JPS63270858A - 野蚕調ポリエステル系織物の製造方法 - Google Patents
野蚕調ポリエステル系織物の製造方法Info
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- JPS63270858A JPS63270858A JP62104973A JP10497387A JPS63270858A JP S63270858 A JPS63270858 A JP S63270858A JP 62104973 A JP62104973 A JP 62104973A JP 10497387 A JP10497387 A JP 10497387A JP S63270858 A JPS63270858 A JP S63270858A
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Landscapes
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、野蚕調のポリエステル系織物の製造方法に関
するものである。
するものである。
(従来の技術)
従来より2合成繊維の断面形状を異形化することにより
1合成繊維特有の光沢やヌメリ感を除去して合成繊維の
布帛に絹様の光沢と風合を付与する試みが種々行われて
きた。例えば、三角断面や星状の突起を有する異形断面
糸は、従来の合成繊維では得られなかった光沢とヌメリ
感を除去した風合を付与するものとして実用化されてい
る。しかし、これらは家蚕糸間のもので、特に異収縮混
繊糸を用いたものは、豊かな光沢、良好なドレープ性、
まろやかでふ(らみ惑のある風合を有し。
1合成繊維特有の光沢やヌメリ感を除去して合成繊維の
布帛に絹様の光沢と風合を付与する試みが種々行われて
きた。例えば、三角断面や星状の突起を有する異形断面
糸は、従来の合成繊維では得られなかった光沢とヌメリ
感を除去した風合を付与するものとして実用化されてい
る。しかし、これらは家蚕糸間のもので、特に異収縮混
繊糸を用いたものは、豊かな光沢、良好なドレープ性、
まろやかでふ(らみ惑のある風合を有し。
秋から冬にかけてのファッション素材としては好ましい
ものであるが、春から夏にかけての素材としては暑苦し
い怒じのものである。
ものであるが、春から夏にかけての素材としては暑苦し
い怒じのものである。
近時、春から夏にかけての素材として、布帛にされやか
なドライ感、ふくらみ感、きしみ感と軽さを与える野蚕
糸鋼のものが要望されている。野蚕糸間ポリエステル糸
としては1表面にマイクログループをもったブーメラン
断面潜在捲縮嵩高性糸が開発されている(「トリガーJ
84−2.第80頁参照)が、これは、断面をブーメ
ラン型にすることによってドライ感を与え、捲縮によっ
てふくらみ感を与えようとするものであるが、きしみ感
1表面感において不十分であり、今日の高度な要求品質
を十分満足させるものではなかった。
なドライ感、ふくらみ感、きしみ感と軽さを与える野蚕
糸鋼のものが要望されている。野蚕糸間ポリエステル糸
としては1表面にマイクログループをもったブーメラン
断面潜在捲縮嵩高性糸が開発されている(「トリガーJ
84−2.第80頁参照)が、これは、断面をブーメ
ラン型にすることによってドライ感を与え、捲縮によっ
てふくらみ感を与えようとするものであるが、きしみ感
1表面感において不十分であり、今日の高度な要求品質
を十分満足させるものではなかった。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明はこのような現状に鑑みて行われたもので、ドラ
イ感、ふくらみ感、キシミ感1表面惑(均一な凹凸)の
良好ないわゆる野蚕調の織物を。
イ感、ふくらみ感、キシミ感1表面惑(均一な凹凸)の
良好ないわゆる野蚕調の織物を。
特定のポリエステル繊維構成と加工条件の組み合わせに
よって製造することを目的とするものである。
よって製造することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段)
上述の目的を達成するために2本発明は次の構成を有す
るものである。
るものである。
すなわち本発明は、150℃における乾熱収縮率が3%
以上異なる2以上の繊維群からなり、各繊維群がそれぞ
れ単糸繊度3デニール以上の太繊度繊維と単糸繊度1.
5デニール以下の細繊度繊維をそれぞれの繊維群構成フ
ィラメント数の5%以上含み、かつ全構成フィラメント
中の伸度差が10%以上あるポリエステル系異収縮異繊
度異伸度混繊糸条を経糸、緯糸又は経、緯糸に用いて織
物を製織し、しかる後にこの織物を温度150℃以上。
以上異なる2以上の繊維群からなり、各繊維群がそれぞ
れ単糸繊度3デニール以上の太繊度繊維と単糸繊度1.
