JP2759357B2 - 外周駆動型ベニヤレースに於ける駆動ロールの加圧方法 - Google Patents
外周駆動型ベニヤレースに於ける駆動ロールの加圧方法Info
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- JP2759357B2 JP2759357B2 JP1297000A JP29700089A JP2759357B2 JP 2759357 B2 JP2759357 B2 JP 2759357B2 JP 1297000 A JP1297000 A JP 1297000A JP 29700089 A JP29700089 A JP 29700089A JP 2759357 B2 JP2759357 B2 JP 2759357B2
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- B27—WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
- B27L—REMOVING BARK OR VESTIGES OF BRANCHES; SPLITTING WOOD; MANUFACTURE OF VENEER, WOODEN STICKS, WOOD SHAVINGS, WOOD FIBRES OR WOOD POWDER
- B27L5/00—Manufacture of veneer ; Preparatory processing therefor
- B27L5/02—Cutting strips from a rotating trunk or piece; Veneer lathes
- B27L5/025—Nose-bars; Back-up rolls
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B27—WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
- B27L—REMOVING BARK OR VESTIGES OF BRANCHES; SPLITTING WOOD; MANUFACTURE OF VENEER, WOODEN STICKS, WOOD SHAVINGS, WOOD FIBRES OR WOOD POWDER
- B27L5/00—Manufacture of veneer ; Preparatory processing therefor
- B27L5/02—Cutting strips from a rotating trunk or piece; Veneer lathes
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は外周駆動型ベニヤレースに於ける駆動ロール
の加圧方法の改善に関する。
の加圧方法の改善に関する。
近年、例えば本出願人の出願に係る「ベニヤレース」
(特公昭56−16729号公報)・「ベニヤレース」(特公
昭59−19007号公報)・「外周駆動型ベニヤレース」
(特公昭59−28444号公報)等に開示する如く、旋削直
前の原木外周部と係合する駆動ロールを備え、原木の旋
削に要する動力の少なくとも一部を、前記駆動ロールを
介して原木外周部から供給すべく構成した外周駆動型ベ
ニヤレースが実用化され、専らスピンドルを介して原木
の軸芯部から動力を供給する旧来のベニヤレースの欠点
であった、原木の損壊・刃口部の刃詰まり等のトラブル
の発生が防止乃至は大幅に低減され、従前では忌避され
ていた低質原木の活用が容易化した。
(特公昭56−16729号公報)・「ベニヤレース」(特公
昭59−19007号公報)・「外周駆動型ベニヤレース」
(特公昭59−28444号公報)等に開示する如く、旋削直
前の原木外周部と係合する駆動ロールを備え、原木の旋
削に要する動力の少なくとも一部を、前記駆動ロールを
介して原木外周部から供給すべく構成した外周駆動型ベ
ニヤレースが実用化され、専らスピンドルを介して原木
の軸芯部から動力を供給する旧来のベニヤレースの欠点
であった、原木の損壊・刃口部の刃詰まり等のトラブル
の発生が防止乃至は大幅に低減され、従前では忌避され
ていた低質原木の活用が容易化した。
また更に、例えば「ベニアレース」(特公昭61−2180
8号公報)に開始する如く、原木外径の変化に追従して
駆動ロールが変位するよう構成し、原木と駆動ロールの
係合度合の安定化を図る改良技術も開発したが、斯様な
改良技術のみでは、原木一本毎の性状の差異、或は一本
の原木の周辺部と芯部の硬度差等に適切に対応させるに
は些か不十分であった。
8号公報)に開始する如く、原木外径の変化に追従して
駆動ロールが変位するよう構成し、原木と駆動ロールの
係合度合の安定化を図る改良技術も開発したが、斯様な
改良技術のみでは、原木一本毎の性状の差異、或は一本
の原木の周辺部と芯部の硬度差等に適切に対応させるに
は些か不十分であった。
そこで更に、前記駆動ロールを所定の複数箇所に於
て、任意の加圧力を以って原木求芯方向へ加圧すべく構
成し、原木全体の性状等に応じて前記加圧力を増減する
ことにより、係合度合の適正化を図る開発も引続き試み
て、相応の成果を確認し、先に「外周駆動型ベニヤレー
ス」(実願平1−54647号)に於て、その実施に好適な
機構を提案するに至ったが、たとえ斯様な構成を採って
