JP2673619B2 - 抗ヒトセルロプラスミンモノクローナル抗体、それを用いたヒトセルロプラスミンの検出方法及びそれを産生するハイブリドーマ - Google Patents

抗ヒトセルロプラスミンモノクローナル抗体、それを用いたヒトセルロプラスミンの検出方法及びそれを産生するハイブリドーマ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抗ヒトセルロプラスミ
ンモノクローナル抗体、それを用いたヒトセルロプラス
ミンの検出方法及びそれを産生するハイブリドーマに関
する。
【0002】
【従来の技術】セルロプラスミンはα2 マクログロブリ
ン分画に存在する血漿タンパク質の1種であり、銅を含
有する糖タンパク質であって健常人の血清中には20〜
50mg/dlの濃度で存在し、2価の鉄を酸化して3
価の鉄にする作用があり、鉄代謝において重要な役割を
果たしている。血清中のセルロプラスミン量は、肝疾
患、ウイルソン病、感染症、妊娠等により変動するの
で、その測定はこれらの診断に際して有用な指標をもた
らす。
【0003】ヒトセルロプラスミンに対するモノクロー
ナル抗体はT.B.Megrabianらにより報告さ
れている(文献:Biokhimiya, vol.55, No.2, 361-367
(1990)が、セルロプラスミンのペルオキシダーゼ活性を
中和することができるモノクローナル抗体は報告されて
いない。Megrabianらは、モノクローナル抗体
を用いてヒトセルロプラスミンの定量を行なっている。
しかし、このモノクローナル抗体は、セルロプラスミン
の活性中和能を有しておらず、従って、セルロプラスミ
ンの活性部位以外の部分をエピトープとしている。一
方、セルロプラスミンは血清中の酵素により切断される
ので生体中で不安定であり、活性を失っているものも少
なくない。従って、活性部位以外の部分をエピトープと
するMegrabianらのモノクローナル抗体を用い
て生体中のセルロプラスミンを定量すると、活性型セル
ロプラスミンのみならず不活性なセルロプラスミンをも
検出してしまうことになり、活性型セルロプラスミンの
みを検出することができなかった。
【0004】また、ヒトセルロプラスミンを基質の分解
活性により測定する方法(Schosinskyら、C
lin.Chem.201 1974)もあるが、セル
ロプラスミンにのみ特異的な基質がなく、従って、セル
ロプラスミンのみを定量することができないという問題
がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、ペルオキシダーゼ活性を有する活性型ヒトセルロプ
ラスミンと特異的に反応する抗ヒトセルロプラスミンモ
ノクローナル抗体を提供し、それを用いて活性型ヒトセ
ルロプラスミンを検出する方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願発明者は、鋭意研究
の結果、ヒトセルロプラスミンのペルオキシダーゼ活性
を中和する能力を有する抗ヒトセルロプラスミンモノク
ローナル抗体を得ることに成功し、また、これを用いて
活性型ヒトセルロプラスミンを特異的に検出する方法を
提供することに成功し、本発明を完成した。
【0007】すなわち、本発明は、ペルオキシダーゼ活
性を有する活性型ヒトセルロプラスミンと特異的に反応
し、ヒトセルロプラスミンのペルオキシダーゼ活性の中
和能を有する抗ヒトセルロプラスミンモノクローナル抗
体を提供する。なお、「ペルオキシダーゼ活性を有する
活性型ヒトセルロプラスミンと特異的に反応」すると
は、ペルオキシダーゼ活性を有する活性型ヒトセルロプ
ラスミンと反応するが、ペルオキシダーゼ活性を有さな
い不活型ヒトセルロプラスミンとは反応しないことを意
味する。
【0008】また、本発明は、試料中のペルオキシダー
ゼ活性型ヒトセルロプラスミンを、上記本発明のモノク
ローナル抗体との特異的反応を利用してサンドイッチエ
ライザにより検出することから成る、活性型ヒトセルロ
プラスミンの検出方法を提供する。
【0009】さらに、また、本発明は、上記本発明のモ
ノクローナル抗体を産生するハイブリドーマ(ただし、
ヒトをヒトセルロプラスミンで免疫した後該ヒトから回
収した抗体産生細胞由来のものを除く)を提供する。
【0010】上述のように、本発明のモノクローナル抗
体は、ヒトセルロプラスミンに対して特異的に結合する
のみならず、ヒトセルロプラスミンのペルオキシダーゼ
