JPS63265628A - 金属ベ−ス銅張板およびその製造法 - Google Patents
金属ベ−ス銅張板およびその製造法Info
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- JPS63265628A JPS63265628A JP10072787A JP10072787A JPS63265628A JP S63265628 A JPS63265628 A JP S63265628A JP 10072787 A JP10072787 A JP 10072787A JP 10072787 A JP10072787 A JP 10072787A JP S63265628 A JPS63265628 A JP S63265628A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、パワートランジスタ、パワーチップ等チップ
部品を搭載するプリント配線板用の金属ベース銅張板お
よびその製造法に関する。
部品を搭載するプリント配線板用の金属ベース銅張板お
よびその製造法に関する。
従来の技術
近年、電子機器の小型軽量化、高密度化が進展し、使用
される電子部品はリード付部品からチップ部品へ急速に
移行し、かつハイパワー化が主流になりつつある。これ
と共に前記チップ部品を搭載するプリント配線板は、従
来の合成樹脂ベースから、高密度化に伴って発生する熱
を放散させるための金属ベースの使用が必要となってい
る。
される電子部品はリード付部品からチップ部品へ急速に
移行し、かつハイパワー化が主流になりつつある。これ
と共に前記チップ部品を搭載するプリント配線板は、従
来の合成樹脂ベースから、高密度化に伴って発生する熱
を放散させるための金属ベースの使用が必要となってい
る。
ここで、一般的なチップ部品搭載時の問題点を第2図に
より説明する。この場合、チップ部品5の熱膨張係数と
絶縁層8の熱膨張係数か太き(異ると、チップ部品5と
銅回路7を接続している半田6が熱サイクル等の負荷に
より亀裂を生じ、実用上使用出来ない状態に至る。従来
のプリント配線板に使用される金属ベース銅張板は、こ
の点の考慮が充分でな(、単に金属がベース4に、絶縁
層8として接着剤、もしくは熱硬化性樹脂含浸ガラス布
プリプレグ層を介して銅箔を貼りつけたものであり、こ
のため加熱硬化後の接着剤層或は硬化後の熱硬化性樹脂
−ガラス布層の熱膨張係数は、金属ベース4の熱膨張係
数(AA : 23x l O/’c、 Fe :t6
xlo /”C’)と大差なく大きく1例えば、エポ
キシ樹脂−ガラス布の場合17〜20XlO=/”Cで
ある。この値は、市販のパワーチップ、トランジスタ等
のチップ部品の熱膨張係数2〜7 X l O−6/”
Cと太き(異り、信頼性の評価法の一例として知られて
いる一30″C−80°Cの加熱冷却サイクルテストに
於て、半田接合部に約500サイクルでクラックを生じ
る(実用上1000サイクル必要)。
より説明する。この場合、チップ部品5の熱膨張係数と
絶縁層8の熱膨張係数か太き(異ると、チップ部品5と
銅回路7を接続している半田6が熱サイクル等の負荷に
より亀裂を生じ、実用上使用出来ない状態に至る。従来
のプリント配線板に使用される金属ベース銅張板は、こ
の点の考慮が充分でな(、単に金属がベース4に、絶縁
層8として接着剤、もしくは熱硬化性樹脂含浸ガラス布
プリプレグ層を介して銅箔を貼りつけたものであり、こ
のため加熱硬化後の接着剤層或は硬化後の熱硬化性樹脂
−ガラス布層の熱膨張係数は、金属ベース4の熱膨張係
数(AA : 23x l O/’c、 Fe :t6
xlo /”C’)と大差なく大きく1例えば、エポ
キシ樹脂−ガラス布の場合17〜20XlO=/”Cで
ある。この値は、市販のパワーチップ、トランジスタ等
のチップ部品の熱膨張係数2〜7 X l O−6/”
Cと太き(異り、信頼性の評価法の一例として知られて
