JPS63103159A

JPS63103159A - フリ−アクセスフロア構造

Info

Publication number: JPS63103159A
Application number: JP24620286A
Authority: JP
Inventors: 森長　康文; 徳三小林; 渡部　巌; 満福島
Original assignee: OM Kiki Co Ltd
Current assignee: OM Kiki Co Ltd
Priority date: 1986-10-15
Filing date: 1986-10-15
Publication date: 1988-05-07
Anticipated expiration: 2010-10-25
Also published as: JPH0799044B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野この発明は、室内の特殊フロアを構成する２いわゆる。

フリーアクセスフロア構造に関するものである。

（ロ）従来の技術ＯＡ機器ルーム等では床下にケーブルやバイブ類を這わ
せるためのスペースを確保するため、基礎床面上に一定
間隔をあけて敷き延べられるユニット形式の床板と、こ
の床板を前記基礎床面上に適宜間隔で支持する脚とから
構成されるフリーアクセスフロア構造をとることがある
。この場合に用いられる床板に要求されることは、たと
え、基礎床面に凹凸があっても、この上に敷設される個
々の床ｉがガタつかないことである。

このため２例えば、実開昭５７−１６５７３２号公報に
は、床板の形状を三角形状にするとともに、その各々の
コーナ一部に脚を設け、都合、三点支持にしたものが示
されている。

（ハ）発明が解決しようとする問題点しかし、ただ単に三角形状にしただけでは、その各コー
ナ一部は鋭角状になっているから２強度的に弱く、持ち
運びや施工中のちょっとした打撃等で欠けたりする。

したがって、前記したような三角形形状のものではこの
点を解決したものにはならないし、さらに、ここに記載
されている床板には脚が一体的に固着されていることか
ら、その取り扱いはよけいに難しい。

（ニ）問題点を解決するための手段そこで、この発明は、基礎床面上に敷き延べられるユニ
ット形式の床板と、この床板を前記基礎床面上に適宜間
隔で支持する脚とから構成されるフリーアクセスフロア
構造において、前記床板を三角形状に形成するとともに
、その各コーナー先端を欠落させて欠落部を設け、この
欠落部に前記脚を装着したことにより、前記した問題点
を解決したのである。

（ホ）作用これにより、床板のコーナーは欠落部が設けられて尖鋭
部分がなくなっているから１強度的に強い。そして、こ
の床板は基礎床面上に多数敷き延べられるものであるか
ら、欠落部も集合して一塊の欠落群になっており、ここ
に脚を嵌め込めば。

脚装設の格好のスペースとなる。

（へ）実施例以下、この発明の実施例を図面を参照して説明するが、
第１図はこの発明に係るフリーアクセスフロア構造の平
面図、第２図は第１図のｎ−ｎ拡大断面図、第３図は脚
の他の実施例の斜視図、第４図は床板と脚の組合せの他
の実施例の斜視図。

第５図は床板と脚の組合せの他の実施例の平面図、第６
図は第５図のｖｒ−ｖｘ断面図、第７図は脚と床板の組
合せの他の実施例の断面図である。

まず、このユニット形式の床板１は三角形状に形成され
るのが条件である。そして、その三角形状は二等辺直角
三角形が好ましい。次に、その各コーナー先端を欠落さ
せて欠落部２を設ける。なお、この欠落部２の形成方法
は製作時に同時成形するものであってもよいし、製作後
、！当に打ち欠いて設けるものであってもよいが１個々
の対応するコーナ一部（鋭角部）の欠落部２は同じ形状
をしていなければならないし、全体としても、すべて同
一形状でなければならない（以上、第１図参照）。その
他、この床板１はトップシートとボトムシートの二層か
ら構成されるもの、一体ものとして製作されるものの他
、材質も金属製、樹脂製、無機質製等種々のものが考え
られる。

以上の床板１を基礎床面３上に一定空間４をあけて支持
するのが脚５であるが、この場合、前記した床板１の欠
落部２に（床板１を敷き延べて行くと、この欠落部２の
集合が一定の間隔をあけて現れる）嵌め込むように設置
する。このことから、この脚５は上下二段になっており
、その中段面５ａの部分で床板１の前記した欠落部２が
形成された部分を支え、上面５ｂの部分が床板１と並ぶ
ように露出する形状のようなものが好ましい（第２図参
照）。なお、この脚５の材質も金属製、樹脂製、木製等
種々のものが採用される。以上の床板１と脚５の組合せ
により、すべての床板１は三点で支持されることになる
。一方、この脚５の部分から基礎床面３上の空間４を這
っている配線類６を床板１上に取り出すようにすれば、
そのスペースの有効利用となる他、加工の困難なコンク
リート系の床板１等に改めて切欠や孔あけ加工等を施さ
なくてもよいから、配線工事が容易、迅速にできる。そ
のために１脚５の側面（空間４内に存在する部分）５ｃ
と上面５ｂに配線用の孔７，８を形成しておく。なお、
これらの孔７，８の位置、形状には種々のものが考えら
れ（第２図、第３図参照）、さらに、上面５ｂの孔８に
ついては常時開口させておくのではなく５適当に打ち欠
くことによって始めて開けられるようなものが好ましい
。

