JP2005533511A6 - 被覆された食品、組成物、被覆方法及び該食品の製造装置 - Google Patents

被覆された食品、組成物、被覆方法及び該食品の製造装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、ソーセージの自動製造装置の製造分野に関する。本発明は、被覆された食品、特にソーセージ、食品を被覆する組成物、食品を被覆する方法、及び同方法を実行するための装置に関する。本方法は、生のソーセージミート、ミンチ又はペーストを、管状鋳型(2)内を通過させることによってソーセージを成形する工程と、該ソーセージを、好ましくは丸形にされた端部を有するセグメントに切断する工程と、アルギン酸ナトリウムを含有する第一組成物中でセグメント(45)を被覆しながら該セグメントを移動して、セグメントを第一組成物のフィルムにより被覆する工程と、被覆されたセグメントを、カルシウム塩を含有する第二組成物(44)と接触させて、セグメントを被覆するアルギン酸カルシウムゲルを形成させる工程とを含む連続工程からなる。

Description

本発明は、被覆された食品、特にソーセージと、該製品を被覆するための組成物と、該食品を被覆する方法と、同方法を実施し得る装置とに関する。
本発明の技術分野は、ソーセージの自動製造装置である。
肉を皮で包含することによりソーセージを製造することが公知である。動物由来の小腸の皮を用いることは、プリオンに起因する伝染病等の疾病が伝染する危険性があるため好ましくない。合成皮を用いる場合、食品を熱処理した後にその皮と肉とを分離する(即ち、皮を剥く)必要がある為、製造された食品の外観が損なわれる。
皮無しソーセージを製造する方法は、特許文献1にて公知である。この方法では、肉を管状鋳型内に充填し、型内において肉を加熱してソーセージの表面を凝固させ、その後、鋳型からソーセージを取り出す。この方法は複雑な装置を必要とする上、比較的生産性が低く、熱処理は肉の食感を変化させる。
欧州特許第EP0029806号
本発明の目的は、ソーセージ、及び類似する食品の改良された製造方法と、該方法を実施する単純な装置とを提供することにある。
本発明の目的は、主としてソーセージミート、ピューレ又はペースト、及び/又は繊維質のミート混合物を有する、一般には生の、皮で包囲しなくとも調理可能である物理的特徴を備えた、成形かつ/又は成型された食品を提供することにある。
本発明の第一の局面は、食品食品を、動物由来の抽出物を含有せず、調理時に溶解しない、該製品を結着させる性質を有する組成物によって被覆及び/又は包囲することからなる。
食品を被覆するゲル化組成物は、アルギン酸カルシウムを含有することが好ましい。本発明によれば、海草の抽出物をベースとするこの物質は、肉と混合することなく、同物質が被覆する肉の結着性と機械的強度とを向上させることが可能であると発見されている。さらにこの被膜は、被覆された製品同士が固着することを防止して、製品の調理を容易にし得る。
食品を包囲する組成物は、調理時の食品の性質を向上させることが可能な野菜由来のタンパク質、デキストローズ及びマルトデキストリンを含有することもまた好ましい。
被覆工程は、以下の連続するニ工程にて実施されることが好ましい。最初に、粉体状のアルギン酸ナトリウム、タンパク質、糖類、及び/又は澱粉が分散された水である第一の水性組成物のフィルムにより食品を包囲する。次に、カルシウム塩を含有する第二の水性組成物と、前記フィルムで包囲された製品とを接触させることによって、本来液状のフィルムを硬化させる。このカルシウム塩、特に塩化カルシウムは、食品を包囲しているフィルム中に存在するアルギン酸ナトリウムと反応して、アルギン酸カルシウムゲルを形成する。このゲルは、熱処理の必要なく食品に対して結着性を付与する。このように食品の周囲にて形成されたゲルは、調理時の熱に耐え得る。
好ましい実施形態において、アルギン酸ナトリウムを含有する第一組成物で食品を包囲する工程は、食品を第一溶液中に浸漬して第一組成物を被覆する工程を含む。カルシウム塩を含有する第二組成物と食品とを接触させる工程もまた、第二溶液中に浸漬する工程を含む。食品を第一溶液中に浸漬する工程に先だって、又は該工程と関連して、及び/又は該工程の後に、アルギン酸ナトリウムを含有する第一組成物を食品に対して散布する工程を実施することも好ましい。
第一組成物中のタンパク質、デキストローズ及びマルトデキストリンの含有量は、本方法を実施する装置の技術的特性の関数としての組成物の流動性を調節するように、即ち組成物のポンピング、循環、および噴霧を容易にするように選択される。また、これら物質の含有量は、被覆速度(及び/又は被膜の厚さ)と最終製品の固形性(結着性)とを調整するためにも、また収縮と発色との観点から調理時の食品の性質を良好にするためにも選択される。
