JPS63264799A - 残響付加装置 - Google Patents

残響付加装置

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JPS63264799A
JPS63264799A JP62099179A JP9917987A JPS63264799A JP S63264799 A JPS63264799 A JP S63264799A JP 62099179 A JP62099179 A JP 62099179A JP 9917987 A JP9917987 A JP 9917987A JP S63264799 A JPS63264799 A JP S63264799A
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Japan
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signal
input
digital
reverberation
filter
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JP62099179A
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美昭 田中
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は残響付加装置に関する。
(従来の技術) 電子薬器、リズム楽器、ステレオ再生装置、その他の電
気音響機器などの各種の電気機器において、それらの機
器から優れた臨場感を有する信号が得られるようにする
ために、それらの機器からの出力信号に残り信号を付加
することは、従来から広〈実施されている技術手段であ
り、残響付加装置としては、従来から例えば電気−機械
変換器と機械−電気変換器とを組合わせた残響信号発生
回路、あるいはメモリを用いた残響信号発生回路を用い
て構成された各種形式のものが提案されて来ていること
は周知のとおりである。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、従来の残響付加装置において、前記した前者
形式のものにおいては残響時間が機械的な共振系の特性
によって定まるので、任意の所望な残響時間を得ること
が難かしく、また、前記した後者形式のものにおいては
残響信号の発生のためにメモリから信号の読出しを行う
プロセスが比較的に複雑であるという問題点があり、簡
単な構成で所望の残響時間の残響信号が付加できるよう
な残響付加装置の8現が待望された。
(問題点を解決するための手段) 本発明は残響が付加されるべき入力信号に所望の群遅延
量を与えるデジタル・フィルタ演算手段と、前記した残
響が付加されるべき入力信号と、前記のデジタル・フィ
ルタ演算手段からの出力信号とを加算する手段とからな
る残響付加装置を提供するものである。
(実施例) 以下、添付図面を参照して本発明の残響付加装置の具体
的な内容を詳細に説明する。
第1図は本発明の残響付加装置の一実施例のブロック図
、第2図は所望の残響が付加されるように信号の信号レ
ベルと群遅延量とを指示入力する特性設定入力部の平面
図、第3図はデジタル・シグナル・プロセッサ(DSP
)の−個構成を示すブロック図、第4図はデジタル・シ
グナル・プロセッサ(DSP)の動作によって得られる
べきフィルタの構成を示すブロック図、第5図は本発明
の残響付加装置の動作説明用のタイミングチャート、第
6図は中央処理装置(CP U)の動作説明用のフロー
チャートである。
本発明の残響付加装置の一実施例のブロック図を示して
いる第1図において、1は残響が付加されるべき音響信
号によるデジタル信号の入力端子であって、この入力端
子1には残響付加装置において所定量の群遅延が与えら
れるとともに、所定の信号レベルになされるべき所定の
信号フォーマットのデジタル信号となされた音響信号(
以下、単にデジタル信号と記載する)が供給される。
前記した入力端子1に供給されたデジタル信号は受(i
部RDで復調される。PLLはフェーズ・ロックド・ル
ープであり、このフェーズ・ロックド・ループPLLは
受信部RDで復調して得たデジタル・データ中のクロッ
クと、受信部RD中で発生されたクロックとの位相を同
期させるために用いられる。なお、装置の構成に応じて
、入力信号がシリアル信号となされたり、あるいはパラ
レル信号となされたりされるものであることはいうまで
もない。
前記の受信部RDで復調された信号、例えば。
