JPH0746668Y2 - フリーアクセスフロアパネル - Google Patents

フリーアクセスフロアパネル

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JPH0746668Y2
JPH0746668Y2 JP10026489U JP10026489U JPH0746668Y2 JP H0746668 Y2 JPH0746668 Y2 JP H0746668Y2 JP 10026489 U JP10026489 U JP 10026489U JP 10026489 U JP10026489 U JP 10026489U JP H0746668 Y2 JPH0746668 Y2 JP H0746668Y2
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JP
Japan
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plate
floor panel
free access
access floor
lower plate
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JP10026489U
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JPH0341036U (ja
Inventor
光男 川村
Original Assignee
輸送機工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、フリーアクセスフロアパネルに関するもので
ある。
従来の技術 コンピュータ室はもとより、近年は一般の事務所等で
も、パソコン,ワープロ,端末機,通信回線等の情報処
理機器が増加し、電気,電話等の配線も加わって多くの
ケーブル敷設が必要となってきた。
そのために、第4図に示すように、部屋の一般床面上に
高さ調整可能な支柱Sを立て、その上にフリーアクセス
フロアパネルP(通常一辺が450〜600mm,厚さ20〜40mm
程度)を隙間なく並べて置いて二重床とし、該フリーア
クセスフロアパネルPと一般床面との間をケーブルCの
敷設空間とする方策が採られるようになってきている。
上記フリーアクセスフロアパネルPとしては、従来より
第5図に示すように、平板状の鋼板製上板1と、底板2
1,周側壁22及びフランジ面23をもった鋼板製の下板2と
の間にパーチクルボード,セメント板或はハニカムコア
等よりなる芯材3を入れてこれらを接着し、且つ上記上
板1上に合成樹脂製のタイル4を接着した鋼板コンポジ
ットフロアが用いられている。
考案が解決しようとする課題 一般にフリーアクセスフロアパネルの外形寸法と木口
は、隣り合うフリーアクセスフロアパネル間に隙間が生
じることのないようにするために、かなり厳密な寸法精
度及び木口の直線度や仕上げが要求されるので、上記第
5図に示す従来のものでは、先ず上板1と下板2とが大
きくずれることのないよう治具で固定して、上板1,下板
2,芯材3を接着し、これらの接着が完了した後に上板1
上にタイル4を接着するが、このときも接着剤の流動が
なくなるまで再び治具で固定しておき、タイルの接着が
終ってから、上板1,下板2及びタイル4の重なり合った
木口を切削加工して整えるという工程を採用している。
このような従来のものは上記したように治具が2度必要
であり、生産量が増加すると治具数を増やす必要があ
り、受注と生産の対応性が悪いばかりか、最終の仕上工
程において厄介で時間のかかる切削加工が必要となるの
で生産性が悪くコスト高になると言った課題を有してい
る。
本考案は上記のような従来の課題に対処することを主目
的とするものである。
課題を解決するための手段 本考案は、上記のように上板と下板との間に芯材を接着
し上板上面にタイルを接着したフリーアクセスフロアパ
ネルにおいて、下板を底面と周側壁とをもち周側壁上端
縁が上板下面に接するか又は僅少隙間をもって近接対向
するよう構成すると共に、平板状をなす上板に、上記下
板の周側壁外面に接し上板に対する下板の接合位置を規
定する爪部を複数個突出形成したことを特徴とするもの
である。
作用 上記のように上板に下板の接合位置を規定する爪部を形
成したことにより、内部に芯材を嵌装接着した下板と上
板との接着時の治具は不要となり、治具は上板にタイル
を接着するときの1回の使用になり、受注に対する生産
の対応が良くなると共に、フリーアクセスフロアパネル
の木口の仕上げを単純なプレス加工により同時に完了す
ることができ、従来のように厄介で時間のかかる切削加
工は不要となり、生産性の向上及びコストの低廉化をは
かり得る。
