JPS63262643A - 感光性組成物 - Google Patents

感光性組成物

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JPS63262643A
JPS63262643A JP9835887A JP9835887A JPS63262643A JP S63262643 A JPS63262643 A JP S63262643A JP 9835887 A JP9835887 A JP 9835887A JP 9835887 A JP9835887 A JP 9835887A JP S63262643 A JPS63262643 A JP S63262643A
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acid
diazo
hydrogen atom
alkyl
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三須 寛
Toshiyuki Sekiya
関屋 俊之
Norimasa Aotani
青谷 能昌
Toshiaki Aoso
利明 青合
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/016Diazonium salts or compounds
    • G03F7/021Macromolecular diazonium compounds; Macromolecular additives, e.g. binders

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  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は新規な平版印刷版用の感光性組成物に関する。
さらに詳しくは、本発明は特開昭59−78340号記
載の発明を改良したものであり、高感度で、かつ保存性
に優れ、しかも製造適性の良好な感光性組成物に関する
〔従来技術〕
感光性平版印刷版に用いる感光性組成物として感光性ジ
アゾ樹脂および高分子化合物を含む組成物は従来から広
く知られている(例えば、特公昭41−6813号、同
47−1167号、特開昭48−980’4号、同47
−24404号、同47−38302号、同5(1−3
0604号、同50118802号、同54−9861
3号、同54−98614号)。
これらの感光性組成物に用いられている感光性ジアゾ樹
脂は主としてバラジアゾジフェニルアミン類とアルデヒ
ドとの結合生成物である。
最近、印刷版の高感度化の要望が高まるとともに前記縮
合生成物を合成法の工夫により高分子量化した高感度を
示すジアゾ樹脂を含有した感光性組成物が提案されてい
る(例えば、特開昭55−25.093号、同59−7
8,340号、同61−91.654号、英国特許1,
600,350号)。
これらの感光性組成物の感度は実用的に十分であり、貯
蔵安定性も良好である。しかし、ジアゾ樹脂が高分子量
になるにつれて溶解性が低下する傾向にあり、感光液の
製造時に不溶解物が析出したり、溶解に長時間を要した
り、毒性の強い溶剤、例えばジメチルホルムアミド、エ
チレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコ
ールモノエチルエーテル、ジクロルメタンなどを使用せ
ざるを得なかったり等問題となっていた。
〔発明の目的〕
従って本発明の目的は、高感度で、かつ貯蔵安定性が良
好で、さらに、製造上の適性が優れた感光性組成物を提
供することにある。
〔発明の構成〕
本発明は、感光性組成物において、 下記一般式〔■〕で示される感光性高分子量ジアゾ化合
物であって、該化合物中、前記一般式におけるnが6以
上である化合物を20モル%以上含む感光性高分子量ジ
アゾ化合物を含有することを特徴とする。