本発明のその他の好ましい特徴としては、
・アルギン酸ナトリウムは水性液中に分散された粉体状であり、組成物はポンプの駆動によって移送され、かつノズルを介して噴霧されて、被覆されるべき製品に対して散布され得るほど十分高い流動性を有している。食品を包囲する組成物は、幕を形成することによって食品上に噴霧され分散されることが好ましい。
・第一組成物中のアルギン酸ナトリウムの比率は、0.5〜2重量%の範囲内にある。
・第二組成物中のカルシウム塩の比率は、0.1〜15重量%の範囲内にある。
本発明の方法は、以下の連続工程を含むことが好ましい。
・管状鋳型内を通過させることによって、ソーセージミート、ピューレ又はペーストからソーセージを形成する工程、
・前記ソーセージを、好ましくは丸形にされた端部を有するセグメントに切断する工程、・アルギン酸ナトリウムを含有する第一組成物中でセグメントを被覆しながら該セグメントを移動して、セグメントを第一組成物のフィルムにより被覆する工程、
・被覆されたセグメントを、カルシウム塩を含有する第二組成物と接触させて、セグメントを被覆するアルギン酸ナトリウムゲル層を形成させる工程。
ソーセージ切断器具は、第一組成物で湿潤されて滑性を付与されることが好ましい。
食品は、第一組成物と第二組成物とに対応する二種の溶液中に連続して浸漬され、製品は第一組成物により湿潤され(散布され)、製品を第二組成物中に浸漬され(かつ/又は(第二組成物を)散布され、かつ/又は(第二組成物により)湿潤され)るに先だって、被覆された製品上の第一組成物の表面分布を、好ましくは空気噴射を伴った排水により変更して、第一組成物による包囲の質を向上かつ均一化することが好ましい。
本発明の別の一局面では、ソーセージミートを管状鋳型内を通過させて射出ソーセージを形成する、繊維質ソーセージミート(ピューレ又はペースト)を基材とする成形された食品の製造方法を提供する。本方法では、ソーセージは収縮された後、拡張される。この収縮工程により、繊維質ミート中の少なくとも一部の繊維が長手方向に配向されて、製品の調理時に繊維が収縮することによって、食品は(長手方向に)短縮されずに、直径が縮小される。
特に本発明の成果として、非常に多様な円筒状の、及び/又は管状の食品を自動製造することが可能となる。
本発明の別の一局面では、繊維質ソーセージミート(又はピューレもしくはペースト)から食品を製造するための装置、特に上述した方法を実施し得る装置を提供する。本装置は、管状鋳型と、ソーセージを形成するために管状鋳型にソーセージミートを導入する手
段と、ソーセージミートのセグメントをゲル組成物で被覆するための包囲手段とを備えることが好ましい。ソーセージミート導入手段は、ソーセージをセグメントに分割する移動分割手段を有することが好ましい。
この装置は、製品を被覆する第一組成物の第一溶液を収容する第一容器と、製品を被覆する第二組成物の第二溶液を収容する第二容器と、セグメントを第一容器から第二容器へ搬送する搬送手段とを備えることが好ましい。
本発明の別の一局面では、好ましくは移動分割手段の上流において、移動分割手段の近隣にゲル化組成物を導入する手段(特に、放出ノズル及び/又は搬送チャネル)を備えた装置を提供する。それによって、組成物が、移動分割手段にソーセージミートが粘着するのを抑制又は防止し、かつ移動分割手段間の摩擦を軽減し、かつセグメント、特にセグメント端部の規則的な成形を容易にする。
本発明の別の一局面では、複数のソーセージを同時に形成し得る複数の管状鋳型、即ちノズルと、該鋳型と各々関連して、ソーセージを同時にセグメントに分割し得る複数の移動成形切断手段とを備えた装置を提供する。
この装置の好ましい特徴としては、
本装置は、管状鋳型に対してミートを分配する手段を備え、該ミートは送込みオリフィスを介して供給される。ミートを分配、即ち分割する手段は、管状鋳型と送込みオリフィスとに連通している分配キャビティを画成する回転体構造を有する。回転体構造は、その外面に回転駆動手段を備えていることが好ましく、より詳細には、外面に歯車のような駆動手段と噛合う歯部が設けられていることが好ましい。分配キャビティは、回転体構造の回転軸に関して対称性を有することが好ましい。送込みオリフィスの中心部は、ほぼ該回転軸上に位置し、分配キャビティと管状鋳型とを連通させているミート排出オリフィスは、該回転軸に関して対称的に延びて(例えば、本装置が3個の管状鋳型を有する場合、該回転軸上にその中心部を有する正三角形の3個の頂点上に、肉排出オリフィスの中心部が配置されて)、送込みオリフィスから管状鋳型へ供給されるミートの分配が均衡化される。
