JPS63270634A - 芳香族誘導体およびその製造法 - Google Patents

芳香族誘導体およびその製造法

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JPS63270634A
JPS63270634A JP31899087A JP31899087A JPS63270634A JP S63270634 A JPS63270634 A JP S63270634A JP 31899087 A JP31899087 A JP 31899087A JP 31899087 A JP31899087 A JP 31899087A JP S63270634 A JPS63270634 A JP S63270634A
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篤夫 羽里
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精二 黒住
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は医薬品として有用な芳香族誘導体に関する。さ
らに詳しくは、アラキドン酸カスケード代謝産物に起因
する疾患を治療するための作用を有する芳香族誘導体及
びその製造法に関する。
〈従来技術〉 アラキドン酸は生体内においてリポキシゲナーゼの作用
により、種々のロイコトリエン(LT)類に変換される
。これらのロイコトリエン類は種々の生理活性を有し、
例えばLTB4は白血球の化学定性活性、浸潤、凝集、
脱顆粒、スーパーオキシドアニオン産生、血管内皮への
粘看六進等に関与し、LTC4やLTD4は回腸、呼吸
器系の平滑筋収縮、皮膚血管収縮、血管透過性六進、降
圧などの生理活性を示す(The Leukotrie
nes、^Biological Council S
ymposium、 P、J、Piper。
Raven Pres (New York))。現在
、これらの種々の生理活性を示すロイコトリエン類は気
管支喘息。
鼻アレルギー、眼炎症、アトピー性皮膚炎などのアレル
ギー性疾患や、浮腫、虚血性疾患、高血圧症、虚血性脳
障害等の循環器系疾患の原因となることが知られている
。一方、乾癖の病変中にLTB4が多量にみられること
も最近の研究で明らかになっているが、LTB4が直接
乾唐の原因になつでいるか否かは明白ではない。
従って、リポキシゲナーゼと一般炎症に関与するシクロ
オキシゲナーゼの両方を阻害することが上記したアレル
ギー性疾患や循環器系疾患または乾瘤等およびそれに関
連する炎症の治療に有効でおると考えられる。〈発明の
目的〉 本発明者らは、リポキシゲナーゼおよびシクロオキシゲ
ナーゼにより産生されるケミカルメディエータ−の生合
成を阻害する物質に関して鋭意研究した結果、本発明に
おける芳香族誘導体がかかる目的を達成しくqることを
見出し本発明に到達したものであり、本発明の目的はか
かる芳香族誘導体およびその製造法を提供することにお
る。
〈発明の構成及び効果〉 本発明では下記式[I] R11 で表わされる化合物と下記式[I[1]%式%[1] で表わされる化合物とを塩基存在下において反応せしめ
、次いで必要に応じて加水分解反応、還元反応、脱保護
反応に付すことを特徴とする下記式%式% で表わされる芳香族誘導体の製造法または下記式[IV
] [式中、RIT、R21は上記定義に同じである。]で
表わされる化合物と下記式[V] Z  C)12  B  (CH2) n  X’ Y
’ ”・[V]で表わされる化合物とを塩基性化合物存
在下反応せしめ、次いで必要に応じて加水分解反応、還
元反応、且つ保護反応に付すことを特徴とする下記式[
i −bl R2・・づI −bl で表わされる芳香族化合物の製造法に関する。
上記式[I]で表わされる芳香族化合物において、R1
またはR2は同一もしくは異なり、水素原子。
水酸基、ハロゲン原子、0R3(R3はC1〜C1oの
炭化水素基)を表わすが、好ましくは水素原子。
OR3であり、OR3としてはメトキシ基が好ましい。
A−8としては、下記式群 ぺ/、 、4−、−CHz−5−、−3−CHz +。
からなるものが好ましいものとして挙げられる。
ざらにAとしては基ニーCH=CH−または−3−CH
2−が特に好ましいものとして挙げられ、Bとしては基
: −Ct−1−C+ +、 −C1−1z−3+。
金、または〆↓ が特に好ましいものとして挙げること
ができる。
さらに、X−YのうちXが−C−〇−を表わすとき、Y
は好ましくは水素原子、 C+ 〜C5のアルキル基、
01〜C5のアルキル基を有するアリール基、 −(J
lz  CH=CH−Ar(Arハフェニル基もしくは
