JPS63221708A - オ−デイオ用振幅及び群遅延の調整装置 - Google Patents

オ−デイオ用振幅及び群遅延の調整装置

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JPS63221708A
JPS63221708A JP62056327A JP5632787A JPS63221708A JP S63221708 A JPS63221708 A JP S63221708A JP 62056327 A JP62056327 A JP 62056327A JP 5632787 A JP5632787 A JP 5632787A JP S63221708 A JPS63221708 A JP S63221708A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はオーディオ用振幅及び群遅延の調整装置、例え
ばPCMオーディオ信号等のオーディオ信号について、
各周波数帯域別の振幅と群遅延量とを可変して取出すこ
とができるようにした振幅及び群遅延の*a装置に関す
る。
(従来の技術) 受聴者の両耳に与えられる音のレベル差と時間差(位相
差)などが、立体再生音場内における受聴者の左右の方
向感と音像の定位とに大きく関係していることは良く知
られており、従来から電気音響変換器を用いて形成させ
る立体再生音場において受聴者が感じる立体感や音像の
定位感を変化させるのに、電気音響変換器に供給するオ
ーディオ信号の振幅や位相を変化させるようにすること
が行われて来ているが、従来、最も一般的に使用されて
いた抵抗、コンデンサ、コイル等の回路素子の組合わせ
によって構成された移相器によりアナログ信号形態のオ
ーディオ信号の位相を細かに変化させるようにする場合
には、高価で複雑な構成の移相器の使用が必要とされる
′ので、そのような手段は民生用の機塁に採用すること
は困難である。
(発明が解決しようとする問題点) 前記の問題点を解決する一手段としては、例えば、振幅
・位相制御を行うことのできるデジタル・フィルタを用
いることが考えられるが、振幅・位相制御を行うことの
できるデジタル・フィルタとして従来知られているもの
1例えば、特開昭59−112715号公報で開示され
たような構成形態のものは、振幅と位相とを独立に可変
制御するために、実数部と虚数虚数部とについて別々に
演算して得たフィルタ係数を用いてFIRデジタル・フ
ィルタ演算を行って所望の特性のFIRデジタル・フィ
ルタが構成されていて、構成に際してヒルベルト変換器
等が必要とされるので、構成が複雑となるのみならず、
実時間演算が困難であるというような多くの問題点があ
った。
(問題点を解決するための手段) 本発明は所望の周波数特性と所望の群遅延特性とを指定
する特炸入力部と、前記した特性入力部で指定された周
波数特性情報に応じたFIRデジタル・フィルタ演算と
前記した軸性入力部で指定4された群遅延情報に応じた
全域通過型デジタル・フィルタ演算とを行うデジタル・
フィルタ演算手段と、前記した特性入力部で指定された
周波数特性情報と群遅延情報とに応じて、それぞれ独立
にフィルタ係数を与えて前記したFIRデジタル・フィ
ルタと前記した全域通過型デジタル・フィルタとを縦続
的に操作する制御手段とを備えてなるオーディオ用振幅
及び群遅延の*m装置を提供するものである。
(実施例) 以下、添付図面を参照して本発明のオーディオ用振幅及
び群遅延の調整装置の具体的な内容を詳細に説明する。
第1図は本発明のオーディオ用振幅及び群遅延の調整装
置の一実施例のブロック図、第2図は振幅と群遅延量と
が調整されるべき複数の周波数帯域における個々の周波
数帯域毎の振幅と群遅延量の調整を行う複数の特性可変
用選択スイッチが設けられている特性入力部CIDと、
振幅の調整状態及び群遅延量の状態が複数の周波数帯域
における個々の周波数帯域毎に表示されるようになされ
ている表示部DPAとの正面図、第3図はデジタル・シ
グナル・プロセッサDSPの一例構成を示すブロック図
、第4図及び第12図はDSPの動作によって得られる
べきフィルタの構成を示すブロック図、第5図は本発明
のオーディオ用振幅及び群遅−の調整装置の動作を説明
するために用いるタイミングチャート、第6図は中央演
算処現装置t(CPU)の動作説明用のフローチャート
、第7図は全域通過型デジタルフィルタの特性を説明す
るための図、第8図は全域通過型デジタルフィルタの極
と零(ミラー)とを説明するためのZ平面図、第9図は
係数設定部と係数メモリにおけるメモリマツプの一例図
、第10図はマルチプレクサと送信部との具体的構成を
示すブロック図である。
本発明のオーディオ用振幅及び群遅延の調整装置の一実
施例のブロック図を示している第1図において、1はデ
ジタル信号の入力端子であり、この入力端子lにはオー
ディオ用振幅及び群遅延の調整装置において所定の大き
さの振幅変化と所定量の群遅延が与えられるべき所定の
フォーマットのデジタル信号となされたオーディオ信号
(以下。
単にデジタル信号と記載する)が供給され為。
前記した入力端子1に供給されたデジタル信号は受信部
RDで復調される。PLLはフェーズ・ロックド・ルー
プであり、このフェーズ・ロックド・ループPLLは受
信部RDで復調して得たデジタル・データ中のクロック
と、受信部RD中で発生されたクロックとの位相を同期
させるために用いられる。なお、装置の構成に応じて、
入力信号がシリアル信号となされたり、あるいはパラレ
ル、信号となされたりされるものであることはいうまで
もない。