本発明の別の一局面では、鋳型が互いに平行かつほぼ水平方向に整合されて、それによりソーセージのセグメントは、分割手段により供給された該セグメントを、(浸漬又は散布によって)包囲する手段の導入口へ移送するコンベアベルトによって列をなして退出するようにされる装置を提供する。
さらに好ましくは、
管状鋳型は、洗浄、及び/又は交換のための該鋳型の取外しを容易にする着脱可能な接続手段を介して、分割成形構造(即ちヘッド)、及びミート押出し(送込み)ユニットとに固定される。
この装置は、セグメント分割成形構造(即ちヘッド)と、ミートを管状鋳型に分配する手段、特に前記回転体構造とを支持する枠を備える。この枠は調整及び変形可能で、特に入れ子式構造を有し、管状鋳型及び/又はミート分配手段の着脱を容易にする。
この装置は、製品を被覆する第一組成物のフィルム、即ち層を均一化する手段をさらに備える。この手段は、第一容器と第二容器との間に配置されることが好ましく、製品からの排水を可能にする穿孔が設けられた移動支持体(例、コンベアベルト)、及び/又は、空気あるいは適切な気体を吹き付けるノズルを備えることが好ましい。
本発明の別の一局面では、移動分割手段は、セグメント分割成形構造上にて往復移動するように装着された刃を有し、該刃はギロチンを形成している。各刃の端部は、最初に刃が閉鎖された第一の相対位置にあるときに、ソーセージをセグメントに分割し、次に刃が一部開いた第二の相対位置にあるときはソーセージセグメントの端部を成形する。
各刃は半円形状のノッチを有し、このノッチの縁部はテーパ付けされて、切刃を形成することが好ましい。
この装置は、2個の刃を各々作動させる2個のアクチュエータと、該アクチュエータの作動と、ミートを鋳型内に導入する手段の作動とを制御するための制御ユニットとを備えることが好ましい。制御ユニットは、2個のアクチュエータを個別に制御する手段と、導入手段を制御する手段とを有して、刃が管状鋳型の一部を閉鎖する位置にあるときに、刃により画成されたオリフィスを介してミート通過させ、かつソーセージセグメント端部の近傍における該セグメントの部分を徐々に減少させる。
成形切断刃を作動させるアクチュエータを個別に制御することにより、刃の動作間の不一致を制御して、ソーセージセグメントの端部を円形に成形することが容易になる。
刃は、第一被覆組成物により滑性を付与されることが好ましい。
本装置は、ソーセージ形状を備えたソーセージミートの流れを圧迫して該ソーセージ中の繊維の配向を変更し、ソーセージの結着性を向上させる手段を有することが好ましい。
限定することを意図せずに本発明の好ましい実施形態を示す添付の図面を参照にして、本発明の他の特性及び利点を以下に説明する。
図1及び図2を特に参照すると、装置31は車輪33を有し、かつ地面34上に直立する枠32を備えている。
枠32は、アルギン酸ナトリウムを含有する第一被膜水性組成物を収容し、かつ鉛直方向に重なる3個のタンク、即ちオーバーフロー・タンク35、収集タンク12及び貯蔵タンク13を支持している。さらに枠は、第一組成物を調製するための第四タンク112と、穿孔されたコンベアベルトを有するコンベア5とを支持し、該コンベア5は、オーバーフロー・タンク35と収集タンク12との間においてタンク35の上部にて延びる頂部ストランド95と、タンク35の下部にて延びる底部ストランド96とを有している。モータ4は、コンベアのエンドローラ36を回転駆動する。コンベア5のベルトは、第二エンドローラ37と、他のローラ、即ち中間部案内手段38,39,40により案内される。これらの案内手段はコンベアベルトの一部を圧迫して、コンベアベルトをタンク35の底部に沿って摺動させて、コンベアベルトの頂部ストランド上に静止するソーセージ45(好ましくはソーセージの一部)をタンク35内に充填された組成物中に浸漬させる。
本装置は、さらにポンプ6を備え、同ポンプ6は、取入れダクト41を介してタンク13から取り入れた組成物を循環させ、かつ散布用細長片(即ち幕)7にて終焉するダクト内に組成物を供給する。散布用細長片7は、タンク35、及び/又はコンベアベルトの頂部ストランドの上部にて延びている。
