JPS632575B2 - - Google Patents
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- JPS632575B2 JPS632575B2 JP60239603A JP23960385A JPS632575B2 JP S632575 B2 JPS632575 B2 JP S632575B2 JP 60239603 A JP60239603 A JP 60239603A JP 23960385 A JP23960385 A JP 23960385A JP S632575 B2 JPS632575 B2 JP S632575B2
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- water
- mixer
- instant
- boiling
- Prior art date
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- Expired
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47J—KITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
- A47J27/00—Cooking-vessels
- A47J2027/006—Cooking-vessels especially adapted for preparing pasta
Landscapes
- Commercial Cooking Devices (AREA)
- Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)
- Noodles (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
この発明は茹麺の製造装置に関し、より詳しく
は所要時に所要食数の茹麺を迅速に製麺茹上げす
ることができる茹麺の迅速製造装置に関する。 〔従来の技術〕 従来、手うちうどんでは、小麦粉に加塩捏水を
加えて45%前後の加水量で混捏し、玉取りし足踏
み作業により麺生地に麩力を出し、熟成(ねか
し)し、手粉を散分して展圧し、展圧後折りたた
みを行い、所要寸法に切断して生うどんを得るの
に、通常少なくとも数時間、前日仕込みでは最低
12時間以上を要し、また茹上げに15〜20分の時間
を要していた。 他方、機械製麺では、手打ちうどんより加水量
を減らし、手打ちより強固なロール加圧を行うた
めに、茹上げに25分前後の時間を必要とするのが
現状であつた。 従つて、機械製麺では製麺時間の短縮がもたら
されるものの、装置の据付面積が大きく、また茹
上げ時間が長いため角落ち、茹溶けを生ずるとと
もに、ブキブキした食感となり、食味が低下する
ものは避けられなかつた。 ところで、麺類の場合、茹上り直後が最も美味
であることは、よく知られているところである。 しかし、前記のような製造態様から、従来、そ
ば、うどん店では予め開店前から来客見込数で製
麺して茹置きし、営業時に客の注文に応じて湯通
しを行い提供することが慣例であつた。 そのため最も美味な茹上げ直後の麺の提供がな
されないし、また売れ残りなどの仕込み損失を免
れ得なかつた。 乾麺及びマカロニ、スパゲツテイ類の場合は、
麺帯切り出し製麺法又は加圧押出し製麺法により
製麺し乾燥処理するので、保存性は良いが、茹上
げに極めて長時間を必要とするので、やむを得ず
通常スパゲツテイ類を来客見込数で茹置きするの
が多くの実情である。 このため、食味の低下及び仕込み残りによる損
失が不可避であつた。 一般に良く知られているように、スパゲツテイ
もまた茹上げ直後が美味であるので、「茹立てス
パゲツテイ」をキヤツチ・フレーズに提供する専
門店では、比較的短時間毎の茹で上げサイクルを
実施しているが、茹で上げ時間が長いため来客の
急増の場合、対応が不十分で、客の待ち時間が長
くなり、また仕込み損失はやはり解消されない。 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明は、上記の如き従来法の欠点を排除し、
客の注文に応じて極めて短時間に製麺し、茹麺を
迅速に製造する装置を開発し、茹で上げ直後の美
味な麺を提供することを目的とし、成功したもの
である。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明の装置は、具体的には、穀粉および捏水
それぞれの自動計量供給装置を具備し、高速回転
機構を有するねじり付撹拌翼と、該回転軸内部に
形成せる中空孔を経て外周に連通する捏水噴出孔
を装備した高速ビーター瞬間混和機、それと連結
する送りスクリユー状ネジを有し圧出口に所望麺
形状を形成するダイスを装備したシリンダーとよ
り構成される加圧押出し瞬間製麺機、又は前記混
和機に連結する圧延、成形、切刃ロールより構成
される麺帯圧延切出し瞬間製麺機と;前記圧出口
のダイス又は麺線切刃ロールと茹湯槽湯面との間
に所定間隔を保持し、かつ麺線を収容する多孔容
器、駆動部に周回速度の変速機構を有する多孔容
器を吊下げた回転輪を配備してなる茹湯槽とを併
設して瞬間茹上製麺機構を構成し、しかも圧出又
は切出し麺線のカツト、該カツトと同時にまたは
該カツト停止の所定秒数前における穀粉および捏
水自動計量供給装置の停止、並びに前記瞬間製麺
機の停止が操作盤の信号により行われることを特
徴とする茹麺の迅速製造装置である。 〔作用〕 以下、図面に従つて本発明の実施例に基づき、
その作用を説明する。 第1図において、高速ビーター瞬間混和機6に
は、その一端側上縁にスパウト2を介在して小麦
粉の連続自動計量装置1が設置され、また捏水容
器3内の捏水がその連続自動計量装置4と、ロー
タリージヨイント24を経て、この高速ビーター
瞬間混和機に導入されるが、該混和機はモーター
8に連結され、高速回転可能な複数のねじり付撹
拌翼7と、回転軸に穿設した捏水噴出孔25を装
備して構成される。 前記混和機6に供給された小麦粉は、前記撹拌
翼7の高速回転により粉塵状態に分散し、それは
供給管5から連続的に導入され、しかも微細な霧
状に分散した捏水と接触混和して瞬間的に水和
し、瞬時にグルテンを生成しソボロ状の麺生地と
なり、直ちに押出機たる縦型シリンダー9に移送
される。 ここで詳しく、瞬間的に麺生地が生成される実
施例を、従来公知のミキサー類と比較して、図面
に基づいて、その作用について詳記する。 従来の生地混和装置は、製麺用ミキサーを例に
とれば、バツチ式の場合、第4図に示す如く、横
型、縦型、混捏型何れの場合でも、小麦粉類を撹
拌羽根によつて撹拌しながら一定量の捏水を加え