5デニール以下の細繊度繊維をそれぞれの繊維群構成フ
ィラメント数の5%以上含み、かつ全構成フィラメント
中の伸度差が10%以上あるポリエステル系異収縮異繊
度異伸度混繊糸条を経糸、緯糸又は経、緯糸に用いて織
物を製織し、しかる後にこの織物を温度150℃以上。
湿度0.1〜30%R1+の蒸気雰囲気中にて、拡布状
で無張力又は低張力下で連続的にリラックス処理するこ
とを特徴とする野蚕調ポリエステル系織物の製造方法を
要旨とするものである。
で無張力又は低張力下で連続的にリラックス処理するこ
とを特徴とする野蚕調ポリエステル系織物の製造方法を
要旨とするものである。
以下2本発明の詳細な説明する。
本発明では、織物の経糸、緯糸又は経、緯糸用として、
150℃における乾熱収縮率が3%以上異なる2以上の
繊維群からなり、各繊維群がそれぞれ単糸繊度3デニー
ル以上の太繊度繊維と単糸繊度1.5デニール以下の細
繊度繊維をそれぞれの繊維群構成フィラメント数の5%
以上含み、かつ全構成フィラメント中の伸度差が10%
以上あるポエステル系異収縮異繊度異伸度混繊糸条を用
いる。ここでいうポリエステル系糸条とは、エチレンテ
レフタレートを繰返し単位とするポリエチレンテレフタ
レートに代表される繊維糸条を主としていうが、エチレ
ンテレフタレートを85%以上含有するものであれば、
第3成分として酸成分にイソフタル酸やスルホイソフタ
ル酸ソーダを、また、アルコール成分にジエチレングリ
コールやプロピレングリコール、あるいはネオペンチル
グリコールを共重合した共重合ポリエステル繊維糸条で
あってもよい。
150℃における乾熱収縮率が3%以上異なる2以上の
繊維群からなり、各繊維群がそれぞれ単糸繊度3デニー
ル以上の太繊度繊維と単糸繊度1.5デニール以下の細
繊度繊維をそれぞれの繊維群構成フィラメント数の5%
以上含み、かつ全構成フィラメント中の伸度差が10%
以上あるポエステル系異収縮異繊度異伸度混繊糸条を用
いる。ここでいうポリエステル系糸条とは、エチレンテ
レフタレートを繰返し単位とするポリエチレンテレフタ
レートに代表される繊維糸条を主としていうが、エチレ
ンテレフタレートを85%以上含有するものであれば、
第3成分として酸成分にイソフタル酸やスルホイソフタ
ル酸ソーダを、また、アルコール成分にジエチレングリ
コールやプロピレングリコール、あるいはネオペンチル
グリコールを共重合した共重合ポリエステル繊維糸条で
あってもよい。
2以上の繊維群の150℃における乾熱収縮率差は3%
以上あることが必要であり、特に好ましい150℃にお
ける乾熱収縮率差は5〜40%である。収縮率差が3%
より少ないと本発明ではほとんど異収縮による糸条のふ
くらみ効果が現われず、また、逆に多すぎるとフィラメ
ント間の集束性が低下し、加工工程でトラブルの原因と
なるので好ましくない。
以上あることが必要であり、特に好ましい150℃にお
ける乾熱収縮率差は5〜40%である。収縮率差が3%
より少ないと本発明ではほとんど異収縮による糸条のふ
くらみ効果が現われず、また、逆に多すぎるとフィラメ
ント間の集束性が低下し、加工工程でトラブルの原因と
なるので好ましくない。
マルチフィラメント間に収縮差を付与する方法としては
、ポリマー自体に構造差をもたせる方法や、紡糸段階で
紡速、ポリマー濃度等に変化を与える方法、延伸条件を
変える方法などが挙げられるが、この中で延伸条件を変
える方法が比較的容易である。
、ポリマー自体に構造差をもたせる方法や、紡糸段階で
紡速、ポリマー濃度等に変化を与える方法、延伸条件を
変える方法などが挙げられるが、この中で延伸条件を変
える方法が比較的容易である。
糸条を構成する各繊維群は単糸繊度が3デニール以上の
太繊度繊維と単糸繊度が1.5デニール以下の細繊度繊
維をそれぞれ構成フィラメント数の5%以上含んでいる
ことを必要とする。太繊度繊維の存在によって布帛にハ
リ、コシあるいはドライ感等の感触を呈せしめ、細繊度
繊維の存在によって優れたソフト感、ふくらみ感、ドレ
ープ性を呈せしめることができる。太繊度繊維の単糸繊
度は3デニール以上あることが必要であるが、より好ま
しくは4〜7デニールである。太繊度繊維の単糸繊度が
3デニール以下では単糸繊維の断面積が小さすぎて単糸
繊維にかかる横方向の力や9曲げ、ネジレに対する反発
力が期待できなくなり。
太繊度繊維と単糸繊度が1.5デニール以下の細繊度繊
維をそれぞれ構成フィラメント数の5%以上含んでいる
ことを必要とする。太繊度繊維の存在によって布帛にハ
リ、コシあるいはドライ感等の感触を呈せしめ、細繊度
繊維の存在によって優れたソフト感、ふくらみ感、ドレ