ポンプ6は、供給ダクト7とT接続しており、供給ダクト7は、ヘッド3に(組成物を)供給する一つの側部部材119と、バイパス117を構成している別の側部部材とを有している。タンク112には破砕ポンプ116が装着されており、この破砕ポンプ116は、取入れダクト120と供給ダクト121とを介して閉鎖回路内を循環させることによって、塊を粉砕混合する役割を果たす。弁122は、混合に寄与するか、またはそれ以外の場合、タンク112からタンク12へ移送することによりタンク112を空にし、フィ
ルタ14を介してタンク13へと供給することに寄与する。
本装置の枠は、装置のアクチュエータを監視かつ制御する電子ユニットを収容する収容部93と、連続するソーセージミートから個々のソーセージを切断成形する「ヘッド」と称される装置3とをさらに支持している。
本装置はさらに、カルシウム塩水溶液である溶液44を収容するタンク42も備えている。タンク42には、製品を予備調理するための(任意の)電気加熱部材43が装着されている。タンク42は、コンベヤ46と協働して、溶液44からソーセージを取り出す。
タンク42は、コンベヤ5の下流端にて落下するソーセージを受容するように配置されている。タンク42とコンベヤとは、コンベヤ5によって列をなして供給されたソーセージがタンク42内にて隣なり合って(かつ互いに平行に)延びるように、コンベヤ5に関して横方向に延びていることが好ましい。コンベヤ46には穿孔されたベルトが装着されていてもよく、それによってコンベヤ5の場合と同様に、ソーセージを被覆する過剰な組成物の全てを溶液44の排出口にて排水することが可能になる。収集タンク12は、コンベヤ5の全長に亘って延びており、タンク35から溢れる溶液のみでなく、コンベヤ5にて搬送されるソーセージから排出される溶液と、コンベヤベルトから排出される溶液も収集する。
第二組成物を噴霧する第二散布用細長片は、ソーセージがコンベア5からタンク42へ移送される際に、ソーセージを第二組成物で包囲する。
押出し機1は、ソーセージミートを装置31へ送込む。押出し機1は、ソーセージミートを分割するためのプログラムを所有しており、ソーセージの分割と関連して押出し機1を成形被覆装置に対して同期させる。
押出し機1に取付けられた送込みダクト2,76は、ソーセージミートが円筒状のソーセージ形にされること確実にするか(図1)、又はソーセージミートが分配器73へ送込まれることを確実にする(図2)。
成形ヘッドは、ソーセージをソーセージ部分、即ちセグメントに切断分割し、かつセグメントの端部を丸形に成形し、かつソーセージミートの第一被覆を実施する。最適な結果を得るためには、押出し機を制御してスループット速度を決定した後、ギロチン刃の位置と移動速度とが調整されることが好ましい。
速度調整可能なコンベア5は、分割されたソーセージを被覆物質の溶液8中に移送する。該溶液は、溶液上に位置する幕(図1)によって供給される。被膜物質溶液が溢れると、同被覆物質は装置の下部に配置された貯蔵タンク13内に除去されて、ポンプ6がこの被覆組成物を連続的に循環させる。フィルタ14は、返還される被覆物質中に含まれる粉塵又は屑を保持する。
溶液8を脱出したソーセージ45は、被膜の厚さを制御するために調整され得る清浄空気10(又は他の適切な気体)の幕10内を通過する。その後、製品45は、第一物質をゲル化させる第二溶液44の容器42が配置されたラインの第二端の方向へ放出される。
タンク112には、水と粉体とを混合する際に生じる塊を粉砕するための剪断ポンプが装着されている。このポンプは、閉鎖ループにて作動する。一組の弁は、(組成物を)貯蔵タンクに供給するか、又はそうでない場合、閉鎖ループを循環させるよう作用する。
装置31は、同一の基体によって異なる製造容量を提供し得る。本装置は、1個の排出口を有する(以下、一排出口と称する)成形切断ヘッド3(図1)、及び2個以上の排出
口を有する成形切断ヘッドのいずれかを使用する(図2)。2個以上の排出口を有する成形切断ヘッドを使用する装置の場合、全排出口に対してミートの容積及び重量を規則的に分配するための中間要素、即ち分配器73が使用される(図2)。
図11を参照すると、繊維体46と小粒47、即ち蓄積脂肪とが含まれているソーセージミートを有するソーセージ45は、ゲル化層48により被覆されている。ゲル化層48は料理に対して耐性を有し、かつカルシウム塩と反応するアルギン酸ナトリウムから得られるアルギン酸カルシウムを含有している。
