JP3029589B2 - 紐状蒟蒻、該紐状蒟蒻の製造方法、前記紐状蒟蒻製造用の蒟蒻混練物押出し装置および前記紐状蒟蒻の製造装置 - Google Patents

紐状蒟蒻、該紐状蒟蒻の製造方法、前記紐状蒟蒻製造用の蒟蒻混練物押出し装置および前記紐状蒟蒻の製造装置

Info

Publication number
JP3029589B2
JP3029589B2 JP9122322A JP12232297A JP3029589B2 JP 3029589 B2 JP3029589 B2 JP 3029589B2 JP 9122322 A JP9122322 A JP 9122322A JP 12232297 A JP12232297 A JP 12232297A JP 3029589 B2 JP3029589 B2 JP 3029589B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
konjac
kneaded material
konjac kneaded
extruded
nozzle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP9122322A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10309174A (ja
Inventor
織寛 鶴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Orihiro Engineering Co Ltd
Original Assignee
Orihiro Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Orihiro Engineering Co Ltd filed Critical Orihiro Engineering Co Ltd
Priority to JP9122322A priority Critical patent/JP3029589B2/ja
Publication of JPH10309174A publication Critical patent/JPH10309174A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3029589B2 publication Critical patent/JP3029589B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数本の糸状蒟蒻
を一体化した紐状蒟蒻およびこの紐状蒟蒻の製造方法に
関する。さらに本発明は、本発明の紐状蒟蒻を製造する
ために用いられる蒟蒻混練物の押出し装置および紐状蒟
蒻の製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】蒟蒻は、蒟蒻粉を水に溶かした蒟蒻糊と
石灰水とを混合した蒟蒻混練物を加熱凝固させることに
よって製造される。蒟蒻の製法としては、主として、型
枠の中で蒟蒻混練物を加熱凝固させる方法と、蒟蒻混練
物を多数の孔が形成された目皿から押出し、これを温水
中で加熱凝固させる方法とに大別される。
【0003】特に、後者の方法においては、目皿に形成
する孔の形状や配列等を工夫することによって様々な形
態の蒟蒻が得られることから、目皿から押出す方法を利
用した蒟蒻に関する多くの提案がなされている。例え
ば、特開昭55−68264号公報には、多数のノズル
から押し出された蒟蒻混練物を成型型に流し込み、この
中で茹上げることで多数本の糸状蒟蒻を一体化する方法
が開示されている。また、特公平6−46917号公報
には、多数のノズルが形成された目皿を回転させながら
蒟蒻混練物を押し出すことで、多数本の糸状蒟蒻をねじ
られた状態で一体化する方法、装置が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した蒟蒻等は、通
常の板蒟蒻や糸蒟蒻にはない食感や外観を有し、蒟蒻の
バリエーションを増やすという点では好ましいものであ
る。しかし従来のものは、目皿を回転させたりはしてい
るものの、単に目皿から押し出すだけなので、単純な形
状のものしか得られない。さらに、蒟蒻は健康食品とし
ても注目されてきており、蒟蒻を使用した料理の種類の
拡大が望まれる。
【0005】そこで本発明は、蒟蒻製品の使用範囲を拡
大すべく、従来にない外観および食感を有する紐状蒟蒻
を提供することを目的とする。また本発明は、このよう
な紐状蒟蒻の製造方法、紐状蒟蒻の製造に用いられる押
出し装置および紐状蒟蒻製造装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の紐状蒟蒻は、複数本の長尺の蒟蒻が束状に一体
化した中心部と、前記中心部の外周に螺旋状に巻き付け
られて前記中心部と一体化した少なくとも1本の長尺の
蒟蒻からなる外表部とを有する。
