JPS6325855A - 光記録デイスク - Google Patents
光記録デイスクInfo
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- JPS6325855A JPS6325855A JP61168776A JP16877686A JPS6325855A JP S6325855 A JPS6325855 A JP S6325855A JP 61168776 A JP61168776 A JP 61168776A JP 16877686 A JP16877686 A JP 16877686A JP S6325855 A JPS6325855 A JP S6325855A
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Landscapes
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
■ 発明の背景
技術分野
本発明は、光記録ディスク、特にヒートモードの光記録
ディスクに関する。
ディスクに関する。
先行技術
光記録ディスクは、媒体と書き込みないし読み出しヘッ
ドが非接触であるので、記録ディスクが摩耗劣化しない
という特徴をもち、このため、種々の光記録媒体の開発
研究が行われている。
ドが非接触であるので、記録ディスクが摩耗劣化しない
という特徴をもち、このため、種々の光記録媒体の開発
研究が行われている。
このような光記録ディスクのうち、暗室による現像処理
が不要である等の点で、ヒートモード光記録ディスクの
開発が活発になりでいる。
が不要である等の点で、ヒートモード光記録ディスクの
開発が活発になりでいる。
このヒートモードの光記録ディスクは、記録光を熱とし
て利用する光記録ディスクであり、その−例として、レ
ーザー等の記録光で媒体の一部を融解、除去等して、ビ
ットと称される小穴を形成して書き込みを行い、このピ
ットにょり情報を記録し、このビットを読み出し光で検
出して読み出しを行うピット形成タイプのものがある。
て利用する光記録ディスクであり、その−例として、レ
ーザー等の記録光で媒体の一部を融解、除去等して、ビ
ットと称される小穴を形成して書き込みを行い、このピ
ットにょり情報を記録し、このビットを読み出し光で検
出して読み出しを行うピット形成タイプのものがある。
このようなピット形成タイプのディスク、特にそのうち
、装置を小型化できる半導体レーザーを光源とするもの
においては、これまで、Teを主体とする材料を記録層
とするものが大半をしめている。
、装置を小型化できる半導体レーザーを光源とするもの
においては、これまで、Teを主体とする材料を記録層
とするものが大半をしめている。
しかし、近年、Te系材料が有害であること、そしてよ
り高感度化する必要があること、より製造コストを安価
にする必要があることから、Te系にかえ、色素を主と
した有機材料系の記録層を用いる媒体についての提案や
報告が増加している(特願昭59−019715号等)
。
り高感度化する必要があること、より製造コストを安価
にする必要があることから、Te系にかえ、色素を主と
した有機材料系の記録層を用いる媒体についての提案や
報告が増加している(特願昭59−019715号等)
。
このような色素等の記録層を有する光記録媒体では、記
録量を増大するため、いわゆるエアーサンドイッチ構造
とすることが好ましい。
録量を増大するため、いわゆるエアーサンドイッチ構造
とすることが好ましい。
この場合、エアーサンドイッチ構造は、樹脂製の透明基
板上に記録層を有する一対の光記録部分を用い、これを
、記録層が所定の空隙を介して対向するように一体化す
るものである。
板上に記録層を有する一対の光記録部分を用い、これを
、記録層が所定の空隙を介して対向するように一体化す
るものである。
従来、エアーサンドイッチ構造のディスクにおける両光
記録部分の一体化は、中心部および周縁部にスペーサー
としての樹脂製のリング状の連精部材を介在させ、これ
と両光記録部分の基板とを接着ないし融着することによ
って行っている。
記録部分の一体化は、中心部および周縁部にスペーサー
としての樹脂製のリング状の連精部材を介在させ、これ
と両光記録部分の基板とを接着ないし融着することによ
って行っている。
