JPS63258495A - ポリペプチド組成物、その製法、それを用いる試験法、それを含む診断用キット及びそれに対する抗体 - Google Patents

ポリペプチド組成物、その製法、それを用いる試験法、それを含む診断用キット及びそれに対する抗体

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JPS63258495A
JPS63258495A JP14541587A JP14541587A JPS63258495A JP S63258495 A JPS63258495 A JP S63258495A JP 14541587 A JP14541587 A JP 14541587A JP 14541587 A JP14541587 A JP 14541587A JP S63258495 A JPS63258495 A JP S63258495A
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antibody
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ローレア・ジャコブ
マリエ−アニック・レティ
ジャン−フランソワーズ・バシュ
ダニエル・ルーバル
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Institut Pasteur de Lille
Institut National de la Sante et de la Recherche Medicale INSERM
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
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    • C07K14/4701Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans from vertebrates from mammals not used
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野] 本発明は、DNAとエピトープを共有する表面ポリペプ
チド(狼瘡に関係した膜蛋白質即ちLAMP)と、播種
される紅斑性狼瘡(LED。
LUPUS ERYT[(EMATEUX DISSE
MINE)に冒された患者の血清中に存在する、該ポリ
ペプチドに向けられた抗体を検出する検出方法に関する
LEDは、組織の損傷を惹起させる抗2重らせんDNA
抗体の生成に至る免疫系の乱調によって特徴付けられる
自己免疫疾患である。
即ち、ヒトのLEDの症例において観察される組織の損
傷の大部分は、DNA−抗DNA免疫複合物内のDNA
の存在が正式には実証できず、更に、動物特にウサギを
用いた免疫試験において抗原として利用されるDNAに
対する抗体を生体内において誘起させることがこれまで
成功しなかったにも拘らず、本発明の完成以前には、D
NA−抗DNA免疫複合物の形成と、この複合物が腎臓
及び他の組織に付着することに起因すると考えられてい
た。
更に、LEDに冒された個体の血清中に2重らせんDN
Aに向けられた抗体が大きな強度において存在すること
は、LEDの特徴的なマーカーであると考えられていた
自己免疫ハツカネズミ(ヒトと同じ形態においてこの疾
病が経過することができる)は、LEDについて責任を
もつと想定される免疫機構を研究するための良好なモデ
ルである。特にB/W及びMRL/I自己免疫ハツカネ
ズミは、ヒトのLEDと同一のLEDを発現する。LE
Dに冒された患者の血清は、種々の核酸に向けられた抗
体の混合物を含有している。従って、抗DNA抗体の特
異性をよりよく特徴伺けるには、ハイプリドーマ技法を
用いることが適切と思われる。
弔らせんDNAに向けられた抗体と2重らせんDNAに
向けられた抗体とは区別されるに至っている。
この区別は、臨床的な相関によって多少の成功を見てい
るが、単らせんDNA又は2重らせんDNAという関係
においてDNAを特徴付けることが技術的に困難なため
、非常に不十分であることが今や認識されている。
またLEDに冒された唐、者の血清が、DNAだけでな
くRNA(リボ核酸)とも反応可能な抗体と核蛋白質と
の混合物を含むことも確かめられている。対応する抗原
が完全には定義されないので、与えられた抗体の個別の
意味を理解することは困難となる。
狼瘡ハツカネズミにおいて自然に発生する抗DNA抗体
の細密な分析に対する障害は、抗単らせんDNA単クコ
クローン抗体、 lm1uno1.。
1980.124.1499−1502)及び抗2重ら
せんDNA単クコクローン抗体、 Immunol、。
1982.128,895−898)を合成するハイブ
リドーマの作成によって最近除去された。
この事態が、米国リューマチ協会Tan EMコーヘン
AS 、フリーズJ、 F等(1982)によって刊行
された、この疾病の臨床的な経過の評価の改訂規格(組
織の紅斑性狼瘡の分類についての改訂規格)と相関され
えないことと、LEDの臨床的な徴候を示す成る患者が
抗DNA抗体のキャリヤではなかったこととが、実験に
よって明らかにされた。
要約すると、従来試みられたように、DNA−抗DNA
免疫複合物の形成にDNAを使用することは、十分な信
ぴょう性をもたない。
自己免疫B/Wハツカネズミから作製される、2重らせ
んDNAに特異的に向けられた中クローン抗体が、ヒト
及びガンギエイ類のBリンパ芽球細胞面に固定されるこ
とと、この結合が、DNA分解酵素による該細胞の処理
によってじよう乱されないこととは、既に認識されてい
る[Enr、 J。
Immunol、、  14 、283−286 、1
984)。
2重らせんDNAに向けられた特別の種類の単クローン
抗体(AcM)例えばハイブリドーマPME77が、L
EDに冒されたヒトのいろいろの細胞系統(回数花序、
B及び1977球、赤血球、血小板及び中枢神経系)の
表面のポリペプチドを認識することも確かめられている
[Proc。
Natl、 Acad、 Sci、 tlsA 、 8
1 、3843−3845 (1984)]。腸、膵臓
及び肝臓の細胞(LEDによってほとんど冒されない)
は、ハイプリドーマPME77によって生成する抗体に
よっては認識されない。
これらは、関係する細胞がプロティナーゼKによって処
理された場合に、これらの細胞がAcMPME 77に
よってもはや認識されないことから派生するので、抗体
によって認識されるポリペプチドが細胞の表面に存在し
ているという結論が導かれる。
またゲル上の電気泳動及びイムノトランスファーの後に
AcMPME77によって認識可能な5種のポリペプチ
ドが、相当多数の他の蛋白質との混合物として上澄み中
に含まれることが、上澄みの分析によって示された。こ
れらのポリペプチドの分子量は、34000.3300
0 。
17000.16000及び14000である。
これらの結果は、2重らせんDNAとガンギエイ類の細
胞の表面に存在するポリペプチドの間に共通の抗原決定
基が存在することを示唆する。これらのポリペプチドは
、LED病源病中体中係する種々の細胞形式の表面にも
存在している。
本発明は、新規な性質を備えた組成物が得られる純度条
件の下に、細胞面上のAcMPME77によって認識可
能なポリペプチドを単離することを可能とする条件が見
出されたことに基づいている。特に、この純度状態にお
いては、ポリペプチドは、先行する抗体だけでなく、L
EDに冒された個体の血清中に存在する抗体によっても
認識されることが見出された。本発明は、これらの劣化
生成物を含む蛋白質又は複数の蛋白質に対応するポリペ
プチド組成物も対象としている。
[発明の概要] これらのポリペプチドは −A c MPME 77又は等価のAcMによって特
異的に認識されることと、 −アフィニティクロマトグラフィ操作の不溶性支持体上
にそれ自体不動化されたA c M P M E77上
の固定を許容するに足る濃度において存在することと、 一播種される紅斑性狼瘡 (LED)に冒されたヒトの
用1者及び狼瘡ハツカネズミの血清によって認識され、
正常なヒト及び正常なハッカネズミか・ら得た血清によ
っては認識されないことと、−ポリペプチドが、ウサギ
を免疫源とし、ヒト又はハツカネズミの2重らせんDN
Aを認識しない抗体を誘起させることと、 一狼瘡ハツカネズミの腎臓から溶出した免疫グロブリン
によって認識され、非狼痢ハッカネズミの腎臓から溶出
した免疫グロブリンによっては認識されないことを特徴
とする。
なお、 rAcMPME77によって認識されるポリペ
プチド」という表現は、蛋白質、真正ポリペプチド(ア
ミノ酸の連鎖)、蛋白質の断片、ペプチド、又はポリペ
プチド上に固着している他の群を含む分子、例えば糖蛋
白質、リポ蛋白質又は他のリガンドを含めた全ての分子
を表わすものとする。
本発明は、これらのポリペプチドを製造する方法も提供
する。この方法は、エラスターゼ型の酵素の存在下に、
本発明によるポリペプチドを表面に担持することの可能
な細胞を培養し、AcMPME77によって認識されう
る表面ポリペプチドを含有する上澄みを回収し、必要に
応じてこれらのポリペプチドを精製する各工程を包含す
る。
換言すれば、本発明は、以上に定義されたポリペプチド
組成物を製造するために、ヒト、ハツカネズミ又はラッ
トの細胞の表面から前記ポリペプチドを選択的に抽出す
ることを可能とするように調節されたpo、温度及び時
間条件の下に、調整された濃度のエラスターゼを含有す
る溶液中において、該細胞を培養し、単クローン抗体A
cMPME 77によって認識されうるポリペプチドを
含有する上澄みを回収することを含む製造方法を提供す
る。
特に、細胞の培養は、pH8−8,5、好ましくは8.
