JPS63268866A - タイルブロツク壁体 - Google Patents

タイルブロツク壁体

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JPS63268866A
JPS63268866A JP10174187A JP10174187A JPS63268866A JP S63268866 A JPS63268866 A JP S63268866A JP 10174187 A JP10174187 A JP 10174187A JP 10174187 A JP10174187 A JP 10174187A JP S63268866 A JPS63268866 A JP S63268866A
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tile
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Funaki Shoji KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、タイルブロック壁体に関し、さらに詳しく
は、建築物などの外装壁、あるいは内装壁として用いら
れる取付は面板とタイルブロックとを組合せたタイルブ
ロック壁体構造の改良に係るものである。
〔従来の技術〕
従来例によるこの種のタイルブロック壁体の構造を第1
2図および第13図に示す。
すなわち、これらの従来例各図において、タイルブロッ
ク壁体は1通常の場合、建築物などの編体(図示せず)
の外装面、もしくは内装面に、下地板(2)を介して固
着される取付は面板(1)と。
この取付は面板(1)の外面に取付は支持して張設され
るタイルブロック(3)との組合せにより構成されてお
り、前記取付は面板(1)の外面側には、タイルブロッ
ク(3)の外形々態、ならびに保合形態の形状寸法など
の各条件に合致させるべく、上下方向に所要間隔を隔て
た左右方向所定位置にあって、それぞれに縦断面り字状
をなす多数の係合爪(la)を切り起してあり、これら
の各係合爪(1a)に対して、前記それぞれの各タイル
ブロック(3)の内面側に形成される係止凹部(3a)
を取付は係合して支持させ、このようにしてこれらの各
タイルブロック(3)の張設による壁体を構成している
のである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前記のように構成される従来例でのタイ
ルブロック壁体の場合には、躯体側での取付は面板(1
)の外面に張設される個々のタイルブロック(3)にあ
って、たとえその隣接相互間に隙間として形成される目
地部分に、十分な量の目地材料を充填して、その隙間を
完全に閉塞したとしても、壁体自体の経年変化とか、あ
るいは火災などで無理な加熱がなされたりすると、この
目地材料部分に割れなどを生ずることがあって、その割
れ部分から矢印で示すように雨水などの浸入を許容する
に至り、このようにして内部に浸入する雨水は、取付は
面板(1)に各係止爪(la)を形成している比較的大
きな開口部、すなわち切り起し穴から、この取付は面板
(1)の内側、つまり幅体側にまで浸水して雨漏りの原
因となり、また、別の立場からは、取付は面板(1)自
体についても、これが強度的に最も弱いとされる単なる
平板状をなし、かつその外面に強度を損い易い多数の係
止爪(la)を切り起してあり、しかもこれに対処する
のに何等の補強手段も講じられていないために、その強
度が大きく損なわれて、全体として比較的重量のある数
多くのタイルブロック(3)を取付は支持させるのに適
さないと云う不利があり、また一方で、取付は面板(1
)自体の強度保持のために、この取付は面板(1)に補
強リブなどを賦形させる手段が考えられるが、このよう
な手段では、成形加工そのものが徒らに煩雑になって製
造単価のアップを招くばかりか、構成壁と躯体面との間
に多くの隙間を生じて、同構成壁全体の荷重を躯体側に
平均的に負わせることができず、併せて、躯体面からの
構成壁の厚さも嵩んでしまい、屋内の装fill壁とし
て用いるときなどには、空間スペースを効果的に活用し
得ないなどの実用上好ましくない種々の問題点を有する
ものであった。
従って、この発明の目的とするところは、従来例装置で
のこのような問題点に鑑み、取付は面板の内側への雨水
の浸入を阻止すると共に、併せて取付は面板自体の強度