て混捏するものであるが、特に小麦粉の場合に
は、小麦粉の蛋白質のグリアヂンとグルテニンと
が水と結合した、いわゆるグルテンという、“と
りもち状”の不溶性の物質を生成させるため、麺
業界で“ねかす”と称せられる熟成工程で小麦粉
の粒子が水和(即ち、含水したグルテンと澱粉が
相互に馴染むこと)するのを待つ−熟成時間−が
必要である。 一方、本発明者が提案した昭和54年特許願第
141134号(特開昭56−64738号)(麺生地組織体の
異なる三層麺の製造方法およびその装置。第3
図)に記載される連続ミキシング装置の円筒状の
シリンダー内を送り込み可能なねじり付撹拌翼
7″付の軸が装置され、かつ高速に回転できる構
造を有する円筒形の高速ビーター瞬間混和機(本
発明の第5図参照)は、前項のバツチ式ミキサー
と異なり、入口より流下した捏水Wが小麦粉の微
小な一粒一粒によく接触するので、瞬間的にグル
テン形成が完成するもので、前述の公知バツチ式
ミキサーの如く、麺生地をねかし水分の浸透を待
ち「麩を出す」といういわゆる熟成時間は必要な
く、生地生成と同時に、製麺ロールに供給出来る
もので、従来公知のミキサーからは予期できない
発明であつた。なお、図中、Dは排出口、Eは小
麦粉の入口である。 この第5図のミキサーは、本発明者の先に提案
した発明(出願日、昭和55年10月16日、特願昭60
−35240(特開昭60−241867号)、茹麺の迅速製造
法)の「高速ビーター瞬間混和機」にも応用され
ている。 しかし、本発明者は、このミキサーを更に改良
すべく開発したのが、本発明で開示した、第1図
及び第2図の「高速ビーター瞬間混和機6,6′」
である。 その改良点は、捏水を前記第5図の捏水導管よ
り、捏水Wを単に流下させるものではない。 すなわち、本発明の第1図において説明する
と、捏水容器3内の捏水がその連続自動計量装置
4と、ロータリージヨイント24を経てこの高速
ビーター瞬間混和機6に導入されるが、該混和機
はモーター8に連結され、高速回転可能な複数の
ねじり付撹拌翼7と、回転軸内部に形成せる中空
孔を経て外周に連通する捏水噴出孔25を装備し
て構成される。 前記混和機6に供給された小麦粉は、前記撹拌
翼7の高速回転により粉塵状に分散される。その
粉塵状の小麦粉は、供給管5から連続的に導入さ
れ、高速に回転する(1450R/M程度)回転軸が
装備する水噴出孔より極めて微細な霧状に分散し
た捏水と接触混和して、それは、粉の微細な一
粒・一粒と、捏水の霧状になつた一粒・一粒とが
瞬間的に水和され、瞬時にグルテンを生成するも
のであり、いわばソボロ状の麺生地が生成され
る。 次に、本装置を使用した場合と従来のミキサー
類を用いた場合とを比較して説明する。 比較例 1 小麦粉25Kgを、第4図4−イの一軸横型ミキサ
ー(用田麺機製1袋用ミキサー)に投入し、塩度
ボーメ13ボーメの捏水8.25Kg(33%加水)を加
え、ミキサー軸80R/Mにて20分間混捏して、麺
生地Aを得た。 比較例 2 小麦粉100Kgを、第4図4−ニの混捏型ミキサ
ー(鈴木麺工製4袋用スーパー・ミキサー)に投
入し、塩度ボーメ13ボーメの捏水37Kg(37%加
水)を加えて、ミキサー軸40R/Mにて15分間混
捏して、麺生地Bを得た。 比較例 3 前記第5図の構成を有する高速ビーター瞬間混
和機に、小麦粉連続自動供給装置より、小麦粉を
625Kg/Hの出量で供給し、一方、捏水定量供給
ポンプの出量を312.5Kg/H(小麦粉に対し、50%
の加水量)に調節し連続供給して、麺生地Cを得
た。 〔実施例〕 本発明の第2図に示す高速ビーター瞬間混和機
6′に、比較例3と同様に、小麦粉連続自動供給
装置により、小麦粉625Kg/Hの出量で供給し、
一方、捏水定量供給ポンプの出量を312、5Kg/
H(小麦粉に対し、50%の加水量)に調整して、
麺生地Dを得た。 得られた各麺生地AないしDの状態を第6図A
ないしDに示した図面で説明すると、 麺生地Aは、加水量33%と低加水であるため、
麺生地は20分間にわたり長時間混捏してもグルテ
ンとの水和が不十分なため、生地は粉気が多く、
長時間の熟成が必要である。 麺生地Bは、スーパー・ミキサーでの混捏のた
め、比較例1よりも多加水(37%)で混捏できた
が、麺生地は塊状となり、ロール機への供給が容
易でない。 麺生地Cは、前記既出願の高速ビーター瞬間混
和機6″(本発明の第5図参照)であるため、公
知のミキサーよりも飛躍的に加水量が多く供給、
混捏できたが、ソボロ状生地に大小と、粒度にバ
ラツキがあり、吸水生地状態が必ずしも均一でな
いことを示している。 麺生地Dは、本発明の実施により得られた麺生
地で、麺生地Cと同様な50%の多加水でありなが
ら、均一な加水と、十分な混捏がなされたので、
麺生地Cと比べ、小さな殆ど均質化されたソボロ
状生地となり、次工程の製麺ロールへの供給が容
易となり、かつ、熟成工程なしで、麺生地が得ら
れる効果は大である。 さて、ここで重要なことは、本発明の「高速ビ
ーター瞬間混和機6,6′」のもう一つの特徴は、
単なる穀粉の粉塵化された一粒、一粒と、捏水の
微細な霧状の粒子ととが瞬間的に水和される効果
のみではない。 それは、本発明の高速ビーター瞬間混和機の軸
に装着された、“高速回転可能な複数のねじり付
撹拌翼(第1図の記号7、及び第2図の記号7′)
の優れたミキシング及びパンチング効果である。 そこで、以下に、本発明の高速ビーター瞬間混
和機が、従来より公知のこの種の混和機(ミキサ
ー)との発想の原点が異なり、その機構上全く異
なる点を明確にしておく。 元来、小麦粉類の如き穀粉類に捏水で混捏す
るとき、古来からの技法に二つある。 第一の技法は、“水回し”と称せられる、古
来からの技法である。 即ち、蕎麦の場合は、“木鉢の理論”と言わ
れる、“蕎麦粉の一粒一粒にきちんと水回しを
する。これによつて、粘りが出て、つながるよ
うになる”ということである。 第二の技法は、“麩質を切らないこと”であ
る。 即ち、うどんの場合、“全力を手に集めてこ
ねまわすようなことをしてはいけない。 それでは、せつかく出来始めた(麩)グルテ
ンをもみ切つてしまう。手だけで事を済まそう
とすると、グルテンの膜の形成を損ね易い。そ
こで、はじめの指を立ててかきまわすときか
ら、腰に力を入れて、肩や腕だけに不必要に力
が入るのを防がねばならぬ。”というのが、古
老の教えとされている。 そこで、項の古来の第一技法である“木鉢
の理論”=“粉の一粒、一粒にきちんと水回しを
する”を実現出来た、本発明における「高速ビ
ーター瞬間混和機」は、画期的な装置である。 特記すべきことは、捏水を希望流量のもとに
調整可等で、安定供給出来る自動計量供給装置
を経て、一定流量の捏水が、高速回転機構を有
する回転軸の捏水噴出孔より、極めて微細な霧