(ただし、R1;メチノベメトキシ、エトキシまたは水
素原子、 R2:メチノベメトキシ、エトキシま たは水素原子、 R3;低級アルキル(炭素原子1〜5)、低級アルコキ
シ(炭素原子1〜 4)または水素原子、 R;水素原子、メチルまたはフェニ ル、 X;アルキル(炭素原子6〜18) ベンゼンスルホナートアニオン nil〜200) 本発明者らは、特開昭5178340号をさらに改良す
べく鋭意研究を重ねた結果、感光性ジアゾ樹脂として、
本発明により導かれる特定の高分子量ジアゾ樹脂が高感
度で貯蔵安定性が良好な上、有機溶剤溶解性も優れてお
り製造面でも極めて有利であることを見出し、本発明に
至った。
以下、本発明を具体的に説明する。
本発明に用いられる感光性高分子量ジアゾ樹脂は、硫酸
、塩酸、リン酸あるいはメタンスルホン酸中でジアゾニ
ウム塩とアルデヒド類、例えばホルムアルデヒド、パラ
ホルムアルデヒド、アセトアルデヒドまたはベンズアル
デヒドとを重縮合させることによって得られる。その際
、ジアゾニウム塩とアルデヒド類をモル比で各々、1:
0.9〜1:1.1、好ましくは1:1で仕込み、かつ
、反芯温度をジアゾニウム塩が分解しない限りの高温度
および/または、長時間反応させることにより、本明細
書て記載する所定の縮合生成物を製造することができる
このジアゾ樹脂の対アニオンXとしては炭素原子数6〜
18のアルキル基で置換したベンゼンスルホナートアニ
オンが、安定な塩の形成と特に高い有機溶剤可溶性の賦
与のために用いられる。アルキル基として炭素数が5以
下では有機溶剤可溶性が十分でなく、炭素数が19以上
になるとジアゾ樹脂の結晶性が極端に低くなり、ジアゾ
樹脂を合成する際、アメ状となって取扱いが困難となる
本発明の感光性高分子量ジアゾ化合物は、一般式口■〕
中のnが6以上であるものを20モル%以上含むことが
必要である。20モル%未満だと感度が低く、貯蔵安定
性が悪くなるからである。
本発明のジアゾ樹脂は単独で使用することもてきるが、
他の有機溶媒可溶性のジアゾ化合物と混合して使用する
ことも可能である。混合できる他のジアゾ樹脂のうち本
発明の目的である高感度を保持する上で特に好ましいも
のとして一般式〔■〕のジアゾ樹脂でアニオンXがベン
ゼンスルホナート、トルエンスルホナート、アルキルナ
フクレンスルホナート、2−ヒドロキシ−4−メトキシ
ベンゾフェノン−5−スルホナート、ヘキサフルオロフ
ォスフェートなどであるジアゾ樹脂を挙げることができ
る。ジアゾ樹脂を混合使用する場合、本発明のジアゾ樹
脂の割合は全ジアゾ樹脂の50重量%以上であることが
好ましく、特に好ましくは70重量%以上である。全ジ
アゾ樹脂の50%未満では混合された他のジアゾ樹脂が
感光液製造時に不溶解物を析出しやすくなる。
本発明のジアゾ樹脂を印刷版用感光性組成物に使用する
場合は、高い耐刷性を得るため親油性有機高分子化合物
とブレンドして使用するのが一般的である。この目的に
使用し得る親油性有機高分子化合物としては、ポリアミ
ド、ポリエーテル、ポリエステノベポリカーボネート、
ポリスチレン、ポリウレタン、ポリビニルクロリドおよ
びその共重合体、ポリビニルブチラール樹脂、ポリビニ
ルホルマール樹脂、シェラツク、エポキシ樹脂、フェノ
ール樹脂、アクリル樹脂などが挙げられる。
特に好適な有機高分子化合物としてはアクリル酸、メタ
クリル酸、クロトン酸またはマレイン酸を必須成分とし
て含む共重合体、例えば特開昭50−118802号公
報に記載されている様な2−ヒドロキシエチルアクリレ
ートまたは2−ヒドロキシエチルメタアクリレート、ア
クリロニトリルまたはメタクリロニトリノベアクリル酸
またはメタクリル酸および必要に応じて他の共重合可能
なモノマーとの多元共重合体、特開昭53=12090
3号公報に記載されている様な末端がヒドロキシ基であ
り、かつジカルボン酸エステル残基を含む基でエステル