いる一30″C−80°Cの加熱冷却サイクルテストに
於て、半田接合部に約500サイクルでクラックを生じ
る(実用上1000サイクル必要)。
また、他の問題点としては、チップ部品塔載時の半田リ
フロ一工程に於けるプリント配線板の反りが小さくなけ
れば、チップ部品の仮接着時の落下があり自動組立ライ
ンに適合出来ない点かあり、この点においても従来の金
属ベース銅張板は充分に満足するものではなかった。
フロ一工程に於けるプリント配線板の反りが小さくなけ
れば、チップ部品の仮接着時の落下があり自動組立ライ
ンに適合出来ない点かあり、この点においても従来の金
属ベース銅張板は充分に満足するものではなかった。
発明が解決しようとする問題点
本発明は、前記の如き従来の欠点を改善し、(1)チッ
プ部品の半田接合部の信頼性に優れた、(2)チップ部
品実装工程における半田リフローでも反りが小さくかつ
プリント配線板加工工程での反りが小さい金属ベース銅
張板を提供することを目的とする。
プ部品の半田接合部の信頼性に優れた、(2)チップ部
品実装工程における半田リフローでも反りが小さくかつ
プリント配線板加工工程での反りが小さい金属ベース銅
張板を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段
上記目的を達成するために、本発明は、金属ベース4に
絶縁層として熱硬化性樹脂層2を介して銅箔lか一体化
されている金属ベース銅張板において、熱硬化性樹脂層
2の熱膨張係数が15 X l o−’/℃以下であり
、金属ベース4と熱硬化性樹脂層2の間に更に該熱硬化
性樹脂層2より柔軟性のある合成樹脂層3を介在させて
一体化されているものである。 □ また。上記特定発明に対して併合発明は、金属ベース4
と銅箔1を、シート状基材に熱硬化性樹脂を含浸したプ
リプレグを介して加熱加圧下に一体に成形するに当り、
前記プリプレグが硬化して形成される熱硬化性樹脂層2
の熱膨張係数か15×10/”C以下となるプリプレグ
を使用し、更に金属ベースとプリプレグとの間に前記熱
硬化性樹脂層2より柔軟性のある合成樹脂層3を介在さ
せ、加熱加圧下に成形するものである。
絶縁層として熱硬化性樹脂層2を介して銅箔lか一体化
されている金属ベース銅張板において、熱硬化性樹脂層
2の熱膨張係数が15 X l o−’/℃以下であり
、金属ベース4と熱硬化性樹脂層2の間に更に該熱硬化
性樹脂層2より柔軟性のある合成樹脂層3を介在させて
一体化されているものである。 □ また。上記特定発明に対して併合発明は、金属ベース4
と銅箔1を、シート状基材に熱硬化性樹脂を含浸したプ
リプレグを介して加熱加圧下に一体に成形するに当り、
前記プリプレグが硬化して形成される熱硬化性樹脂層2
の熱膨張係数か15×10/”C以下となるプリプレグ
を使用し、更に金属ベースとプリプレグとの間に前記熱
硬化性樹脂層2より柔軟性のある合成樹脂層3を介在さ
せ、加熱加圧下に成形するものである。
作用
本発明は上記の特徴を有することにより、金属ベース銅
張板を常法によりエツチング加工してプリント配線板と
し、第2図に示す如くチップ部品5を搭載、半田付けし
た場合、熱硬化性樹脂層2の熱膨張係数か小さく、前記
チップ部品5の熱膨張係数と近似しているため、熱サイ
クル負荷を受けても半田接合部6への応力集中をきたす
ことなく、信頼性を確保出来る。更に合成樹脂層3を金
属ベース4と熱硬化性樹脂層2の中間に介在させる事に
より、熱硬化性樹脂1品2は金属板4の大きな膨張収縮
の影響を受けることな(、加熱負荷時の熱膨張係数の差
による反りの発生やクラック或は界面での剥離等の問題
を解消出来るものであり1合成樹脂層3は、特に応力緩
和層としての作用をもつものである。
張板を常法によりエツチング加工してプリント配線板と
し、第2図に示す如くチップ部品5を搭載、半田付けし
た場合、熱硬化性樹脂層2の熱膨張係数か小さく、前記
チップ部品5の熱膨張係数と近似しているため、熱サイ
クル負荷を受けても半田接合部6への応力集中をきたす