しかし、このようなスペーサーを用いる場合に、その形
状によっては強度の点で不十分である。
状によっては強度の点で不十分である。
また、接着時に、特に中心部でスペーサーのずれや、側
基板間のずれを生じやすく、ずれを生じると、ディスク
回転の際のダイナミックバランスが狂うという不都合が
ある。
基板間のずれを生じやすく、ずれを生じると、ディスク
回転の際のダイナミックバランスが狂うという不都合が
ある。
■ 発明の目的
本発明の目的は、ディスク状の基板上に記録層を有する
一対の光記録部分を、記録層が空隙を介して対向するよ
うにスペーサーを介して一体化してなる光記録ディスク
において、強度的にも十分であり、しかも回転時のダイ
ナミックバランスが良好であり、しかも製造が容易で、
ざらには記録層に悪影響を及ぼさない光記録ディスクを
提供することにある。
一対の光記録部分を、記録層が空隙を介して対向するよ
うにスペーサーを介して一体化してなる光記録ディスク
において、強度的にも十分であり、しかも回転時のダイ
ナミックバランスが良好であり、しかも製造が容易で、
ざらには記録層に悪影響を及ぼさない光記録ディスクを
提供することにある。
■ 発明の開示
このような目的は、下記の本発明によって達成される。
すなわち、本発明は、中央に孔部を有するディスク状の
基板上に記録層を有する一対の光記録部分を、記録層が
空隙を介して対向するようにスペーサーを介して一体化
してなる光記録ディスクにおいて、 スペーサーが、中央に孔部を有する外形ディスク状のス
ペーサー基板の両面の外周部および/または内周部に複
数の棒状の突起を有し、このスペーサーの突起を介して
一対のディスク状基板の外周部および/または内周部を
一体化したことを特徴とする光記録ディスクである。
基板上に記録層を有する一対の光記録部分を、記録層が
空隙を介して対向するようにスペーサーを介して一体化
してなる光記録ディスクにおいて、 スペーサーが、中央に孔部を有する外形ディスク状のス
ペーサー基板の両面の外周部および/または内周部に複
数の棒状の突起を有し、このスペーサーの突起を介して
一対のディスク状基板の外周部および/または内周部を
一体化したことを特徴とする光記録ディスクである。
■ 発明の具体的構成
以下、本発明の具体的構成について詳細に説明する。
本発明の光記録ディスクlは、第1図〜第3図に示され
るように、中央に回転軸が嵌入する孔部を有するディス
ク状の基板31.35上に、記録層41.45を有する
一対の光記録部分21.25および中央に回転軸が嵌入
する孔部を有するスペーサー5からなる。
るように、中央に回転軸が嵌入する孔部を有するディス
ク状の基板31.35上に、記録層41.45を有する
一対の光記録部分21.25および中央に回転軸が嵌入
する孔部を有するスペーサー5からなる。
この場合、記録層41.45は、基板31゜35上に同
心円状に設けられる。
心円状に設けられる。
用いる基板31.35は、中央に、回転軸が嵌入する孔
部を有するディスク状をなし、書き込み光および読み出
し光に対し、実質的に透明(好ましくは透過率80%以
上)な樹脂からなる。 これにより、基板裏面側からの
書き込みおよび読み出しが可能となる。
部を有するディスク状をなし、書き込み光および読み出
し光に対し、実質的に透明(好ましくは透過率80%以
上)な樹脂からなる。 これにより、基板裏面側からの
書き込みおよび読み出しが可能となる。
なお、用いる樹脂材質としては、アクリル樹脂、ポリカ
ーボネート樹脂、ナイロン、TPX等いずれであっても
よい。
ーボネート樹脂、ナイロン、TPX等いずれであっても
よい。
なお、ディスク径は90〜300mmφ程度とする。
このような基板31.35は、両記録層41.45が対
向するようにスペーサー5により連結一体化されている
。
向するようにスペーサー5により連結一体化されている
。
第1図〜第3図に示されるスペーサー5は、中央に回転
軸が嵌入する孔部を有するディスク状のスペーサー基板
51とスペーサー基板51の両面の内周部および外周部
に棒状の突起61.62,71.72を有してる。
軸が嵌入する孔部を有するディスク状のスペーサー基板
51とスペーサー基板51の両面の内周部および外周部
に棒状の突起61.62,71.72を有してる。
スペーサー5の材質は、アクリル樹脂、ポリカーボネー
ト樹脂、ナイロン、TPX等の樹脂であり、通常前述の