【0007】上記のとおり構成された本発明の紐状蒟蒻
は、中心部は複数の長尺の蒟蒻が一体となった構造で、
かつ、このような中心部に対して長尺の蒟蒻が螺旋状に
巻き付いて一体となっているので、従来にはない食感が
得られるとともに、調味料がなじみ易い。また、中心部
と外表部とを異なる色とすることで、見た目にも美しい
紐状蒟蒻となる。
【0008】本発明の紐状蒟蒻の製造方法は、複数のノ
ズルが形成された目皿から蒟蒻混練物を下方に押し出し
て束状に一体化して中心部を形成するとともに、前記中
心部の外周に更に少なくとも1本の長尺の蒟蒻混練物を
螺旋状に巻き付けて前記中心部と一体化して紐状の蒟蒻
混練物を形成した後、前記紐状の蒟蒻混練物を加熱凝固
する。
【0009】これにより、上述した本発明の紐状蒟蒻が
製造される。特に、目皿の下方に、前記目皿のノズルか
ら押し出された蒟蒻混練物を取り巻いて回転可能に設け
られ、上端から下端に貫通した通路を有するとともに、
この通路を下降する蒟蒻混練物の外周に向かって更に蒟
蒻混練物を押し出すノズルが形成された回転体を設け、
この回転体を回転させながらそのノズルから蒟蒻混練物
を押し出すことで、目皿から押し出されて束状に一体化
した蒟蒻混練物の外周に更に蒟蒻混練物を螺旋状に巻き
付けた外表部が簡単に形成される。また、回転体のノズ
ルから押し出される蒟蒻混練物の量を目皿のノズルから
押し出される蒟蒻混練物の量よりも少なくすることで、
回転体のノズルから押し出された直後の蒟蒻混練物の膨
張により、その蒟蒻混練物の太さが太くなりすぎたり、
目皿のノズルから押し出された蒟蒻混練物の下降を妨げ
ることがなくなる。
【0010】本発明の蒟蒻混練物押出し装置は、軸方向
を鉛直方向に向けて配置され、上方から蒟蒻混練物が供
給される固定パイプと、前記固定パイプの下端に取り付
けられ、前記固定パイプに供給された蒟蒻混練物を下方
に押し出すための複数のノズルが形成された目皿と、
記目皿のノズルから押し出された蒟蒻混練物を取り巻い
て回転可能に前記目皿の下方に設けられ、前記目皿のノ
ズルから押し出された蒟蒻混練物からなる前記中心部が
通過する、上端から下端に貫通した通路を有するととも
に、前記通路を下降する前記中心部の外周に向かって更
に蒟蒻混練物を押し出すための少なくとも1つのノズル
が形成されている円筒状の回転体と、前記回転体を回転
させる駆動源とを有し、前記目皿の各ノズルは、前記目
皿の各ノズルから押し出された複数本の蒟蒻混練物が押
出直後の圧力の開放による膨張で一体化するような間隔
で形成されている。
【0011】上記のとおり構成された本発明の蒟蒻混練
物押出し装置では、固定パイプから供給された蒟蒻混練
物は、目皿のノズルから押し出され、その後の膨張によ
り一体となって下降する。一方、目皿の下方に設けられ
た回転体のノズルからも、目皿から押し出された蒟蒻混
練物の外周に向かって蒟蒻混練物が押し出される。この
とき、回転体は駆動源の駆動で回転されているので、回
転体から押し出された蒟蒻混練物は、目皿から押し出さ
れて下降する蒟蒻混練物の外周に螺旋状に巻き付けられ
て一体となる。これにより、上述した本発明の紐状蒟蒻
を加熱凝固する前の状態の蒟蒻混練物が形成される。
【0012】また、回転体の外周を支持する回転体支持
部材を更に有するとともに、回転体のノズルに連通する
外周溝を回転体の外周面全周にわたって形成し、上記回
転体支持部材に、外周溝に蒟蒻混練物を供給するための
供給口を設けることで、供給口から供給された蒟蒻混練
物は、回転体の外周溝を満たした後、ノズルに供給され
る。したがって、回転体が回転していてもノズルからは
連続的に蒟蒻混練物が押し出される。また、ノズルのメ
ンテナンスや得られる紐状蒟蒻の仕様変更に柔軟に対応
できるようにするために、目皿および回転体は着脱自在
に設けられていることが好ましい。
【0013】そして、本発明の紐状蒟蒻製造装置は、蒟
蒻混練物を供給するための供給口が設けられた回転体支
持部材を有する上記本発明の蒟蒻混練物押出し装置と、
前記蒟蒻混練物押出し装置に、蒟蒻粉を水に溶かした蒟
蒻糊と石灰水とを混合した蒟蒻混練物を連続的に供給す
る蒟蒻混練物供給装置と、前記蒟蒻混練物押出し装置か
ら押し出された蒟蒻混練物を加熱凝固させる茹上げ装置
と、前記蒟蒻混練物供給装置と前記蒟蒻混練物押出装置
との間に、前記蒟蒻混練物押出装置の供給口に供給され
る蒟蒻混練物の量を調整するための供給量調整手段とを
有する。
【0014】また、上記供給量調整手段に替えて蒟蒻混
練物供給装置を2つとし、一方を蒟蒻混練物押出し装置
の固定パイプに接続し、他方を蒟蒻混練物の供給口に接
続したものであってもよい。
【0015】これにより、上述した本発明の紐状蒟蒻が
製造される。特に、供給量調整手段を設けたり、あるい
は、固定パイプに蒟蒻混練物を供給するための蒟蒻混練
物供給装置と供給口に蒟蒻混練物を供給するための蒟蒻
混練物供給装置との2つの蒟蒻混練物供給装置を設ける
ことで、目皿から押し出される蒟蒻混練物の量と回転体
