JPS63268091A - キャッシュドロワ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はキャッシュドロワー、すなわちコインおよび紙
幣を収納し、必要に応じて引き出して金を出し入れする
現金収納引き出しに関する。

［従来技術］ かかるキャッシュドロワーにおいて、高額紙幣すなわち
１万円札は釣り銭として使用することはない。高額紙幣
を小額低倍すなわち千円札やコインと一緒に収納すると
間違いの原因となるので、従来、キャッシュドロワーの
内部にコインおよび千円札の収納部と１万円札収納部と
を２段重ねに設け、上方のコインおよび千円札収納部を
手で持ち上げて、１万円札を下方の１万円札収納部に入
れるようにしていた。

この１万円札の収納は困難なことではないが手間がかか
つて面倒であり、また再収納部を重ねているだけなので
１万円札を入れる時に客に一万円札の有高が見られ、防
犯対策上よくなく、盗難されるおそれもあった。

［発明の目的］ 従って本発明の目的は、高額紙幣の収納が容易で、且つ
防犯対策上有効なキャッシュドロワーを提供するにある
。

［発明の構成］ 本発明のキャッシュドロワーによれば、コインおよび小
額紙幣収納部と、紙幣の投入スリットとを有する高額紙
幣収納部を設けている。

［発明の作用効果］ これにより、高額紙幣を直接高額紙幣収納部に投入する
事が出来るので収納動作が極めて容易になり、また、−
万円孔の有高を見られることがないので、防犯対策上有
効となり盗難を防止することもできる。

［好ましい実施のｎ様］ 本発明の実施に際し、キャッシュドロワーは、例えば給
油所に設置されたサービスユニットに組み込むのが好ま
しい。

本発明の実施に際し、キャッシュドロワーの本体に、コ
インおよび小頷紙幣を収納する収納トレーを着脱自在に
納める収納トレー受は部と、該収納トレー受は部の下方
に位置し、本体のスリットから紙幣を投入できる密閉さ
れ着脱自在の高額紙幣収納部とを設け、高額紙幣収納部
の上面には施錠された開閉蓋を設けるのが好ましい。

［実施例コ 以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。

図中、同一部材には同一符号を付されている。

第１図は本発明を実施したキャッシュドロワーを備えた
例えば給油所等に設置されるサービスユニットを示して
いる。

図において、全体を符号２０で示すサービスユニットの
上部には、上から順にデータを表示する表示器３０、デ
ータを入力するキーボード３１、伝票をプリントするプ
リンタ３２、顧客カードを読み取るカードリーダ３３お
よび全体を符号１で示すキャッシュドロワーが設けられ
ている。該サービスユニット２０の中程の部分（中部）
の一方の側の上方には窓ふき用タオルの収納棚３４が設
けられ、該収納棚３４の下方には使用済タオル投入口３
５が設けられており、そして他方の側には灰皿クリーナ
３６が設けられている。サービスユニット２０の下部に
おいては、投入口３５の下方に使用済タオル入れ３７が
設けられ、灰皿クリーナ３６の下方には灰、吸殻入れ３
８が設けられ、また、側部のゴミ投入口３９の下方には
ゴミ入れ４０が設けられている。

第２図〜第４図において、キャッシュドロワー１の本体
２の両側上縁には、ガイドレール３．３が設けられ、サ
ービスユニット２０の凹部２１の両側に設けられたロー
ラ２２により、例えば公知のスチールキャビネットと同
様の態様で移動自在に支持されている。

この本体２は引き出し状であって、上部の開放された収
納トレー受は部５と、受は部５の下部の高額紙幣収納部
１０とが設けられている。

収納トレー受は部５には、コイン受は部７と小額紙幣収
納部８とが画成された収納トレー６が着脱自在に嵌め込
まれている。なお、符号９は紙幣押えである。

高額紙幣収納部１０には、高額紙幣収納部５０が納めら
れ、収納箱５０の上面には蝶番４４．４４−により取付
けられた開閉蓋１１が設けられ、蓋１１には開閉錠１２
が設けられている。この錠１２は回動によりアーム１３
がロックピース１４に係合して蓋１１をロックするよう
になっている。

また、収納部１０の前部には、前上方に延びる紙幣受入
口１５が設けられ、受入口１５にはバネ４７により受入
口を閉じる方向へ回動付勢された揺動板４６が設けられ
、該揺動板４６は収納箱５０を収納箱５０に置いた時は
受入口１５の両端に設けられたスリット４８．４８に嵌
入される突片４５．４５°により実線の位置に押されて
いる。この受入口１５は本体２の上面前側に設けられた
紙幣投入スリット４の下側に位置する。