活性を中和する能力を有する。中和能の測定は、後述の
実施例において具体的に記載するように、モノクローナ
ル抗体とヒトセルロプラスミンを反応させて抗原抗体複
合物を形成させ、次いで、該抗原抗体複合物のペルオキ
シダーゼ活性を測定することにより行なうことができ
る。
【0011】本発明のモノクローナル抗体は以下のよう
にして得ることができる。
【0012】まず、ヒトセルロプラスミンを哺乳動物に
免疫する。精製されたヒトセルロプラスミンは市販され
ており、このような市販品を免疫原として用いることが
できる。哺乳動物としては特に限定されず、霊長類(ヒ
トを除く)、マウス、ラット及びウサギ等のげっ歯類、
ウシ、ヒツジ、ヤギ及びイヌ等を用いることができる。
免疫は常法により行うことができる。
【0013】次いで、免疫した動物から例えば脾細胞の
ような抗体産生細胞を取り出し、これをミエローマ細胞
と融合させる。ミエローマ細胞はこの分野で周知であ
り、例えばp3x63−Ag8−653、NS−0、N
S−1、P3U1等を用いることができる。また、細胞
融合操作は、常法により行なうことができる。
【0014】次いで、常法により、融合後の細胞をHA
T選択培地で培養し、ハイブリドーマを選択する。次い
で抗ヒトモノクローナル抗体を産生するハイブリドーマ
をスクリーニングする。スクリーニングは、ヒトセルロ
プラスミンを吸着させたウェルに抗体が結合するか否か
を常法であるサンドイッチエライザ等で調べることによ
り行なうことができる。この際、二次抗体としてはペル
オキシダーゼ、アルカリホスファターゼ、グルコースオ
キシダーゼ、β−D−ガラクトシダーゼ等の酵素等で標
識した、免疫した動物の免疫グロブリンに対する抗体を
用いることができる。標識物の検出は、標識酵素と基質
とを反応させ、反応による発色の程度を測定すること等
により行なうことができる。ここで基質としては、3,
3−ジアミノベンチジン、2,2−ジアミノビス−o−
ジアニシジン、4−クロロナフトール、4−アミノアン
チピリン、o−フェニレンジアミンなどを用いることが
できる。
【0015】上記操作により、抗ヒトセルロプラスミン
抗体を産生するハイブリドーマを選択することができ
る。次いで、選択したハイブリドーマを常法である限界
希釈法や軟寒天法等によりクローニングする。所望なら
ば、クローニングしたハイブリドーマを血清培地若しく
は無血清培地を用いた大量培養法により、又はマウスの
腹腔にハイブリドーマを接種し、マウスの腹水から回収
することにより、ハイブリドーマを大量に得ることがで
きる。
【0016】次いで、選択された抗ヒトセルロプラスミ
ン抗体のうち、ヒトセルロプラスミンのペルオキシダー
ゼ活性中和能を有するものを選択する。これは、抗ヒト
セルロプラスミンモノクローナル抗体と精製ヒトセルロ
プラスミンを反応させて抗原抗体複合物を形成させ、該
抗原抗体複合物を例えば3,3−ジアミノベンジジンの
ような基質と反応させてそのペルオキシダーゼ活性を測
定することにより行なうことができる。抗原抗体複合物
がペルオキシダーゼ活性を喪失しておれば、その抗体は
ヒトセルロプラスミンのペルオキシダーゼ活性中和能を
有していることになる。
【0017】本発明のモノクローナル抗体を用いて、試
料中の活性型ヒトセルロプラスミンを検出することがで
きる。この検出は、常法であるサンドイッチエライザに
基づいて行なうことができる。例えば、ウェルに抗ヒト
セルロプラスミンポリクローナル抗体を固相化し、次い
で、種々の既知の濃度の精製ヒトセルロプラスミンを反
応させ、洗浄後、本発明のモノクローナル抗体を反応さ
せ、さらにモノクローナル抗体の由来動物の免疫グロブ
リンに対する標識抗体を反応させて、その標識物を検出
する。検出された標識物の量は、用いたヒトセルロプラ
スミンの濃度に依存して変化しており、用いたヒトセル
ロプラスミンの濃度が既知であるから、これにより検量
線を作成することができる。試料中のヒトセルロプラス
ミンを定量する場合には、上記と同様に反応させ、得ら
れた測定値を上記で得られた検量線にあてはめて試料中
のヒトセルロプラスミンの量を知ることができる。
【0018】
【発明の効果】本発明により、活性型のヒトセルロプラ
スミンと特異的に反応するモノクローナル抗体が提供さ
れた。本発明のモノクローナル抗体を用いることによ
り、活性型のヒトセルロプラスミンを特異的に検出する
ことが可能になった。従って、本発明は、ヒトセルロプ
ラスミンに関わる疾病の診断及び治療に大いに貢献する