前記の受信部RDで復調された信号1例えば、NRZ信
号は、デジタル・シグナル・プロセッサDSPQl、D
SPrlに供給される。前記したデジタル・シグナル・
プロセッサDSPjll、 DSPrl、及び後述され
ているデジタル・シグナル・プロセッサDSI’l12
.DSP’r2としては、例えば第3図に示されている
ような構成態様のものを使用することができる。
なお、第1図中に示されているデジタル・シグナル・プ
ロセッサDSPQI、DSPj12.DSPrl、DS
Pr2と、第3図に具体的に示されているデジタル・シ
グナル・プロセッサ(DSPΩ。
DSPr )とは、両者の対応関係が明らかとなるよう
に9両者における対応する入出力端子について、同一の
符号a −hを付しである。
前記したデジタル・シグナル・プロセッサDSPQIは
、ステレオ信号における左チャンネル信号に対して特性
入力部CIDに設定された周波数特性を実現すべくFI
Rデジタル・フィルタ演算を行ってFIRデジタル・フ
ィルタとして機能するような動作を行い、またデジタル
・シグナル・プロセッサDSPrLは、ステレオ信号に
おける右チャンネル信号に対して特性入力部CIDに設
定された周波数特性を実現すべくFIRデジタル・フィ
ルタ演算を行ってFIRデジタル・フィルタとして機能
するように動作するものであり、他方。
デジタル・シグナル・プロセッサDSPJ12は、ステ
レオ信号における左チャンネル信号に対して特性入力部
CIDに設定された群遅延特性を実現すべく全域通過型
デジタル・フィルタ演算を行って全域通過型デジタル・
フィルタとして機能するような動作を行い、また、デジ
タル・シグナル、プロセッサDSPr2は、ステレオ信
号における右チャンネル信号に対して特性入力部CID
に設定された群遅延特性を実現すべく全域通過型デジタ
ル・フィルタ演算を行って全域通過型デジタル・フィル
タとして機能するように動作するものであるが、前記し
た各デジタル・シグナル・プロセッサDSPQI、DS
Pf12.DSPrl、DSPr2等は同じ構成で、か
つ、動作IIA4allも同じものが使用されるから、
以下の説明において前記した各デジタル・ジグf)I/
−プOセッfDSP(11eDSPfi2e DSPr
l、DSPr2等に共通な事項について記述される場合
に、それぞれのものの区別をしないでデジタル・シグナ
ル・プロセッサDSPのように添字の11.12.rl
、r2を省いた状態で説明が行われている。
所望の周波数特性及び群遅延特性を指定するための特性
入力部CIDには、第2図の(a)に示されているよう
に複数の周波数帯域における個々の周波数帯域毎の振幅
と群遅延量の*aとを行う複数の特性可変用選択スイッ
チ81−84と、振幅・遅延切換スイッチ85〜S8と
が設けられている。
また、第2図の(b)に示されている表示部DPAには
例えば図中に示されているように、複数の周波数帯域毎
にそれぞれ複数個の表示素子(例えば、発光ダイオード
)が配列されていて、前記した特性入力部CIDで設定
された各周波数帯域毎の振幅と群遅延量とが前記した表
示素子の動作状態の如何(例えば発光ダイオードの点滅
状態)によって容易に知ることができるようにされてい
る。
第2図の(b)においてf 1. f 2・・・fnは
複数に分割された各部なる周波数帯域における中心周波
数値を示したものであり、また、前記した各帯域の中心
周波数値f 1. f 2・・・fnの上方に縦方向に
並べて図示している丸印が表示素子である。そして、第
2図の(b)中では表示素子が発光ダイオードであった
とした場合に、黒丸印で示されているものが発光状態、
白丸印で示されているものが消灯状態をそれぞれ現わす
というような表示の態様で図示しているが、表示部DP
Aでは第2vlIの(b)に例示したように前記した特
性入力部CIDに設定された各周波数帯域毎の振幅と群
遅延量との表示を行うことができる。
中央演算処理装置1cPUはリードオンリーメモリRO
MとランダムアクセスメモリRAMとを備えており、前
記した特性入力部CIDに設定された各周波数帯域毎の
振幅と群遅延量とに対応する群遅延量が、オーディオ用
振幅及び群遅延の調整装置に供給された入力デジタル信
号に生じさせるように、前記したデジタル・シグナル・
プロセッサDSPにおける所定のデジタル・フィルタ演
算が行われるように制御したり、表示部DPAに所定の
表示がなされるようにしたり、その他、オーディオ用振
幅及び群遅延の調整装置の各部の動作の制御を行う。
また、第1図においてSTDはシリアルコードの転送部
、SCGはクロック信号の発生回路1MPXはマルチプ
レクサ、TDは送信部、2は出力端子である。
デジタル・シグナル・プロセッサDSPの具体的な構成
例を示している第3図において、SDIはシリアル・デ
ータの入力回路、IBは入力バッファ、NC−RAMは
係数RAM、TBは転送バッファ、PCDはパラメータ
制御部、P−RAMはプログラムRAM、SDOはシリ
アルデータの出力回路、SCIはシリアルコード・イン
ターフェース、D−RAMはデータRAMである。
また、FN−ROMは定数のメモリ用ROM。
MULは乗算器、ACCはアキュムレータ、 REGは
シフタ付レジスタ、OBは出力バッファである。
前記した第3図示のデジタル・シグナル・プロセッサD
SPにおける定数のメモリ用ROM(FN−ROM)と
乗算器MULと、アキュムレータACCと、シフタ付レ
ジスタREG、及び出力バッファOBなどからなる構成
部分は、良く知られた回路構成であるとともに、本発明
の説明には直接に関係しないから、それの詳細な説明は
省略する。
