JPH0572207A - 非交差反応性cea遺伝子系統群員抗体を用いる免疫検定方法 - Google Patents

非交差反応性cea遺伝子系統群員抗体を用いる免疫検定方法

Info

Publication number
JPH0572207A
JPH0572207A JP3042928A JP4292891A JPH0572207A JP H0572207 A JPH0572207 A JP H0572207A JP 3042928 A JP3042928 A JP 3042928A JP 4292891 A JP4292891 A JP 4292891A JP H0572207 A JPH0572207 A JP H0572207A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cea
antibody
nca
antigen
specificity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3042928A
Other languages
English (en)
Inventor
James J Elting
ジエイムズ・エルテイング
Thomas Barnett
トマス・バーネツト
Michael Kamarck
マイケル・カマーク
John Hart
ジヨン・ハート
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Molecular Diagnostics Inc
Original Assignee
Molecular Diagnostics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Molecular Diagnostics Inc filed Critical Molecular Diagnostics Inc
Publication of JPH0572207A publication Critical patent/JPH0572207A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
    • G01N33/574Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor for cancer
    • G01N33/57473Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor for cancer involving carcinoembryonic antigen, i.e. CEA
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S435/00Chemistry: molecular biology and microbiology
    • Y10S435/973Simultaneous determination of more than one analyte
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S435/00Chemistry: molecular biology and microbiology
    • Y10S435/975Kit
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S436/00Chemistry: analytical and immunological testing
    • Y10S436/811Test for named disease, body condition or organ function
    • Y10S436/813Cancer

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Urology & Nephrology (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Oncology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Hospice & Palliative Care (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Cell Biology (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 CEA遺伝子系統群員の存在又は不存在の測
定に有用な免疫検定方法、CEA遺伝子系統群間を識別
する方法と、更に、各種の特異抗体を提供する。 【構成】 本発明の方法は、試料中の血清又は血漿を該
CEA遺伝子系統群員の一つに特異的な抗体と接触さ
せ、その際該抗体は他の該CEA遺伝子系統群員とは交
差反応せず、該抗体が該特異的CEA系統群員に結合し
て抗体−抗原生成物を形成するのに充分な条件下で該接
触が行われること、及び該抗体−抗原生成物を検出する
ことである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【本発明の技術的背景】癌胎児性(carcinoembryonic)抗
原(CEA)の腫瘍特異性の測定及び臨床的応用におけ
る主要な問題は、腫瘍により発現されるCEA遺伝子系
