JPS63263615A - 磁気ヘツドコア - Google Patents

磁気ヘツドコア

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JPS63263615A
JPS63263615A JP9719487A JP9719487A JPS63263615A JP S63263615 A JPS63263615 A JP S63263615A JP 9719487 A JP9719487 A JP 9719487A JP 9719487 A JP9719487 A JP 9719487A JP S63263615 A JPS63263615 A JP S63263615A
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JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
core
gap
sendust
film
Prior art date
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Pending
Application number
JP9719487A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunichi Nishiyama
俊一 西山
Kazumi Noguchi
野口 一美
Kenichi Mori
健一 毛利
Hitoshi Iwata
仁志 岩田
Shigekazu Suwabe
諏訪部 繁和
Hajime Shinohara
篠原 肇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は磁気ディスクや磁気カード、磁気テープなどの
磁気記録媒体に対する情報の書き込み、読み出しに用い
られる磁気ヘッドに関する。
[従来の技術] 磁気ディスク装置での情報の書き込み、読み出しに用い
られる磁気ヘッドとしては例えばUSP−382341
6に示されている様な浮上型ヘッドが多く使用されてい
る。この浮上型ヘッドは、スライダーと該スライダーの
後端部に取り付けられた磁気コアとを備える0通常のコ
アは、磁気記録媒体に対面する部位にギャップ部を有す
ると共に、中央に窓孔を備える。そして、この窓孔を通
して巻線がコアに巻き付けられる0通常のコアは、I型
半割体とC型半割体とをガラスで接着して成る。C型半
割体は、接合される側に凹部を有し、それ故に外観がC
字形に類似した形状である。I型半割体は、略々直方体
形状であり、それ故に1字に類似した形状である。C型
半割体とI型半割体とを接合すると、C型半割体の上記
凹部が巻線挿通用の窓孔を形成する。
浮上型磁気ヘッドは、磁気ディスクが静止している時に
はスプリングの力で軽く磁気ディスクに接触している。
また磁気jイスクが回転している時には、磁気ディスク
表面の空気が動いてスライダー下面を持ち上げる力が作
用する。そのため磁気ヘッドは回転中は浮上し磁気ディ
スクから離れている。一方磁気ディスクの回転をスター
トする時及びストップする時には、磁気ヘッドは磁気デ
ィスク上を摺動する。磁気ディスクの回転を止める時の
接触の状況を説明すると、回転数を落してきた時にその
表面の空気の流れも次第に遅くなる。そして磁気ヘッド
の浮力が失われた時磁気ヘッドはディスク面に衝突する
と共にその反動でとび上り、またディスク面に落る。こ
の様な運動を何度が繰り返した上で、磁気ヘッドはディ
スク上を引きずられる様にして停止する。この様な起動
、停止時の衝撃に磁気ヘッドは耐える必要があり、その
性能をCSS性(Contact 5tart 5to
p)と呼ぶことが多い。
高透磁率酸化物磁性材料であるフェライトで構成された
磁気コア゛は比較的良好な耐C3S性を示すが、飽和磁
束密度が小さく、高保磁力の記録媒体に対して充分に記
録出来ないという欠点がある。すなわち比較的飽和磁束
密度Bsの高いMn−ZnフェライトでもBsは高々5
,500〜6.0OOG程度であり、Bs上8000G
の得られる金属磁性膜を磁気ギャップ部に配置したもの
の方が望ましい。この−例としてフェライトで構成され
るコアギャップ部にのみ高飽和磁束密度の金属磁性膜を
設けた磁気ヘッドが知られている。
[発明が解決しようとする問題点コ この磁性薄膜としてはセンダスト合金がしばしば用いら
れる。このセンダスト膜は、スパッタリングなどの成膜
法によって形成される。半割体にスパッタリングした場
合、このセンダスト膜の透磁率を大キくシ、再生出力を
一層増大することが期待される。
[問題点を解決するための手段] 本発明の磁気ヘッドのコアはたがいに接合されてコアを
形成する半割体を備えている。一方の第1の半割体は、
他方の第2の半割体に接合された際に巻線挿通用窓孔を
形成するための凹部を有する。そして、第1及び第2の
半割体の接合部の一端には磁気ギャップが形成される。
また、第1及び第2の半割体のうち少なくとも一方の半
割体の接合側の面にはセンダスト膜が設けられる。そし
て、このギャップ面のセンダスト膜は、ギャップ線方向
に傾斜した柱状晶より成る。
[作用] 本発明者等が種々の検討を重ねたところ、柱状晶より成
るセンダスト膜においては次の磁気特性を有しているこ
とが認められた。すなわち、該センダスト膜の柱状晶が
基板表面に傾斜していると、該傾斜した方向又はそれと
反対方向の膜面内通磁率は、基板表面と垂直な柱状晶よ