前記したプログラムRAM(P−RAM)は、デジタル
・シグナル・プロセッサDSPが実行すべきプログラム
を予め記憶していて1乗算係数alo〜bn2等のデー
タを記憶することにより係数メモリとして機能する係数
RAM(NC−RAM)から、これらのデータを乗算器
MULに供給する。
シリアルコード・インターフェースSC工はシリアルコ
ード入力端子Cおよびシリアルコード出力端子dを備え
ており、シリアルコードタイミング入力端子eから供給
されるクロック信号及び同期信号(LRCK、LRCK
バー)によってシリアルコード入力端子Cからデータ(
SD、SD’ )を入力したりシリアルコード出力端子
dからデータ(SD、SD’ )を出力したりする。
前記したパラメータ制御部PCDは、シリアルコード・
インターフェースSCIからのデータをプログラムRA
M(P−RAM)および転送バッファTBに識別して送
るとともに、転送バッファTBから転送タイミングと転
送数とを指定する制御信号Ts、Twを出力する0gは
パラメータ制御部PCDのトリガ入力端子である。
前記のパラメータ制御部PCDは前記したトリガ入力端
子gに対して外部からトリガ(同期信号)入力が供給さ
れたときに、そのトリガ入力によって転送タイミングが
決定された制御信号Tsを発生することができるような
構成になされているが、パラメータ制御部PCDは前記
した端子gに対して外部からトリガ入力が供給されなく
ても、データ(SD、SD’ )によってもトリガされ
うるような機能を備えている。
そして、第1図に示されているオーディオ用振幅及び群
遅延の調整装置中で使用されている2つのデジタル・シ
グナル・プロセッサDSPfl、DSPrは、それのパ
ラメータ制御部PCDがデータ(SD、SD’)によっ
てトリガされて動作するようにされているので、前記し
た端子gは使用されていない。
シリアル・データの入力回路SDIはシリアルデータ入
力端子aからのオーディオ入力データを直並列変換して
、入力バッファIBを介してデータRAM(D−RAM
)に供給する1図中のfはシリアルデータ入力およびシ
リアルデータ出力のタイミングをきめるために、シリア
ル・データの入力回路SDIとシリアル・データの出力
回路SD○とに供給するデータクロック信号BCLKと
チャンネル識別信号LRCKとの入力端子である。
第4図は第1図に示されている本発明のオーディオ用振
幅及び群遅延の調整装置におけるデジタル・シグナル・
プロセッサDSPQ2の演算動作とデジタル・シグナル
・プロセッサDSPr2の演算動作とにより、それぞれ
得ようとしているフィルタ特性が得られるようなIIR
デジタル・フィルタを具体的な回路構成の形で表わした
図であり。
また、第12図は第1図に示されている本発明のオーデ
ィオ用振幅及び群遅延の調整装置におけるデジタル・シ
グナル・プロセッサDSPΩ1の演算動作とデジタル・
シグナル・プロセッサDSPrlの演算動作とにより、
それぞれ得ようとしているフィルタ特性が得られるよう
なFIRデジタル・フィルタを具体的な回路構成の形で
表わした図であって、前記した第4図及び第12図にお
いて3は入力端子、4は単位遅延演算子、5は乗算回路
6は加算回路、7は出力端子である。
前記した第4図に示されているフィルタは同一構成のn
個の一バイクワッドフィルタ部FLTI〜FLTnを1
段縦続接続した全域通過型のフィルタ構成になっている
ところで、第4図に示されるような全域通過型デジタル
・フィルタの伝達関数HA(Z)は良く知られているよ
うに次式によって表わされる。
そして、全域通過型デジタル・フィルタの場合には、デ
ジタル・フィルタの係数の内の係数ai2を1とするこ
とができ、また、全域通過型デジタル・フィルタでは、
第8図中に示されているように2平面図上のPL、P2
.P3=Pn−1,Pnの各種が零(ミラー)とそれぞ
れ重なっているとともに。
第7図の(b)に示されているようにように位相特性θ
(ω)が周波数CM格化周波数ω)に対して各パイクワ
ッドフィルタ部(単位フィルタ)で単調減少することが
知られており、また、前記した群遅延特性τg(ω)は
 τg(ω)==−dθ(ω)/dω として定義され
るので、第7図の(a)においてGdl。
Gd2・・・Gdnで示される群遅延特性が各パイクワ
ッドフィルタ部FLTI〜FLTnについて得られる。
すなわち、パイクワッドフィルタ部FLTIの極P1の
角周波数θρ1は、それを第7図の(a)に示されてい
る群遅延特性の第1の帯域周波数の中心周波数f1に対
応させることができ、同様に各パイクワッドフィルタ部
FLT2〜FLTnのそれぞれの極P2〜Pnの角周波
数θP2〜θpnを第2〜第nの帯域周波数の中心周波
数f2〜fnに対応させることができる。
今、複数の周波数帯域における中心角周波数θpi、 
Op2・・・θpnを、互に隣接する角周波数の差が等
しくなるように、すなわち、次の(1)式0式% を満足するように選定し、がっ、それぞれの極P1、P
2・・・・・・Pnと中心とを結ぶ距離rler2・・
・rnを次の(2)式 %式%(2) で示されるようにすべて等しくして、各種Pl。
P2・・・・・・Pnが同心円上に配置された状急にさ
せながら、複数の全域通過型デジタル・フィルタの群遅
延量がすべて同一になるように、複数の全域通過型デジ
タル・フィルタにおけるデジタル・フィルタ係数を設定
すると、群遅延量τgは第7図中のτgtのように一定
の状態になり、N個の全域通過型デジタル・フィルタの
総合の群遅延特性は略々平坦な状態となされて全周波数
帯域について凹凸のない状態の群遅延特性が得られるの
である。
