JPS63267778A - 有機化合物、その製法およびその薬剤としての使用 - Google Patents

有機化合物、その製法およびその薬剤としての使用

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JPS63267778A
JPS63267778A JP63090162A JP9016288A JPS63267778A JP S63267778 A JPS63267778 A JP S63267778A JP 63090162 A JP63090162 A JP 63090162A JP 9016288 A JP9016288 A JP 9016288A JP S63267778 A JPS63267778 A JP S63267778A
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JP63090162A
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マリア イザベル フェルナンデス フェルナンデス
テランス マイケル ホッテン
ディヴィッド エドワード タッパー
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Lilly Industries Ltd
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Lilly SA
Lilly Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は有機化合物、その製造および薬剤としての使用
に関するものである。
本発明の化合物は次式で示される化合物およびその塩で
ある: ここで、R1およびR2は夫々独立に水素原子、ハロゲ
ン原子、ニトロ基、アミン基、炭素原子数2〜5 (以
下C2−3と記す;その他も同様)のアシルアミノ基、
C1−4アルキル基、CI−4アルコキシ基、C8−4
アルキルチオ基、C3−4アルキルスルホニル基、N−
置換複素環式基、場合により置換されたフェニル基、場
合により置換されたフェニルチオ基、場合により置換さ
れたフェニルスルホニル基または場合により置換された
フェニルスルホンアミド基を表すか、あるいはR1とR
2とは一緒に03−5アルキレン橋を表し、R3はC1
−4アルキルまたはC2−4アルケニル基を表し;Xは
(i)−(CH2)、N (R’)Z  (但し、各R
4は夫々独立にCI−4アルキル基、C2−4アルケニ
ル基または場合により置換された C6H,CH2−を表し、nは1.2または3である)
または(ii)1もしくは2個の窒素原子を含み、かつ
アミド窒素に直接結合したもしくはC1−3アルキレン
鎖を介して結合した5−〜8−員の脂環式基を表す。
Xが脂環式基である場合、これはその炭素原子の一つに
おいて結合していることが好ましく、しかもモルホリノ
基におけるようにもう一つの複素原子あるいはピペラジ
ノ基のように2個の窒素原子を含むことができるが、窒
素原子を一つだけ含むものが好ましい。脂環式基がアル
キレン鎖を介して結合する場合、該アルキレン鎖は −(CH2)、、−(但しnは1.2または3)である
ことが好ましく、従ってXは=(CHz)nY(ここで
、Yは脂環式基であって、その炭素原子の一つにおいて
結合している)である。
脂環式基の好ましい例は以下に示すものである。
上記式において、mはl、2または3であり、R5は0
1−4アルキル基、C2−4アルケニル基または場合に
より置換されていてもよい基:Ch Hs CHz−で
ある。
本発明の化合物およびその製薬上許容される塩は中枢神
経系に対し有用な作用をもつ。
上記式におけるR1およびR2がハロゲン原子である場
合、好ましいハロゲン原子はフッ素、塩素または臭素原
子、特に塩素または臭素原子である。Cl−4アルキル
と記載した場合、これは例えばメチル、エチル、n−プ
ロピル、イソプロピルおよびブチルを含み、特にメチル
またはエチルが好ましい。Cl−4アルコキシ、Cl−
4アルキルチオおよびCl−4アルキルスルホニル基は
酸素、硫黄またはスルホニル基を介してチオフェン環に
結合した上記アルキル基を含むものである。アミノ基は
−NH,であり、アシルアミノ基は式:RCONH−(
ここでRはC1−4アルキル基であることが好ましい)
で示される基である。R1またはR2が場合により置換
されたフェニル、フェニルチオ、フェニルスルホニルま
たはフェニルスルホンアミド基である場合、好ましくは
未置換フェニル−フェニルチオ、フェニルスルホニルお
よびフェニルスルホンアミド基である。しかし、必要な
らば該フェニル核は1以上、好ましくは1〜3個の、例
えばハロゲン原子、Cl−4アルキル、Cl−4アルコ
キシ、ヒドロキシ、ニトロ、シアノ、アミノ、カルボキ
シおよびカルボキサミドから選ばれる置換基で置換され
ていてもよい。N−置換複素環式置換基の例はイミダゾ
リル、ピラゾリルおよびトリアゾリル基であって、窒素
原子を介して結合するものであり、特に1−ピラゾリル
および1− (1,2,4−)リアゾリル)基が好まし