ープ性を呈せしめることができる。太繊度繊維の単糸繊
度は3デニール以上あることが必要であるが、より好ま
しくは4〜7デニールである。太繊度繊維の単糸繊度が
3デニール以下では単糸繊維の断面積が小さすぎて単糸
繊維にかかる横方向の力や9曲げ、ネジレに対する反発
力が期待できなくなり。
ハリ、コシが減少し、更には細繊度繊維との繊度差が少
なくなりすぎて得られる織物の凹凸感がなくなり、ヌメ
リ感のある織物になってしまう。3デニール以上の太繊
度繊維は各繊維群の構成フィラメント数の5%以上含む
ようにすることが必要であるが、好ましくは10〜50
%含むようにすることである。3デニール以上の太繊度
繊維が構成フィラメント数の5%以下では太繊度繊維の
存在が少なすぎて反発力が期待できず、ハリ、コシがな
くヌメリ感のある布帛になってしまう。また3デニール
以上の太繊度繊維が構成フィラメント数の50%以上に
なると太繊度繊維の影響が大きくなりすぎて、ドレープ
性、ソフト感に欠けた剛直な風合になってしまうので好
ましくない。一方。
なくなりすぎて得られる織物の凹凸感がなくなり、ヌメ
リ感のある織物になってしまう。3デニール以上の太繊
度繊維は各繊維群の構成フィラメント数の5%以上含む
ようにすることが必要であるが、好ましくは10〜50
%含むようにすることである。3デニール以上の太繊度
繊維が構成フィラメント数の5%以下では太繊度繊維の
存在が少なすぎて反発力が期待できず、ハリ、コシがな
くヌメリ感のある布帛になってしまう。また3デニール
以上の太繊度繊維が構成フィラメント数の50%以上に
なると太繊度繊維の影響が大きくなりすぎて、ドレープ
性、ソフト感に欠けた剛直な風合になってしまうので好
ましくない。一方。
細繊度繊維の単糸繊度は1.5デニール以下であること
が必要であるが、この細繊度繊維の存在によってドレー
プ性、ソフト感が得られる。この1.5デニール以下の
細繊度繊維は構成フィラメント数の5%以」二含まれて
いることが必要であるが、好ましくは20〜80%であ
る。1.5デニール以下の細繊度繊維が構成フィラメン
ト数の5%以下では細繊度繊維の影響が小さく、太繊度
繊維の方の風合がですぎて、ドレープ性、ソフト感に欠
けた剛直な風合になってしまうので好ましくない。
が必要であるが、この細繊度繊維の存在によってドレー
プ性、ソフト感が得られる。この1.5デニール以下の
細繊度繊維は構成フィラメント数の5%以」二含まれて
いることが必要であるが、好ましくは20〜80%であ
る。1.5デニール以下の細繊度繊維が構成フィラメン
ト数の5%以下では細繊度繊維の影響が小さく、太繊度
繊維の方の風合がですぎて、ドレープ性、ソフト感に欠
けた剛直な風合になってしまうので好ましくない。
本発明で用いる糸条を構成する全単糸の伸度の最大と最
小の差は10%以上あることが必要であり、好ましくは
20〜60%である。構成する単糸の伸度の最大と最小
の差が10%以下の場合は必然的に各単糸の配向度が高
く、かつ均一化してしまうのでソフト感、ナチュラル感
が消滅してしまい好ましくない。繊維の断面形状は特に
限定するものではないが1本発明の目的を最も効果的に
達成するには、少なくとも太繊度繊維の一部ないしは全
部の断面形状を異形断面にすることが好ましい。異形断
面の例としては従来知られているマルチローバルや扁平
状のもの、あるいはこれらを組合せた特殊な断面のもの
などが好適に用いられ ・る。とりわけ太繊度繊維
の断面形状として実質的に直線状の扁平幹部と突起部と
を持つ回転非対称形状からなる扁平断面形状のものを用
いると、織物になるまでの工程で糸条に作用する建方や
織物にするときの衝撃などによって単糸繊維同志が密着
して単糸繊維間の空隙部が減少してしまうような現象を
抑制することができ、また、熱処理時においても過度の
収縮が抑制されるので好適である。
小の差は10%以上あることが必要であり、好ましくは
20〜60%である。構成する単糸の伸度の最大と最小
の差が10%以下の場合は必然的に各単糸の配向度が高
く、かつ均一化してしまうのでソフト感、ナチュラル感
が消滅してしまい好ましくない。繊維の断面形状は特に
限定するものではないが1本発明の目的を最も効果的に
達成するには、少なくとも太繊度繊維の一部ないしは全
部の断面形状を異形断面にすることが好ましい。異形断
面の例としては従来知られているマルチローバルや扁平
状のもの、あるいはこれらを組合せた特殊な断面のもの
などが好適に用いられ ・る。とりわけ太繊度繊維
の断面形状として実質的に直線状の扁平幹部と突起部と