2の緩衝溶液中において、最終濃度が5−20jJ、g
/yJ、好ましくは10pLg/Jのエラスターゼの存
在下に、5−15分間、好ましくは7分間、4℃の温度
において行なう。
ヒi・、ハツカネズミ又はラットの細胞の、どんな種類
のものも、本発明による製造方法に使用することができ
る。
好ましくは、培養可能で、表面の蛋白質含量の高い細胞
、例えば未分化細胞を使用する。
エラスターゼの存在下においてのこれらの細胞の種々の
培養パラメーターは必要に応じて変えうることは言うま
でもない。
当業者は、本発明によってもたらされた知見に基づいて
、最良のエラスターゼ効率を得るように、エラスターゼ
による蛋白分解条件を調節し、与えられた形式の細胞培
養物から所要のポリペプチドを回収するために最良の条
件を設定することができる。
前記のように定めた条件に対応するポリペプチドをエラ
スターゼによる細胞の処理を介して単離する可能性は、
多くの他のプロテアーゼによってはそうした結果が得ら
れないことから、より ・層際立ったものとなる。
本発明による組成物、特に前記の条件下の「エラスター
ゼ上澄み」は、予め精製してもよい。
好ましくは、同様の成る精製方法によれば、この七澄み
は、アフィニティクロマトグラフィ担体七に不動化した
単クローン抗体AcMPME77(又は、ポリペプチド
に対して予め形成した単クローン又は多クローン抗体)
と接触させられ、保持されたポリペプチドは、アフィニ
ティクロマトグラフィー担体を形成された抗原−抗体複
合物の解離溶液と接触させることによって回収される。
換言すれば、本発明による好ましい精製方法は、これら
のポリペプチドを固定させるために、(ファーマシアA
、 G、により商品名CEPHARO9E4Bとして市
販されている3次元のアガロース網状構造のような)適
宜の担体上に不動化した前記抗体を相持するアフィニテ
ィカラムと接触するように、前記ポリペプチドを含有す
る溶液を通過させる工程と、適切なイオン化力を有する
適宜の緩衝液を介してカラム上に形成された抗原−抗体
複合物を解離させることによって、ポリペプチドを回収
する工程とを包含する。適切な緩衝液の例は、後に調製
物の凍結乾燥を行なう際に残渣を形成しない塩溶液例え
ば好ましくは酢酸アンモニウムである。PH3−4の酸
性溶液又は同じpHのグリシン緩衝液を用いてもよい。
また、それ以外の精製方法を用いてもよい。
この上澄みには、分子量が前記と同様に(±10%程度
の範囲内で)34KD 、33KD 。
17KD、16KD及び14KDであり、AcMPME
77によって認識されるエピトープを担持している、少
なくとも5種類の主要なポリペプチドが含まれることが
、イムノトランスファー(イムノ凹刻)による分析及び
電気泳動によって明らかにされた。特に、AcMPME
77は、分子量が50KD又は約55KDのオーダーで
あるポリペプチドを同様に認識する。この最後に挙げた
ポリペプチド(50−55KD)は特にエラスターゼ処
理した狼瘡マウスの肺臓細胞から得られる。
本発明は、前記の方法に従ってA c M P M E
77によって認識される、ポリペプチドの精製抽出物(
主に、A c M P M E 77によって全て認識
される複数の分子車種から成る)も対象とする。
これらのポリペプチドは、−例として、適宜のゲル上の
電気泳動と、このゲルからの種々の帯域の回収とによっ
て、互に他のものに対して分離することができる。
本発明は、同様に、17KD 、16KD及び14KD
の3種類のポリペプチドに向けられた抗体、例えば、こ
れらの3種類のポリペプチドから成る本発明による精製
抽出物を介したウサギの免疫によるこれらの生成物を対
象としている。
免疫されたこれらのウサギの血清、又は、これらの抗体
の予精製された調製物は、以下の説明において「多クロ
ーン抗体」と称されている。
本発明者らは、前記の方法による温和な条件の下にハツ
カネズミ細胞IW32をエラスターゼで処理した結果抽
出物から得たイムノ凹刻の分析によって、この「多クロ
ーン抗体(ポリクローナル抗体)」が、43KD 、1
7KD 、16KD及び14KDの4つの主要なポリペ
プチドを認識することを見出した。
この多クローン抗体は、ポリペプチド17KDに対応す
る電気泳動帯域(多クローン抗体によって最もよく認識
される)の回収によって精製されたもので、多クローン
抗体は、この帯域に固定され、フーリエ等(Embo、
 J、  2 、469−475.1983)に記載さ
れた方法に従って処理される。
アフィニティによる精製された多クローン抗体(単離さ
れた17KDポリペプチドに向けられる)が、イムノア
フィニティの後に、34KDポリペプチド及び43KD
ポリペプチドと反応するという事実は、これらのポリペ
プチド種の間に存在する支配活性を裏付けている。
分子量の相異によって相互から区別される種々のポリペ
プチドが、より大きなポリペプチド、例えば分子量43
KD又はそれ以上のものの蛋白分解によって結果した断
片であることはこの場合除外されない。
本発明は、一般に、前記の特定の分子量を有するポリペ
プチドのみを含有した組成物には限定されない。抗原決
定基もしくは部位又はAcMPME77によって認識さ
れるエピトープを有する全てのポリペプチドは、本発明
の範囲に含まれる遊#「ポリペプチド」の一部分をなし
ている。
「遊離」ポリペプチドとは、アフィニティクロマトグラ
フィ担体上に不動化されたA c M P M E77
によって認識されるに足る濃度において、ポリペプチド
含有組成物に含有され、その分子支持体から分離してい
るポリペプチドを意味する。
更に、多クローン抗体が2重らせんDNAと反応しない
ことを勘案するべきであり、これは、複数のポリペプチ
ド又はその源としての単一のポリペプチドの主要なエピ
トープが2重らせんDNAとエピトープを共有しないこ
とを示している。
本発明者らは、この知見に基づいて、LEDの経過に関
係した生理学的病理学上の状態に当面した場合に細胞表
面ポリペプチド(LAMP)が潜在的な免疫源として作
用し、DNAはその場合関与しないのではないかという
ことに気付いた。
別の事実がこの仮説を支持する。即ち、狼瘡ハツカネズ
ミ特に自己免疫ハツカネズミMRL/nprの腎臓から
溶離された免疫グロブリンは、この1以上のポリペプチ
ドと特異的に反応する。
この事実は、ネズミのLEDにおいて観察される腎組織
の損傷に、この1以上のポリペプチド(LAMP)が成
る役割を果たして、抗原抗体複合物の生成に関与し、こ
の複合物中には、狼庶ハツカネズミの腎中に存在する多
量の抗体がおそらくは介在していることを証明している