NRZ信号は、デジタル・シグナル・プロセッサDSP
u、DSPrに供給される。デジタル・シグナル・プロ
セッサDSPfl、DSPrとしては、例えば第3図に
示されているような構成態様のものを使用することがで
きる。なお、第1図中に示されているデジタル・シグナ
ル・プロセッサDSPQ、DSPrと、第3図に具体的
に示されているデジタル・シグナル・プロセッサDSP
I2.DSPrとは、両者の対応関係が明らかとなるよ
うに、両者における対応する入出力端子について、同一
の符号a”h、xを付しである。
デジタル・シグナル・プロセッサDSPQは、ステレオ
信号における左チャンネル信号に対して特性設定入力部
CIDに設定された群遅延量及び信号レベルを実現すべ
くデジタル・フィルタ演算を行ってデジタル・フィルタ
として機能するような動作を行い、また、デジタル・シ
グナル・プロセッサDSPrは、ステレオ信号における
右チャンネル信号に対して特性設定入力部CIDに設定
された群遅延量及び信号レベルを実現すべくデジタル・
フィルタ演算を行ってデジタル・フィルタとして機能す
るように動作するものである。
前記した2つのデジタル・シグナル・プロセッサDSP
Q、DSPrは同じ構成で、がっ、動作態様も同じもの
が使用されるがら、以下の説明においては、前記した2
つのデジタル・シグナル・プロセッサDSPQ、DSP
rに共通な事項について記述される場合には、両者の区
別をしないで単に、デジタル・シグナル・プロセッサD
SPのように添字のQ、rを省いた状態で説明が行われ
ている。
所望の残響が付加された信号が得られるような左チャン
ネル信号の信号レベルと群遅延量及び右チャンネル信号
の信号レベルと群遅延量とを指示入力する特性設定入力
部CIDには、第2図に示されているような入力部10
〜12を備えており、その入力部10〜12の摘みの位
置と対応するデジタル・データが出力されるようなもの
として。
例えばデジタル・パルス・エンコーダを用いて構成され
ている。
そして、特性設定入力部CIDの入力部10〜12にお
ける入力部10は、左右チャンネル信号にそれぞれ与え
られることが必要とされる群遅延量の設定に用いられ、
また入力部11は例えば。
直接音の信号レベルの設定に用いられ、さらに入力部1
2は例えば残響音の信号レベルの設定に用いられる。
第1図においてDPAは表示部であり、この表示部DP
Aでは中央処理装置CPUから供給される信号に従って
所定の表示を行うのであり、例えば、受信部RDから中
央処理装置CPUに供給された情報の内のサブコードの
表示が表示部DPAで行われるようにするのである。
中央演算処理装置CPUはリード・オンリー・メモリR
OMとランダム・アクセス・メモリRAMとを備えてお
り、前記した特性設定入力部CIDの入力部10〜12
で設定された摘みのそれぞれの位置毎に予め定められた
左右チャンネル信号のそれぞれの群遅延量を指定する情
報と左右チャンネル信号のそれぞれの信号レベルを指定
する情報とによって、残響付加装置に供給された入力デ
ジタル信号に前記した特性設定入力部CIDに設定され
た左右チャンネル信号毎の群遅延量と信号レベルとを生
じさせるように、前記したデジタル・シグナル・プロセ
ッサDSPにおいてデジタル・フィルタ演算が行われる
ように制御したり、表示部DPAに所定の表示がなされ
るようにしたり、その他、残響付加装置の各部の動作の
制御を行う。
また、第1図においてSTDはシリアルコードの転送部
、SCGはクロック信号の発生回路、MP又はマルチプ
レクサ、TDは送信部、2は出力端子である。
デジタル・シグナル・プロセッサDSPの具体的な構成
例を示している第3図において、SDIはシリアル・デ
ータの入力回路、IBは入力バッファ、NC−RAMは
係数RAM、TBは転送バッファ、PCDはパラメータ
制御部、P−RAMはプログラムRAM、SDOはシリ
アルデータの出力回路、SCIはシリアル・コード・イ
ンターフェース、D−RAMはデータRAMである。
また、FN−ROMは定数のメモリ用ROM、MULは
乗算器、ACCはアキュムレータ、REGはシフタ付レ
ジスタ、OBは出カバソファである。
前記した第3図示のデジタル・シグナル・プロセッサD
SPにおける定数のメモリ用ROM(FN−ROM)と
乗算器MULと、アキュムレータACCと、シフタ付レ
ジスタREG、及び出力バッファOBなどからなる構成
部分は、良く知られた回路構成であるとともに、本発明
の説明には直接に関係しないから、それの詳細な説明は
省略する。
前記したプログラムRAM(P−RAM)は、デジタル
・シグナル・プロセッサDSPが実行すべきプログラム