他方、本体２の後面と凹部２１との間にはスプリング１
６が介装され、該スプリング１６は本体２を鎖線で示す
開位置方向に付勢しており、一方、凹部２１に立設され
たストッパ２３は本体２の底部に突設されたフック１７
を係止して、本体２を閉位置に係止するようにせしめて
いる。そのストッパ２３はスプリング２５により第２図
中上方に付勢されていて、頂部には前向きのテーパ面２
３ａが形成され、フック１７の頂部にはテーパ面２３ａ
に係合するテーパ面１７ａが形成されている。

また、ストッパ２３の中程には、前向きのテーパ面２４
ａを有する透孔２４が形成され、そのテーパ面２４ａに
係合するテーパ面２６ａを備えなロッド２６が凹部２１
に設けられたブラケット２７に案内され、ソレノイド２
８のロッド２８ａが口ラド２６に連結されている。また
ロッド２６の前端は、本体２の前面下部に設けられた引
き出し錠１８の回動するカム１９に係合して軸方向に押
し込まれ、テーパ面２６ａ、２４ａを介してストッパ２
３を引き下げ、本体２のロック（本体２を閉位置に係止
する事）を解除するようになっている。

使用に際し、図示しない制御装置からの信号によりソレ
ノイド２８が励磁されると、ロッド２８ａが吸引され、
ロッド２６が右方へ移動させる。

即ちロッド２６を第２図中右方へ前進させ、ストッパ２
３を引き下げて本体２のロックを解除する。

従って、本体２はスプリング１６に付勢され、開位置ま
で開かれる。そして、１万円札を投入スリット４に投入
すると、該１万円札は受入口１５から高額紙幣収納箱５
０に容易に収納される。金の出し入れが終った後、本体
２を第２図中右方向へ押し込むと、フック１７はストッ
パ２３を押し下げ、且つ該ストッパ２３のテーパ面２３
ａを乗り越えて該ストッパ２３よりも右方へ移動し、該
フック１７とストッパ２３との係止によって本体２が閉
位置にロックされる。なお、錠１８を操作して本体２を
引出すには、図示しないキーを錠１８に挿入して回動す
ることにより、カム１９はロッド２６を軸方向に押し込
み、ストッパ２３を引き下げて前述と同様の態様により
ロックが解除され、本体２は引き出される。そして、閉
店時等に１万円札を出す際は、収納トレー６を取り外し
収納箱５０を外して事務所内等に持って行き、開閉錠１
２を図示しないキーで回動し、アーム１３とロックピー
ス１４との係合によるロックを解除し、開閉蓋１１を開
けば１万円札を容易に取り出すことができる。なお、収
納箱５０を本体２から外すと、本体２の突片４５．４５
゛の押圧が解除され揺動板４６はバネ４７により点線の
位置に移動して受入口１５を塞ぐので紙幣が落下するこ
とがない。

紙幣を取り出しなら、錠１２をして、収納箱５０を本体
２の収納部１０に戻せば収納箱５０の両端のスリット４
８．４８−に突片４５．４５゛が挿入され揺動板４６は
バネ４に抗して実線の位置になり受入口１５は開かれる
。

［まとめ］ 以上説明したように本発明によれば、高額紙幣を投入ス
リットから密閉施錠された収納箱へ直接且つ容易に収納
し、そして盗難を防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実施したキャッシュドロワーを儂えた
サービスユニット、第２図は本発明の一実施例を示す側
断面図、第３図は収納トレーを取り外した状態を示す上
面図、第４図は高額紙幣収納箱の上面図である。 ２・・・本体　　４・・・紙幣投入スリット５・・・収
納トレー受は部　　６・・・収納トレー　　１０・・・
高額紙幣収納箱　　１１・・・開閉蓋　　１２・・・開
閉錠　　１５・・・受入口　　１８・・・引き出し矢　
　５０・・・高頷紙幣収納箱

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）コインおよび小額紙幣収納部と、紙幣の投入スリ
   ットを有する高額紙幣収納部を設けたことを特徴とする
   キャッシュドロワー。
2. （２）高額紙幣収納部には、着脱自在の収納箱が設けら
   れている特許請求の範囲第１項記載のキャッシュドロワ
   ー。