JPS63269741A - 車両用無段変速機の変速制御方法 - Google Patents
車両用無段変速機の変速制御方法Info
- Publication number
- JPS63269741A JPS63269741A JP62103736A JP10373687A JPS63269741A JP S63269741 A JPS63269741 A JP S63269741A JP 62103736 A JP62103736 A JP 62103736A JP 10373687 A JP10373687 A JP 10373687A JP S63269741 A JPS63269741 A JP S63269741A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- target engine
- engine rpm
- throttle opening
- vehicle
- speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims abstract description 19
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 11
- 238000013459 approach Methods 0.000 claims abstract description 7
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 2
- 101710084593 Sensory histidine kinase/phosphatase NtrB Proteins 0.000 description 1
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は車両用無段変速機の変速制御方法、特に負でか
減少した時の変速制御方法に関するものである。
減少した時の変速制御方法に関するものである。
従来技術とその問題点
従来、一般的な車両用無段変速機の変速制御方法は、エ
ンジン回転数とスロットル開度とを検出し、予めスロッ
トル開度に対応して設定された目標エンジン回転数に対
して、実際のエンジン回転数が近づくように変速比を制
御する方法が用いられている。
ンジン回転数とスロットル開度とを検出し、予めスロッ
トル開度に対応して設定された目標エンジン回転数に対
して、実際のエンジン回転数が近づくように変速比を制
御する方法が用いられている。
ところが、スロットル開度は運転者の操作によって頻繁
に、しかも大きく変動するため、つぎのような問題が生
じることがある。例えば、スロ・2トル開度を全開にし
て走行している途中で急にスロットル開度を全閉とする
と、その瞬間に目標エンジン回転数が急激に低下するの
に対し、車速は殆ど低下しないので、変速比がハイ (
高速比)側に変速され、恰もニュートラル状態となった
ような違和感を生じる。このことは、エンジンブレーキ
が全く働かないことを意味する。また、走行中に急ブレ
ーキをかけた場合もスロットル開度が全開となるので、
一旦ハイ側へ変速された後でロー側へ変速されることに
なり、もし車両が停止するまでに再発進可能な低速比へ
戻れないと、エンストを起こすおそれがある。
に、しかも大きく変動するため、つぎのような問題が生
じることがある。例えば、スロ・2トル開度を全開にし
て走行している途中で急にスロットル開度を全閉とする
と、その瞬間に目標エンジン回転数が急激に低下するの
に対し、車速は殆ど低下しないので、変速比がハイ (
高速比)側に変速され、恰もニュートラル状態となった
ような違和感を生じる。このことは、エンジンブレーキ
が全く働かないことを意味する。また、走行中に急ブレ
ーキをかけた場合もスロットル開度が全開となるので、
一旦ハイ側へ変速された後でロー側へ変速されることに
なり、もし車両が停止するまでに再発進可能な低速比へ
戻れないと、エンストを起こすおそれがある。
発明の目的
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的
は、高負荷状態から低負荷状態へ急激に変化した時の走
行の違和感を解消し、エンジンブレーキを効果的に作動
させるとともに、急ブレーキ時のエンストを防止し得る
車両用無段変速機の変速制御方法を提供することにある