も、単に所定の複数箇所に於ける駆動ロールへの加圧力
を画一的に増減するだけでは、時として、駆動ロールの
原木に対する係合度合が偏る不都合の生じることが、本
発明の開発過程で判明した。
て、任意の加圧力を以って原木求芯方向へ加圧すべく構
成し、原木全体の性状等に応じて前記加圧力を増減する
ことにより、係合度合の適正化を図る開発も引続き試み
て、相応の成果を確認し、先に「外周駆動型ベニヤレー
ス」(実願平1−54647号)に於て、その実施に好適な
機構を提案するに至ったが、たとえ斯様な構成を採って
も、単に所定の複数箇所に於ける駆動ロールへの加圧力
を画一的に増減するだけでは、時として、駆動ロールの
原木に対する係合度合が偏る不都合の生じることが、本
発明の開発過程で判明した。
即ち、駆動に要する機器類を含めた装置の簡素化から
すると、駆動ロールは、仕様に適合した最長原木の長さ
に相当する係合長さを有する一本状と成し、その両端側
二箇所のみで保持して加圧するのが望ましいが、仮に斯
様に構成しても、前記二箇所の加圧力を均等に設定した
ままでは、例えば四尺用ベニヤレースの定規側を基準に
三尺原木を旋削する場合の如く、原木の把持位置が偏る
場合には、必然的に、駆動ロールの原木に対する係合度
合に偏りが生じる。
すると、駆動ロールは、仕様に適合した最長原木の長さ
に相当する係合長さを有する一本状と成し、その両端側
二箇所のみで保持して加圧するのが望ましいが、仮に斯
様に構成しても、前記二箇所の加圧力を均等に設定した
ままでは、例えば四尺用ベニヤレースの定規側を基準に
三尺原木を旋削する場合の如く、原木の把持位置が偏る
場合には、必然的に、駆動ロールの原木に対する係合度
合に偏りが生じる。
また現実には、配設位置が刃口部近傍に限定されるの
で、配設し得る駆動ロールの太さは制約を受け、それに
伴って剛性も一定限度以下に制限されるから、前記の如
く一本状の駆動ロールを、両端側二箇所のみで加圧する
形態を採ると、中間部に撓みが発生する傾向があり、長
尺用ベニヤレース等に於ける駆動ロールの撓みを実用的
な範囲に留め、駆動ロールの原木に対する係合度合を平
均化させる為には、例えば一本状の駆動ロールの両端側
二箇所に加えて、中間部の適数箇所も加圧するか、若し
くは駆動ロールを複数本に分割(但し、装置の簡素化か
らすると、分割数は可及的に少ない方が望ましい)し、
該分割した小ロール毎に適数箇所で加圧する形態を採る
のが好ましい。
で、配設し得る駆動ロールの太さは制約を受け、それに
伴って剛性も一定限度以下に制限されるから、前記の如
く一本状の駆動ロールを、両端側二箇所のみで加圧する
形態を採ると、中間部に撓みが発生する傾向があり、長
尺用ベニヤレース等に於ける駆動ロールの撓みを実用的
な範囲に留め、駆動ロールの原木に対する係合度合を平
均化させる為には、例えば一本状の駆動ロールの両端側
二箇所に加えて、中間部の適数箇所も加圧するか、若し
くは駆動ロールを複数本に分割(但し、装置の簡素化か
らすると、分割数は可及的に少ない方が望ましい)し、
該分割した小ロール毎に適数箇所で加圧する形態を採る
のが好ましい。
ところが、仮に斯様な形態を採っても、前記同様原木
の把持位置が偏れば、必然的に、駆動ロールの原木に対
する係合度合に偏りが生じるのは勿論のこと、たとえ原
木の把持位置が偏らないよう、ベニヤレースの真中を基
準として原木を把持するようにしても、例えば八尺用ベ
ニヤレースの真中を基準に六尺原木を把持して旋削する
場合の如く、原木の長さが変った場合には、やはり係合
度合に偏りが生じる。
の把持位置が偏れば、必然的に、駆動ロールの原木に対
する係合度合に偏りが生じるのは勿論のこと、たとえ原
木の把持位置が偏らないよう、ベニヤレースの真中を基
準として原木を把持するようにしても、例えば八尺用ベ
ニヤレースの真中を基準に六尺原木を把持して旋削する
場合の如く、原木の長さが変った場合には、やはり係合
度合に偏りが生じる。
因に、例えば一本状の駆動ロールを、両端側二箇所と
中央部一箇所との三箇所で加圧し、最長原木を旋削する
場合に、各箇所の好ましい加圧力の比は、概ね1:10/3:1
であり、或は例えば中央にて二分割した駆動ロールの全
体を、両端側二箇所と中央部二箇所との四箇所で加圧す
る際の好ましい比は、1:1:1:1となるが、いずれにして
も、斯様な比の設定の基に、最長原木よりも短い原木を
旋削すると、当然、該原木の両端側寄りの部分の係合度
合が中央付近と比べて相対的に過剰となることは容易に
理解されるであろう。
中央部一箇所との三箇所で加圧し、最長原木を旋削する
場合に、各箇所の好ましい加圧力の比は、概ね1:10/3:1
であり、或は例えば中央にて二分割した駆動ロールの全
体を、両端側二箇所と中央部二箇所との四箇所で加圧す
る際の好ましい比は、1:1:1:1となるが、いずれにして
も、斯様な比の設定の基に、最長原木よりも短い原木を
旋削すると、当然、該原木の両端側寄りの部分の係合度
合が中央付近と比べて相対的に過剰となることは容易に
理解されるであろう。
また一方、前記公報類に開示される如く、外周部に多
数の突刺体を備える等して、一部が原木に没入係合する
よう構成した駆動ロールは、周面が滑らかな駆動ロール
に比べて、駆動力の伝達性等に優れるので実用的である
が、仮に斯様に構成すると、原木の硬度によって没入深
さに差異が生じるのに対し、例えば松原木等には一部に
集中的に硬質の節が存在するので、該節が集中的に存在
する部分とその他の部分とに於て、係合度合に偏りが生