基板31.35と同材質であることが好ましく、また、
不透明であってもよい。
ト樹脂、ナイロン、TPX等の樹脂であり、通常前述の
基板31.35と同材質であることが好ましく、また、
不透明であってもよい。
スペーサー基板51の形状は、第4図および第5図に示
されるようなディスク状であってよい。 また、外形デ
ィスク状であれば、第6図および第7図に示されるよう
に、内部を打ち抜いて、スペーサー基板外周部511と
スペーサー基板内周部512とをスペーサースポーク部
515で連結した車輪状であってもよい。
されるようなディスク状であってよい。 また、外形デ
ィスク状であれば、第6図および第7図に示されるよう
に、内部を打ち抜いて、スペーサー基板外周部511と
スペーサー基板内周部512とをスペーサースポーク部
515で連結した車輪状であってもよい。
このようなスペーサー基板51は、外径は通常、基板3
1.35と同径のものが好ましく、また、厚さは0.5
〜1.5oon程度である。
1.35と同径のものが好ましく、また、厚さは0.5
〜1.5oon程度である。
また、スペーサースポーク部515を有する場合は、そ
の数に制限はないが、光記録ディスク使用時のダイナミ
ックバランスの点より、中央の孔部に対し、対称的な位
置に配設することが好ましい。
の数に制限はないが、光記録ディスク使用時のダイナミ
ックバランスの点より、中央の孔部に対し、対称的な位
置に配設することが好ましい。
本発明における棒状突起の形状の例としては、第8図に
示されるような円柱形状や第9図に示されるような円錐
形状等があるが、特にこの突起形状についての制限はな
く、例えば三角柱、四角柱などの多角柱、または三角錐
、四角錐などの多角錐であってもよい。
示されるような円柱形状や第9図に示されるような円錐
形状等があるが、特にこの突起形状についての制限はな
く、例えば三角柱、四角柱などの多角柱、または三角錐
、四角錐などの多角錐であってもよい。
また、第10図に示されるように、突起71は、円錐台
形状の基部711の上に基部711より急峻に立ち上が
る円錐形状または円錐台形状の溶融部715とを有して
いてもよい。
形状の基部711の上に基部711より急峻に立ち上が
る円錐形状または円錐台形状の溶融部715とを有して
いてもよい。
この場合、基部711は、後述の融着に際しほぼ変形せ
ず、主として空隙長を保持する役割を担うものである。
ず、主として空隙長を保持する役割を担うものである。
また、溶融部715は、超音波融着に際し有効に発熱し
、溶融接着するものである。
、溶融接着するものである。
また、この場合、溶融部715の頂部は、先鋭、曲面、
平面のいずれの形状でもよい。 例えば第10図の例の
ような円錐台−門雑の組合せのほかに、角雌台−角錐、
半球−円錐、円錐台−円錐台、半球−円錐台等の組合せ
であってよい。
平面のいずれの形状でもよい。 例えば第10図の例の
ような円錐台−門雑の組合せのほかに、角雌台−角錐、
半球−円錐、円錐台−円錐台、半球−円錐台等の組合せ
であってよい。
また特に、一種の形状に限定する必要はなく、これら数
種の形状を組合せたもの、例えば三角柱、四角柱、三角
錐などを組合せて配置してもよい。
種の形状を組合せたもの、例えば三角柱、四角柱、三角
錐などを組合せて配置してもよい。
このように突起に基部と溶融部とを設ける場合、基部は
同方向に連続するように設けてもよい。 すなわち、各
突起の下部の基部が互いに重なるように同方向に突起を
配設してもよい。
同方向に連続するように設けてもよい。 すなわち、各
突起の下部の基部が互いに重なるように同方向に突起を
配設してもよい。
あるいは、リング状の突部を基部として、この上に突起
状の溶融部を設けてもよい。
状の溶融部を設けてもよい。
このような棒状突起71.72の径は0.2〜6mm程
度とする。
度とする。
複数の突起61,62,71.72のスペーサー基板5
1への配置の例としては、第4図および第6図に示すよ
うに、基板の内周部および/または外周部の全域にわた
ってほぼ均一に分散配設すればよい。
1への配置の例としては、第4図および第6図に示すよ
うに、基板の内周部および/または外周部の全域にわた
ってほぼ均一に分散配設すればよい。
また、第5図および第7図に示すように、突起61.7
1の集合体をスペーサー基板51の内周部および/また