ことなく、信頼性を確保出来る。更に合成樹脂層3を金
属ベース4と熱硬化性樹脂層2の中間に介在させる事に
より、熱硬化性樹脂1品2は金属板4の大きな膨張収縮
の影響を受けることな(、加熱負荷時の熱膨張係数の差
による反りの発生やクラック或は界面での剥離等の問題
を解消出来るものであり1合成樹脂層3は、特に応力緩
和層としての作用をもつものである。
実施例
本発明を実施するに当り、金属ベースとじては、アルミ
ニウム板、鉄板を用いることができ、機械研磨、脱脂、
エツチングにより表面に接着予備処理を施して使用する
のがよい。熱硬化性樹脂層としては、エポキシ樹脂、ポ
リイミド樹脂等に無機質充填剤、例えばSiO,、Mg
o、Ai、O,等の粉末を配合した混合組成物を、ガラ
ス布、ポリアラミド繊維布等に含浸塗布したプリプレグ
を一体化の成形時に積層硬化したものが適当である。熱
硬化性樹脂層中の無機質充填剤の含有量は、20−40
重i%か望ましく。
ニウム板、鉄板を用いることができ、機械研磨、脱脂、
エツチングにより表面に接着予備処理を施して使用する
のがよい。熱硬化性樹脂層としては、エポキシ樹脂、ポ
リイミド樹脂等に無機質充填剤、例えばSiO,、Mg
o、Ai、O,等の粉末を配合した混合組成物を、ガラ
ス布、ポリアラミド繊維布等に含浸塗布したプリプレグ
を一体化の成形時に積層硬化したものが適当である。熱
硬化性樹脂層中の無機質充填剤の含有量は、20−40
重i%か望ましく。
また無機質充填剤を含有する熱硬化性樹脂をガラス布に
含浸するときの付着量は、30〜50係か望ましく、ポ
リアラミド繊維布に含浸する場合の付着量は、40〜6
0係か望ましい。前記の無機質充填剤の含有量か20幅
未満、また前記のガラス布、ポリアラミド繊維布に対す
る樹脂付着量かそれぞれ504.6(lを越える場合は
、熱硬化性樹脂層の熱膨張係数t 5xto−6/’C
以下を達成かできない。また、前記の無機質充填剤の含
有量が401を越え、また前記のガラス布、ポリアラミ
ド繊維布に対する樹脂付着量かそれぞれ30係未満、4
0壬未満の場合は、銅張板として必要な銅箔と金属ベー
スとの接着強度を保持することかできない。
含浸するときの付着量は、30〜50係か望ましく、ポ
リアラミド繊維布に含浸する場合の付着量は、40〜6
0係か望ましい。前記の無機質充填剤の含有量か20幅
未満、また前記のガラス布、ポリアラミド繊維布に対す
る樹脂付着量かそれぞれ504.6(lを越える場合は
、熱硬化性樹脂層の熱膨張係数t 5xto−6/’C
以下を達成かできない。また、前記の無機質充填剤の含
有量が401を越え、また前記のガラス布、ポリアラミ
ド繊維布に対する樹脂付着量かそれぞれ30係未満、4
0壬未満の場合は、銅張板として必要な銅箔と金属ベー
スとの接着強度を保持することかできない。
また、合成樹脂層は、応力緩和層としての効果を出すた
め、銅箔の下側に構成される前記熱硬化性樹脂層よりも
柔軟性のある、即ちTg点の低い、好ましくはTg点が
プリント配線板加工工程等で常用される温度100°C
以下である樹脂層である。また、この合成樹脂層の厚さ
は。
め、銅箔の下側に構成される前記熱硬化性樹脂層よりも
柔軟性のある、即ちTg点の低い、好ましくはTg点が
プリント配線板加工工程等で常用される温度100°C
以下である樹脂層である。また、この合成樹脂層の厚さ
は。
使用する熱硬化性樹脂層および金属ベース銅張板として
の加工性、電気特性等を考慮して選択出来る。使用材料
例としては、ポリブタジェン変性エポキシ樹脂、ポリビ
ニルブチラール変性フェノール樹脂、ニトリルゴム変性
フェノール樹脂等があげられる。
の加工性、電気特性等を考慮して選択出来る。使用材料
例としては、ポリブタジェン変性エポキシ樹脂、ポリビ
ニルブチラール変性フェノール樹脂、ニトリルゴム変性
フェノール樹脂等があげられる。
・本発明の金属ベース銅張板の具体的な製造方法例とし
ては、■エポキシ樹脂ワニスあるいはポリイミド樹脂ワ