第4図示のような構成となされている全域通過型デジタ
ル・フィルタについて、前記したように全周波数帯域に
ついて凹凸のない状態の群遅延特性を得ることのできる
各パイクワッドフィルタ部FLTI〜FLTnのフィル
タ係数の一例として。
n=10の場合を示すと次のとおりである。
FLY  フィルタ係数 1、   a 10=0.2279777008a L
1= −0,9435036489a 12=1.00
00000000 b 11 = 0.9435036489b 12= 
−0,22797770082、a 20 =0.22
79540615a 21 = −0,8539270
229a 22 = 1.0000000000b 2
1 = 0.8539270229b 22 = −0
,22795406153、a 30 =0.2286
841630a 31 = −0,685520774
5a 32= 1.0000000000b 31 =
 0.6855207745b 32= −0,228
58416304、a40 =0.230950037
4a 41 = −0,4528444485a 42
 = 1.0000000000b 41=0.452
8444485 b42=−0,2309500374 5、a50=o、2332873199a 51=−〇
、1723049178a 52=+1.000000
0000b 51=0.1723049176 b 52= −0,23328731996、a 60
=0.23556021216a 61=0.1265
036337 a 62=1.0000000000 b 61!−0,1265036337b 62=−0
,23556082167、a 70=0.23993
02297a 71=0.4180445346 a 72=1.0OOOOOOQOO b 71=−0,4180445346b 72m −
0,239930229710、a 10,0=0.2
566032823a 10,1=0.9991342
740a 10,2=1.0000000000b 1
0,1=−0,9991342740b 10,2=−
0,2566032823第12図に示されているよう
な具体的な構成として表わされるFIRデジタル・フィ
ルタは良く知られているように、直線位相で周波数特性
(振幅)を可変制御することができる。FIRフィルタ
のデジタル・フィルタ係数81〜apは予めリードオン
リーメモリROM中に格納されていて、前記した特性入
力部CIDにおける指定に応じて変更されるようになさ
れている。
本発明のオーディオ用振幅及び群遅延の調整装置におい
て、信号の振幅の調整と群遅延特性の切換えとは、デジ
タル・シグナル・プロセッサDSPを実質上構成してい
るフィルタのプログラムを切換えたり、あるいはデジタ
ル・シグナル・プロ、セッサDSPを実質上構成してい
るフィルタの係数a 10= b n2、al〜apと
対応する係数データを切換えることによって行うことが
できるのであり、前記の群遅延特性の切換動作の制御と
振幅の切換動作の制御は中央演算処理袋WCPUによっ
て行われるが、以下の記述では群遅延特性及び振幅の切
換えが、デジタル・シグナル・プロセッサDSPを実質
上構成しているフィルタの係数alo〜bn2、a1〜
apに対応した係数データの切換え&巨より行われる場
合を例に挙げて説明されている。
さて、前記した中央演算処理装置1ICPUではリード
オンリーメモリROM及びランダムアクセスメモリRA
Mからの制御信号に基づき、プログラム及びまたは全フ
ィルタ係数データを送って前記した群遅延特性、振幅を
切換えるようにしたり、あるいは単−周波数帯域毎のフ
ィルタ係数データを送って前記した群遅延特性、振幅を
切換えて最終的には全周波数帯域について群遅延特性、
振幅の切換えるようにしたりできるが、前述の前者のよ
うな切換えのやり方はFIRデジタル・フィルタ演算に
よりFIRデジタル・フィルタを構成する場合に適し、
また、前述の後者のような切換えのやり方はIIRデジ
タル・フィルタ演算によりIIRデジタル・フィルタを
構成する場合に適している。
次に、前述の後者のような切換えのやり方により第6図
に示すフローチャートに従ってデジタル・シグナル・プ
ロセッサDSPQ2.DSPr2で行われるIIRデジ
タル・フィルタ演算によりIIRデジタル・フィルタを
構成する場合の動作について説明すると以下のとおりで
ある。まず、スタートで特性変更ルーチンが開始され、
帯域力ウンタエがセットされる(第6図ステップ100
)、帯域(バンド)Iの設定値を読み(ステップ101
)、変更が行われているかどうかを判断しくステップ1
02)、YESならば、その特性係数を選択しくステッ
プ103)、係数設定部に書込み(ステップ104)、
NOならば受信部RDから出力されるサブコードを読取
り、必要に応じて送信部TDに送り、かつ表示部DPA
の表示器(第2図の(b)中の符号da)にサンプリン
グ周数数fs、エンファシスの有無、フェーズロックド
ループPLLの同期外れ等の情報の表示を行う(ステッ
プ106)。
そして、帯域力ウンタエをインクリメント(ステップ1
07 )L、、バンド数がNを越えていなければステッ
プ101にもどり、越えていればステップ100にもど
る(ステップ107のYES)。
このようにして各周波数帯域毎に設けられた単位フィル
タ毎にデジタル・フィルタの係数が書換えられるのであ
る。特性入力部CIDにおける特性可変用選択スイッチ
が選択されていない場合には、対応する単位フィルタF
LTiのデジタル・フィルタ係数が、aio=1.ai
l==o、ai2=o。
bil”O,bi2=oのように変更され、その単位フ