をも、徒らに壁厚を増加させることなしに効果的に補強
し得るようにした。
この種のタイルブロック外装壁を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
前記目的を達成させるために、この発明での第1の発明
に係るタイルブロック外装壁は、取付は面板と、少なく
とも板面の外側に上方へ外向きに突出する係合爪を形成
した係止板とを有し、前記取付は面板の取付は面に、前
記係止板の板面を上下、または左右方向に一体的に結合
固定させると共に、係止板の各係合爪に対して、各タイ
ルブロックの内面に形成した係合支持凹部を係合支持さ
せ、このようにして前記取付は面板の外面に、それぞれ
の各係止板を介して多数のタイルブロックを張設したこ
とを特徴とし、また、この発明での第2の発明に係るタ
イルブロック外装壁は、取付は面板と、板面の外側に上
方へ外向きに突出する係合爪、および板面の外側に側方
へ外向きに突出する押え爪をそれぞれに形成した係止板
と、上縁部の内面側に上切り欠き凹部、下縁部の内面側
に下切り欠き凹部をそれぞれに形成し、かつ内面側の中
間部に係合支持凹部を形成したタイルブロックとを有し
、前記取付は面板の取付は面に、前記係上板の板面を上
下、または左右方向に一体的に結合固定させ、かつ係止
板の各係合爪に対して、各タイルブロックの係合支持凹
部を係合支持させると共に、上下に隣接するタイルブロ
ックの相互に対向される切り欠き凹部間に、係止板の各
押え爪を介入押止させ、このようにして前記取付は面板
の外面に、それぞれの各係止板を介して多数のタイルブ
ロックを張設したことを特徴とするものである。
〔作   用〕
すなわち、この発明に係るタイルブロック外装壁におい
ては、取付は面板上にあって、それぞれの各タイルブロ
ックを係合支持するための係合爪を直接突出形成させず
に、個々の係止板を上下。
または左右方向に一体的←結合させると共に、これらの
各係止板上での各係合爪に対して、各タイルブロック内
面の保合支持部を係合支持させるようにしたので、一方
では、個々のタイルブロックの隣接相互間に形成される
目地部分から浸入する雨水などが、直接取付は面板の内
側にまで入り込んで雨漏りを生ずる惧れを解消でき、ま
た、他方では、係止板を一体的に結合した取付は面板の
強度を十分に補強し得て、この取付は面板の厚さが従来
例と同様であれば、全体の強度を十分に向上でき、かつ
取付は面板の強度を従来例通りとすれば、全体の重量を
一層軽量化し得るのであり、また、係止板の各係合爪に
対して、各タイルブロックの係合支持凹部を係合支持さ
せると共に、上下に隣接するタイルブロックの相互に対
向される切り欠き凹部間に、係止板の各押え爪を介入押
止させているために、上下に隣接するタイルブロック相
互間の連接支持態様を、一層強固に確保し得るのである
〔実 施 例〕
以下、この発明に係るタイルブロック壁体の各別の実施
例につき、第1図ないし第11図を参照して詳細に説明
する。
第1図はこの発明の第1実施例を適用したタイルブロッ
ク壁体の要部構成を示す縦断側面図であり、第2図、お
よび第3図は同上取付は面板、および係止板をそれぞれ
に取出して示す斜視図である。
すなわち、これらの第1図ないし第3図において、符号
(11)は建物の躯体側に固着される取付け面板であり
、また、(12)はこの取付は面板(11)の外面側に
係止板(13)を介して取付は支持されるタイルブロッ
クである。
ご覧で、前記取付は面板(!1)は、第1図および第2
図に示されているように、鋼板などの金属板を用い、そ
の取付は面(lla、)上にあって、左右−組からなる
係止穴(llb)、(llb)を、後述する係止板(1
3)の保合部位置に対応して上下方向所定間隔毎に、か
つ左右方向複数列に亘って穿設させると共に、これらの
各組の係止穴(llb)、(llb)相互間の所要複数
位置に躯体側への各取付は穴(llc)をそれぞれに穿
孔させである。
また、前記係止板(13)は、第1図および第3図に示
されているように、上下方向に細長い鋼板などの金属板
を材料とし、左右両側縁部での前記各組の係止穴(ll
b)、(llb)に対応するそれぞれの位置にあって、
内面側へ直角に折り曲げた左右−組からなる係止片(1
3a)、(13a)をそれぞれに有しており、外面側の
所定位置には、後述するタイルブロック(12)の外形
寸法および係合部位置に対応した上下方向所定間隔毎に