を持つ回転非対称形状からなる扁平断面形状のものを用
いると、織物になるまでの工程で糸条に作用する建方や
織物にするときの衝撃などによって単糸繊維同志が密着
して単糸繊維間の空隙部が減少してしまうような現象を
抑制することができ、また、熱処理時においても過度の
収縮が抑制されるので好適である。
一方、細繊度繊維の形状についても太繊度繊維と似た形
状が好ましい。太繊度繊維にも細繊度繊維にもいえるこ
とであるが単糸の断面形状を2種あるいは3種とバラエ
ティ−を持たせると極めて良好な風合を有する織物が得
られる。
状が好ましい。太繊度繊維にも細繊度繊維にもいえるこ
とであるが単糸の断面形状を2種あるいは3種とバラエ
ティ−を持たせると極めて良好な風合を有する織物が得
られる。
本発明でいう混繊糸は150℃での乾熱収縮率の異なる
繊維、断面形状の異なる繊維、繊度の異なる繊維、伸度
の異なる繊維等が混然一体にまざりあっているフィラメ
ント糸条である。
繊維、断面形状の異なる繊維、繊度の異なる繊維、伸度
の異なる繊維等が混然一体にまざりあっているフィラメ
ント糸条である。
上述の糸条は、無撚のまま用いて製織してもよく、また
、300T/M以下の撚を加えるか、あるいは圧縮空気
による交絡処理を行って、糸の集束性を上げてから製織
してもよい。
、300T/M以下の撚を加えるか、あるいは圧縮空気
による交絡処理を行って、糸の集束性を上げてから製織
してもよい。
織物の製織に際しては、上述の糸条を経糸、緯糸または
経、緯糸の双方に用いて通常の製織方法によって製織を
行う。この糸条を経、緯糸の双方に用いた場合には2本
発明の効果が最も大きく現れる。
経、緯糸の双方に用いて通常の製織方法によって製織を
行う。この糸条を経、緯糸の双方に用いた場合には2本
発明の効果が最も大きく現れる。
次に2本発明では製織された織物を温度150℃以上、
湿度O01〜30%R1)の蒸気雰囲気中にて、拡布状
で無張力又は低張力下で連続的にリラックス処理を行う
。
湿度O01〜30%R1)の蒸気雰囲気中にて、拡布状
で無張力又は低張力下で連続的にリラックス処理を行う
。
このような繊維群で構成された織物のリラックス処理は
、一般にオーブンソーパーやソフサー。
、一般にオーブンソーパーやソフサー。
ウィンス等を用いて熱水処理により行われているが、こ
のような一般的な方法によってリラックス処理する場合
にはリラックス処理効果が大きく。
のような一般的な方法によってリラックス処理する場合
にはリラックス処理効果が大きく。
ふくらみ惑の発現という点では良好であるが1合成繊維
の欠点であるヌメリがでてしまい、野蚕絹の大きな特徴
であるドライ感を強調するには不適当である。
の欠点であるヌメリがでてしまい、野蚕絹の大きな特徴
であるドライ感を強調するには不適当である。
本発明では、このリラックス処理を温度150℃以上9
湿度0.1〜30%RHの蒸気雰囲気中にて無張力又は
低張力下で連続的に行うことにより。
湿度0.1〜30%RHの蒸気雰囲気中にて無張力又は
低張力下で連続的に行うことにより。
糸条のほぐれについては従来法の上記熱水リラックス方
式と比較してやや弱くそのリラックス効果がやや弱い傾
向にあるとはいえ2本発明で用いる繊維の異収縮、異繊
度、異断面、異伸度の効果とあいまって、織物表面にミ
クロ的には非均−であるが表面上は均一な独特の微凹凸
が発現し、適度なハリ、コシやさらっとしたドライ感や
マイルドな光沢を有するヌメリ感のない極めて野蚕絹に
近い風合が得られるのである。拡布状で無張力または低
張力下で150℃以上、0.1〜30%RHの水蒸気雰
囲気中にて連続的にリラックス処理を行うには、ループ
式連続過熱蒸気スチーマ−等を用いて行うか、又は、第
1図に示すごときコンベアー弐連続過熱蒸気すラクサー
を用いて処理を行うことができる。その−例を図面で説
明すると、第1図に示すコンベア一式連続過熱蒸気すラ
クサーにて、原動ロール2により・ネットコンベアー3
を移行させつつ、過熱蒸気吐出口4より適量の過熱蒸気
を吐出させ、織物6を挿入ロール1よりオーバーフィー
ドをコントロールしながらネットコンベアー3にのせ、
引出しロール5にて張力をコントロールしながら引出し
つつリラックス処理を行う。
式と比較してやや弱くそのリラックス効果がやや弱い傾
向にあるとはいえ2本発明で用いる繊維の異収縮、異繊
度、異断面、異伸度の効果とあいまって、織物表面にミ
クロ的には非均−であるが表面上は均一な独特の微凹凸
が発現し、適度なハリ、コシやさらっとしたドライ感や
マイルドな光沢を有するヌメリ感のない極めて野蚕絹に