じることもある。
数の突刺体を備える等して、一部が原木に没入係合する
よう構成した駆動ロールは、周面が滑らかな駆動ロール
に比べて、駆動力の伝達性等に優れるので実用的である
が、仮に斯様に構成すると、原木の硬度によって没入深
さに差異が生じるのに対し、例えば松原木等には一部に
集中的に硬質の節が存在するので、該節が集中的に存在
する部分とその他の部分とに於て、係合度合に偏りが生
じることもある。
述上の如き種々の係合度合の偏りは、単板品質の劣化
・原木の損壊等の弊害の誘因となる故に、それを予防・
軽減すべく本発明を開発したものであり、具体的には、
一本状又は分割状の駆動ロールを所定の複数箇所に於
て、夫々個別に原木求芯方向へ任意の加圧力を以って加
圧可能に構成し、原木の長さ・把持位置・硬さ等の旋削
条件に適合させて、前記各箇所に於ける駆動ロールへの
加圧力の比を調整することを特徴とする加圧方法を提案
する。
・原木の損壊等の弊害の誘因となる故に、それを予防・
軽減すべく本発明を開発したものであり、具体的には、
一本状又は分割状の駆動ロールを所定の複数箇所に於
て、夫々個別に原木求芯方向へ任意の加圧力を以って加
圧可能に構成し、原木の長さ・把持位置・硬さ等の旋削
条件に適合させて、前記各箇所に於ける駆動ロールへの
加圧力の比を調整することを特徴とする加圧方法を提案
する。
斯様な加圧方法によれば、前記各箇所に於ける加圧力
の比の調整に伴い、原木と駆動ロールの係合度合の偏り
が予防・軽減され、前記弊害も低減されるので効果的で
ある。
の比の調整に伴い、原木と駆動ロールの係合度合の偏り
が予防・軽減され、前記弊害も低減されるので効果的で
ある。
以下、本発明を図面に例示した実施の一例に基いて更
に詳述する。
に詳述する。
第1図は本発明の実施に用いる外周駆動型ベニヤレー
スの側断面説明図であり、第2図は部分正面説明図であ
る。
スの側断面説明図であり、第2図は部分正面説明図であ
る。
図中、Aは、外周に多数の突刺体2aを有する複数の丸
鋸状の駆動部材2と、適宜幅を有する複数のスペーサー
リング3とを、軸部1へ交互に嵌装し、締付ナット(図
示省略)等を用いて軸芯方向に締付けて(好ましくは、
キー止め等の回止め手段を併用して)固定した一本状又
は分割状の駆動ロールであって、後述する軸受Bを介し
て、前記突刺体2aが旋削直前の原木外周部を突刺可能な
位置(実施例は、締付具8にて鉋台9に締付固定された
単板切削用刃物7の刃先直前の原木5の外周部と、切削
直後の単板6との双方を突刺可能な位置)に備えられ、
減速機付電動機等から成る駆動源10の駆動作用を得て、
図示矢印方向へ駆動され、原木5の旋削に要する動力の
少なくとも一部を旋削直前の原木外周部へ供給する。
鋸状の駆動部材2と、適宜幅を有する複数のスペーサー
リング3とを、軸部1へ交互に嵌装し、締付ナット(図
示省略)等を用いて軸芯方向に締付けて(好ましくは、
キー止め等の回止め手段を併用して)固定した一本状又
は分割状の駆動ロールであって、後述する軸受Bを介し
て、前記突刺体2aが旋削直前の原木外周部を突刺可能な
位置(実施例は、締付具8にて鉋台9に締付固定された
単板切削用刃物7の刃先直前の原木5の外周部と、切削
直後の単板6との双方を突刺可能な位置)に備えられ、
減速機付電動機等から成る駆動源10の駆動作用を得て、
図示矢印方向へ駆動され、原木5の旋削に要する動力の
少なくとも一部を旋削直前の原木外周部へ供給する。
Bは、前記駆動ロールAの軸部1を回転可能に保持す
る自動調心型ベアリング等を内蔵した複数個の軸受であ
って、原木5と単板6との境界を押圧する押圧部材11の
保持台12に付設された案内部材13の案内作用を得て、図
示矢印方向へ往復摺動し、前記駆動ロールAを原木求芯
方向及び原木遠芯方向へ案内する。
る自動調心型ベアリング等を内蔵した複数個の軸受であ
って、原木5と単板6との境界を押圧する押圧部材11の
保持台12に付設された案内部材13の案内作用を得て、図
示矢印方向へ往復摺動し、前記駆動ロールAを原木求芯
方向及び原木遠芯方向へ案内する。
Cは、支持具14にて支持されるガイドロッド15と、該
ガイドロッド15へ摺動可能に嵌装された座金兼用のスラ
イドカバー17と、該スライドカバー17と対でコイルバネ
19を挟圧する座金18と、該座金18及び前記ガイドロッド
15に夫々外接可能に配設された一対の伸張規制具20・21
とを有する複数個の加圧機構であって、連結ピン4を介
して前記各軸受Bに夫々連結されており、コイルバネ19
の反撥作用に基き、所定の複数箇所に於て前記駆動ロー
ルAを原木求芯方向へ加圧する。
ガイドロッド15へ摺動可能に嵌装された座金兼用のスラ
イドカバー17と、該スライドカバー17と対でコイルバネ
19を挟圧する座金18と、該座金18及び前記ガイドロッド
15に夫々外接可能に配設された一対の伸張規制具20・21
とを有する複数個の加圧機構であって、連結ピン4を介
して前記各軸受Bに夫々連結されており、コイルバネ19
の反撥作用に基き、所定の複数箇所に於て前記駆動ロー
ルAを原木求芯方向へ加圧する。
そして而も、前記加圧機構Cは、支持具14及びガイド
ロッド15に穿設した導入孔22を介して、Oリング16で密
閉した内室23へ導入する油等の流体の圧力を調節し、ス
ライドカバー17を移動させてコイルバネ19の初期変形量
を増減することにより、個別に所望の加圧力(但し、コ
イルバネのバネ定数に比例する)を設定することが可能