化されたアクリル酸またはメタクリル酸、アクリル酸、
またはメタクリル酸および必要に応じて他の共重合可能
なモノマーとの多元共重合体、特開昭54−98614
号公報に記載されている様な芳香族性水酸基を有する単
iK (例;tばN−<4−ヒドロキシフェニル)メタ
クリルアミドなど)、アクリル酸またはメクグリル酸お
よび必要に応じて他の共重合可能なモノマーとの多元共
重合体、特開昭56−4144号公報に記載されている
様なアルキルアクリレート、アクリロニトリルまたはメ
ククリロニトリルおよび不飽和カルボン酸よりなる多元
共重合体をあげることが出来る。またこの他酸性ポリビ
ニルアルコール誘導体や酸性セルロース誘導体も有用で
ある。またポリビニルアセタールやポリウレタンをアル
カリ可溶化した特公昭54−19773号、特開昭57
−94747号、同60−182437号、特願昭60
−198742号、特願昭60−263233号に記載
の高分子化合物も有用である。
感光性組成物におけるこれらのジアゾ樹脂と高分子化合
物の含有量は、これら両者の総量を基準にしてジアン樹
脂3〜30重量%、高分子化合物は97〜70重量%で
あることが適当である。ジアゾ樹脂の含有量は少ない方
が感度は高いが3重量%より低下すると高分子化合物を
光硬化させるためには不十分となり現像時に光硬化膜が
現像液によって膨潤し膜が弱くなる。逆にジアゾ樹脂の
含有量が30重量より多くなると感度が低くなり実用上
難点が出てくる。従って、より好ましい範囲はジアゾ樹
脂5〜20゛重量%で高分子化合物95〜80重量%で
ある。
本発明に使用される感光性組成物には更に種々の添加剤
を加えることができる。例えば塗布性を改良するための
アルキルエーテル類(たとえばエチルセルロース、メチ
ルセルロース)、弗素系界面活性剤またはシリコーン系
界面活性剤、塗膜の柔軟性、耐摩耗性を付与するための
可塑剤(例えばトリクレジルホスフェート、ジヘキシル
フクレート、ジオクチ・ルフタレート、トリオクチルホ
スフェート、トリブチルホスフェート、クエン酸トリブ
チル、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコ
ール)、現像後の画像部を可視画化するための着色物質
としてアクリジン染料、シアニン染料、スチリル染料、
トリアリールメクン染料やフタロシアニンなどの顔料、
ジアゾ樹脂の一般的な安定化剤(りん酸、亜りん酸、ピ
ロりん酸、シュウ酸、酒石酸、リンゴ酸、ピリジンジカ
ルボン酸、ホウ酸、ベンゼンスルホン酸、トルエンスル
ホン酸、ナフタリンスルホン酸、アルキルナフタレンス
ルホン酸、ポリアクリル酸及びその共重合体、ポリビニ
ルホスホン酸及びその共重合体、ポリビニルスルホン酸
及びその共重合体、5−ニトロナフタレン−1−ホスホ
ン酸、4−クロロフェノキシメチルホスホン酸、ナトリ
ウムフェニル−メチル−ピラゾロンスルホネート、2−
ホスホツブクントリカルボン酸−1,2,4,1−ホス
ホノエタントリカルボン酸−1,2,2,1−ヒドロキ
シエタン−1,1−ジスルホン酸)を添加することが出
来る。これらの添加剤の添加量はその使用対象目的によ
って異なるが、一般には感光性組成物の全固形分に対し
て0.5〜30重量%である。
本発明の感光性組成物は適当な有機溶媒に溶解し、親水
性表面を有する支持体上に乾燥塗布重量が065〜5 
g / m’となる様に塗布され、感光性平版El:I
刷版を得ることができる。塗布する際の感光性組成物の
濃度は1〜50重量%の範囲とすることが望ましく、使
用する塗布溶媒としては、メタノール、エタノール、ブ
タノール、塩化エチレン、クロルブンゼン、テトラヒド
ロフラン、アセトン、メチルエチルケトン、シクロへキ
サノン、酢酸エチル、酢酸ブチル、乳酸メチノベ乳酸エ
チル、エチレングリコールモノメチルエーテ/に、エチ
レングリコールジメチルエーテノペエチレングリコール
モノエチルエーテル、1〜メトキシ−2−7’ロパノー
ノペジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、γ
−ブチロラクトン、ジアセトンアルコール、これらの混
合溶媒またはこれらの溶媒や混合溶媒に少量の水やトル
エン等の、ジアゾ樹脂や高分子化合物を溶解させない溶
媒を添加した混合溶媒も適当である。
本発明の感光性組成物を施すのに適した支持体は、寸度
的に安定な板状物である。かかる寸度的に安定な板状物
としては、従来印刷版の支持体として使用されたものが
含まれ、それらは本発明に好適に使用することができる
。かかる支持体としでは、紙、プラスチックス(例えば
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレンなど)が
ラミネートされた紙、アルミニウム(アルミニウム合金
も含む。)、亜鉛、銅などのような金属の板、二酢酸セ
ルロース、三酢酸セルロース、プロピオン酸セルロース
、醋酸セルロース、酢酸醋酸セルロース、硝酸セルロー
ス、ポリエチレンテレツクレート、ポリエチレン、ポリ
スチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリビ
ニルアセタールなどのようなプラスチックのフィルム、
上記の如き金属がラミネートもしくは蒸着された紙もし
くはプラスチックフィルムなどが含まれる。これらの支
持体のうち、アルミニウム板は寸度的に著しく安定であ
り、しかも安価であるので特に好ましい。
アルミニウム板のうちでも、粗面化したアルミニウムが
より好ましく、これは種々の方法で製造することができ
る。たとえばワイヤブラシグレイニング、研磨粒子のス
ラリーを注ぎながらナイロンブラシで粗面化するブラシ
グレイニング、ボールグレイニング、ケミカルグレイニ
ング、電解グレイニングやこれらの粗面化法を複合させ
た複合グレイニングによって表面を砂目室てする。次に
必要に応じて硫酸、りん酸、シュウ酸、ホウ酸、クロム
酸、スルファミン酸またはこれらの混酸中で直流又は交
流電源にて陽極酸化を行いアルミニウム表面に強固な不
動態皮膜を設けることが好ましい。この様な不動態皮膜
自体でアルミニウム表面は親水化されるが、更に必要に
応じて米国特許第2,714,066号明細書や米国特
許第3,181.461号明細書に記載されている珪酸
塩処理(ケイ酸ナトリウム、ケイ酸カリウム)、米国特
許第2,946,638号明細書に記載されている弗化
ジルコニウム酸カリウム処理、米国特許第3.2012
47号明細書に記載されているホスホモリブデート処理
、独国特許第1,091,433号明細書に記載されて
いるポリアクリル酸処理、独国特許第1,134,09
3号明細書や英国特許第1.230,447号明細書に
記載されているポリビニルホスホン酸処理、特公昭4 
L−6409号公報に記載されているホスホン酸処理、
米国特許3.307,951号明細書に記載されている
フィチン酸処理、特開昭58−16893号や特開昭5
8−18291号の各公報に記載されている親水性有機
高分子化合物と2価の金属よりなる複合処理やその他ス
ルホン酸基を有する水溶性重合体の下塗によって親水化
処理を行ったものが特に好ましい。その他の親水化処理
方法としては米国特許第3,658,662号明細書に
記載されているシリケート電着もあげることが出来る。
本発明において、粗面化されたアルミニウム板上に塗布
される感光性組成物の塗布量は、固形分として0.3〜
5g/m′が好ましく、より好ましくは0.5〜3.5
g/m’である。このような塗布量を与える感光性組成
物の固形分濃度は1〜50重量%が適当であり、好まし
くは2〜20重量%である。アルミニウム板上に感光性
組成物溶液を塗布する方法としては従来公知の方法、た
とえばロールコーティング、バーコーティング、スプレ
ーコーティング、カーテンコーティング、回転塗布等の
