々の
問題点を有していた。
第1に指摘すべきは、硬い原木、芯部の軟らか
い原木、割れや腐れを有する原木等の低質の原木
の切削に不適当であり、チヤツクが空回りして動
力供給が不能化したり、原木が破壊して切削が不
能化する点である。これは太い切削半径の位置に
掛る高い切削抵抗に抗する動力供給が、専ら細い
チヤツクから原木自体を介して行われる為であ
り、而もチヤツクと原木との係合の安定化を目的
とする把持力の増強、或は歩留りの向上を目的と
するチヤツクの小径化は、原木の破壊を促進する
傾向がある。
第2に指摘すべきは、刃詰まりによるトラブル
の発生である。刃詰まりは、原木とプレツシヤー
バーの間、原木の刃物の間、或は刃物とプレツシ
ヤーバーの間に原木の欠片・単板等が詰まる現象
であつて、単板の品質低下、原木の破壊等のトラ
ブルを惹起し、ベニアレースの稼動率を低下させ
る要因となつており、特に割れや腐れを有する原
木に多発する傾向がある。
斯様な従来のベニアレースの欠陥は、単に合板
工場に於ける直接的な諸問題に限らず、既に産
地・合板工場外等で、原木が適・不適として選別
され、廃棄或いは利用価値の低い分野で処理され
ている実状に照らせば、莫大な損失を誘発する致
命的なものであつた。
そこで、例えば「特公昭36−4898号公報」に開
示される如く、走行する無端帯を原木の外周に圧
接して、或は例えば「特開昭49−21798号公報」
に開示される如く、多数の刃物状凸起を有するド
ライブロールを原木の外周に圧接して、原木の外
周からも動力を補給して、先に第1番目に指摘し
た問題点の解消を図らんとする試みも、従来から
成されているが、前記各公報に開示される如く、
無端帯或はドライブロールをナイフの反対側に備
えて、バツクアツプ機能を兼帯させた場合には、
動力を補給する位置と切削抵抗が発生する位置と
が相当離れ、原木自体のかなり長い距離を介して
動力供給が行われる為に、依然として原木の破壊
が惹起される虞を有すると共に、第2番目に指摘
した問題点の解消には何等の作用も及ぼし得ず、
その実施効果は甚だ低いものであつた。
一方、例えば「特開昭50−136795号公報」に開
示される如く、外周面に突刺体を突設したガンギ
ロールを、前記突刺体が原木と単板とを突刺し得
る位置に従動可能に備えて、原木及び原木と単板
との境界付近に割れを生じさせることにより、切
削抵抗を減少させ、スピンドルからの動力供給を
軽減化せんとする試みもあるが、斯様な位置にガ
ンギロールを備えた場合には、切削肌の良化に最
も重要な、ナイフの刃先付近の押圧が些か不完全
となるので、低質の原木ほど、切削肌が劣化する
虞があり、良質な単板の削成には些か不向きであ
る難点を有していた。
本発明は、前記の如き従来の実状を背景に、そ
れら諸問題の合理的な解決を図ることを目的とし
て開発したもので、低質・悪質の原木を小径にま
で安定的に切削して、良質な単板を得ることを可
能化した、新しい駆動原理に基くベニアレースを
提供し、以つて合板工場に於ける単板削成工程の
合理化と、原木の有効利用を図らんとするもので
あり、具体的には、外周に多数の刃部を備えた複
数条の無端状部材と、該無端状部材の刃部を原木
の外周面に刺着させる加圧部材と、前記無端状部
材の駆動機構とを有する原木外周駆動装置を、前
記複数条の無端状部材が原木の長手方向に分散的
に位置し、且つその刃部がナイフの上手の原木外
周面から切削直後の単板までを刺着可能に備える
と共に、無端状部材の分散による空間にプレツシ
ヤーバーを備え、更にスピンドルの駆動機構を備
えて構成したことを特徴とするベニアレースであ
る。
前記の如く構成したベニアレースによれば、原
木外周駆動装置から動力を供給し得るが、その供
給位置が、切削抵抗が発生するナイフの刃先付近
に最も近く、介在する原木自体も最少単位である
から、たとえ低質の原木であつても、従来の如く
動力供給が不能化したり、或は破壊が惹起される
虞が殆どなく、而も無端状部材の刃部の刺着に伴
つて、少なくとも原木に割れが形成されるので、
テンダーライジング効果が奏される外に、切削抵
抗も減少する傾向となり、結果的に、原木を小径
にまで安定的に切削し得る。
また更に外周に多数の刃部を備えた複数条の無
端状部材が切削部を走行して、原木の欠片・単板
等を排除するので、刃詰まりが発生する虞も殆ど
なく、終始トラブルなく効率的にベニアレースを
稼動させることができ、而もプレツシヤーバーが
ナイフの刃先付近を所望通り押圧するので、たと
え低質の原木であつても、従前と同等以上の良好
な切削肌を維持して、良質の単板を削減すること
ができ、総じて合板工場に於ける単板削成工程の
著しい合理化が図り得ると共に、従来不適とされ
ていた原木の有効利用をも図り得るので、本発明