以上の床板１と脚５の組合せを用いて所望のフリーアク
セスフロア構造を構成して行くのであるが、床板１上に
は通常カーペント等の表装材９を貼着する（これも床板
１に予め一体的に貼着しであるものから、工事の最後に
別に敷設するもの等種々ある）。このため２脚５の上面
５ｂは床板１とほぼ同じ高さになるように設定しておけ
ば都合がよい。

ところで１以上の床板１と脚５は、要するに。

床板１の各コーナー先端を欠落させて欠落部２を設け、
この欠落部２に脚５を嵌め込んで各床板１を三点で支持
できるものであれば、その組合せは以上のものにこだわ
らない。すなわち、床板１と脚５をセットして始めて三
角形状になるもの（第４図参照）１脚５の底部５ｄ辺り
が薄いシートになって連接していて、床板工を二個単位
（正方形もしくは長方形になる）程度で支えるもの（第
５図、第６図参照）等も考えられる。ただ、この場合２
脚５の底部５ｄは可撓性の材料で薄く形成しておかなけ
れば、下の基礎床面３に凹凸があったときにそれに沿わ
ない。さらに１脚５の適所に床板１に重量がかかってこ
れが一定量垂れ下がったとき始めて裏面に当たってこれ
を支持する補助脚１０を設けるようなことも考えられる
（第６図参照）。その他１表装材９に床板１と脚５を一
体的に貼着しておくもの（第７図参照）等種々のものが
ある。

（ト）発明の効果以上、この発明は前記したものであるから、すなわち、
床板１の各コーナー先端を欠落させて欠落部２を設けた
ものであるから９強度的に弱い尖鋭部分がなくなり１強
くなる。したがって、運搬、施工等の取り扱い時にちょ
っとした打撃等でこの部分が打ち欠かれるような事態が
なくなった。

また、この欠落部２に脚５を嵌め込んで床板１を支持さ
せるのであるから、各床板１はすべて三点で支持される
という基本構想はそのまま維持できる。したがって、下
の基礎床面３がいかに凹凸していようが、各床板１は安
定に支持される。そして１脚５の中段面５ａで床板１の
裏面を支持し。

上面５ｂを欠落部２中に露出させて嵌め込んだものであ
るから、この欠落部２が形成する空間を有効に利用した
ことになるし、さらに、中段面５ａの面積、形状等を考
慮することで床板１を非常に安定に支持できる。その他
２脚５に配線用の孔８等を形成し、床板１下方の空間４
を這っている配線類６をここから取り出すようにすれば
、床板１等にそのための特別の構造を施したり、あるい
は孔をあけたりの再加工を一切必要としないから。

配線工事が楽であり、かつ、そのコストも安くてすむ。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係るフリーアクセスフロア構造の平
面図、第２図は第１図の■−■拡大断面図、第３図は脚
の他の実施例の斜視図、第４図は床板と脚の組合せの他
の実施例の斜視図、第５図は床板と脚の組合せの他の実
施例の平面図、第６図は第５図のＶｌ−Ｖｌ断面図、第
７図は脚と床板の組合せの他の実施例の断面図である。（符号）１・・床板２・・欠落部３・・基礎床面５・・脚特許出願人　　オーエム機器株式会社代理人　弁理士　板　野　嘉　男第１図１　・・ｆ２・　・ビ３１１・；５・１１月第２図析板に活部緊礎床面却第６図

Claims

【特許請求の範囲】

基礎床面（３）上に敷き延べられるユニット形式の床板
（１）と、この床板（１）を前記基礎床面（３）上に適
宜間隔で支持する脚（５）とから構成されるフリーアク
セスフロア構造において、前記床板（１）を三角形状に
形成するとともに、その各コーナー先端を欠落させて欠
落部（２）を設け、この欠落部（２）に前記脚（５）を
装着したことを特徴とするフリーアクセスフロア構造。