近い風合が得られるのである。拡布状で無張力または低
張力下で150℃以上、0.1〜30%RHの水蒸気雰
囲気中にて連続的にリラックス処理を行うには、ループ
式連続過熱蒸気スチーマ−等を用いて行うか、又は、第
1図に示すごときコンベアー弐連続過熱蒸気すラクサー
を用いて処理を行うことができる。その−例を図面で説
明すると、第1図に示すコンベア一式連続過熱蒸気すラ
クサーにて、原動ロール2により・ネットコンベアー3
を移行させつつ、過熱蒸気吐出口4より適量の過熱蒸気
を吐出させ、織物6を挿入ロール1よりオーバーフィー
ドをコントロールしながらネットコンベアー3にのせ、
引出しロール5にて張力をコントロールしながら引出し
つつリラックス処理を行う。
本発明ではリラックス処理時にビーティングを加えると
、織物表面の均一な微凹凸の発現が増加し、さらに良好
な風合が得られる。リラックス処理時の湿度は0.1〜
30%RHであるが、30RI(を越える湿度で行うと
水分の凝縮が起きて織物に付着し1部分的にリラックス
環が発生して均一な表面感が得られない。また湿度が0
.1%RHより低いと、織物の硬さが増すとともに、リ
ラックス効果が低下し、良好な品位のものが得られない
。
、織物表面の均一な微凹凸の発現が増加し、さらに良好
な風合が得られる。リラックス処理時の湿度は0.1〜
30%RHであるが、30RI(を越える湿度で行うと
水分の凝縮が起きて織物に付着し1部分的にリラックス
環が発生して均一な表面感が得られない。また湿度が0
.1%RHより低いと、織物の硬さが増すとともに、リ
ラックス効果が低下し、良好な品位のものが得られない
。
最も好ましい湿度は0.5〜13.0%RHである。リ
ラックス処理時の温度は150℃以上必要である温度が
150℃以下の場合はリラックス効果が非常に弱(均一
な表面状態が得られない。逆に処理湿度が高すぎる場合
は織物の風合が硬くなり1強力低下とともに加工シワが
発生しやすくなる。最も好ましい処理温度は170〜2
00℃である。
ラックス処理時の温度は150℃以上必要である温度が
150℃以下の場合はリラックス効果が非常に弱(均一
な表面状態が得られない。逆に処理湿度が高すぎる場合
は織物の風合が硬くなり1強力低下とともに加工シワが
発生しやすくなる。最も好ましい処理温度は170〜2
00℃である。
処理時間については風合、操業性などから10秒以上行
えばよいが、あまり短い場合はリラックス効果が弱く、
良好なドライ感や均一な微凹凸のある表面感が得られず
1品位を落とす原因となることがある。
えばよいが、あまり短い場合はリラックス効果が弱く、
良好なドライ感や均一な微凹凸のある表面感が得られず
1品位を落とす原因となることがある。
リラックス処理中の織物の移送方法については拡布状で
無張力又は低張力下で連続的に行うことが必要である。
無張力又は低張力下で連続的に行うことが必要である。
ロープ状あるいは折れ重なった状態で処理を行うと、加
工シワが残り、リラックス環が発生して、均一な表面を
得ることができない。
工シワが残り、リラックス環が発生して、均一な表面を
得ることができない。
織物のオーバーフィード率は0〜15%が好ましい。織
物の経、緯方向の張力については、50a+g/デニー
ル以下の低張力下又は無張力下で織物を移行させること
が重要であり、好ましくはlomg/デニール以下が良
い。張力が50mg/デニールを越えると均一な微凹凸
の発現が少なくなり反面がフラットになり5ふくらみ感
、ドライ感が低下してヌメリ惑のある。光沢の強い織物
となってしまうので好ましくない。
物の経、緯方向の張力については、50a+g/デニー
ル以下の低張力下又は無張力下で織物を移行させること
が重要であり、好ましくはlomg/デニール以下が良
い。張力が50mg/デニールを越えると均一な微凹凸
の発現が少なくなり反面がフラットになり5ふくらみ感
、ドライ感が低下してヌメリ惑のある。光沢の強い織物
となってしまうので好ましくない。
以下、必要に応じて通常のポリエステル織物の加工工程
に準じた精錬、プレセット、アルカリ減量、染色仕上を
行えばよい。この場合にも各工程共に出来るだけ低秦力
下で仕上げて行く方がより一層良好な品位が得られ、又
ブレセット工程を省略すれば織物表面の微凹凸が大きく
残り、より一層自然な野蚕感覚が増した良好な品位のも
のが得られる。
に準じた精錬、プレセット、アルカリ減量、染色仕上を
行えばよい。この場合にも各工程共に出来るだけ低秦力
下で仕上げて行く方がより一層良好な品位が得られ、又
ブレセット工程を省略すれば織物表面の微凹凸が大きく