方法を用いることができる。塗布された感光性 J 組成物溶液は50〜120℃で乾燥させるのが好ましい
。乾燥方法は、始め温度を低くして予備乾燥後高温で乾
燥させても良いし、直接高温度で乾燥させても良い。
粗面化されたアルミニウム板上に塗布され乾燥された感
光性組成物層を有する平版印刷版は、画像露光後水溶液
系現像易で現像することにより原画に対してネガのレリ
ーフ像が得られる。露光に好適な光源としては、カーボ
ンアーク灯、水銀灯、キセノンランプ、メタルハライド
ランプ、ストロボ、紫外線レーザ光線などがあげられる
上記感光性平版印刷版に使用される水溶液系現像液とは
、pH6〜13、水が75重量%以上含まれるものを指
し、必要により少量の有機溶剤、界面活性剤、アルカリ
剤、汚れ防止剤、硬水軟化剤等を加えることができる。
例えば特開昭51−77401号、特開昭51−802
28号、特開昭53−44202号、特開昭55−52
054号や特開昭57−136647号の各公報に記載
されている様な現像液であって、水に対する溶解度が常
温で10重量%以下の有機溶媒(ベンジルアルコール、
エチレングリコールモノフェニルエーテル)、アルカリ
剤(トリエタノールアミン、ジェタノールアミン、モノ
エタノールアミン、リン酸ナトリウム、炭酸ナトリウム
、アニオン界面活性剤(芳香族スルホン酸塩、ジアルキ
ルスルホコハク酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩
、脂肪酸塩、アルキル硫酸エステル塩)、ノニオン界面
活性剤(ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオ
キシエチレンアルキルアリールエーテノヘポリオキシエ
チレンポリオキシプロピレンブロックポリマー)、およ
び必要により汚れ防止剤(亜硫酸ナトリウム、スルホピ
ラソロンのナトリウム塩)や硬水軟化剤くエチレンジア
ミンテトラ酢酸四ナトリウム塩、ニトリロ三酢酸三ナト
リウム塩)を組合せ溶解した水溶液から成っている。
〔発明の効果〕
本発明によれば高感度で、かつ貯蔵安定性が良好で、さ
らに、製造上の適性の優れた感光性組成物が提供できる
次に合成例および実施例により本発明を説明する。
〔合成例〕
合成例1 4−ジアゾジフェニルアミン硫酸塩(純度99.5%>
29.4gを25℃にて、96%硫酸70m1に徐々に
添加し、かつ20分間撹拌した。
パラホルムアルデヒド(純度92%)3.26gを約1
0分かけて徐々に添加し、該混合物を30℃にて、4時
間撹拌し、縮合反応を進行させた。なお、上記ジアゾ化
合物とホルムアルデヒドとの混合モル比は1:1である
。反応生成物を撹拌しつつ、氷水21中に注ぎ込み、塩
化亜鉛130gを溶解した冷濃厚水溶液で処理した。沈
澱を吸引濾過により、回収し、部分的に乾燥した固体を
1pの水に溶解し、濾過し、氷で冷却し、かつ、n−ド
デシルベンゼンスルホン酸ナトリウム44gを′溶解し
た水溶液で処理した。沈澱を濾過して回収し、かつ風乾
して高分子量ジアゾ化合物(1) 44.5gを得た。
得られたジアゾ化合物(1)をメチルセロソルブ中で1
−フェニル−3−メチル−5−ピラゾロンとカップリン
グさせて、色素を得た。
この色素をゲルパーミュージョンクロマトクラフィー(
GPC)にて分子量分布の測定をしたところ、10量体
以上が約30モル%含まれていた。
合成例2 4−ジアゾ−47−メトキシジフェニルアミン硫酸塩(
純度97.0%)33.3gを10℃にて、96%硫酸
70m1に徐々に添加し、かつ、20分間撹拌した。パ
ラホルムアルデヒド(純度92%)3、26 gを約3
0分かげて徐々に添加し、該混合物を10℃にて10時
間撹拌した。反応生成物を撹拌しつつ、氷水21中に注
ぎ込み、塩化亜鉛130gを溶解した冷濃厚水溶液で処
理した。沈澱を吸引濾過により回収し、部分的に乾燥し
た固体を11の水に溶解し、濾過し、氷で冷却し、かつ
、n−ヘキシルベンゼンスルホン酸ナトリウム30gを