統群(family)の他の糖蛋白質との近接した相同性(homol
ogy)である。CEAは約8−10の極めて類似した蛋白
質を符号化(encode)する遺伝子系統群の一つである、約
180kDの分子量を有する糖蛋白質である。CEAは
結腸、乳及び肺の腫瘍の血清標識(marker)として使用さ
れている。CEA遺伝子系統群の各構成員の間の高度の
構造的及び配列的類似性は、現在の免疫学的試薬の間に
見られる免疫学的交差反応性を説明するものである。
[シャイブリ(Shively)等、1985、CEA関連抗原:分子
生物学及び臨床的意義。CRC Crit. Rev. Oncol. Hemat
ol. 2:355-399;バーネット( Barnett)等、1989、癌胎
児性抗原:選択的スプライシングは癌胎児性抗原系統群
の新物質をコード化する多重mRNAを説明する。J. C
ell Biol. 108:267-276]。
【0002】CEAとエピトープを分かち合う二つのC
EA系統群の構成員は、正常交差反応抗原(Normal Cros
s Reacting Antigen)(NCA)及びトランスメンブラ
ン−CEA(TM−CEA)と称される、形質膜(membr
ane)にまたがり、そして細胞形質的領域を含む一連の
蛋白質である。我々はCEA、NCAをコード化し及び
TM−CEAを多重転写(transcript)する完全なcDN
Aを単離し、配列決定し、これらのcDNAを発現する
トランスフェクションを行う細胞系統を産出した。これ
らは同時係属出願EP−A263,933、EP−A3
46,702及びEP−A346,710及び論文の主題
項目である。バーネット等、前出;バーネット等、198
8、癌胎児性抗原系統群:NCA及びCEAをコード化
するcDNAの特性及びそれらの保存されたループ状領
域における非ランダム型変形の示唆。Genomics. 3:59-6
6;カマーク(Kamarck)等、1987、癌胎児性抗原系統群:
マウスのL−トランスフェクタントの発現及びバクテリ
オファージラムダgtllにおける部分的cDNAの特
性。Natl. Acad. Sci. USA 84:5350-5354。CEA系統
群員蛋白質に特異的な抗体は、各種の疾病状態における
各種の表現のより良く且つ一層敏感な評価を可能とする
ものであろう。
【0003】“癌胎児性抗原の酵素的免疫検定法”と題
した米国特許第4,467,031号は、二つの抗−CE
A単クローン性抗体の第一のものが固体相に結合し、第
二の単クローン性体がペルオキシダーゼと共役する、C
EAのサンドイッチ酵素免疫検定法に関する。
【0004】“癌検出の方法及び組成物”と題した米国
特許第4,489,167号は、CEAがヒト血清の正常
な成分であるアルファ−酸糖蛋白質(AG)と抗原決定
基を分かち合うことを記載している。そこに記載された
方法は一つの抗体としてAGを認識する抗体を用い、そ
して他のCEAを認識するがAGを認識しない抗体を用
いる、固相サンドイッチ酵素免疫検定法に関する。
【0005】“癌胎児性抗原に特異的な単クローン性抗
体”と題したEP83303759は“CEAに特異的
な”単クローン性抗体の生産及びそれらの免疫検定法に
おける使用に関している。
【0006】“特異的CEA−系統群抗原、それに特異
的な抗体及びそれらの使用方法”と題したWO84/0
2983は、試料中の下記の個々の成分を選択的に測定
するように設計された免疫検定法における、CEA−胎
便(MA)−及びNCA−特異的エピトープへの単クロ
ーン性抗体の使用を目的としている。
【0007】“CEA−系統群抗原、抗−CEA抗体及
びCEA免疫検定法”と題した米国特許第4,818,7
09号は、特異的CEAエピトープ及びCEA交差反応
抗原のエピトープに特異的な抗体を記載している。
【0008】従来の技術を参照してもCEA、NCA及
びTM−CEA遺伝子系統群員蛋白質の間を区別できる
方法及び試薬は開示されていない。
【0009】
【本発明の総括】癌患者の血清中のCEAの測定は患者
の管理について臨床医に有用な情報を提供する。腫瘍標
識としてのCEAの使用の限界は、感受性及び/又はそ
の特異性の欠如である。我々の結果によれば、腫瘍はC
EA遺伝子系統群の一つ以上の構成部員を表現できるこ
とが示された。多数の系統群員が表現できるという事実
によれば、CEA間系統群の種々の群員に特異的な抗体
の生成は診断用及び治療用として有用な価値を有してい
る。診断的な用途は血清又は血漿中に見出される循環す
る抗原に対する癌患者の選別、及び腫瘍の像映のために
腫瘍細胞の表面に結合する単クローン性抗体の使用を含
んでいる。
【0010】生(native)の細胞表面の抗原、その生を確
認する際に腫瘍細胞の表面に見出される、蛋白質に結合
又は付着する単クローン性抗体は、腫瘍の像映において
並びに効能ある治療法としての使用に用途を有してい
る。生の抗原への抗体の特異性とは、生存細胞の表面に
発現する抗原に、又は細胞によって分泌された両抗原に
結合する能力を称する。変性した抗原に対する抗体の特
異性とは、変性した又は展開された(unfolded)抗原に結
合する能力を称する。かような抗体は、他の方法ではそ
れらの生の状態における構造的類似性のために区別でき
ない抗原の間の差を区別することを可能とするので、生
体内又は試験管内研究に用途を有する。
【0011】本発明はCEA遺伝子系統群員の間を区別