。
は、高負荷状態から低負荷状態へ急激に変化した時の走
行の違和感を解消し、エンジンブレーキを効果的に作動
させるとともに、急ブレーキ時のエンストを防止し得る
車両用無段変速機の変速制御方法を提供することにある
。
発明の構成
上記目的を達成するために、本発明は、少なくともスロ
ットル開度または吸気管負圧に対応して目標エンジン回
転数が設定され、実際のエンジン回転数が目標エンジン
回転数に近づくように変速制御される車両用無段変速機
において、目標エンジン回転数の単位時間当りの降下量
に制限を設けたものである。
ットル開度または吸気管負圧に対応して目標エンジン回
転数が設定され、実際のエンジン回転数が目標エンジン
回転数に近づくように変速制御される車両用無段変速機
において、目標エンジン回転数の単位時間当りの降下量
に制限を設けたものである。
例えば、スロットル開度を全開から全開に急激に変化さ
せたとき、目標エンジン回転数が時間勾配をもって降下
するようにしたので、変速比が急にハイ側へ変速されず
、エンジンブレーキを効がせることができる。また、急
ブレーキ時には従来のように一旦ハイ側へ変速された後
にロー側へ変速されるのと異なり、車速の低下と同時に
ロー側へ変速されるので、エンストを未然に防止するこ
とができる。
せたとき、目標エンジン回転数が時間勾配をもって降下
するようにしたので、変速比が急にハイ側へ変速されず
、エンジンブレーキを効がせることができる。また、急
ブレーキ時には従来のように一旦ハイ側へ変速された後
にロー側へ変速されるのと異なり、車速の低下と同時に
ロー側へ変速されるので、エンストを未然に防止するこ
とができる。
実施例の説明
第1図は本発明にかかる無段変速機の一例であるVベル
ト式無段変速機の概略構造を示し、エンジン1のクラン
ク軸2はダンパlI&f13を介して入力軸4に接続さ
れている。入力軸4の端部には外歯ギヤ5が固定されて
おり、この外歯ギヤ5は無段変速装置10の駆動軸11
に固定された内歯ギヤ6と噛み合い、入力軸4の動力を
減速して駆動軸11に伝達している。
ト式無段変速機の概略構造を示し、エンジン1のクラン
ク軸2はダンパlI&f13を介して入力軸4に接続さ
れている。入力軸4の端部には外歯ギヤ5が固定されて
おり、この外歯ギヤ5は無段変速装置10の駆動軸11
に固定された内歯ギヤ6と噛み合い、入力軸4の動力を
減速して駆動軸11に伝達している。
無段変速装置10は駆動軸11に設けた駆動側プーリ招
と、従動軸13に設けた従動側プーリ14と、両プーリ
間に巻き掛けたVベルト15とで構成されている。駆動
側ブー1月2は固定シーブ12aと可動シーブ12bと
を有しており、可動シーブ12bの背後にはトルクカム
装置16と圧縮スプリング17とが設けられている。上
記トルクカム装置16は入力トルクに比例した推力を発
生し、圧縮スプリング17はVベルト15が弛まないだ
けの初期推力を発生し、これら推力によりVベルト15
にトルク伝達に必要なベルト張力を付与している。一方
、従動側ブー1月4も駆動側プーリ12と同様に、固定
シーブ14aと可動シーブ14bとを有しており、可動
シープ14bの背後には変速比制御用の油圧室18が設
けられている。この油圧室18への油圧は後述するプー
リ制御弁43にて制御される。
と、従動軸13に設けた従動側プーリ14と、両プーリ
間に巻き掛けたVベルト15とで構成されている。駆動
側ブー1月2は固定シーブ12aと可動シーブ12bと
を有しており、可動シーブ12bの背後にはトルクカム
装置16と圧縮スプリング17とが設けられている。上
記トルクカム装置16は入力トルクに比例した推力を発
生し、圧縮スプリング17はVベルト15が弛まないだ
けの初期推力を発生し、これら推力によりVベルト15
にトルク伝達に必要なベルト張力を付与している。一方
、従動側ブー1月4も駆動側プーリ12と同様に、固定
シーブ14aと可動シーブ14bとを有しており、可動
シープ14bの背後には変速比制御用の油圧室18が設
けられている。この油圧室18への油圧は後述するプー
リ制御弁43にて制御される。
従動軸13の外周には中空軸19が回転自在に支持され
ており、従動軸13と中空軸19とは湿式多板クラッチ
からなる自動発進クラッチ20によって断続される。自
動発進クラッチ20への油圧は後述する発進制御弁45
によって制御される。中空軸19には前進用ギヤ21と