状化した捏水となり、これと共に、穀粉の自動
計量供給装置を経た一定流量の穀粉が、前記回
転軸に装着されたねじれ付撹拌翼により、粉塵
化された微細な穀粉の一粒、一粒と瞬間的に水
和されることにある。 前記に記載したごとく、穀粒一粒、一粒と
微小化された捏水とを“水回し”と称する、よ
くつなげるべきことの伝承は公知であるが、こ
れを実現するためいかなる装置を具体的に構成
するかが障害となる問題点であつた。 従来、公知のミキサーとして、例えば、特公
昭50−3384号公報(麺類の製造方法)に示され
るような、原料粉に対し100〜200%相当の捏水
を投入口から流下させ、ミキサー内部に装着さ
れた、ビーターにより捏水を細分化させる装置
とか、例えば、特開昭49−6145号公報(小麦粉
の加水熟成方法)に示される、圧縮空気によつ
て噴霧状にさせる装置などが知られているが、
前者では捏水の極く微細な霧状化は困難であ
り、又、後者の装置では、圧縮空気による過度
な空気量が、該ミキサー内に充満、加圧され、
穀粉の該ミキサーへの供給が困難となり、ブリ
ツヂを起し易い、又は不規則になるとか、ある
いは又、該ミキサー出口から混捏された麺生地
と共に、多量の空気と粉塵が排出され、次工程
での衛生問題などが発生し、実施上、未解決と
されている。 この様な、これまでの公知技術と比較して、
前述のとおり本発明に装備した性能の極めて優
れた「高速ビーター瞬間混和機」の開発も、本
発明の実施化に当つて成功した一要因である。 次に、項の後段に記載されている、古来の
第二技法である“麩質を切らないこと”を達成
することができ、しかも麺生地を短時間内で生
地のパンチング効果を発揮せしめるものであ
る。 同装置の特起すべきことは、項で説明した
如き完全な“水回し”が行われて“瞬間水和”
された麺生地が、高速ビーター瞬間混和機内の
ねじり付撹拌翼7,7′によつて、麩をもみき
つてしまわずに、グルテンを出す、所謂、パン
チング効果が発揮出来るもの、重要な特色であ
る。 今日まで、在来のミキサーは、 (イ) 水和はできても、生地の混捏、パンチングが
不十分なため、一見した外観は同じように思わ
れるが、後述する内部機構、操作条件が本発明
と異なるため、意図した完全なる麺生地の生成
ができないのである。 そのため、この様な機種の場合、ニーダーと称
する“捏上機”を接続しているのが現状である。 その点、本装置は、4秒以下の滞溜時間で、水
和、生地損傷のないパンチングが完全に行われる
ものであり、この様な実質的に4秒以下の、極め
て、短時間で、生地の完全なる水和および完全な
るパンチングまでを実施できる装置は、内外の諸
文献等を渉猟しても、本装置の技術思想を紹介し
たものは知見出来ない。 続いて、実施例として第1図に従い説明する
と、次のとおりである。 前述のとおり、穀粉(小麦粉)が前記混和機6
に供給されることによつて、瞬間的に水和し、か
つ、瞬時にグルテンを生成してソボロ状の麺生地
となり、直ちに押出機たるシリンダー9(図示例
では縦型である場合を示した。)に移送される。 高速ビーター瞬間混和機6に連結する押出機た
る縦型シリンダー9は、縦型円筒形状を呈してお
り、それはスクリユー状の送りネジ10を装備し
て構成され、圧出口の押出端部には麺の断面形状
となした多数の孔を有するダイス12が装備され
る。縦型シリンダー9に移動した前記麺生地は、
スクリユー状の送りネジ10の回転により、前記
下方押出端部に混練圧送される。ダイス12の近
傍に装備されたカツターナイフ13は、1食分相
当量の生地の押出時間(秒単位)毎に作動回転し
て麺線を裁断し、裁断された麺線は網袋のごと多
孔容器20に収容される。 第2図に示す実施例では、高速ビーター瞬間混
和機6′には、その一端側上端にスパウト2′を介
在して小麦粉の連続自動計量装置1′が設置され、
また捏水容器3′内の捏水がその連続自動計量装
置4′とロータリージヨイント24′を経てこの高
速ビーター瞬間混和機に導入されるが、該混和機
はモーター8′に連結され、高速回転可能な複数
のねじり付撹拌翼7′と、回転軸に穿設した捏水
噴出孔25′を装備して構成される。 前記混和機6′に供給された小麦粉は、前記撹
拌翼7′の高速回転により粉塵状態に分散し、そ
れは供給管5′から連続的に導入され、しかも微
細霧状に分散した捏水と接触混和して瞬間的に水
和し、瞬時にグルテンを生成してソボロ状の麺生
地となり、直ちに生地押込フイーダー9′に移送
される。 規定塩度ボーメに調整された捏水は、通常の機
械製麺の捏水量より多量に使用され、いわゆる、
多加水量で麺生地を製造することが好ましい。 以上の構成は、第1図示例とほとんど変わると
ころはないが、それ以降の製麺機の構成に差異が
ある。すなわち、 高速ビーター瞬間混和機6′に連通する生地押
込みフイーダー9′が、押込用プレート10′を装
備して構成され、次いで圧延ロール11′、成形
ロール12′、麺線切刃ロール13′が装備され
る。生地押込みフイーダー9′に移動した前記麺
生地は、半円型の押込用プレート10′の間欠作
動により前記圧延ロール11′に圧送される。圧
送された麺生地は、直下にある成形ロール12′
で麺帯に形成される。なお、必要により圧延ロー
ルは複数以上でも良い。 次いで切刃13′により、線状化された麺線1
4′は1食分相当量毎にカツトされ、所要食数の
麺線として網袋のとごき多孔容器20′に収容さ
れる。 このように、スパゲツテイ状の押出し麺、又は
うどん状の切出し麺を収容した多孔容器20の懸
吊機構(フツク)19を有し、変速機構をを具備
した駆動部18により回転し、多孔容器20を吊
下げカツターナイフ13又は切刃ロール13′の
下側を循環させる回転輪17を上部に設けた茹上
げ装置が配備されている。 上記茹上げ装置は、茹湯21の上面が前記カツ
ターナイフ13又は切刃ロール13′の下方10〜
20cmに位置するように設定するのが好ましい。茹
湯21を入れた茹釜のごとき茹湯槽15にはガス
バーナ16などの適宜の加熱手段が配備される。 また、図示例のごとく丸釜形式の茹釜だけでな
く、連続式茹上げ長釜(図示せず)においても応
用が可能である。 前記麺線を収容した多孔容器20は茹湯21中
で麺線をほぐした後、回転輪17に懸吊して茹湯
中を移動し、その間に茹上げが進行する。回転輪
17の回転速度は作業者が一定位置で作業し得る
ように、網袋又は多孔容器20が作業者の前に移
動してきたとき、麺が茹上るように調整すること
が好ましい。 操作盤22へ食数表示ボタン23の押圧によ
り、前述した製麺関連機構の始動及び指示食数単
位に相応する停止信号を発信し、その信号に応じ
てカツターナイフ13は、ダイス12から一食分
の麺線が押出される時間(秒単位)毎、又は切刃
ロール13′は、一食分の麺線が生成される時間