図3A〜図4Bを参照すると、成形ヘッド3は、一排出口の器具、及び複数の排出口を有する器具のいずれをも受容可能な枠49を備える。枠上に2個の空気圧式アクチュエータ50,51が取付けられている。アクチュエータ50,51は各々、ロッド52,53を有して頂部ギロチン刃54と底部ギロチン刃55とを支持し、かつ頂部ギロチン刃54と底部ギロチン刃55とを軸線94に沿って往復移動するよう作動させる。このことを目的として、各ギロチン刃は、アクチュエータ・ロッドの端部に固定された支持杭を受容し得る孔を有する。ギロチン刃は、前方板56と後方ブロック57とにより案内され、該前方板56及び後方ブロック57は、内部で摺動する刃を受容する2個の溝を画成している。2個の部品56,57は枠49に対して固定されており、かつ各々がねじ切りされた端部を有する4個の平行ロッド58によって保持されている。蝶ナット59は、アセンブリを締結かつ保持する。二又60は、成形装置3のブロック57に対してノズル2を着脱可能に固定かつロックし得る。半円筒状(樋状)の支持体61が前方板56に対して固定されており、同支持体61はソーセージがヘッド3から退出する際に該ソーセージを保持する。ソーセージは支持体61に沿って摺動する。このことは、ヘッド3が水平方向に関して傾斜65していること(図1)と、被膜物質の流れとを要因とする。即ち、第一被膜組成物がポンプにより2個のダクトA1,A2を介してヘッド3のブロック57へ供給されて、ギロチン刃の後部において120°の角度を隔てて分配された三地点において、内部でギロチン刃が摺動する溝に開放される、ブロック57内に形成されたチャネル62,63,64内に流れるためである。
図8A〜8Dを参照すると、切刃同士が互いに接する2個のギロチン刃によって、かつソーセージ端部を円形に成形する半円状の面取りされた切り欠きによって切断が行われる。
図8A〜8Dを参照すると、各刃54,55は略矩形状をなし、面取りされた刃先98,99を有する。これら刃先の中央部には、半円形状のノッチ100,101が形成されている。これらのノッチは、それに沿って刃が平行移動する軸線94の両側において対称的に延びている。各ノッチ100,101に沿って刃に面取り102,103が為されている。図8A及び図9Aに、互いに最も離間されている刃の位置を示す。図8B及び図9Bに、刃の刃先98,99が互いに重なり、かつ2個のノッチ100,101が互いに、ソーセージミートが通過し得、かつ刃の上流に位置するミート成形鋳型2のオリフィスとほぼ一致する円形オリフィス104を画成する刃の位置を示す。図8C及び9Cに、ノッチ100とノッチ101の一部が重なって比較的小さい開口を有するが、尚ソーセージミートが通過し得るオリフィス105を画成する刃の位置を示す。刃がこの位置にあるときにミートがオリフィスを通過すると、ソーセージセグメント端部の断面は、図8B及び9Bに示したオリフィス104を通過したミートの断面よりも小さくなる。図8D及び図9Dに、ミートの通過を防止して、ソーセージをセグメントに分割し得る閉鎖位置にある刃を示す。
図5を参照すると、3個の排出口を有する成形ヘッド(以下、三排出口成形ヘッドと称する)は、一排出口成形ヘッドと同様の構造を有して同様に作動するが、3個の排出口が
装着されており、かつ各排出口に対して被覆物質を循環供給するチャネル網を備えている。
このヘッドは2個のギロチン刃(頂部ギロチン刃54A及び底部ギロチン刃55A)を有し、各ギロチン刃は3個の欠刻を有し、各欠刻は、ソーセージに所望される直径と一致する直径を備えた半円形状のノッチからなる。
同一の支持枠49を用いて、複数の排出口を有する器具を一排出口器具の代替として一排出口器具の位置に装着することが可能である。これによって、同一の装置上でいずれの成形切断器具をも使用することが可能となる。
図5を参照すると、成形切断ヘッドの3個の排出オリフィス66,67,68は各々、図5の紙面と直交し、かつ水平方向に延びる軸線72と整合する軸線69,70,71に沿って延びている。
図2、6及び7を参照すると、分配器73は、ミート押出し装置1から排出ダクト76内にて搬送されたミート75の流れ74を、3個のチューブ、即ちノズル2へ分割し、同ノズル2は、図5に示すように、成形されたミートを成形ヘッド3の導入口へ供給する。分配器、即ち分割器は、環状の断面を有するリング77を備える。リングは壁を有する内面78を備え、該壁は、水平方向に延びる軸線80に関して円形対称をなすキャビティ79を画成している。より詳細には、キャビティは、軸線80に関して環状の断面を有する直円柱の形状を有している。分配器は、装置の枠43の要素82に関して固着されたフランジ81を備える。
枠32は、互いに接続されたロッド121,122,123から構成されたブラケットを備えている。要素82はチャネル部分からなる部材であり(図7)、要素82が支持する(符号83,84,85等に示す)部材を、枠のブラケットに関して、水平方向に延びる軸線120に沿って摺動させて、分配器の洗浄と維持とを容易にし得る。