ニス等にSiO*lMgO。
ては、■エポキシ樹脂ワニスあるいはポリイミド樹脂ワ
ニス等にSiO*lMgO。
Az、O,等の無機質充填剤を添加混合したワニスを、
ガラス布やポリアラミド繊維布に含浸・乾燥させてプリ
プレグとする。■表面接着予備処理を施した金属ベース
の必要な面に1合成樹脂層となる例えばポリビニルブチ
ラール変性フェノール樹脂を塗布し乾燥する。■前記■
で製造した合成樹脂層付金属ベースの表面(合成樹脂層
面)に、■で製造したプリプレグを必要枚数載置し、更
に接着剤なし銅箔を重ねた構成物を鏡面板に挾み、プレ
スにて加熱加圧して金属ベース銅張板とする。
ガラス布やポリアラミド繊維布に含浸・乾燥させてプリ
プレグとする。■表面接着予備処理を施した金属ベース
の必要な面に1合成樹脂層となる例えばポリビニルブチ
ラール変性フェノール樹脂を塗布し乾燥する。■前記■
で製造した合成樹脂層付金属ベースの表面(合成樹脂層
面)に、■で製造したプリプレグを必要枚数載置し、更
に接着剤なし銅箔を重ねた構成物を鏡面板に挾み、プレ
スにて加熱加圧して金属ベース銅張板とする。
実施例1
■ ビスフェノール型エポキシ樹脂に硬化剤としてジシ
アンジアミドを、また、硬化促進剤として4−メチル2
−エチルイミダゾールを加えエポキシ樹脂ワニスとし、
該ワニスに無機質充填剤として8 i 0 * 、 A
−13* Osの混合系よりなるサテントン(上屋カ
オリン社初をワニス固型に対して30重量彊混合して得
たワニスを、ガラス布に含浸、乾燥して樹脂付着量45
憾の無機質充填剤入りエポキシ樹脂−ガラス布プリプレ
グを準備した。
アンジアミドを、また、硬化促進剤として4−メチル2
−エチルイミダゾールを加えエポキシ樹脂ワニスとし、
該ワニスに無機質充填剤として8 i 0 * 、 A
−13* Osの混合系よりなるサテントン(上屋カ
オリン社初をワニス固型に対して30重量彊混合して得
たワニスを、ガラス布に含浸、乾燥して樹脂付着量45
憾の無機質充填剤入りエポキシ樹脂−ガラス布プリプレ
グを準備した。
■ 金属ヘースとシテ、JISIloo−H−24の1
.4■厚アルミニウム板を準備し、このアルミニウム板
を機械研磨してNatOOs溶液にて脱脂し、次いでN
aOH溶液にて表面をエツチングして接着予備処理を行
った。
.4■厚アルミニウム板を準備し、このアルミニウム板
を機械研磨してNatOOs溶液にて脱脂し、次いでN
aOH溶液にて表面をエツチングして接着予備処理を行
った。
その片側表面へポリブタジェン変性エポキシ樹脂をアセ
トンに溶解したワニスをロールコータ−で塗布し乾燥し
て80μ厚の合成樹脂層を片側表面にもつアルミニウム
板を準備し上に■で準備した無機質充填剤入エポキシ樹
脂−ガラス布プリプレグ2プライを重ね、次いで35μ
厚の接着剤なし電解銅箔を重ねて2枚の鏡面板に挾み、
プレスに挿入して温度160°C,圧力80 kp/c
1ftlcテロ 0分間加熱加圧した後冷却して1.6
隨厚の金属ベース銅張板を得た。
トンに溶解したワニスをロールコータ−で塗布し乾燥し
て80μ厚の合成樹脂層を片側表面にもつアルミニウム
板を準備し上に■で準備した無機質充填剤入エポキシ樹
脂−ガラス布プリプレグ2プライを重ね、次いで35μ
厚の接着剤なし電解銅箔を重ねて2枚の鏡面板に挾み、
プレスに挿入して温度160°C,圧力80 kp/c
1ftlcテロ 0分間加熱加圧した後冷却して1.6
隨厚の金属ベース銅張板を得た。
該金親ベース銅張板の特性を第1表に示した。尚、■の
無機質充填剤入りエポキシ樹脂−ガラス布プリプレグの
みで加熱加圧成形した積層板の熱膨張係数は12X 1
0 /”C,Tg点は130″Cであった。また1合
成樹脂層(ポリブタジェン変性エポキシ樹脂)のみの硬
化物のTg点は80°Cであった。
無機質充填剤入りエポキシ樹脂−ガラス布プリプレグの
みで加熱加圧成形した積層板の熱膨張係数は12X 1
0 /”C,Tg点は130″Cであった。また1合