後進用ギヤ22とが回転自在に支持されており、前後進
切換用ドッグクラッチ23によって前進用ギヤ21又は
後進用ギヤ22のいずれか一方を中空軸19と連結する
ようになっている。後進用アイドラ軸24には後進用ギ
ヤ22に噛み合う後進用アイドラギヤ25と、別の後進
用アイドラギヤ26とが固定されている。また、カウン
タ軸27には上記前進用ギヤ21と後進用アイドラギヤ
26とに同時に噛み合うカウンタギヤ28と、終減速ギ
ヤ29とが固定されており、終減速ギヤ29はディファ
レンシャル装置30のリングギヤ31に噛み合い、動力
を出力軸32に伝達している。
ており、従動軸13と中空軸19とは湿式多板クラッチ
からなる自動発進クラッチ20によって断続される。自
動発進クラッチ20への油圧は後述する発進制御弁45
によって制御される。中空軸19には前進用ギヤ21と
後進用ギヤ22とが回転自在に支持されており、前後進
切換用ドッグクラッチ23によって前進用ギヤ21又は
後進用ギヤ22のいずれか一方を中空軸19と連結する
ようになっている。後進用アイドラ軸24には後進用ギ
ヤ22に噛み合う後進用アイドラギヤ25と、別の後進
用アイドラギヤ26とが固定されている。また、カウン
タ軸27には上記前進用ギヤ21と後進用アイドラギヤ
26とに同時に噛み合うカウンタギヤ28と、終減速ギ
ヤ29とが固定されており、終減速ギヤ29はディファ
レンシャル装置30のリングギヤ31に噛み合い、動力
を出力軸32に伝達している。
調圧弁40は油溜41からオイルポンプ42によって吐
出された油圧を開圧し、ライン圧としてプーリ制御弁4
3及び発進制御弁45に出力している。プーリ制御弁4
3及び発進制御弁45は電子制御装置6oから出力され
る制御信号(例えばデユーティ制御信号)によりソレノ
イド44.46を作動させ、ライン圧を調圧して各々従
動側ブー1月4の油圧室18と発進クラッチ20とに制
御油圧を出力している。したがって、電子制御装置60
からソレノイド44.46への制御信号のみによって、
無段変速装置1oの変速比および発進クラッチ20のト
ルク伝達容量を自在に制御できる。
出された油圧を開圧し、ライン圧としてプーリ制御弁4
3及び発進制御弁45に出力している。プーリ制御弁4
3及び発進制御弁45は電子制御装置6oから出力され
る制御信号(例えばデユーティ制御信号)によりソレノ
イド44.46を作動させ、ライン圧を調圧して各々従
動側ブー1月4の油圧室18と発進クラッチ20とに制
御油圧を出力している。したがって、電子制御装置60
からソレノイド44.46への制御信号のみによって、
無段変速装置1oの変速比および発進クラッチ20のト
ルク伝達容量を自在に制御できる。
第2図は電子制御装置60のブロック図を示し、図中、
61はエンジン回転数N:n(入力軸4の回転数)を検
出するセンサ、62は車速V(出力軸32の回転数)を
検出するセンサ、63は従動軸13の回転数Nよ(発進
クラッチ20の入力回転数又は従動側プーリ14の回転
数)を検出するセンサ、64はP。
61はエンジン回転数N:n(入力軸4の回転数)を検
出するセンサ、62は車速V(出力軸32の回転数)を
検出するセンサ、63は従動軸13の回転数Nよ(発進
クラッチ20の入力回転数又は従動側プーリ14の回転
数)を検出するセンサ、64はP。
R,N、D、Lの各シフト位置を検出するセンサ、65
はスロットル開度を検出するセンサであり、上記センサ
61〜64の信号は入力インターフェース66に入力さ
れ、センサ65の信号はA/D変換器67でデジタル信
号に変換される。68は中央演算処理袋5! (CPU
) 、69はプーリ制御用ソレノイド44と発進制御用
ソレノイド46を制御するためのプログラムやデータが
格納されたリードオンリメモリ(ROM)、70は各セ
ンサから送られた信号やパラメータを一時的に格納する
ランダムアクセスメモリ (RAM) 、71は出力イ
ンターフェースであり、これらCPU68、ROM69
、RAM70、出力インターフェース71、入力インタ
ーフェース66及びA/D変換器67はバス72によっ
て相互に連絡されている。出力インターフェース71の
出力は、出力ドライバフ3を介して上記プーリ制御用ソ
レノイド44と発進制御用ソレノイド46とにデユーテ
ィ制御信号として出力されている。
はスロットル開度を検出するセンサであり、上記センサ
61〜64の信号は入力インターフェース66に入力さ