から押し出される蒟蒻混練物の量との比が適切になるよ
うに調整される。
【0016】特に、上記供給量調整手段を、蒟蒻混練物
供給装置からの蒟蒻混練物を2つの中継タンクに分配
し、一方の中継タンク内の蒟蒻混練物を蒟蒻混練物押出
し装置の固定パイプに供給するとともに他方の中継タン
ク内の蒟蒻混練物を供給口に供給口に供給する構成とし
たり、2つの蒟蒻混練物供給装置を設けた構成としたも
のでは、固定ノズルに供給される蒟蒻混練物と供給口に
供給される蒟蒻混練物とを異なる色に着色することで、
中心部と外表部とが異なる色の紐状蒟蒻が製造される。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
説明する。
【0018】図1は、本発明の紐状蒟蒻製造装置の一実
施形態の全体構成図である。
【0019】図1に示すように、この紐状蒟蒻製造装置
は、蒟蒻混練物を生成する蒟蒻混練物供給機1と、蒟蒻
混練物供給機1から連続的に供給された蒟蒻混練物を紐
状にして押し出す押出し機5と、押出し機5から押し出
された蒟蒻混練物を茹上げることによって加熱凝固さ
せ、連続的な紐状蒟蒻とする茹上げ装置2と、茹上げら
れた紐状蒟蒻を搬送するコンベア3とを有する。蒟蒻混
練物供給機1は、ホッパー、練り機およびポンプ等(図
1では不図示)で構成され、蒟蒻粉を20℃前後の水に
溶かした蒟蒻糊がホッパーに投入されると、この蒟蒻糊
と石灰水とが練り機で混合されて蒟蒻混練物とされ、蒟
蒻混練物がポンプで押出し機5に供給される。
【0020】茹上げ装置2は、温水を収容するとともに
押出し機5から押し出された蒟蒻混練物が投入される流
し槽21と、蒟蒻混練物の茹上げのための流路を構成す
る茹上げパイプ22と、茹上げパイプ22の出口部の下
方に配置された温水回収タンク23とを有する。押出し
機5から押し出された蒟蒻混練物は、流し槽21内の温
水とともに茹上げパイプ22を通過する間に茹上げられ
て凝固し、連続的な紐状蒟蒻となる。茹上げられた紐状
蒟蒻は、茹上げパイプ22の出口部から温水とともに温
水回収タンク23の分離ネット24上に排出される。こ
こで紐状蒟蒻と温水とが分離され、温水は温水回収タン
ク23内に収容される。温水回収タンク23内に収容さ
れた温水はポンプ(不図示)により流し槽21に回収さ
れ、流し槽21、茹上げパイプ22および温水回収タン
ク23を循環する。
【0021】茹上げパイプ22から排出された紐状蒟蒻
は、コンベア3で搬送されて切断装置4で所定の長さに
切断される。
【0022】ここで、押出し機5について、図2を参照
して説明する。図2は、図1に示した紐状蒟蒻製造装置
の押出し機の縦断面図である。
【0023】図2に示すように、この押出し機全体を支
持するフレーム57には、固定パイプ52が軸方向を鉛
直方向に向けて固定されている。固定パイプ52の上端
には、図1に示した蒟蒻混練物供給機1と接続される投
入パイプ51が固定されている。固定パイプ52の下端
には目皿54が装着されている。目皿54は、表面から
裏面に貫通する多数の垂直ノズル54aが形成された板
状の部材であり、投入パイプ51を介して固定パイプ5
2に供給された蒟蒻混練物は、各垂直ノズル54aから
糸状に押し出される。
【0024】垂直ノズル54aは、図3に示すように、
断面が円形であり、かつ、ほぼ円形の領域内に形成され
る。この領域の大きさで、紐状蒟蒻の後述する中心部7
1(図5参照)の太さが決定される。また、各垂直ノズ
ル54aから押し出された蒟蒻混練物は、押し出された
直後の圧力開放に伴って膨張するが、各垂直ノズル54
aから押し出された蒟蒻混練物がこの膨張により互いに
密着して一体となるように、垂直ノズル54aの間隔が
設定される。
【0025】固定パイプ52の下端には、目皿固定リン
グ53がねじ式に締結され、目皿54の外周部を固定パ
イプ52との間で保持している。これにより、目皿固定
リング53を取り外して目皿54をメンテナンスしたり
交換することができる。
【0026】固定パイプ52の外周には回転パイプ55
が回転自在にはめ込まれている。回転パイプ55の外周
には更に、フレーム57にボルトで固定された回転パイ
プ支持部材56がはめ込まれており、回転パイプ55
は、固定パイプ52と回転パイプ支持部材56との間で
摺動回転自在に支持される。回転パイプ支持部材56の
下端面は、回転パイプ55の外周部を支持する部位を除
いて開放されている。回転パイプ56も、回転パイプ支
持部材56をフレーム57に固定するボルトを取り外し
て回転パイプ支持部材56を取り外すことで、メンテナ
ンスや交換のために着脱することが可能となっている。
【0027】回転パイプ55の下端部において、その外
周面には、図2および図4に示すように、外周溝55a
が円周方向全周にわたって形成されている。さらに、外
周溝55aからは、回転パイプ55の回転中心に向かっ
て延びて内周面55cに開口する複数の水平ノズル55
bが形成されている。各水平ノズル55bは目皿54よ
