JP3228978B2 - 自動車用ヘッドランプ構造 - Google Patents

自動車用ヘッドランプ構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、広角ヘッドランプと狭
角ヘッドランプを並設した片側2灯式の自動車用ヘッド
ランプ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】片側2灯式の自動車用ヘッドランプに
は、実開昭63−196502号公報に開示されている
ように、投射光の広がり角が異なる2種類のヘッドラン
プが並設されており、場合に応じて、これらを切り替え
て、あるいは、両方同時に使用できるようになってい
る。
【0003】すなわち、近くの広い範囲にわたって光を
投射したいときは、広角ヘッドランプが使用され、遠く
の狭い範囲に光を投射したいときは、プロジェクター型
の狭角ヘッドランプが使用される。
【0004】上記のヘッドランプはハウジング内に2種
類のヘッドランプを有しているため、かなり大型にな
る。そこで、図3に示すように、広角ヘッドランプ21
のリフレクター22の一部を除去し、ここから狭角ヘッ
ドランプ23の光を投射するように配置することによ
り、小型化を図っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構成では、広角ヘッドランプ21と狭角ヘッドランプ2
3をさらに接近させようとすると、リフレクター22の
面積が小さくなり過ぎるので、充分な投射光量を確保で
きないという問題点を有している。
【0006】つまり、上記の構成では、これ以上の小型
化を図れないという問題点を有している。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る自
動車用ヘッドランプ構造は、上記の課題を解決するため
に、光源と、光源からの光を前方に反射する第1のリフ
レクターを有し、広範囲にわたって光を投射する第1の
ヘッドランプと、ビーム状の光を投射する第2のヘッド
ランプを備えた自動車用ヘッドランプ構造において、上
記の光源からの光を前方に反射する第2のリフレクター
が光源の横に設けられており、かつ、光源と第2のリフ
レクターの間に第2のヘッドランプからの光を通す開口
部を有したパネル部が設けられており、上記の第2のヘ
ッドランプは開口部の後方に配置されていることを特徴
としている。
【0008】請求項2の発明に係る自動車用ヘッドラン
プ構造は、上記の課題を解決するために、光源と、光源
からの光を前方に反射する第1のリフレクターを有し、
広範囲にわたって光を投射する第1のヘッドランプと、
ビーム状の光を投射する第2のヘッドランプを備えた自
動車用ヘッドランプ構造において、上記の光源からの光
を前方に反射する第2のリフレクターが光源の横に設け
られており、かつ、光源と第2のリフレクターの間に第
2のヘッドランプからの光を通す開口部を有したパネル
部が設けられており、上記の第2のヘッドランプは開口
部の後方に配置されていると共に、上記パネル部が光源
から第2のリフレクターに向かう光を遮らないように設
置されていることを特徴としている。
【0009】
【作用】請求項1の構成によれば、光源と、光源からの
光を前方に反射する第1のリフレクターを有し、広範囲
にわたって光を投射する第1のヘッドランプと、ビーム
状の光を投射する第2のヘッドランプを備えた自動車用
ヘッドランプ構造において、上記の光源からの光を前方
に反射する第2のリフレクターが光源の横に設けられて
おり、かつ、光源と第2のリフレクターの間に第2のヘ
ッドランプからの光を通す開口部を有したパネル部が設
けられており、上記の第2のヘッドランプは開口部の後
方に配置されているので、第1と第2のヘッドランプを
近接して配置できる。しかも、第2のリフレクターを設
けたので、第1のヘッドランプにおいて、必要な投射光
量を確保できる。これにより、コンパクトな片側2灯式
のヘッドランプを実現できる。
【0010】請求項2の構成によれば、光源と、光源か
らの光を前方に反射する第1のリフレクターを有し、広
範囲にわたって光を投射する第1のヘッドランプと、ビ
ーム状の光を投射する第2のヘッドランプを備えた自動
車用ヘッドランプ構造において、上記の光源からの光を
前方に反射する第2のリフレクターが光源の横に設けら
れており、かつ、光源と第2のリフレクターの間に第2
のヘッドランプからの光を通す開口部を有したパネル部
が設けられており、上記の第2のヘッドランプは開口部
の後方に配置されていると共に、上記パネル部が光源か