(秒単位)毎に作動回転し、指示食数回作動して
停止し、カツトされ(カツターの図示省略)、ま
た小麦粉及び捏水の各自動計量供給装置1又は
1′,4又は4′の駆動部はカツターナイフ13又
は切刃ロール13′の停止と同時又は停止の所定
秒数前に停止し、同時に高速ビーター瞬間混和機
6及び縦型シリンダー9のモーター8及び駆動用
モーター11又はモーター8′及びモーターMは、
前記自動計量供給装置の停止と同時又はその停止
の所定秒数後に停止する。 次に、上述した第1図示例の茹麺製造における
諸元の一例を示せば次の通りである。 茹たてスパゲツテイ4人前の製造諸元 原料穀粉と捏水との比率
は所要時に所要食数の茹麺を迅速に製麺茹上げす
ることができる茹麺の迅速製造装置に関する。 〔従来の技術〕 従来、手うちうどんでは、小麦粉に加塩捏水を
加えて45%前後の加水量で混捏し、玉取りし足踏
み作業により麺生地に麩力を出し、熟成(ねか
し)し、手粉を散分して展圧し、展圧後折りたた
みを行い、所要寸法に切断して生うどんを得るの
に、通常少なくとも数時間、前日仕込みでは最低
12時間以上を要し、また茹上げに15〜20分の時間
を要していた。 他方、機械製麺では、手打ちうどんより加水量
を減らし、手打ちより強固なロール加圧を行うた
めに、茹上げに25分前後の時間を必要とするのが
現状であつた。 従つて、機械製麺では製麺時間の短縮がもたら
されるものの、装置の据付面積が大きく、また茹
上げ時間が長いため角落ち、茹溶けを生ずるとと
もに、ブキブキした食感となり、食味が低下する
ものは避けられなかつた。 ところで、麺類の場合、茹上り直後が最も美味
であることは、よく知られているところである。 しかし、前記のような製造態様から、従来、そ
ば、うどん店では予め開店前から来客見込数で製
麺して茹置きし、営業時に客の注文に応じて湯通
しを行い提供することが慣例であつた。 そのため最も美味な茹上げ直後の麺の提供がな
されないし、また売れ残りなどの仕込み損失を免
れ得なかつた。 乾麺及びマカロニ、スパゲツテイ類の場合は、
麺帯切り出し製麺法又は加圧押出し製麺法により
製麺し乾燥処理するので、保存性は良いが、茹上
げに極めて長時間を必要とするので、やむを得ず
通常スパゲツテイ類を来客見込数で茹置きするの
が多くの実情である。 このため、食味の低下及び仕込み残りによる損
失が不可避であつた。 一般に良く知られているように、スパゲツテイ
もまた茹上げ直後が美味であるので、「茹立てス
パゲツテイ」をキヤツチ・フレーズに提供する専
門店では、比較的短時間毎の茹で上げサイクルを
実施しているが、茹で上げ時間が長いため来客の
急増の場合、対応が不十分で、客の待ち時間が長
くなり、また仕込み損失はやはり解消されない。 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明は、上記の如き従来法の欠点を排除し、
客の注文に応じて極めて短時間に製麺し、茹麺を
迅速に製造する装置を開発し、茹で上げ直後の美
味な麺を提供することを目的とし、成功したもの
である。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明の装置は、具体的には、穀粉および捏水
それぞれの自動計量供給装置を具備し、高速回転
機構を有するねじり付撹拌翼と、該回転軸内部に
形成せる中空孔を経て外周に連通する捏水噴出孔
を装備した高速ビーター瞬間混和機、それと連結
する送りスクリユー状ネジを有し圧出口に所望麺
形状を形成するダイスを装備したシリンダーとよ
り構成される加圧押出し瞬間製麺機、又は前記混
和機に連結する圧延、成形、切刃ロールより構成
される麺帯圧延切出し瞬間製麺機と;前記圧出口
のダイス又は麺線切刃ロールと茹湯槽湯面との間
に所定間隔を保持し、かつ麺線を収容する多孔容
器、駆動部に周回速度の変速機構を有する多孔容
器を吊下げた回転輪を配備してなる茹湯槽とを併
設して瞬間茹上製麺機構を構成し、しかも圧出又
は切出し麺線のカツト、該カツトと同時にまたは
該カツト停止の所定秒数前における穀粉および捏
水自動計量供給装置の停止、並びに前記瞬間製麺
機の停止が操作盤の信号により行われることを特
徴とする茹麺の迅速製造装置である。 〔作用〕 以下、図面に従つて本発明の実施例に基づき、
その作用を説明する。 第1図において、高速ビーター瞬間混和機6に
は、その一端側上縁にスパウト2を介在して小麦
粉の連続自動計量装置1が設置され、また捏水容
器3内の捏水がその連続自動計量装置4と、ロー
タリージヨイント24を経て、この高速ビーター
瞬間混和機に導入されるが、該混和機はモーター
8に連結され、高速回転可能な複数のねじり付撹
拌翼7と、回転軸に穿設した捏水噴出孔25を装
備して構成される。 前記混和機6に供給された小麦粉は、前記撹拌
翼7の高速回転により粉塵状態に分散し、それは
供給管5から連続的に導入され、しかも微細な霧
状に分散した捏水と接触混和して瞬間的に水和
し、瞬時にグルテンを生成しソボロ状の麺生地と
なり、直ちに押出機たる縦型シリンダー9に移送
される。 ここで詳しく、瞬間的に麺生地が生成される実
施例を、従来公知のミキサー類と比較して、図面
に基づいて、その作用について詳記する。 従来の生地混和装置は、製麺用ミキサーを例に
とれば、バツチ式の場合、第4図に示す如く、横
型、縦型、混捏型何れの場合でも、小麦粉類を撹
拌羽根によつて撹拌しながら一定量の捏水を加え
て混捏するものであるが、特に小麦粉の場合に
は、小麦粉の蛋白質のグリアヂンとグルテニンと
が水と結合した、いわゆるグルテンという、“と
りもち状”の不溶性の物質を生成させるため、麺
業界で“ねかす”と称せられる熟成工程で小麦粉
の粒子が水和(即ち、含水したグルテンと澱粉が
相互に馴染むこと)するのを待つ−熟成時間−が
必要である。 一方、本発明者が提案した昭和54年特許願第
141134号(特開昭56−64738号)(麺生地組織体の
異なる三層麺の製造方法およびその装置。第3
図)に記載される連続ミキシング装置の円筒状の
シリンダー内を送り込み可能なねじり付撹拌翼
7″付の軸が装置され、かつ高速に回転できる構
造を有する円筒形の高速ビーター瞬間混和機(本
発明の第5図参照)は、前項のバツチ式ミキサー
と異なり、入口より流下した捏水Wが小麦粉の微
小な一粒一粒によく接触するので、瞬間的にグル
テン形成が完成するもので、前述の公知バツチ式
ミキサーの如く、麺生地をねかし水分の浸透を待
ち「麩を出す」といういわゆる熟成時間は必要な
く、生地生成と同時に、製麺ロールに供給出来る
もので、従来公知のミキサーからは予期できない
発明であつた。なお、図中、Dは排出口、Eは小
麦粉の入口である。 この第5図のミキサーは、本発明者の先に提案
した発明(出願日、昭和55年10月16日、特願昭60