、横断血道へ字状をなす係合爪(13b)をそれぞれ板
面(13d)から斜め上向きに打ち出すようにして突出
させると共に、各係合爪(13b) 、(13b)間の
適所には、−側辺を連接部として、縦断血道く字状をな
す押え爪(13c)をそれぞれ板面(13d)から側方
に切り起すようにして突出させである。
しかして、この第1実施例構成の場合、前記取付は面板
(11)に対しては、第1図からも明らかなように、取
付は面(11a)に穿孔した左右−組の各係止穴(ll
i)、(lli)に、前記係止板(13)の内面側へ折
り曲げた左右−組の各係止片(13a)、(13a)を
外側から隙間なく挿入係合させた上で、その内面側への
突出端を共に内側などへ折り返すことによりかしめ付け
て係着固定させ、このようにして、結果的には、取付は
面板(ti)の取付は面(11a)に係止板(13)の
板面(13d)を密着状態で一体的に付設結合させるこ
とができる。
そしてこの場合、前記取付は面板(11)は、その各取
付は穴(lie)を利用し、建築物の躯体(14)壁に
対して、取付は用のポル) (15)で直接、締着固定
させるか、あるいは必要に応じて、第4図に示すように
、建築物の躯体(10壁に配した縦梁および横梁となる
それぞれの装着部材(1B)、(17)に対して、同様
に取付は用のポル)(15)で直接、締着固定させるよ
うにし、その複数枚を適宜、上下ならびに左右方向に連
接結合させて、躯体(10壁の所要面全体を覆うのであ
る。
また、前記タイルブロック(12)は、第1図に示した
ように、上縁部にあって、外面側に係合凸部(12a)
、その内面側に上切り欠き凹部(12b)がそれぞれに
形成されると共に、下縁部にあって、外面側に前記係合
凸部(12a)に対応してこれを受は入れる係合凹部(
12c) 、その内面側に前記上切り欠き凹部(12b
)に対向される下切り欠き凹部(12d)がそれぞれに
形成され、かつ内面側の中間部にあって、上下2段の保
合支持四部(12e)、(12f)がそれぞれに形成さ
れている。
そしてこ〜でも、前記タイルブロック(12)は、前記
取付は面板(11)の取付は面(11,a )に一体的
に付設結合された係止板(13)の板面(13d)に、
その内面側を密着当接させた状態で、上下2段の各係合
支持凹部(12e)、(12Hの内縁顎部を、上下に隣
接する個々の各係合爪(13b)、(13b)の先端部
に係合支持させると共に、この上下に隣接されるそれぞ
れの各タイルブロック(12)、(12)に関しては、
その相互の保合凸部(12a)と係合凹部(12c)と
を係合させ、かつ相互に対向される上切り欠き凹部(1
2b)と下切り欠き四部(12d)との間に、押え爪(
13c)を介在させることによって、下方に押圧して固
定支持させるのであり、また、左右に隣接されるそれぞ
れの各タイルブロック(12)、(12)に関しては、
特に図示していないが、公知のように端縁の一部を緊密
に重ね合せるなどして同様に固定支持させるもので、こ
のようにして、結果的には建築物の躯体(14)壁に対
して、各タイルブロック(12) 、(12) 、・・
・・・・を上下ならびに左右方向に連接して所期通りに
張設させるのである。
従って、前記構成による第1実施例でのタイルブロック
壁体においては、取付は面板(11)の取付け面(ll
a)に係止板(13)の板面(13d)を密着状態で一
体的に付設結合させているために、取付は面板(11)
自体が平板状であるのにも拘わらず、各係止板(13)
により十分に補強されることになって、特に各タイルブ
ロック(12)による負荷4重が大きくか−る上下方向
の剛性を格段に向上できる。
また、取付は面板(11)の取付は面(lla)には、
それぞれに各係止穴(1lb) 、(1lb)が穿孔さ
れているが、これらの各係止穴(llb)、(llb)
には、係止板(13)の各係止片(13a)、(13a
)を隙間なく挿入係合させてかしめ付は係着しているた
めに、敢て取付は面板(U)自体の剛性を十分に補って
、この剛性を全く低下させることなしに、各タイルブロ
ック(12)、(12)相互間の目地部分からの雨水が
、取付は面板(11)の内側にまで浸入するのを可及的
に阻止できて雨漏りなどを生ずることがない。
さらに、係止板(13)に関しては、板面(13d)か
らそれぞれに、各係合爪(13b)を斜め上向きに打ち
出すようにして突出させ、各押え爪(13c)を側方に