りも下方に位置している。また、各水平ノズル55bの
断面は円形である。水平ノズル55bが開口している領
域での回転パイプ55の内径(すなわち図4に示す内周
面55cの直径)は、垂直ノズル54aが形成された領
域の直径よりも大きく、この開口部は各垂直ノズル54
aおよび各水平ノズル55bから押し出された蒟蒻混練
物の通路となる。さらに、内周面55cの直径は、後述
するように各水平ノズル55bから押し出された蒟蒻混
練物が、垂直ノズル54aから押し出された蒟蒻混練物
に密着して一体となるような大きさに設計される。
【0028】外周溝55aは、回転パイプ支持部材56
に設けられた供給口56aに連通している。供給口56
aは、蒟蒻混練物供給機1と接続され、蒟蒻混練物供給
機1から蒟蒻混練物が供給される。供給口56aに供給
された蒟蒻混練物は、外周溝55aを満たした後、各水
平ノズル55bから押し出される。これにより、回転パ
イプ55が回転していても、各水平ノズル55bからは
蒟蒻混練物が連続的に、しかも均等に押し出される。回
転パイプ55の外周面において、外周溝55aの上方お
よび下方にはシールリングがはめ込まれ、供給口56a
から供給された蒟蒻混練物が回転パイプ55と回転パイ
プ支持部材56との間に漏れ出るのを防止している。な
お、図2では1つの供給口56aのみが示されている
が、回転パイプ55から押し出される蒟蒻混練物の量、
すなわち水平ノズル55bの直径および数に応じて、適
切な圧力で適切な量の蒟蒻混練物が押出されるように供
給口56aを複数としてもよい。
【0029】回転パイプ55の上端部の外周面には、被
動ギア60が固定されている。被動ギア60は、フレー
ム57に固定されたモータ58の出力軸に固定された駆
動ギア59と噛み合っている。モータ58の駆動力は、
駆動ギア59および被動ギア60を介して回転パイプ5
5に伝達され、回転パイプ55を水平面内で回転させ
る。
【0030】次に、上述した紐状蒟蒻製造装置の動作に
ついて説明する。
【0031】蒟蒻混練物供給機1から押出し機5へ蒟蒻
混練物を供給する。蒟蒻混練物は、投入パイプ51およ
び供給口56aから連続的に供給される。このとき、モ
ータ58の駆動により回転パイプ55は回転している。
回転パイプ55の回転数は毎分150回転程度、また、
垂直ノズル54aから押し出される蒟蒻混練物の速度は
毎分20m程度である。
【0032】投入パイプ51から供給された蒟蒻混練物
は、固定パイプ52を通って各垂直ノズル54aから下
方に向かって糸状に押し出される。各垂直ノズル54a
から糸状に押し出された蒟蒻混練物は、押し出し直後の
圧力の開放により膨張して隣り合うもの同士が密着して
一体となった束構造を形成しつつ降下していく。
【0033】一方、供給口56aから供給された蒟蒻混
練物は、まず、回転パイプ55の外周溝55aに供給さ
れて外周溝55aを満たし、その後、各水平ノズル55
bに供給されて、目皿54の下方において各水平ノズル
55bから水平方向に回転パイプ55の中心へ向かって
押し出される。各水平ノズル55bから押し出された蒟
蒻混練物は、押し出し直後の圧力の開放による膨張およ
び回転パイプ55の中心へ向かう押し出し力により、垂
直ノズル54aから押し出されて形成された束構造の外
周に密着して束構造と一体となり、束構造の降下ととも
に降下していく。
【0034】このとき、回転パイプ55は回転している
ので、各水平ノズル55bから押し出された蒟蒻混練物
は、垂直ノズル54aから押し出されて形成された束構
造の外周に螺旋状に巻き付いて束構造と一体となる。
【0035】押出し機5から押し出されて上述のように
一体となった蒟蒻混練物は、図1に示す茹上げ装置2で
茹上げられて加熱凝固され、紐状蒟蒻となる。
【0036】加熱凝固した紐状蒟蒻の一部を図5に示
す。図5に示すように、この紐状蒟蒻70は、複数本の
糸状蒟蒻71aが束状に一体化した中心部71と、中心
部71の外周に螺旋状に巻き付けられて中心部71と一
体化した複数本の糸状蒟蒻72aからなる外表部72と
で構成される。中心部71は、目皿54の各垂直ノズル
54aから押し出されることによって形成された部分で
あり、外表部72は、回転パイプ55の各水平ノズル5
5bから押し出されることによって形成された部分であ
る。
【0037】外表部72を構成する糸状蒟蒻72aの周
方向のピッチは、回転パイプ55に形成する水平ノズル
55bの間隔によって任意に設定でき、また、長手方向
のピッチについては、回転パイプ55の回転数によって
任意に設定できる。さらに、外表部72を構成する糸状
蒟蒻72aの巻き付け方向は、回転パイプ55の回転方
向を変えることで、右巻にも左巻にもできる。
【0038】茹上げ装置2で加熱凝固された紐状蒟蒻は
70、図1に示すように、コンベア3で搬送され、切断
装置4で所定の長さに切断された後、不図示の包装機で
袋詰めされ、製品として供される。
【0039】このようにして得られた紐状蒟蒻70は、
外表部72が中心部71に対して螺旋状に巻き付いてい
