JPS5919007A - ジルコニウム合金被覆管のピルガ−圧延における水素化物方位の制御方法 - Google Patents

ジルコニウム合金被覆管のピルガ−圧延における水素化物方位の制御方法

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JPS5919007A
JPS5919007A JP12948182A JP12948182A JPS5919007A JP S5919007 A JPS5919007 A JP S5919007A JP 12948182 A JP12948182 A JP 12948182A JP 12948182 A JP12948182 A JP 12948182A JP S5919007 A JPS5919007 A JP S5919007A
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pipe
rolling
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rolled
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Nobuyuki Nagai
信行 永井
Tsutomu Kadoma
角間 孜
Kazumi Fujita
藤田 和巳
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B21/00Pilgrim-step tube-rolling, i.e. pilger mills

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Heat Treatment Of Nonferrous Metals Or Alloys (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ウム合金管(以下ジルカロイ管という)の圧延方法に係
り、特にジルカロイ管における水素化物の析出方向と円
周方向に制御するだめの方法に関する。
核燃料被覆管として広くジルカロイ管が用いられている
ことはつとに周知である。このジルカロイ管はコールド
ピルガ−ミルによる圧延工程を経て製造されている。
第1図はピルガ−ミルによるジルカロイ管の圧延工程の
主要部概略を現わし、図中fil +21は各カム状の
変形加工面を有する上下一対のロールダイス、(3)は
マンドレル(4)の挿通を介しダイス+11 fj21
間で圧延される母管を示す。すなわち、この種ミルによ
る管圧延方法は、母管(3)を一定角度づつ回転し乍ら
一定量回転するダイスill +21間に送り込んで圧
延し、ダイス111 +21と母管(3)との図示の如
き軸方向の間欠相対往復動作により連続的に管径と肉厚
の減少された圧延管(5)を圧延して行く。
ところで、ジルカロイ管には一般に水素吸収による問題
が知られているが、特に原子炉用被覆管ではジルコニウ
ムと冷却水との反応で発生した水素の一部を吸収し、脆
いジルコニウム水素化物として材質中に析出する。この
さい最も重要なことは、析出する水素化物の板状晶の長
さの方向の如何である。すなわち、被覆管は円周方向に
応力がかかる使用状態におかれるが、このとき水素化物
が管の円周方向に析出していると管の延性は左程損われ
ることはないが、一方管の半径方向つまり応力と直交す
る方向に析出していると被覆管は著しく脆弱なものとな
る。
このようにジルカロイ被覆管の機械的性質特に延性に大
きな影響を与える水素化物の方位については、次のパラ
メータFn値によって定量的に評価することができる。
すなわち、ジルカロイ管に水素を富化し、水素化物を析
出させてその方向を測定することにより求られる水素化
物方向性パラメータFn値は、次の如く定義される。
* J工S  H4’751 (1981)上記定義か
ら明らかなように、Fn値はOから1までの範囲で与え
られ、1に近い大きな値を示すとき程半径方向に析出し
た水素化物の比率が大きく、逆にOに近い小さな値を示
すとき根固周方向に析出した水素化物の比率が大きいこ
とを意味している。
従って、ジルカロイ被覆管としてはそのh値を可及的小
さな値に調整することが望ましく、さらに製造技術的に
はその最終加工工程に当るピルガ−圧延工程でFnn全
全適正範囲コントロールする加工手段を確立するのが技
術的課題となる。
しかして、従来からジルカロイ管における水素化物の析
出方向がその製造条件、特に最終圧延工程における肉厚
方向と軽加工の比に依存することが定性的に知見されて
いる。しかしそれはあくまでも抽象的な認識水準にすぎ
ず、ピルガ−ミルによる製造条件に具体的に反映できる