−35240(特開昭60−241867号)、茹麺の迅速製造
法)の「高速ビーター瞬間混和機」にも応用され
ている。 しかし、本発明者は、このミキサーを更に改良
すべく開発したのが、本発明で開示した、第1図
及び第2図の「高速ビーター瞬間混和機6,6′」
である。 その改良点は、捏水を前記第5図の捏水導管よ
り、捏水Wを単に流下させるものではない。 すなわち、本発明の第1図において説明する
と、捏水容器3内の捏水がその連続自動計量装置
4と、ロータリージヨイント24を経てこの高速
ビーター瞬間混和機6に導入されるが、該混和機
はモーター8に連結され、高速回転可能な複数の
ねじり付撹拌翼7と、回転軸内部に形成せる中空
孔を経て外周に連通する捏水噴出孔25を装備し
て構成される。 前記混和機6に供給された小麦粉は、前記撹拌
翼7の高速回転により粉塵状に分散される。その
粉塵状の小麦粉は、供給管5から連続的に導入さ
れ、高速に回転する(1450R/M程度)回転軸が
装備する水噴出孔より極めて微細な霧状に分散し
た捏水と接触混和して、それは、粉の微細な一
粒・一粒と、捏水の霧状になつた一粒・一粒とが
瞬間的に水和され、瞬時にグルテンを生成するも
のであり、いわばソボロ状の麺生地が生成され
る。 次に、本装置を使用した場合と従来のミキサー
類を用いた場合とを比較して説明する。 比較例 1 小麦粉25Kgを、第4図4−イの一軸横型ミキサ
ー(用田麺機製1袋用ミキサー)に投入し、塩度
ボーメ13ボーメの捏水8.25Kg(33%加水)を加
え、ミキサー軸80R/Mにて20分間混捏して、麺
生地Aを得た。 比較例 2 小麦粉100Kgを、第4図4−ニの混捏型ミキサ
ー(鈴木麺工製4袋用スーパー・ミキサー)に投
入し、塩度ボーメ13ボーメの捏水37Kg(37%加
水)を加えて、ミキサー軸40R/Mにて15分間混
捏して、麺生地Bを得た。 比較例 3 前記第5図の構成を有する高速ビーター瞬間混
和機に、小麦粉連続自動供給装置より、小麦粉を
625Kg/Hの出量で供給し、一方、捏水定量供給
ポンプの出量を312.5Kg/H(小麦粉に対し、50%
の加水量)に調節し連続供給して、麺生地Cを得
た。 〔実施例〕 本発明の第2図に示す高速ビーター瞬間混和機
6′に、比較例3と同様に、小麦粉連続自動供給
装置により、小麦粉625Kg/Hの出量で供給し、
一方、捏水定量供給ポンプの出量を312、5Kg/
H(小麦粉に対し、50%の加水量)に調整して、
麺生地Dを得た。 得られた各麺生地AないしDの状態を第6図A
ないしDに示した図面で説明すると、 麺生地Aは、加水量33%と低加水であるため、
麺生地は20分間にわたり長時間混捏してもグルテ
ンとの水和が不十分なため、生地は粉気が多く、
長時間の熟成が必要である。 麺生地Bは、スーパー・ミキサーでの混捏のた
め、比較例1よりも多加水(37%)で混捏できた
が、麺生地は塊状となり、ロール機への供給が容
易でない。 麺生地Cは、前記既出願の高速ビーター瞬間混
和機6″(本発明の第5図参照)であるため、公
知のミキサーよりも飛躍的に加水量が多く供給、
混捏できたが、ソボロ状生地に大小と、粒度にバ
ラツキがあり、吸水生地状態が必ずしも均一でな
いことを示している。 麺生地Dは、本発明の実施により得られた麺生
地で、麺生地Cと同様な50%の多加水でありなが
ら、均一な加水と、十分な混捏がなされたので、
麺生地Cと比べ、小さな殆ど均質化されたソボロ
状生地となり、次工程の製麺ロールへの供給が容
易となり、かつ、熟成工程なしで、麺生地が得ら
れる効果は大である。 さて、ここで重要なことは、本発明の「高速ビ
ーター瞬間混和機6,6′」のもう一つの特徴は、
単なる穀粉の粉塵化された一粒、一粒と、捏水の
微細な霧状の粒子ととが瞬間的に水和される効果
のみではない。 それは、本発明の高速ビーター瞬間混和機の軸
に装着された、“高速回転可能な複数のねじり付
撹拌翼(第1図の記号7、及び第2図の記号7′)
の優れたミキシング及びパンチング効果である。 そこで、以下に、本発明の高速ビーター瞬間混
和機が、従来より公知のこの種の混和機(ミキサ
ー)との発想の原点が異なり、その機構上全く異
なる点を明確にしておく。 元来、小麦粉類の如き穀粉類に捏水で混捏す
るとき、古来からの技法に二つある。 第一の技法は、“水回し”と称せられる、古
来からの技法である。 即ち、蕎麦の場合は、“木鉢の理論”と言わ
れる、“蕎麦粉の一粒一粒にきちんと水回しを
する。これによつて、粘りが出て、つながるよ
うになる”ということである。 第二の技法は、“麩質を切らないこと”であ
る。 即ち、うどんの場合、“全力を手に集めてこ
ねまわすようなことをしてはいけない。 それでは、せつかく出来始めた(麩)グルテ
ンをもみ切つてしまう。手だけで事を済まそう
とすると、グルテンの膜の形成を損ね易い。そ
こで、はじめの指を立ててかきまわすときか
ら、腰に力を入れて、肩や腕だけに不必要に力
が入るのを防がねばならぬ。”というのが、古
老の教えとされている。 そこで、項の古来の第一技法である“木鉢
の理論”=“粉の一粒、一粒にきちんと水回しを
する”を実現出来た、本発明における「高速ビ
ーター瞬間混和機」は、画期的な装置である。 特記すべきことは、捏水を希望流量のもとに
調整可等で、安定供給出来る自動計量供給装置
を経て、一定流量の捏水が、高速回転機構を有
する回転軸の捏水噴出孔より、極めて微細な霧
状化した捏水となり、これと共に、穀粉の自動
計量供給装置を経た一定流量の穀粉が、前記回
転軸に装着されたねじれ付撹拌翼により、粉塵
化された微細な穀粉の一粒、一粒と瞬間的に水
和されることにある。 前記に記載したごとく、穀粒一粒、一粒と
微小化された捏水とを“水回し”と称する、よ
くつなげるべきことの伝承は公知であるが、こ
れを実現するためいかなる装置を具体的に構成
するかが障害となる問題点であつた。 従来、公知のミキサーとして、例えば、特公
昭50−3384号公報(麺類の製造方法)に示され
るような、原料粉に対し100〜200%相当の捏水
を投入口から流下させ、ミキサー内部に装着さ
れた、ビーターにより捏水を細分化させる装置
とか、例えば、特開昭49−6145号公報(小麦粉
の加水熟成方法)に示される、圧縮空気によつ
て噴霧状にさせる装置などが知られているが、
前者では捏水の極く微細な霧状化は困難であ
り、又、後者の装置では、圧縮空気による過度
な空気量が、該ミキサー内に充満、加圧され、
穀粉の該ミキサーへの供給が困難となり、ブリ
ツヂを起し易い、又は不規則になるとか、ある
いは又、該ミキサー出口から混捏された麺生地
と共に、多量の空気と粉塵が排出され、次工程
での衛生問題などが発生し、実施上、未解決と
されている。 この様な、これまでの公知技術と比較して、