い。
R3、R4またはR5がC2−4アルケニルである場合
、好ましいのはビニルまたはプロペニル基であり、R4
またはR5が場合により置換されたCb Hs CHt
−である場合(好ましいのは未置換のものである)、こ
れらは例えばR1およびR2について上で定義したよう
な置換基の1つまたは2以上でフェニル基上で置換され
たものであり得る。
好ましい化合物群は、Xが上記(ii)に定義した基で
あるものである。即ち、Xが5−〜8−員の脂環式基、
特に以下の式で示される基である化合物が好ましい。
該一般式においそ、R5はCl−4アルキル、C2−4
アルケニルまたはC6R5CH2−を表す。
本発明の新規化合物は遊離型の化合物および塩のいずれ
も有用である。塩としては、例えば塩酸、硝酸、燐酸、
硫酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸および亜燐酸などの非
毒性無機酸がら導がれる塩などの薬理的に許容される酸
付加塩類;並びに脂肪族モノ−およびジ−カルボン酸、
特にフマール酸、フェニル−置換アルカン酸、ヒドロキ
シアルカン酸およびヒドロキシアルカンニ酸;芳香族酸
;脂肪族および芳香族スルホン酸などの非毒性有機酸か
ら導かれる酸付加塩類を例示できる。これらの製薬上許
容される塩の他に、他の塩も含まれ、その例としては、
例えばピクリン酸または蓚酸との塩を挙げることができ
、これらは本発明の化合物の精製あるいは例えば製薬上
許容される酸付加塩の調製等における中間体として使用
でき、あるいはまた塩基の同定、特徴付けまたは精製に
有用である。
本発明の化合物が、異性体を形成する不斉炭素原子を1
つ以上含み得ることが理解されるであろう。これら化合
物は通常ラセミ混合物として調製され、そのまま使用す
ることもできるが、所望により常法に従って個々の異性
体に単離することもできる。このようなうセミ混合物お
よび各光学異性体は本発明の一部を構成し、エナンショ
マーとして純粋な形で用いることが好ましい。
基R1およびR2は水素原子、ハロゲン原子、C1−4
アルキル基、C1−4アルコキシ基およびC1−4アル
キルチオ基から選ぶことが好ましい。
また、R1およびR2の一方が水素であるか、あるいは
R1およびR2の両方がCl−4アルキルであることが
好ましい。R1およびRZの一方が水素である場合、R
2が水素であることが好ましい。
R3はCI−4アルキル、特にメチル基であることが好
ましい。窒素含有脂環式基の中で、最も好ましいのは次
式で示されるものである: ここで、R5はc +−nアルキル基である。
本発明の好ましい化合物群は次式で示されるものである
: ■ 該一般式において、R1およびR2は夫々独立に水素原
子、ハロゲン原子、C1−4アルキル、C7−4アルコ
キシまたはCl−4アルキルチオ基を表し、R3はC8
−4アルキル基であり、R5はCl−4アルキル基であ
る。また、これらの塩、特に製薬上許容される塩も上記
好ましい化合物群にはいる。最も好ましい本発明の化合
物群はR1とR2とが両方共に同一または異るC1−4
アルキルである化合物である。このような化合物はピロ
リジン環の2−位にキラル中心をもち、従って異性体お
よびラセミ混合物として存在できる。一般に、これら化
合物はラセミ混合物として調製され、該ラセミ混合物は
個々のエナンショマーに分割できる。あるいは、また該
エナンショマーは、上記化合物の合成の際に、光学的に
活性なアミンを用いて調製することもできる。好ましい
エナンショマーは左旋性(−)形のものである。
本発明は、また上記式(1)の化合物の製法をも包含す
る。該方法は次式(■): (式(H)において、R1,RZおよびR3は上記定義
通りであり、Zはハロゲン原子、−OHまたは−OR(
RはC1−4アルキルなどの脱離基である)である)で
示される化合物と、次式(■):X N H,(I[I
) (ここで、Xは上記定義通りである)で示されるアミン
とを反応させる工程を含む。
この反応は好ましくは0〜200℃、より好ましくは0
〜100℃にて、不活性有機溶媒、例えばジクロロメタ
ンなどのハロアルカン中で行われる。Zが−OHである
場合、カンプリング剤、例えばカルボニルジイミダゾー
ルなどの、ペプチド合成で通常使用されているようなカ
ップリング剤を用いることが好ましい。ZがORである
場合には、しばしば該反応を高温、例えば100〜20
0℃にて行うことが望ましい。好ましい反応は、反応試
薬が上記式(II)においてZがハロゲン原子または−
OHであるようなものである。
式(II)の化合物は容易に入手できるか、あるいは公
知の化合物から公知の合成法により調製できる。例えば
、式(II)の化合物は次式:(上記式において、Rは
水素原子またはC,、、、アルキル基である)で示され
る中間体をアルキル化することにより調製できる。ここ
で、該中間体は例えば以下に記載するような公知の方法
で合成できる。
上記式(III)のアミン試薬は周知であるか、あるい
は当分野で公知の方法に従って調製される。
例えば、シクロアミン化合物はジャーナル オブケミカ
ル ソサイエティ−(J、 Chel+1. Soc、