成樹脂層(ポリブタジェン変性エポキシ樹脂)のみの硬
化物のTg点は80°Cであった。
実施例2
■ ポリイミド樹脂材料をN−メチルピロリドンに溶解
してポリイミド樹脂ワニスとし、該ワニスに無機質充填
剤としてSin、粉末(平均粒径10z*m)をワニス
固型に対し35重量係混合して得たワニスをポリアラミ
ド繊維布(商品名に−120、鐘紡製)に含浸、乾燥し
て樹脂付着ff150%の無機質充填剤入りポリイミド
樹脂−ポリアラミド繊維布プリプレグを準備した。
してポリイミド樹脂ワニスとし、該ワニスに無機質充填
剤としてSin、粉末(平均粒径10z*m)をワニス
固型に対し35重量係混合して得たワニスをポリアラミ
ド繊維布(商品名に−120、鐘紡製)に含浸、乾燥し
て樹脂付着ff150%の無機質充填剤入りポリイミド
樹脂−ポリアラミド繊維布プリプレグを準備した。
■ 実施例1で準備した合成樹脂層付きアルミニウム板
の合成樹脂層の上に■で準備した無機質充填剤入りポリ
イミド樹脂−ポリアラミド繊維布プリプレグ2プライを
重ね1次いで35μ厚の接着剤なし電解銅箔を重ねて2
枚の鏡面板に挾み、プレスに挿入して温度180°C1
圧力80kp/cmにて60分閲加熱加圧成形後、得ら
れた金属ベース銅張板をさらに200°Cオーブン中に
て48時間のアフターキュアを行い1.6 wm厚の金
属ベース銅張板を得た。
の合成樹脂層の上に■で準備した無機質充填剤入りポリ
イミド樹脂−ポリアラミド繊維布プリプレグ2プライを
重ね1次いで35μ厚の接着剤なし電解銅箔を重ねて2
枚の鏡面板に挾み、プレスに挿入して温度180°C1
圧力80kp/cmにて60分閲加熱加圧成形後、得ら
れた金属ベース銅張板をさらに200°Cオーブン中に
て48時間のアフターキュアを行い1.6 wm厚の金
属ベース銅張板を得た。
該金属ベース銅張板の特性を第1表に示した。尚、■の
無機質充填剤入りポリイミド樹脂−ポリアラミド繊維布
プリプレグのみでプレス成形しアフターキュアを経て得
た積層板の熱膨張係数は8.2XlO″′67−c%T
g点は170℃であった。
無機質充填剤入りポリイミド樹脂−ポリアラミド繊維布
プリプレグのみでプレス成形しアフターキュアを経て得
た積層板の熱膨張係数は8.2XlO″′67−c%T
g点は170℃であった。
比較例1
表面にポリブタジェン変性エポキシ樹脂を塗布しない以
外は実施例1と同様の処理を行ったアルミニウム板の片
側表面に、実施例1で準備した無機質充填剤入りエポキ
シ樹脂−ガラス布プリプレグ2プライを重ね、次いで3
5μ厚の接着剤なし電解銅箔を重ね、実施例1と同様の
成形条件でプレスして、1.6fl厚の金属ベース銅張
板を得た。
外は実施例1と同様の処理を行ったアルミニウム板の片
側表面に、実施例1で準備した無機質充填剤入りエポキ
シ樹脂−ガラス布プリプレグ2プライを重ね、次いで3
5μ厚の接着剤なし電解銅箔を重ね、実施例1と同様の
成形条件でプレスして、1.6fl厚の金属ベース銅張
板を得た。
該金属ベース銅張板の特性を第1表に示した。
比較例2
比較例1で使用したアルミニウム板の片側表面に、実施
例1で使用したエポキシ樹脂ワニスに無機質充填剤を混
合しない以外は実施例1と同様にして得られたエポキシ
樹脂−ガラス布プリプレグ2プライを重ね、次いで35
μ厚の接着剤なし電解銅箔を重ね、実施例1と同様の成
形条件でプレスして1.6wM厚の金属ベース銅張板を
得た。
例1で使用したエポキシ樹脂ワニスに無機質充填剤を混
合しない以外は実施例1と同様にして得られたエポキシ
樹脂−ガラス布プリプレグ2プライを重ね、次いで35
μ厚の接着剤なし電解銅箔を重ね、実施例1と同様の成
形条件でプレスして1.6wM厚の金属ベース銅張板を
得た。
該金属ベース銅張板の特性を第1表に示した。
尚、前記エポキシ樹脂−ガラス布プリプレグのみでプレ
ス成形した積層板の熱膨張係数は17第 1 表 秦1 テストピースサイズ: 300X200wm、ツ
マターン残銅率30% 印刷→エツチング→レジスト印刷(130’05分)後