と思われる。
同様に、前記仮説を支持するものとして、DNA−抗D
NA免疫複合物が必ずしも正式に実証されたわけではな
いことも想起されたい。
最後に、本発明においては、LEDに冒されたヒトの血
清中に存在する抗体によって特異的に認識されるべき表
面ポリペプチドの性質は、LEDの試験管内の診断の実
験に有利に使用される。
実際に、本発明者らは、前記のようにLEDに冒された
25人の患者のグループに由来する全部のヒト梅漬(希
釈率1:20)が前記「エラスターゼ上澄み」に存在す
るポリペプチドを認識する抗体を含有していることを見
出した。
本発明は、一般に、播種される紅斑性狼瘡(LED)を
含みうる生物学的流体又は組織中の該LEDに相関させ
うる抗体を試験管中において検出するために、AcMP
ME77によって認識されるポリペプチドを、該生物学
的流体又は組織中に時に存在する抗体とポリペプチドと
の間の試験管内の免疫反応を許容する条件の下に、該生
物学的流体又は組織と接触させ、時に形成される抗原−
抗体複合物を試験管内において検出することから検出方
法も提供する。
生物学的媒質は、好ましくは、ヒト血清によって形成さ
れる。
この検出を行なうために、全ての既知の方法を使用する
ことができる。
その−例としての好ましい方法は、ELISA技法によ
る免疫酵素法、免疫蛍光法又はラジオイムノ法(RIA
)又はその均等物を使用する。
本発明は、酵素、蛍光、放射能その他適切な形式のマー
カーによって標識された本発明による全てのポリペプチ
ドも包含する。
これらの方法は例えば次の各工程から成る。
−滴定板のピントに、未発明によるポリペプチド組成物
の所定量を供与する工程。
−診断しようとする血清を徐々に増大する濃度において
これらのピットに導入する工程。
−滴定板を培養する工程。
一滴定板を繰返し洗浄する工程。
一血液の免疫グロブリンに対して標識された抗体を滴定
板のピントに導入する工程(抗体の標識は、基体の放射
吸収を少なくとも所定の1波長分変更するように基体を
加水分解することの可能な酵素の中から選択された1種
の酵素を用いて予め行なわれるものとする)。
一加水分解基体の駄を比較対照系との比較によって検出
する工程。
本発明は、 −A c MPME 77によって認識される少なくと
も1種のポリペプチド(標識されていてもいなくてもよ
い)を含有する組成物と。
−免疫反応を行なうのに適した媒質を形成する反応物質
と、 一免疫反応によって生成した抗原−抗体複合物の検出を
可能とするための反応物質(この反応物質は、マーカー
を担持していても、標識された別の反応物質によって認
識可能であってもよい(特にポリペプチド組成物が標識
されていない場合))と、 −ポリペプチド組成物によって認識される抗体を含まな
い基準の生物学的流体組織 を備えた、LEDを試験管内において診断するための診
断用キットも提供する。
本発明は、本発明のポリペプチドに対してそれ自身形成
された固体も提供する。
この作成が多クローン抗体に限定されないことは言うま
でもない。
本発明は、本発明の精製された−のポリペプチドに対し
て免疫された動物特にハツカネズミ又はラットの肺臓の
細胞及び適当な骨髄腫の細胞から慣用法に従って生成さ
せうると共に、動物の免疫用に最初使用されたポリペプ
チドを認識する単クローン抗体を生成させる能力によっ
て選択しうるような、全てのハイブリドーマによって生
成される、全ての単クローン抗体にも適用される。
本発明によるポリペプチドは、前記の特性を備えた抗体
を含有した免疫グロブリン混合物からこれらの抗体を分
離するためにも使用することができる。本発明によるポ
リペプチドは、この場合、例えば前記の形式のアフィニ
ティクロマトグラフィの支持体りにおいて不動化される
。従って、分離方法は、不動化されたポリペプチドと接
触するように、多クローン抗体含有溶液を通過させる工
程と、前記と同様の緩衝液又は溶液によって、保持され
た抗体を回収する工程とから成っている。
最後に、本発明は、前記ポリペプチドについて免疫を宿
主に与えるように宿主に投与することを可能とする薬理
学的な賦形剤に、前記の免疫源としての−の抗原を組合
せたことを特徴とする特許痰中組成物も提供する。これ
らのポリペプチドは、それに対する生体内の保護が必要
とされるつとその免疫源性を使用することの可能な活性
物質を形成する。
本発明は、同一の単クローン抗体によって認識されうる
抗原サイト(基)を担持しているものであれば、分子量
がそれよりも小さくてもよいポリペプチド断片にももち
ろん適用される。当業者には明らかなように、前記単ク
ローン抗体が作成されたら、比較的大きなポリペプチド
を特定の複数のサイトに切断する酵素によるポリペプチ
ド切断のためのそれ自体として既知の技法に従って、同
一の抗原サイトを含むより小さな複数のペプチド連鎖に
前記抗原から分離することを試みてもよい。これらの蛋
白質の例には、スタフィロコッカス・アウレウス(st
a h 1ococcus aureus )v8、α
−キモトリプシン、マウス・サプマキシラリ・グランド
・プロテアーゼ(ベーリンガー社から市販)、並びに、
cly−E’rO1aty−Alaその他のペプチドを
特異的に認識するビブリオ拳アルジノリティクス・ケモ
バー・イオファクス(Vibrio al 1nol 
ticus chemovar江担I烈りのコラゲナー
ゼなどがある。AcMPME77によって認識されるペ
プチドの比較的小さな断片は、単離し、特徴を定め、合
成することができる 他方では、本発明によるポリペプチドのペプチド連鎖を
定めた後は、対応するヌクレオチド連鎖を再構成してよ
く、これらのヌクレオチド連鎖は、合成し、クローニン
グすることができる。
本発明の他の特徴は、本発明によるポリペプチドを得る
ための技法及び条件を示した以下の説明によって一層明
らかとなろう。
工、    ポリペプチド    び 1)虹!及μ方並 分子量のマーカーは次の通りである。ホスホリラーゼb
(93,000)。ウシの血清アルブミン(66,00
0)。オバルブミン(43,000)。炭酸脱水酵素(
30,000)。
トリプシン禁止剤(20,000)。乳アルブミン(1
4,000)。
血清は、LEDに冒された25個の個体から得た。これ
らの血清は、補体を不活性とするために、30分間56
℃で加熱し、−20℃にて保存した。正常なヒトの血清
(SHN)は対照用として用いた。
1鳳及蒼(セルライン) カンギエイ類のリンパ芽球Bの細胞系統とエリスロロイ
セミンIW32ハツカネズミ細胞とを、Eur、 J、
 Immunol、  14,283〜286.198