は外周部の周方向に、部分的、特に周期的に配設しても
よい。 この場合、通常、突起61.71はスペーサー
基板51上にて対称に部分配置することが好ましい。
1の集合体をスペーサー基板51の内周部および/また
は外周部の周方向に、部分的、特に周期的に配設しても
よい。 この場合、通常、突起61.71はスペーサー
基板51上にて対称に部分配置することが好ましい。
また、図示の各側のように、突起61.71を全体に均
一に配置する場合、部分的に配置する場合とも、スペー
サー基板51の内周部および外周部にて、径方向2〜8
mmの見回に突起61.71を配置することが好ましい
。
一に配置する場合、部分的に配置する場合とも、スペー
サー基板51の内周部および外周部にて、径方向2〜8
mmの見回に突起61.71を配置することが好ましい
。
このような突起を有するスペーサー5を介しての基板3
1.35の一体化は、一般に超音波融着を用いればよい
。
1.35の一体化は、一般に超音波融着を用いればよい
。
超音波融着を施す場合には、棒状の突起71.72が有
効に加熱され、融着効率が良好で、作業性が良好となり
、また接着強度も高く、空隙間隔も精度よく制御するこ
とができる。
効に加熱され、融着効率が良好で、作業性が良好となり
、また接着強度も高く、空隙間隔も精度よく制御するこ
とができる。
このような超音波融着を用いる場合には、棒状突起71
.72は、通常、各種変形を伴う。
.72は、通常、各種変形を伴う。
変形が大きく突起配設密度が高いときには、機密な外周
壁が全面に形成されることがある。
壁が全面に形成されることがある。
また、通気口を隔壁間に形成してもよい。
通気口は、第4図および第6図の例では突起間間隙、第
5図、第7図の例では突起を配設しない部分ないし突起
を疎に配設した部分等に形成される。
5図、第7図の例では突起を配設しない部分ないし突起
を疎に配設した部分等に形成される。
また、固着は接着剤を注入することによっても行われる
。
。
接着剤を注入するときには突起間隙に注入するので、接
着剤は毛管現象により間隙全体に均一に充填され、接着
剤のはみだしがなく、仕上がりが良好となる。 また、
記録層を損傷することもない。 そして、機械的強度も
きわめて高い。
着剤は毛管現象により間隙全体に均一に充填され、接着
剤のはみだしがなく、仕上がりが良好となる。 また、
記録層を損傷することもない。 そして、機械的強度も
きわめて高い。
この場合も、必要に応じ、接着剤を全面に注入すれば、
機密な外周壁が全面に形成される。
機密な外周壁が全面に形成される。
また、接着剤を所望の部分のみ注入し、通気口をのこし
てもよい。
てもよい。
このような場合、前記のとおり、所望の部分のみを正確
に接着できるので、製造上きわめて有利である。
に接着できるので、製造上きわめて有利である。
なお、強度的な問題から、突起個数は内周部で500〜
3500個程度、外周部で100〜2000個程度とす
る。
3500個程度、外周部で100〜2000個程度とす
る。
また、突起71.72の間隙にて形成されることのある
通気口は、総計0.01〜工0〇−程度とする。
通気口は、総計0.01〜工0〇−程度とする。
このようにして、スペーサー基板上に複数の棒状突起を
設け、突起間間隙にて外部と内部を連通させれば、圧力
差による基板の歪の発生を防止することができる。
設け、突起間間隙にて外部と内部を連通させれば、圧力
差による基板の歪の発生を防止することができる。
また、突起71.72等に近接して、ホコリやチリの影
響を防止するためのフィルターを配置してもよい。
響を防止するためのフィルターを配置してもよい。
このような複数の突起を有するスペーサー5の成形は、
射出成形等により行えばよい。
射出成形等により行えばよい。
なお、前記の棒状の突起が形成されていない場合のスペ
ーサー5の外周部あるいは内周部におけるスペーサー5
を介しての基板31.35の一体化は、ホットメルト系
樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、スペーサーの働き
をする直径0.1〜0.5mm程度のビーズを含有する
UV硬化性樹脂等により接着一体化してもよい。
ーサー5の外周部あるいは内周部におけるスペーサー5
を介しての基板31.35の一体化は、ホットメルト系
樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、スペーサーの働き
をする直径0.1〜0.5mm程度のビーズを含有する
UV硬化性樹脂等により接着一体化してもよい。
また、基板31.35の記録層41.45形成而には、
トラッキング用の溝が形成されることが好ましい。
トラッキング用の溝が形成されることが好ましい。
溝の深さは、λ/ 8 n程度、特にλ/ 7 n〜λ
/ 12 n (ここに、nは基板の屈折率である)と
される。 また、溝の巾は、トラック巾程度とされる。
/ 12 n (ここに、nは基板の屈折率である)と
される。 また、溝の巾は、トラック巾程度とされる。
そして、この溝の凹部に位置する記録層41.45を記
録トラック部として、書き込み光および読み出し光を基
板裏面側から照射することが好ましい。
録トラック部として、書き込み光および読み出し光を基
板裏面側から照射することが好ましい。
このように構成することにより、書き込み感度と読み出
しのS/N比が向上し、しかもトラッキングの制御信号
は大きくなる。
しのS/N比が向上し、しかもトラッキングの制御信号
は大きくなる。
このような溝を有する基板の成形は、圧縮成形等により
行えばよい。
行えばよい。
本発明の記録層としては、種々のものであってよい。
ただ、本発明では色素単独からなるか、色素組成物から
なることが好ましい。
ただ、本発明では色素単独からなるか、色素組成物から
なることが好ましい。
用いる色素としては、書き込み光および読み出し光の波
長に応じ、これを有効に吸収するもののなかから、適宜
決定すればよい。 この場合、これらの光源としては、
装置を小型化できる点で、半導体レーザーを用いること
が好ましいので、色素はシアニン系、フタロシアニン系
、アントラキノン系、アゾ系、トリフェニルメタン系、
ピリリウムないしチアピリリウム塩系等が好ましい。
長に応じ、これを有効に吸収するもののなかから、適宜
決定すればよい。 この場合、これらの光源としては、
装置を小型化できる点で、半導体レーザーを用いること
が好ましいので、色素はシアニン系、フタロシアニン系
、アントラキノン系、アゾ系、トリフェニルメタン系、
ピリリウムないしチアピリリウム塩系等が好ましい。
また、色素組成物を記録層とする場合、ニトロセルロー
ス等の自己酸化性の樹脂や、ポリスチレン、ナイロン等
の熱可塑性樹脂を含有させることができる。 また、色
素の酸化劣化を防止するため、クエンチャ−を含有させ
ることもできる。 さらには、この他の添加剤を含有さ
せてもよい。
ス等の自己酸化性の樹脂や、ポリスチレン、ナイロン等
の熱可塑性樹脂を含有させることができる。 また、色
素の酸化劣化を防止するため、クエンチャ−を含有させ
ることもできる。 さらには、この他の添加剤を含有さ
せてもよい。
このような場合、特に好ましくは、インドレニン系のシ
アニン色素とビスフェニルジチオール系等のクエンチャ
−との混合物が好ましい。
アニン色素とビスフェニルジチオール系等のクエンチャ
−との混合物が好ましい。
またこれらを色素のカチオンと、クエンチャ−のアニオ
ンとのイオン結合体として用いるのも好ましい。
ンとのイオン結合体として用いるのも好ましい。
記録層の設層は、ケトン系、エステル系、エーテル系、
芳香族系、ハロゲン化アルキル系、アルコール系等の♂
媒を用いてスピンナーコート等の塗布を行えばよい。
芳香族系、ハロゲン化アルキル系、アルコール系等の♂
媒を用いてスピンナーコート等の塗布を行えばよい。
このような記録層41.45は、0.01〜10μmの
厚さとすればよく、特に0.05〜0.1μmの厚さと
することが好ましい。
厚さとすればよく、特に0.05〜0.1μmの厚さと
することが好ましい。
なお、記録層の塗布に際し、塗布溶液の粘度は0.5〜
10cp、スピンナーの回転数は500〜1,000r
pm程度とする。
10cp、スピンナーの回転数は500〜1,000r
pm程度とする。
なお、前述のようにトラッキング制御用の溝を設ける場
合、記録層における記録トラック部の厚さは0.2μl
以下、より好ましくは0.05〜0.15μlとするこ
とが好ましい。
合、記録層における記録トラック部の厚さは0.2μl
以下、より好ましくは0.05〜0.15μlとするこ
とが好ましい。