を予め記憶していて、乗算係数alo〜bn2等のデー
タを記憶することにより係数メモリとして機能する係数
RAM(NC−RAM)から、これらのデータを乗算器
MULに供給する。
シリアル・コード・インターフェースSCIはシリアル
コード入力端子Cおよびシリアルコード出力端子dを備
えており、シリアルコードタイミング入力端子eから供
給されるクロック(i号及び同期信号(LRCK、LR
CKバー)によってシリアルコード入力端子Cからデー
タ(SD、SD’ )を入力したりシリアルコード出力
端子(lからデータ(SD、SD’ )を出力したりす
る。
前記したパラメータ制御部PCDは、シリアルコード・
インターフェースSCIからのデータをプログラムRA
M(P−RAM)および転送バッファTBに識別して送
るとともに、転送バッファTBから転送タイミングと転
送数とを指定する制御信号Ts、Twを出力する0gは
パラメータ制御部PCDのトリガ入力端子である。
前記のパラメータ制御部PCDは前記したトリガ入力端
子gに対して外部がらトリガ(同期信号)入力が供給さ
れたときに、そのトリガ入力によって転送タイミングが
決定された制御信号Tsを発生することができるような
構成になされているが、パラメータ制御部PCDは前記
した端子gに対して外部からトリガ入力が供給されなく
ても、データ(SD、SD’ )によってもトリガされ
うるような機能を備えている。
そして第1図に示されている残響付加装置中で使用され
ている2つのデジタル・シグナル・プロセッサDSPI
2.DSPrは、それのパラメータ制御部PCDがデー
タ(sD、sD′)によってトリガされて動作するよう
にされているので、前記した端子gは使用されていない
シリアル・データの入力回路SDIはシリアルデータ入
力端子aからのオーディオ入力データを直並列変換して
、入力バッファIBを介してデータRAM(D−RAM
)に供給する。図中のfはシリアルデータ入力およびシ
リアルデータ出力のタイミングをきめるために、シリア
ル・データの入力回路SDIとシリアル・データの出力
回路SD○とに供給するデータクロック信号BCLKと
チャンネル識別信号LRCKとの入力端子である。
第4図は、第1図に示されている本発明の残響付加装置
におけるデジタル・シグナル・プロセッサDSPの演算
動作によって得ようとしているフィルタ特性を得ること
のできるデジタル・フィルタを具体的な回路構成の形で
表わした図であって、この第4図において3は入力端子
、4は単位遅延演算子、5は乗算回路、6は加算回路、
7は出方端子、8は乗算器、ADDは加算器であり、第
4図に示されているフィルタは同一構成のn個のパイク
ワッドフィルタ部FLTI〜FLTnを0段縦続接続し
たフィルタ構成になっている。
第4図中において、直接音の系統はm個の単位遅延演算
子4,4・・・と乗算器9とによって構成されていて加
算器ADDに入力されている。前記したm個の単位遅延
演算子4,4・・・は、n個のパイクワッドフィルタ部
FLTI〜FLTnを0段縦続接続したフィルタ構成の
演算遅れを補正するためのものであり1通常はm = 
nに選定されるべきものである。ただし、前記のmの値
は0〜nの間で可変とすることも可能であり1例えばm
 = Oとした場合には群遅延量に通常の遅延量(n単
位の遅延)がさらに付加された状態になる。
次に、第6図を参照して群遅延量の切換えと信号レベル
の変更とについて説明する1群遅延量の切換えと信号レ
ベルの変更とは、デジタル・シグナル・プロセッサDS
Pを実質上構成しているフィルタのプログラムを切換え
たり、あるいはデジタル・シグナル・プロセッサDSP
を実質上構成しているフィルタの係数alo〜bn2と
対応する係数データ及び乗算係数データkl、に2を切
換えることによって行うことができるのであり、前記の
群遅延量の切換動作と信号レベルの変更との制御は中央
演算処理装置12CPUによって行われる。
以下の記述では群遅延量の切換えと信号レベルの変更と
が、デジタル・シグナル・プロセッサDSPを実質上構
成しているフィルタの係数alo〜bn2に対応した係
数データ及び乗算係数データに1、に2の切換えによっ
て行われる場合を例に挙げて説明されている。
さて、前記した中央演算処理装置CPUはリード・オン
リー・メモリROM及びランダム・アクセス・メモリR
AMからの制御信号に基づいて、第6図に示すフローチ
ャートに従って動作する構成とされている。
第6図のフローチャートにおいて、スタートすると、シ
ステム・イニシャライズ(ステップ100)が行われ、
次に、ステップ101で特性設定部CIDに設定された