4に記録されたように取得し保存した。
AcMネズミ 非分泌の骨髄腫細胞(P3X63Ag8653)と肺臓
細胞(NZBXNZW)f 1との融合の後に、抗DN
A抗体分泌ハイブリドーマPME 77の上済みを単離
した。AcMPME77は、免疫グロブリンG2bとし
て記述され、に鎖の抗体であり、DNA特異性である(
J、 Immunol、、  125 。
2805〜2809 (1980)及びJ、 Immu
nol、。
1ヱ8.895〜898(1982)]。
AcMPME77分泌ハイブリドーマは、番号l−55
5の下に、1986年5月15日付で、C,M、C,M
、に寄託された。
ガンギエイ類の細胞及び生存可能なIW32の細胞20
0万個を353メチオニン2007hCiを含有するR
PMI培地上において4時間培養した。
この期間の後に、200Xg、4℃において細胞を遠心
分離し、7分間、冷所(氷結麦芽エキス)において、ト
リス50mW、Na(,9,0、15M含有緩衝液(p
H8、0)中エラスターゼl−(最終濃度10JL/d
)(メルク)中に再懸濁させた。
表面蛋白質から細胞を分離し、低速の遠心分離(200
Xg、7分間)によって、エラスターゼによる培地中に
おいて塩析した。「エラスターゼl−澄み」を保持し、
分析した。
レムリ(Nature(Land)、227 、680
〜684)に従って、ドデシル[8ナトリウム(Sod
 iumdodecyl 5ulfate、 5DS)
 (7)ポリアクリルアミドのゲル−1−において、「
エラスターゼ上澄み」の一部を電気泳動に付した。
電気泳動後に、バーネッh (anal、 Bioch
em。
1981.112,195〜203)に示されクードリ
エ等[EIIIbo、 J、 2 、469〜475(
1983)]によって修正された方法に従って、イムノ
トランスファーを行なった。
「エラスターゼ」ゾ、」のイムノ″ にょる折 「エラスターゼ」二澄み」を、AcMPME77の存在
下に、18時間4℃で培養した。
免疫複合物を30分間室温でウサギ抗ハッカネズミ抗体
(20p−g)によって、また同じ条件の下に商品名5
EPHARO3E 4B (ファーマシア)にょって市
販されている担体上に固定した蛋白質A(以下「セファ
ローズ4B−蛋白質A」と称する)40μgによって沈
殿させた。
これらの試料は、NaC文190mM、トリス50mM
、EDTA6mM、トライトンX−100(2,5容量
/容量%)を含有する緩衝液中において、7回洗浄し、
レムリの方法に従って電気泳動に付した。
蛍光写真を撮影するため、増幅器(NEN)中において
ゲルを硬化させた。乾燥ゲルは、800C124時間か
けて、コダックARX5フィルムに露光させた。
抗DNA抗体PME77を分泌するハイブリドーマのL
澄みを、セファローズ4B蛋白質Aのカラムに導いた。
次に、フーリエ等(J、 Mol。
Biol、、152.49〜66)に記載されたように
、ジメチルスベリミデート(DMS、架橋剤)を介して
AcMを蛋白質Aに共役状に結合させ3ま た。
払1し1誌 A c M P M E 77に結合させたセファロー
ズ4B蛋白質Aのカラムに「エラスターゼ上澄み」を導
いた。
トライトン の存在下に0.5MNaCu及びPBS(p)I7、4
に調整)の溶液によって、カラムを洗浄した。
グリシンと共にpH2 、 2に調整したHCQO.2
Mを含有する緩衝溶液中においてポリペプチドを溶離し
た。
溶出物は、l・リス−塩基(溶液LM)によって中和さ
れるまで緩衝した。
メチオニン35Sによって標識した溶出ポリペプチドの
一部分をポリアクリルアミドゲル(PAGE)I−、に
おいて電気泳動に伺し、蛍光写真を撮影した。
別の実験によって、ポリペプチドの−・部分を同様にA
 c M P M E 7 7によってイムノ沈殿させ
た。
ニトロセルローズに吸収された抗原として使用した精製
細胞面ポリペプチドによってウサギを免疫した。17K
D.16KD及び14KDの3種類のポリペプチドを、
クードリエ等(前出のEmbo. J.)に従って、ボ
ンソー(Ponceau) S テもってニトロセルロ
ースのシート−Lにi=T I 化した。
次に、ニトロセルロースの小片を、液体窒素中において
固化させ、次に、液体窒素中において冷却させたモルタ
ル中において乳棒によってかき混ぜた。粉末状ニトロセ
ルロースを塩化ナトリウムの通常の溶液500g文中に
再懸濁させ、フロイントの完全アジュバント(CFA,
DIFCO、デトロイト、MI)500pMによって乳
化させた。
ウサギに最初の注射をするため、この物質を、111(
ひかがみ)のリンパ節に(約5tbg)注射し、またを
柱に沿ぢて背部に皮内注射によって(約5JLg)注射
した。
第1回のブースターは粉末状ニトロセルロース上に吸収
させた同じ用量の抗原を用いて、3週後に行なった。こ
れは、フロイントの不完全アジュバント(D I FC
O)中に乳化させ、皮内注射(5ILg)及び腹腔内注
射(5ILg)によって投与された。
第2回のブースター(皮内)は、ニトロセルロースに吸
着させてPBSに再懸濁させた抗原を用いて、21日日
日行なった。
第1回の血液試料は3回目のブースターの後1週間して
から行ない、その後は、少くとも1力月間、1週間に1
回ずつ採取した。
ウサギの クローン  の  への  のこれらの実験
は、対照用として使用したウサギの非免疫血清と、ウサ
ーギの多クローン抗原と、A c M P M E 7
7とを用いて、Euro、 J、 ofImmunol
、(1984)、14,283〜286に記載された技
法に従って行なった。
細胞IW32の全エキスと「エラスターゼ上澄み」の一
部分とを、前記と同様に調製した。
ポリペプチドの電子トランスファーの後、ヒトのLED
血清25サンプル(1:50に希釈)と多クローン抗原
(1:loOに希釈)とを、ニトロセルロースシートに
、90分間周囲温度で培養した。
抗原−抗血清複合物を、ペルオキシダーゼ技法によって
検出した。
支持された帯域から、抗体のマイクロスケールのアフィ
ニティ(affinite m1cro4chelle
)による精製を行なった。
IW32細胞の全エキスの複数のサンプルを、前記のよ
うに、イムノトランスファーによって分析した。
多クローン抗体によって特異的に再認識される17KD
の帯域をフィルター上に正確に局在化した。これらの帯
域の各々を切離し、クードリエ等(前記のEmbo、 
J、)に従って、以上に詳細に説明したように処理した
クローンの−のDNA J、  Immunol、、128 、895〜898