因果関係については明らかとされていない。
本発明はかかる技術的背景に鑑み、ピルガ−ミルによる
ジルカロイ管について、その機械的性質特に延性を確保
し被覆管としての耐用性、安全性を向上する目的から、
定量的かつ一定の確実性をもってその水素化物の析出方
向を管の円周方向に指向化することのできる製造方法を
提供するものである。
すなわち、本発明では前記管の水素化物方向性パラメー
タh値と一定の相関関係を有する加工パラメータ:Qk
値を新たに定義導入し、この4値とFn値との関係から
加工領域においてQK≧1.8の条件が満されるように
ピルガ−圧延を実施することを特徴とするものである。
なお、この4値の意義については後に詳述される。
ジルカロイ管のピルガ−圧延における肉厚方向と径加工
の比がその水素化物の方向性制御に重要な因子として定
性的に知られることは先に述べた通りであるが、従来か
ら一般に管を加工するときの管径減少と肉厚減少の割合
を加工モードと呼称している。そして、これを表わすパ
ラメータとしてQ=(肉厚減少率)/(管径減少率)が
使用されている。まだパラメータQ値を修正するものと
して、パラメータ(値を使用することも提唱されている
今加工パラメータQ、 Qεについての定義を揚げると
次の通りである。
Q = −t/φD    −−−−−−−−−、−−
−−一−−tl)φt:肉厚減少率薯、、−X 100
 、 (%)−〇−外径減少率−下−×100(%)Q
ε=ム(”/T ) / lI!l(’%fi )  
    Lりここに、T、t:母管および圧延管の肉厚
り、a:母管および圧延管の外径 3a:母管および圧延管の平均径 (以上第2図参照) 上記!1)、(2)式から理解されるように、ノくラメ
ータQは肉厚の公称歪と外径の公称歪の比から定義され
るものであり、一方Qεは肉厚と平均径の真否の比で定
義されるものである。従って、Qεの方が定量的パラメ
ータとして適したものである。このことは次のような例
からも簡単に判断される。
例えば第2図において、各々下記の管寸法が与えられる
管の圧延経過A −+ B−+Cを仮定する。
A:20φ×41 B:14φ×21 C:  10φX1t すると加工パラメータQ、QεはN +tl、+21式
よりA→B、B→C,A−+Cについて、各々下表の如
く求られる。
既知の加工パラメータQおよびQεは以上の如く定義さ
れる。しかし乍ら、これらQ値やQε値と水素化物の方
向性パラメータh値とを定量的に結びつけることは次の
ような理由から適していない。
即ち、加工パラメータQ+Qεはいずれにしても母管寸
法左圧延管寸法により定義されるもので、歪の経路(工
具形状)の影響を無視しているためである。
この理由について詳述する。第2図に示すようニ、ヒル
ガー圧延では母管内径とマンドレルの間にクリアランス
が必要であることから、管の圧延は大別して次の2ステ
ツプで加工されて行く。つまり図中X−x′の領域では
、マンドレルと管との接触は無く管の外径絞りのみが行
われる。従って、この間では(肉歪)/(逆歪)はゼロ
となる。一方図中X/−Yの領域では、管の肉厚と外径
が同時に減少する。今X/−Yの間での歪比を一定に与
え、圧延途中位置と微小歪比の関係を示すと第3図の如
く現わされる。このときX′−Y間の歪比は母管とマン
ドレルとのクリアランス量と共に増加する。
ところで、h値を支配するのは後に明らかにされるよう
にX −X1間の加工ではな(、X/−Y間の加工であ
る。この点、既知の加工パラメータQ1Qεではいずれ
もX/−Y間の歪比を正しく反映していない。換言すれ
ば、水素化物の方向性パラメータhはパススケジュール
でなく、工具形状に支配されるものであるからである。
そこで本発明者は、かかる矛盾を解消しピルガ−圧延の
加工領域における歪絡路を正当に評価することができる
ものとして、新たに次の如く定義される加工パラメータ
Qεを導入した。
Q; = l!n (t/T’ )/ /n (4/i
5+ ) −−−−−−−−−(:ll以上のことから
、ジルカロイ管の水素化物方向性パラメータhと定量的
に関係づけられる加工パラメータとして、既知のQや(
に比較し鴫が適したものであることが判る。
次にQkとh値との具体的な相関関係を明らかにする。
下記表1は各種工程でピルガ−圧延したジルカロイ管に
水素i化を行い、そのh値を実測してQk(参考のため
Q1Qεを併記)との関係を示したものである。
表1ジルカロイ管圧延スケジュールと加工バラメーター
なお、表1中の管名称(5)と(6)および管名称(7
)と(8)は、各々同一寸法工程に対し2種類のマンド
レルを使用して圧延したもので、この場合QとQεは各
々同一の値を示すのに対し、鴫は異なる値を示す、また
表1の結果から、h値はQrによく対応するのに対し、