)+1957.p3165;南アフリカ特許第69 0
0983号:フランス特許第2,534.255号;お
よびケミカル アブストラクト(ChemicalAb
stracts)、  1967. 66.2432g
に記載されており、また2−アミノ−8−アザノルトロ
パン出発試薬はフランス特許第2.499,570号に
記載されている。
上記の如く、遊離塩基および製薬上許容される酸付加塩
状態にある本発明の化合物は有用な中枢神経系活性を呈
する。これらはまた低毒性でもある。これら化合物の活
性は十分に確立された手法を用いて、動物モデルでテス
トすることにより立証された。更に詳しくいえば、こ軌
らの化合物はコスタル、ネイラーおよびノーリア(Co
5tall。
Naylor & Nohria)の方法〔ヨー口・ジ
ピアン ジャーナル オブ ファーマコロジ−(Eur
opean J。
Pharmacol、)、 1978. 50. 39
)に従って、マウスにおけるアポモルヒネ誘発性全中性
(climbing )を阻止および/またはジャコブ
セン&ゾンネ(Jacobsen  and  5on
ne)の方法〔アクタ )1−マコロジー エ トキサ
コロジ−(Acta  Pharmacol、 et 
 Toxacol、)+ 1955゜土工、35〕によ
り、ラットにおける条件付けされた回避応答(cond
itioned avoidance respons
e)を阻止(腹腔内投与した場合に、50+g/Itg
以下の用量で)することが示された。例えば、4.5−
ジメチル−N−((1−エチル−2−ピロリジニル)−
メチル〕−3−メトキシチオフェン−2−カルボキサミ
ドフマレートは腹腔内投与で25mg/kgの投与量で
、マウスにおいてアポモルヒネ誘発登や性を顕著に抑制
する。ラットの場合、この化合物は腹腔内経路で0.8
mg/kgまでの投41)で条件付けされた回避応答を
阻止し、かつ腹腔内経路で50mg/kg以下の投与量
で著しいカタレプシーを生じない。
ラセミ混合物としてのおよびフマレート塩形状での以下
の化合物は条件付けされた回避性テストにおいて、以下
のような最小有効投与、43 (E、 D。
l1lin  : B/kg)で特に活性であった。
C,N。
R’           R”         E
、D、min。
1−ピラゾリル  CI16.25 (C1(z)46.25 CH3S      HO,78 C2H3S     H1,56 (CH3)2 CHS  H1,56 CH3soz    H1,56 CI        C7!1.56 CH3、H3,125 CHx       Cz )js     6.25
C,H,S     H6,25 )(CHzo    1.5に れらのテストは、本発明の化合物がシナプス後部ドーパ
ミンレセプターをブロックすることを示しており、従っ
て嘔吐、うつ病、不安および精神病状態、例えば分裂症
および急性繰病の治療に有効であることを示している。
本発明の化合物は広い投与範囲に亘り有効であり、実際
の投与量は使用する特定の化合物、治療すべき状態およ
び治療すべき哺乳動物の型並びにサイズなどの諸ファク
タに依存する。しかしながら、必要な投与量は通常゛1
日当たり0.05〜10mg/kgの範囲であり、例え
ば成人の治療では0.2〜5II1g/kgの服用量で
用いることができる。
本発明の化合物および製薬上許容されるその塩は通常経
口もしくは注射により投与されるので、該化合物および
塩は通常薬理組成物として使用される。このような組成
物は製薬業界で周知の方法により調゛製され、一般に本
発明の活性化合物または製薬上許容される塩の少なくと
も一種と、そのための製薬上許容される担体とを含む。
これら組成物も本発明の一部を構成する。本発明のかか
る組成物の製造において、有効成分は、普通担体または
希釈剤と混合される。付随的にあるいは変法としてカプ
セル、薬包、紙あるいはその他の容器等であり得る担体
で包囲することもできる。担体が希釈剤として機能する
場合には、該担体は固体、半固体または液状物質であっ
てよく、これらは該有効成分のビヒクル、賦形剤または
媒質として機能する。適当な担体のいくつかの例として
、ラクトース、デキストロース、シェークロース、ソル
ビトール、マニトール、スタルゲッシュ(starge
sh)、アラビアゴム、燐酸カルシウム、アルギネート
、トラガカントゴム、ゼラチン、シロップ、メチルセル
ロース、メチル−およびプロピルヒドロキシベンゾエー
ト、タルク、ステアリン酸マグネシウムまたは鉱油を挙
げることができる。
本発明の組成物は当分野で周知の如く、患者に投与後有
効成分を迅速に、持続的にあるいは遅延放出するものと
して処方することができる。
投与経路に応じて、上記組成物を錠剤、カプセル、経口
投与用の懸濁液または非経口用途用の溶液として処方で
きる。好ましくは該組成物を単位投与形で処方し、各投
与単位は1〜200mg、より一般的には5〜lQOm
gの有効成分を含む。
(実施例) 以下本発明を製造例および実施例により説明する。
製造例 1: メチル4,5−ジメチル−3−ヒドロキシチオフェン−
2−カルボキシレート 乾燥塩化水素ガスを、−10℃にて飽和するまで、7.