(1982)に従って固相ラジオイムノ試験法を利用し
て、多クローンの抗体のDNA固定能力を測定した。
2)結果 細胞面に接近可能な領域について、AcMPME77に
よって認識された抗原の性質をより正確に定めるために
、複数のプロテアーゼによる処理を行なった。これらの
抗原は、パパイン及びトリプシンによる処理に非常に敏
感なことが確かめられた。
プロテアーゼの濃度を非常に低く (10gg/−)シ
、処理時間を冷間(4℃)で非常に短く(5分間)して
も、AcMPME77によって認識可能ないかなる断片
も上澄みから単離することはできなかった。
しかし、これらの抗原は、蛋白分解後に細胞のカップ(
culot celluloire)中に検出できたこ
とによって細胞面から分離された。
しかしエラスターゼによる温和な処理を使用した際に、
細胞面の接近可能な断片は、遊離され、上澄み中におい
て検出された。またエラスターゼを、pH8,2、濃度
10gg/rrJにおいて7分間利用した場合に、Ac
MPME77によって検出された断片の主要部を上澄み
から有効に単離することができた。
この結果は、ポリペプチドがプロテアーゼに感度をもつ
ことを示している。
最も頻繁に、34KD、33KD、17KD、16KD
及び14KDに移行するポリペプチド科は、ポリペプチ
ドのイムノトランスファーの分析(イムノブロッティン
グ)の分析によって、AcMPME77による「エラス
ターゼ上澄み」中において検出された。
しかし、これらのポリペプチドが高感度なため、実験条
件の関数として、主要な帯域のほかに、他のいくつかの
帯域が検出された。
イムノ・殿による「エラスターゼ−L澄み」の析 「エラスターゼ上澄み」を利用したイムノ沈殿の実験に
おいて、AcMPME77は、17KD、16KD及び
14KDの3種類のポリペプチドを特異的にイムノ沈殿
させる。34KD及び33KDの2種のポリペプチドの
不在は、長い培養時間と、この技法において必要とされ
る多数回の洗浄とによって、これらのポリペプチドが蛋
白分解されることによって説明される。
変形例として、ポリペプチド34KD、33KDに存在
するエピトープは、抗原の本来の形状の下では接近でき
ず、単にSDSによる変性の後に認識されるにすぎない
。これとは反対に、これらのポリペプチドは、比較対照
として用いられるAcM抗ゴルジによってイムノ沈殿さ
れることはできなかった[Embo、 Journal
、 (1982)  。
ユ、1621〜1628]。
1脂rポリペプチドの−1 細胞IW32の表面から16された少くとも4種の主要
なポリペプチド(43KD、17KD、16KD及び1
4KD)は、セファローズ4B蛋白質Aに結合された、
イムノアブシーバントとじてのA c M P M E
 77と共にアフィニティクロマトグラフィーによって
単離することができた。
これらのポリペプチドの純度は、ポリアクリルアミドゲ
ル上に単離されたポリペプチドの部分の電気泳動によっ
て示された。
その反対に、同じ実験において、セファローズ4B蛋白
質Aに結合されたAcM抗ゴルジを対照用として利用し
た場合、どのポリペプチドも非特異的にイムノアブシー
バント−Lにトラップされなかった。
別の実験において、AeMPME77溶液を用いて溶離
ポリペプチドをイムノ沈殿させると共に分析した。
17KD、16KD及び14KDの3種のポリペプチド
が認識されたが、43KDは認識されなかった。これは
、イムノ沈殿の過程において43KDがおそらくはより
小さな断片に劣化したであろうという推測と合致する。
狼i ハツカネズミ(MRL/l p r/l p r
)の肺臓の全リンパ球を利用して、同一の条件の下に調
製した「エラスターゼ」上澄みから、50〜55KDポ
リペプチドを得た。
免疫アフィニティとポリアクリルアミドのゲル上の予備
的な電気泳動とニトロセルロースのフィルター上のトラ
ンスファーとによって回収された、17KD、16KD
及び14KDに免疫学的に所属する3種のポリペプチド
によってウサギを免疫して、抗血清を作成した。
多クローンの抗体と、 125 工として標識された蛋
白質Aとを細胞上に固定させる実験を行なった。
表Iに示した結果から、細胞−りに特定の結合が存在し
ていることが明瞭に示される。
多クローン抗体を利用し、IW32セルの全エキスによ
るイムノトランスファーの分析によって、43KD、1
7KD、16KD及び14KDの少くとも4つの主要な
帯域を検出することができた。
43KD、17KDの2つの帯域は、強い反応性を示し
、他の2つは、より弱い反応性を示す。
ウサギの非免疫血清を対照用として同一の希釈において
使用した場合には、特異性の帯域は検出されなかった。
多クローン抗体によって認識される抗原の細胞面の接近
可能性を定めてその蛋白質の性質を確かめるために、生
きている細胞についてエラスターゼ(100ルg/rn
りによる処理を行なった。
その場合、4つの帯域は、ほぼ完全に消失した。
ポリペプチドとDNAdbとの間の可能な交雑反応につ
いて試験するために、ポリクローナル抗体に、DNAd
b1mg/m/を予め接種した。
他の4つの帯域は常に同一の強度でもって観察された。
更に、抗体は、ラジオイムノ検出試験(RIA、即ちラ
ジオイムノアッセイ)によれば、DNAdbに結合され
ていない(表II)。
これらの結果は、DNAdbを認識しないエピトープと
反応する抗体をポリクローナル抗体が主に含有している
ことを示している。
帯域17KDからの多クローン抗体のアフィニティによ
るマイクロスケール精製は、前記のように行なった。
表  I 血清源         固定能力 PBS                228±24
AcM PME 7?(100Jj−g/ml)   
   8520±529(希釈率1:500) 表II 血清源      固定・テスト板当りm AcM PME 7?上澄み        2355
±178AcMゴルジの上澄み       233±
64精製した抗体を、細胞IW32の全エキス上のイム
ノトランスファーによる分析に付した。
ポリペプチド科43KD、34KD、17KD、16K
D及び14KDが、特異的に検出され、種々のポリペプ
チドの間に存在する抗原関係が示された。おそらくは実
験条件の変動によってポリペプチド23KDが、この特
別の実験において観察された。
ヒトのLED血°のイムノトランスフ −の折 「エラスターゼ上澄み」を抗原として使用し、1:50
に希釈したヒトのLED血清について、34KD、17
KD及び16KDの、3つの帯域が検出された。
1:50に希釈したヒトのLED血清に、DNA d 