枠の要素82は、モータ83と、モータにより駆動される変速装置84と、軸線80に平行な軸線86に沿って延びる変速装置の出力軸上に装着されている歯車85とを支持している。歯車85の歯部85aは、リング77の外面87に設けられた相補的な歯部と噛合う。その結果、モータ83の作動により軸線86を中心として歯車が回転して、リング77と、同リング77に固着されて、キャビティ79内にて互いに120°の角度を隔てて分配された3個のナイフ88とを、軸線80を中心として回転させる。
フランジ81は、各々が3個のチューブ2と接続される3個のオフィリス89,90,91を有して、チューブとキャビティ79とを連通させている。
図7に示すように、ミート排出オリフィス89,90,91の中心部は、(密封用ガスケット92が設けられた)送込みダクト76の長手方向に延びる軸線と一致する、分配器の回転軸80上にその中心部が位置する正三角形の頂点上に配置されている。
図10を参照すると、鋳型2は、軸線110を中心とする略チューブ形状を備える。鋳型の壁111は、チューブ2の内面13から内側方向に突出する環状部分112を有している。この内側環状突出部分112は、該突出部分を通過する直径114を、突出部分から上流、及び/又は下流の鋳型の直径115と比較して小さくする。この鋳型の圧迫部により、矢印116に沿って移動するミートの、該圧縮部を通過した後の結着性が向上し、ソーセージミート中に存在する少なくとも一部の繊維が横方向に配向され得る。
図12及び図13を参照すると、第二溶液44を介してソーセージ45を移動するコンベア46は、コンベア5の長手方向に延びる軸線200と直交する軸線201に沿って延びている。ソーセージは、(図1、図2に符号3にて示される)成形装置により、3個の
グループをなして互いに隣り合わせの状態でコンベア5上に供給されて、コンベア5の端部から溶液44中のコンベア46上に落下される。溶液44中で、ソーセージは軸線201に関して横方向に延びている。コンベア5の端部はカバー202により保護されている。
実験例1〜3
満足すべき第一被覆組成物は、下記の表に示す、特定の重量比を有する成分を混合して調製された。
Figure 2005533511
デキストローズ以外の糖も使用し得る。特に、糖及びマルトデキストリンの比率は、かなり変動することが可能である。第一組成物には、着色剤、香料、ハーブ類又は香辛料を添加してもよい。アルギン酸ナトリウム粉末には、該粉末の水中での分散を容易にするために、抗凝集剤が添加されてもよい。
実験例4,5
満足すべき第二被覆組成物は、下記の表に示す、特定の(重量)比を有する成分を混合して調製された。
Figure 2005533511
本発明の第一の好ましい実施形態による装置と、該装置の皮無しソーセージ製造における使用とを示す長手方向略側面図。 本発明の第二の好ましい実施形態による、回転分配器によって供給されるソーセージミートを成形するための3個の管状部分を備えた、図1の装置に類似する装置の長手方向略側面図。 刃同士が閉鎖されて成形ノズルの一端を閉鎖している、ソーセージの成形、ソーセージのセグメントへの切断、及びセグメント端部の成形を行うシステムの一局面を示す長手方向断面図。 刃が開放位置にあり、ノズルを離脱する全ソーセージを通過させている、ソーセージの成形、ソーセージのセグメントへの切断、及びセグメント端部の成形を行うシステムの一局面を示す長手方向断面図。 図3Aの矢印IVAの方向から見た、セグメント切断成形システムの前面図。 図3Bの矢印IVBの方向から見た、セグメント切断成形システムの前面図。 水平方向の軸線上に整合された3個のノズルを備えて、3個のソーセージを同時に切断成形する装置を示す、図4A及び図4Bと同様の前面図。 1個の送込みダクトを経由して供給されたミートを3個のノズルに分配して、3個のソーセージを同時に形成するシステムをより詳細に示す、図2の一部拡大側面図。 図6の矢印VIIで示した鉛直平面における回転体分配器とそれを作動させる歯車とを示す拡大断面図。 ソーセージの切断と、対応する成形ノズルの閉鎖と、ソーセージセグメントの一端の成形とを含む連続工程を示す、連続する四つの相対位置における図3A、図3B、図4A及び図4Bに示した種類の切断装置の2個の刃の前面図。 ソーセージの切断と、対応する成形ノズルの閉鎖と、ソーセージセグメントの一端の成形とを含む連続工程を示す、連続する四つの相対位置における図3A、図3B、図4A及び図4Bに示した種類の切断装置の2個の刃の前面図。 