れ、センサ65の信号はA/D変換器67でデジタル信
号に変換される。68は中央演算処理袋5! (CPU
) 、69はプーリ制御用ソレノイド44と発進制御用
ソレノイド46を制御するためのプログラムやデータが
格納されたリードオンリメモリ(ROM)、70は各セ
ンサから送られた信号やパラメータを一時的に格納する
ランダムアクセスメモリ (RAM) 、71は出力イ
ンターフェースであり、これらCPU68、ROM69
、RAM70、出力インターフェース71、入力インタ
ーフェース66及びA/D変換器67はバス72によっ
て相互に連絡されている。出力インターフェース71の
出力は、出力ドライバフ3を介して上記プーリ制御用ソ
レノイド44と発進制御用ソレノイド46とにデユーテ
ィ制御信号として出力されている。
一般に、無段変速機の変速制御方法としては、スロット
ル開度(車速の因子を加味する場合もある)に対応して
目標エンジン回転数を設定しておき、その時のスロット
ル開度に応じた目標エンジン回転数へ近づくように変速
比を制御する方法が用いられている。したがって、第3
図a点、即ちスロットル開度θを全開(100%)とし
て走行している時(エンジン回転数N、*)に急にスロ
ットル開度を全閉(0%)とすると、その時のスロット
ル開度に対応した目標エンジン回転数N、を決定し、こ
の目標エンジン回転数の位置す点に迅速に到達するよう
に無段変速装置10を変速制御することになる。これを
第4図について説明すると、時刻t1で急にスロットル
開度を全開から全閉へと変化させると、それと同時に目
標エンジン回転数もN、NからN、へと急激に降下する
。このように目標エンジン回転数が急激に降下するとい
うことは、ハイ側へ急速に変速することであり、恰もニ
ュートラル状態となったような違和感を生じるとともに
、エンジンブレーキが全く効かなくなる。また、第3図
a点で走行中に急ブレーキをかけた場合には、当然なが
らスロットル開度が全開となるので、第3図矢印Cで示
すように一旦ハイ側へ変速された後、ロー側へ変速され
ることになり、車両が停止するまでの間に再発進可能な
低速比まで変速することができず、エンストを起こすお
それがある。
ル開度(車速の因子を加味する場合もある)に対応して
目標エンジン回転数を設定しておき、その時のスロット
ル開度に応じた目標エンジン回転数へ近づくように変速
比を制御する方法が用いられている。したがって、第3
図a点、即ちスロットル開度θを全開(100%)とし
て走行している時(エンジン回転数N、*)に急にスロ
ットル開度を全閉(0%)とすると、その時のスロット
ル開度に対応した目標エンジン回転数N、を決定し、こ
の目標エンジン回転数の位置す点に迅速に到達するよう
に無段変速装置10を変速制御することになる。これを
第4図について説明すると、時刻t1で急にスロットル
開度を全開から全閉へと変化させると、それと同時に目
標エンジン回転数もN、NからN、へと急激に降下する
。このように目標エンジン回転数が急激に降下するとい
うことは、ハイ側へ急速に変速することであり、恰もニ
ュートラル状態となったような違和感を生じるとともに
、エンジンブレーキが全く効かなくなる。また、第3図
a点で走行中に急ブレーキをかけた場合には、当然なが
らスロットル開度が全開となるので、第3図矢印Cで示
すように一旦ハイ側へ変速された後、ロー側へ変速され
ることになり、車両が停止するまでの間に再発進可能な
低速比まで変速することができず、エンストを起こすお
それがある。
これに対し、本発明では目標エンジン回転数の単位時間
当りの降下量に制限を設け、上記の不具合を解消してい
る。叩ち、第3図a点で走行中にスロットル開度を全閉
とした場合には、即座にb点(エンジン回転数NR)ま
で降下させず、時間勾配をもって降下させる。これを第
4図について説明すると、時刻t、でスロットル開度を
全開から全閉へ変化させると、破線で示すように目標エ
ンジン回転数はNRIIからN、へと時間勾配をもって
降下し、ハイ側への変速が遅くなる。そのため、従来の
ような走行の違和感を解消できるとともに、エンジンブ
レーキを効果的に働かせることができる。また、第3図
a点で走行中に急ブレーキをかけた場合にも、第3図矢
印dのように即座にロー側へ変速されるので、車両が停
止するまでに確実に低速比へ戻すことができ、エンスト
を防止できる。
当りの降下量に制限を設け、上記の不具合を解消してい