の反り量(4隅の浮き上り量のMAX値) 秦2 11[1の工程後、トランジスタチップ部品を搭
載し、260 ”C半田りフロー後の反り量(※lと同
じ測定のMAX値) 秦3 チップ部品搭載品を一30°C口8o″Cの加熱
−冷却サイクルテストにかけた時の半田接合部のクラッ
ク発生迄のサイクル数 発明の効果 上述したように本発明によれば、その構成を金属ベース
と銅箔の間に硬化後の熱膨張係数がls x t o−
’/”c以下である熱硬化性樹脂層を設けかつ該熱硬化
性樹脂層と金属ベースの間に前記熱硬化性樹脂層より柔
軟性のある合成樹脂層を設けたものとしたため、第1表
に示す如く金属ベース銅張板をプリント配線板へ加工す
る工程および半田リフロ一工程での反りか小さく。
ス成形した積層板の熱膨張係数は17第 1 表 秦1 テストピースサイズ: 300X200wm、ツ
マターン残銅率30% 印刷→エツチング→レジスト印刷(130’05分)後
の反り量(4隅の浮き上り量のMAX値) 秦2 11[1の工程後、トランジスタチップ部品を搭
載し、260 ”C半田りフロー後の反り量(※lと同
じ測定のMAX値) 秦3 チップ部品搭載品を一30°C口8o″Cの加熱
−冷却サイクルテストにかけた時の半田接合部のクラッ
ク発生迄のサイクル数 発明の効果 上述したように本発明によれば、その構成を金属ベース
と銅箔の間に硬化後の熱膨張係数がls x t o−
’/”c以下である熱硬化性樹脂層を設けかつ該熱硬化
性樹脂層と金属ベースの間に前記熱硬化性樹脂層より柔
軟性のある合成樹脂層を設けたものとしたため、第1表
に示す如く金属ベース銅張板をプリント配線板へ加工す
る工程および半田リフロ一工程での反りか小さく。
しかも目的とするチップ部品の面実装信頼性の優れた金
属ペース銅張板を得ることができた。
属ペース銅張板を得ることができた。
また、熱硬化性樹脂層と金属ベースとの間に熱硬化性樹
脂層より柔軟性のある合成樹脂層を膜孔 けφため、加熱負荷時の熱膨張係数の差により発生する
応力が合成樹脂層により緩和される効果かあり耐半田性
も向上した。
脂層より柔軟性のある合成樹脂層を膜孔 けφため、加熱負荷時の熱膨張係数の差により発生する
応力が合成樹脂層により緩和される効果かあり耐半田性
も向上した。
第1図は本発明の金属ベース銅張板の一例を示す断面説
明図、第2図は従来の金属ベース銅張板を用いてプリン
ト配線板としチップ部品を実装した場合の断面説明図で
ある。 lは銅箔、2は熱硬化性樹脂層、3は合成樹脂層、4は
金属ベース
明図、第2図は従来の金属ベース銅張板を用いてプリン
ト配線板としチップ部品を実装した場合の断面説明図で
ある。 lは銅箔、2は熱硬化性樹脂層、3は合成樹脂層、4は
金属ベース
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、金属ベースに絶縁層を介して銅箔か一体化されてい
る金属ベース銅張板において、前記絶縁層が熱膨張係数
15×10^−^6/℃以下の熱硬化性樹脂層であり、
更に該熱硬化性樹脂層と金属ベースの間に前記熱硬化性
樹脂層より柔軟性のある合成樹脂層を介在させて一体化
されていることを特徴とする金属ベース銅張板。 2、熱硬化性樹脂層が無機質充填剤を含有したものであ
る特許請求の範囲第1項記載の金属ベース銅張板。 3、金属ベースと銅箔を、シート状基材に熱硬化性樹脂
を含浸したプリプレグを介して加熱加圧下に一体に成形
するに当り、前記プリプレグが硬化して形成される熱硬
化性樹脂層の熱膨張係数が15×10^−^60/℃以
下となるプリプレグを使用し、更に金属ベースとプリプ
レグとの間に前記熱硬化性樹脂層より柔軟性のある合成
樹脂層を介在させ加熱加圧下に成形することを特徴とす
る金属ベース銅張板の製造法。 4、プリプレグがシート状基材に無機質含有熱硬化性樹
脂を含浸したものである特許請求の範囲第3項記載の金
属ベース銅張板の製造法。 5、柔軟性のある合成樹脂層が、当該樹脂を金属ベース