切り起すようにして突出させてあり、かつ前者の各係合
爪(13b)を横断血道へ字状に、後者の各押え爪(1
3c)を縦断血道〈字状に賦形させであるために、突出
状態でのそれぞれの剛性を十分に補償し得ると共に、前
者の各係合爪(13b)による個々の各タイルブロック
(12)のそれぞれに位置決めされた確実な係合保持に
併せて、後者の各押え爪(13c)による各タイルブロ
ック(12)の相互間の押え込みがなされることで、一
層強固な係合保持を達成できるのである。
次に、第5図はこの発明の第2の実施例を適用したタイ
ルブロック壁体の要部構成を示す縦断側面図であり、第
6図、および第7図は同上取付は面板、および係止板を
それぞれに取出して示す斜視図である。
こ−で、前記した第1実施例の場合の構成が、取付は面
板(11)に各係止板(13)を上下方向に一体的結合
させるのに対して、この第2実施例の場合には、取付は
面板(11)に各係止板(13)を左右方向に一体的結
合させたものである。
すなわち、この第2実施例の場合、取付は面板(11)
は、第5図および第6図に示されているように、前記各
組の係止穴(llb)、(llb)に代えて、上下−組
からなる係止穴(lid)、(lid)を上下方向所定
間隔毎に、かつ左右方向複数列に亘って穿設させる。ま
た、係止板(13)は、第5図および第7図に示されて
いるように、左右方向に細長い金属板材料を用い、その
上下両側縁部での前記各組の係止穴(lld)、(li
d)に対応するそれぞれの位置に、前記各組の係止片(
13a)、(13a)に代えて、上下−組からなる係止
片(13e) 、(13e)を内面側へ直角に折り曲げ
て形成させると共に、各係合爪(13b)に代わる各係
合爪(13F)を左右方向所定間隔毎に、同様に斜め上
向きに打ち出すようにして突出させておき、かつ前記押
え爪(13c)に対応する構成を省略する。さらに、各
タイルブロック(12)については、単に内面側の中間
部に係合支持凹部(12g)を形成させたものとする。
しかして、この第2実施例においても、建築物の躯体(
14)側への各取付は面板(11)の取付は固定は、前
記した第1実施例の場合と同様になされるが、この取付
は面板(11)への各係止板(13)の取付は固定は、
各組の係止穴(lid) 、(lid)に対して、各組
の係止片(13e) 、 (13e)を外側から隙間な
く挿入係合させ、同様にかしめ付けて一体的に付設結合
させ、かつこれらの各係止板(13)での各係合爪(1
3f)に対して、個々の各タイルブロック(12)の係
合支持凹部(12g)を係合支持させると共に、上下(
ならびに必要に応じては左右)に隣接する各タイルブロ
ック(12)、(12)の相互間に形成される目地部分
には、目地材料(18)を充填させ、このようにして、
こ\でも、結果的に各タイルブロック(12)、(12
)、・・・・・・を上下ならびに左右方向に連接して所
期通りに張設させるのである。
従って、前記構成による第2実施例でのタイルブロック
壁体においても、取付は面板(11)の取付は面(ll
a)への係止板(13)の板面(13d)の密着された
一体的結合により、この取付は面板(11)自体を十分
に補強でき、かつ取付は面板(11)の各係止穴(li
d)、(lid) ヘ+7)係止板(13)の各係止片
(13e) 。
(13e)の隙間のない挿入係合とそのかしめ付は係着
とにより、取付は面板(11)自体の剛性を全く低下さ
せず、各タイルブロー、り(12) 、(12)相互間
の目地部分からの雨水が、取付は面板(11)の内側に
まで浸入するのを可及的に阻止できて雨漏りなどを生ず
ることがない。
なお、前記第1および第2実施例においては、取付は面
板(11)での各係止穴(llb)、(llb)および
(lid)、(11+i)に、係止板(13)での各係
止片(13a) 。
(13a)および(13e)、(13e)を、それぞれ
にかしめ付は固定させているが、これらの係止穴と係止
片との関係を逆にしても同様な作用、効果を得られるこ
とは勿論である。
また、第8図、第9図に示す第3実施例および第10図
、第11図に示す第4実施例の構成は、前記取付は面板
(11)と係止板(13)との結合固定部の各別の変形
例を示している。
すなわち、まず、前者の第3実施例では、取付は面板(
11)の取付は面(11a)にあって、第8図に示すよ
うに、前記第2実施例での各係止穴(lid)。
(lid)に該当する位置に、上下−組づ覧の各係止片