6 g (50mmol)のエチル2−メチル−3−オ
キソブタノエートと1).2 g  (100mmol
)のメチル2−メルカプトアセテートとの混合物に吹込
んだ。オイルを3時間室温にて放置し、ジクロロメタン
で希釈し、プラインで洗浄した。硫酸ナトリウムで乾燥
し、溶媒を蒸発させた後、該オイルをメタノール(10
d)に溶解し、メタノ−゛ル性水酸化カリウム(2N;
75d)に滴下し、室温にて1時間攪拌した。この溶液
を氷冷水(125d)で希釈し、−306〜0℃にて3
Nの塩酸でpH1の酸性にした。沈殿を濾別し、水洗し
た(5.5 g ;m、 p、 =50−51℃;メタ
ノール)。
製造例 2: エチル3−ヒドロキシ−5−メチルチオフェン−2−カ
ルボキシレート 乾燥塩化水素ガスを、−10℃にて飽和するまで、0.
2モルのエチルアセトアセテートと0.4モルの2−メ
ルカプトアセテートとの混合物に吹込んだ。得られたオ
イルを室温にて4日間放置した。
次いで、350 mlの2Nエタノール性KOHを摘部
した。生成した混合物を21の氷−水に加え、pHが約
1となるまで6MHCj!で酸性化した。沈殿したオイ
ルをベンゼンで抽出し、水洗し、硫酸ナトリウムで乾燥
した。溶媒の除去後、残留物を蒸留した。b、p、=7
0−75℃(0,5mmmm1l。
製造例 3: 2−クロロ−°2−メトキシカルボニルチオフェン−,
3(2H)−オン 塩化スルフリル<0.1)モル)を攪拌された5Qmj
の無水クロロホルム中のメチル3−ヒドロキシチオフェ
ン−2−カルボキシレート(0,1モル)〔C,フリル
(Corral)、 J、  リサベッティー(Lis
savetztい、シンテーシズ(Syn these
s)、1984.847)の溶液に加えた。室温にて4
時間攪拌した後、減圧下で溶媒を除き、残留物を粗製の
まま次の製造工程で用いた (m、p=70−71℃;ヘキサン)。
製造例 4: メチル5−クロロ−3−ヒドロキシ チオフェン−2−カルボキシレート 2−クロロ−2−メトキシカルボニルチオフェン−3(
2H)−オン(30mmol)の酢酸(20ml)溶液
を乾燥塩化水素ガスで飽和した。3日間静置後、減圧下
で溶媒を除去し、オイル状残渣を蒸留して、水性酢酸の
添加により結晶化(m、p、=42−44℃)する黄色
液体を得た。
製造例 5: メチル3−ヒドロキシ−5−メチルチオチオフェン−2
−カルボキシレート 酢酸(20m)中に2−クロロ−2−メトキシカルボニ
ルチオフェン−3(2H)−オン(6,35g ; 3
3mmol)を分散させた、攪拌された懸濁液に、硫酸
(1,8mj)の酢酸(20m)溶液を加えた。この混
合物を溶解するまで攪拌し、次いでここにメチルメルカ
プタン(全体で約2g)を0.5時間吹込んだ。この混
合物を室温で18時間攪拌し、氷水上に注ぎ、得られた
オイル状沈殿をジクロロメタンで抽出した。溶媒の蒸発
後、粗製オイルを後の製造工程で用いた。
製造例 6: メチル3−ヒドロキシ−5−メチルスルホニルチオフェ
ン−2−カノボキシレート ナトリウムメタンスルフィネート(16IIIIlol
)を、硫酸(1,3+d)を含む2−クロロ−2−メト
キシカルボニルチオフェン−3(2H)−オンの酢酸溶
液に加えた。24時間放置後、沈殿を濾別した。m、p
=138−140℃(酢酸)。
製造例 7: メチル3−ヒドロキシ−5−(1−ピラゾリル)−チオ
フェン−2−カルボキシレート ピラゾール(18mmO1)を2−クロロ−2−メトキ
シカルボニルチオフェン−3(2H)−オンの酢酸(1
0mA’)溶液に加えた。この混合物を室温にて2時間
放置し、沈殿を濾別した。
m、  p、=162−164℃(酢酸)。
製造例 8: 2、 4−ジクロロ−2−メトキシカルボニルチオフェ
ン−3(2H)−オン メチル3−ヒドロキシチオフェン−2−カルボン酸(6
0mmol)とN−クロロサクシンイミド(150mm
ol)を酢酸(40−)中で、60℃にて4時間撹拌し
た。減圧下で溶媒を除き、残渣を水とベンゼンとの間で
分配させた。有機相を水洗し、硫酸ナトリウムで乾燥し
、溶媒を減圧下で除去してオイルを得、これを後の反応
に用いた。
製造例 9: メチル4−クロロ−3−ヒドロキシ チオフェン−2−カルボキシレート 2.4−ジクロロ−2−メトキシカルボニルチオフェン
−3(2H)−オン(60++u++ol)の酢酸(5
0d)溶液を室温にて18時間金属亜鉛(60mmol
)で処理した。減圧下で溶媒を除去し、残渣を水とエー
テルとの間に分配させた。有機相を水洗し、硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、溶媒を減圧下で除いて固体を得た。これ