少くとも1つの01〜C5のアルキルまたはアルコキシ
基で置換されているフェニル基を表わす。)であり、ま
たXが一〇−G−であるときにはYは好ましくは01〜
C5のアルキル基。
少なくとも1個の01〜C5のアルコキシ基で置換され
ていてもよいフェニル基で置換された02〜C5のフル
ケニル基、または少くとも1このC1〜C5のアルコキ
シ基で置換されていてもよいフェニル基であり、またX
が酸素原子を表わすときにはYは水素原子であるのが好
ましい。Xが−CNH−であるときにはYは式−GOO
R(Rは水素原子またはC1〜C5のアルキル基)で表
わされる基で置換されていてもよいフェニル基が好まし
い。
上記で定義したC1〜C5のアルキル基としては、例え
ばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、インブチ
ル、t−ブチルなどのアルキル基などが挙げられる。
また上記で定義したC1〜C5のアルコキシ基の例とし
てはたとえばメトキシ、エトキシまたはブトキシ基等を
挙げることができる。
上記式[I]において置換したフェニル基を含みかつそ
の置換基がカルボキシル基またはアルコキシカルボニル
基である場合にはその配向性はオルト、パラが好ましい
。またX−YがC0OHであるとき、適当な無機または
有機の塩基とから生成される非毒性塩であることもでき
る。かかる塩基としては次のようなものを挙げることが
できる。
すなわち、無機塩基としては、例えば、ナトリウム、カ
リウム、カルシウム、マグネシウムなどのアルカリ金属
もしくはアルカリ土類金属の水酸化物、炭酸塩1重炭酸
塩などが挙げられる。また有機塩基としては例えば、メ
チルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、エチ
ルアミン、ジエチルアミン、トリメチルアミン、エチル
アミン。
ジエチルアミン、トリエチルアミンなどの第1級。
第2級もしくは第3級アルキルアミン類;エタノールア
ミン、ジェタノールアミン、トリエタノールアミンなど
の第1級、第2級もしくは第3級アルカノールアミン類
;エチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミンなどのジ
アミン類;ピロリジン。
ピペリジン、モリホリン、ピペラジン、N−メチルモル
ホリン、ピリジンなどの環状飽和もしくは不飽和アミン
類などが挙げられる。
上記式[I−alで表わされる化合物は塩基性化合物存
在下上記式[I[]で表わされる化合物と上記式[I1
1]で表わされる化合物とを反応せしめ、次いで必要に
応じて加水分解反応、還元反応、脱保護反応に付すこと
により得られる。
上記式[II]の化合物と上記式[I11]の化合物と
の反応は、[■]で表わされるホスホネート化合物と[
III]で表わされるアルデヒド化合物の混合物に塩基
、例えばNah、 NaNHz、 LiN (i −P
r) 2 、 CH3ONaなどを加える、いわゆるウ
イッテイツヒ反応をすることにより行われる。この際、
反応に用いられる溶媒としては、例えばベンゼン。
テトラヒドロフラン(THF)、ジクリム、ジメチルホ
ルムアミド(DMF>、ジメチルスルホキサイド(DM
SO>などが用いられる。
ホスホネート化合物[n]に対して、塩基は0.1〜1
0倍当量、好ましくは0.9〜1.4倍当量、アルデヒ
ド化合物[I[1]は0.1〜10倍当量、好ましくは
0.9〜1.4倍当量用いればよい。反応温度はO℃〜
150’Cの範囲で行われ、好ましくは10℃〜80℃
である。反応時間は化合物により異なるが10分〜24
時間程度である。反応終了後、抽出やカラムクロマトグ
ラフィー等の通常の後処理により前記芳香族誘導体が得
られる。
かかる芳香族誘導体は次いで必要に応じて加水分解反応
、還元反応、脱保護反応に付すことができる。
すなわち、式[III]における一X’ Y’がエステ
ル基またはアシルオキシ基であるときには加水分解反応
に付すことができる。かかる加水分解反応はそれ自体公
知の方法、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウムな
どの塩基性化合物の存在下に加水分解する方法が採用さ
れ、かくして相当するカルボン酸体やアルコール体が得
られる。
−X’ Y’がエステル基のときには還元反応に付すこ
とができる。かかる還元反応はそれ自体公知の方法、即
らL ! AI 84等の還元剤で還元する方法が採用
され、かくして相当するアルコール体が得られる。
また、式[1]におけるR11.R21がフルキルオキ
シ基を表わすときはそれ自体公知の方法(即ち、Pro
tective Groups in Organic