る。叩ち、第3図a点で走行中にスロットル開度を全閉
とした場合には、即座にb点(エンジン回転数NR)ま
で降下させず、時間勾配をもって降下させる。これを第
4図について説明すると、時刻t、でスロットル開度を
全開から全閉へ変化させると、破線で示すように目標エ
ンジン回転数はNRIIからN、へと時間勾配をもって
降下し、ハイ側への変速が遅くなる。そのため、従来の
ような走行の違和感を解消できるとともに、エンジンブ
レーキを効果的に働かせることができる。また、第3図
a点で走行中に急ブレーキをかけた場合にも、第3図矢
印dのように即座にロー側へ変速されるので、車両が停
止するまでに確実に低速比へ戻すことができ、エンスト
を防止できる。
つぎに、本発明にかかる変速制御方法の一例を第5図に
従って説明する。
従って説明する。
変速制御がスタートすると、スロットル開度θ、エンジ
ン回転数N in +従動軸回転数N6.車速Vなどの
各信号を入力しく80)、つぎにスロットル開度θに対
応した目標エンジン回転数N、を読み出す(81)、そ
して、1回前に読み出した目標エンジン回転数N、@と
、今回読み出した目標エンジン回転数N、との差を制限
降下量δと比較する(82)。
ン回転数N in +従動軸回転数N6.車速Vなどの
各信号を入力しく80)、つぎにスロットル開度θに対
応した目標エンジン回転数N、を読み出す(81)、そ
して、1回前に読み出した目標エンジン回転数N、@と
、今回読み出した目標エンジン回転数N、との差を制限
降下量δと比較する(82)。
N、”−N、≦δの時には、目標エンジン回転数の降下
速度が小さいので、今回読み出した目標エンジン回転数
N、をN、に置き換え(83)、この目標エンジン回転
数N、に近づくように変速制御を実行する(84)。
速度が小さいので、今回読み出した目標エンジン回転数
N、をN、に置き換え(83)、この目標エンジン回転
数N、に近づくように変速制御を実行する(84)。
N、”−N、>δの時には、目標エンジン回転数の降下
速度が大きいので、今回読み出した目標エンジン回転数
N、を無視し、前回読み出した目標エンジン回転数N、
轡から制限降下量δを減算した値を目標エンジン回転数
N、と新たに設定しく85)、この目標エンジン回転数
N、に近づくように変速制御を行う(84)。
速度が大きいので、今回読み出した目標エンジン回転数
N、を無視し、前回読み出した目標エンジン回転数N、
轡から制限降下量δを減算した値を目標エンジン回転数
N、と新たに設定しく85)、この目標エンジン回転数
N、に近づくように変速制御を行う(84)。
上記変速制御において、1サイクルの所要時間をTとす
ると、δ/Tが目標エンジン回転数の単位時間当りの制
限降下量である。この単位時間当りの制限降下量δ/T
、即ち制限降下速度を常に一定値としてもよいが、エン
ジン回転数NInに応じて第6図のように変化させても
よい、つまり、高エンジン回転域においては、スロット
ル開度の変化に対するエンジン回転数の降下速度が大き
くなる傾向にあるので、目標エンジン回転数の制限降下
速度もエンジン回転数の上昇に対応して大きくすれば、
不必要にエンジンブレーキが効きすぎる不具合を解消で
きる。
ると、δ/Tが目標エンジン回転数の単位時間当りの制
限降下量である。この単位時間当りの制限降下量δ/T
、即ち制限降下速度を常に一定値としてもよいが、エン
ジン回転数NInに応じて第6図のように変化させても
よい、つまり、高エンジン回転域においては、スロット
ル開度の変化に対するエンジン回転数の降下速度が大き
くなる傾向にあるので、目標エンジン回転数の制限降下
速度もエンジン回転数の上昇に対応して大きくすれば、
不必要にエンジンブレーキが効きすぎる不具合を解消で
きる。
なお、本発明の目標エンジン回転数は、スロットル開度
又は吸気管負圧のみにより決定される場合に限らず、車
速の因子を加味してもよい。
又は吸気管負圧のみにより決定される場合に限らず、車
速の因子を加味してもよい。
発明の効果
以上の説明で明らかなように、本発明によれば目標エン
ジン回転数の単位時間当りの降下量に制限を設けたので
、スロットル開度を急に閉じた時にハイ側への変速が遅
くなり、走行の違和感を解消できるとともに、エンジン
ブレーキを効かせることができる。また、急ブレーキ時
には従来”のように一旦ハイ側へ変速された後にロー側
へ変速されるのと異なり、車速の低下と同時にロー側へ