残り、より一層自然な野蚕感覚が増した良好な品位のも
のが得られる。
(作用)
本発明では150℃における乾熱収縮率が3%以上異な
る2以上の繊維群からなり、各繊維群がそれぞれ単糸繊
度3デニール以上の太繊度繊維と単糸繊度1.5デニー
ル以下の細繊度繊維をそれぞれの繊維群構成フィラメン
ト数の5%以上含み。
る2以上の繊維群からなり、各繊維群がそれぞれ単糸繊
度3デニール以上の太繊度繊維と単糸繊度1.5デニー
ル以下の細繊度繊維をそれぞれの繊維群構成フィラメン
ト数の5%以上含み。
かつ全構成フィラメント中の伸度差が10%以上あるポ
リエステル系異収縮、異繊度、異伸度混繊糸を経糸、緯
糸又は経、緯糸の双方に用いて織物を製織する。このよ
うな織物を、湿度0.1〜30%RH,温度150℃以
上の蒸気雰囲気中にて拡布状で無張力又は低張力下で連
続的にリラックス処理を行うと、織物に雰囲気中の過熱
蒸気が作用し。
リエステル系異収縮、異繊度、異伸度混繊糸を経糸、緯
糸又は経、緯糸の双方に用いて織物を製織する。このよ
うな織物を、湿度0.1〜30%RH,温度150℃以
上の蒸気雰囲気中にて拡布状で無張力又は低張力下で連
続的にリラックス処理を行うと、織物に雰囲気中の過熱
蒸気が作用し。
乾熱では十分に発現しない微細な捲縮が発現すると共に
、乾熱では風合が硬化しすぎる傾向にあるところを適度
な湿度により緩和され、こなれたドライ感が生まれて天
然感の強い野蚕絹様織物となる。
、乾熱では風合が硬化しすぎる傾向にあるところを適度
な湿度により緩和され、こなれたドライ感が生まれて天
然感の強い野蚕絹様織物となる。
(実施例)
以下1本発明を実施例によりさらに具体的に説明するが
、実施例における布帛の性能(ドライ感。
、実施例における布帛の性能(ドライ感。
ふくらみ感、キシミ感、均一な凹凸の表面惑)の評価は
、天然の野蚕糸使いの織物羽二重を基準とし、この基準
との類似性をハンドリングおよび肉眼にて次のランク付
けで評価した。
、天然の野蚕糸使いの織物羽二重を基準とし、この基準
との類似性をハンドリングおよび肉眼にて次のランク付
けで評価した。
◎:極めて良好 ○:良 好
△:やや不良 ×:不 良
実施例1
酸化チタンを0.18重量%含有するポリエチレンテレ
フタレートを溶融紡糸するに際し、孔の大きさが異なる
孔数48の紡糸口金を用いて紡糸温度285℃にて、延
伸後の繊度が75デニールになるように吐出量を調整し
、紡糸速度1400m/分にて未延伸糸を24フイラメ
ントずつ個別に採取した。続いて、延伸装置を用いて延
伸を行うに際し、高収縮糸条としては、延伸倍率2.6
.ホットロール温度85℃、ヒータープレート(温度1
40℃)に非接触の条件で、また同時に、低収縮糸条と
しては、同じ延伸倍率、同じホットロール温度。
フタレートを溶融紡糸するに際し、孔の大きさが異なる
孔数48の紡糸口金を用いて紡糸温度285℃にて、延
伸後の繊度が75デニールになるように吐出量を調整し
、紡糸速度1400m/分にて未延伸糸を24フイラメ
ントずつ個別に採取した。続いて、延伸装置を用いて延
伸を行うに際し、高収縮糸条としては、延伸倍率2.6
.ホットロール温度85℃、ヒータープレート(温度1
40℃)に非接触の条件で、また同時に、低収縮糸条と
しては、同じ延伸倍率、同じホットロール温度。
ならびに同じヒータープレートに接触の条件で延伸し、
速度700m/分で捲取り、75デニール/48フイラ
メントの糸条を得た。このときの高収縮糸条の150℃
における乾熱収縮率は27.5%であり、低収縮糸条の
150℃における乾熱収縮率は5.2%(収縮率差22
.3%)であった。
速度700m/分で捲取り、75デニール/48フイラ
メントの糸条を得た。このときの高収縮糸条の150℃
における乾熱収縮率は27.5%であり、低収縮糸条の
150℃における乾熱収縮率は5.2%(収縮率差22
.3%)であった。
この延伸糸を解繊し、全フィラメントの単糸繊度および
伸度を測定したところ、高収縮糸条、低収縮糸条共単糸
繊度については0.5〜5デニールの範囲に分布してお
り、3デニール以上の大繊度のものが25%、15デニ
ール以下の細繊度のものが50%あった。伸度について
は全フィラメント中で最大値72.6%、最小値32.
3%(伸度差40.3%)にて、この範囲に分布してい
た。
伸度を測定したところ、高収縮糸条、低収縮糸条共単糸
繊度については0.5〜5デニールの範囲に分布してお
り、3デニール以上の大繊度のものが25%、15デニ
ール以下の細繊度のものが50%あった。伸度について
は全フィラメント中で最大値72.6%、最小値32.