 5ynthesis。
T、 W、 Green、 A Witty−Inte
r 5cience Publica−tion、 J
ohn Willy & 5ons、 New Yor
k p88〜p92等記載の公知の方法)によって相当
するアルコール体に変換される。
目的物の単離精製は通常の方法すなわち抽出。
クロマトグラフィー、再結晶等の手段により行うことが
できる。芳香族誘導体の非毒性塩は塩生成反応によって
得られ、かかる塩生成反応は適当な溶媒中で、上記した
方法で得られるカルボン酸と、前述した如き塩基例えば
アルカリ金属の水酸化物あるいは炭酸塩、水酸化アンモ
ニウム、炭酸アンモニウム、アンモニアあるいはアミン
等を反応させて得られる。
上記式[I−blで表わされる本発明の芳香族誘導体は
上記式[IV]で表わされる化合物と上記式[V]で表
わされる化合物とを塩基性化合物存在下反応せしめ、次
いで必要に応じて加水分解反応。
還元反応、脱保護反応に付すことにより製造される。
上記式[IV]の化合物と上記式[V]の化合物との反
応は、[IV]を塩基性化合物、例えばNaH。
CH3ONaなどの化合物によりアニオン化することに
より行うことができる。この際反応に用いられる溶媒と
しては、例えばテトラヒドロフラン(THF>、ジメチ
ルホルムアミド、ジエチルエーテル、ジオキサンなどが
用いられる。上記式[V]において7がアシルオキシ基
であり、Bが一〇 H=CH−である時にはパラジウム
(O)触媒が必要であり、パラジウム(O)触媒として
は、例えば丁etrahedron  Vol、  4
2.  No、16.  pp、4361  t。
4401、1986; Accounts of Ch
emical Re5earchVO+、13. NO
,11,pI)385 to 393.1980;およ
び”Organic 5ynthesis with 
Palladium Compounds”J、Tsu
ji、 Springer−Verlag (1980
)記載の種々のパラジウム鏡体を用いることが可能であ
る。好ましくはテトラキス(トリフェニルホスフィン)
パラジウム(O)、ビス[ビス(1,2−ジフェニルホ
スフィノ)−エタン]パラジウム(O)、ビス[ビス(
1,3−ジフェニルホスフィン)−プロパン]パラジウ
ム(O)を用いるが、これに限定されるものではない。
チオール化合物[IV]に対して塩基は0.5〜10倍
当量、化学量論的には1モル当量が好ましく用いられる
。上記式[V]で表わされる化合物はチオール化合物に
対して0.1〜5倍当量、好ましくは()、1〜1,5
倍当量が好ましく用いられる。パラジウム触媒を用いる
場合にはチオール類に対してo、 ooi〜1当量、好
ましくはo、 oi〜0.2当伍である。反応温度は一
30℃から200℃、好ましくはO°C〜100″Cで
あり、反応時間は10分から100時間であり、好まし
くは1時間から24時間である。
反応終了後、上記の如き通常の後処理により芳香族誘導
体が得られる。かかる芳香族誘導体は次いで必要に応じ
て加水分解反応、還元反応、脱保護反応に付すことがで
き、目的とする芳香族誘導体に導くことができる。得ら
れた化合物がカルボン酸でおるときはざらにその非毒性
塩に導くことができる。かかる交換反応は前述したもの
と同様の方法によって行うことができる。また、上記式
[I−a]または[I−blで表わされる化合物のうち
、X’ Y“°が−COOHである場合には、このもの
をエステル化またはアミド化し、またX。
Y IIが−OHであるときにはエステル化反応を行い
上記式[IIで表わされる相当する化合物に公知の手法
により導くことができる。
かかる芳香族化合物の具体例としては、例えば以下の化
合物が例示される。
(1)8−(2−ナフチル)−5,6−トランス−5゜
6−メタン−7日−オクテン−1−オール(2) (1
)の3,4−ジメトキシ桂皮酸エステル(3)8−(2
−ナフチル)−5,6−トランス−5゜6−メタノ−7
旦−オクテン酸の3.4−ジメトキシシンナミルアルコ
ールエステル (4)8−(2−ナフチル) −5,6−トランス−5
゜6−メタン−7旦−オクテン酸のアントラニル酸アミ
ド (5)8−(2−ナフチル)−5,6−トランス−5゜
6−メタノ−′7旦−オクテン醒のp−7ミノ安息香酸
アミド (6) (4)のメチルエステル (7) (5)のメチルエステル (8) (4)のナトリウム塩 (9) (5)のナトリウム塩 (10) (4)のカリウム塩 (11H5)のカリウム塩 (12)4−(3−(2−ナフチル)−2旦−プロペニ
ルチオ)ブタン酸 (13)8−(2−ナフチル)−5旦、7旦−オクタジ
エン酸 (14)4− (5−(2−ナフチルビニル)−2−チ
