JPS63254601A - ハイマウントストツプランプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はりセパ−セル上に配置され、２〜３台後方の後
続車にも車両の制動をいち早く知らせることのできるハ
イマウントストップランプに係り、特にそのレンズ構造
に関するものである。

（従来の技術） 第４図に示すように、ハイマウントストップランプ１は
リヤシート背後のリヤバーセル２上に配置されるもので
あり、その構成は第５図および第６図に示すように基台
３の上にハウジング４を設け、このハウジング内に光源
であるバルブ５とバルブ５の光を反射するりフレフタ６
を配設し、該バルブ５の光をレンズ７で集光してハウジ
ング４に形成した開口部８からリヤウィンドウガラス９
を通して後続車にバルブ５の点灯を知らせるようになっ
ている（実開昭６０−１３５２３８号公輻参照）。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところで、ハイマウントストップランプ１の開口部８は
リヤウィンドウガラス９の傾斜角度θと一致するように
角度設定され、取付時においてリヤウィンドウガラス９
と開口部８との間には隙間を生じないようにしているが
、前記傾斜角度０は車種毎にも異なるし、また必ずしも
設計通りの精度を実現し難いことから、ある程度の隙間
が生じることがある。

このため、従来のハイマウントストップランプにあって
は、第６図に示すようにレンズ７の下部から出た光が開
口部上側の隙間部分でリャウインドウガラス９に反射し
、ルームミラーに映ってしまうという問題があった。

かかる問題を解決するためには、開口部周縁に弾性シー
ル材を設けることも考えられるが、コストが嵩む他、リ
ヤウィンドウガラス９の傾斜角度や取付位置のズレなど
によって隙間が生ずる可能性は残る。また、他の対策と
しては、レンズ７全体をハウジング４の奥部に移動させ
、運転者の視界領域の外にレンズを配置する方法も考え
られるが１．第７図に示すようにレンズ７全体を移動さ
せると耐熱等を考慮してバルブ５、リフレクタ６も全体
的に移動しなければならず、ハウジング４の外形が大き
くなるという問題が生ずる。また、第８図に示すように
レンズ７の下部に遮光部１０を設けると漏光は防止でき
るものの光量が減って好ましくないという問題がある。

そこで本発明の目的は、ハウジングの外形を大、　きく
することなく、また光量を減少させることなく、運転者
の視界に反射光が入るのを防止することにある。

〔問題点を解決するための手段〕 前記目的を達成するため、本発明に係るハイマウントス
トップランプは、そのレンズ部に運転者の視野範囲への
光の投射を阻止する手段を設けた。

（作用〕 本発明によれば、光源からの光がリヤウィンドウガラス
とハウジングとの隙間に投射されるのが阻止され、運転
者の視界に直接入ることがなくなる。

〔実施例〕

第１図は本発明に係るハイマウントストップランプの第
１の実施例として、ハウジング上端部への光の投射を阻
止する手段をレンズ自体に施したもので、リヤウィンド
ウガラス１１に対向する開口部１２を有するハウジング
１３の内部にバルブ１４、リフレクタ１５およびレンズ
１７を設けるとともに、該レンズ１７を、もともと運転
者の視界（図中符号Ｐで示す斜線部分）の外に位置する
上部領域２０と、視界内に位置しうる下部領域２１に区
分し、下部領域２１のレンズ部を、運転者の視界Ｐの外
に位置するようバルブ１４の方向に折曲形成したもので
ある。尚、１８は基台、１９はリヤバーセルである。

従って、バルブ１４から出てレンズ１７を透過する光は
、レンズ１７の上部領域２０と下部領域２１の光束に分
かれ、下部領域２１を透過した光は、レンズ１７の上下
区分域の近傍では上部領域２０を透過した光から離隔さ
れる。そして、下部領域２１にて上方へ拡散する光があ
っても、運転者の視野範囲を通って外部に漏れることが
ない。

ハウジング１３内部に対する運転者の視界Ｐの広がりは
もともと僅かなものであり、そこを通らなければ運転者
の眼に直接光が入ることはないわけである。また、この
ハイマウントストップランプは、レンズ下部を折曲した
だけであるから前述のような遮光部１０を設けるよりも
光量は減少せず、またレンズ下部だけをバルブ方向に折
曲しただけなので耐熱的な問題も生じない。

第２図は、本発明の第２の実施例を示すもので、レンズ
２７を前記実施例と同様に上部領域２３と下部領域２４
に区分し、下部領域２４のレンズ部を、運転者の視界Ｐ
の外に位置するようバルブ１４の方向に移動させたもの
である。尚、その他の部分は第１図のものと同じである
から同一符号を付して重複する説明を省略する。かかる
構成によっても、レンズ２７の下部領域２４を透過する
光は上部領域２３を透過する光から離隔され、運転者の
眼に直接入ることがない。

第３図は本発明の第３の実施例を示すものであり、前記
実施例と同様にレンズ３７を運転者の視界Ｐに入る下部
領域２６と視界Ｐに入らない上部領域２５に区分し、上
方への光の投射を阻止する手段として上下区分域にリヤ
ウィンドウガラス１１方向へ突出する遮光部材４０を設
けたものである。かかる構成によっても下部領域２６の
透過光を上部領域２５の透過光から離隔でき下部領域の
透過光は運転者の眼に直接入ることがない。また、遮光
部材４０はリヤウィンドウガラス１１の方向へ突出して
下部領域２６の透過光を上方へ漏らさなければ良いので
、容易に変形を生じなければ金属板でも樹脂板でも良い
が、肉薄の部材であるほど光量が減少しない。また、か
かる構成でも耐熱的な問題は生じない。尚、第３図にお
ける他の部分は第１図のものと同一符号を付して重複説
明を省略する。また、ハウジングの左右から漏れる光も
以上の説明と同様に、レンズを折曲するか遮光部材を設
けることにより防止できるのは勿論である。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明に係るハイマウントストッ
プランプは、レンズの透過光が漏れて運転者の眼に直接
入るのを防止できる。また、耐熱的問題も生じないから
ハウジングの外形が大きくなることもなく、また光量も
減少しない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るハイマウントストップランプの第
１の実施例を示す第５図のＡ−Ａ線相当断面図、第２図
は本発明に係るハイマウントストップランプの第２の実
施例を示す第５図のＡ−Ａ線相当断面図、第３図は本発
明に係るハイマウントストップランプの第３の実施例を
示す第５図のＡ−Ａ線相当断面図、第４図はハイマウン
トストップランプの設置例を示す斜視図、第５図はハイ
マウントストップランプの外観を例示する斜視図、第６
図ないし第８図はそれぞれ従来のハイマウントストップ
ランプ例を示す第５図のＡ−Ａ線相当断面図である。 １１・・・リヤウィンドウガラス １２・・・開口部 １３・・・ハウジング １４・・・バルブ １７．２７．３７・・・レンズ ２０．２３．２５・・・上部領域 ２１．２４．２６・・・下部領域 第１図 ｇＩ２図 第　３　図 第　４　閃 第５図 第６図 第７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 車両の制動動作に応答して点灯する光源からの光をレン
   ズ及びリヤウィンドウガラスを介して車外に投射するハ
   イマウントストップランプにおいて、前記レンズに運転
   者の視野範囲への光の投射を阻止する手段を設けたこと
   を特徴とするハイマウントストップランプ。