ソーセージの切断と、対応する成形ノズルの閉鎖と、ソーセージセグメントの一端の成形とを含む連続工程を示す、連続する四つの相対位置における図3A、図3B、図4A及び図4Bに示した種類の切断装置の2個の刃の前面図。 ソーセージの切断と、対応する成形ノズルの閉鎖と、ソーセージセグメントの一端の成形とを含む連続工程を示す、連続する四つの相対位置における図3A、図3B、図4A及び図4Bに示した種類の切断装置の2個の刃の前面図。 図8AのIXA−IXA線における、図8Aと同一の位置にある刃の断面図。 図8BのIXB−IXB線における、図8Bと同一の位置にある刃の断面図。 図8CのIXC−IXC線における、図8Cと同一の位置にある刃の断面図。 図8DのIXD−IXD線における、図8Dと同一の位置にある刃の断面図。 狭窄部を備えた管状鋳型の一部分の長手方向断面図。 本発明によるソーセージの断面図。 本発明による装置の別型であって、ソーセージを第一溶液から第二溶液へ移送するシステムを示す側面図。 本発明による装置の別型であって、ソーセージを第一溶液から第二溶液へ移送するシステムを示す、図12の矢印XIIIの方向から見た平面図。

Claims (26)

  1. 食品(45)を被覆するための、アルギン酸ナトリウムを含有する組成物(8)。
  2. 野菜タンパク質、及び/又は糖、及び/又はマルトデキストリンをさらに含有する請求項1に記載の組成物。
  3. 前記アルギン酸ナトリウムは水溶液中に分散された粉体の形態を有し、前記組成物は、ポンプの駆動により移送されるに十分にして、かつノズルを介して噴霧されて、被覆されるべき食品に対して散布されるに十分な流動性を有する請求項1又は2に記載の組成物。
  4. 前記組成物中のアルギン酸ナトリウムの比率は、0.2〜5重量%の範囲内にある請求項1乃至3のいずれか一項に記載の組成物。
  5. アルギン酸カルシウムゲルを含む組成物により被覆されている、成形されたソーセージミート(又はピューレ、もしくはペースト)を有するソーセージをはじめとする食品(45)に。
  6. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の組成物が使用される、請求項5に記載の食品の製造方法。
  7. アルギン酸カルシウムゲル等の耐熱性ゲルを含むフィルムにより被覆されているソーセージの製造方法。
  8. 生のソーセージミート、ピューレ又はペーストを、好ましくは管状鋳型(2)内を通過させることによって、該ソーセージミート、ピューレ又はペーストのソーセージを形成する工程と、
    前記ソーセージを、好ましくは丸形にされた端部を有するセグメントに切断する工程と、
    アルギン酸ナトリウムを含有する第一組成物(8)中でセグメント(45)を包囲しながら該セグメントを移動して、セグメントを第一組成物のフィルムにより被覆する工程と、
    被覆された前記セグメントを、カルシウム塩を含有する第二組成物(44)と接触させて、アルギン酸カルシウムゲルを形成させる工程との連続する工程を含む、請求項6又は請求項7に記載の方法。
  9. 前記食品は第一組成物、及び第二組成物の二つの溶液中に連続して浸漬され、食品は第一組成物により湿潤され、食品を第二組成物中に浸漬するに先立って、被覆された食品上の第一組成物の表面分布が排水、及び/又は空気噴射によって変更されて、第一組成物の被覆の質が向上かつ均一にされ、第二組成物中のカルシウム塩の比率は0.1〜15%の範囲内にある請求項8に記載の方法。
  10. 繊維質のミートを基材として、該ミートを管状鋳型(2)内を通過させることによってソーセージを形成する食品(45)の製造方法、特に請求項6乃至9のいずれか一項に記載の方法であって、前記ソーセージは収縮され、その後拡張されて、前記収縮は、繊維質ミート中の少なくとも一部の繊維を横方向に配向させるものである方法。
  11. ソーセージミート(又はピューレ、もしくはペースト)から食品を製造するための、特に請求項6乃至10のいずれか一項に記載の方法を実施し得る装置であって、同装置は、鋳型(2)と、同鋳型にミートを導入する手段とを備え、該ミートをゲル化組成物で被覆
    する包囲手段(5,6,35,42,A1,A2,62,64)を備えることを特徴とする装置。
  12. 前記ミートをセグメントに分割するための移動分割手段と、前記セグメントを被覆する第一組成物(8)の第一溶液を収容する第一容器(35)と、セグメントを被覆する第二組成物の第二溶液(44)を収容する第二容器(42)と、セグメントを第一容器から第二容器へ搬送するセグメント搬送手段とをさらに備え、前記搬送手段は、セグメントを落下させる手段を有する請求項11に記載の装置。