ものと思われる。
【0019】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づきより具体的に
説明する。もっとも、本発明は下記実施例に限定される
ものではない。
【0020】実施例1 (1) マウスの免疫 ヒトセルロプラスミン(シグマ社製)をフロイントコン
プリートアジュバントと等量混合して乳化し、この乳化
物をマウス(BALB/c、メス、8週令)の腹腔内に
投与し、2週間後にヒトセルロプラスミンをフロイント
インコンプリートアジュバントと等量混合して乳化した
ものを追加免疫した。細胞融合に供する3〜4日前に、
マウスの眼底より抗原のみを投与した。
【0021】(2) 細胞融合 最終免疫より3〜4日後に、(1) の方法で免疫したマウ
スから脾臓を摘出した。メッシュにより脾臓を破砕し、
脾臓細胞をPBSに浮遊調製した。次いで、脾臓細胞と
ミエローマ細胞(p3x63ag8653)を10:1
の割合に調整し、50%ポリエチレングリコール存在下
で3分間放置した。1200rpm、8分間遠心分離
し、上清を除いた後、RPMI−1640培地25ml
を徐々に加え、さらに1200rpm、8分間遠心分離
した。最終的に、10%FCS含有HAT RPMI−
1640培地に、脾臓細胞が3.5x106 個/mlに
なるように調整し、96ウェルマイクロプレートに0.
1ml/ウェルになるように分注した。この96ウェル
マイクロプレートを、5%CO2 雰囲気下、37℃で培
養した。培養開始から2〜3日後に、10%FCS含有
HAT RPMI−1640培地を0.1ml添加し、
さらに3〜4日おきに培地を半量交換した。培養開始よ
り7〜10日後にコロニー形成が見られ、少なくとも1
個のウェルに、免疫原に対する十分な抗体が産生され
た。この抗体産生ウェルの培養上清について、抗体のス
クリーニングを行なった。
【0022】(3) スクリーニング 抗体のスクリーニングは、エライザ法(酵素抗体法、I
mmunochemistry,8:871−874,
1971)により行なった。PBSで懸濁し調製した抗
原液50μlを予め吸着させておいた96ウェルマイク
ロプレートに培養上清を50μl入れ、30℃、2時間
反応後、さらにペルオキシダーゼ標識抗マウス免疫グロ
ブリン抗体と30℃、1時間反応させた。最後に、o−
フェニレンジアミンを基質とし、発色により判定した。
【0023】 (4) クローニング スクリーニングの結果、陽性と判定したウェルから細胞
を取り出し、軟寒天法によりクローニングを行なった。
すなわち、ハイブリドーマ(10x106 個/ml)
の細胞浮遊10%FCS含有HT−RPMI 1640
培地を軟寒天と混ぜ、5mlずつシャーレに分注した。
37℃で約7〜10日間培養後、コロニーを拾い、抗体
陽性を示すコロニーを、目的のモノクローナル抗体産生
ハイブリドーマとした。同様の手順を2回繰り返し、目
的の抗体産生ハイブリドーマをヒトセルロプラスミンに
対して3株得た。
【0024】(5) モノクローナル抗体の生産 ハイブリドーマをプリスタン処理済balb/cマウス
の腹腔に移植し、2〜3週間後、腹水を回収した。
【0025】(6) 活性中和能 精製ヒトセルロプラスミンと、(5) で得られた抗体含有
腹水を混合し、インキュベートした後、8〜25%勾配
SDS電気泳動にかけた後、ペルオキシダーゼ活性をジ
アミノベンジジンを用いて測定した。この操作はより詳
細には次のように行なった。すなわち、(5) で得られた
3種類の抗体含有腹水(CP3、CP4及びCP13)
のそれぞれ又はPBSと2μg/mlの精製ヒトプラス
ミンとをそれぞれ1:1で混合し、37℃で30分間イ
ンキュベートを行なった。次いで、これらのそれぞれに
ついて、8〜25%勾配SDS Native PAG
Eを行なった。結果を図1に示す。図1中、Aはコマシ
ーブルーで染色したものであり、Bはペルオキシダーゼ
活性に基づき染色を行なったものである。図中、AB−
CPは精製セルロプラスミンとモノクローナル抗体との
結合物を示し、CPは精製セルロプラスミンを示す。
A、Bにおいて、レーン1はCP3、レーン2はCP
4、レーン3はCP13、レーン4はPBSについての
結果を示す。Aではレーン1、2、3のいずれにもAB
−CPが認められるが、BではAB−CPのバンドがレ
ーン1と3にしか認められず、レーン2には認められな
い。このことから、レーン1及びレーン3は抗原抗体複
合物がセルロプラスミン活性を有するのに対し、レーン