り成るセンダスト膜の膜面内通磁率よりも大きい。
本発明においては、半割体のギャップ面において基板表
面に対し、センダスト膜の柱状晶がギャップ線方向に傾
斜したものとなっている。そのため、センダスト膜の磁
気抵抗が小さくなり、再生出力が増大する。
以下本発明の好ましい態様について詳細に説明する。
第1図は本発明の磁気ヘッドのコアを拡大して模式的に
示す断面図、第2図及び第3図はそれぞれセンダスト膜
の断面における金属組織を示す顕微鏡写真である。第4
図はコアの斜視図、第5図はコアを装着した磁気ヘッド
の斜視図、第6図はギャップ部の平面図である。第7図
は本発明のコアの製造方法を示す。
まず、本発明に係る磁気ヘッドの構成について説明する
第5図のように、磁気ヘッド1は非磁性スライダー2と
コア3とを備えている。コア3はスライダー2の2木の
空気ベアリング面4.5の一方の面4に形成されたスリ
ット6中に、ガラス等でモールド固定されている。7は
巻線を示す。
コア3は、第1.4図のように、第1の半割体11と第
2の半割体12とを有する。第1の半割体11は、凹部
13を有するC型半割体であり、第20半割体12は直
方体状の工型半割体である。半割体11.12の接合側
の面にはセンダスト膜14.15がスパッタリング法に
より被着されており、このセンダスト膜14.15を有
する面同志がガラス!6を介して接合される。コア3の
接合面のうち一方は磁気ギャップ17となっており、好
ましくはギャップ面と垂直な断面形状が台形となる。第
6図の寸法Gはギャップの間隔を示す。
図示の如く、センダスト膜14.15はギャップ線方向
(第1図の上下方向)に傾斜している。
センダスト膜14.15は1層のみでも良いが、透磁率
の周波数特性を改善するために例えばSi02層のよう
な絶縁層を介して2層もしくはそれ以上の多層積層構造
としても良い。
センダスト膜は図示のように接合面の全体に設けても良
いが、C型あるいは!型半割体の一方にのみ設けても良
い。さらに、C型あるいはI型半割体のギャップ部にの
み設けても良い。ギャップ部においては、センダスト膜
は図示の通り台形の上辺11a、12aと斜辺11b、
llc、12b、12cの双方の部分に成膜しても良く
、台形の上辺11a、12aに相当する部分にのみ成膜
しても良い。
センダスト膜の好ましい組成は重量%でA14〜8%、
Si8〜11%、Fe81〜88%である。高透磁率を
得る目的でAl15〜7%、Si8.5〜10%、Fe
83〜87%が好ましい。センダスト膜は、合計の厚さ
が1〜10μm程度とするのが好適である。中間絶縁層
のSiO2膜厚は0.02〜0.1μmが充分に絶縁を
維持出来かつ全体の膜中に占めるFa−All−5t膜
の割合を低下させなく好ましい。
半割体11.12の望ましい材質は酸化マンガンと酸化
亜鉛よりなるMローZnフェライトである。
センダスト膜の柱状晶の方向は、このセンダスト膜をス
パッタリングにて成膜するに際し、ターゲットを柱状晶
の成長させたい方向の延長方向に位置させれば良い。第
1図の■型半割体のように、センダスト膜の柱状晶がす
べて略垂直となるものは、図においてターゲットを矢印
Y3方向延長位置にセットすれば良い。なお、Y4方向
にターゲットを位置させると、逆方向に傾いた柱状晶と
なる。また、半割体11のセンダスト1li13の柱状
晶を図の如く傾斜させるには、矢印Y、の延長方向にタ
ーゲットを位置させれば良い。矢印Y2の延長方向にタ
ーゲットを位置させれば、Y2方向、即ち図示の傾斜と
反対方向に傾斜した柱状晶となる。
本発明では、ギャップ部17におけるセンダスト膜の柱
状晶の角度θを30〜80℃とりわけ45〜85℃とす
るのが好適である。
第2図はC型あるいはI型半割体のギヤツブ部平打面(
辺11aの面)におけるセンダスト膜の金属組織を示す
顕微鏡写真である。また、第3図は参考のために、半割
体表面と垂直に成長した柱状晶を示すものである。
半割体11.12同志を結合するガラスは、磁気コアを
スライダーに固定するのに使用されるガラスよりも高軟
化点のものが望ましい。具体的にはかかるガラスとして
は軟化点350℃以上、熱膨張係数150810−7d
eg−’以下が適しており、該物性を示すガラス組成と
しては、Pb055.8.5iOa 37.1、)h0
7.1重量%が挙げられる。
スライダー材としてはCaTfOaが機械的特性に優れ
適している。  CaTlOsの熱膨張係数は105〜
110 x 10−7deg−’でありビッカース硬度
は850kg/mrr?である。このCaTiOsスラ
イダー材を用い磁気コアを埋設固定する場合のガラスと
しては熱膨張係数91X10−’deg−’で軟化点4
46℃程度のものを用い540℃でガラスを加熱流入さ
せることにより、ガラス中にクラックを生じない良好な
磁気ヘッドが得られる。
ギャップ部における半割体の形状を台形とすることの利
点は次の通りである。即ち、この半割体のギャップ部の
形状が三角形であると、三角形の頂点同志が向き合った
、それ故にギャップ部の平面視形状がX型となったコア
となるのであるが、このようなX型のコアでは、三角形
の頂点部分でのセンダスト膜の膜厚が他の部分での膜厚
よりも極度に薄ぐなり、このために再生出力が低下する
ようになり易い。これに対し、台形状であると、半割体
の互いに向き合う頂点部分(第6図の11a112aの
部分)が平行面となり、この部分でのセンダスト膜厚が
減少せず、再生出力が低下しないのである。
台形の形状としては、第6図に示した台形斜辺と台形上