であると共に、一対の伸張規制具20・21の相対位置を調
節し、座金18及びガイドロッド15を介してコイルバネ19
の伸張を規制することにより、原木5(及び単板6)に
対する駆動ロールAの最接近位置を規制することが可能
である。
ロッド15に穿設した導入孔22を介して、Oリング16で密
閉した内室23へ導入する油等の流体の圧力を調節し、ス
ライドカバー17を移動させてコイルバネ19の初期変形量
を増減することにより、個別に所望の加圧力(但し、コ
イルバネのバネ定数に比例する)を設定することが可能
であると共に、一対の伸張規制具20・21の相対位置を調
節し、座金18及びガイドロッド15を介してコイルバネ19
の伸張を規制することにより、原木5(及び単板6)に
対する駆動ロールAの最接近位置を規制することが可能
である。
本発明に係る加圧方法は、例えば前記の如く構成した
外周駆動型ベニヤレースにて実施するもので、駆動ロー
ルを原木求芯方向へ加圧するに際し、旋削条件に適合さ
せて各箇所に於ける加圧力の比を調整する点に特徴があ
る。
外周駆動型ベニヤレースにて実施するもので、駆動ロー
ルを原木求芯方向へ加圧するに際し、旋削条件に適合さ
せて各箇所に於ける加圧力の比を調整する点に特徴があ
る。
実施を挙げて詳述すると、例えば第3図に図示する如
く、最長原木5aの長さL1に相当する係合長さを有する一
本状の駆動ロールA1の両端側二箇所を、軸受B1・B2で保
持すると共に、各軸受B1・B2に夫々連結した加圧機構C1
・C2により原木求芯方向へ加圧するに際し、最長原木5a
を対象とする場合には、前記加圧機構C1・C2の加圧力F1
・F2の比を、1:1に設定するのが好ましいが、例えば該
設定のまま、長さl1の原木5bを対象として、軸受B2側の
定規面を基準に把持すると、軸受B1寄りの部分の係合度
合が軸受B2寄りの部分に比べて相対的に過剰となる。
く、最長原木5aの長さL1に相当する係合長さを有する一
本状の駆動ロールA1の両端側二箇所を、軸受B1・B2で保
持すると共に、各軸受B1・B2に夫々連結した加圧機構C1
・C2により原木求芯方向へ加圧するに際し、最長原木5a
を対象とする場合には、前記加圧機構C1・C2の加圧力F1
・F2の比を、1:1に設定するのが好ましいが、例えば該
設定のまま、長さl1の原木5bを対象として、軸受B2側の
定規面を基準に把持すると、軸受B1寄りの部分の係合度
合が軸受B2寄りの部分に比べて相対的に過剰となる。
そこで、本発明に係る加圧方法にあっては、前記旋削
条件に適合させて、各加圧機構C1・C2の加圧力F1・F2の
比を調整するものであり、因に、はりの撓みを算出する
公式を参考に概算すると、前記実施の場合は、F1・F2の
比を、l1/L1:2−(l1/L1)に設定するのが好ましい。
条件に適合させて、各加圧機構C1・C2の加圧力F1・F2の
比を調整するものであり、因に、はりの撓みを算出する
公式を参考に概算すると、前記実施の場合は、F1・F2の
比を、l1/L1:2−(l1/L1)に設定するのが好ましい。
第4図に図示した実例は、中央で二分割した駆動ロー
ルA2・A3を用い、その全体の両端側二箇所を軸受B3・B5
で、また中央部二箇所を軸受B4・B6で夫々保持すると共
に、両端側の軸受B3・B5には加圧機構C3・C5を、また中
央部の軸受B4・B6には、幅広の連結ピン4aを介して加圧
機構C4(必要に応じて、バネ定数を変更して差支えな
い)を夫々連結して、原木求芯方向へ加圧すべく構成し
た実例であって、長さLの最長原木5cを対象とする場合
には、各加圧機構C3・C4・C5の加圧力F3・F4・F5の比
を、1:2:1に設定するのが好ましいが、例えば長さlの
原木5dを対象として、真中を基準に把持する場合には、
やはり係合が両端部寄りに偏るので、前記比を、l/L:4
−(2l/L):l/Lに調整するのが好ましい。
ルA2・A3を用い、その全体の両端側二箇所を軸受B3・B5
で、また中央部二箇所を軸受B4・B6で夫々保持すると共
に、両端側の軸受B3・B5には加圧機構C3・C5を、また中
央部の軸受B4・B6には、幅広の連結ピン4aを介して加圧
機構C4(必要に応じて、バネ定数を変更して差支えな
い)を夫々連結して、原木求芯方向へ加圧すべく構成し
た実例であって、長さLの最長原木5cを対象とする場合
には、各加圧機構C3・C4・C5の加圧力F3・F4・F5の比
を、1:2:1に設定するのが好ましいが、例えば長さlの
原木5dを対象として、真中を基準に把持する場合には、
やはり係合が両端部寄りに偏るので、前記比を、l/L:4
−(2l/L):l/Lに調整するのが好ましい。
第5図に例示した外周駆動型ベニヤレースに於ては、
先記ベアリング内蔵式の軸受Bとは別途に、図示する如
く、支持ピン25によって回転可能に支持されるベアリン
グ等から成る複数個の回転体24を、その外周が駆動ロー
ルAのスペーサーリング3に外接する位置に具備して成
る、所謂外接式の軸受Dを適数個備え、幅狭の連結ピン
4bを介して連結した加圧機構Cにより、加圧すべく構成
したものであって、斯様な外接式の軸受Dは、例えば第
6図・第7図に例示する如く、駆動ロールAの中間部を
加圧するのに至便であり、而も第6図・第7図に例示す
る如く、比較的多数箇所に於て駆動ロールAを加圧し得
るよう構成すれば、構造は幾分複雑化するが、多数箇所
に於て加圧力の比を調整できるので、集中的な節の現出