るため、従来にはない食感を得ることができる。また、
中心部71では糸状蒟蒻71aが互いに一体化している
ものの、各糸状蒟蒻71aは断面が円形であり、糸状蒟
蒻71aの間には隙間が生じる。そのため、味付けをし
た際にはこの隙間に調味料が染み込み、調味料の味がな
じみやすいものとなる。なお、調味料の味がなじみやす
い点は、中心部71と外周部72との境界の段差の部分
においても同様である。さらに、中心部71の直線状の
流れ目と外表部72の螺旋状の流れ目とが織り成す模様
が従来にない外観を与え、美的観点からも優れたものと
なる。従って、この紐状蒟蒻70を1cm程度の長さに
切断してサラダ等に添えれば、装飾も兼ねた食材として
も使用することができ、蒟蒻の使用範囲がさらに広が
る。
【0040】ところで、上述したような紐状蒟蒻70で
は、中心部71を構成する蒟蒻の量と外表部72を構成
する蒟蒻の量とを比較すると、外表部72を構成する蒟
蒻の量の方が少ない。ここで、外表部72を構成する量
が中心部71を構成する量と比較して極端に少ない場合
には、投入パイプ51に供給される蒟蒻混練物の量と供
給口56aに供給される蒟蒻混練物の量とがほぼ均等で
あると、各水平ノズル55bの押し出し圧力が強くなり
すぎ、押し出された直後の蒟蒻混練物の膨張により太さ
が太くなりすぎたり、垂直ノズル54aから押出された
蒟蒻混練物の下降を妨げ、層流性を乱すことがある。こ
のような現象が発生すると、所望の形状の紐状蒟蒻を得
ることができなくなってしまう。
【0041】そこで、供給口56aに供給する蒟蒻混練
物の量は、投入パイプ51に供給する蒟蒻混練物の量に
比べて少なくすることが好ましい。
【0042】このためには、蒟蒻混練物供給機1から押
出し機5の供給口56aまでの蒟蒻混練物の経路中に、
供給量調整手段として吐出量を可変できるポンプ(不図
示)を設け、供給口56aに供給される蒟蒻混練物の量
を制御することで対処することができる。
【0043】また、図6に示すような、蒟蒻混練物を分
配する構成を用い、これを供給量調整手段とすることも
できる。図6において、蒟蒻混練物供給機1は、図1に
示したものを構成的に示したものであり、蒟蒻糊が供給
されるホッパー11と、蒟蒻糊と石灰水とを混合して蒟
蒻混練物を生成する練り機12と、練り機12で生成さ
れた蒟蒻混練物を排出するポンプ13とを有する。蒟蒻
混練物供給機1から排出される蒟蒻混練物は、途中で分
岐した配管81によって分配され、2つの中継タンク8
2a,82bに供給される。各中継タンク82a,82
b,に供給された蒟蒻混練物は、それぞれ中継タンク8
2a,82bに設けられたポンプ86a,86bで下流
へ送られる。
【0044】また、図7に示すように、中継タンク82
には、着色料を保持し中継タンク82内に滴下するフィ
ーダ85が設けられ、中継タンク82内の蒟蒻混練物
は、フィーダ85から滴下される着色料によって着色可
能となっている。さらに、中継タンク82にはモータ8
3で駆動される攪拌羽根84が設けられており、着色さ
れた蒟蒻混練物の色むらを防止している。
【0045】ここで例えば、図6に示した2つのポンプ
86a,86bのうち、一方のポンプ86aの吐出側を
を投入パイプ51(図2参照)に接続し、他方のポンプ
86bの吐出側を供給口56a(図2参照)に接続す
る。そして、一方のポンプ86aと他方のポンプ86b
との吐出能力の比を、投入パイプ51に供給すべき蒟蒻
混練物の量と供給口56aに供給すべき蒟蒻混練物の量
との比に等しくすることで、吐出量可変のポンプを用い
なくても、中心部71を構成するための蒟蒻混練物の量
と外表部72を構成するための蒟蒻混練物の量との比を
適切に調整することができる。また、図7に示したフィ
ーダ85に着色料を投入することで、色付きの紐状蒟蒻
を得ることができる。
【0046】この場合、投入パイプ51に接続される中
継タンク82と供給口56aに接続される中継タンク8
2とで異なる着色料を使用したり、いずれか一方のみに
着色料を使用することで、外表部72と中心部71とが
異なる色で構成されるカラフルな紐状蒟蒻を得ることが
できる。
【0047】以上は、蒟蒻混練物供給機1が1つの場合
であるが、さらには、押出し機5の投入パイプ51と供
給口56aとにそれぞれ別個の蒟蒻混練物供給機を接続
し、各蒟蒻混練物供給機から必要な量だけ蒟蒻混練物を
供給してもよい。この場合にも、各蒟蒻混練物供給機で
得られる蒟蒻混練物のいずれか一方に着色したり、ある
いはそれぞれを異なる色に着色することで、外表部72
と中心部71とが異なる色で構成されるカラフルな紐状
蒟蒻が得られる。
【0048】上述した実施形態では、垂直ノズル54a
および水平ノズル55bはいずれも円形断面の場合を示
したが、これらの形状は任意である。例えば、水平ノズ
ル55bの断面を扁平状とすれば、水平ノズル55bか
らは蒟蒻混練物が帯状に押し出され、図8に示すよう
に、外表部72’を構成する帯状蒟蒻72a’が中心部