の実施効果は革命的に著大である。
また本発明に係るベニアレースは、前記基本的
構成に基く極めて有効な作用・効果の外に、後述
する種々の態様で実施して、夫々有効な作用・効
果を奏し得るが、それについては、以上説明する
各例毎に順次明らかにされる。
まず本発明に係るベニアレースの新しい動力供
給原理について、第1図乃至第16図を参考に説
明すると、第1図に例示したものは、切削に伴う
原木の小径化に何等支障なく追従し得るよう、原
木外周駆動装置の全てを、移動部材である刃物台
に備えた例である。
図中、1は、スピンドルであつて、常法通り原
木3を把持すると共に、駆動機構2により適宜の
駆動速度で駆動せしめられ、適量の動力を原木3
に供給する。
5は、ナイフであつて、歩送り機構(図示省
略)の作動により、スピンドル1の回転に忠実に
関連して、該スピンドル1の求芯方向へ移動する
刃物台4に固定されており、原木3から単板14
を削成する。
6は、原木外周駆動装置を構成する無端状部材
として用いた、プレート部に多数の刃を形成して
成る無端状のチエーンであつて、刃物台4の上方
へ一体的に又は切削部近傍を中心として揺動可能
に付設された支持台19の適所に夫々配設された
駆動用スプロケツトホイール8、緊張用スプロケ
ツトホイール12、固定案内プレート13、案内
用スプロケツトホイール15等を介して、刃部が
ナイフ5の幾分上手の原木外周面から切削直後の
単板14までを刺着可能な位置に備えられ、原木
外周駆動装置を構成する駆動機構として用いた、
モーター等の駆動源9の動力を原木外周面へ伝達
する。
7は、原木外周駆動装置を構成する加圧部材と
して用いた、加圧用スプロケツトホイールであつ
て、ストツプナツト17によりストツプ位置が変
更可能なブラケツト18を介して、スプリング1
6により概ね原木3の求芯方向へ付勢され、チエ
ーン6を原木外周面へ加圧する。
10は、流体シリンダー等の緊張部材であつ
て、揺動アーム11を介して緊張用スプロケツト
ホイール12を揺動せしめ、チエーン6に適度の
張力を付与する。
本発明に係るベニアレースの新しい動力供給原
理は、例えば斯様に構成した原木外周駆動装置を
用いて実施するもので、切削抵抗に抗する駆動源
9の動力は、駆動用スプロケツトホイール8及び
チエーン6を介して、該チエーン6の刃部から原
木外周面へ供給されるが、図からも明らかな如
く、その供給位置が、切削抵抗が発生するナイフ
5の刃先付近に最も近く、介在する原木自体も最
少単位であるから、たとえ低質の原木3であつて
も、従来の如く動力供給が不能化したり、或は破
壊が惹起される虞が殆どなく、而もチエーン6の
刃部の刺着に伴つて、少なくとも原木3に割れが
形成されるので、テンダーライジング効果が奏さ
れる外に、切削抵抗も減少する傾向となり、結果
的に、原木3を小径にまで安定的に切削し得る。
無論、原木外周駆動装置から切削抵抗に抗する
全ての動力を供給しても差支えないから、それが
可能化する第1図の状態では、スピンドル1の駆
動機構2は必ずしも必要ではないが、原木3の外
周が不定形(非円柱状)である当初状態に於て、
空転を必要とする際には、駆動機構2が有効に作
用し、またたとえ第1図の状態であつても、必要
に応じて、駆動機構2からスピンドル1を介し
て、切削抵抗に抗する動力の一部を供給すること
も可能である。
また前記の如き原木外周面への動力供給形態を
採ることにより、外周に多数の刃部を備えた複数
条の無端状部材が切削部を走行して、原木の欠
片・単板等を排除するので、刃詰まりが発生する
虞も殆どなく、終始トラブルなく効率的にベニア
レースを稼動させることができる。
尚、第1図の例の如く、原木外周駆動装置の全
てを、移動部材である刃物台に備えれば、切削に
伴う原木の小径化に何等支障なく追従し得るので
好便であるが、原木外周駆動装置の形態として
は、各部材の取付けを含めて第1図の例に限るも
のではなく、例えば第2図に例示する如く、プレ
ート部に多数の刃を形成して成る無端状のチエー
ン6を無端状部材として用い、加圧用スプロケツ
トホイール7と駆動源9の駆動用スプロケツトホ
イール8とを介して備えた、極めて単純な構成で
あれば、移動部材以外の、例えばフレーム等の固
定部材に駆動源を離して固定することも容易であ
り、種々の形態で実施して差支えないので、次に
それら各種の変更例に関して補足説明する。
第3図の例は、刃部を備えた無端状部材20
と、定置式の加圧部材21と、駆動機構22とを
有する原木外周駆動装置を、無端状部材20の刃
部がナイフ5の上手の原木外周面から切削直後の
単板14までを刺着可能な位置に備えた例であ
り、また第4図乃至第6図の例は、刃部を備えた
無端状部材20と、原木3の求芯方向へ付勢可能