等に起因する、局部的な係合度合の偏りを、予防・軽減
するのには好都合である。
先記ベアリング内蔵式の軸受Bとは別途に、図示する如
く、支持ピン25によって回転可能に支持されるベアリン
グ等から成る複数個の回転体24を、その外周が駆動ロー
ルAのスペーサーリング3に外接する位置に具備して成
る、所謂外接式の軸受Dを適数個備え、幅狭の連結ピン
4bを介して連結した加圧機構Cにより、加圧すべく構成
したものであって、斯様な外接式の軸受Dは、例えば第
6図・第7図に例示する如く、駆動ロールAの中間部を
加圧するのに至便であり、而も第6図・第7図に例示す
る如く、比較的多数箇所に於て駆動ロールAを加圧し得
るよう構成すれば、構造は幾分複雑化するが、多数箇所
に於て加圧力の比を調整できるので、集中的な節の現出
等に起因する、局部的な係合度合の偏りを、予防・軽減
するのには好都合である。
尚、本発明にあっては、あくまで、駆動ロールを加圧
する複数箇所に於ける加圧力の比を調整することを主眼
とするものであるから、各加圧力の具体的な大きさ、つ
まり、各加圧力の絶対値は、原木全体の性状等に対応さ
せて適宜設定すれば良く、必要に応じては、加圧力の比
を所望通りに調整・維持しつつ、原木全体の性状等に対
応させて、各加圧力の絶対値を段階的又は連続的に増減
する加圧方法を併用しても差支えない。
する複数箇所に於ける加圧力の比を調整することを主眼
とするものであるから、各加圧力の具体的な大きさ、つ
まり、各加圧力の絶対値は、原木全体の性状等に対応さ
せて適宜設定すれば良く、必要に応じては、加圧力の比
を所望通りに調整・維持しつつ、原木全体の性状等に対
応させて、各加圧力の絶対値を段階的又は連続的に増減
する加圧方法を併用しても差支えない。
また先記好ましい加圧力の比の値は、いずれも、原木
の剛性が駆動ロールの剛性に比べて勝り、而も長さ方向
に於て略一様であると仮定して算定したものであるか
ら、例えば顕著な剥芯の細径化に伴って、原木の剛性が
駆動ロールの剛性と同等程度乃至それを下回る場合、或
は例えば「ベニヤレースにおける原木の切削方法」(特
開昭58−51104号公報)に開示する如く、原木の軸芯部
に穿設した中心孔へスピンドルの一部を挿入して把持す
る把持形態を採る結果、原木の剛性が長さ方向に於て非
一様となる場合等に於ては、相応に補正するのが適切で
はあるが、加圧力の比の値は、必ずしも然程精密に調整
する必要はなく、要は駆動ロールの原木に対する係合度
合の偏りが、実用上差支えない程度に修正できれば足
り、必要に応じては、公知のバックアップ機構を別途に
付設して、原木の撓みを防止すれば、前記補正が無用に
なると共に、原木の撓み起因する弊害の発生を、予防・
軽減できるので好都合である。
の剛性が駆動ロールの剛性に比べて勝り、而も長さ方向
に於て略一様であると仮定して算定したものであるか
ら、例えば顕著な剥芯の細径化に伴って、原木の剛性が
駆動ロールの剛性と同等程度乃至それを下回る場合、或
は例えば「ベニヤレースにおける原木の切削方法」(特
開昭58−51104号公報)に開示する如く、原木の軸芯部
に穿設した中心孔へスピンドルの一部を挿入して把持す
る把持形態を採る結果、原木の剛性が長さ方向に於て非
一様となる場合等に於ては、相応に補正するのが適切で
はあるが、加圧力の比の値は、必ずしも然程精密に調整
する必要はなく、要は駆動ロールの原木に対する係合度
合の偏りが、実用上差支えない程度に修正できれば足
り、必要に応じては、公知のバックアップ機構を別途に
付設して、原木の撓みを防止すれば、前記補正が無用に
なると共に、原木の撓み起因する弊害の発生を、予防・
軽減できるので好都合である。
また通常、原木の長さ・把持位置は、単板の幅及び後
処理工程に対応して特定され、撓みの公式を参考にし
て、予め各箇所に於ける好ましい加圧力の比を算定でき
るので、例えば原木を把持する左右一対のスピンドルの
行程(突出長さ)を検出して、原木の長さ・把持位置を
判別する位置判別装置を備え、該位置判別装置からの判
別信号を活用して、予め算定した比の値に基き、先記加
圧機構に導入する流体の圧力調節用の圧力制御弁等の作
動を、電気的或は機械的に切換え制御するなどの手段を
用いて、加圧力の比を自動的に調整するよう構成するこ
とが可能で至便である。
処理工程に対応して特定され、撓みの公式を参考にし
て、予め各箇所に於ける好ましい加圧力の比を算定でき
るので、例えば原木を把持する左右一対のスピンドルの
行程(突出長さ)を検出して、原木の長さ・把持位置を
判別する位置判別装置を備え、該位置判別装置からの判
別信号を活用して、予め算定した比の値に基き、先記加
圧機構に導入する流体の圧力調節用の圧力制御弁等の作
動を、電気的或は機械的に切換え制御するなどの手段を
用いて、加圧力の比を自動的に調整するよう構成するこ
とが可能で至便である。
他方、集中的な節の現出等は不特定なので、原木の局
部毎の硬度差に適合する調整は、直ちに自動化できない
が、必要に応じては、例えば外周に多数の突刺体を備え
た複数個の検出ロールを、原木軸芯方向の適宜間隔毎に
各別に原木外周部へ当接可能に配設し、前記突刺体の突
刺深さに基いて、原木の局部毎の硬度を判別するよう構
成した硬度判別装置を備えれば、原木が円化した後
は、前記硬度検出装置からの検出信号を活用した自動化
も実現できる。
部毎の硬度差に適合する調整は、直ちに自動化できない
が、必要に応じては、例えば外周に多数の突刺体を備え