71の外周に螺旋状に巻き付いて一体となった紐状蒟蒻
70’を得ることができる。さらには、この応用とし
て、水平ノズルを回転パイプの内周の全周にわたって開
口させれば、中心部の全周が外表部で覆われた紐状蒟蒻
とすることができる。この場合には、回転パイプは回転
させる必要はない。
【0049】また、上述した実施形態では、外表部を構
成する複数本の長尺の蒟蒻を中心部の外周に螺旋状に巻
き付けた例を示したが、外表部を構成する長尺の蒟蒻は
1本であってもよい。この場合、回転体に形成されるノ
ズルの数も1本となる。
【0050】
【発明の効果】本発明の紐状蒟蒻は、中心部は複数の長
尺の蒟蒻が一体となった構造で、かつ、このような中心
部に対して長尺の蒟蒻が螺旋状に巻き付いて一体となっ
ているので、従来にはない食感が得られるとともに、調
味料がなじみ易くなり、また、外観上も美しいという効
果を奏する。さらに、中心部と外表部とを異なる色とす
ることで、より見栄えのよい蒟蒻とすることができる。
【0051】本発明の紐状蒟蒻の製造方法は、目皿から
複数本の蒟蒻混練物を束状に一体化して押し出し、この
外周に長尺の蒟蒻混練物を螺旋状に巻き付けるので、上
記本発明の紐状蒟蒻を製造することができる。蒟蒻混練
物を螺旋状に巻き付けるのは、目皿とは別に設けられた
回転体のノズルから、目皿から押し出された蒟蒻混練物
の外周に向かって蒟蒻混練物を押し出すことで、容易に
行うことができる。また、回転体のノズルから押し出さ
れる蒟蒻混練物の量を目皿のノズルから押し出される蒟
蒻混練物の量よりも少なくすることで、回転体から押し
出される蒟蒻混練物の太さが太くなりすぎたり、目皿の
ノズルから押し出された蒟蒻混練物の下降を妨げること
を防止できる。
【0052】本発明の蒟蒻混練物押出し装置は、固定パ
イプに取り付けられた目皿と、目皿のノズルから押し出
された蒟蒻混練物を取り巻いて回転可能に目皿の下方に
設けられた回転体と、回転体を回転させる駆動源とを有
するので、回転体を回転させながら目皿および回転体の
ノズルから蒟蒻混練物を押し出すことで、上述した本発
明の紐状蒟蒻を加熱凝固する前の状態の蒟蒻混練物を形
成することができ、本発明の紐状蒟蒻の製造に用いる押
出し装置として適している。また、回転体の外周を支持
する回転体支持部材を更に有するとともに、回転体のノ
ズルに連通する外周溝を回転体の外周面全周にわたって
形成し、上記回転体支持部材に、外周溝に蒟蒻混練物を
供給するための供給口を設けることで、回転体が回転し
ていても回転体のノズルから連続的に蒟蒻混練物を押し
出すことができる。
【0053】そして、本発明の紐状蒟蒻製造装置は、蒟
蒻混練物を供給するための供給口が設けられた回転体支
持部材を有する上記本発明の蒟蒻混練物押出し装置を有
するので、本発明の紐状蒟蒻の製造に適した装置であ
る。しかも、蒟蒻混練物供給装置と前記蒟蒻混練物押出
装置との間に供給量調整手段を設けたり、あるいは、固
定パイプに蒟蒻混練物を供給するための蒟蒻混練物供給
装置と供給口に蒟蒻混練物を供給ための蒟蒻混練物供給
装置との2つの蒟蒻混練物供給装置を設けることで、目
皿から押し出される蒟蒻混練物の量と回転体から押し出
される蒟蒻混練物の量との比が適切になるように調整す
ることができる。特に、蒟蒻混練物を2つの中継タンク
に分配して蒟蒻混練物押出し装置の固定ノズルと供給口
とに供給するものや、2つの蒟蒻混練物供給装置を有す
るものでは、紐状蒟蒻の中心部と外表部とを異なる色に
着色することもでき、より見栄えのよい紐状蒟蒻を製造
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の紐状蒟蒻製造装置の一実施形態の全体
構成図である。
【図2】図1に示した紐状蒟蒻製造装置の押出し機の縦
断面図である。
【図3】図2に示した押出し機の目皿の平面図である。
【図4】図2に示した押出し機の回転パイプの、図2に
おけるA−A線断面図である。
【図5】図1に示した紐状蒟蒻製造装置で製造される紐
状蒟蒻の一例の斜視図である。
【図6】蒟蒻混練物供給機から供給される蒟蒻混練物を
分配する構成の一例を示す図である。
【図7】図6に示した中継タンクの内部構造を示す概略
断面図である。
【図8】紐状蒟蒻の他の例の斜視図である。
【符号の説明】
1 蒟蒻混練物供給機 2 茹上げ装置 3 コンベア 4 切断装置 5 押出し機 11 ホッパー 12 練り機 13,86a〜86d ポンプ 21 流し槽 22 茹上げパイプ 23 温水回収タンク 24 分離ネット 51 投入パイプ 52 固定パイプ 53 目皿固定リング 54 目皿 54a 垂直ノズル 55 回転パイプ 55a 外周溝 55b 水平ノズル 55c 内周面 56 回転パイプ支持部材 56a 供給口 57 フレーム 58,83 モータ 59 駆動ギア 60 被動ギア 70,70’ 紐状蒟蒻 71 中心部 72,72’ 外表部 71a,72a 糸状蒟蒻 72a’ 帯状蒟蒻 81 配管 82 中継タンク 84 攪拌羽根 85 フィーダ