(lie)、(lie)を切り起しておき、また、この
取付は板(11)に組み合せ結合させるそれぞれの各係
止板(13)として、左右方向に延びる板面(13d)
から、前記上下−組の各係止片(lie)、(lie)
に対応される各係止穴(13g)、(13g)を穿設し
て、前記と同様に隙間なく挿入係合し、かしめ付けして
一体的に結合できるようにする。つまり二〜では、取付
は面板(11)に対して係止板(!3)を左右方向に配
置させるようにする。
そして、との係止板(13)における板面(13d)の
上辺および下辺にあって、斜め上向きおよび下向きの一
連になった各連接部(13h) 、(13h)をそれぞ
れに介して、上方向および下方向を向いた係合爪(13
i)、(13j)をそれぞれ一連に折曲形成させ、これ
らの各係合爪(13i)、(13j)により、第9図に
示されているように、別に設けられるタイルブロック(
12)の内面側保合部(12h)の上下各顎部を突張り
係合して張設するようにしたものである。
従って、この第8図、第9図に示す第3実施例構成の場
合にあっても、前記第2実施例構成におけると同様な作
用、効果が得られるほか、係止板(13)自体を一層容
易に形成できる。
続いて、第10図および第11図に示す第4実施例の構
成は、前記第3実施例において、取付は面板(11)に
組み合される係止板(13)の他の形態を示しており、
この第4実施例では、それぞれの係止板(13)として
、第10図に示したように、左右方向に延びる板面(1
3d)から、前記したように上下−組づ−の各係止穴(
13g)、(13g)を穿設すると共に、その上辺には
、斜め上向きの一連になった連接部(13h)を介して
、また下辺には、前方への連接部(13k)を介して、
それぞれに上向きの各係合爪(13i)、(13)を一
連に折曲形成させ、これらの各係合爪(13i)、(1
3L)により、第11図に示されているように、別に設
けられるタイルブロック(12)の内面側上下各係合部
(12i)、(12j)の上顎部をそれぞれに保合支持
して張設させるようにしたものである。
従って、この第4実施例構成においても、前記第2およ
び第3実施例の場合と同様な作用、効果が得られるほか
に、各タイルブロック(12)の支持強度を一層強力に
向上できるのである。
なお、前記第3および第4実施例においても、取付は面
板(11)’t’の各係止片(lie)、(lie)に
、係止板(13)での各係止穴(j3g) 、 (13
g)を、それぞれにかしめ付は固定させているが、これ
らの係止片と係止穴との関係を逆にしても同様な作用、
効果を得られる。
次に、第12図および第13図に示す第5および第6実
施例の構成は、前記した第1実施例での取付は面板(1
1)を用いた場合の係止板(13)自体のさらに別の変
形例を示している。
すなわち、まず、前者の第5実施例では、長さを短く、
こ−では前記した各係止穴(llb)、(llb)に対
応する各係止片(13m)、(13層)のみを形成する
に足る大きさの板面(13d)をもった係止板(13)
を用い、この係止板(13)の上辺にあってのみ、係合
爪(13b)を板面(13d)から斜め上向きに折り曲
げ形成したものであり、また、後者の第6実施例では、
同様な大きさの係上板(13)の上辺および下辺のそれ
ぞれにあって、係合爪(13o)および(13p)を板
面(13d)から斜め上向きおよび下向きにそれぞれ折
り曲げ形成したものである。
そして、これらの第5および第6各実施例でのそれぞれ
係止板(13)は、前記した第1実施例での取付は面板
(11)に対して、その複数個を並設固定させ、同様に
一体的に結合して使用すればよく、この場合にも前記と
同様なそれぞれの作用、効果が得られるほか、各タイル
ブロック(12)の張設作業時における取扱いが容易に
なる。
なお、前記第5および第6実施例においても、取付は面
板(11)での各係止穴(llb)、(llb)に、係
止板(13)での各係止片(13層)、(13m)を、
それぞれにかしめ付は固定させているが、これらの係止
穴と係止片との関係を逆にしても同様な作用、効果を得
られる。
なおまた、以上、第1ないし第6の各実施例における取
付は面板(11)と係止板(13)との結合、ならびに
その各変形例による結合は、それぞれに一方の係止穴へ
の他方の係止爪の挿通かしめ付けによって行なうように
しているが、取付は面板(11)の取付は面(lla)