ィルタは入出力における群遅延量が等しいようなフィル
タ特性となされる。
それにより、1個のデジタル・シグナル・プロセッサD
SP(DSPQ2.DSPr2のそれぞれのもの)の動
作によって構成されている複数の全域通過型デジタル・
フィルタにおける群遅延量は、各周波数帯内の群遅延量
にリップルの発生がなく。
隣接する周波数帯域における群遅延量に滑らかにつなが
るようなものとして演算できる。
さらに具体的に説明すると次のとおりである。
すなわち、中央演算処理袋MCPUが例えばR5232
Cのシリアルフォーマットにより第1図のシリアル転送
部STDを介してデジタル・シグナル・プロセッサDS
PQ2のシリアルコード入力端子Cからデジタル・フィ
ルタの係数データを送ると、そのデジタル・フィルタの
係数データは第3図中のシリアルコード・インターフェ
ースSC工とパラメータ制御部PCDとを介して転送バ
ッファTBに送られる。
第9図の(a)は転送バッファTBのマツプを例示した
ものであって、この第91!!!Iの(a)ではアドレ
ス0〜3の記憶部分にデジタル・フィルタの係数データ
aloが格納され、また、アドレス4〜7の記憶部分に
デジタル・フィルタの係数データallが格納されると
いうように、順次のアドレスで指定される記憶部分にデ
ジタル・フィルタの係数データが順次に格納され、アト
゛レス(4X(5n−1))〜(4X(5n−1)+3
)で指定された記憶部分にはデジタル・フィルタの係数
データbn2が格納されている例を示している。
また第9図の(b)は係数RAM(NC−RAM)のマ
ツプを例示したものであって、この第9図の(b)では
アドレスO〜1の記憶部分にデジタル・フィルタの係数
データaloが格納され、また、アドレス2〜3の記憶
部分にデジタル・フィルタの係数データallが格納さ
れるというように、順次のアドレスで指定される記憶部
分にデジタル・フィルタの係数データが順次に格納され
、アドレス(2X(5n−1))〜(2X(5n−1)
+1)で指定された記憶部分にはデジタル・フィルタの
係数データbn2が格納されている例を示している。
前記した第9図の(a)に例示した転送バッファTBの
マツプと、第9図の(b)に例示した係数RAM(NC
−RAM)のマツプとにおいて、同じデジタル・フィル
タの係数データが格納されるべき記憶部分のアドレスが
異なっているのは、各デジタル・フィルタの係数データ
が32ビツト(8ビツト×4)である場合に、転送バッ
ファTBは1番地当り8ビツト、係数RAM(NC−R
AM)は1番地当り16ビツトの記憶容量のものが使用
されていたとした場合を例に挙げて図示したものだから
である。
前記したアドレスは第5図の(i)に示されているよう
な4バイト命令セツトのシリアルデータの3番目で指定
し、また、前記したデジタル・フィルタの係数データは
第5図の(i)に示されているような4バイト命令セツ
トのシリアルデータの4番目で指定する。
前記したデジタル・フィルタの係数データの語長が前述
の例のように32ビツトの場合には、デジタル・フィル
タの係数データを8ビツトづつ4回に分けて送る。なお
、第5図の(i)に示されているような4バイト命令セ
ツトのシリアルデータの第1番目のコード1と第2番目
のコード2とはチップイネーブル用のものであり、これ
はどのデジタル・シグナル・プロセッサDSPを選択す
るのか等を区別するために用いら゛れる。
第5図の(h)のCRSバーはシリアルコードの転送開
始を知らせるスタート信号であり、このシリアルコード
の転送開始のスタート信号CRSバーはシリアルコード
の転送部STDからシリアルコード・インターフェース
SCIの入力端子りに印加される。
前記したIIR演算を行う左チヤンネル用のデジタル・
シグナル・プロセッサDSPR2のシリアル・コード・
インターフェースSCIの出力端子dには、IIR演算
を行う右チヤンネル用のデジタル・シグナル・プロセッ
サDSPr2のシリアル・コード・インターフェースS
CIの入力端子Cが接続されているから、IIR演算を
行う右チヤンネル用のデジタル・シグナル・プロセッサ
DSPr2にもフィルタ係数データが送られる。
デジタル・シグナル・プロセッサDSPμ2.DSPr
2の転送バッファTBに送られたデジタル・フィルタの
係数データは、それまでに既に送られているデジタル・
フィルタの係数データとともに。
外部同期信号によりトリガーされて係数RAMCNC−
RAM)に単位フィルタ毎である5ワードづつ送られる
。そして、デジタル・フィルタの係数データを係数RA
M(NC−RAM)に書込む第6図中のステップ104
の次に前記の同期信号がシリアル転送部STDからコー
ド1.コード2の中に符号化された状態で供給される(
ステップ105)。
なお、前記したデジタル・シグナル・プロセッサDSP
Q2.DSPr2のプログラム命令サイクルを決定する
クロック信号は、受信部RDにおいて発生するサンプリ
ングパルスの周波数の128倍の周波数を有するクロッ
ク信号fg(第5図の(g))が用いられ、そのクロッ
ク信号fgはデジタル・シグナル・プロセッサDSPi
12.DSPr2のクロック入力端子fに供給される。
第1図中のSCGはシリアル転送部STDの転送速度に
対応した周波数のクロック信号を発生するクロック信号
の発生回路であり、前記したクロック信号の発生回路S
CGで発生されたクロック信号はデジタル・シグナル・
プロセッサDSPのシリアルコード・インターフェース
SCIのシリアルコードタイミング信号の入力端子eに
供給される。
さて第1図示のオーディオ用振幅及び群遅延の調整装!