た複数個の検出ロールを、原木軸芯方向の適宜間隔毎に
各別に原木外周部へ当接可能に配設し、前記突刺体の突
刺深さに基いて、原木の局部毎の硬度を判別するよう構
成した硬度判別装置を備えれば、原木が円化した後
は、前記硬度検出装置からの検出信号を活用した自動化
も実現できる。
しかしながら、述上の如き自動化は、装置の複雑化・
コスト高・操作の煩雑化等を伴う難点も有するから、例
えば作業者の目視によって、原木の長さ・把持位置を識
別し、前記予め算定した比の値に、半自動的又は手動で
調整を行うようにしても実用的には特に支障なく、集中
的な節の現出も、目視による識別が可能であり、或は単
板に生じる湾曲化・曲がり・割れ・駆動ロールの圧痕等
を目視しても、駆動ロールの原木に対する係合度合の偏
りが推定できるので、必ずしも自動化しなくても差支え
ない。
コスト高・操作の煩雑化等を伴う難点も有するから、例
えば作業者の目視によって、原木の長さ・把持位置を識
別し、前記予め算定した比の値に、半自動的又は手動で
調整を行うようにしても実用的には特に支障なく、集中
的な節の現出も、目視による識別が可能であり、或は単
板に生じる湾曲化・曲がり・割れ・駆動ロールの圧痕等
を目視しても、駆動ロールの原木に対する係合度合の偏
りが推定できるので、必ずしも自動化しなくても差支え
ない。
また一般的に、原木の材質は、比較的硬質の辺材部と
比較的軟質の芯材部とに大別され、而も各部毎に含水率
及び/又は色彩が相違するのが通例であるから、原木全
体の硬度差に対応させて、各加圧力の絶対値を段階的又
は連続的に増減する加圧方法を、自動的・半自動的又は
手動で併用実施する際は、前記含水率及び/又は色彩の
相違を検知装置によって検知するか、目視する際の目安
になるのが至便である。
比較的軟質の芯材部とに大別され、而も各部毎に含水率
及び/又は色彩が相違するのが通例であるから、原木全
体の硬度差に対応させて、各加圧力の絶対値を段階的又
は連続的に増減する加圧方法を、自動的・半自動的又は
手動で併用実施する際は、前記含水率及び/又は色彩の
相違を検知装置によって検知するか、目視する際の目安
になるのが至便である。
勿論、本発明の実施に適用する外周駆動型ベニヤレー
スの構造は、先記各実施例の構造に限るものではなく、
個々の部材について種々設計変更して差支えないので、
以下に主な部材の設計変更について言及する。
スの構造は、先記各実施例の構造に限るものではなく、
個々の部材について種々設計変更して差支えないので、
以下に主な部材の設計変更について言及する。
先ず、駆動ロールについて、先記各実施例の形態は、
外周部に突刺体を有するので、駆動力の伝達性に優れる
と共に、突刺体が単板をも突刺する位置にあるので、単
板へ有効にテンダーライジング作用を付与することがで
き、而も突刺体(駆動部材)が交換可能であるから、一
体状に成形した形態よりも、消耗時の経済性に優れる等
々の利点を有するが、例えば外周部にゴム被覆・ローレ
ット加工等の摩擦増強処理を施した形態であっても、或
は周面が滑らかな形態であっても、更には原木に当接す
る部分とその他の部分との幅の比率・位置関係が前記実
施例と異る形態であっても、要は旋先直前の原木外周部
へ、旋削に要する動力の少なくとも一部を供給できる形
態であれば足り、突刺体の形状・数・高さ等に関しても
特に制約はない。
外周部に突刺体を有するので、駆動力の伝達性に優れる
と共に、突刺体が単板をも突刺する位置にあるので、単
板へ有効にテンダーライジング作用を付与することがで
き、而も突刺体(駆動部材)が交換可能であるから、一
体状に成形した形態よりも、消耗時の経済性に優れる等
々の利点を有するが、例えば外周部にゴム被覆・ローレ
ット加工等の摩擦増強処理を施した形態であっても、或
は周面が滑らかな形態であっても、更には原木に当接す
る部分とその他の部分との幅の比率・位置関係が前記実
施例と異る形態であっても、要は旋先直前の原木外周部
へ、旋削に要する動力の少なくとも一部を供給できる形
態であれば足り、突刺体の形状・数・高さ等に関しても
特に制約はない。
次に、駆動ロールを保持する軸受について、先記各実
施例の形態は、保持台に沿って移動するので、原木と単
板の双方に対する相対位置が正確に変位する利点がある
が、例えば保持台等に付設した支点部材を中心として、
略々原木求芯方向及び原木遠芯方向へ揺動する形態であ
っても実用上差支えなく、要は一本状又は分割状の駆動
ロールの適数箇所を保持或は支持し、加圧機構の加圧作
用時に、原木求芯方向へ案内できる形態であれば足り、
加圧機構との連結に用いる連結ピン等の連結部材の形態
に関しても特に制約はない。
施例の形態は、保持台に沿って移動するので、原木と単
板の双方に対する相対位置が正確に変位する利点がある
が、例えば保持台等に付設した支点部材を中心として、
略々原木求芯方向及び原木遠芯方向へ揺動する形態であ
っても実用上差支えなく、要は一本状又は分割状の駆動
ロールの適数箇所を保持或は支持し、加圧機構の加圧作
用時に、原木求芯方向へ案内できる形態であれば足り、
加圧機構との連結に用いる連結ピン等の連結部材の形態
に関しても特に制約はない。
次に、駆動ロールを加圧する加圧機構について、先記
実施例の形態は、流体圧力の調節に基き、コイルバネの
初期変形量を増減して加圧力を設定できるので、加圧力
の設定の変更が極めて容易であると共に、原木に分散的
に硬度が異る部分が存在する場合に、コイルバネの弾性