はヘキサンから再結した。
m、p、=7ロー77℃。
製造例 lO: メチル4.5−ジクロロ−3−ヒドロキシチオフェン−
2−カルボキシレート 乾燥塩化水素ガスを、粗製2,4−ジクロロ−2−メト
キシカルボニルチオフェン−3(2H)−オン(6,8
g i 30mmol)の酢酸 (30mf)溶液に飽
和するまで吹込んだ。この混合物を2日間放置し、減圧
下で濃縮し、沈殿を濾別し、メタノールから再結した。
m、p、=107 108℃。
製造例 1): メチル4−クロロ−3−ヒドロキシ−5−メトキシチオ
フェン−2−カルボキシレート2.4−ジクロロ−2−
メトキシカルボニルチオフェン−3(2H)−オン(1
0mmol)を室温にて4時間無水メタノール中で攪拌
し、沈殿を濾別した。m、p、=109−1)1℃(メ
タノール)。
製造例 12: メチル5−アセチルチオ−4−クロロ−3−ヒドロキシ
チオフェン−3−カルボキシレート2.4−ジクロロ−
2−メトキシカルボニルチオフェン−3(2H)−オン
(16mmol)と濃硫酸(0,9d)との酢酸(20
wd)溶液にチオ酢酸(16mmol)を加えた。この
混合物を室温にて24時間攪拌し、沈殿を濾別した。
m、p、=133−135℃(酢酸)。
製造例 13: メチル4−クロロ−3−ヒドロキシ−5−メルカプトチ
オフェン−2−カルボキシレートメチル5−アセチルチ
オ−4−クロロ−3−ヒドロキシチオフェン−3〜カル
ボキシレート(10mmol)をIN  NaOH(3
0ml’)中で攪拌した。得られた溶液を酸性とし、沈
殿を濾別し、ヘキサンから再結した。m、p、=48−
49℃。
製造例 14: メチル4−クロロ−3−メトキシ−5−メチルチオチオ
フェン−2−カルボキシレートメチル4−クロロ−3−
ヒドロキシ−5−メルカプトチオフェン−2−カルボキ
シレート(10mmo + )の無水アセトン(25d
)溶液に炭酸カリウム(20mmol)を加え、この混
合物を20分間攪拌した。ジメチル硫酸(22mmol
)を加え、得られた混合物を還流下に5時間加熱した。
減圧下に溶媒を除去し、残渣を水と酢酸エチルとの間で
分配させた。有機相を水洗し、硫酸ナトリウムで乾燥し
、溶媒を蒸発させた。残渣をヘキサンから再結させた。
m、  p、=82−83℃。
製造例 15: メチル4,5−ジブロモ−3−ヒドロキシチオフェン−
2−カルボキシレート 室温にて、臭素(0,22モル)を、メチル3−ヒドロ
キシチオフェン−2−カルボキシレート(0,1モル)
の酢酸(40mj)溶液に加えた。発熱反応が完了した
後、該混合物を一夜放置し、濃縮した。沈殿を濾別し、
メタノールから再結した。
m、p、=128−130℃。
製造例 16: メチル4,5−ジメチル−3−メトキシチオフェン−2
−カルボキシレート メチル3−ヒドロキシ−4,5−ジメチルチオフェン−
2−カルボキシレート(製造例1i29.7 g ; 
160mmol)の無水アセトン(50〇−)溶液に、
無水炭酸カリウム(24,5g;178mmol)を加
え、この混合物を室温にて1時間攪拌した。ジメチル硫
酸(22,4g;178mmo I )を加え、混合物
を2.5時間還流下で攪拌した。溶媒を減圧下で蒸発さ
せ、残渣を水と酢酸エチルとの間に分配させた。有機相
をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を
蒸発させて粗生成物を得た。これを以下の製造例で用い
た。
製造例 17: 3−メトキシ−4,5−ジメチル チオフェン−2−カルボン7 メチル4,5−ジメチル−3−メトキシチオフェン−2
−カルボキシレート(34g)を、1M水酸化ナトリウ
ム溶液(500d)中で1時間加熱還流した。冷却後、
混合物を濃塩酸でp1)4の酸性にした。生成固体を濾
別し、水洗し1.乾燥した。
m、p、=142 143℃。
以下の化合物を同様にして調製した。中間体は製造例1
−15で概説した方法を用いて調製し、示されたちの以
外は精製なしに実施した。
HHCH,183 HHCHzCtl=CIlz  108−1)0CHx
          HCH3158460CI   
        HCH3182−184CH3S  
       HCH3120−123Cz Hs S
        HCHi      98−101n
  CI Hf S      HC1(s     
 81−83i −C:l Hf S     HCH
394−97C61(S S        I(CH
s      151CH3Sot       HC
Hz      216−217C,l(S Sol 