(システム)のタイミングチャートを示す第5図におい
て、デジタル・シグナル・プロセッサDSPQ2は時刻
t1でデジタル・フィルタの係数データを取込むと同時
に、それ以前のデジタル・フィルタの係数データの演算
結果を出力し、デジタル・シグナル・プロセッサDSP
r2からの出力とともに第1図中のマルチプレクサMP
Xで左右2チャンネルの時分割信号(第5図の(a)の
形式)とされた後に、送信部TDにおいてオーディオデ
ータ変調機能と、送信機能を有する送信部TDにおいて
デジタルオーディオインターフェースフォーマットに変
換されてから出力端子2に送出される。
なお、入力端子1からデジタルオーディオインターフェ
ースフォーマットで伝送されてきたデジタルデータは、
受信部RDでNRZに復調されたシリアルデジタルオー
ディオデータ(第5図の(a))とされて、FIR演算
動作を行うデジタル・シグナル・プロセッサDSPJI
I、DSPrlの各入力端子aに印加され、また、前記
した受信部RDにおいてはチャンネル識別信号LRCK
、WCK等のタイミング信号を復調して、それを各デジ
タル・ジグf)Ll−プロセy4tD S P Q 1
〜D S P (12,DSPrl〜DSPr2と送信
部TDとに供給することにより、前記の各構成部分が相
互に同期して動作できるようにする。
FIR演算動作を行うデジタル・シグナル・プロセッサ
DSPQI、DSPr1においても、前述のIIR演算
を行うデジタル・シグナル・プロセッサDSPji2.
DSPr2の場合と同様に、FIR演算動作を行う左チ
ヤンネル用のデジタル・シグナル・プロセッサDSPf
llのシリアル・コード・インターフェースSCIの出
力端子dには、FIR演算動作を行う右チヤンネル用の
デジタル・シグナル・プロセッサDSPrlのシリアル
・コード・インターフェースSCIの入力端子Cが接続
されているから、FIR演算を行う右チヤンネル用のデ
ジタル・シグナル・プロセッサDSPrlにもフィルタ
係数データが送られるのである。
第10図はマルチプレクサMPXと送信部TDとの具体
的な構成例を示したものであり、マルチプレクサMPX
における切換スイッチswn、sWrがチャンネル識別
信号LRCKによって順次交互にオン、オフすることに
よって左チャンネルの信号と右チャンネルの信号とは時
間軸上に順次交互に送信部TDに供給される0図中のI
NVはインバータである。
これまでの実施例の記述では、全域通過型デジタルフィ
ルタとして、第4図示のように同一構成のn個のパイク
ワッドフィルタ部を縦続接続した構成のものが使用され
るとして説明したが、本発明の実施に当っては、全域通
過型デジタルフィルタとして、同一構成のn個のパイク
ワッドフィルタ部を並列接続した構成のものが使用され
てもよく、前記のように同一構成のn個のパイクワッド
フィルタ部を並列接続した構成のものとする場合には、
オーバーフローに注意してデジタル・フィルタ係数デー
タのスケーリングを行なえば全域通過型デジタルフィル
タが実現できる。
また、これまでの実施例の記述では2次のIIRを単位
フィルタとして構成した全域通過型デジタルフィルタを
例に挙げて説明したが、それに限らず、1次のIIRを
単位フィルタとして構成した全域通過型デジタルフィル
タが用いられてもよいし、また、1次のIIRと2次の
IIRとを単位フィルタとする混合構成のものとするな
ど、帯域幅や周波数によって全域通過型デジタルフィル
タの構成態様を変形して使用できることはいうまでもな
い。
なお、使用されるべきデジタル・シグナル・プロセッサ
DSPとしても、既述したような構成態様のものに限ら
れるものではなく、要するにデジタル・シグナル・プロ
セッサDSPはプログラマブルなデジタル信号演算手段
の一実施態様に過ぎないのである。また、これまでの実
施例においてはデジタル信号入力及びデジタル信号出力
のシステムについて説明したが、本発明の実施はそのよ
うなシステム形態のものに限定されるものではなく、例
えば入力側にADコンバータ、出力側にDAコンバータ
を用いて、アナログ信号入力及びアナログ信号出力とし
たシステムについても本発明が適用できることは勿論で
ある。
第11図は第6図を参照して既述した群遅延特性の切換
態様とは異なる群遅延特性の切換態様で群遅延特性の切
換えを行うようにする場合のフローチャートであり1次
に、第11図に示されているフローチャートを参照して
、中央演算処理装置CPUの制御の下に行われる切換動
作について説明する。まず、スタートで特性変更ルーチ
ンが開始され、帯域力ウンタエがセットされる(第11
図ステップ200)、帯域(バンド)■の設定値を読み
(ステップ201)、帯域力ウンタエをインクリメント
しくステップ202)、帯域力ウンタエの値がNを越え
ていなければステップ203のNOのようにステップ2
01へ戻り、帯域(バンド)■の設定値を読み、帯域カ