な加圧部材21と、回転式の案内部材23と、駆
動機構22とを有する原木外周駆動装置を、無端
状部材20の刃部がナイフ5の幾分上手の原木外
周面から少なくとも切削直後の単板14までを刺
着可能な位置に備えた例であつて、いずれも、前
記新しい動力供給原理を支障なく実施するに足り
る構成である。
一方、例えば第7図の例の如く、公知のローラ
ーバー装置24を有する既存のベニアレースに、
刃部を備えた無端状部材20と、定置式の加圧部
材21と、駆動機構22とを有する原木外周駆動
装置を、無端状部材20の刃部がナイフ5の幾分
上手の原木外周面のみを刺着可能な位置に備えた
場合、或は例えば第8図の例の如く、公知の固定
プレツシヤーバー25を有する既存のベニアレー
スに、刃部を備えた無端状部材20と、原木3の
求芯方向へ付勢可能な加圧部材21と、回転式の
案内部材23と、駆動機構22とを有する原木外
周駆動装置を、無端状部材20の刃部がナイフ5
の幾分上手の原木外周面のみを刺着可能な位置に
備えた場合にあつては、動力の供給位置が、切削
抵抗が発生するナイフ5の刃先付近に相当接近す
るので、先記公報類に開示される形式のベニアレ
ースに比べればかなり有益ではあるが、原木外周
駆動装置とナイフとの間で原木が破壊する確率が
少なからずあり、且つ刃詰まりの解消も期待でな
いので、本発明の構成とは似て非である。
ところで、以上説明した新しい動力供給原理
は、本出願人が先に出願した「特開昭53−91499
号公報」に開示される、刃部を備えたロール状の
駆動部材を用いるベニアレースと本質的に類似す
るが、原理を具体的に実施する原木外周駆動装置
に、刃部を備えた無端状部材を用いたことによ
り、該公報のベニアレースを凌ぐ別の利点を有し
得たものである。
即ち、刃部を備えたロール状の駆動部材を用い
ると、常に比較的多数の、例えば三つの刃部が同
時に刺着するような状態で、且つ該三つの刃部を
介してのみ動力の供給が成される状態の連続(繰
返し)であるのに対し、第1図或は第4図乃至第
6図の例の如く、無端状部材と加圧部材を別個に
備えた場合には、比較的少数の、例えば一つの刃
部毎に刺着するような状態で刺着が行い得るの
で、刺着に要する加圧力を減少させて、原木の撓
みを緩和させることができ、削成する単板の厚さ
精度の維持・向上に効果的であり、而も刺着させ
る刃部の総数は任意に設定し得るので、動力の供
給に支障が生じる虞は一切ない。
また他の利点の一つは、刃部を備えたロール状
の駆動部材によれば、刃部相互の位置関係が不動
であるのに対し、無端状部材によれば、必要に応
じて、刃部を刺着させる刺着部と切削部とに於け
る刃部相互の位置関係を任意に変動させることが
でき、それを活用して、少なくとも原木に圧縮又
は引張り作用を付与することが可能となる点であ
る。
詳述すると、第9図に例示する如く、多数の刃
部26を備えた無端状部材20が走行する際に、
円弧に沿つて走行する部位27又はそれに類似す
る部位に於ては、直線的に走行する部位28に比
べて各刃部26相互の先端寄りの間隔が僅かに広
くなる。
そこで、相対的に概ね部位27の状態を開、概
ね部位28の状態を閉と呼称すると、第3図の例
は、刺着部及び切削部のいずれに於ても開であ
り、また第6図の例は、刺着部及び切削部のいず
れに於ても閉であつて、刃部相互の位置関係は殆
ど変化しないが、第4図の例は、刺着部に於ては
閉であり、切削部に於ては開であるから、原木3
と単板14との境界付近に引張りが作用し、また
第5図の例は、刺着部に於ては開であり、切削部
に於ては閉であるから、原木3と単板14との境
界付近に圧縮が作用することになる。
そして、原木3と単板14との境界付近に於け
る引張り作用は、ナイフ5の刃先付近から派生す
る裏割れを単板14側に誘導するので、所謂目彫
れが防止乃至は大幅に低減され、切削肌が良化す
る効果を奏すると共に、テンダーライジング効果
を助長するので有益であり、また原木3と単板1
4との境界付近に於ける圧縮作用は、プレツシヤ
ーバーの作用と同様に、裏割れの発生或は深さを
抑制して、単板の強度及び切削肌を向上させるか
ら有益である。
次に、述上の如き利点を有する無端状部材の態
様に関し、実験を通じて得た有用な例について補
足説明すると、第10図の例は、刃部26と基材
29とを金属製として一体的に成形し、耐久性の
向上を図つたものであり、また第13図の例は、
基材29の刃部26を備えた面と反対側の面に、
凹部31と凸部32を形成して、駆動の確実化を
図つたものである。
また第11図の例は、基材29に針状の刃部2
6と穴30とを備えて成るものであり、該穴30
は、駆動の確実化に有効で、前記凹部に相当し、
他方、針状の刃部は、刺着跡が目立ち難い傾向が