2はセルロプラスミン活性を有していないことが示され
た。すなわち、CP4モノクローナル抗体に活性中和能
が認められた。CP4を産生するハイブリドーマ株は微
工研に寄託されており、その受託番号は微工研菌寄第1
2421号である。
【0026】(7) ウェスタンブロットによる抗原フラグ
メントのの分子量の決定 精製ヒトセルロプラスミンを8%SDSゲルで電気泳動
した後、常法に従いイムノブロットを行ない、抗原フラ
グメントの分子量を決定した。その結果、この抗体は、
31kdの分子を認識していた。
【0027】実施例2 サンドイッチエライザによる
活性型ヒトセルロプラスミンの測定 (1) 検量線の作成 96穴平底マイクロタイタープレートに抗ヒトセルロプ
ラスミンポリクローナル抗体を1ウェルあたり100μ
l添加し、4℃で一夜放置し、固相化した。これをTw
eenPBSで3回洗浄し、ブロッキング剤300μl
を添加し、30℃で2時間放置した。次に添加したブロ
キング剤を捨てた。これに0〜100ng/ml、0〜
100μg/mlに希釈したヒトセルロプラスミンをそ
れぞれ100μl添加した。30℃で2時間反応後、3
回洗浄し、抗ヒトセルロプラスミン抗体を100μlず
つ添加した。さらに30℃で2時間反応後、3回洗浄
し、抗マウスIgG抗体(カッペル社製)を100μl
ずつ添加し、30℃で2時間放置した。次いで、3回洗
浄し、o−フェニレンジアミン溶液を100μlずつ添
加して反応を停止した。プレートリーダーを用い、波長
492nmの吸光度を測定した。その結果、ヒトセルロ
プラスミンの濃度の上昇と共に吸光度が上昇し、検量線
が得られた。このことから、本発明のモノクローナル抗
体を用いてヒトセルロプラスミンの定量ができることが
証明された。得られた検量線を図2に示す。
【0028】(2)健常人血清中の活性型ヒトセルロプ
ラスミンの定量 健常人4人より採集した血清をPBSで10000倍希
釈したものを(1)と同様の方法で試験し、同時に実施
して作成した検量線より、血清中活性型ヒトセルロプラ
スミン量を調べた結果、20〜30mg/dlであっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】モノクローナル抗体のペルオキシダーゼ活性中
和能を調べた結果を示す電気泳動図。
【図2】本発明のモノクローナル抗体を用いたサンドイ
ッチエライザによりヒトセルロプラスミンを測定して得
られた検量線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C12N 15/02 C12N 5/00 B C12P 21/08 9282−4B 15/00 C (C12P 21/08 C12R 1:91)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペルオキシダーゼ活性を有する活性型ヒ
    トセルロプラスミンと特異的に反応し、ヒトセルロプラ
    スミンのペルオキシダーゼ活性の中和能を有する抗ヒト
    セルロプラスミンモノクローナル抗体。
  2. 【請求項2】 微工研菌寄第12421号で寄託された
    ハイブリドーマが産生するCP4モノクローナル抗体で
    ある請求項1記載のモノクローナル抗体。
  3. 【請求項3】 試料中のペルオキシダーゼ活性を有する
    活性型ヒトセルロプラスミンを、請求項1又は2記載の
    モノクローナル抗体との特異的反応を利用してサンドイ
    ッチエライザにより検出することから成る、活性型ヒト
    セルロプラスミンの検出方法。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載のモノクローナル抗
    体を産生するハイブリドーマであって、ヒトをヒトセル
    ロプラスミンで免疫した後該ヒトから回収した抗体産生
    細胞由来のものを除く、ハイブリドーマ
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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BIOKHIMIYA,55〜2! (1990) P.361−367
IMMUNOLOGIA POLSKA,4〜3! (1979) P.221−223

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