ウンタエの値がNを越えたら(ステップ203のYES
)、変更が行われているかどうかを判断しくステップ2
04)、YESならば出力データを徐々にレベルダウン
するようなフィルタ係数a no、 a nl、 a 
n2を第4図中の最終段フィルタFLTnに数十回送る
。前記のフィルタ係数は既定値に一定の減衰比(例えば
0.9)を次々に乗じて得る。
次に、前記の変更に対して最適な特性プログラムが選択
され(ステップ206)てデジタル・シグナル・プロセ
ッサDSPに送られ(ステップ207)係数切換えがス
タートされ(ステップ208)%出力データを徐々にレ
ベルアップするようなフィルタ係数a no、 a n
l、 a n2、すなわち、既定値に一定の減衰比(例
えば0.9)を次々に乗じて得たフィルタ係数を第4図
中の最終段フィルタFLTnに数十同次々に送る(ステ
ップ209)、そして、フェードインが完了し既設定値
に復帰するとステップ200に戻る。
特性変更が無い場合(ステップ204のNo)は。
第6図に示されているフローチャートにおけるステップ
106の場合と同様な表示を行って(ステップ210)
ステップ200に戻る。
振幅の調整時にフェードイン、フェードアウト動作が行
われる場合には、切換えノイズが発生し難い利点がある
。また、全域通過フィルタの一部を7ツテネータとして
使用することにより、アッテネータのための演算ステッ
プが省略できるので高速化が実現できるという利点が得
られる。
本発明のオーディオ用振幅及び群遅延の調整装置の一実
施例を示す第1図においては、振幅の調整を行わせるた
めの構成部分FIRJ、すなわち。
FIR演算を行ってFIRフィルタを構成するように動
作するデジタル・シグナル・プロセッサDSPnlと、
群遅延量の調整を行わせるための構成部分I IRn、
すなわち、IIR演算を行ってIIRフィルタを構成す
るように動作するデジタル・シグナル・プロセッサDS
P嚢2とが縦続接続されており、また、振幅の調整を行
わせるための構成部分FIRjl、すなわち、FIR演
算を行ってFIRフィルタを構成するように動作するデ
ジタル・シグナル・プロセッサDSPrlと、群遅延量
の調整を行わせるための構成部分IIRr。
すなわち、IIR演算を行ってIIRフィルタを構成す
るように動作するデジタル・シグナル・プロセッサDS
Pr2とが縦続接続されていて、振幅の調整と位相(群
遅延量)の調整とが全く別な構成部分で行われるように
制御されているので、少ないフィルタ係数により自由な
組合わせで振幅と群遅延量との調整ができるという利点
が得られるのであり、また、前記のように振幅の調整を
行わせるためにFIRフィルタを用い、他方、群遅延量
の調整を行わせるためにIIRフィルタを用いることに
より1例えばIIRフィルタだけによって振幅と群遅延
量との双方の調整を行わせるようにした場合に生じる特
性変化の自由度の制限の問題も起こらないのである。
なお、第1図に示されている実施例においては、振幅の
調整を行わせるための構成部分FIRに群遅延量の調整
を行わせるための構成部分IIRを後続させである構成
としているいるが1本発明の実施に当っては1群遅延量
の調整を行わせるための構成部分IIRに振幅の調整を
行わせるための構成部分FIRを後続させるようにして
オーディオ用振幅及び群遅延の調整装置が構成されても
よいことは勿論である。
(発明の効果) 以上、詳細に説明したところから明らかなように、本発
明のオーディオ用振幅及び群遅延の調整装置は、所望の
周波数特性と所望の群遅延特性とを指定する特性入力部
と、前記した特性入力部で指定された周波数特性情報に
応じたFIRデジタル・フィルタ演算と前記した特性入
力部で指定された群遅延情報に応じた全域通過型デジタ
ル・フィルタ演算とを行うデジタル・フィルタ演算手段
と、前記した特性入力部で指定された周波数特性情報と
群遅延情報とに応じて、それぞれ独立にフィルタ係数を
与えて前記したFIRデジタル・フィルタと前記した全
域通過型デジタル・フィルタとを縦続的に操作する制御
手段とを備えてなるオーディオ用振幅及び群遅延の調整
装置であって、本発明のオーディオ用振幅及び群遅延の
調整装置では振幅を可変に調整するためのFIRフィル
タと群遅延量を可変に調整するための全域通過型デジタ
ル・フィルタとが縦続接続されている構成となされてい
て、振幅の調整にはFIRフィルタの構成のためのプロ
グラム及びまたはフィルタ係数データの書換えを行い、
また、群遅延量の調整には全域通過型デジタル・フィル
タの構成のためのプログラム及びまたはフィルタ係数デ
ータの書換えを行うようにしているので、簡単な構成の
装置によって、信号の振幅と群遅換量とを各独立に可変
制御することができ、さらに、全域通過型デジタル・フ
ィルタにおけるデジタル・フィルタ係数を設定して、複
数の全域通過型デジタル・フィルタの総合の群遅延特性
が略々平坦な状態になされて全周波数帯域について凹凸