     HCHi      2191−ビラゾ+)
 ルHCH3168−1701−(1,2,4−1’+
7ゾi+L)      HCH3210−21)n−
C4Hq S      l’l     CHa  
    100−101cH,C,Hs    C1l
、        144− (CH2)3−    
  Cl−1x      171− (CHz)4−
      CH3146HCH30CL      
128−130CI          C1CHz 
     175“CH:l  S         
CICH−+      158C61(sS    
    C1CHff      143−1441−
とラゾ”)ルCI    CH,180B r    
       B r    CHy      19
6−197CHz        n−C,H,+S 
 CHI      61−62HC6)(SS  、
CHz      132−133CTI+     
     C6H55CHx      126−12
7* : 分解を伴う。
製造例 18: (±)2−アミノメチル−1− L(+)酒石酸(80g)の水(150mi’)溶液に
、温度を20℃以下に保った状態で(±)2−アミノメ
チル−1−エチルピロリジンを摘部した。この溶液を室
温にて1時間撹拌し、エタノール(1501n!りで希
釈し、次いで5℃にて一夜冷却した。塩を濾別し、沸騰
メタノールに3回懸濁させ、加温しつつ濾過して(+)
酒石酸塩(29g、;m、  p、 =16−162℃
)を得た。
上記酒石酸塩(29g)の水(45rrl)溶液に、3
0%水酸化ナトリウム溶液(24mlりおよび水酸化ナ
トリウムペレッ)(4,5g)を加え、一方温度を20
℃以下に保った。この溶液を50mfづつのクロロホル
ムで3回抽出した。乾燥し、溶媒を蒸発させてオイルを
得、これを蒸留した。
bls甚60°−(6,4g)。
〔α)zS =+90’  (5%クロロホルム)これ
はD (−)酒石酸を分割試薬として用いて、同様に調
製した。bls子62° (9,4g)。
実施例 1: (±)N−((1−エチル−2−ピロリジニル)−メチ
ル〕−3−メトキシー5−メチルチオフェン−2−カル
ボキサミドフマレート 窒素雰囲気下で、3−メトキシ−4,5−ジメチルチオ
フェン−2−カルボン酸(18,6g。
0.1モル)の無水ジクロロメタン(250ml>溶液
に、1.1′−カルボニルジイミダゾール(16,2g
 : 0.1モル)を加えた。+1時間攪拌しり後、(
±)2−アミノメチル−1−エチルピロリジン(12,
8g : 0.1モル)を加え、この溶液を室温で24
時間攪拌した。この反応混合物を連続的に40idずつ
の3M塩酸、飽和炭酸ナトリウム溶液およびブラインで
3回洗浄した。乾燥(硫酸ナトリウム)シ、溶媒を蒸発
した後、残留オイルを熱酢酸エチル(750−)で溶解
し、フマール酸(9,3g)を加えた。冷却した溶液か
らフマール酸塩を結晶化させ、濾別した。
m、凱=123−125℃。
実施例 2: (±)N−[:(1−エチル−2−ピロリジニル)−メ
チルツー3−メトキシ−5−メチルチオフェン−2−カ
ルボキサミドフマレート 乾燥トルエン(30rd)に3−メトキシ−4,5−シ
メチルチオフエン−2−カルボン酸(1,86g;o、
otoモル)を懸濁し、2滴のジメチルホルムアミドを
加えた懸濁液に、塩化チオニル(1,2g ; 0.0
10モル)を滴下した。この溶液を15分間撹拌し、溶
媒を真空下で蒸発させ、固体を得た。この固体の無水ジ
クロロメタン(50ml)溶液に、窒素雰囲気下で(±
)2−アミノメチル−1−二チルピロリジン(1,28
g ;0.010モル)を加えた。この溶液を3時間撹
拌し、混合物を希塩酸とジクロロメタンとの間で分配さ
せた。
有機相を重炭酸ナトリウム溶液およびプライン・で洗浄
し、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を蒸発させた。残渣
を沸騰酢酸エチルで溶解し、フマール酸(0,088モ
ル)を加えた。結晶化後、固体を濾別した。m、p、=
121 123℃。
実施例 3: (−)N−((1−エチル−2−ピロリジニル)−メチ
ル〕−3−メトキシー5−メチルチオフェン−2−カル
ボキサミドフマレート 純エナンショマーである(−)2−アミノメチル−1−
エチルピロリジンを用いて、実施例1を繰返した。(−
)異性体のフマレート塩を得た。
m、p、=103−105℃(酢酸エチル)。
以下の純エナンショマーを同様にして調製した。
CH3C1),CH3(+)   103−105  