表面に予め塗布し形成したものである特許請求の範囲第
3項または第4項記載の金属ベース銅張板の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10072787A JPS63265628A (ja) | 1987-04-23 | 1987-04-23 | 金属ベ−ス銅張板およびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10072787A JPS63265628A (ja) | 1987-04-23 | 1987-04-23 | 金属ベ−ス銅張板およびその製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63265628A true JPS63265628A (ja) | 1988-11-02 |
Family
ID=14281647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10072787A Pending JPS63265628A (ja) | 1987-04-23 | 1987-04-23 | 金属ベ−ス銅張板およびその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63265628A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009302188A (ja) * | 2008-06-11 | 2009-12-24 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 絶縁金属ベース回路基板及びそれを用いた混成集積回路モジュール |
WO2010092905A1 (ja) * | 2009-02-10 | 2010-08-19 | 株式会社日立製作所 | 絶縁回路基板、インバータ装置、及びパワー半導体装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59141283A (ja) * | 1983-01-31 | 1984-08-13 | 新興化学工業株式会社 | 金属箔絶縁接着シ−ト |
JPS60107333A (ja) * | 1983-11-15 | 1985-06-12 | 松下電工株式会社 | 金属ベ−ス金属張積層板 |
JPS6169450A (ja) * | 1984-09-14 | 1986-04-10 | 住友ベークライト株式会社 | 金属ベ−ス印刷回路用積層板 |
-
1987
- 1987-04-23 JP JP10072787A patent/JPS63265628A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59141283A (ja) * | 1983-01-31 | 1984-08-13 | 新興化学工業株式会社 | 金属箔絶縁接着シ−ト |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009302188A (ja) * | 2008-06-11 | 2009-12-24 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 絶縁金属ベース回路基板及びそれを用いた混成集積回路モジュール |
WO2010092905A1 (ja) * | 2009-02-10 | 2010-08-19 | 株式会社日立製作所 | 絶縁回路基板、インバータ装置、及びパワー半導体装置 |
JP2010186789A (ja) * | 2009-02-10 | 2010-08-26 | Hitachi Ltd | 絶縁回路基板、インバータ装置、及びパワー半導体装置 |
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