実施例 以下本考案の実施例を第1図〜第3図を参照して説明す
る。
第1図〜第3図において、1は平板状をなす鋼板製の上
板、2は底面21と周側壁22とからなる上方が開放したほ
ぼ箱状をなす鋼板製の下板、3はパーチクルボード,セ
メント板或はハニカムコア等よりなる芯材、4は合成樹
脂製(例えば塩化ビニル樹脂を主成分としたもの)のタ
イルであり、ほぼ箱状をなす下板2内に芯材3を入れて
接着剤にて接着しその上に上板1及びタイル4を重ね合
せてそれぞれ接着剤にて接着固定することにより、適当
な大きさ(通常一辺の長さが400〜600mm程度,厚さ20〜
40mm程度)の四角形のフリーアクセスフロアパネルPが
構成される。このとき下板2の周側壁22の上端縁は上板
1の下面に接するか又は近接対向した状態となる。
平板状をなす上板1には複数の爪部11が切起しにより下
向きに突設されており、該上板1を下板2上に重ね合わ
せたとき該爪部11の一端縁が下板2の周側壁22の上端部
分の外面に接し、上板1に対する下板2の接合位置を正
確に規定するようになっている。
該爪部11は下板2の周側壁22の各面に接するよう少なく
とも4個所に設ければ一応位置決めの目的は達成できる
が、更に位置決めの正確性を期すると共にフリーアクセ
スフロアパネルPの強度確保を考慮して第1図示のよう
に周側壁22の各面に2個の爪部11が接するよう8個所に
爪11部を設けるのが好ましい。
上記の構成をもつ本考案のフリーアクセスフロアパネル
Pの加工工程を以下説明する。
先ず爪部11を形成した上板1上にタイル4を接着する。
このときは上板1とタイル4とを治具で固定しずれが生
じないようにする。
このようにしてできた上板1とタイル4との合板をプレ
ス加工により打抜くことにより、フリーアクセスフロア
パネルの外形寸法と木口の仕上げが同時に完了する。
次に下板2内に芯材3を入れ接着したものの上に上記上
板1とタイル4との合板を重ね合せて接着剤にて接着固
定するが、このときは上板に形成した爪部11で下板2の
位置決めを行っているので治具は不要である。
このようにして本考案のフリーアクセスフロアパネルが
構成される。
考案の効果 上記のような構成を採る本考案によれば、従来下板に形
成されていたフランジ面(第5図の符号23で示すフラン
ジ面)をなくし、下板の周側壁上端面が上板下面に接す
るか又はわずかな隙間をもって近接対向した状態で組付
られるよう構成すると共に、上板に該下板の周側壁外面
に接する爪部を形成したことにより、該爪部が上板及び
タイルの合板と内部に芯材を接着固定した下板との接着
時の接合位置のずれを防止し、治具の使用が上板とタイ
ルとの接着時のみの1回ですみ、生産量増加に対する対
応を良くすることができ、又フリーアクセスフロアパネ
ルの木口が上板とタイルとの2枚重ねとなるので外形寸
法と木口の仕上げを単純なプレス加工によって同時に完
了することができ、従来のような厄介で時間のかかる切
削加工は不要となり、生産性の著しい向上及びコストの
低廉化をはかることができるもので、実用上多大の効果
をもたらし得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の実施例を示すもので、第1
図はフリーアクセスフロアパネルの平面図、第2図は第
1図のX-X断面図、第3図は第1図のY-Y断面図である。
第4図はフリーアクセスフロアパネルの使用状態例を示
す斜視図、第5図は従来のフリーアクセスフロアパネル
の一例を示す図で(イ)図は平面図、(ロ)図は(イ)
図のZ-Z断面図である。 1……上板、2……下板、21……底面、22……周側壁、
3……芯材、4……タイル、11……爪部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】底面と周側壁とをもった鋼板製の下板と、
    該下板内に嵌装接着された芯材と、該芯材の上面に接着
    される鋼板製の平板であって上記下板の周側壁外面に接
    する爪部を複数個所下向きに突出形成した上板と、該上
    板の上面に接着された合成樹脂製のタイルとからなるこ
    とを特徴とするフリーアクセスフロアパネル。
JP10026489U 1989-08-28 1989-08-28 フリーアクセスフロアパネル Expired - Fee Related JPH0746668Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0341036U JPH0341036U (ja) 1991-04-19
JPH0746668Y2 true JPH0746668Y2 (ja) 1995-10-25

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