する免疫検定方法に関し、該方法は(a)試料中の血清
又は血漿を該CEA遺伝子系統群員の一つに特異的な抗
体と接触させ、その際該抗体は他の該CEA遺伝子系統
群員とは交差反応せず、該抗体が該特異的CEA系統群
員に結合して抗体−抗原生成物を形成するのに充分な条
件下で該接触が行われること、及び(b)段階(a)の
該抗体−抗原生成物を検出すること、の段階を含んで成
る。
【0012】上記の方法は(a)トランスメンブラン癌
胎児性抗原(TM−CEA)に特異的に結合するが癌胎
児性抗原(CEA)又は正常な交差反応抗原(NCA)
には特異的に結合しない;(b)CEAに特異的に結合
するがTM−CEA又はNCAには特異的に結合しな
い;(c)NCAには特異的に結合するがCEA又はT
M−CEAには特異的に結合しない;(d)NCA及び
CEAには特異的に結合するが、TM−CEAには特異
的に結合しない、及び(e)TM−CEA及びNCAに
は特異的に結合するがCEAには特異的に結合しない、
及び(f)CEA及びTM−CEAには特異的に結合す
るが、NCAには特異的に結合しない抗体から成る部類
から選択された抗体を含むことができる。
【0013】本発明はCEA遺伝子系統群員であるCE
A、NCA及びTM−CEAの検出に関し、該CEA系
統群員は生の蛋白質又は蛋白質の変性形態である。
【0014】又上記の方法はパネル式検定法において、
該試料中の少なくとも二種の異なるCEA系統群員に結
合する、少なくとも二種の異なる抗体を含むことができ
る。かようなパネル検定法は総てのCEA系統群員と交
差反応する、少なくとも一種の交差反応抗体を含むこと
ができる。
【0015】本発明の抗体は表1に総括されたように、
生の及び変性したCEA遺伝子系統群員と反応できるこ
とが示されている。
【0016】
【表1】
【0017】
【本発明の詳述】多数の特異的交差反応性、非交差反応
性及び部分的に交差反応性の抗体が、生又は変性したC
EA遺伝子系統群員、TM−CEA、NCA及びCEA
の間の区別をするために産出された。抗体は一般に (a)トランスメンブラン癌胎児性抗原(TM−CE
A)に特異的に結合するが癌胎児性抗原(CEA)又は
正常な交差反応抗原(NCA)には特異的に結合しな
い;(b)CEAに特異的に結合するがTM−CEA又
はNCAには特異的に結合しない;(c)NCAには特
異的に結合するがCEA又はTM−CEAには特異的に
結合しない;(d)NCA及びCEAには特異的に結合
するが、TM−CEAには特異的に結合しない;(e)
TM−CEA及びNCAには特異的に結合するがCEA
には特異的に結合しない;及び(f)CEA及びTM−
CEAには特異的に結合するが、NCAには特異的に結
合しない抗体から成る部類から選択された抗体を含んで
いる。
【0018】CEA又はNCAと交差反応しない生のT
M−CEAに特異的である単クローン性抗体の例はMo
Ab176.7.3A、176.7.4A及び176.7.5
A[ATTC番号10411]を含む。
【0019】TM−CEA又はNCAと交差反応しない
生のCEAに特異的な単クローン性抗体の例はMoAb
46.1、53.4、46.5及び69.2を含む。MoA
b46.1及び53.4はMoAb46.5及び69.2よ
りも細胞表面に大きい結合親和力を示している。
【0020】生の、又は変性したCEA及びTM−CE
Aに交差反応せず、変性したNCAに交差反応する単ク
ローン性抗体の例は免疫源(PSKANY)X−KLH ここでX=2−5繰り返し単位に対するMoAbを含
む。
【0021】生のTM−CEA及びNCAに特異的であ
るが、CEAと交差反応しない単クローン性抗体の例は
MoAb176.4G2を含む。
【0022】生のCEA及びNCAに特異的であるが、
TM−CEAに交差反応しない単クローン性抗体の例は
MoAb46.4を含む。
【0023】変性したTM−CEAに特異的であるが、
TM−CEA又はNCAと交差反応しない、生の蛋白質
に特異的でない単クローン性抗体の例はMoAb13
0.10[ATCC番号10412]を含む。
【0024】CEA及びTMの両者に交差反応する単ク
ローン性抗体の例はMoAb53.5、46.2及び17
6.3G2を含む。
【0025】本発明の単クローン性抗体の代表的な実例
は下記のようにして製造できる:抗原TM−CEAの製
造のためには、米国特許出願番号第231,741号及
び274,107号を参照して参考とされたい。
【0026】細胞表面におけるTM−CEAの濃度を増
大させたゲノムDNA−仲介遺伝子トランスフェクタン
ト(transfectant)細胞系統、23.411(EP−A3
46,710)が抗原の給源として使用された。
【0027】23.411細胞のTX−100中の全細
胞溶解物をセファロース(Sepharose)−6MBビーズに
結合した小麦芽凝集素(WGA)に吸着させた。結合し
た糖蛋白質を0.3Mの競合する糖N−アセチル−D−
グルコサミンで溶離した。WGA溶離液を次いでCEA
及びTM−CEA抗原の両者を認識するアガロースビー
ズに結合したMoAb53.5に吸着させた。結合した
TM−CEA抗原を次いで50mMのクエン酸ナトリウ
ム、1%のTX−100、pH2.5で溶離し、溶離物
を0.14容の1Mトリス塩基で中和し、抗原を生のコ
ンホメーションに保持した。貯留した抗原のアリコート
を次いでWGAセファロースに再吸着し、洗浄し、0.
