JPS63257408A - 配線床下地構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野） この発明は配線床下地構造に関する。

〔従来の技術〕

従来は、複数本の根太を支持台によって支え、根太の上
に床板を架設して床下地を形成してきた。

このようにすると、根太の下に隙間でできるのでこの隙
間に配線や配管をしてきた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

根太の下に配線や配管をすることは可能であるが、これ
らを根太の下に通す必要があり、施工しに（い上に、曲
がらない管などは作業できなかった。

〔問題点を解決する手段〕

この問題を解決するため、この発明では、根太の一部を
着脱自由とし、その上に架設する床板も着脱自由に構成
する。

〔作用〕

このように構成すると、床板を上げ、根太を上げること
により、スラブ上に上部が開口した配線・配管用の溝が
形成できる。

配線・配管工事の後は、根太・床板を元に戻せばよい。

〔実施例１〕 以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。

第り図に示すように、ハツト形鋼１０の裏面に、間隔を
おいて支持台１１を嵌合して根太１を構成する。

第２図に示すように、ハラ１４１１０の一部を短く切断
して着脱部１２を形成する。根太１の端部にはハツト形
鋼に内嵌する突起１３を付設し、着脱部を上記突起に載
荷して、根太本体と連続するように構成する。

第３図に示すように、根太１と着脱部１２とからなる合
成根太１のフランジ１４と隣接の根太のフランジの間に
は、床板２を架設して床下地を形成する。

第４図に示すように、着脱部を平面的に一直線上に並べ
て施工し、着脱部１２の上の床板２を着脱自由に架設し
て置く。配線工事に当たって、その部分の床板を取り外
し、着脱部を取り外すと、上部に開かれた配線スペース
３１が現れる。

この場合、根太と根太の間隔の狭い個所を設けてた上に
、着脱容易な床板２を被せた配線溝３２を形成しておけ
ば、配線溝と配線スペースが直角に連結できるので、配
線・配管などに好都合である。

〔実施例２〕 第５図に示すように、上方に開口した断面コの字状の金
具１５の下に支持棒１６を付設した支持台１１がスラブ
に埋め込まれ、金具の上には角材１７が固定して根太１
を構成する。支持台の上の個所で角材の一部を切断して
着脱部１２とする。このような根太１と根太の間に床板
２を架設して固定する。

着脱部の個所では、ネジ釘１８を用いるなどして、床板
自体も着脱容易とする。

第６図に示すように、床板２の裏面に予め根太の着脱部
１２を接合しておけば、床板の安定もよく、床板と着脱
部が同時に操作できるから便利である。

〔効果〕

この発明はこのように構成されているので、着脱自在の
床板と根太を取り外すことにより上部に開口した配線ス
ペースができ、根太の下を潜らせないでも、配線・配管
作業が楽に出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は根太の正面図、第２図は根太の側面図、第３図
は床板の施工状況を示す正面図、第４図は床下地の施工
状況を示す平面図、第５図は床下地の施工状況を示す側
面図、第６図は着脱部付きの床板の側面図である。 １・・根太、１０・・ハツト形鋼、１１・・支持台、１
２・・着脱部、１３・・突起、１４・・フランジ、１５
・・金具、１６・・支持棒、１７・・角材、１８・・ネ
ジ釘、２・・床板、３１・・配線スペース、３２・・配
線溝。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）根太複数本を、支持台によって、下面に隙間を設
   けるように設置し、床板を根太に架設してなる配線床下
   地構造において、 根太の一部を着脱容易なように設置し、 上記根太の上の床板も着脱容易なように架設されたこと
   を特徴とした、配線床下地構造。
2. （２）着脱容易な根太は、スラブに固定された支持台上
   に載荷されたものである、特許請求の範囲第（１）項記
   載の配線床下地構造。
3. （３）着脱容易な根太は、両側の根太に付設された支持
   突起に載荷されたものである、特許請求の範囲第（１）
   項記載の配線床下地構造。