3%(伸度差40.3%)にて、この範囲に分布してい
た。
得られた糸条を経、緯糸に用いて羽二重を製織した。続
いて、第1図に示すコンベア一式連続過熱蒸気すラクサ
、−を用い、ネットコンベアー3に震動付与装置(図示
せず)よりビーティングを与えながら織物6をオーバー
フィード10%にて挿入ロール1より送り出し、拡布状
で温度180℃。
いて、第1図に示すコンベア一式連続過熱蒸気すラクサ
、−を用い、ネットコンベアー3に震動付与装置(図示
せず)よりビーティングを与えながら織物6をオーバー
フィード10%にて挿入ロール1より送り出し、拡布状
で温度180℃。
湿度9.2%R1)の常圧過熱蒸気を吐出口4から吹き
つけつつ6秒間のリラックス処理を行った。この後、上
野山機工■製のボイルオフ機にて連続精線を行い、続い
て通常の方法で10%のアルカリ減量処理を行った後、
サンド社製分散染料PoronYellow Brow
n S −CT L O,02%o、w、f、にて。
つけつつ6秒間のリラックス処理を行った。この後、上
野山機工■製のボイルオフ機にて連続精線を行い、続い
て通常の方法で10%のアルカリ減量処理を行った後、
サンド社製分散染料PoronYellow Brow
n S −CT L O,02%o、w、f、にて。
日限製作所■製のリールレス型液流染色機を用いて、1
30℃で30分間の染色を行い、乾燥後170℃で30
秒間の乾熱条件で仕上セットを行い、無地染色物を得た
。
30℃で30分間の染色を行い、乾燥後170℃で30
秒間の乾熱条件で仕上セットを行い、無地染色物を得た
。
この織物(羽二重)について、ドライ感、ふくらみ感2
表面惑(均一凹凸)の評価を行った結果を第1表に示し
た。
表面惑(均一凹凸)の評価を行った結果を第1表に示し
た。
本発明方法との比較のため1本実施例において2リラッ
クス処理時の湿度をそれぞれ0.1%R1)゜35%R
1+とするほかは1本実施例と全く同一の方法により、
それぞれ比較例1.比較例2の織物(羽二重)を製造し
、また1本実施例においてリラックス処理時の温度を1
40℃とするほかは。
クス処理時の湿度をそれぞれ0.1%R1)゜35%R
1+とするほかは1本実施例と全く同一の方法により、
それぞれ比較例1.比較例2の織物(羽二重)を製造し
、また1本実施例においてリラックス処理時の温度を1
40℃とするほかは。
本実施例と全く同一の方法により比較例3の織物(羽二
重)を製造した。
重)を製造した。
さらに2本発明方法との比較のため1本実施例において
単糸繊度が3デニールの太繊度繊維のみを経糸、緯糸に
用いるほかは本実施例と全く同一の方法により比較例4
の織物(羽二重)を製造し。
単糸繊度が3デニールの太繊度繊維のみを経糸、緯糸に
用いるほかは本実施例と全く同一の方法により比較例4
の織物(羽二重)を製造し。
また、別に本実施例において単糸繊度1.5デニールの
細繊度繊維のみを経糸、緯糸に用いるほかは本実施例と
全く同一の方法により比較例5の織物(羽二重)を製造
した。また、これとは別に9本実施例において24フイ
ラメントの未延伸糸2本を引きそろえ、延伸倍率3.5
.ホットロール温度85℃、ヒータープレート(温度1
60℃)に接触の条件にて延伸し、得られる糸条(構成
フィラメントの伸度の最大値は29.4%、最小値は2
0.1%、従って伸度差は9.3%)を織物の経、緯糸
に用いるほかは本実施例と全く同一の方法により比較例
6の織物(羽二重)を製造した。さらに2本発明方法と
の比較のため2本実施例において24フィラメント/本
の未延伸糸を2本引きそろえ。
細繊度繊維のみを経糸、緯糸に用いるほかは本実施例と
全く同一の方法により比較例5の織物(羽二重)を製造
した。また、これとは別に9本実施例において24フイ
ラメントの未延伸糸2本を引きそろえ、延伸倍率3.5
.ホットロール温度85℃、ヒータープレート(温度1
60℃)に接触の条件にて延伸し、得られる糸条(構成
フィラメントの伸度の最大値は29.4%、最小値は2
0.1%、従って伸度差は9.3%)を織物の経、緯糸
に用いるほかは本実施例と全く同一の方法により比較例
6の織物(羽二重)を製造した。さらに2本発明方法と
の比較のため2本実施例において24フィラメント/本
の未延伸糸を2本引きそろえ。
同じ延伸装置を用いて、延伸倍率2.6.ホットロ−ル
温度り5℃、ヒータープレート温度140℃に接触の条
件にて速度700m/分で捲取り、繊度75デニール/
48フイラメントの糸条(高収縮糸条の150℃におけ
る乾熱収縮率は7.6%。
温度り5℃、ヒータープレート温度140℃に接触の条
件にて速度700m/分で捲取り、繊度75デニール/
48フイラメントの糸条(高収縮糸条の150℃におけ
る乾熱収縮率は7.6%。
低収縮糸条の150℃における乾熱収縮率は5.5%、
したがって収縮率差は2,1%)を製造し、この糸条を
織物の経糸、緯糸に用いるほかは本実施例と全く同一の
方法により比較例7の織物(羽二重)を製造した。
したがって収縮率差は2,1%)を製造し、この糸条を
織物の経糸、緯糸に用いるほかは本実施例と全く同一の
方法により比較例7の織物(羽二重)を製造した。