+29  。
CH3S  fl   Ctl+   (+)   1
)5−1)7  ÷30.46実施例 4: N−((1−エチル−2−ピロリジニル)−メチル〕−
3−メトキシー5−メチルチオフヱン−2−カルボキサ
ミドフマレート窒素雰囲気下で、3−メトキシ−5−メ
チルチオフェン−2−カルボン酸(15mmol)のジ
クロロメタン溶液に、カルボニルジイミダゾール(15
mmof)を加えた。この混合物を3時間攪拌し、2−
(アミノメチル)−1−エチルピロリジン(15mmo
+)  (市販品)を加え、20時間窒素雰囲気下で攪
拌した。この混合物を希塩酸と塩化メチレンとの間で分
配させた。この酸溶液を2N水酸化ナトリウム溶液で塩
基性とし、塩化メチレンで抽出し、水洗し、乾燥し、溶
媒を蒸発させた。
残渣を沸騰酢酸エチルで溶解し、フマール酸(llmm
ol)を加えた。この混合物を沸騰させ、濾過した。m
、  p、=146−148℃。
実施例 5: N−((1−エチル−2−ピロリジニル)−メチルツー
3−メトキシ−5−メチルチオチオフェン−2−カルボ
キサミドフマレート3−メトキシ−5−エチルチオチオ
フェン−2−カルボン酸(6mmol)およびカルボニ
ルジイミダゾール(6mmol)をジクロロメタン中で
窒素雰囲気下で3時間攪拌した。アミン(6mmol)
を加え、この混合物を窒素雰囲気下で20時間攪拌した
。この反応混合物を希塩酸とジクロロエタンとの間で分
配させた。有機相をNaHCO,、溶液および水で洗浄
し、Na、 SO2で乾燥し、溶媒を蒸発させた。
残渣を酢酸エチルに溶解し、0.58gのフマール酸を
添加した。この混合物を沸騰させ、濾過した。m、り、
=124−127℃。
実施例1.4および5の方法で、フマール酸塩およびラ
セミ混合物として以下の化合物を調製した。
zlls R1一旦Z     R3融点 ℃ HHCHz        86 HHCH2Cl1=CH2102−105CIHCH3
160−161 CH3S         HCH3166n C3H
? S       HCHi      126−1
28i C3Ht S       HCH31)0−
1)2C6Σ(sS        HCH3143C
H:+ SOz       HCH3147−148
C6H6So□     HCH,1431−ピラゾリ
ル    HCHff     1861 −(1,2
,4))リアゾリル      HCH:+     
      190−192n  C4Hq S   
  HCfl5    107−1)0CH:l   
      C2H5CH396(CR2)3    
   CR3160(CH2)4       CH3
107HCHiOCH,133−135 C1(l    CH3134−136CI−1) S
        (l    CH3139C6R5S
       CI    CH:+     121
−1231−ピラゾリル    C6CH3149−1
50B r          B r    CH3
120−123CHz               
n C−H9S   CHy          8B
−90HC,H,S  CH3152 CHi         C,1(SS  CH315
4−155実施例 6: N、N−ジエチルアミノエチル−3− メトキシ−4,5−ジメチルチオフェ ン−2−カルボキサミドフマレート 窒素雰囲気下で、1,1′−カルボニルジイミダゾール
(3,26g;0.020モル)の無水テトラヒドロフ
ラン(100d)溶液に、4,5−ジメチル−3−メト
キシチオフェン−2−カルボン酸(3,72g;0.0
20モル)をカロえた。このン容液を1時間攪拌し、再
蒸留したN、N−ジエチルエチレンジアミン(2,9d
 、 0.020モル)を加えた。この混合物を20時
間攪拌し、次いで5M塩酸と酢酸エチルとの間に分配さ
せた。水性相を0.88M水性アンモニアで塩基性とし
、塩化メチレンで抽出した。無水硫酸マグネシウム上で
乾燥し、溶媒を除去した後、残留オイルを熱酢酸エチル
に溶解し、フマール酸(1,78g)を添加した。
フマール酸塩を、冷却することにより得た。
m、p、=108−1)0℃(酢酸エチル)。
同様にして、N、N−ジメチルアミノエチル−3−メト
キシ−4,5−ジメチルチオフェン−2−カルボキサミ
ドフマレートを調製した。
m、p、=130 131℃(酢酸エチル)。
以下の実施例は、本発明の有効成分を含有する典型的な
処方物の調製を例示するものである。
実施例 7: 1 ゼラチンカプセル 各カプセル剤は以下の成分を含む。
有効成分      10■ PEG  4.000  250■ P E G4.000を溶融し、有効成分と混合する。