b (1mg/+nl)を予接種したところ、34KD
、17KDの2つの帯域の強度は著しく減少し、16K
Dの帯域の強度の減少はそれほど大きくなかった。
同様の結果は、ヒトの他の5つのLED血清についても
得られ、これによって、ヒトのLED血清中の細胞面ポ
リペプチドに向けられた抗体の存在が明らかに示された
。4つのヒトの正常な血清を対照用として使用した場合
には帯域は全く認められなかった。
1、 糎月Jαムが法 ハツカネズミ アンメチチュー1−−バストウール(フランス、パリ市
所在)から、年令16週のノ\ツカズミM RL / 
l p r / 1 p rを入手した。
ハッカネズミB/Wは、雌NZBと雄NZWとの交雑に
よって生まれ、年令6か月である。
ハッカネズミNZB、BALB/cは、CNR5(フラ
ンス、う・スールス・オルレアンス)のC3EAL研究
所が供給された。
1請 ハツカネズミMRL/1 p r、B/W及びB A 
L B / cの血清は、補体を不活性化するために、
30分間56℃で加熱され、−20℃で貯蔵された。
以下の試験に使用したポリペプチドは、IW32系統の
細胞から得た前記「エラスターラゼ上澄み」のポリペプ
チドであった。
8匹の狼瘡ハツカネズミMRL/lprと8匹の正常な
ハツカネズミB A L B / eとに、塩化ナトリ
ウム溶液20−を潅流させ、腎臓を液体窒素中に凝固さ
せた。
ハツカネズミMRL/lprの16個の腎臓とハッカネ
ズミB A L B / cの16個の腎臓とを、それ
ぞれ分類し、凝固した状態のまま小片に切離し、塩化す
トリウムO,15Mリン酸塩緩衝液(pH7、2)中に
懸濁させ、0℃でホモジナイズ(均質化)した。
均質化物を、4000Xgの遠心分離によって、PBS
500−にて4℃で洗節した。この洗浄を3回反復し、
遠心分離残液を懸濁させ、0.02Mクエン酸塩緩衝液
(pH3、2)20容量部中において2時間37℃で培
養した(J、 Immunol、 Methods (
1982) 48 :133)。
溶離後に腎組織を遠心分llI(400Xg、30分間
)し、溶出生成物をp)17 、 o−t’Na2 H
PO4(IM)によって中和し、l昼夜かけてPBSに
対して透析し、濃縮し、2wJに調節し、−20℃にお
いて貯蔵した。光の密度は、MRL/lprについては
3.7、B A L B / cについては1.1であ
った。
旦↓」」辷り区験 腎臓からの溶出IgGのこの検出試験は、Proc、 
Natl、 Acad、 Sci、 USA (198
3) 80 。
6269〜6273に記載されたように行なつた。
簡単に説明すると、0.2M、pH8,2ホウ酸塩緩衝
液DBS溶液中に2ルg/−の濃度に希釈した抗ハツカ
ネズミIgG牝山羊抗血清を、商品名LUXLONの下
に市販されているマイクロテスト板(フランス、ネムー
ル、CEB)上に固着させた。
4 ’0で1昼夜培養した後、ウシの血清アルブミン(
BSA)、PBS 1%を含有する緩衝液中においてこ
れらのテスト板を周囲温度で1時間洗浄した。
次に腎臓の溶出IgGを添加した。37℃で1時間テス
ト板を培養し、TWEEN20−PBSによって3回テ
スト板を洗浄した後、1:500に希釈しβ−ガラクト
シダーゼで標識した抗ハツカネズミIgG牝山羊血清1
00uQを添加し、37℃で1時間テスト板を培養した
基質としてのオルニ]・ロフェニルーβ−D−ガラク)
・ピラノシド(ONPG)(シグマ)100壓立を添加
する前に30分間37℃でTWE E N2O−PBS
によってテスト板を3回洗節した。
次に、J、 Immunol、  (1980) 12
5 。
2805〜2808に記載された固相ラジオイムノ試験
方法によって、狼瘡ハツカネズミ血清抗体のDNAへの
固定能力を測定した。
腎臓のIgGと共に「エラスターゼ]二澄み」に含まれ
てでいる膜蛋白質の免疫活性を、前記イムノトランスフ
ァー技法に従って測定した。
2)  tJ!: ・叫」した− 工 Gの!  ヒ 前記ELISA試験において溶出され定量されたIgG
の量は、ハッカネズミMRL/lprについては185
gg、ハッカネズミB A L B / cについては
1.8.gであった。
lvのDNAへのJS1ノ七− ハツカネズミMRL/lpr及びB/Wの血清は、同相
ラジオイムノ試験により、DNAdbに結合する(表■
)。
ハッカネズミB A L B / cは、DNAdbに
結合しない(表■)。
少なくとも5つの主要な帯域即ち34KD。
33KD、17KD、16KD、14KDが、IW32
細胞エキスの利用により、ハッカネズミMRL/lpr
の溶出IgGと共に、[エラスターセ′1−澄みj中に
検出された。
表■ (希釈率1+100) ハッカネズミB/W血清     3408±270(
希釈率1:100) 正常な血清(希釈率1:100)    52?±74
AcM PME 77の上澄み      5378±
285AcM抗ゴルジの上澄み     214±73
これら5種類のポリペプチドとDNAdbとの間に存在
する交雑反応を試験するために、溶出IgGに、DNA
db1mg/−を予め接種した。
この場合、全部の蛋白帯域の強度は著しく減少した。
反対に、比較対照用としてハッカネズミB A L B
 / cのIgGを使用した場合、いかなる帯域も同じ
条件の下には検出されなかった。
この結果から、ハツカネズミMRL/1 p rから溶
離されたIgGが、DNAdbと共通のエピトープをも
った1以りの表面蛋白質と特異的に反応することが示さ
れた。
1己 −ハツカネズミの  f″)相 細胞IW32の「エラスターゼ士澄み」を使用して、ハ
ッカネズミMRL/lpr及びB/Wの血清(希釈率1
:50)及びAcMPME77によって、同一の主要な
帯域34KD、33KD、17KD、16KD及びl 
4kdが検出された。
しかし、多分プロテアーゼに対する1以上の蛋白質の高
感度によって、実験の条件に従って、前記の主要な帯域
のほかに、他のいくつかの帯域も、成る実験においては
検出された。
これら全ての場合に強い反応が認められた。
これらの帯域は、1:50に希釈したハツカネズミMR
L/lpr及びB/W(7)血清にDNAdb1mg/
dを予め接種した場合に、著しく減少した。対照として
使用したハツカネズミBA LB/Cの血清をAcMP
ME77と接触させた場合には帯域は全く認められなか
った。
これらの結果から、細胞面ペプチドに向けられた抗体が
ハツカネズミMRL/lpr及びB/Wの血清中に多量
に存在することが示された。
1)医五盈Iユ羞 ■ この明細書の冒頭に述べたLEDに冒された25個体の