5%のNa−デオキシコレート活性剤の存在で溶離し
た。溶離した抗原を次いで透析して免疫処置のための抗
原水性液を製造する前に、活性剤を除去した。
【0028】完全フロインド(Freund)アジュバント(adj
uvant)中で抗原の1:1水性エマルションをつくること
により免疫処置のための抗原を調製した。エマルション
の10分の4(0.4)mlを各Balb/cマウスに
腹腔内的に注射した。免疫処置後7日にマウスから採取
した血清は、マウスの対照細胞系統LTK−Aに比較し
て23.411細胞に対する大きな反応性を示した。最後
の追加抗原投与(boost)後10日に脾臓を除去し、標準
的融合プロトコールを用いて骨髄腫細胞P3−X63−
AG8.653に融合した[カーニー(Kearney) J.F.、
ラドブランチ(Rad-brunch) A.、リースガング(Liesegan
g)B.及びラジェウスキー(Rajewsky)、1979、免疫グロブリ
ンの発現を喪失したが抗体の構成を可能とする新規骨髄
腫細胞系統がハイブリッド細胞系統を分泌した。J. Imm
uno. 1.123:1548-1550]。
【0029】トランスフェクタント細胞系統23.41
1が生の細胞表面抗原に結合する抗体のためのハイブリ
ドーマ上澄液を選別するために使用された。生存細胞を
最初の抗体として個々のハイブリドーマ上澄液を用いて
間接免疫蛍光法(IIF)により染色し、続いて蛍光活
性化細胞選別機(Fluorescence Activated Cell Sort-e
r)(FACS)により分析した。引き続き特異的にCE
A及びNCAを発現するマウス細胞トランスフェクタン
トを含むトランスフェクタント細胞パネルに対して、2
3.411細胞への結合を示すハイブリドーマ上澄液を
再選別した。抗原の特異性の測定が各MoAbに対して
なされた。
【0030】抗原を免疫化する23.411全細胞を用
いる免疫化プロトコールにより、総てのCEA系統群員
に交差反応するIgM亜型(subtype)のAbを生産する一
つのハイブリドーマの生産が得られた。
【0031】問題の三種のハイブリドーマ中で得られた
精製された抗原で免疫化されたマウスからの脾臓を用い
て三種の融合が行われた。融合157及び158は65
0クローンをもたらし、114は23.411に対し陽
性であった。114のうち20をトランスフェクタント
細胞パネル選別後、更に亜クローン(subclone)化した。
20のうち6種を更に亜クローン化すると、TM−CE
Aに特異性を示すが極めて親和性に乏しいい一種のMo
Ab C158.7が得られた。別の融合体176が36
0クローン中で得られ、そのうち30種は23.411
に対し陽性であった。30のうち14を更に亜クローン
化し、MoAb C176.7.1A、C176.7.5
A、C176.3G2及びC176.4G2が得られた。
MoAbC176.7.1A及びC176.3G2は同一
であることが決定された。抗体は総てIgG−1亜型で
あった。
【0032】上記の選別方法の結果として、三種の興味
ある単クローン性抗体が単離された。MoAb 176.
7.1AはTM−CEAに対し細胞表面特異性を呈する
が、三種の異なるトランスフェクタント細胞系統23.
411、E22.7及びC16.6について発現されたよ
うなCEA又はNCAには特異性が示されなかった。第
二の抗体176.4G2はTM−CEA及びNCAには
特異性を示したが、CEAには示さなかった。
【0033】単クローン性抗体を図1−3、パネルA−
Fに示されるように、細胞表面抗原のような個々のCE
A系統群員生蛋白質を発現する6種(6)のトランスフ
ェクタント細胞系統への結合について分析した。結合は
各細胞系統について正常血清及び陽性対照Ab(53.
5)と比較して陰影付きヒストグラムにより示されてい
る。
【0034】MoAb 176.7.5Aは図1、パネル
A、E、Fに示されるようにTM−CEAを発現する細
胞系統(23.411、C16.6及びE22.7)に結
合することによりTM−CEAへの特異性を示す。Mo
Ab176.3G2は図2、パネル、C及びA、E、F
に夫々示されるように細胞系統1LV7−1.2及び2
3.411、C16.6、E22.7に結合することによ
りCEA及びTM−CEAの両者に特異性を示す。Mo
Ab176.4G2は図3、パネルA、E、F及びDに
示されるように細胞系統23.411;C16.6、E2
2.7及びBT−20.4に結合することによりTM−C
EA及びNCA抗原に特異性を示す。MoAb176.