前述のとおり本発明に装備した性能の極めて優
れた「高速ビーター瞬間混和機」の開発も、本
発明の実施化に当つて成功した一要因である。 次に、項の後段に記載されている、古来の
第二技法である“麩質を切らないこと”を達成
することができ、しかも麺生地を短時間内で生
地のパンチング効果を発揮せしめるものであ
る。 同装置の特起すべきことは、項で説明した
如き完全な“水回し”が行われて“瞬間水和”
された麺生地が、高速ビーター瞬間混和機内の
ねじり付撹拌翼7,7′によつて、麩をもみき
つてしまわずに、グルテンを出す、所謂、パン
チング効果が発揮出来るもの、重要な特色であ
る。 今日まで、在来のミキサーは、 (イ) 水和はできても、生地の混捏、パンチングが
不十分なため、一見した外観は同じように思わ
れるが、後述する内部機構、操作条件が本発明
と異なるため、意図した完全なる麺生地の生成
ができないのである。 そのため、この様な機種の場合、ニーダーと称
する“捏上機”を接続しているのが現状である。 その点、本装置は、4秒以下の滞溜時間で、水
和、生地損傷のないパンチングが完全に行われる
ものであり、この様な実質的に4秒以下の、極め
て、短時間で、生地の完全なる水和および完全な
るパンチングまでを実施できる装置は、内外の諸
文献等を渉猟しても、本装置の技術思想を紹介し
たものは知見出来ない。 続いて、実施例として第1図に従い説明する
と、次のとおりである。 前述のとおり、穀粉(小麦粉)が前記混和機6
に供給されることによつて、瞬間的に水和し、か
つ、瞬時にグルテンを生成してソボロ状の麺生地
となり、直ちに押出機たるシリンダー9(図示例
では縦型である場合を示した。)に移送される。 高速ビーター瞬間混和機6に連結する押出機た
る縦型シリンダー9は、縦型円筒形状を呈してお
り、それはスクリユー状の送りネジ10を装備し
て構成され、圧出口の押出端部には麺の断面形状
となした多数の孔を有するダイス12が装備され
る。縦型シリンダー9に移動した前記麺生地は、
スクリユー状の送りネジ10の回転により、前記
下方押出端部に混練圧送される。ダイス12の近
傍に装備されたカツターナイフ13は、1食分相
当量の生地の押出時間(秒単位)毎に作動回転し
て麺線を裁断し、裁断された麺線は網袋のごと多
孔容器20に収容される。 第2図に示す実施例では、高速ビーター瞬間混
和機6′には、その一端側上端にスパウト2′を介
在して小麦粉の連続自動計量装置1′が設置され、
また捏水容器3′内の捏水がその連続自動計量装
置4′とロータリージヨイント24′を経てこの高
速ビーター瞬間混和機に導入されるが、該混和機
はモーター8′に連結され、高速回転可能な複数
のねじり付撹拌翼7′と、回転軸に穿設した捏水
噴出孔25′を装備して構成される。 前記混和機6′に供給された小麦粉は、前記撹
拌翼7′の高速回転により粉塵状態に分散し、そ
れは供給管5′から連続的に導入され、しかも微
細霧状に分散した捏水と接触混和して瞬間的に水
和し、瞬時にグルテンを生成してソボロ状の麺生
地となり、直ちに生地押込フイーダー9′に移送
される。 規定塩度ボーメに調整された捏水は、通常の機
械製麺の捏水量より多量に使用され、いわゆる、
多加水量で麺生地を製造することが好ましい。 以上の構成は、第1図示例とほとんど変わると
ころはないが、それ以降の製麺機の構成に差異が
ある。すなわち、 高速ビーター瞬間混和機6′に連通する生地押
込みフイーダー9′が、押込用プレート10′を装
備して構成され、次いで圧延ロール11′、成形
ロール12′、麺線切刃ロール13′が装備され
る。生地押込みフイーダー9′に移動した前記麺
生地は、半円型の押込用プレート10′の間欠作
動により前記圧延ロール11′に圧送される。圧
送された麺生地は、直下にある成形ロール12′
で麺帯に形成される。なお、必要により圧延ロー
ルは複数以上でも良い。 次いで切刃13′により、線状化された麺線1
4′は1食分相当量毎にカツトされ、所要食数の
麺線として網袋のとごき多孔容器20′に収容さ
れる。 このように、スパゲツテイ状の押出し麺、又は
うどん状の切出し麺を収容した多孔容器20の懸
吊機構(フツク)19を有し、変速機構をを具備
した駆動部18により回転し、多孔容器20を吊
下げカツターナイフ13又は切刃ロール13′の
下側を循環させる回転輪17を上部に設けた茹上
げ装置が配備されている。 上記茹上げ装置は、茹湯21の上面が前記カツ
ターナイフ13又は切刃ロール13′の下方10〜
20cmに位置するように設定するのが好ましい。茹
湯21を入れた茹釜のごとき茹湯槽15にはガス
バーナ16などの適宜の加熱手段が配備される。 また、図示例のごとく丸釜形式の茹釜だけでな
く、連続式茹上げ長釜(図示せず)においても応
用が可能である。 前記麺線を収容した多孔容器20は茹湯21中
で麺線をほぐした後、回転輪17に懸吊して茹湯
中を移動し、その間に茹上げが進行する。回転輪
17の回転速度は作業者が一定位置で作業し得る
ように、網袋又は多孔容器20が作業者の前に移
動してきたとき、麺が茹上るように調整すること
が好ましい。 操作盤22へ食数表示ボタン23の押圧によ
り、前述した製麺関連機構の始動及び指示食数単
位に相応する停止信号を発信し、その信号に応じ
てカツターナイフ13は、ダイス12から一食分
の麺線が押出される時間(秒単位)毎、又は切刃
ロール13′は、一食分の麺線が生成される時間
(秒単位)毎に作動回転し、指示食数回作動して
停止し、カツトされ(カツターの図示省略)、ま
た小麦粉及び捏水の各自動計量供給装置1又は
1′,4又は4′の駆動部はカツターナイフ13又
は切刃ロール13′の停止と同時又は停止の所定
秒数前に停止し、同時に高速ビーター瞬間混和機
6及び縦型シリンダー9のモーター8及び駆動用
モーター11又はモーター8′及びモーターMは、
前記自動計量供給装置の停止と同時又はその停止
の所定秒数後に停止する。 次に、上述した第1図示例の茹麺製造における
諸元の一例を示せば次の通りである。 茹たてスパゲツテイ4人前の製造諸元 原料穀粉と捏水との比率
【表】
高速ビーター瞬間混和機の内径
81mm
高速ビーター瞬間混和機の撹拌翼数
1ピツチ 3翼×5ピツチ=15枚
1ピツチ 2翼×1ピツチ=2枚
計 =17枚
高速ビーター瞬間混和機の混和時間
3秒/1食分
縦型シリンダーのねじ回転数
54R/M
ダイスの小孔の径
1.5mm
1食分の縦型シリンダー通過時間
10秒/1食分
茹湯の温度
99℃
茹時間
3分30秒
全所要時間
3分43秒
次に、上述した第2図示例の茹麺製造における
諸元の第1例を示せば次の通りである。 茹たてうどん4人前の製造諸元 原料穀粉と捏水との比率
諸元の第1例を示せば次の通りである。 茹たてうどん4人前の製造諸元 原料穀粉と捏水との比率
【表】