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の長尺の蒟蒻が束状に一体化した
    中心部と、 前記中心部の外周に螺旋状に巻き付けられて前記中心部
    と一体化した少なくとも1本の長尺の蒟蒻からなる外表
    部とを有する紐状蒟蒻。
  2. 【請求項2】 前記中心部を構成する長尺の蒟蒻、およ
    前記外表部を構成する長尺の蒟蒻の少なくとも一方が
    着色されている請求項1に記載の紐状蒟蒻。
  3. 【請求項3】 複数のノズルが形成された目皿から蒟蒻
    混練物を下方に押し出して束状に一体化して中心部を形
    成するとともに、前記中心部の外周に更に少なくとも1
    本の長尺の蒟蒻混練物を螺旋状に巻き付けて前記中心部
    と一体化して紐状の蒟蒻混練物を形成した後、前記紐状
    の蒟蒻混練物を加熱凝固する紐状蒟蒻の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記目皿のノズルから押し出された蒟蒻
    混練物を取り巻いて回転可能に前記目皿の下方に設けら
    れ、前記目皿のノズルから押し出された蒟蒻混練物から
    なる前記中心部が通過する、上端から下端に貫通した通
    路を有するとともに、前記通路を下降する前記中心部の
    外周に向かって更に蒟蒻混練物を押し出すための少なく
    とも1つのノズルが形成されている円筒状の回転体を用
    い、 前記回転体を回転させながら前記目皿および前記回転体
    の各ノズルから蒟蒻混練物を押し出すことによって、前
    記目皿から押し出された蒟蒻混練物からなる前記中心部
    の外周に更に蒟蒻混練物を螺旋状に巻き付ける請求項3
    に記載の紐状蒟蒻の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記回転体のノズルから押し出される蒟
    蒻混練物の量を、前記目皿のノズルから押し出される蒟
    蒻混練物の量よりも少なくする請求項3または4に記載
    の紐状蒟蒻の製造方法。
  6. 【請求項6】 軸方向を鉛直方向に向けて配置され、上
    方から蒟蒻混練物が供給される固定パイプと、 前記固定パイプの下端に取り付けられ、前記固定パイプ
    に供給された蒟蒻混練物を下方に押し出すための複数の
    ノズルが形成された目皿と、前記目皿のノズルから押し出された蒟蒻混練物を取り巻
    いて回転可能に前記目皿の下方に設けられ、前記目皿の
    ノズルから押し出された蒟蒻混練物からなる前 記中心部
    が通過する、上端から下端に貫通した通路を有するとと
    もに、前記通路を下降する前記中心部の外周に向かって
    更に蒟蒻混練物を押し出すための少なくとも1つのノズ
    ルが形成されている円筒状の 回転体と、 前記回転体を回転させる駆動源とを有し、 前記目皿の各ノズルは、前記目皿の各ノズルから押し出
    された複数本の蒟蒻混練物が押出直後の圧力の開放によ
    る膨張で一体化するような間隔で形成されている蒟蒻混
    練物押出し装置。
  7. 【請求項7】 前記回転体の外周を支持する回転体支持
    部材を更に有し、 前記回転体の外周面には、前記回転体のノズルに連通す
    る外周溝が全周にわたって形成され、 前記回転体支持部材には、前記外周溝に蒟蒻混練物を供
    給するための供給口が形成されている請求項6に記載の
    蒟蒻混練物押出し装置。
  8. 【請求項8】 前記目皿および前記回転体が着脱可能に
    設けられている請求項7に記載の蒟蒻混練物押出し装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の蒟蒻混練物押出し装置
    と、 前記蒟蒻混練物押出し装置に、蒟蒻粉を水に溶かした蒟
    蒻糊と石灰水とを混合した蒟蒻混練物を連続的に供給す
    る蒟蒻混練物供給装置と、 前記蒟蒻混練物押出し装置から押し出された蒟蒻混練物
    を加熱凝固させる茹上げ装置と、 前記蒟蒻混練物供給装置と前記蒟蒻混練物押出装置との
    間に、前記蒟蒻混練物押出装置の供給口に供給される蒟
    蒻混練物の量を調整するための供給量調整手段とを有す
    る紐状蒟蒻製造装置。
  10. 【請求項10】 前記供給量調整手段は、前記蒟蒻混練
    物供給装置からの蒟蒻混練物が分配されて供給される2
    つの中継タンクと、前記各タンク内の蒟蒻混練物を排出
    するためにそれぞれ前記中継タンクに設けられた2つの
    ポンプとを有し、 前記各ポンプのうち一方は前記蒟蒻混練物押出し装置の
    固定パイプに接続され、他方は前記蒟蒻混練物押出し装
    置の供給口に接続され、 前記各ポンプの吐出能力の比は、前記投入パイプに供給
    すべき蒟蒻混練物の量と前記供給口に供給すべき蒟蒻混
    練物の量との比に等しい請求項9に記載の紐状蒟蒻製造
    装置。
  11. 【請求項11】 請求項7に記載の蒟蒻混練物押出し装
    置と、 前記蒟蒻混練物押出し装置の固定パイプおよび供給口に
    それぞれ、蒟蒻粉を水に溶かした蒟蒻糊と石灰水とを混
    合した蒟蒻混練物を連続的に供給する2つの蒟蒻混練物
    供給装置と、 前記蒟蒻混練物押出し装置から押し出された蒟蒻混練物
    を加熱凝固させる茹上げ装置とを有する紐状蒟蒻製造装
    置。
JP9122322A 1997-05-13 1997-05-13 紐状蒟蒻、該紐状蒟蒻の製造方法、前記紐状蒟蒻製造用の蒟蒻混練物押出し装置および前記紐状蒟蒻の製造装置 Expired - Lifetime JP3029589B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9122322A JP3029589B2 (ja) 1997-05-13 1997-05-13 紐状蒟蒻、該紐状蒟蒻の製造方法、前記紐状蒟蒻製造用の蒟蒻混練物押出し装置および前記紐状蒟蒻の製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9122322A JP3029589B2 (ja) 1997-05-13 1997-05-13 紐状蒟蒻、該紐状蒟蒻の製造方法、前記紐状蒟蒻製造用の蒟蒻混練物押出し装置および前記紐状蒟蒻の製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10309174A JPH10309174A (ja) 1998-11-24
JP3029589B2 true JP3029589B2 (ja) 2000-04-04