QやQεには対応しないことが裏付けられる(特に管名
称(5)と(6)、管名称(7)と(8)の比較による
)。
第5図は上記表1の結果を図示するものであって、この
図から鴫とh値との間に一定の相関関係があること、ま
たh値の増加傾向にはQc値に対応して一定の臨界点が
存在することが理解される。
すなわち、Fn値は鴫の減少につれて次第に増大しQト
1.8を臨界値として、Q;< 1.8ではh値が急増
することが判る。従って、鴫≧1.8を満足する圧延条
件の下ではジルカロイ管にある一定値以下の低いh値を
有するものが得られ、しかもそれが第5図から明らかな
ように少なくともf”n < 0.2の満足すべき範囲
にあることが理解される。
以上の事実から、被覆管として望ましい水素化物の方向
性を有するジルカロイ管を得るためには、QK≧1.8
を満足することが必要十分条件であると結論される。換
言すれば、ジルカロイ管のピルガ−圧延にさいして、こ
の条件を満足するように工具設計すれば、その圧延管に
は必ず所望の水素化物の方向性を有したものが得られる
本発明は以上に詳述した通りであって、ジルカロイ管の
h値と定量的に関係づけられる加工パラメータとして新
たにQkを定義導入し、この加工パラメータQεと水素
化物方向性パラメータhとの間の一定相関関係にもとづ
き、ジルカロイ管のピルガ−圧延における加工条件Qk
≧1.8  を見出したものである。従って、本発明に
従いこの条件を満足するように工具設計されたピルガ−
ミルにより圧延すれば、PH(0,2、即ち管の円周方
同圧析出する水素化物の比率の大きいジルカロイ管が一
定の確実性をもって製造することができ、被覆管として
機緘的性質特に延性に優れ、耐用性、安全性に優れる使
用性能を具備したものが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はコールドピルガ−ミルの要部を示す側面断面図
である。第2図はピルガ−圧延における工具と管の配置
状態を示す側断面図である。第3図は管圧延における母
管とマンドレル間のクリアランスと歪比の関係を示す図
である。第4図はジルカロイの歪の履歴と水素化物の析
出方向の関係を説明するだめの図である。第5図は加工
パラメータQkと水素化物方向性パラメータh値との関
係を示す図である。 第7図 第4図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ジルコニウム合金管のピルガ−圧延にさいし、加工
    領域における加エバラメーターQシ=ln(t/ ” 
    ) / ffn (δ15′)≧1.8の条件の下に圧
    延することを特徴とするジルコニウム合金被覆管のピル
    ガ−圧延における水素化物方位の制御方法。 但し、t:圧延管肉厚 d:圧延管平均径 T′:圧延途中で肉厚加工が開始される位置での母管肉
    厚 D/ 、 E延途中で肉厚加工が開始される位置での母
    管平均径
JP12948182A 1982-07-23 1982-07-23 ジルコニウム合金被覆管のピルガ−圧延における水素化物方位の制御方法 Granted JPS5919007A (ja)

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JPS6128402B2 JPS6128402B2 (ja) 1986-06-30

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6144143A (ja) * 1984-08-06 1986-03-03 シーメンス、アクチエンゲゼルシヤフト ジルコニウム合金製被覆管とその製法
US5058639A (en) * 1989-11-15 1991-10-22 501 Meinan Machinery Works, Inc. Method for applying pressure to a driving roller for a veneer lathe
US5411066A (en) * 1993-10-29 1995-05-02 Tsuda; Sotaro Method of producing veneer
CN110918675A (zh) * 2019-12-07 2020-03-27 西北有色金属研究院 一种低氢化物取向因子薄壁锆合金管的制备方法

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
ZIRCONIUM IN THE NUCLEAR INDUSTRY=1980 *

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