4G2は高濃度の抗体において極めて少量のCEA交差
反応性を呈した。
【0035】更にウェスターン(Western blot)分析法に
よる特性決定によって,FACS分析により示された特
異性が確認された。MoAb176.7.5Aを用いる引
き続いてのFACS及びIFF実験は、トランスフェク
タント細胞系統中に発現するもの以外の特異性抗原の給
源である、培養された細胞系統の細胞表面に生のTM−
CEAの認識を示している。
【0036】生の蛋白質へのCEA抗体の生産:ヒトの
結腸腺癌細胞系統の活性剤抽出物の液体カラムクロマト
グラフィーによりCEAを精製した。細胞ペレットを1
%トリトン(Triton)X−100及びプロテアーゼ阻害剤
としてEDTA及び弗化フェニルメチルスルホニル及び
ベンズアミジンを含む緩衝液中で音波処理した。引き続
きCEAをバイオ−ゲルDEAE−5PWカラム[バイ
オラド(Bio-Rad)ラボラトリーズ(Laboratories)]の陰イ
オン交換クロマトグラフィー、カルボキシメチルセルロ
ース(バイオラド・ラボラトリーズ)の陽イオン交換ク
ロマトグラフィー及びバイオ−シル(Bio-Sil)TSK−
400及び−250カラム(バイオラド・ラボラトリー
ズ)のゲル透過クロマトグラフィーにより精製した。
【0037】マウスを完全フロイントアジュバントで
1:1に乳化したCEAの水溶液で免疫処置した。不完
全フロイントアジュバント中で1:1に乳化した抗原の
追加刺激注射を、抗CEA抗体の高い血清力価が検出さ
れるまで二週間間隔で投与した。こうした動物から脾臓
を取り出し、標準的な融合方法によりマウスの骨髄腫細
胞、P3−X63−AG8.653と融合した。抗CE
A抗体の一次選別は、CEAと結合する固相のウサギの
多クローン性トラッピング(trapping)抗体を用い、次い
でマウスの抗CEA抗体の存在を検出するためにハイブ
リドーマ培養上澄液を添加することによるサンドイッチ
ELISA検定法により行われた。培養上澄液からのマ
ウスの抗体の結合はペルオキシダーゼ共役抗マウスIg
抗体を添加し、洗浄工程に続いて、ペルオキシダーゼ酵
素基質の添加により検出された。酵素による着色生成物
の生産は、ハイブリドーマ上澄液中の抗CEA抗体の存
在を示した。
【0038】合成ペプチドを用いる抗NCA抗体の生産 独特なアミノ酸配列(CEA及びTM−1の配列と比較
して)の最長の隣接結合部はアミノ酸配列位置211−
214に所在するテトラペプチド、Ser−Lys−A
la−Asnである。合成ペプチドPro−Ser−L
ys−Ala−Asn−Tyr−Cys(カップリング
の目的でCysが添加されたNCA配列の残基210−
215)をメリフィールド(Merrifield)固相合成化学を
用いて製造した。ペプチドエピトープとして一般に許容
された最小の大きさは約4アミノ酸であるから、アミノ
末端におけるPro残基及びカルボキシ末端におけるT
yr残基は臨界的なテトラペプチド免疫源の、遊離のN
−及びC−末端を保護するために含有された。該ペプチ
ドを複素式二官能性カップリング剤、m−マレイミドベ
ンゾイル−N−ヒドロキシスルホスクシンイミド(sulf
o-MBS)を用いてアオガイヘモシアニン(keyhole lim
pet hemocyanin)(KLH)にカップリングした。同じ
ペプチドを複素式二官能性カップリング剤、N−スクシ
ンイミジル−3−(2−ピリジルジチオ)プロピオネー
ト(SPDP)を用いて牛血清アルブミン(BSA)に
カップリングした。
【0039】完全フロイントアジュバント中でペプチド
−KLH(100μg)のエマルションを用いてマウス
を免疫処置した。ペプチドの力価が上昇するまで不完全
フロイントアジュバント中のエマルションを追加刺激剤
として投与した。これらの動物からの脾臓細胞を標準的
技術を用いてマウスの骨髄腫細胞に融合した。ヘキサペ
プチド担体免疫源を用いて、我々は固相選別試薬として
ペプチドBSAを用い、11の異なる単クローン性抗ペ
プチド抗体を得た。引き続き、これらの抗体のいずれも
が生又は変性したNCA蛋白質のいずれにも結合できな
いことが見出された。二つの追加的な融合はこうした短
いペプチドに誘導された抗体が、全体的な(変性した)
蛋白質の構造に関連するこのペプチド配列に結合できな
いことを明らかにする同一の結果を与えた。周囲の配列
はNCA、CEA及びTM−CEAに共通であるから、
周囲の配列をも包含することによりペプチド免疫源を長
鎖化することは、交差反応性抗体を誘発する危険を冒す
ことになる。同じ技術を用いて四アミノ酸の多量体が製
造された。ペプチド−KLH免疫源はx=2−5の繰り
返し単位である繰り返し配列(PSKANY)X−KL
Hから成る。免疫源(PSKANY)3−KLHは変性
したNCA蛋白質と反応するNCAに特異的な単クロー
ン性抗体を生じた。
【0040】選別検定法 抗体176.7.5A(TM−CEA特異性)及びMoA
b CII13.9a(CEA、TM−CEA及びNCA
と交差反応性)を用いるサンドイッチ免疫検定法が、癌
患者からの血清を選別するために使用された。抗体17
6.7.5Aはフルオレッセインイソチオシアネート(F
ITC)で標識され、抗体I13.9aはアルカリ性ホ
スファターゼに共役されている。二種の誘導された抗体
を血清と共にインキュベートし、その時間の間それらが
血清中でTM−CEAと抗体−抗原−抗体サンドイッチ
を形成するか否かを分析した。20分間後、抗フルオレ
ッセイン抗体で被覆された磁化性の粒子を添加し、複合
体を洗浄し、且つ酵素基質としてp−ニトロフェニルホ
スフェートを添加することにより検出した。反応速度は
405nmで監視された。この方法を用いて結腸、肺、
乳及び膵臓癌を有すると診断された患者からの80−9
0の血清を分析した。対照として喫煙習慣のない正常な
個人からの20−30の血清を分析した。癌患者からの
血清試料の15ないし30%以上が、全体的対照集団よ
りも大きいTM−CEA水準を実証した。
【0041】二つの抗体、単クローン性抗体176.7.