高速ビーター瞬間混和機の内径
81mm
高速ビーター瞬間混和機の撹拌翼数
1ピツチ 3翼×5ピツチ=15枚
1ピツチ 2翼×1ピツチ=2枚
計 =17枚
高速ビーター瞬間混和機の混合時間
3秒/1食分
3段式製麺ロール機の直径
100mm
切刃ロールの番手
10番
1食分の3段式製麺ロール機の通過時間
10秒/1食分
茹湯の温度
99℃
茹時間
3分30秒
全所要時間
3分43秒
次に、上述した第2図示例の茹麺製造における
諸元の第2例を示せば次のとおりである。 茹たて蕎麦4人前の製造諸元 原料穀粉と捏水との比率
諸元の第2例を示せば次のとおりである。 茹たて蕎麦4人前の製造諸元 原料穀粉と捏水との比率
【表】
(蕎麦のれん印小麦粉…出願人会社製品)
計400gを良く混合する。
高速ビーター瞬間混和機の内径 81mm 高速ビーター瞬間混和機の撹拌翼数 1ピツチ 3翼×5ピツチ=15枚 1ピツチ 2翼×1ピツチ=2枚 計 =17枚 高速ビーター瞬間混和機の混和時間 3秒/1食分 3段式製麺ロール機の直径 100mm 切刃ロールの番手 20番 1食分の3段式製麺ロール機の通過時間 10秒/1食分 茹湯の温度 99℃ 茹時間 1分45秒 全所要時間 1分58秒 尚、以上開示した3例の「茹たてスパゲツテ
イ」、「茹たてうどん」、「茹たて蕎麦」とも、全所
要時間は、最初の一食分が茹るまでに要する時間
である。 従つて、本発明の如く、連続製麺が任意の食数
だけ、自由に指令ができ、かつ次の麺が多孔容器
に投入出来るよう、直ちに前述の如くカツター又
は、切刃ロール直下に次の多孔容器が到着してい
るので、連続して複数以上で製麺する場合は、2
食目以後の場合は茹たてスパゲツテイを例にとれ
ば、 高速ビーター瞬間混和機の混和時間3秒+縦型
シリンダー通過時間10秒=13秒毎に、1食づつ製
造されることになる。 更に、短縮するには、縦型シリンダーの所要通
過時間ごとに、即ち、10秒毎に、茹たてスパゲツ
テイを客に提供できることになる。 これは、「茹たてうどん」「茹たて蕎麦」にあつ
ても、多孔容器の数がこれに相当する個数が収容
し得る茹湯槽であれば、約10秒ごとのタイム・サ
イクルで客に提供できることになり、麺類外食店
にあつは、本発明の装置1台で、従来装置にない
最も早く手ぎわのよい提供手段であり、かつ美味
な茹たてパスタ類が提供できるということは、本
装置をもつて嚆矢とするものである。 又、本発明によれば、食数を操作盤に指示する
ことにより、指示食数の茹麺が極めて単時間に迅
速に製造出来るので、注文に応じて装置を稼動
し、茹上げ直後の美味な茹麺を提供できる。従つ
てまた見込み生産による売れ残りなどの仕込み損
失を生ずるおそれがない。 また本発明の装置は非常にコンパクトで作業面
積も小さく、作業者は定位置で茹麺を取出すこと
ができ、麺の茹上りに過不足を生ずる恐れもな
く、労力、作業能率並びに茹上げ時間の短縮によ
る燃料の節約など多くの効果が期待される。 本発明はうどん類だけでなく、スパゲツテイ類
の製造にも使用できる。その場合、原料小麦粉を
デユラム小麦粉など適当な原料を使用し、スパゲ
ツテイ用ダイスを用いることにより乾燥工程を経
ないで茹上げた独自のスパゲツテイを、茹上げ直
後の美味な状態で提供できる。また捏水として牛
乳を用いるなど、各種材料の配合を工夫して、外
食店等での特異な、いわばオリジナルなスパゲツ
テイを製造することも可能である。
計400gを良く混合する。
高速ビーター瞬間混和機の内径 81mm 高速ビーター瞬間混和機の撹拌翼数 1ピツチ 3翼×5ピツチ=15枚 1ピツチ 2翼×1ピツチ=2枚 計 =17枚 高速ビーター瞬間混和機の混和時間 3秒/1食分 3段式製麺ロール機の直径 100mm 切刃ロールの番手 20番 1食分の3段式製麺ロール機の通過時間 10秒/1食分 茹湯の温度 99℃ 茹時間 1分45秒 全所要時間 1分58秒 尚、以上開示した3例の「茹たてスパゲツテ
イ」、「茹たてうどん」、「茹たて蕎麦」とも、全所
要時間は、最初の一食分が茹るまでに要する時間
である。 従つて、本発明の如く、連続製麺が任意の食数
だけ、自由に指令ができ、かつ次の麺が多孔容器
に投入出来るよう、直ちに前述の如くカツター又
は、切刃ロール直下に次の多孔容器が到着してい
るので、連続して複数以上で製麺する場合は、2
食目以後の場合は茹たてスパゲツテイを例にとれ
ば、 高速ビーター瞬間混和機の混和時間3秒+縦型
シリンダー通過時間10秒=13秒毎に、1食づつ製
造されることになる。 更に、短縮するには、縦型シリンダーの所要通
過時間ごとに、即ち、10秒毎に、茹たてスパゲツ
テイを客に提供できることになる。 これは、「茹たてうどん」「茹たて蕎麦」にあつ
ても、多孔容器の数がこれに相当する個数が収容
し得る茹湯槽であれば、約10秒ごとのタイム・サ
イクルで客に提供できることになり、麺類外食店
にあつは、本発明の装置1台で、従来装置にない
最も早く手ぎわのよい提供手段であり、かつ美味
な茹たてパスタ類が提供できるということは、本
装置をもつて嚆矢とするものである。 又、本発明によれば、食数を操作盤に指示する
ことにより、指示食数の茹麺が極めて単時間に迅
速に製造出来るので、注文に応じて装置を稼動
し、茹上げ直後の美味な茹麺を提供できる。従つ
てまた見込み生産による売れ残りなどの仕込み損
失を生ずるおそれがない。 また本発明の装置は非常にコンパクトで作業面
積も小さく、作業者は定位置で茹麺を取出すこと
ができ、麺の茹上りに過不足を生ずる恐れもな
く、労力、作業能率並びに茹上げ時間の短縮によ
る燃料の節約など多くの効果が期待される。 本発明はうどん類だけでなく、スパゲツテイ類
の製造にも使用できる。その場合、原料小麦粉を
デユラム小麦粉など適当な原料を使用し、スパゲ
ツテイ用ダイスを用いることにより乾燥工程を経
ないで茹上げた独自のスパゲツテイを、茹上げ直
後の美味な状態で提供できる。また捏水として牛
乳を用いるなど、各種材料の配合を工夫して、外
食店等での特異な、いわばオリジナルなスパゲツ
テイを製造することも可能である。
第1図は本発明装置のスパゲツテイなどを製造
するための圧出式概略機構説明図、第2図はうど
んなどを製造する為の切出し式概略機構説明図、
第3図は茹上げ装置の平面図、第4図は、従来公
知のバツチ式製麺用ミキサーであり、同図4−イ
は横型(水平型)ミキサーの横断図で、ミキサー
羽根(アーム)の回転方向を示し、同図4−ロは
二軸ミキサー並びに一軸ミキサーの平面図で、麺
生地の流動方向を示し、同図4−ハは縦型ミキサ
ーの平面図並びに側面図、同図4−ニは混捏型ミ
キサーの平面図、その左図は混捏用アームの回転
方向を示し、右図は麺生地の流れの方向を示す。
第5図は、本発明で引用した特願昭60−352301
(茹麺の迅速製造法)の、高速ビーター瞬間混和