Family

ID=14833106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9122322A Expired - Lifetime JP3029589B2 (ja) 1997-05-13 1997-05-13 紐状蒟蒻、該紐状蒟蒻の製造方法、前記紐状蒟蒻製造用の蒟蒻混練物押出し装置および前記紐状蒟蒻の製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3029589B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1190626A1 (en) * 2000-09-20 2002-03-27 Yasuo Mukohata Heterogeneous food product made from Konjak and manufacturing method therefor
JP2002117340A (ja) * 2000-10-10 2002-04-19 Nec Corp 自動販売システム及び方法
CN106955777A (zh) * 2017-04-28 2017-07-18 湖北致魔芋生物科技股份有限公司 魔芋精粉自动化加工设备

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10309174A (ja) 1998-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102905547A (zh) 可食饼干产品及其生产方法
MX2008011471A (es) Produccion de articulos con contenido variable de aditivos.
JP2005533511A (ja) 被覆された食品、組成物、被覆方法及び該食品の製造装置
JP2005533511A6 (ja) 被覆された食品、組成物、被覆方法及び該食品の製造装置
JP3009835B2 (ja) 有芯棒状食品吐出装置
KR102041225B1 (ko) 떡 제조장치
JP3029589B2 (ja) 紐状蒟蒻、該紐状蒟蒻の製造方法、前記紐状蒟蒻製造用の蒟蒻混練物押出し装置および前記紐状蒟蒻の製造装置
JPH0471476A (ja) 食品の成形方法及び装置
FR2572899A1 (fr) Procede et installation de fabrication d'un produit fourre
KR101137914B1 (ko) 다중 구조의 속재료를 충진함과 동시에 외관을 땅콩 모양으로 성형하는 떡볶이용 떡 제조장치
CN104126742B (zh) 一种制备嵌有条状图案的汤圆的装置
JPH10513352A (ja) ゲル化した製品を押出す方法
JP2000014375A (ja) 押出成形装置及びその押出成形装置を用いたペットフ−ドの押出成形方法
JP3817335B2 (ja) チョコレート類の製造方法
CA2087219C (en) Hash brown depositor
CN104146328B (zh) 一种制备表面有花色图案的汤圆的装置
US2642819A (en) Machine for making food products
EP3280269B1 (en) System and method for extruding confectionery products
JPS632575B2 (ja)
CN204146293U (zh) 一种制备有条状图案的汤圆的复合头装置
CN204146292U (zh) 一种制备嵌有条状图案的汤圆的装置
CN204146291U (zh) 一种制备有条状图案的汤圆的装置
CN204146290U (zh) 一种制备表面有花色图案的汤圆的装置
CN204232209U (zh) 一种彩色汤圆
KR0162155B1 (ko) 소스 내장형 국수의 제조방법 및 그 장치

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080204

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090204

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090204

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100204

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100204

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110204

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110204

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120204

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120204

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130204

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140204

Year of fee payment: 14

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term