オフェン)ブタン酸 (15)7−(2−ナフチルチオ)−5旦−ヘプテン酸 (16)7−(2−ナフチルチオ)=5.6−トランス
−5,6−メタツヘブタン酸 (17)4− (5−(2−ナフチルチオメチル)−2
−チオフェン)ブタン酸 (18)8−(6−メドキシー2−ナフチル)−5,8
−トランス−5,6−メタノ−7旦−オクテン酸(19
)4− (3−(6−メドキシー2−ナフチル)−2E
−プロペニルチオ)ブタン酸 (20)8−(6−メドキシー2−ナフチル)−5旦。
7E−オクタジエン酸 (21)4− (5−(6−メドキシー2−ナフチルビ
ニル)−2−チオフェン)ブタン酸 (22)8− (6,7−シメトキシー2−ナフチル)
−5,6−トランス−5,6−メタノ−7旦−オクテン
酸 (23)4− (3−(6,7−シメトキシー2−ナフ
チル)−2旦−プロペニルチオ)ブタン酸(24)8−
 (6,7−シメトキシー2−ナフチル)−5旦、7旦
−オクタジエン酸 (25)4− (5−(6,γ−ジメトキシー2−ナフ
チルビニル)−2−チオフェン)ブタン酸(26)7−
 (8,7−シメトキシー2−ナフチルチオ)−56−
ヘプテン酸 (27)7−(2−ナフチルチオ)−5,6−トランス
−5,6−メタツヘブタン酸 (28) (12)〜(27)のメチルエステル(29
) (12)〜(27)のナトリウム塩(30) (1
2)〜(27)のカリウム塩(31) (12)〜(2
7)の3.4−ジメトキシシンナミルアルコールエステ
ル (32) (12)〜(27)のアントラニル酸メチル
アミド(33) ’(12)〜(27)のp−アミン安
息香酸メチルアミド かくして得られた本発明における芳香族誘導体は、リポ
キシゲナーゼに対する阻害活性を示し、抗5R3−A活
性を有することが見い出された。
従って本発明化合物は気管支喘息、鼻アレルギー、アレ
ルギー性眼炎症、アトピー性皮膚炎などのアレルギー性
疾患や浮腫、虚血性疾患、高血圧症、虚血性脳障害等の
循環器系疾患あるいは乾疵等の疾病の治療または予防、
ウィルス性の疾病の治療あたは予防に有用である。
以下、本発明を実施例により更に詳細に説明する。
実施例1 −メタノー7−オクテン−1−オールのAカルボン!(
1) 208m(!  (O,74mmol)のエーテ
ル溶液5dをO℃下LA f−157mg (1,5m
mol)の5mlエーテルサスペンション攪拌下滴下し
、室温にて一夜攪拌した。Na2SO4水を加えてデカ
ンテーションで有機層をとり、乾燥、tA縮後、シリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン: Ac0E
t=1:1)に供しアルコール(2) 1911111
J  (97%)を得た。
NMR(δI)l)m 、 CDC2:+ 、 60 
MtlZ)0.5〜1.8(m、l0H)、 3.5(
m、2N)。
5.7(dd、IH,J=16.0.8.0Hz)。
6.45(d、IH,J=16.0Hz)。
7.0〜7.7(m、7H) 実施例2 8−(2−ナフチル) −5,6−トランス−5,6−
メタノ−7−オクテン酸のアントラニル酸メL玄2且五
匁金感 カルボンr!1(1) 200mg(O,71mmol
)の4dメタノールフリー塩化メチレン溶液としアント
ラニル酸メチル108mg  (O,71mmol)の
塩化メチレン(1d溶液)を加え、0℃に冷却してDC
C(ジシクロへキシルカルボジイミド> 149ma 
 (O,72mmol)を加えた。1.5時間O℃で攪
拌し、次いで4,5時間室温で攪拌した。さらにアント
ラニル酸メチル108mgとDCC300ma  (1
,4mmol)を加え、2日間攪拌した。水で反応を終
結させ、酢酸エチルにて抽出した。硫酸水素カリウム水
溶液、次いで飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウ
ム上で有機層を乾燥し、溶媒を留去したのちシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=8
:1)に供し、酸アミド体(3) 90mG (31%
)を得た。
NMR(δppm、co鵠3 、60聞l)0.6〜2
.2(m、8H) 、 2.2〜2.6(m、2M) 
3.8(s、3H) 、 5.7(ddjl−1,J=
16.0.8.0Hz) 。
6.45(d、111  、  J=16.0Hz)。
6.8〜7.7(m、l0H)。
7.8(dd、ill 、 J=8.0.2.0) 。
8.55(dd、IH,J=8.0.1.0)I R(
cm−1、neat) 3300、3280.3000.2950.1700(
Shoulder)。
1685、1640.1610.1585.1525.