5a及びウサギの多クローン性抗CEA[ダコ(DAKO)
社]を用いて追加的な分析が行われた。多クローン性抗
体(0.2μg)をpH9.5の0.1M炭酸塩/炭酸水
素塩緩衝液中でインムロン・エリザ・プレート(Immulon
ELIZA plate)[ダイナテク・ラボラトリーズ(Dyna- te
ch Laboratories)社]のウェル中に37℃で1時間吸収
させる。過剰の抗体を洗浄して除去し、0.05%トゥ
イーン−20を含むPBS(PBS−T)を用い、37
℃で1時間ウェルをブロック(block)する。TM−CE
Aを含む細胞系統23.411の溶解液を段階希釈して
抗体被覆ウェルに添加し、周囲温度で1時間インキュベ
ートする。ウェルを洗浄し、PBS−Tに入れた抗体1
76.7.5a100μlを各ウェルに添加し、周囲温度
で1時間インキュベートする。未結合の抗体を洗浄して
除去し、PBS−T中のヤギの抗マウスIgG、A、M
−ペルオキシダーゼ共役物を添加し、周囲温度で1時間
インキュベートする。176.7.5a抗体及び抗マウス
−酵素共役物の抗原依存性結合は、ウェルを洗浄後ペル
オキシダーゼ酵素基質の添加及び色の発現の監視により
検出される。
【0042】本発明の主なる特徴及び態様は以下の通り
である。
【0043】1.下記段階 (a)試料中の血清又は血漿をCEA遺伝子系統群員の
一つに特異的な抗体と接触させ、その際該抗体は他の該
CEA遺伝子系統群員とは交差反応せず、該抗体を該特
異的CEA系統群員に結合させて抗体−抗原生成物を形
成させるのに充分な条件下で該接触が行われること、及
び(b)段階(a)の該抗体−抗原生成物を検出するこ
と、を含んで成る、CEA遺伝子系統群の間の系統群員
を区別するための免疫検定方法。
【0044】2.該特異的抗体が(a)トランスメンブ
ラン癌胎児性抗原(TM−CEA)には特異的に結合す
るが癌胎児性抗原(CEA)又は正常な交差反応抗原
(NCA)には特異的に結合しない;(b)CEAには
特異的に結合するがTM−CEA又はNCAには特異的
に結合しない、及び(c)NCAには特異的に結合する
がCEA又はTM−CEAには特異的に結合しない抗体
から成る部類から選択される、上記1に記載の方法。
【0045】3.更に(d)TM−CEA及びCEAに
は特異的に結合するがNCAには特異的に結合しない、
(e)TM−CEA及びNCAには特異的に結合するが
CEAには特異的に結合しない、及び(f)CEA及び
NCAには特異的に結合するがTM−CEAには特異的
に結合しない抗体を含んで成る、上記2に記載の方法。
【0046】4.該CEA遺伝子系統群員がCEA、T
M−CEA及びNCAから成る部類から選択される、上
記1−3に記載の方法。
【0047】5.該CEA遺伝子系統群員蛋白質が生蛋
白質又は変性蛋白質である、上記4に記載の方法。
【0048】6.該試料中の少なくとも二種の異なるC
EA系統群員に特異的に結合する少なくとも二種の抗体
を含んで成る、上記1−5に記載の方法。
【0049】7.TM−CEA、NCA及びCEAと交
差反応する、更に少なくとも一種の交差反応するCEA
を含んで成る、上記6に記載の方法。
【0050】8.段階(a)の該抗体−抗原生成物が固
定化された支持体に結合され、及び(b)支持体上にC
EA系統群員を結合している得られた固定化支持体を検
出可能な標識と接触させる、上記1に記載の免疫検定方
法。
【0051】9.(a)CEA遺伝子系統群員の一種に
特異的な少なくとも一つの抗体、及び(b)得られる段
階(a)の抗体−抗原生成物に結合する標識された抗体
を含み、該免疫検定法を実施するのに充分な量の試薬を
含んで成る、血清又は血漿中のCEA遺伝子系統群員の
間の識別を行うのに適当な免疫検定用キット。
【0052】10.更に陽性対照として少なくとも一種
の交差反応するCEA系統群員抗体を含む、上記9に記
載のキット。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はMoAb176.7.5Aの特異性を示す
FACS(蛍光活性化細胞選別機)分析の結果図であ
る。
【図2】図2はMoAb176.3G2の特異性を示す
FACS分析の結果図である。
【図3】図3はMoAb176.4G2の特異性を示す
FACS分析の結果図である。各図面はCEA系統群員
生蛋白質を発現する6種のトランスフェクタント細胞系
統への結合についての分析結果であり、該結合は各細胞
系統について正常血清及び陽性対照Ab(53.5)と
比較して陰影付きヒストグラムにより示されている
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年7月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はMoAb176.7.5Aの特異性を示
すFACS(蛍光活性化細胞選別機)分析の結果図であ
る。
【図2】図2はMoAb176.7.5Aの特異性を示
すFACS(蛍光活性化細胞選別機)分析の結果図であ
る。
【図3】図3はMoAb176.7.5Aの特異性を示
すFACS(蛍光活性化細胞選別機)分析の結果図であ
る。
【図4】図4はMoAb176.7.5Aの特異性を示
すFACS(蛍光活性化細胞選別機)分析の結果図であ
る。
【図5】図5はMoAb176.7.5Aの特異性を示
すFACS(蛍光活性化細胞選別機)分析の結果図であ
る。
【図6】図6はMoAb176.7.5Aの特異性を示
すFACS(蛍光活性化細胞選別機)分析の結果図であ
る。
【図7】図7はMoAb176.3G2の特異性を示す
FACS分析の結果図である。
【図8】図8はMoAb176.3G2の特異性を示す
FACS分析の結果図である。