溶解した水溶液で処理した。沈澱を濾過して回収し、か
つ風乾して高分子量ジアゾ化合物l ご (2) 27.6 gを得た。
得られたジアゾ化合物(2)を合成例1で記載したよう
に処理した後、GPC測定の結果10量体以上が約35
モル%含まれていた。
合成例3 4−ジアゾ−3−メトキシジフェニルアミン硫酸塩(純
度99.8%)32.5gを20℃にて、85%リン酸
70m1に徐々に添加し、かつ20分間撹拌した。パラ
ホルムアルデヒド(純度92%)3、26 gを約10
分かけて徐々に添加し、該混合物を60℃にて8時間撹
拌した。反応生成物を撹拌しつつ、インプロパツール1
1中に注ぎ込むと、沈澱が得られた。
沈澱を吸引濾過により回収し、はぼ乾燥した状態の固体
を11の水に溶解し、濾過し、氷で冷却し、かつ、分枝
状ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム44gを溶解
した水溶液で処理した。沈澱を濾過′して、回収し、か
つ風乾して高分子量ジアゾ化合物(3) 43 gを得
た。
得られたジアゾ化合物(3)を合成例1のごとく処理し
、GPCを測定したところ、10量体以上が約20モル
%含まれていた。
実施例1 アルミニウム板をリン酸ソーダ水溶液に浸して脱脂し、
ブラシによる研磨を行なった後、電解エツチング、次い
で硫酸中で陽極酸化し、更にケイ酸ソーダ水溶液に浸漬
して親水化処理した。
この親水化処理したアルミニウム板に以下の感光液(1
)を塗布し、感光性平版印刷版(すを得た。塗布量は1
.5g/m’であった。
感光液〔I) 但し、有機高分子化合物(1)は、重量比で、p −ヒ
ドロキシフェニルメククリルアミド/2−ヒドロキシエ
チルヌククリレート/アクリロニトリル/メチルメタク
リレート/メタクリル酸−10/20/25/35/1
0の共重合体で平均分子量が60.000のものである
比較のため、合成例Iのジアゾ化合物の代りに、4−ジ
アゾジフェニルアミン硫酸塩とパラホルムアルデヒドの
縮合比がモル比で、各々l:0.6の縮合物のn−ドデ
シルベンゼンスルホン酸塩(このジアゾ樹脂の分子量分
布をGPCにて測定したところ、5量体以下が全体の9
2モル%であった。)を用いた感光液(a)を調整し、
実施例1のようにして感光性平版印刷版(A)を得た。
得られた感光性平版印刷版1及びAをステップウェッジ
(光学濃度が0.150づつ段階増加)を通して、ジェ
ットプリンター2000  (■オーク製作新製)にて
、50秒間露光した。ついで下記現像液−1で現像し、
平版印刷版を得た。
その結果表−1に示す結果を得た。
表−1 現像液−1の組成は以下に示す通りである。
現像液−I さらに感光性平版印刷版1及びAの貯蔵安定性を検討し
たところ、表2に示す結果を得た。但し、表中貯蔵安定
性は、40℃、湿度80%の雰囲気中に保存し、感光性
平版印刷版製造直後のものと比較して感度、現像力、地
汚れ等の性能が変化した場合を不安定と判断した。
A 表2 以上の結果から、本発明の感光性組成物は、感度および
貯蔵安定性において、従来のものより格段にすぐれてい
ることが判る。
一方、上記合成例1のジアゾ化合物の対アニオンをヘキ
サフルオロリン酸塩としたジアゾ化合物を用いた感光液
を調整したところ、沈澱が生成し、大量製造には適さな
いことが分った。感光液(1)と(a)では沈澱が生じ
なかった。
実施例2 合成例2で得られた高分子量ジアゾ化合物(2)を用い
て感光液(2)を調整し、実施例1と同様にして感光性
平版印刷版(2)を得た。
とq 感光液(2): 但し、ここで有機高分子化合物(2)は重量比で2−ヒ
ドロキシエチルメタクリレート/アクリロニトリル/エ
チルメタクリレート/メタクリル酸=43/12/40
15の共重合体で平均分子量110.000である。
比較のため、感光液(2)の高分子量ジアゾ化合物(2
)の代りにジアゾ樹脂(3)を用いて感光液(C)を調