に対して、各係止板(13)の板面(13d)を、例え
ば、スポット溶接などで固定して一体的に結合させるよ
うにしても良いことは勿論であり、このように溶接など
により結合させることで、結合部での穴をなくして雨水
などの浸入を避は得るのである。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、この発明に係るタイルブロック外
装壁においては、取付は面板上に補強用溝を介して一対
の取付は面を形成させ、また、一部の補強用溝に取付は
溝を形成させた状態で、この取付は面板上にあって、そ
れぞれの各タイルブロックを係合支持するための係合爪
を直接突出形成させずに、別に係合爪を突出形成させた
係止板を設け、かつこの取付は面板に形成される一対の
各取付は面間に跨るようにして、個々の係止板を一体的
に結合させると共に、これらの各係止板上での各係合爪
に、各タイルブロック内面の係合部を係合支持させるよ
うにしたので、一方では、個々のタイルブロックの隣接
相互間に形成される目地部分から浸入する雨水などが、
直接取付は面板の内側にまで入り込んで雨漏りを生ずる
慣れを解消でき、また、他方では、係止板を一体的に結
合した取付は面板の強度を十分に補強し得て、この取付
は面板の厚さが従来例と同様であれば、全体の強度を十
分に向上でき、かつ取付は面板の強度を従来例通りとす
れば、全体の重量を一層軽量化し得るのであり、さらに
、取付は面板と係止板との一体的結合についても、その
一方の係止穴に他方の係止爪を挿入かしめ付けることで
、あるいはこれらの両者を溶接するなどにより、比較的
容易に実行できて作業性が良く、しかも構造的にも比較
的簡単で容易に実施できるなどの優れた特長を有するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第13図はこの発明に係るタイルブロック
外装壁の各別の実施例を示すものであって、第1図は第
1実施例を適用したタイルブロック外装壁の要部構成を
示す縦断側面図、第2図。 および第3図は同上取付は面板、および係止板をそれぞ
れに取出して示す斜視図、第4図は同上躯体への取付は
面板の取付は状態の別個を示す説明図であり、第5図は
第2実施例を適用したタイルブロック外装壁の要部構成
を示す縦断側面図、第6図お′よび第7図は同上取付は
面板、および係止板をそれぞれに取出して示す斜視図で
あり、第8図および第9図は第3実施例による取付は面
板と係止板との他の変形例を示す、取付は面板と係止板
の斜視図および同実施例でのタイルブロック外装壁の要
部構成を示す縦断側面図、第10図および第11図は第
4実施例による取付は面板と係止板との他の変形例を示
す、係止板の斜視図および同実施例でのタイルブロック
外装壁の要部構成を示す縦断側面図、第12図および第
13図は第5および第6実施例による係止板の他の形態
をそれぞれに示す斜視図であり、また、第14図は従来
例によるタイルブロック外装壁の要部構成を示す縦断側
面図、第15図は同上取付は面板を取り出して示す斜視
図である。 (11)・・・・取付は面板、(lla)・・・・取付
は面、(1lb) 、(lid)・・・・係止穴、(l
lc)・・・・取付は穴、(lie)・・・・係止片。 (12)・・・・タイルブロック、 (12a)・・・・係合凸部、 (12b)・・・・上切り欠き凹部、 (12c) 、 (12g)・・・・係合四部、(12
d)・・・・下切り欠き四部、 (12e)、(12F)、(12g)、(12h)、(
12i)、(12N ”係合支持凹部。 (13)・・・・係止板、 (13a)、(13e)、(13腸)・・・・係止片、
(13b)、(13f)・・・・係合爪、(13c)・
・・・押え爪、 (13d)・・・・板面、(13g)
・・・・係止穴、 (13h)、(13k)・・・・連接部、(13g)、
(13i)、(13j)、(131)・・・・係合爪。 (14)・・・・躯体、    (15)・・・・ボル
ト、(1B) 、(17)・・・・装着部材、(18)
・・・・目地材料。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)取付け面板と、少なくとも板面の外側に上方へ外
    向きに突出する係合爪を形成した係止板とを有し、前記
    取付け面板の取付け面に、前記係止板の板面を上下、ま
    たは左右方向に一体的に結合固定させると共に、係止板
