JPS63262000A - 平板スピ−カ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は平板スピーカに関するものである。

従来の技術 従来の平板スピーカは、先ず第２図に示す様に、上部プ
レート１．マグネット２．下部プレート３より構成され
る磁気回路４にフレーム５を接着した筐体に、別の工程
にて組立てられたボイスコイル６とダンパー７の組立品
を接着し、さらに、別の工程にて振動板８に偏心するこ
となくカップリング９を治具を使用して接着し、この組
立品を先程の第２図に示す組立品のボイスコイルボビン
先端とフレーム外周部に接着剤を塗布して、結合して完
成されるものであった。

発明が解決しようとする問題点 この様な従来の工法では、第２図に示す、振動板８とカ
ップリング９の接着時において、カップリング９を振動
板の中心に接着する為に治具を使用しなければならず、
又、振動板とカップリングを接着して即時に治具から取
り出すと接着剤が硬化していない為、偏心してしまい、
これをそのまま用いると、ギャップ不良が発生してしま
う為、振動板８とカップリング９の接着においては接着
剤が硬化するまで治具から取り出すことが出来ず非常に
生産性が悪いという大きな問題点を有していた。本発明
はこの問題点を解決することの出来る平板スピーカを提
供せんとするものである。

問題点を解決するだめの手段 この問題点を解決するために本発明は振動板の裏面すな
わちカップリングを接着する面に段差を設け、この段差
をカップリングの外径ガイドとして使用するものである
。

作用 この構成とすることにより、振動板とカップリングの接
着時においては、治具を使用する必要なくカップリング
を撮動板の中心に接着することが可能であり、又、接着
してからも振動板の段差によるカップリングの外径ガイ
ドにより接着剤が硬化するまでの間に偏心するという問
題も防止することが出来る。

実施例 第１図は本発明の一実施例を示すものであり。

内側より外側のコアの材厚を厚くすることで段差を設け
、カップリング９の外径ガイドとした振動板１０にカッ
プリング９をその外径をガイドとして接着し、この組立
品をボイスコイル、ダンパ、−の組立品に結合させスピ
ーカを完成させる。尚、同図において、第２図と同一番
号は同一部分を示す。

以上の様に本実施例によれば、感動板１ｏに段差を設は
カップリング９のガイドとしていることから、従来使用
していたカップリングを振動板の中心に接着させる治具
を使用しなくて済み、さらにガイドがあるため、接着剤
の硬化を待たずしても両者の偏心が発生することなく、
従って平板スピーカであるにもかかわらず、コーンタイ
プのスピーカと同程度の高い生産性を得ることが出来、
さらに、その不良率においても、ギャップ不良の低減に
より従来３チ程度であった不良率が１チ程度にまで減少
することが出来る。

発明の効果 以上１本発明によれば今後市場ニーズが高まると予想さ
れる普及タイプの平板スピーカにおいては非常に工業的
価値の高いものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるスピーカ構造断面図
、第２図は従来の平板スピーカの断面図である。 １・・・・・・上部プレート、２・・・・・・マグネッ
ト、３・・・・・・下部プレート、４・・・・・・磁気
回路、５・・・・・・フレーム、ｅ・・・・・・ボイス
コイル、７・・・・・ダンパー、９・・・・・・カップ
リング、１ｏ・・・・・・振動板。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 磁気回路に接着されたフレームと、上記磁気回路の磁気
   ギャップ部分に偏心することなく配置されたボイスコイ
   ルと、上記ボイスコイルの先端に接続されたカップリン
   グと、上記フレームにエッヂを介して接続されかつ上記
   カップリングに接続された振動板を有し、上記振動板に
   は段部が設けられ、上記段差にて上記カップリングを位
   置決めする平板スピーカ。