変形を活用し、駆動ロールを即応的に追従変位させて、
散発的な係合度合の過不足を修正できる利点があり、同
様に例えば流体を導入する部材に代えて、ネジによっ
て、コイルバネの初期変形量を増減するよう構成した形
態であっても、或は例えばコイルバネに代えて、ゴム・
板バネ等から成る等の弾性部材を備えた形態であって
も、前記同様の利点が期待できるが、たとえ、弾性部材
を備えずに、流体を導入する部材だけで構成し、流体圧
力の調節のみによって加圧力を設定する形態であって
も、要は軸受等を介して駆動ロールへ任意の加圧力を付
与できる形態であれば足り、特に多数箇所を加圧すべく
備えた場合に限っては、旋削条件に応じて、一部箇所の
加圧を随時休止させても差支えなく、斯様な使用形態を
含めて、流体圧力の調節に用いる圧力制御弁等の制御機
器類の形態、回路等に関しても特に制約はない。
実施例の形態は、流体圧力の調節に基き、コイルバネの
初期変形量を増減して加圧力を設定できるので、加圧力
の設定の変更が極めて容易であると共に、原木に分散的
に硬度が異る部分が存在する場合に、コイルバネの弾性
変形を活用し、駆動ロールを即応的に追従変位させて、
散発的な係合度合の過不足を修正できる利点があり、同
様に例えば流体を導入する部材に代えて、ネジによっ
て、コイルバネの初期変形量を増減するよう構成した形
態であっても、或は例えばコイルバネに代えて、ゴム・
板バネ等から成る等の弾性部材を備えた形態であって
も、前記同様の利点が期待できるが、たとえ、弾性部材
を備えずに、流体を導入する部材だけで構成し、流体圧
力の調節のみによって加圧力を設定する形態であって
も、要は軸受等を介して駆動ロールへ任意の加圧力を付
与できる形態であれば足り、特に多数箇所を加圧すべく
備えた場合に限っては、旋削条件に応じて、一部箇所の
加圧を随時休止させても差支えなく、斯様な使用形態を
含めて、流体圧力の調節に用いる圧力制御弁等の制御機
器類の形態、回路等に関しても特に制約はない。
述上した本発明に係る加圧方法によれば、原木と駆動
ロールの係合度合の偏りが予防・軽減される結果、単板
品質の劣化・原木の損壊等の弊害が低減されるので効果
的である。
ロールの係合度合の偏りが予防・軽減される結果、単板
品質の劣化・原木の損壊等の弊害が低減されるので効果
的である。
図面は本発明を説明する為のものであって、第1図は本
発明の実施に用いる外周駆動型ベニヤレースの側断面説
明図、第2図は第1図の部分正面説明図、第3図・第4
図は駆動ロールに対する加圧力の調整状態を説明する為
の平面説明図、第5図は本発明の実施に用いる外周駆動
型ベニヤレースの他の実施例の側断面説明図、第6図・
第7図は駆動ロールを多数箇所で加圧する状態を説明す
る為の平面説明図である。 A,A1,A2……外周部に突刺体を有する駆動ロール、B,B1,
B2,B3,B4,B5,B6……ベアリング内蔵式の軸受、C……加
圧機構、D……外接式の軸受、4,4a,4b……連結ピン、
5,5a,5b……原木、6……単板、7……単板切削用刃
物、9……鉋台、10……駆動源
発明の実施に用いる外周駆動型ベニヤレースの側断面説
明図、第2図は第1図の部分正面説明図、第3図・第4
図は駆動ロールに対する加圧力の調整状態を説明する為
の平面説明図、第5図は本発明の実施に用いる外周駆動
型ベニヤレースの他の実施例の側断面説明図、第6図・
第7図は駆動ロールを多数箇所で加圧する状態を説明す
る為の平面説明図である。 A,A1,A2……外周部に突刺体を有する駆動ロール、B,B1,
B2,B3,B4,B5,B6……ベアリング内蔵式の軸受、C……加
圧機構、D……外接式の軸受、4,4a,4b……連結ピン、
5,5a,5b……原木、6……単板、7……単板切削用刃
物、9……鉋台、10……駆動源
Claims (1)
- 【請求項1】旋削直前の原木外周部と係合する一本状又
は分割状の駆動ロールを備え、原木の旋削に要する動力
の少なくとも一部を、前記駆動ロールを介して原木外周
部から供給すべく構成した外周駆動型ベニヤレースに於
て、前記駆動ロールを所定の複数箇所に於て、夫々個別
に原木求芯方向へ任意の加圧力を以って加圧可能に構成
し、原木の長さ・把持位置・硬さ等の旋削条件に適合さ
せて、前記各箇所に於ける駆動ロールへの加圧力の比を
調整することを特徴する外周駆動型ベニヤレースに於け
る駆動ロールの加圧方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1297000A JP2759357B2 (ja) | 1989-11-15 | 1989-11-15 | 外周駆動型ベニヤレースに於ける駆動ロールの加圧方法 |
US07/612,024 US5058639A (en) | 1989-11-15 | 1990-11-13 | Method for applying pressure to a driving roller for a veneer lathe |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1297000A JP2759357B2 (ja) | 1989-11-15 | 1989-11-15 | 外周駆動型ベニヤレースに於ける駆動ロールの加圧方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03158201A JPH03158201A (ja) | 1991-07-08 |