1450゜1310、1260.1240 実施例3 酸メチルアミドの合成 カルボン!(1) 100m0  (O,36mmol
)の乾燥メタノールフリー塩化メチレン(2ml)溶液
をN2気下−20℃に冷却した。ここにトリエチルアミ
ン53μ! (O,38mmol)とピバロイルクロリ
ド40μJ(O,37mmol)を加え、−20”Cに
て1時間攪拌したここにp−アミノ安息香酸メチル54
mg (O,36mmol)の2!d!drV塩化メチ
レン溶液を加え、−20℃で30分、室温で18時間攪
拌した。水で反応を終結させ、酢酸エチルで抽出した。
有機層をNaHCO3,KHSO3、Na(12水で洗
浄し、乾燥後濃縮した。次いでシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=4:1)に供し
、酸アミド体(4) 110mG  (75%) ヲ得
り。
NMR(δDI)flt 、 CDC!23.60)f
lZ)0.6〜2.2(m、8)1) 、 2.2〜2
.6(m、2H) 。
3.75(s、3tl)、 5.7(dd、IN 、 
J=16.0.8.0Hz)。
e、55(d、IH、16,0Hz) 。
7.0〜7.9(m、 In+) 実施例4 酸アミドの合成 アミドエステル(4) 40mg(O,09γmm01
 )をメタ/−/I/ (1m>、THF (3m)溶
液とし、0℃に冷却して4N  LiOf−f2mを加
えた。そのまま5時間攪拌し、次いで4℃で2日半放置
した。塩酸で酸性にしたのち酢酸エチルで2回抽出し、
有機層をNaα水で洗浄し、乾燥後濃縮してカルボン酸
(5)  38mC1(quant)を得た、。
NMR(δppm 、重アセトン、重HeQ H。
6014tlZ) 0.6〜2.6(m、2l−1) 。
5.7(dd、1)1 、 J=16.0.8.0)。
6.55(d、IH、16,0Hz) 。
7.0〜8.0(m、11N) 実施例5 >>力まルヱ互ユニ土工区ヱルD食虜 カルボン酸(旬51mg(O,18mmol)の2In
!メタノールフリー乾燥塩化メチレ〕/溶液に3,4−
ジメトキシシンナミルアルコール50mg(O,26m
mol)の4d塩化メチレンを加え、次いでジメチルア
ミノピリジン(以下DAP)2.5m(1(O,02m
mol)、 DCC64n+g (O,3mmol)を
加えて室温にて一夜攪拌した。水を加えて反応を終結さ
せ、酢酸エチルにて抽出した。有機層をK HS 04
水、 Naα水で洗浄後、乾燥、a縮し、シリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=5:
1)に供し、エステル(6) 81m0 (98%)を
得た。
NMR(δpl)m 、 CDQ23 、 E)OHH
7) :0.5〜2.1(m、8N) 、 2.1〜2
.8(m、2H) 。
3.75 (S、 3H)。
4.65(d、2H、J=5.0H2)。
5.7(dd、1H、J=16.0.8.0H7)。
5.95(d、t、IH、J=18.0.5.0H2)
6.4(d、 J=16H2,IH)。
6.45(d、E  、  J=16.0tlZ)  
6.5〜6.8(3H,m) 、 7.0〜7.7(m
、7旧I R(cm−1、neat) 3000、2950.1735. 1700. 165
0. 1600゜1515、 14B0. 1420.
 1240実施例6 ジメトキシシンナミックアシドエステルの合成0   
   0He アルコール体(2) 57mg (O,2t mmol
)と3,4−ジメトキシけい皮酸44mC1(O,21
mmol)のメタノールフリー乾燥塩化メチレン(4d
)溶液にDMAP2.5mg(O,02mmol)を加
え0℃に冷却した。DCC62mg(O,3mmol)
を加えて0℃で1.5時間、次いで室温で16時間攪拌
した。さらに3,4−ジメトキシけい皮酸60mg(O
,29mmol)とD CC60mgを加え、ざらに−
夜室温で攪拌した。水で反応を終結させ、酢酸エチルに
て抽出した。次いで有機層をKHSO3水、 Naα水
で洗浄し、乾燥後濃縮してシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=5:1)に供し、エ
ステル体(7) 76mg(78%)を得た。
NMR(δppm 、 CDG3 、60HH2)0.
5〜1.8(m、l0H)、 3.85(S、6旧、 
4.t(m、2旧。
5.7(dd、ltl 、 J=16.0Hz、 8.
0Hz)。
6、t5(d、IH、J=16.0Hz) 。
6.4(d、IH,J=16.0Hz) 、 6.5〜
7.1(m、3旧。
7.1〜7.8(m、8N) I R(cm−+ 、 neat) 2950、2850.1735.1700.1630.