あるので、表層単板等に適用して有益であるが、
いずれにせよ、この例からも明らかなように、本
発明に於ける無端状部材の刃部とは、単に刃物状
を成すものに限定するものではなく、前記針状の
外、それに類する突刺体等を含めた、広義の刺着
用の刃部を全て包含することを明記する。
更に第12図の例は、金属製の線材35を無端
状にし、ウレタンゴム等の耐摩性に優れる材料を
基材29に用いて、金属製の刃部26を一体的に
成形したものであり、第13図の例と同様に、刃
部26を備えた面と反対側の面に、凹部31と凸
部32を形成して、駆動の確実化を図つたが、他
の面、例えば側面に凹凸を形成しても、同様に駆
動の確実化が図り得る。
一方、第14図の例は、先記動力供給原理の説
明に於ける第1図・第2図の例で挙げた、チエー
ン6の一部で、プレート部33に刃部26を形成
したものであり、通常のチエーン(図示省略)に
第15図に例示する如き刃部を有するアタツチメ
ント34を装着する場合を含めて、チエーンを無
端状部材として用いた場合は、交換が容易である
から至便であり、前記第10図乃至第13図の例
に於ても、全体又は刃部が簡単に交換し得るよう
設計的に考慮するのが望ましい。
尚、無端状部材の刃部は、動力の伝達を主目的
とし、副次的にはテンダーライジング効果も期待
できるが、刺着に伴つて単板に刺着跡が残存する
ので、該刺着跡により単板の品質が低下するよう
な過度の刺着は避けるのが好ましく、小さな力で
刺着でき、原木の繊維と直交方向に大きな剪断力
が得られる形態が最良であり、第16図に代表的
に挙げた形状を図示矢印方向に走行させて実験し
た結果、以下述べる性質が判明した。
即ち、第16図bの例は、原木の刺着時に不利
な勝手となる反面、原木又は単板からの離脱時に
は有利であり、また第16図cの例は、当然その
逆になり、更に第16図aの例は、両者の中間の
性質を示すが、いずれもその刃角を、10゜〜35゜程
度に設計して、実用上支障なかつた。
但し、所望通りの動力供給が成し得るか否かに
ついては、突刺する刃部の厚さ(刃の幅)、総数
等にも関係するので、各刃部の厚さ、間隔(走行
方向のピツチ)、各無端状部材の分散度合(原木
の長手方向のピツチ)等を併せて考慮し、所望動
力に対応する所用総数の刃部が刺着されるよう、
実験的に選定して構成するのが好ましい。
因に、第16図aの形状で、刃角を25゜とした
厚さ2mmの刃部を用いた場合に、約10mm幅の原木
を切削することが可能であつたが、刃部の厚さを
倍にしても、切削可能な原木の幅は必ずしも倍に
はならずに、それ以下となる傾向があり、また各
無端状部材の分散度合が比較的密である場合も、
各刃部の駆動力が単純に加算されない傾向があ
る。これは、繊維方向とそれと直交方向とに強度
の異方性を有する木材特有の性質と、本発明に係
る動力供給原理とが密接に関係する故であり、原
木の長手方向に対する刃部の合計幅と、該刃部に
よつて供給可能な動力の合計とが必ずしも比例し
ない特性を裏づけるもので、無端状部材を原木の
長手方向に分散させる意義は、この特性を有効に
活用する点にある。他方、原木の円周方向に対す
る刃部の増加は、確実に供給可能な動力の加算的
増加につながるので有効であり、先述の如く、比
較的少数の刃部毎に刺着が行い得、而も刺着させ
る刃部の総数を任意に設定することが可能な利点
を有する無端状部材を用いた意義も、この特性に
都合良く適合するものである。
無論、斯様な刃部の刺着態様を実現する為の加
圧部材及び案内部材の形状や、それを駆動する駆
動機構の形状等に特段の制約がないことはいうま
でもなく、例えば加圧部材及び案内部材は、固定
式(摺動式)又は回転式のいずれであつても、要
は所望の刃部を案内・刺着し得れば足り、また駆
動機構も、例えば加圧部材を介して無端状部材を
直接的に駆動するよう構成しても、要は無端状部
材を所望の速度で駆動し得れば足りる。
尚、厳密には、原木自体の硬度も、駆動に関連
すると考えられたが、原木の硬度が向上して切削
抵抗が増大すると、木材繊維と直交方向の剪断力
を活用する刃部による供給可能な動力も比例的に
増大する傾向があるので、原木自体の硬軟には然
程影響されないことが判明した。
以上が、本発明に係る新しい動力供給原理、及
びそれを実施するのに用いる各部材の、基本的実
例と一部の変更例の説明であるが、各種の駆動機
構を含めた他の変更例等については後に言及する
ものとして、次に本発明に係るベニアレースの実
施例について説明する。
本発明に係るベニアレースは、先述の如き原木
外周駆動装置を備えて構成するが、実際的には、
例えば第18図に例示する如く、無端状部材41
の複数条を原木3の長手方向に分散状に配設し、