群遅延入力を読み、次いで。
ステップ102で特性設定入力部CIDに設定された信
号レベルを読む。ステップ103でそれまでの設定値と
の変更の有無を判断し、YESならば、入力部12から
乗算係数に1を決定し、入力部11から乗算係数に1と
に2との和S二に1十に2を決定する(ステップ104
)。すなわち、出方振幅が入力部12の値によらず、略
々一定となるように、入力部12は出力における群遅延
量の割合いを指定する役割りをする。そして、その特性
係数を選択しくステップ105)、係数設定部に書込ん
で係数の設定を行い(ステップ106)、切換パルスを
発生しくステップ107)、表示して(ステップ108
)、ステップ101に戻り、NOならば待ち(ステップ
10″″9)を経てステップ101に戻る。
さらに具体的に説明すると次のとおりである。
すなわち、中央演算処理装置CPUが例えばR3232
Cのシリアルフォーマットにより第1図のシリアル転送
部STDを介してデジタル・シグナル・プロセッサDS
Pのシリアルコード入力端子Cからデジタル・フィルタ
の係数データを送ると、そのデジタル・フィルタの係数
データは第3図中のシリアルコード・インターフェース
SCIとパラメータ制御部PCDとを介して転送バッフ
ァTBに送られる。
アドレスは第5図の(i)に示されているような4バイ
ト命令セツトのシリアルデータの3番目で指定し、また
、前記したデジタル・フィルタの係数データは第5図の
(i)に示されているような4バイト命令セツトのシリ
アルデータの4番目で指定する。
前記したデジタル・フィルタの係数データの語長が32
ビツトの場合には、デジタル・フィルタの係数データを
8ピツ1〜づつ4回に分けて送る。
なお、第5図の(i)に示されているような4バイト命
令セツトのシリアルデータの第1番目のコード1と第2
番目のコード2とはチップイネーブル用のものであり、
これはどのデジタル・シグナル・プロセッサDSPを選
択するのか等を区別するために用いられる。
第5図の(h)のCRSバーはシリアルコードの転送開
始を知らせるスタート信号であり、このシリアルコード
の転送開始のスタート信号CRSバーはシリアルコード
の転送部S T Dからシリアルコード・インターフェ
ースSCIの入力端子りに印加される。
第1図示の残響付加装置中に示されている2つのデジタ
ル・シグナル・プロセッサDSP、すなわち、ステレオ
信号における左チャンネル信号に対して特性入力設定部
CHDに設定された群遅延量と信号レベルとを実現すべ
くデジタル・フィルタ演算を行ってデジタル・フィルタ
として機能するような動作を行うデジタル・シグナル・
プロセッサDSPQと、ステレオ信号における右チャン
ネル信号に対して特性入力設定部CIDに設定された群
遅延量と信号レベルとを実現すべくデジタル・フィルタ
演算を行ってデジタル・フィルタとして機能するような
動作を行うデジタル・シグナル・プロセッサDSPrと
は、それぞれ前述したような動作態様での動作を行う。
そして、第1図示の残響付加装置中に示されている前記
したデジタル・シグナル・プロセッサDSPQのシリア
ルコード・インターフェース出力端子dには、デジタル
・シグナル・プロセッサDSPrにおけるシリアルコー
ド・インターフェースSCIの入力端子Cが接続されて
いるから、デジタル・シグナル・プロセッサDSPQ、
DSPrにおけるそれぞれの転送バッファTBに送られ
たデジタル・フィルタの係数データは、それまでに既に
送られているデジタル・フィルタの係数データとともに
、外部同期信号によりトリガーされて係数RAM(NC
−RAM)に単位フィルタ毎である5ワードづつ送られ
る。
そして、デジタル・フィルタの係数データを係数RAM
(NG−RAM)に書込む第6図中のステップ106の
次に前記の同期信号がシリアル転送部STDからコード
1.コード2の中に符号化された状態で供給される。
なお、前記したデジタル・シグナル・プロセッサDSP
Q、DSPrのプログラム命令サイクルを決定するクロ
ック信号は、受信部RDにおいて発生するサンプリング
パルスの周波数の128倍の周波数のクロック信号fg
(第5図の(g))が用いられ、そのクロック信号fg
はクロック入力端子fに供給される。
第1図中のSCGはシリアル転送部STDの転送速度に
対応した周波数のクロック信号を発生するクロック信号
の発生回路であり、前記したクロック信号の発生回路S
CGで発生されたクロック信号はデジタル・シグナル・
プロセッサDSPのシリアルコード・インターフェース
SCIのシリアルコードタイミング信号の入力端子eに
供給される。