    の各係合爪に対して、各タイルブロックの内面に形成し
    た係合支持凹部を係合支持させ、このようにして前記取
    付け面板の外面に、それぞれの各係止板を介して多数の
    タイルブロックを張設したことを特徴とするタイルブロ
    ック壁体。
  2. (2)取付け面板での一対の各取付け面と、各係止板の
    板面との、何れか一方に一組の係止穴を穿孔し、他方に
    一組の係止爪を切り起し、各係止穴に各係止爪を挿入か
    しめ付けして、これらの取付け面板と係止板とを一体的
    に結合固定させることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項に記載のタイルブロック壁体。
  3. (3)取付け面板の取付け面に、係止板の板面を上下、
    または左右方向に溶接固定することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項、または第2項に記載のタイルブロック
    壁体。
  4. (4)各タイルブロックを、係止板の上下部分複数箇所
    で係合支持させることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項、第2項、または第3項に記載のタイルブロック壁体
  5. (5)取付け面板と、板面の外側に上方へ外向きに突出
    する係合爪、および板面の外側に側方へ外向きに突出す
    る押え爪をそれぞれに形成した係止板と、上縁部の内面
    側に上切り欠き凹部、下縁部の内面側に下切り欠き凹部
    をそれぞれに形成し、かつ内面側の中間部に係合支持凹
    部を形成したタイルブロックとを有し、前記取付け面板
    の取付け面に、前記係止板の板面を上下、または左右方
    向に一体的に結合固定させ、かつ係止板の各係合爪に対
    して、各タイルブロックの係合支持凹部を係合支持させ
    ると共に、上下に隣接するタイルブロックの相互に対向
    される切り欠き凹部間に、係止板の各押え爪を介入押止
    させ、このようにして前記取付け面板の外面に、それぞ
    れの各係止板を介して多数のタイルブロックを張設した
    ことを特徴とするタイルブロック壁体。
  6. (6)係止板の各係合爪が、それぞれ横断面へ字状に形
    成されていることを特徴とする特許請求の範囲第5項に
    記載のタイルブロック壁体。
  7. (7)係止板の各押え爪が、それぞれ縦断面く字状に形
    成されていることを特徴とする特許請求の範囲第5項、
    または第6項に記載のタイルブロック壁体。
  8. (8)取付け面板での一対の各取付け面と、各係止板の
    板面との、何れか一方に一組の係止穴を穿孔し、他方に
    一組の係止爪を切り起し、各係止穴に各係止爪を挿入か
    しめ付けして、これらの取付け面板と係止板とを一体的
    に結合固定させることを特徴とする特許請求の範囲第5
    項に記載のタイルブロック壁体。
  9. (9)取付け面板の取付け面に、係止板の板面を上下、
    または左右方向に溶接固定することを特徴とする特許請
    求の範囲第5項、第6項、第7項、または第8項に記載
    のタイルブロック壁体。
  10. (10)各タイルブロックを、係止板の上下部分複数箇
    所で係合支持させることを特徴とする特許請求の範囲第
    5項、第6項、第7項、第8項、または第9項に記載の
    タイルブロック壁体。
JP10174187A 1987-04-27 1987-04-27 タイルブロツク壁体 Granted JPS63268866A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03122360A (ja) * 1989-10-04 1991-05-24 Gantan Biyuut Kogyo Kk タイルブロック壁体
JPH03132554A (ja) * 1989-10-19 1991-06-05 Gantan Biyuut Kogyo Kk タイルブロック壁体
JP3206776U (ja) * 2016-07-08 2016-10-06 不二窯業株式会社 タイル取り付け用金具

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