【図9】図9はMoAb176.3G2の特異性を示す
FACS分析の結果図である。
【図10】図10はMoAb176.3G2の特異性を
示すFACS分析の結果図である。
【図11】図11はMoAb176.3G2の特異性を
示すFACS分析の結果図である。
【図12】図12はMoAb176.3G2の特異性を
示すFACS分析の結果図である。
【図13】図13はMoAb176.4G2の特異性を
示すFACS分析の結果図である。
【図14】図14はMoAb176.4G2の特異性を
示すFACS分析の結果図である。
【図15】図15はMoAb176.4G2の特異性を
示すFACS分析の結果図である。
【図16】図16はMoAb176.4G2の特異性を
示すFACS分析の結果図である。
【図17】図17はMoAb176.4G2の特異性を
示すFACS分析の結果図である。
【図18】図18はMoAb176.4G2の特異性を
示すFACS分析の結果図である。 各図面はCEA系統群員生蛋白質を発現する6種のトラ
ンスフエクタント細胞系統への結合についての分析結果
であり、該結合は各細胞系統について正常血清及び陽性
対照Ab(53.5)と比較して陰影付きヒストグラム
により示されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トマス・バーネツト アメリカ合衆国コネチカツト州06712プロ スペクト・ルークストリート28 (72)発明者 マイケル・カマーク アメリカ合衆国コネチカツト州06525ベサ ニイ・ラツセルロード83 (72)発明者 ジヨン・ハート アメリカ合衆国コネチカツト州06492ウオ リングフオード・ウツドランドドライブ47

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記段階 (a)試料中の血清又は血漿をCEA遺伝子系統群員の
    一つに特異的な抗体と接触させ、その際該抗体は他の該
    CEA遺伝子系統群員とは交差反応せず、該抗体を該特
    異的CEA系統群員に結合させて抗体−抗原生成物を形
    成させるのに充分な条件下で該接触が行われること、及
    び (b)段階(a)の該抗体−抗原生成物を検出するこ
    と、を含んで成る、CEA遺伝子系統群の間の系統群員
    を区別するための免疫検定方法。
JP3042928A 1990-02-15 1991-02-15 非交差反応性cea遺伝子系統群員抗体を用いる免疫検定方法 Pending JPH0572207A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US480428 1990-02-15
US07/480,428 US5200316A (en) 1990-02-15 1990-02-15 Immunoassay methods using noncross reactive cea gene family members antibodies

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0572207A true JPH0572207A (ja) 1993-03-23

Family

ID=23907925

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3042928A Pending JPH0572207A (ja) 1990-02-15 1991-02-15 非交差反応性cea遺伝子系統群員抗体を用いる免疫検定方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5200316A (ja)
EP (1) EP0446602A1 (ja)
JP (1) JPH0572207A (ja)
CA (1) CA2036237A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2082605C (en) * 1991-12-30 2005-02-01 James J. Elting Monitoring of nca-bt in blood samples of breast cancer patients
CA2118760C (en) * 1993-04-21 2004-06-22 William Jeffrey Allard Diagnosis and monitoring of colon cancer patients by measurement of nca 50/90 in blood
CA2118759C (en) * 1993-04-21 2004-06-22 William Jeffrey Allard Diagnosis and monitoring of lung cancer patients by measurement of nca 50/90 in blood
ATE235514T1 (de) * 1994-12-28 2003-04-15 Univ Kentucky Monoklonaler anti-idiotypischer antikörper 3h1 aus maus
US20020098190A1 (en) * 1997-06-13 2002-07-25 Malaya Chatterjee Compositions and methods for treating tumors bearing HMFG and CEA antigens
ATE431111T1 (de) * 2001-02-27 2009-05-15 Smith & Nephew Inc Vorrichtung zur totalen knierekonstruktion