機の一部断面を表した説明図で、同図aはその横
断図、同図b,cはそれぞれ同図aの入口側断面
図、同じく出口側断面図である。第6図Aないし
Cは比較例1ないし3を、また同図Dは実施例を
示す各説明図である。 1,1′……穀粉連続自動計量供給装置、4,
4′……捏水連続自動計量供給装置、6,6′,
6″……高速ビーター瞬間混和機、7,7′……ね
じり付撹拌翼、9……縦型シリンダー、12……
ダイス、13……カツターナイフ、14……生
麺、15……茹湯槽、16……ガスバーナー、1
7……回転輪、18……駆動部、20……多孔容
器、22……操作盤、23……表示ボタン、24
……ロータリージヨイント、25……捏水噴出
孔、9′……生地押込みフイーダー、10′……押
込用プレート、13′……切刃ロール。
するための圧出式概略機構説明図、第2図はうど
んなどを製造する為の切出し式概略機構説明図、
第3図は茹上げ装置の平面図、第4図は、従来公
知のバツチ式製麺用ミキサーであり、同図4−イ
は横型(水平型)ミキサーの横断図で、ミキサー
羽根(アーム)の回転方向を示し、同図4−ロは
二軸ミキサー並びに一軸ミキサーの平面図で、麺
生地の流動方向を示し、同図4−ハは縦型ミキサ
ーの平面図並びに側面図、同図4−ニは混捏型ミ
キサーの平面図、その左図は混捏用アームの回転
方向を示し、右図は麺生地の流れの方向を示す。
第5図は、本発明で引用した特願昭60−352301
(茹麺の迅速製造法)の、高速ビーター瞬間混和
機の一部断面を表した説明図で、同図aはその横
断図、同図b,cはそれぞれ同図aの入口側断面
図、同じく出口側断面図である。第6図Aないし
Cは比較例1ないし3を、また同図Dは実施例を
示す各説明図である。 1,1′……穀粉連続自動計量供給装置、4,
4′……捏水連続自動計量供給装置、6,6′,
6″……高速ビーター瞬間混和機、7,7′……ね
じり付撹拌翼、9……縦型シリンダー、12……
ダイス、13……カツターナイフ、14……生
麺、15……茹湯槽、16……ガスバーナー、1
7……回転輪、18……駆動部、20……多孔容
器、22……操作盤、23……表示ボタン、24
……ロータリージヨイント、25……捏水噴出
孔、9′……生地押込みフイーダー、10′……押
込用プレート、13′……切刃ロール。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 穀粉および捏水それぞれの自動計量供給装置
を具備し、高速回転機構を有するねじり付撹拌翼
と、該回転軸内部に形成せる中空孔を経て外周に
連通する捏水噴出孔を装備した高速ビーター瞬間
混和機、それと連結する送りスクリユー状ネジを
有し圧出口に所望麺形状を形成するダイスを装備
したシリンダーとより構成される加圧押出し瞬間
製麺機、又は前記混和機に連結する圧延、成形、
切刃ロールより構成される麺帯圧延切出し瞬間製
麺機と;前記圧出口のダイス又は麺線切刃ロール
と茹湯槽湯面との間に所定間隔を保持し、かつ麺
線を収容する多孔容器、駆動部に周回速度の変速
機構を有する多孔容器を吊下げた回転輪を配備し
てなる茹湯槽とを併設して瞬間茹上製麺機構を構
成し、しかも圧出又は切出し麺線のカツト、該カ
ツトと同時にまたは該カツト停止の所定秒数前に
おける穀粉および捏水自動計量供給装置の停止、
並びに前記瞬間製麺機の停止が操作盤の信号によ
り行われることを特徴とする茹麺の迅速製造装
置。 2 前記茹湯槽について、茹湯槽を茹上げ長釜形
式としてなる特許請求の範囲第1項記載の茹麺の
迅速製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60239603A JPS6192543A (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 | 茹麺の迅速製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60239603A JPS6192543A (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 | 茹麺の迅速製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6192543A JPS6192543A (ja) | 1986-05-10 |
| JPS632575B2 true JPS632575B2 (ja) | 1988-01-19 |
Family
ID=17047207
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60239603A Granted JPS6192543A (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 | 茹麺の迅速製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6192543A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6422275U (ja) * | 1987-07-31 | 1989-02-06 | ||
| JPH026473U (ja) * | 1988-06-28 | 1990-01-17 | ||
| JP2566595Y2 (ja) * | 1991-07-27 | 1998-03-30 | 建造 細野 | 製麺機 |
| KR20030061901A (ko) * | 2002-01-12 | 2003-07-23 | 박 종 기 | 자동 제면기 |
| CN102426429B (zh) * | 2011-10-26 | 2013-09-04 | 深圳爱她他智能餐饮技术有限公司 | 一种刀削面机器人多锅连续工作方法及系统 |
| KR101719169B1 (ko) * | 2014-11-25 | 2017-03-30 | (주)환희 | 성형롤이 개선된 2단 압출 면성형기 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60241867A (ja) * | 1985-02-26 | 1985-11-30 | Hoshino Bussan Kk | 茹麺の迅速製造法 |
-
1985
- 1985-10-28 JP JP60239603A patent/JPS6192543A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6192543A (ja) | 1986-05-10 |
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