而も分散による空間(望ましくは、分散による全
ての空間)にプレツシヤーバー41を備えて構成
するものである。
斯様に構成したベニアレースによれば、無端条
部材を介して、先に動力供給原理の説明で明らか
にした効果的な動力供給が成されるので、原木を
小径にまで安定的に切削することと、刃詰まりの
殆どない切削とが可能になるのに加えて、前記プ
レツシヤーバーがナイフの刃先付近を所望通り押
圧するので、たとえ低質の原木であつても、従前
と同等以上の良好な切削肌を維持して、良質の単
板を削成することが可能となり、総じて合板工場
に於ける単板削成工程の著しい合理化が図り得る
と共に、従来不適とされていた原木の有効利用を
も図り得るので、本発明の実施効果は革命的に著
大である。
尚、プレツシヤーバーの配設形態としては、原
木の長手方向に一様に連なる従前のプレツシヤー
バーと同様に、固定的に配設する形態の外に、効
果的な配設形態として、弾性的に保持する形態が
挙げられるので、以下詳述する。
原木とプレツシヤーバーとの間に原木の欠片が
介入して刃詰まりが発生する間際に、プレツシヤ
ーバーが固定的に配設されていると、欠片が楔の
如く詰まるので、たとえ小さな欠片であつても頑
強に挟持され、無端状部材による排除の確率も低
下する。ところが、プレツシヤーバーを弾性的に
保持すれば、欠片の挟持力が制約されるので、原
木の回転に伴つて欠片が通過する確率が高く、無
端状部材による排除との相乗作用を得て、刃詰ま
りが皆無となるので効果的であり、更にその外に
も、削成する単板の厚さを変更する際に、プレツ
シヤーバーの微調整が不用となり、或は刃物台の
送りネジのバツクラツシユを抑制するなどの利点
を有する。
即ち、例えば第17図の例の如く、多数の刃部
を備えた無端状のチエーン6の複数条を、第1図
の例と同様に、駆動用スプロケツトホイール8、
緊張用スプロケツトホイール12、固定案内プレ
ート12、案内用スプロケツトホイール15等を
介して、刃部がナイフ5の幾分上手の原木外周面
から切削直後の単板14までを刺着可能に位置せ
しめて、原木3の長手方向に分散状に配設すると
共に、調整バー39の調整によつて、支持台19
に対するストツプ位置が変更可能なブラケツト3
7を介して、スプリング38により原木3の求芯
方向へ付勢される板バネ状の固定プレツシヤーバ
ー36を、無端状のチエーン6の分散による空間
に備えて構成した例が挙げられる。
斯様な構成によれば、固定プレツシヤーバー3
6が板バネ状であり、而もスプリング38で付勢
されることにより、外力に対して弾性変位可能と
なるので、原木3との間に欠片等が介入しても排
除され易く、また単板14の厚さの変更に厳密に
位置を追従させる必要もなく、原木表面の凹凸に
追従するので切削肌も良化し、更には外力の増大
に比例して反発力も増大するので、間接的に刃物
台に取付けた場合には、送りネジのバツクラツシ
ユを抑制する作用も成し、固定的に備える場合に
比べて有効である。
また第17図の例の如く、二段階に弾性的に保
持すれば、弾性変位範囲が著しく増大し、異常荷
重等に起因するプレツシヤーバー自体の損傷を予
防し得るので一層有効ではあるが、例えば第19
図の例の如く、板バネ状の固定プレツシヤーバー
44を保持する、或は例えば第20図の例の如
く、板バネ状のホルダー45により支持したピン
47にミニチユアベアリング46を嵌入して成る
ローラーバーを保持する保持台43を、たとえ支
持台等に固定的に備えても、前記主要な作用の遂
行には殆ど支障なく、要は弾性的に保持すれば足
りる。
次に第21図の例は、無端状部材の刃部から円
滑に単板を離脱させるべく、単板ガイドを付設し
て構成した変更例であり、第17図の例の構成に
更に加えて、通過する単板14の裏面側には、該
裏面と密接又は近接するガイド面を有する下単板
ガイド48を、刃物台4の上部に、また表面側に
は、チエーン6の内方から外方へ突出して、前記
下単板ガイド48のガイド面の後端に覆い被さる
よう位置づけられたガイド面を有し、而も該ガイ
ド面が調節ネジ50によつて調節可能な上単板ガ
イド49を、分散によるチエーン6の空間を利用
して支持台19の下部に、夫々付設して構成した
ものである。
先に動力供給原理で説明した如く、少なくとも
原木に対する刃部の刺着に伴つて、削成される単
板にはテンダーライジング処理が施され、また無
端状部材の走行方向が変化する部位に於ては遠心
力も作用するので、無端状部材の刃部からの単板
の自然離脱は必ずしも困難ではないが、単板ガイ
ドを備え、ガイド面に沿わせて離脱させれば一層
適確であり、特に第21図の例の如き単板ガイド
を備えて、離脱時に単板を図の向きに強制的に屈
曲せしめれば、テンダーライジング効果が助長さ