JP2759357B2 true JP2759357B2 (ja) | 1998-05-28 |
Family
ID=17840956
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1297000A Expired - Fee Related JP2759357B2 (ja) | 1989-11-15 | 1989-11-15 | 外周駆動型ベニヤレースに於ける駆動ロールの加圧方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5058639A (ja) |
JP (1) | JP2759357B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5419381A (en) * | 1992-06-08 | 1995-05-30 | Fisher; Gerald M. | Wood pelletizer apparatus and method |
TW369469B (en) * | 1997-07-29 | 1999-09-11 | Meinan Machinery Works | Wound cutting machine |
JP4603526B2 (ja) * | 2006-12-08 | 2010-12-22 | 株式会社名南製作所 | 原木の処理方法 |
RU2740940C1 (ru) * | 2020-03-12 | 2021-01-21 | Общество с ограниченной ответственностью "СВЕЗА" | Чурак для получения лущёного шпона, способ его изготовления и способ получения лущёного шпона |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2539258Y2 (ja) | 1989-05-12 | 1997-06-25 | 株式会社 名南製作所 | 外周駆動型ベニヤレース |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4061169A (en) * | 1976-08-02 | 1977-12-06 | Meinan Machinery Works, Inc. | Apparatus for cutting off a thickness of wood or veneer from logs |
JPS54122495A (en) * | 1978-02-19 | 1979-09-22 | Meinan Machinery Works | Veneerrlace |
JPS5930854B2 (ja) * | 1979-07-14 | 1984-07-30 | 計彦 増井 | 杭抜機 |
US4380259A (en) * | 1981-01-12 | 1983-04-19 | The Coe Manufacturing Company | Veneer lathe apparatus and method using independently adjustable powered back-up roll |
JPS5851104A (ja) * | 1981-09-22 | 1983-03-25 | 株式会社 名南製作所 | ベニヤレ−スにおける原木の切削方法 |
JPS5919007A (ja) * | 1982-07-23 | 1984-01-31 | Kobe Steel Ltd | ジルコニウム合金被覆管のピルガ−圧延における水素化物方位の制御方法 |
JPS5928444A (ja) * | 1982-08-10 | 1984-02-15 | Meiji Chiyuuingamu Kk | チユ−インガムチツプを混入させたゼリ−菓子及びその製造方法 |
JPS6121808A (ja) * | 1984-07-09 | 1986-01-30 | Fuji Heavy Ind Ltd | 自動車の車高調整装置 |
JP2709468B2 (ja) * | 1988-03-26 | 1998-02-04 | 株式会社名南製作所 | ベニヤレース |
-
1989
- 1989-11-15 JP JP1297000A patent/JP2759357B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1990
- 1990-11-13 US US07/612,024 patent/US5058639A/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2539258Y2 (ja) | 1989-05-12 | 1997-06-25 | 株式会社 名南製作所 | 外周駆動型ベニヤレース |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03158201A (ja) | 1991-07-08 |
US5058639A (en) | 1991-10-22 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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