US6949629B2 (en) * 2002-03-13 2005-09-27 Aspenbio, Inc. Methods for purifying selected CEA family member proteins

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4489167A (en) * 1981-06-02 1984-12-18 Baxter Travenol Laboratories, Inc. Methods and compositions for cancer detection
DE3263249D1 (en) * 1981-08-21 1985-05-30 Hoffmann La Roche Method for the determination of carcinoembryonic antigen (cea) and suitable antibody solution for the determination
JPH0811075B2 (ja) * 1982-06-30 1996-02-07 雄治 松岡 単クローン性抗cea抗体
US4818709A (en) * 1983-01-21 1989-04-04 Primus Frederick J CEA-family antigens, Anti-CEA antibodies and CEA immunoassay
CA1274794A (en) * 1983-01-21 1990-10-02 Frederick James Primus Specific cea-family antigens, antibodies specific thereto and their methods of use
US5122599A (en) * 1986-08-13 1992-06-16 Molecular Diagnostics, Inc. CDNAS coding for members of the carcinoembryonic antigen family
ES2059330T3 (es) * 1986-08-13 1994-11-16 Miles Inc Un cdna codificador de antigeno carcinoembrionico.

Also Published As

Publication number Publication date
EP0446602A1 (en) 1991-09-18
CA2036237A1 (en) 1991-08-16
US5200316A (en) 1993-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4446122A (en) Purified human prostate antigen
US4935343A (en) Monoclonal antibodies for interleukin-1β
USRE33405E (en) Purified human prostate antigen
JPH05184384A (ja) hBNPのC端を認識するモノクロ−ナル抗体
JPS63258496A (ja) 不溶化免疫複合体を用いる抗体の増強された製造
US4863851A (en) Monoclonal antibody to prostate secretory protein
CN112457392B (zh) 一种可溶性st2蛋白抗原决定簇多肽及其应用
US4746539A (en) Purification of cancer-associated protein and preparation of antibody thereto
JPH0751062B2 (ja) モノクローナル抗体
EP0421392B1 (en) Anti-hCG-beta core monoclonal antibody, its production and use
JP6032470B2 (ja) Pivka−ii測定方法、測定試薬及び測定キット
JP3853384B2 (ja) 抗サイモシンα1モノクローナル抗体産生ハイブリドーマ
JPH04503006A (ja) 血液凝固XIIa因子βモノクローナル抗体およびイムノアッセイ
JPH0572207A (ja) 非交差反応性cea遺伝子系統群員抗体を用いる免疫検定方法
JPH05500454A (ja) 結腸癌のムチンエピトープに対するモノクローナル抗体を産生するハイブリドーマct43
WO1981001849A1 (en) Purified human prostate antigen
JPH05304953A (ja) 抗トロンビン結合性物質モノクローナル抗体を産生するハイブリドーマ
JPH07238099A (ja) モノクローナル抗体及びこれを用いる免疫学的測定法
JPS6070360A (ja) 抗特異タイプの標識付モノクロ−ナル抗体を用いる受容体測定法
JP3018111B2 (ja) モノクローナル抗体及びアシアログリコプロテインレセプターの測定法
JP3888695B2 (ja) ヒトlect2に対する抗体、それを産生する細胞、その測定法及び測定用キット
JPH0667319B2 (ja) Anpのc端側を認識するモノクローナル抗体
EP0145373A2 (en) Purification of cancer-associated protein and preparation of antibody thereto
JPS63307900A (ja) 抗LCA結合性ヒトα−フェトプロテインモノクロ−ナル抗体
JPH06102274A (ja) 乳ガン患者の血液試料中のnca−btの監視方法、試薬および試験キット