れるので有益である。
但し、第21図の例に於ける上単板ガイドのみ
を単独で備えた場合にあつても、離脱に伴つて単
板が屈曲せしめられる傾向となるので、程度の差
はあつても同様の作用が成され、例えば第22図
の例の如く、原木外周駆動装置の無端状部材20
を、ベニアレースの後位に位置するコンベア52
上まで延在させると共に、無端状部材20の内方
から外方へ突出するガイド面を有する単板ガイド
51を備えて、離脱を実施した場合にも、単板1
4が屈曲せしめられれば、テンダーライジング効
果が助長される。
扨て、次に原木外周駆動装置の駆動機構とスピ
ンドルの駆動機構との関係について言及すると、
仮に原木が当初からほぼ円柱状であれば、原木外
周駆動装置のみによつて切削を行うことが可能で
あることは、先に動力供給原理で説明した通りで
あるが、実際の原木は、第23図の如く外周が不
定形であつたり、或は第24図の如く既に損壊し
たものの一部であつたり、更には第25図の如く
腐れ53以外の部分を把持することが必要不可欠
であるものなどが大多数であるから、加圧部材又
は案内部材の付勢による原木求芯方向寄りの無端
状部材の変則走行だけで、それらを全て支障なく
切削することは実質的に不可能である。
故に、本発明に係るベニアレースに於ては、原
木外周駆動装置の外に、スピンドルの駆動機構を
備え、必要に応じて、空転等を成し得るよう構成
したが、いずれの駆動機構から如何程の動力を供
給するかなどの点を含めて、各駆動機構の調和を
図る必要が生じるので、第26図に於て、スピン
ドルの駆動機構を54、刃物台の位置検出器を5
5、原木外周駆動装置の駆動機構56をとして模
式的に表示したベニアレースを参考に、各種調和
形態について説明する。
第27図の例は、モーター等の駆動源57とト
ルクリミツター等のトルク制限機構59とから成
るスピンドルの駆動機構54を、モーター等の駆
動源58単独で成る原木外周駆動装置の駆動機構
56と組合わせた例であつて、前記トルク制限機
構59の伝達トルクを調整することによつて、ス
ピンドルからの供給動力を任意に変更・設定する
ことができ、原木の空転も、調整した伝達トルク
の範囲内で実施し得るが、この方式の変更例とし
ては、例えば電磁クラツチ等の各種の機械的又は
電気的な伝達トルク或は動力の制限機構が、他に
も市場に豊富にあるので、それらを適宜用いて差
支えなく、勿論、原木外周駆動装置の駆動機構側
に備える例、或は双方の駆動機構に備える例も挙
げられる。
第28図の例は、駆動源57とクラツチ60と
から成るスピンドルの駆動機構54を、駆動源5
8と電流検出器61とから成る原木外周駆動装置
の駆動機構56と組合わせた例であり、前記駆動
源58の消費電流の安定化を電流検出器61で検
出して、実質的に原木の円柱化を検出し、該検出
信号に基いてクラツチ60の接続を解除すること
によつて、スピンドルからの動力供給を空転必要
時のみに制約することができるが、この方式の変
更例としては、前記電流検出器61に代る、各種
の判別機構を適宜用いる例が挙げられる。
第29図の例は、駆動源57と該駆動源57の
回転数の制御機構62とから成るスピンドルの駆
動機構54を、駆動源58単独で成る原木外周駆
動装置の駆動機構56と組合わせ、更に前記制御
機構62の信号源に刃物台の位置検出器55を用
いた例であつて、該位置検出器55の検出信号に
基いて該当する位置に於ける実質的な原木の周速
を算定し、而も該周速に一致させるべく駆動源5
7の回転数を制御機構62で制御することによつ
て、スピンドルの駆動機構54と原木外周駆動装
置の駆動機構56の駆動速度の同調を図ることが
できるが、この方式の変更例としては、原木外周
駆動装置の駆動機構側に於て回転数の制御を行う
例、或は双方の駆動機構に於て同期的に回転数の
制御を行う例が挙げられる。
第30図の例は、駆動源57と該駆動源57の
回転数の制御機構62とオーバーランニング機構
63とから成るスピンドルの駆動機構54を、駆
動源58単独で成る原木外周駆動装置の駆動機構
56と組合わせ、更に制御機構62の信号源に刃
物台の位置検出器55を用いた例であつて、該位
置検出器55の検出信号に基いて該当する位置に
於ける実質的な原木の周速を算定し、而も該周速
を任意量だけ下回るべく駆動源57の回転数を制
御機構62で制御することによつて、空転時に
は、スピンドル単独で、また原木外周駆動装置が
作動する切削時には、オーバーランニング機構6
3の作用によりスピンドルの動力供給を断つて、
原木外周駆動装置単独で、夫々原木を回転させる
ことができる。
第31図の例は、駆動源57と該駆動源57の
回転数の制御機構62とトルク制限機構59又は
動力制限機構(図示省略)とから成るスピンドル