辺との交叉角aが45°〜75°程度となるようにし、
トラック幅Twが7〜30μm程度となるようにするの
が好適である。
かかる磁気コアは第7図(a)〜(6)に示した工程に
より容易に作製することが出来る。
該工程を概略説明すると以下である。まずW形状の溝3
9.40を加工したMn−Znフェライト基板3フ、3
8を用意する0次に頂、点部を(C)図のC−C’の点
線部まで研磨加工を程し所定のトラック幅Twを得る。
該加工基板42上にFe−A11−Si膜41を成膜す
る。成膜は5i(hを介し積層した多層膜あるいは単層
膜いずれをも採用することが出来る。この成膜された一
対の基板3)、38は所定のギャップ長Gを得るための
絶縁層をはさみ(図では省略)、巻線窓孔部44に置か
れたボンディングガラス棒45を加熱流入させる事によ
り一対の接合を行なう。この後接合ブロックは所定の厚
さになる様切断され磁気コアを得る。
具体的な実施例を次に説明する。
第7図に示した手順に従ってコアを製造した。
このコアの大きさ及び構成は次の通りである。
半割体の材質:  Mn−ZnフェライトMnO30 21015noβ% 残部Fears 半割体の大きさ: 第4図に記入の通り。
センダスト膜組成:  Fe  85wt%ALL  
 6wt% St   9wt% ギャップ部における センダスト膜の厚さ: 単層3μm ギャップ部の構成: 第6図に示した台形形状であり、
寸法は同図 に記入の通り、但し、 Tw=13μm G=0.7μm ボンディングガラス:  Pb0 55.8wt%Si
O237’、  1  wt% に2G  7.1wt% 軟化点 590℃ 熱膨張係数 97X 1G−’deg −’ なお、柱状晶の角度θは45°である。
このコアに、28ターンの巻線を施し、次いでCaTi
0a製のスライダに装着した。装着した状態の斜視図は
第5図の通りであり、寸法は同図に記入されている。
この磁気ヘッドの再生特性の測定結果は第1表の通りで
ある。なお、試験条件は次の通りである。
ディスク:      Go−Niスパッタディスク(
保磁力8500e) ディスク回転数:   3600rpm周波数:   
    2.5MHz 記録電流:      60mA 浮上量       0.3μm センダスト膜の柱状晶の角度のみを変えた他は上記と同
様の構成の磁気ヘッドについて、電磁変換特性を同様に
して測定した。結果を第1表・に示す。
なお、・No、5の半割体の模式的な断面を第8図に示
す。
第1表より、柱状晶が傾斜していると著しく再生出力が
向上することが明らかである。
第1表 [効果] 以上の通り、本発明のコアは、コアのセンダスト膜の柱
状晶の方向が適切とされており、該センダスト膜の膜面
内方向の透磁率が高い、従って、本発明によればEa気
ヘッドの再生出力を高いものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係るコアの模式的な断面図、
第2図及び第3図はセンダスト膜の金属組織を示すwI
徴鏡写真、第4図はコアの斜視図、第5図はスライダの
斜視図、第6図はギャップ部の平面図、第7図はコアの
製造説明図、第8図は比較例を示す模式的な断面図であ
る。 1・・・磁気ヘッド、   2・・・スライダー、3・
・・コア、      11.12・・・半割体。 代理人 弁理士 瓜 、野   剛 第2図 ll53図 。 第4図 第7図 (c) ム1 (d) (e)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)他方の半割体に接合された際に巻線挿通用窓孔を
    形成するための凹部を有する第1の半割体; 該第1の半割体の凹部を有する側に接合されてコアを形
    成し、このコアの一方の端部に磁気ギャップが形成され
    る第2の半割体; 第1及び第2の半割体のうち少なくとも一方の半割体の
    接合側の面に設けられたセンダスト膜; を備え、該ギャップ面のセンダスト膜はギャップ線方向
    に傾斜した柱状晶より成る磁気ヘッドコア。
  2. (2)コア半割体の材質はフェライトである特許請求の
    範囲第1項に記載の磁気ヘッドコア。
JP9719487A 1987-04-20 1987-04-20 磁気ヘツドコア Pending JPS63263615A (ja)

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JP9719487A JPS63263615A (ja) 1987-04-20 1987-04-20 磁気ヘツドコア

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JP9719487A JPS63263615A (ja) 1987-04-20 1987-04-20 磁気ヘツドコア

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JPS63263615A true JPS63263615A (ja) 1988-10-31

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JP9719487A Pending JPS63263615A (ja) 1987-04-20 1987-04-20 磁気ヘツドコア

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