製した。但し、上記ジアゾ樹脂(3)は、合成例2にお
いて4−ジアゾ−4′−メトキシジフェニルアミン燐酸
塩とパラホルムアルデヒドの縮合比をモル比1:1.2
で合成したn−ヘキシルベンゼンスルホン酸塩である。
なお、縮合反応の条件は0℃、2時間である。このジア
ゾ樹脂(3)の分子量分布をGPCで測定したところ5
量体以下が85モル%であった。
実施例1と同様の方法で感光液(C)から感光性平版印
刷版(C)を得た。
得られた感光性平版印刷版(2)と(C)の性能を実施
例1と同様の方法で評価した。
表   3 一方、感光液(2)の高分子量ジアゾ化合物(2)の代
りに、合成例2におけるn−ヘキシルベンゼンスルホン
酸ナトリウムを当モルの2−ヒドロキシ−4−メトキシ
ベンゾフェノン−5−スルホン酸ナトリウムに代えて合
成した高分子量ジアゾ化合物(4)を用いて感光液を調
整したところ、多量の不溶解物を生じ製造上問題があっ
た。感光液(2)と(C)の溶解性は良好であった。
以上の結果から本発明の感光性組成物は感度、貯蔵安定
性および製造適性が優れていることが分る。
実施例3 合成例3で得られた高分子量ジアゾ化合物(3)を用い
て感光液(3)を調整した。
感光液(3) どt 但し、ここで有機高分子化合物(5)は、モル比で4.
4′−ジフェニルメタンジイソシアナート/1.6−へ
キサメチレンジイソシアナート/2゜2−ビス(ヒドロ
キシメチル)プロピオン酸=60/40/100で重付
加して得られるポリウレタンにエチレンブロモヒドリン
を反応させ、カルボキシル基の一部をヒドロキシエチル
化したポリウレタンである。GPC測定による平均分子
量は45,000であった。また、カルボキシル基含量
は1.20 meq/ gであった。
比較のため上記高分子量ジアゾ化合物(5)の代りにジ
アゾ樹脂(6)を用いて感光液(d)を調整した。但し
、ジアゾ樹脂(6)は4−ジアゾ−3−メトキシジフェ
ニルアミン硫酸塩とパラホルムアルデヒドの混合比がモ
ル比で、1:0.8の縮合物の分枝状ドデシルベンゼン
スルホン酸塩である。なお、縮合反応の条件は20℃で
2時間であり、他は合成例3に準拠した。このジアゾ樹
脂(6)の分子量分布をGPCにて測定したところ、5
量体以下が全体の88モル%であった。
感光液(3)及び(ci)を実施例1と同様の方法で感
光性平版印刷版(3)及び(D)としかつ、実施例1と
同様の方法にて、性能を評価した。
表    4 さらに比較のため、感光液(3)の高分子量ジアゾ化合
物(5)の代りに合成例3における分枝状ドデシルベン
ゼンスルホン酸ナトリウムヲ当モルのへキサフルオロリ
ン酸カリウムに代えて得られる高分子量ジアゾ樹脂(7
)を用いたところ沈澱が生成し製造上問題であることが
分った。感光液(3)および(d)では問題はなかった
以上の結果から本発明の感光性組成物は感度、貯蔵安定
性および製造適性が優れていることが分る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記一般式〔 I 〕で示される感光性高分子量ジアゾ化
    合物であって、該化合物中前記一般式におけるnが6以
    上である化合物を20モル%以上含む感光性高分子量ジ
    アゾ化合物を含有することを特徴とする感光性組成物。 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (ただし、R_1;メチル、メトキシ、エトキシまたは
    水素原子、 R_2;メチル、メトキシ、エトキシま たは水素原子、 R_3;低級アルキル(炭素原子1〜5)、低級アルコ
    キシ(炭素原子1〜 4)または水素原子、 R;水素原子、メチルまたはフェニ ル、 X;アルキル(炭素原子6〜18) ベンゼンスルホナートアニオン n;1〜200)
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