グループ並びにポリアルスライド・リューマドイド(p
olyarthrite rhumatoide)に冒
された10人の患者、當皮症に冒された4人の患者、ゲ
ージエロージョングレン症候群を示す2人の患者及び正
常な10個体から成る別のグループにそれぞれ由来する
血清試料を検査した。
これらの血清と「エラスターゼ上澄み」との間の免疫反
応生成物を前記のようにイムノトランスファーによって
分析した。
DNAへの  ゛ 7y−(N、 Eng、 J、 Med、 (1969
) 281 。
701〜705)の方法によって、抗DNA抗体の存在
について全部の血清を試験した。
これらのうち2種は、固相のラジオイムノ試験と、クリ
チディアΦルシレー(Crithidia Iucil
ae。
J、 Immunol、  (1980) 125 、
2805〜2808)を用いた試験とによって同様に分
析した。
2) 紋型 LED血°  イムノ ランスフ − 「エラスターゼ上澄み」を抗原として使用し、1:20
に希釈したヒトの25LED血清において、ポリペプチ
ド34KD、33KD、17KD 、16KD及び14
KDの対応する帯域を検出した。
前記疾病のうち成るものについては全部の帯域は観察さ
れなかった。更に、実験条件の関数として、プロテアー
ゼに対するポリペプチドの高感度によって、前記の主要
な帯域のほかに、他のいくつかの帯域が検出された。
LED血清の大部分は(特に17KDポリペプチドに対
して)強い反応を示し、他のものは弱い反応を示した。
ここで特に注目すべきこととして、抗DNA抗体の検出
試験(ファーの試験)と固相のラジオイムノ試験及びク
リチディア・ルシレー(免疫蛍光)が負の結果をもたら
した2つの疾病を含めて、LEDによって冒された全て
の疾病において、米国リューマチ協会によって改訂され
た分類に定められた規格に従って、前記帯域がはっきり
検出された。
1:20に希釈したLED疾病血清にDNAdb (l
ag/l+a/)を予接種すると、これらの帯域は著し
く減少する。
この結果から、DNAdbとエピトープを共通に有する
細胞面ペプチドに対する抗体が被検LED血清中に存在
することが示される。
その逆に、正常なヒトの10血清、並びに、ポリアルス
ライド・リューマドメト、當皮症及びグージエロ・ショ
グレン症候群に冒された他の群の血清については、いか
なる免疫反応も認められなかった。
しい1DNAdb  との この研究のために、ファーの技法によって、抗DNAd
b抗体を測定した。
ファーの方法による抗DNAdb抗体の強度と抗ポリペ
プチド(又は抗LAMP)抗体の強度との間には明瞭な
相関は全く存在しないことが、イムノトランスファー分
析によって示された。
しかしこの最後に述べた技法は単に半定量的であるが非
常に高感度であることを想起すべきである。
狼瘡ハツカネズミMRL/l pr/1 p r及びB
/Wの肺臓細胞を、エラスターゼ、パパイン及びトリプ
シンでそれぞれ処理し、エラスターゼ上澄み、パパイン
上澄み及びトリプシン上澄みを回収した。この条件の下
でのイムノトランスファー(イムノブロッティング)に
おいて、PME 77は、エラスターゼ上澄み、パパイ
ン上澄み及びトリプシン上澄み中に存在する55KDの
主要なポリペプチドを認識した。
その反対に、正常なハツカネズミBALB/c又はCB
 A / c aをエラスターゼ、パパイン及びトリプ
シンで処理した場合、PME77は、エラスターゼ上澄
みの場合に、34KD、33KD、17KD、16KD
及び14KDのポリペプチドを検出するが、パパイン」
二澄み及びトリプシン上澄みについては、いかなるポリ
ペプチドも認識しない。これは、正常な細胞の表面に存
在する膜蛋白質(LAMP)が蛋白分解酵素に対して高
感度を示すためである。
これら全てのデータは、狼瘡ハツカネズミB/W及びM
RL/ l p r/ l p rcr+細胞中細胞内
分解酵素に対してLAMPが耐性をもつことを示してい
る。この耐性は、膜に対するLAMPの環境又は構造の
変化によって説明される。
ポリペプチド55KDに対する抗体が、狼痕ハツカネズ
ミB/W及びMRL/1 p r/l p r血清中に
存在していることが、イムノブロッティングによって示
された。
前述の条件の下でのアフィニティクロマトグラフィによ
って単離されるこのポリペプチド55KDは、播種され
る紅斑性狼石に冒された患者の4つの血清によるイムノ
ブロッティングにおいて認識される。従って、このポリ
ペプチドは、LEDの感知性及び特異性の試験管内の診
断のためにも利用することができる。
発展性狼瘡に冒された30人の患者から得られた29の
陽性血清は、膜ポリペプチド(P34、P33、PI3
、PlB、PI3)に対する抗体を有していた。
特に、狼庸に冒された5人の患者を発病期及び寛解期(
臨床上、正常に戻る時期)において試験したところ、発
病期において、これらの患者は、膜ポリペプチドに対す
る抗体を有していたが、これは、正常な状態では消失し
た。
寛解期にある狼庶患者の他の10個の血清は、膜ポリペ
プチドに対する抗体を有していなかった。
従って、ポリペプチドに対する抗体のチェックは、狼瘡
の患者の発展の検査用マーカーとして利用することがで
きる。この点から、これらの蛋白質又はポリペプチドは
、抗DNA抗体よりもすぐれたマーカーを形成する。実
際に、この抗DNA抗体は、実際に、発病期にある患者
にも、寛解期にある患者にも屡々検出される。
単クローン抗体PME77を用いたネズミの」−皮細胞
の電子顕微鏡検査により、細胞の内部に、表面分子特に
膜受容体を運ぶ「クラスリン」(C1asrin)の小
胞(コーテッドビッツ(coatedpits))中に
蛋白質LAMPが存在していることが示された。
LAMPは、ハッカネズミのリンパ球の表面においてだ
けでなく、狼庸ハツカネズミの糸球体細胞の表面におい
ても変更される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)AcMPME77によって特異的に認識されること
    ; ポリペプチドが、播種される紅斑性狼瘡(LED)に冒
    されたヒトの患者及び狼瘡ハツカネズミの血清によって
    認識され、正常なヒト及び正常なハツカネズミから得た
    血清によっては認識されないこと; ポリペプチドが、ウサギを免疫源とし、また2重らせん
    DNAを認識しない抗体を誘起させること; ポリペプチドが、狼瘡ハツカネズミの腎臓の免疫グロブ
    リンによって認識され、非狼瘡ハツカネズミの腎臓の免