さて、第1図示の残響付加装置(システム)のタイミン
グチャートを示す第5図において、デジタル・シグナル
・プロセッサDSPQは時刻t1でデジタル・フィルタ
の係数データを取込むと同時に、それ以前のデジタル・
フィルタの係数データの演算結果を出力し、デジタル・
シグナル・プロセッサDSPrからの出力とともに第1
図中のマルチプレクサMPXで左右2チャンネルの時分
割信号(第5図の(a)の形式)とされた後に、送信部
TDにおいてオーディオデータ変調機能と、送信機能を
有する送信部TDにおいてデジタルオーディオインター
フェースフォーマットに変換されてから出力端子2に送
出される。
なお、入力端子1からデジタルオーディオインターフェ
ースフォーマットで伝送されてきたデジタルデータは、
受信部RDでNRZに復調されたシリアルデジタルオー
ディオデータ(第5図の(a))とされて、2つのデジ
タル・シグナル・プロセッサDSPQ、DSPrの各入
力端子aに印加されるとともに、前記した受信部RDに
おいてはチャンネル識別信号LRCK、ワード識別信号
WCK等のタイミング信号を復調して、それを、2つの
デジタル・シグナル・プロセッサDSPA、DSPrと
送信部TDとに供給することにより、前記の各構成部分
が相互に同期して動作できるようにする。
前記したマルチプレクサMPXは、左チヤンネル信号用
の切換スイッチと、右チヤンネル用の切換スイッチとを
備えており、その2つの切換スイッチがチャンネル識別
信号LRCKによって順次交互にオン、オフされること
によって左チャンネルの信号と右チャンネルの信号とを
時間軸上に順次交互に送信部TDに供給する。
前記したステップ108による表示部での表示は残響音
の数値表示の他、受信部RDからのデジタル信号のサブ
コードも表示するようになされている0表示部DPAと
しては例えばドツト・マトリックス型のものを使用でき
、表示部DPAにおける表示は、中央演算処理装置CP
Uから送られるデータにより行われる。
これまでの実施例の記述では、デジタルフィルタとして
、第4図示のように同一構成のn個のパイクワッドフィ
ルタ部を縦続接続した構成のものが使用されるとして説
明したが1本発明の実施に当っては、デジタルフィルタ
として、同−構成のn個のパイクワッドフィルタ部を並
列接続した構成のものが使用されてもよく、前記のよう
に同一構成のn個のパイクワッドフィルタ部を並列接続
した構成のものとする場合には、直接音の単位遅延演算
子の段数mを1とすればよく、オーバーフローに注意し
てデジタル・フィルタ係数データのスケーリングを行な
えばデジタルフィルタが実現できる。
また、これまでの実施例の記述では2次のエエRを単位
フィルタとして構成したデジタルフィルタを例に挙げて
説明したが、それに限らず、1次のIIRを単位フィル
タとして構成したデジタルフィルタが用いられてもよい
し、また、1次の工IRと2次のIIRとを単位フィル
タとする混合構成のものとするなど、帯域幅や周波数に
よってデジタルフィルタの構成態様を変形して使用でき
ることはいうまでもない。
さらに、前述の実施例においては、特性設定入力部CI
Dにおける入力部11と入力部12とから係数kl、S
を求め、それらの係数kl、Sを用いて、k2=S−k
lにより係数に2を決定する場合について述べたが1本
発明は前記のような実施の態様に限られるものではなく
、例えば、入力部12から係数に1を求めるとともに、
入力部11から係数に2を求めるようにしてもよい、こ
の場合にはkl=δに2(ただし、0≦δ≦1)とする
ことにより、残響音の信号レベルを直接音の信号レベル
に比例して設定できる。しかし、前記のようにして残響
音を付加した場合には、演算装置における演算結果にオ
ーバーフローを生じ易くなるから、第1図中にブロック
OVFで示されているようなオーバーフロー検出手段を
設けて、演算装置における演算結果にオーバーフローが
生じたときには、その状態が表示部DPAに表示される
ようにすることは望ましい実施の態様である。
なお、使用されるべきデジタル・シグナル・プロセッサ
DSPとしても、既述したような構成態様のものに限ら
れるものではなく、要するにデジタル・シグナル・プロ
セッサDSPはプログラマブルなデジタル信号演算手段
の一実施態様に過ぎないのである。また、これまでの実
施例においてはデジタル信号入力及びデジタル信号出力
のシステムについて説明したが、本発明の実施はそのよ
うなシステム形態のものに限定されるものではなく、例
えば入力側にADコンバータ、出力側にDAコンバータ
を用いて、アナログ信号入力及びアナログ信号出力とし
たシステムについても本発明が適用できることは勿論で