この混合物が溶融状態を保っている間にカプセルシェル
内に充填し、放冷する。
実施例 8: 錠−一剋 各錠剤は以下の成分を含む。
有効成分         10■ 炭酸カルシウム     300■ ステアリ ン酸マグネシウム        10■デ
ンプン          30■ 七FD+ジプロピルメチルセルトス         
 10 ■酸化鉄    4■ 有効成分を炭酸カルシウムおよびデンプンと共に造粒す
る。乾燥顆粒を潤滑剤および崩壊剤と共にブレンドし、
所定の投薬強度の錠剤に圧縮する。
この錠剤を被覆することもできる。
実施例 9: 庄−■−丘 有効成分         10■ 水                 1−有効成分を
水に溶かし、バイアルビン、アンプルまたはプレパッケ
ージシリンジに適当な器具を用いて分配する。製品を滅
菌する。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)以下の一般式で示される化合物およびその塩;▲
    数式、化学式、表等があります▼ 但し、R^1およびR^2は夫々独立に水素原子、ハロ
    ゲン原子、ニトロ基、アミノ基、炭素原子数2〜5のア
    シルアミノ基、炭素原子数1〜4のアルキル基、炭素原
    子数1〜4のアルコキシ基、炭素原子数1〜4のアルキ
    ルチオ基、炭素原子数1〜4のアルキルスルホニル基、
    N−置換複素環式基、場合により置換されたフェニル基
    、場合により置換されたフェニルチオ基、場合により置
    換されたフェニルスルホニル基または場合により置換さ
    れたフェニルスルホンアミド基を表し、あるいはR^1
    とR^2とは一緒に炭素原子数3〜5のアルキレン橋を
    形成し;R^3は炭素原子数1〜4のアルキルまたは炭
    素原子数2〜4のアルケニル基を表し; Xは(i)−(CH_2)_nN(R^4)_2であり
    、ここで各R^4は独立に炭素原子数1〜4のアルキル
    、炭素原子数2〜4のアルケニルまたは場合により置換
    されたC_6H_5CH_2−を表し、nは1、2また
    は3であり、あるいは(ii)1または2個の窒素原子
    を含み、かつ直接アミド窒素に結合するかあるいは炭素
    原子数1〜3のアルキレン鎖を介して結合された、5〜
    8員の脂環式基を表す。
  2. (2)上記Xが(ii)に定義された基である請求項1
    記載の化合物。
  3. (3)上記Xが次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、R^5は炭素原子数1〜4のアルキル基、炭素
    原子数2〜4のアルケニル基または C_6H_5CH_2−を表す)で示される基である請
    求項2記載の化合物。
  4. (4)R^5が炭素原子数1〜4のアルキル基である請
    求項3記載の化合物。
  5. (5)R^1およびR^2が独立に水素原子、ハロゲン
    原子、炭素原子数1〜4のアルキル基、炭素原子数1〜
    4のアルコキシ基または炭素原子数1〜4のアルキルチ
    オ基であり、かつR^3が炭素原子数1〜4のアルキル
    基である請求項4記載の化合物。
  6. (6)R^1およびR^2がいずれも炭素原子数1〜4
    のアルキル基である請求項5に記載の化合物。
  7. (7)請求項1記載の化合物または製薬上許容されるそ
    の塩と、製薬上許容される該化合物またはその塩の希釈
    剤または担体とを含むことを特徴とする薬理処方物。
  8. (8)請求項3〜6のいずれかに記載の化合物または製
    薬上許容されるその塩と、製薬上許される該化合物また
    はその塩の希釈剤または担体とを含むことを特徴とする
    薬理処方物。
  9. (9)請求項1記載の化合物の製法において、以下の一
    般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、R^1、R^2およびR^3は請求項1に定
    義した通りであり、Zはハロゲン原子、 −OH(または−OR(但し、Rは脱離基である)を表
    す)で示される化合物を、式:XNH_2(但し、Xは
    請求項1に定義の通りである)で示されるアミンと反応
    させることを特徴とする上記方法。
  10. (10)薬剤として使用する請求項1記載の化合物。
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