  13. 好ましくは移動分割手段の上流から、移動分割手段(54,55)の近傍にゲル化組成物を導入する手段(特に、放出ノズル及び/又は搬送チャネル)を備え、それによりゲル化組成物は、移動分割手段上に対するミートの粘着を抑制又は防止して移動分割手段間の摩擦を軽減し、かつセグメント、特にセグメント端部の規則的な成形を容易にする、請求項11又は12に記載の装置。
  14. 複数のソーセージを同時に成形し得る複数の管状鋳型、即ちノズル(2)と、該環状鋳型と各々関連して、ソーセージを同時にセグメントに分割し得る複数の移動成形切断手段とを備える、請求項11乃至13のいずれか一項に記載の装置。
  15. 前記管状鋳型に対してミートを分配する手段(73,39)を備え、前記ミートは送込みオリフィス、即ちダクトオリフィス(76)を介して供給される請求項14に記載の装置。
  16. 前記ミートを分配、即ち分割する手段は、管状鋳型と送込みオリフィスとに連通している分配キャビティ(79)を画成する回転体構造(73)を備える、請求項15に記載の装置。
  17. 前記回転体構造は、回転駆動手段を有する外面(87)を有し、特に該外面には、歯車(85)等の駆動手段と噛合う歯部が設けられ、かつ前記回転体構造はナイフを備える請求項16に記載の装置。
  18. 前記分配キャビティは、回転体構造の回転軸(80)に関して対称性を有し、送込みオリフィスの中心部はほぼ該回転軸上に位置し、分配キャビティと管状鋳型とを連通させるミート排出オリフィス(89,90,91)は、該回転軸に関して対称的に延びて、送込みオリフィスにより供給されるミートの管状鋳型への分配が均衡化される請求項16又は17に記載の装置。
  19. 前記鋳型が互いに平行かつほぼ水平方向に整合されて、それによりソーセージセグメントは、該セグメントを分割手段の排出口から、浸漬により該セグメントを包囲する手段の導入口へ搬送するコンベアベルト(5)によって、列をなして供給される請求項14乃至18のいずれか一項に記載の装置。
  20. 前記管状鋳型は、洗浄、及び/又は交換のための該鋳型の離脱を容易にする着脱可能な接続手段(60)によって、分割成形構造(3)、及びミート押出しユニットに固定される請求項11乃至19のいずれか一項に記載の装置。
  21. セグメント分割成形構造(3)と、ミートを管状鋳型に分配する手段(73,79)、特に請求項16に記載の回転体構造とを支持する枠(32)を備え、同枠は調整あるいは変形可能で、特に入れ子式構造を備えて、管状鋳型及び/又はミート分配手段の着脱を容易にする請求項14乃至20のいずれか一項に記載の装置。
  22. 前記移動分割手段は、構造(即ち、ヘッド)(3)上にて往復移動するように装着された2個の刃(54,55)を有してセグメントを分割成形し、前記刃はギロチンを形成し、各刃の端部は、最初に該刃が閉鎖された第一の相対位置にあるときに、連続するソーセージをセグメントに分割し、次に該刃が一部開いた第二の相対位置にあるときは、ソーセージセグメントの端部を成形する請求項12乃至21のいずれか一項に記載の装置。
  23. 前記各刃は半円形状のノッチ(100,101)を備え、該ノッチの縁部はテーパ付けされて、ほぼ球形をなし、かつ面取りされた切刃(102,103)を形成する請求項22に記載の装置。
  24. 2個の前記刃を各々作動させる2個のアクチュエータ(50,51)と、同アクチュエータの作動を制御し、かつミートを鋳型内に導入する手段の作動を制御するための制御ユニット(93)とを備え、前記制御ユニットは、2個のアクチュエータと導入手段とを個別に制御する手段を有して、管状鋳型が刃により一部閉鎖された状態にあるときに、刃によって画成されたオリフィス(105)を介してミートを通過させ、かつソーセージセグメント端部の近傍における該セグメントの部分を徐々に減少させて、セグメント端部の成形を促進する請求項22又は23に記載の装置。
  25. ソーセージ形状を備えたミートの流れを圧迫してソーセージ中の繊維の配向を適切に変更し、ソーセージの結着性、及び/又は調理中の性質を向上させる手段(112,114)を備える、請求項11乃至24のいずれか一項に記載の装置。
  26. 食品を被覆する組成物のフィルム、即ち層を均一化する、請求項12に記載の第一容器と第二容器との間に配置される手段を備え、同手段は、製品(45)に空気(又は適切な気体)を吹き付けるノズル(10)を有することが好ましい請求項11乃至25のいずれか一項に記載の装置。
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