1600゜1510、 1460 実施例フ ルチオ)ブタン酸メチルの合成 2−ナフチルメチルホスホン酸ジメチル160mg(O
,64mmol)の2ddrVTHF溶液に0℃にて0
.2 MLDA (リチウムジイソプロピルアミドTH
F溶液) 3.2 d (O,64mmol)を加え、
5分後に6−ホルミル−5−チアヘキサン酸メチルii
3mg(O,64mmol)のTHF (2d)溶液を
加え、「tにして1日攪拌した。NH4Cff1水を加
えて反応を終結させ、酢酸エチルにて抽出した。有機層
をNaα水で洗浄し、乾燥濃縮後シリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=4:1)に供
し、生成物37mg(旦〉(19%)を得た。
NMR(δDpm 、 CDQh )  60H1lZ
1.6〜2.6(m、6旧、 3.2(d、2N、 J
=6.0Hz)。
3、6(S、 3旧、 6.0(IH,dt、J=16
.OHz、 6.0Hz)。
6.45(d、IH、J=16.0H2)  。
7.0〜7.7(m、7H) ■R(cm−1、neat) 2950、1735.1600.1505.11130
.1360実施例8 2−ナフチルホスホン酸ジメチル250mg(1mmo
l)とメチル−4−(5−ホルミル−2−チェニル)フ
タノエート212ma  (1mmol)の2miDM
F溶液にCtl:+ONa (28%Neo H) 2
12mclの1miDMF溶液を加え、1時間攪拌した
。NHaCRで反応を終結させ、酢酸エチルで抽出した
。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘ
キサン:酢酸エチル=7:1)に供し、成績体220m
g(68%)を得た。
NMR(δppm、CDα3) 1.8〜2.5(m、4H) 、 2.5〜2.9(m
、2旧。
3.55(s、3旧、 6.4〜7.7(m、1111
)実施例9 2−ナフチルメチルホスホン酸ジメチル160mg(O
,64mmol)の2 mdrV T HF溶液にO′
Cにて0.2)IL DA (THF > 3.2 m
l (O,64mmol)ヲ加え、5分後に6−ホルミ
ル−5旦−ヘキセン酸メチル100mg(O,64mm
ol)のTI−IF(2mfり溶液を加え、rtにして
1日攪拌した。NH4C2水を加えて反応を終結させ、
酢酸エチルにて抽出した。有機層をNaCI2水で洗浄
し、乾燥濃縮後シリカゲルカラムクロマトグラフィー(
ヘキサン:酢酸エチル=4:1)に供°し、生成物73
m(](10)  (41%)を1qだ。
NMR(δpI)m 、 CDCI13)1.5〜2.
5(m、6H) 、 −3,55(s、3旧。
5.4〜6.8(m、4tl) 、 7.0〜7.8(
m、7H) 。
実施例10 チルの合成 2−(6−メドキシナフチル)メチルホスホン。
酸ジメチル80mg(O,29mmol)および6−ホ
ルミル−5,6−トランス−5,6−メタノヘキサン酸
メチル50mg(O,29mmol)のDMF溶液(5
0(1,e>に室温にてCI−bONa(28%Neo
 H) 58mg (O,3mmol )のDMF溶液
(200μl)を加えて6時間攪拌した。飽和塩化アン
モニウム水溶液で反応を終結させ、酢酸エチルにて抽出
した。有機層を水で洗浄後飽和食塩水で洗浄し、無水硫
酸マグネシウム上で乾燥した。溶媒を減圧上濃縮し、粗
生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサ
ン:酢酸エチル=9 : 1 ”)に供し、成績体37
+11(+ (11)(42%)を得た。
NMR(δt)pm 、 CD(ff13)0.4〜1
.0(m、3H) 、 1.0〜2.0(m、5N) 
2.0〜2.4(m、3H) 、 3.55(S、3+
1)。
3゜8(s、3H) 、 5.7(dd、18 、 J
=15Hz、 8Hz)。
6.4(d、1N、 J=15Hz) 、 6.8〜7
.6(m、6tl)実施例11 チルの合成 eQ 窒素気流下6,7−シメトキシー2−メルカプトナフタ
レン71.PLO(O,32mmol)のDMF (4
d)溶液にNa)−1(60%in oil) 15m
g (O,37mmol)を加え水冷上攪拌した。ここ
に7−ブロモ−5,6−トランス−5,6−メタノヘキ
セン酸メチル76mg(O,32mmol)のDMF 
(4d)溶液を加え、室温にて2時間攪拌した。反応液
に酢酸エチルと水を加え、水層を酢酸エチルで抽出した
。有機層は飽和食塩水で洗浄後無水硫酸マグネシウム上
で乾燥し、濃縮した。得られた油状物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=10:
1〜7:1)に供し、目的物である7−(6゜7−シメ
トキシー2−ナフチルチオ)−5,6−トランス−5,
6−メタノ−ヘキセン酸メチル72.8mg(12) 
(60%)を得た。
1H−NMR(δppm 、 CDCQ3)0.2〜1
.0(m、4H) 、 1.1〜1.4(m、2H) 
1.4〜1.9(m、2旧、 2.32(t、 J=7
112 、2N) 。
2.94(d、 J=7H2,2N)、 3.64(S
、311)。
3.98(s、6tl)、 7.0〜7.6(m、5t
l)13C−NMR(δppm、CDα3)12.9.