ある。
(発明の効果) 以上、詳細に説明したところから明らかなように、本発
明の残響付加装置は残響が付加されるべき入力信号に所
望の群遅延量を与えるデジタル・フィルタ演算手段と、
前記した残響が付加されるべき入力信号と、前記のデジ
タル・フィルタ演算手段からの出力信号とを加算する手
段とからなるものであって、この残響付加装置では信号
に与えるべき群遅延量と信号レベルとを特性入力設定部
の摘みの操作により設定するだけで、信号に所望の残響
が付加されるのであり、本発明の残響付加装置によれば
、既述した従来の同層点はすべて良好に解決できるので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の残響付加装置の一実施例のブロック図
、第2図は特性設定入力部の平面図、第3図はデジタル
・シグナル・プロセッサの一例構成を示すブロック図、
第4図はデジタル・シグナル・プロセッサの動作によっ
て得られるべきフィルタの構成を示すブロック図、第5
図は本発明の残響付加装置の動作説明用のタイミングチ
ャート、第6図は中央演算処理装置(CP U)の動作
説明用のフローチャートである。 1・・・デジタル信号の入力端子、2・・・出力端子、
3・・・入力端子、4・・・単位遅延演算子、5,8.
9・・・乗算回路、6・・・加算回路、7・・・出力端
子、10〜12・・・入力部、RD・・・受信部、PL
L・・・フェーズ・ロックド・ループ、DSPQ、DS
Pr・・・デジタル・シグナル・プロセッサ、CID・
・・特性設定入力部、DPA・・・表示部、CPU・・
・中央演算処理装置、ROM・・・リード・オンリー・
メモリ、RAM・・・ランダム・アクセス・メモリ、S
TD・・・シリアルコードの転送部、SCa・・・クロ
ック信号の発生回路、MPX・・・マルチプレクサ、T
D・・・送信部、SDI・・・シリアル・データの入力
回路、IB・・・入カバソファ、NC−RAM・・・係
数RAM、TB・・・転送バッファ、PCD・・・パラ
メータ制御部、P−RAM・・・プログラムRAM、S
DO・・・シリアルデータの出力回路、SCI・・・シ
リアルコード・インターフェース、OVF・・・オーバ
ーフロー検出部、D −RA M−・・データRAM、
FN−ROM−・・定数のメモリ用ROM、MUL・・
・乗算器、ACC・・・アキュムレータ、REG・・・
シフタ付レジスタ、OB・・・出力バッファ、BCLK
・・・データクロック信号。 LRC,K・・・チャンネル識別信号、FLTI〜FL
Tn・・・同一構成のn個のパイクワッドフィルタ部。 ADD・・・加算器、 特許出劇人  日本ビクター株式台社 手続補正書(自発) 昭和62年S月22日 特許庁長官 黒 1)明 雄 殿 2、発明の名称 残響付加装置 3、補正をする者 事件との関係    特 許 出願人 任 所 神奈川県横浜市神奈用区守屋町3丁目12番地
名称(432)  日本ビクター株式会社4、代理人 6・補正0対象                7・
1−明細書第25頁第12行r合社」をr会&」に補正
する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 残響が付加されるべき入力信号に所望の群遅延量を与え
    るデジタル・フィルタ演算手段と、前記した残響が付加
    されるべき入力信号と前記のデジタル・フィルタ演算手
    段からの出力信号とを加算する手段とからなる残響付加
    装置
JP62099179A 1987-04-22 1987-04-22 残響付加装置 Pending JPS63264799A (ja)

Priority Applications (1)

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JP62099179A JPS63264799A (ja) 1987-04-22 1987-04-22 残響付加装置

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JP62099179A JPS63264799A (ja) 1987-04-22 1987-04-22 残響付加装置

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JP (1) JPS63264799A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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