変速されるので、エンストを未然に防止することができ
る。
ジン回転数の単位時間当りの降下量に制限を設けたので
、スロットル開度を急に閉じた時にハイ側への変速が遅
くなり、走行の違和感を解消できるとともに、エンジン
ブレーキを効かせることができる。また、急ブレーキ時
には従来”のように一旦ハイ側へ変速された後にロー側
へ変速されるのと異なり、車速の低下と同時にロー側へ
変速されるので、エンストを未然に防止することができ
る。
第1図は本発明の一例である■ベルト式無段変速機の概
略図、第2図は電子制御装置のブロック図、第3図は変
速線図、第4図はスロットル開度と目標エンジン回転数
の時間変化図、第5図は本発明の変速制御方法の一例の
フローチャート図、第6図は目標エンジン回転数の制限
降下速度とエンジン回転数との関係を示す設定図である
。 l・・・エンジン、10・・・無段変速装置、20・・
・発進クラッチ、43・・・プーリ制御弁、44・・・
プーリ制御用ソレノイド、60・・・電子制御装置。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 工一レン回報役Nin
略図、第2図は電子制御装置のブロック図、第3図は変
速線図、第4図はスロットル開度と目標エンジン回転数
の時間変化図、第5図は本発明の変速制御方法の一例の
フローチャート図、第6図は目標エンジン回転数の制限
降下速度とエンジン回転数との関係を示す設定図である
。 l・・・エンジン、10・・・無段変速装置、20・・
・発進クラッチ、43・・・プーリ制御弁、44・・・
プーリ制御用ソレノイド、60・・・電子制御装置。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 工一レン回報役Nin
Claims (1)
- 少なくともスロットル開度または吸気管負圧に対応し
て目標エンジン回転数が設定され、実際のエンジン回転
数が目標エンジン回転数に近づくように変速制御される
車両用無段変速機において、目標エンジン回転数の単位
時間当りの降下量に制限を設けたことを特徴とする車両
用無段変速機の変速制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62103736A JPS63269741A (ja) | 1987-04-27 | 1987-04-27 | 車両用無段変速機の変速制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62103736A JPS63269741A (ja) | 1987-04-27 | 1987-04-27 | 車両用無段変速機の変速制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63269741A true JPS63269741A (ja) | 1988-11-08 |
Family
ID=14361914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62103736A Pending JPS63269741A (ja) | 1987-04-27 | 1987-04-27 | 車両用無段変速機の変速制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63269741A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58203258A (ja) * | 1982-05-20 | 1983-11-26 | Nissan Motor Co Ltd | 無段変速機の変速制御方法 |
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1987
- 1987-04-27 JP JP62103736A patent/JPS63269741A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS58203258A (ja) * | 1982-05-20 | 1983-11-26 | Nissan Motor Co Ltd | 無段変速機の変速制御方法 |
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