の駆動機構54を、駆動源58とオーバーランニ
ング機構63とから成る原木外周駆動装置の駆動
機構56と組合わせ、更に制御機構62の信号源
に刃物台の位置検出器55を用いた例であつて、
該位置検出器55の検出信号に基いて該当する位
置に於ける実質的な原木の周速を算定し、而も該
周速を任意量だけ上回るべく駆動源57の回転数
を制御機構62で制御すると共に、トルク制限機
構59の伝達トルク又は動力制限機構の伝達動力
を一定以下に制限することによつて、空転時に
は、スピンドル単独で、また空転時から切削への
切変り時に際しては、オーバーランニング機構6
3の作用により原木外周駆動装置の駆動機構56
とスピンドルの駆動機構54との相互干渉を回避
しつつ、原木の回転エネルギーをも利用して、更
に切削時には、スピンドルによる供給動力の不足
分を原木外周駆動装置から主体的に補充して、
夫々原木を回転させることができる。
尚、前記各実施例の内で、原木外周駆動装置の
駆動機構側に於て回転数の制御を行う場合以外
は、原木外周駆動装置の無端状部材を一定速度で
駆動する駆動機構を用いれば、単板の削成速度が
一定化するので、後処理工程等の合理化に至便で
あり、而も安価な汎用モーターが使用できるの
で、コストの低減にも有益である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明を説明する為のものであつて、第
1図は本発明に係るベニアレースの動力供給原理
を説明する為の原木外周駆動装置の側面説明図、
第2図乃至第6図は本発明に係るベニアレースの
原木外周駆動装置の他の実施例の側面説明図、第
7図及び第8図は本発明とは別異の位置に原木外
周駆動装置を備えたベニアレースの側面説明図、
第9図は無端状部材の側面説明図、第10図乃至
第14図は無端状部材の部分斜視説明図、第15
図はアタツチメントの斜視説明図、第16図は無
端状部材の刃部の斜視説明図、第17図は本発明
に係るベニアレースの側面説明図、第18図は本
発明に係るベニアレースの部分斜視説明図、第1
9図及び第20図はプレツシヤーバーの側面説明
図、第21図及び第22図は単板ガイドを付設し
た変更例の側面説明図、第23図乃至第25図は
原木の側面説明図、第26図乃至第31図は各駆
動機構を模式的に表示した略式説明図である。 1……スピンドル、2,54……スピンドルの
駆動機構、3……原木、4……刃物台、5……ナ
イフ、6……チエーン、7……加圧用スプロケツ
トホイール、9,58……原木外周駆動装置の駆
動源、13……固定案内プレート、14……単
板、19……支持台、20,41……無端状部
材、21,42……加圧部材、22,56…原木
外周駆動装置の駆動機構、23……回転式の案内
部材、26……無端状部材の刃部、29……無端
状部材の基材、31……無端状部材の凹部、32
……無端状部材の凸部、36,44……固定用プ
レツシヤーバー、48……下単板ガイド、49…
…上単板ガイド、52……コンベア、55……刃
物台の位置検出器、57……スピンドルの駆動
源、59……トルク制限機構、60……クラツ
チ、61……電流検出器、62……回転数の制御
機構、63……オーバーランニング機構。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 外周に多数の刃部を備えた複数条の無端状部
    材と、該無端状部材の刃部を原木の外周面に刺着
    させる加圧部材と、前記無端状部材の駆動機構と
    を有する原木外周駆動装置を、前記複数条の無端
    状部材が原木の長手方向に分散的に位置し、且つ
    その刃部がナイフの上手の原木外周面から切削直
    後の単板までを刺着可能に備えると共に、無端状
    部材の分散による空間にプレツシヤーバーを備
    え、更にスピンドルの駆動機構を備えて構成した
    ことを特徴とするベニアレース。 2 原木外周駆動装置を刃物台等の移動部材に備
    えて成る特許請求の範囲第1項に記載するベニア
    レース。 3 無端状部材の刃部の並び状態が、原木刺着部
    に於て閉であり、切削部に於ても閉であるべく構
    成した原木外周駆動装置を用いて成る特許請求の
    範囲第1項又は第2項に記載するベニアレース。 4 無端状部材の刃部の並び状態が、原木刺着部
    に於て開であり、切削部に於ても開であるべく構
    成した原木外周駆動装置を用いて成る特許請求の
    範囲第1項又は第2項に記載するベニアレース。 5 無端状部材の刃部の並び状態が、原木刺着部
    に於ては閉であり、切削部に於ては開であるべく
    構成した原木外周駆動装置を用いて成る特許請求