このとき、書き込み感度が向上する。 また、記録層中
での多重反射により、反射率がきわめて高くなり、読み
出しのS/N比がきわめて高くなる。 そして、記録ト
ラック部と他の領域との厚さの差にもとづく反射率のち
がいが大きくなり、トラッキング制御が容易となる。
での多重反射により、反射率がきわめて高くなり、読み
出しのS/N比がきわめて高くなる。 そして、記録ト
ラック部と他の領域との厚さの差にもとづく反射率のち
がいが大きくなり、トラッキング制御が容易となる。
このような光記録部分には、記録層の上層、あるいは下
地層を設層することもできる。
地層を設層することもできる。
■ 発明の具体的作用
本発明の光ディスクは、回転下、書き込み光を基板裏面
側から照射する。 これにより、好ましくは溝凹部に位
置する記録トラック部にビットがトラック状に形成され
る。
側から照射する。 これにより、好ましくは溝凹部に位
置する記録トラック部にビットがトラック状に形成され
る。
このように形成されたビットは、回転下、基板裏面側か
ら読み出し光を照射して、その反射光を検出することに
よって検知される。
ら読み出し光を照射して、その反射光を検出することに
よって検知される。
また、トラッキングの制御を行うには、通常、書き込み
および読み出しを行いながら、その反射光を分割して、
2分割した一対のセンサーに導入する。 このとき、
ビームスポットが記録トラック部をはずれかけると、溝
の段差で位相差による干渉効果による一次光が一方のセ
ンサー側にかたよるので、両センサーの信号を検出して
、トラックエラー信号が検出される。
および読み出しを行いながら、その反射光を分割して、
2分割した一対のセンサーに導入する。 このとき、
ビームスポットが記録トラック部をはずれかけると、溝
の段差で位相差による干渉効果による一次光が一方のセ
ンサー側にかたよるので、両センサーの信号を検出して
、トラックエラー信号が検出される。
なお、記録層を熱可塑性樹脂を含む色素組成物から形成
すれば、−足形成したビットを、光または熱によって消
去して、再び書き込みを行うことができる。
すれば、−足形成したビットを、光または熱によって消
去して、再び書き込みを行うことができる。
また書き込みおよび読み出しに用いる光源としては、各
種レーザーを用いることができるが、特に半導体レーザ
ーを用いることが好ましい。
種レーザーを用いることができるが、特に半導体レーザ
ーを用いることが好ましい。
■ 発明の具体的効果
本発明によれば、記録層を有する一対の基板を、スペー
サーを介して一体化するに際し、側基板のずれが生じる
ことがなく、回転時のダイナミックバランスが良好とな
る。。
サーを介して一体化するに際し、側基板のずれが生じる
ことがなく、回転時のダイナミックバランスが良好とな
る。。
また、基板にはトラッキング用の溝を設けであるほかは
、突起等は全く設けていないため、基板への記録層の設
層は極めて容易となり、また、記録層の塗膜性に悪影習
を及ぼすことなく製造することができる。
、突起等は全く設けていないため、基板への記録層の設
層は極めて容易となり、また、記録層の塗膜性に悪影習
を及ぼすことなく製造することができる。
□ さらに、本発明のスペーサーは射出成形により、高
速かつ容易に成形が可能である。
速かつ容易に成形が可能である。
したがって、本発明によるディスクは製造が容易となり
、また、棒状突起を用いるので、これを超音波融着すれ
ば、強度が高く、かつ製造上も有利である。
、また、棒状突起を用いるので、これを超音波融着すれ
ば、強度が高く、かつ製造上も有利である。
第1図、第2図および第3図は、それぞれ、本発明の光
記録ディスクの異なる実施例を示す切断端面図である。 第4図、第5図、第6図および第7図は、それぞれ、本
発明の光記録ディスクの部品であるスペーサーの平面図
である。 第8図、第9図および第10図は、それぞれ、本発明の
光記録ディスクの部品であるスペーサーの部分拡大斜視
図である。 符号の説明 1・・・光記録ディスク、 21.25・・・光記録部分、31.35−・・基板、
41.45−・・記録層、 5・・・スペーサー、
51・・・スペーサー基板、 511−・・スペーサー基板外周部、 512・・・スペーサー基板内周部、 515−・・スペーサースポーク部、 61.62,71.72・・・突起、 711・・・突起の基部、715−・・突起の融着部、