さらに本実施例におけるリラックス処理に代えて、オー
ブンソーパーを用いて行う浴温95℃。
ブンソーパーを用いて行う浴温95℃。
10秒間のリラックス処理を行うほかは2本実施例と全
く同一の方法により比較例8の織物(羽二重)を製造し
た。
く同一の方法により比較例8の織物(羽二重)を製造し
た。
上記比較例1〜8の織物についてドライ感、ふくらみ感
、キシミ感2表面惑(均一な凹凸)を評価し、その結果
を合わせて第1表に示した。
、キシミ感2表面惑(均一な凹凸)を評価し、その結果
を合わせて第1表に示した。
(以下余白)
第 1 表
第1表より明らかなごと(2本発明方法による織物の羽
二重は2天然の野蚕糸を用いた羽二重に非常によく似た
性能を有していた。
二重は2天然の野蚕糸を用いた羽二重に非常によく似た
性能を有していた。
(発明の効果)
本発明は、特定の限定されたポリエステル系異収縮異繊
度異伸度混繊糸条を用いて織物を製織し。
度異伸度混繊糸条を用いて織物を製織し。
これを拡布状で無張力又は低張力下にて温度150℃以
上、湿度0.1〜30%R1)の蒸気雰囲気中にてリラ
ックス処理を行うものであり、かかる本発明方法によれ
ば野蚕絹に非常に近い均一性のある凹凸が形成され、ド
ライ感、ふくらみ感、キシミ惑、適度なハリ・コシを有
した極めて天然の野蚕絹に近い絹様のポリエステル系織
物を製造することができる。
上、湿度0.1〜30%R1)の蒸気雰囲気中にてリラ
ックス処理を行うものであり、かかる本発明方法によれ
ば野蚕絹に非常に近い均一性のある凹凸が形成され、ド
ライ感、ふくらみ感、キシミ惑、適度なハリ・コシを有
した極めて天然の野蚕絹に近い絹様のポリエステル系織
物を製造することができる。
第1図は3本発明方法で用いるコンベア一式連続過熱蒸
気すラクサーの要部の概略側面見取図であり、1は挿入
ロール、2は原動ロール、3はネットコンベアー、4は
過熱蒸気吐出口、5は引出しロール、6は織物である。 特許出願人 二二亭力株式食社 冨 1 図
気すラクサーの要部の概略側面見取図であり、1は挿入
ロール、2は原動ロール、3はネットコンベアー、4は
過熱蒸気吐出口、5は引出しロール、6は織物である。 特許出願人 二二亭力株式食社 冨 1 図
Claims (1)
- (1)150℃における乾熱収縮率が3%以上異なる2
以上の繊維群からなり、各繊維群がそれぞれ単糸繊度3
デニール以上の太繊度繊維と単糸繊度1.5デニール以
下の細繊度繊維をそれぞれの繊維群構成フィラメント数
の5%以上含み、かつ全構成フィラメント中の伸度差が
10%以上あるポリエステル系異収縮異繊度異伸度混繊
糸条を経糸、緯糸又は経、緯糸に用いて織物を製織し、
しかる後にこの織物を温度150℃以上、湿度0.1〜
30%RHの蒸気雰囲気中にて、拡布状で無張力又は低
張力下で連続的にリラックス処理することを特徴とする
野蚕調ポリエステル系織物の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62104973A JPS63270858A (ja) | 1987-04-27 | 1987-04-27 | 野蚕調ポリエステル系織物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62104973A JPS63270858A (ja) | 1987-04-27 | 1987-04-27 | 野蚕調ポリエステル系織物の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63270858A true JPS63270858A (ja) | 1988-11-08 |
Family
ID=14395039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62104973A Pending JPS63270858A (ja) | 1987-04-27 | 1987-04-27 | 野蚕調ポリエステル系織物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63270858A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02139436A (ja) * | 1988-11-17 | 1990-05-29 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | ポリエステル異収縮混繊糸からなる織編物 |
-
1987
- 1987-04-27 JP JP62104973A patent/JPS63270858A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02139436A (ja) * | 1988-11-17 | 1990-05-29 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | ポリエステル異収縮混繊糸からなる織編物 |
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