    の範囲第1項又は第2項に記載するベニアレー
    ス。 6 無端状部材の刃部の並び状態が、原木刺着部
    に於ては開であり、切削部に於ては閉であるべく
    構成した原木外周駆動装置を用いて成る特許請求
    の範囲第1項又は第2項に記載するベニアレー
    ス。 7 固定プレツシヤーバーを配して成る特許請求
    の範囲第1項から第6項のいずれかに記載するベ
    ニアレース。 8 弾性的に保持した固定プレツシヤーバーを配
    して成る特許請求の範囲第7項に記載するベニア
    レース。 9 回転自在なローラーバーを配して成る特許請
    求の範囲第1項から第6項のいずれかに記載する
    ベニアレース。 10 弾性的に保持した回転自在なローラーバー
    を配して成る特許請求の範囲第9項に記載するベ
    ニアレース。 11 適宜な材質の無端ベルトに金属製の刃を植
    設して一体化構造とした無端状部材を用いて成る
    特許請求の範囲第1項から第10項のいずれかに
    記載するベニアレース。 12 金属製の線材を無端状に配して金属製の刃
    とウレタンゴムを用いて一体的に結合させて構成
    した無端状部材を用いて成る特許請求の範囲第1
    項から第10項のいずれかに記載するベニアレー
    ス。 13 刃部を備えた面以外の面に、凹凸を形成し
    て構成した無端状部材を用いて成る特許請求の範
    囲第1項から第12項のいずれかに記載するベニ
    アレース。 14 一面に刃部を、他の面に凹凸を一体的に形
    成した金属製無端ベルトを無端状部材として用い
    て成る特許請求の範囲第1項から第10項のいず
    れかに記載するベニアレース。 15 無端状のチエーンのプレート部に刃を形成
    して構成した無端状部材を用いて成る特許請求の
    範囲第1項から第10項のいずれかに記載するベ
    ニアレース。 16 無端状のチエーンに刃を形成したアタツチ
    メントを脱着自在に付設した無端状部材を用いて
    成る特許請求の範囲第1項から第10項のいずれ
    かに記載するベニアレース。 17 伝達トルク又は伝達動力容量を一定以下に
    制限する電気的又は機械的機構を含む駆動機構
    を、原木外周駆動装置の駆動機構として用いて成
    る特許請求の範囲第1項から第16項のいずれか
    に記載するベニアレース。 18 伝達トルク又は伝達動力容量を一定以下に
    制限する電気的又は機械的機構を含む駆動機構
    を、スピンドルの駆動機構として用いて成る特許
    請求の範囲第1項から第17項のいずれかに記載
    するベニアレース。 19 原木切削時にスピンドルへの動力供給を解
    除する電気的又は機械的機構を含む駆動機構を、
    スピンドルの駆動機構として用いて成る特許請求
    の範囲第1項から第18項のいずれかに記載する
    ベニアレース。 20 駆動速度を変換する電気的又は機械的機構
    を含む駆動機構を、スピンドルの駆動機構として
    用いて成る特許請求の範囲第1項から第19項の
    いずれかに記載するベニアレース。 21 スピンドルによる原木の外周速度を原木外
    周駆動装置の無端状部材の駆動速度よりも任意量
    下回らせる回転数の電気的又は機械的制御機構
    と、オーバーランニング機構とを含む駆動機構
    を、スピンドルの駆動機構として用いて成る特許
    請求の範囲第1項から第16項のいずれかに記載
    するベニアレース。 22 スピンドルによる原木の外周速度を原木外
    周駆動装置の無端状部材の駆動速度よりも任意量
    上回らせる回転数の電気的又は機械的制御機構
    と、伝達トルク又は伝達動力容量を一定以下に制
    限する電気的又は機械的機構を含む駆動機構を、
    スピンドルの駆動機構として用い、オーバーラン
    ニング機構を含む駆動機構を、原木外周駆動装置
    の駆動機構として用いて成る特許請求の範囲第1
    項から第16項のいずれかに記載するベニアレー
    ス。 23 無端状部材を一定速度で駆動する駆動機構
    を、原木外周駆動装置の駆動機構として用いて成
    る特許請求の範囲第1項から第22項のいずれか
    に記載するベニアレース。 24 駆動速度を変換する電気的又は機械的機構
    を含む駆動機構を、原木外周駆動装置の駆動機構
    として用いて成る特許請求の範囲第1項から第2
    2項のいずれかに記載するベニアレース。
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