のない状態の群遅延特性が得られるようにしておき、特
性入力部における特性可変用選択スイッチが選択されて
いない場合には、対応する単位フィルタFLTiのデジ
タル・フィルタ係数が、 aio=1.ail=o、ai2=o、bit=o。
bi2=o    のように変更されて、その単位フィ
ルタは入出力における群遅延量が等しいようなフィルタ
特性となされるようにすることにより、全域通過型デジ
タル・フィルタにおける群遅延量は、各周波数寄内の群
遅延量にリップルの発生がなく、隣接する周波数帯域に
おける群遅延量に滑らかにつながるようなものとして演
算できるために1群遅延特性を等リップル近似で設計し
たものを、すべて書換える場合に生じていたリップルが
生ぜず、また、隣接する周波数帯域間のつながりの状態
も滑らかとなり、したがって音像の定位感を自然なもの
にすることが容易であるなどの諸利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のオーディオ用振幅及び群遅延の調整装
置の一実施例のブロック図、第2図は特性入力部及び表
示部の正面図、第9図はデジタル・シグナル・プロセッ
サDSPの一例構成を示すブロック図、第4図及び第1
2図はデジタル・シグナル・プロセッサDSPの動作に
よって得られるべきフィルタの構成を示すブロック図、
第5図は本発明のオーディオ用静遅延調整装置の動作説
明装[(CP U)の動作説明用のフローチャート、第
7図は全域通過型デジタルフィルタの特性を説明するた
めの図、第8図は全域通過型デジタルフィルタの極と零
(ミラー)とを説明するための2平面図、第9図は係数
設定部と係数メモリにおける°メモリマツプの一例図、
第10図はマルチプレクサと送信部との具体的構成を示
すブロック図である。 1・・・デジタル信号の入力端子、2・・・出力端子、
3・・・入力端子、4・・・単位遅延演算子、5・・・
乗算回路、6・・・加算回路、7・・・出力端子、RD
・・・受信部、PLL・・・フェーズ・ロックド・ルー
プ、DSPΩ1゜DSPQ2.DSPrl、DSPr2
・”デジタル・シグナル・プロセッサ、CID・・・特
性入力部、DPA・・・表示部、CPU・・・中央演算
処理装置、ROM・・・リードオンリーメモリ、RAM
・・・ランダムア′クセスメモリ、STD・・・シリア
ルコードの転送部。 SCG・・・クロック信号の発生回路、MPX・・・マ
ルチプレクサ、TD・・・送信部、SDI・・・シリア
ル・データの入力回路、IB・・・入力バッファ、NC
−RAM・・・係数RAM%TB・・・転送バッファ、
PCD −−−/<ラメータ制御部、P−RAM・・・
プログラムRAM、SDO・・・シリアルデータの出力
回路、SCI・・・シリアルコード・インターフェース
、D−RAM・・・データRAM%FN−ROM・・・
定数のメモリ用ROM、MUL・・・乗算[%、ACC
・・・アキュムレータ、REG・・・シフタ付レジスタ
、OB・・・出力バッファ+ BCLK・・・データク
ロック信号。 LRCK・・・チャンネル識別信号、FLTI〜FLT
n・・・同一構成のn個のパイクワッドフィルタ部、特
許出願人  日本ビクター株式台社 手続有n正書(自発) 20発明の名称 オーディオ用振幅及び群遅延の調整装置3、補正をする
者 事件との関係    特 許 出願人 性 所 神奈川県横浜市神奈用区守屋町3丁目12番地
名称(432)  日本ビクター株式会社7、補正の内
容              °′添付図面(第3図
)を別紙のように補正する。 手続補正書(自制 昭和62年5月9日 4、代理人 5、補正命令の日付  (自発) 6、補正の対象 (1)明細書の発明の詳細な説明(2
)添付図面(第1図) (3)明細書末尾の特許出願人の記名欄正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 所望の周波数特性と所望の群遅延特性とを指定する特性
    入力部と、前記した特性入力部で指定された周波数特性
    情報に応じたFIRデジタル・フィルタ演算と前記した
    特性入力部で指定された群遅延情報に応じた全域通過型
    デジタル・フィルタ演算とを行うデジタル・フィルタ演
    算手段と、前記した特性入力部で指定された周波数特性
    情報と群遅延情報とに応じて、それぞれ独立にフィルタ
    係数を与えて前記したFIRデジタル・フィルタと前記
    した全域通過型デジタル・フィルタとを縦続的に操作す
    る制御手段とを備えてなるオーディオ用振幅及び群遅延
    の調整装置
JP62056327A 1987-03-11 1987-03-11 オ−デイオ用振幅及び群遅延の調整装置 Expired - Lifetime JPH0748633B2 (ja)

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