    疫グロブリンによっては認識されないこと; を特徴とするポリペプチド組成物。 2)アフィニティクロマトグラフィ操作の不溶性支持体
    上にそれ自体不動化されたAcMPME77上の固定を
    許容するに足る濃度において存在すること; ポリペプチドが、播種される紅斑性狼瘡(LED)に冒
    されたヒトの患者及び狼瘡ハツカネズミの血清によって
    認識され、正常なヒト及び正常なハツカネズミから得た
    血清によっては認識されないこと; ポリペプチドがウサギを免疫源とし、ヒト又はハツカネ
    ズミの2重らせんDNAを認識しない抗体を誘起させる
    こと; ペプチドが、狼瘡ハツカネズミの腎臓の免疫グロブリン
    によって認識され、非狼瘡ハツカネズミの腎臓の免疫グ
    ロブリンによっては認識されないこと; を特徴とする1以上の別々の分子量種に所属するポリペ
    プチド組成物。 3)ポリペプチドが2重らせんDNAと共通のエピトー
    プを有する特許請求の範囲第1項又は第2項記載のポリ
    ペプチド組成物。 4)ポリペプチドが、ほぼ55KD、50KD、43K
    D、34KD、33KD、17KD、16KD及び14
    KDの分子量によって特徴付けられる少なくとも1の分
    子量種に所属するか、又は、AcMPME77によって
    認識される高分子量の蛋白質の劣化生成物である特許請
    求の範囲第1項又は第2項記載のポリペプチド組成物。 5)分子量17KD、16KD及び14KDの3つの分
    子量種に所属する特許請求の範囲第4項によるペプチド
    組成物によってウサギを免疫することによって得たウサ
    ギの抗体によって認識される特許請求の範囲第1項又は
    第2項記載のポリペプチド組成物。 6)アフィニティクロマトグラフィの支持体上に不動化
    したAcMPME77上にポリペプチドのほぼ全量が固
    定可能とした特許請求の範囲第1−5項のいずれか1項
    記載のポリペプチド組成物。 7)播種される紅斑性狼瘡(LED)を含み得る生物学
    的流体又は組織中の該LEDに相関させうる抗体を試験
    管中において検出するために、特許請求の範囲第1−6
    項のいずれか1項記載の組成物を、該生物学的流体又は
    組織中に時に存在する抗体とポリペプチドとの間の試験
    管内の免疫反応を許容する条件の下に、該生物学的流体
    又は組織と接触させ、時に形成される抗原−抗体複合物
    を試験管内において検出することから成る検出方法。 8)播種される紅斑性狼瘡(LED)を含みうる生物学
    的流体又は組織中の該LEDに相関させうる抗体を試験
    管中において検出するために、AcMPME77によっ
    て認識されるポリペプチドを、該生物学的流体又は組織
    中に時に存在する抗体とポリペプチドとの間の試験管内
    の免疫反応を許容する条件の下に、該生物学的流体又は
    組織と接触させ、時に形成される抗原−抗体複合物を試
    験管内において検出することから成る検出方法。 9)検査される生物学的媒質がヒトの血清である、LE
    Dの試験管内の診断に適用される特許請求の範囲第7項
    又は第8項記載の検出方法。 10)生物学的流体又は組織中のLEDの特徴的な抗体
    を試験管内において検出するための診断用キットであっ
    て、 AcMPME77によって認識される少なくとも1種の
    ポリペプチド、特に特許請求の範囲第1−6項のいずれ
    か1項記載の組成物と、 免疫反応を実現するための媒質を形成する反応物質と、 免疫反応によって生成する抗原−抗体複合物を検出可能
    とするための反応物質と、 必要ならば、特許請求の範囲第1−6項のいずれか1項
    記載の組成物によって認識される抗体を含まない基準の
    生物学的流体又は組織と、 必要ならば、該抗体を含む比較試料と を有する診断用のキット。 11)抗原−抗体複合物を検出するための該反応物質が
    、標識を担持するか、又は、標識された反応物質によっ
    てそれ自体認識されうる特許請求の範囲第10項記載の
    診断用のキット。 12)特許請求の範囲第1−6項のいずれか1項記載の
    組成物によって特徴付けられるポリペプチドに対する抗
    体。 13)ヒト、ハツカネズミ又はラットの細胞の表面から
    該ポリペプチドを選択的に抽出することを許容するよう
    に量を定めたエラスターゼ溶液中において、該細胞を培
    養し、単クローン抗体PME77によって認識される該
    ポリペプチドを含有する上澄みを回収することによる特
    許請求の範囲第1−6項のいずれか1項記載の組成物の
    製造方法。 14)4℃の温度で、5−15分間、特に7分間、最終
    濃度5−20μg/ml、特に10μg/mlのエラス
    ターゼの存在下に、pH8−8.5、特に8.2の緩衝
    溶液中において細胞の培養を行なう特許請求の範囲第1
    3項記載の製造方法。 15)アフィニティクロマトグラフィ支持体上において
    不動化した特許請求の範囲第12項記載の抗体又は単ク
    ローン抗体PME77に、該上澄みを接触させ、形成さ
    れた抗原−抗体複合物の解離溶液にアフィニティクロマ
    トグラフィの支持体を接触させて、保持されたポリペプ
    チドを回収することによって、補助的な精製を行なう特
    許請求の範囲第13項又は第14項記載の製造方法。
JP14541587A 1986-06-12 1987-06-12 ポリペプチド組成物、その製法、それを用いる試験法、それを含む診断用キット及びそれに対する抗体 Pending JPS63258495A (ja)

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FR8608511A FR2600068B1 (fr) 1986-06-12 1986-06-12 Polypeptides de surfaces cellulaires, isoles et purifies, reconnus par les anticorps responsables de la pathogenie du lupus erythemateux dissemine (led), leur methode d'obtention et leur application au diagnostic ou led
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