 18.2. 19.4. 24.7. 33.1.3
3.7゜39.6. 51.3. 55.8. 105
.8. 106.2. 126.3゜126.6. 1
26.7. 127.4. 129.5. 131.9
゜149.3. 149.8. 173.8実施例12 CI−130(13) 6.7−シメトキシー2−メルカプトナフタレン500
m0  (2,27mmol)のTHF (10d)、
DMF(7rni>溶液にN2気下NaH(60%in
 oil) 100mg(2,5mmol)を加え、室
温にて10分間攪拌する。
このものを必らかしめつくっておいた7−アセトキシ−
5−ヘキセン酸メチル450ma  (2,27mmo
l)と(Ph3P ) 4 P6141mg(O,11
mmol)の10rnITHF溶液にN2気下加え、7
0℃にて20分間攪拌した。
反応INHt(ffl水で反応を終結させ、酢酸エチル
にて抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、溶媒を減
圧上留去した。得られた油状物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=7:1→4:
1)に供し、回収チオール90mg(18%)、7−(
6,7−シメトキシー2−ナフチルチオ)−5−ヘキセ
ン酸メチル260m(1(32%)及びその混合物(不
純物含む> 320mg(13)  (39%)を得た
NMR(δppm 、 CDCff1:+ )1.45
〜1.8(m、2H) 、 1.9〜2.3(m、4M
) 。
3.5〜3.7(m、2H) 、 3.6(S、3旧。
4.0(S、6N) 、 5.4〜5.6(m、2旧。
7.05(S、IH)、 7.1(S、IH) 。
7.33(dd、IH,J=9Hz 、 2Hz)。
7.63(d、1N 、 J=9Hz)、 7.66(
s、IN)実施例13 サギ虹彩におけるLTB4産生抑制効果正常家兎の虹彩
を摘出し、37℃でコントロール用のタイロード液1c
c及び一定濃度の薬剤を含むタイロード液1CCにつけ
5分後タイロード液を5EP−packに通し、1−(
PLOにてロイコトリエンを含む部分を分離し、ラジオ
イムノアッセイにてLTB4量を測定した。結果を表1
に示す。(n=3) 表  1 *対照化合物は、公開特許公報5α−222438号記
載の8−(2−ナフチル) −5,6−トランス−5゜
6−メタノ−7旦−オクテン酸である。
実施例14 人血におけるLTB4産生抑産生抑 制効果面(whole blood)にCalcium
 1onophore10−5)1を加え、薬剤を添加
してLTB4の生成に対する効果を検討した。方法はG
reSele、 P、。
Arn0LIt、 J、、 coene、 )1.c、
、 DeCkmyn、 H,、andVermylen
、 J、 : Leukotriene B4 pro
duction bystimulated whol
e blood : Comperative stu
dieswith 1solated polymor
phonuclear cells。
Biochem、 Biophys、 Res、 Co
mmun、 137: 334−342゜1986、に
従って行った。結果を表2に示す。
表   2 実施例15 1)点眼液の調整 化合物(3)点眼液は3.8m(J 10.1 mエタ
ノールに0.9dゴマ油を入れ、0.38%点眼薬とし
た。
化合物(7)点眼液は5.3mg10.1 mエタノー
ルを70〜80’Cで熱して溶解し0.9dゴマ油を入
れ、0.53%点眼液とした。(いずれもpH6,8)
2)エンドトキシン眼内炎に対する点眼液の効果体重1
.5〜2.0KC1の白色雄家兎の片眼に実験前、6時
間、4時間、1時間に化合物(3)、化合物(4)点眼
薬を点大、片目にコントロールの点眼薬(O,1mlエ
タノール+〇、9dゴマ油)を同様に点眼した。
家兎の硝子体にLipopoly 5accharid
e fromE、 coli (Sigma) 5 u
g150μm生理食塩水を注入する。20時間後に房水
を採取し、前房水中の蛋白量をBio−Rad As5
ayにて測定し、前房水中の白血球をNeubaUer
 chamberにて計測した。
前房水中のLTB4を前述の如くHPLCとRIAにて
測定した。
結果は表3に示した。
表   3

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼…[ I ] [式中、R^1またはR^2は同一もしくは異なり、水
    素原子、水酸基、ハロゲン原子、OR^3(R^3はC
    _1〜C_1_0の炭化水素基)を表わし、A−Bはイ
    オウ原子または酸素原子を有している炭素数10以下の
    炭化水素基、または少くとも1つの二重結合を有する炭
    素数10以下の炭化水素基を表わす。nは2〜4であり
    、Xは基;▲数式、化学式、表等があります▼、−O−
    、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式
    、表等があります▼ を表わし:Yは水素原子;アリール基で置換されていて
    もよいC_1〜C_5のアルキル基;C_1〜C_5の
    アルコキシ基で置換されていてもよいアリール基で置換
    されていてもよい C_2〜C_5のアルケニル基;C_1〜C_5のアル
    キル基で置換されていてもよいカルボキシル基またはC
    _1〜C_5のアルコキシ基で置換されているアリール
    基を表わす。しかしながらR^1とR^2が水素原子を
    表わす場合において−A−B−(CH_2)_n−X−
    Yが−CH=▲数式、化学式、表等があります▼(nは
    2〜 4でR^4は水素原子かC_1〜C_5のアルキル基で