81.82・・・内周部連結部材 出願人 ティーディーケイ株式会社 FIG、I FIG、2 FIG、3
記録ディスクの異なる実施例を示す切断端面図である。 第4図、第5図、第6図および第7図は、それぞれ、本
発明の光記録ディスクの部品であるスペーサーの平面図
である。 第8図、第9図および第10図は、それぞれ、本発明の
光記録ディスクの部品であるスペーサーの部分拡大斜視
図である。 符号の説明 1・・・光記録ディスク、 21.25・・・光記録部分、31.35−・・基板、
41.45−・・記録層、 5・・・スペーサー、
51・・・スペーサー基板、 511−・・スペーサー基板外周部、 512・・・スペーサー基板内周部、 515−・・スペーサースポーク部、 61.62,71.72・・・突起、 711・・・突起の基部、715−・・突起の融着部、
81.82・・・内周部連結部材 出願人 ティーディーケイ株式会社 FIG、I FIG、2 FIG、3
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 中央に孔部を有するディスク状の基板上に記録層を有す
る一対の光記録部分を、記録層が空隙を介して対向する
ようにスペーサーを介して一体化してなる光記録ディス
クにおいて、 スペーサーが、中央に孔部を有する外形ディスク状のス
ペーサー基板の両面の外周部および/または内周部に複
数の棒状の突起を有し、このスペーサーの突起を介して
一対のディスク状基板の外周部および/または内周部を
一体化したことを特徴とする光記録ディスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61168776A JPS6325855A (ja) | 1986-07-17 | 1986-07-17 | 光記録デイスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61168776A JPS6325855A (ja) | 1986-07-17 | 1986-07-17 | 光記録デイスク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6325855A true JPS6325855A (ja) | 1988-02-03 |
Family
ID=15874249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61168776A Pending JPS6325855A (ja) | 1986-07-17 | 1986-07-17 | 光記録デイスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6325855A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8561495B2 (en) | 2009-02-06 | 2013-10-22 | Huf Hulsbeck & Furst Gmbh & Co., Kg | Gear unit with a lag function |
-
1986
- 1986-07-17 JP JP61168776A patent/JPS6325855A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8561495B2 (en) | 2009-02-06 | 2013-10-22 | Huf Hulsbeck & Furst Gmbh & Co., Kg | Gear unit with a lag function |
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JPS6325855A (ja) | 光記録デイスク | |
US4683562A (en) | Optical information recording disk | |
JPS6323237A (ja) | 光記録デイスク | |
JPH0348730Y2 (ja) | ||
JPS6180633A (ja) | 光記録デイスク | |
JPH0576707B2 (ja) | ||
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