    あることはない。] で表わされる芳香族誘導体。
  2. (2)R^1またはR^2が同一もしくは異なり、水素
    原子またはメトキシ基である特許請求の範囲第1項記載
    の芳香族誘導体。
  3. (3)A−BのうちAが基;−CH=CH−または−S
    −CH_2−である特許請求の範囲第1項または第2項
    記載の芳香族誘導体。
  4. (4)A−BのうちBが基;−CH=CH−、−CH_
    2−S−、▲数式、化学式、表等があります▼、または ▲数式、化学式、表等があります▼である特許請求の範
    囲第1項〜 第3項いずれか1項記載の芳香族誘導体。
  5. (5)X−YのうちXが基−C−O−であり、X−Yの
    うちYが水素原子、C_1〜C_5のアルキル基、−C
    H_2−CH=CH−Ar(Arはフェニル基もしくは
    少くとも1つのC_1〜C_5のアルキル基またはアル
    コキシ基で置換されていてもよいフェニル基を表わす。 )である特許請求の範囲第1項〜第4項いずれか1項記
    載の芳香族誘導体。
  6. (6)X−YのうちXが基▲数式、化学式、表等があり
    ます▼であり、X−YのうちYはC_1〜C_5のアル
    キル基またはC_2〜C_5のアルケニル基であって、
    それらは少くとも1このC_1〜C_5アルキル基また
    はアルコキシ基で置換されていてもよいフェニル基で置
    換されたものである特許請求の範囲第1項〜第4項いず
    れか1項記載の芳香族誘導体。
  7. (7)X−YのうちXが▲数式、化学式、表等がありま
    す▼であり、X−YのうちYが式−COOR(但しRは
    水素原子またはC_1〜C_5のアルキル基)で置換さ
    れていてもよいフェニル基である特許請求の範囲第1項
    〜第4項いずれか1項記載の芳香族誘導体。
  8. (8)X−YのうちXが酸素原子であり、Yが水素原子
    である特許請求の範囲第1項〜第4項いずれか1項記載
    の芳香族誘導体。
  9. (9)R^1とR^2が独立に水素原子またはC_1〜
    C_5のアルコキシ基を表わし;A−Bが下記式群 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、−CH_2−S−、−S−CH_2
    −、▲数式、化学式、表等があります▼ から選ばれる同一もしくは異なる2この結合単位からな
    るものであり;nが3または4であり;Xが−O−、▲
    数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表
    等があります▼または ▲数式、化学式、表等があります▼であり;Yが水素原
    子、C_1〜C_5のアルキル基、式−COOR(但し
    、Rは水素原子あるいはC_1〜C_5のアルキル基)
    あるいは式−OR(RはC_1〜C_5のアルキル基)
    で表わされる基で置換されていてもよいフェニル基、ま
    たは少なくとも1このC_1〜C_5のアルキルまたは
    アルコキシ基で置換されていてもよいフェニル基で置換
    されているC_2〜C_5のアルケニル基である特許請
    求の範囲第1項記載の芳香族誘導体。
  10. (10)▲数式、化学式、表等があります▼…[III] [式中、R^1^1、R^2^1は同一もしくは異なり
    、水素原子、ハロゲン原子、OR^3(R^3はC_1
    〜C_1_0の炭化水素基)を表わし、R^5はC_1
    〜C_5のアルキル基を表わす。] で表わされる化合物と下記式[III] OHC−B−(CH_2)_n−X′Y′…[III][
    式中、Bは酸素またはイオウ原子を有していてもよく、
    かつ二重結合を有していてもよい炭素数8以下の炭化水
    素基を表わし、nは2〜4を表わし、X′は基▲数式、
    化学式、表等があります▼、−O−、 ▲数式、化学式、表等があります▼を表わし、Y′はC
    _1−C_5のアルキル基を表わす。] で表わされる化合物とを塩基存在下において反応せしめ
    、次いでさらに加水分解反応、還元反応および/または
    脱保護反応に付すか、または付さない下記式[ I −a
    ] ▲数式、化学式、表等があります▼…[ I −a] [式中、R^1、R^2、B、n、X′は上記定義に同
    一であり、Y″はC1〜C5のアルキル基または水素原
    子を表わす。] で表わされる芳香族誘導体の製造法。
  11. (11)下記式[IV] ▲数式、化学式、表等があります▼………[IV] [式中、R^1^1、R^2^1は上記定義に同じであ
    る。]で表わされる化合物と下記式[V] Z−CH_2−B−(CH_2)_n−X′Y′…[V
    ][式中、B、n、X′及びY′は上記定義に同一であ
    り、Zはハロゲン原子を表わし、また基Bが−CH=C
    H−を表わすときにはZはアシルオキシ基を表わしても
    よい。] で表わされる化合物とを塩基性化合物存在下反応せしめ
    、次いでさらに加水分解反応、還元反応および/または
    脱保護反応に付すか、または付さない下記式[ I −b
    ] ▲数式、化学式、表等があります▼…[ I −b] [式中、R^1、R^2、B、n、X′及びY″は上記
    定義に同一である。] で表わされる芳香族化合物の製造法。
  12. (12)基Bが−CH=CH−であり、Zがアシルオキ
    シ基であるときに反応触媒としてPd(O)を用いる特
    許請求の範囲第11項記載の芳香族誘導体の製造法。
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