ら第2のリフレクターに向かう光を遮らないように設置
されているので、請求項1の構成による作用に加え、第
1のヘッドランプにおいて、従来と同等以上の投射光量
を確保できる。これにより、さらにコンパクトな片側2
灯式のヘッドランプを実現できる。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例について図1および図2に
基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0012】本実施例の片側2灯式のヘッドランプは、
図1および図2に示すように、ハウジング10内に広角
ヘッドランプ1(第1のヘッドランプ)とプロジェクタ
ー型の狭角ヘッドランプ2(第2のヘッドランプ)が並
設された構成になっており、光を投射する車体前方側に
は、アウターレンズ9が配置されている。
【0013】広角ヘッドランプ1は、前方に向けて配置
されたバルブ4(光源)と、バルブ4の後ろ側に配置さ
れたリフレクター3a(第1のリフレクター)と、バル
ブ4の横に配置されたリフレクター3b(第2のリフレ
クター)から構成されている。
【0014】リフレクター3a・3bは凹面状の反射面
を有しており、反射面はバルブ4からの光を前方に反射
するように設定されている。
【0015】広角ヘッドランプ1のリフレクター3aと
3bの間には、パネル部8が設けられており、パネル部
8には、狭角ヘッドランプ2からの光ビームを通すため
の開口部8aが設けられている。
【0016】パネル部8の表面8bの傾斜角度は、バル
ブ4の発光部Aからリフレクター3bに向かう光を遮ら
ないように設定されている。
【0017】狭角ヘッドランプ2は、上記のリフレクタ
ー3aと3bの間の開口部8aの後方に配置されてお
り、前方に向けて配置されたバルブ6と、バルブ6の後
ろ側に配置されたリフレクター5と、バルブ6の前方側
に配置された凸レンズ7から構成されている。
【0018】リフレクター5は凹面状の反射面を有して
おり、反射面はバルブ6からの光を前方に反射するよう
に設定されている。また、凸レンズ7はリフレクター5
からの反射光ほぼ平行な光ビームに変換するように設定
されている。
【0019】上記の構成において、広角ヘッドランプ1
をオンにすると、バルブ4の発光部Aから放射された光
はリフレクター3a・3bで反射され、発光部Aからの
直接光とリフレクター3a・3bからの反射光がアウタ
ーレンズ9で広げられ、近くの広い範囲にわたって光が
投射される。
【0020】このとき、パネル部8の表面8bの傾斜角
度を、発光部Aからリフレクター3bに向かう光を遮ら
ないように設定したので、光はリフレクター3bで有効
に反射される。したがって、広角ヘッドランプ1の投射
光量を充分確保できる。
【0021】一方、狭角ヘッドランプ2をオンにする
と、バルブ6からの光はリフレクター5で前方に反射さ
れ、凸レンズ7によってリフレクター5からの反射光が
ほぼ平行な光ビームに変換される。バルブ6からの直接
光と前記光ビームは、パネル部8の開口部8aを通り、
アウターレンズ9を介して、遠くの狭い範囲に投射され
る。
【0022】以上のように、本実施例のヘッドランプ構
造によれば、広角ヘッドランプ1に近接して狭角ヘッド
ランプ2を配置できる。しかも、広角ヘッドランプ1に
おいて、従来と同等以上の投射光量を確保できる。これ
により、コンパクトな片側2灯式のヘッドランプを実現
できる。
【0023】以上の実施例において、パネル部8の表面
8bは平面でも曲面でもかまわない。なお、パネル部8
の表面8bは反射面である必要はないが、開口部8aの
内面は反射面にしたほうが狭角ヘッドランプ2の光ビー
ムが吸収されないので好ましい。
【0024】
【発明の効果】請求項1の発明に係る自動車用ヘッドラ
ンプ構造は、以上のように、光源からの光を前方に反射
する第2のリフレクターが光源の横に設けられており、
かつ、光源と第2のリフレクターの間に第2のヘッドラ
ンプからの光を通す開口部を有したパネル部が設けられ
ており、上記の第2のヘッドランプは開口部の後方に配
置されているので、第1と第2のヘッドランプを近接し
て配置できる。しかも、第2のリフレクターを設けたの
で、第1のヘッドランプにおいて、必要な投射光量を確
保できる。これにより、コンパクトな片側2灯式のヘッ
ドランプを実現できるという効果を奏する。
【0025】請求項2の発明に係る自動車用ヘッドラン
プ構造は、以上のように、光源からの光を前方に反射す
る第2のリフレクターが光源の横に設けられており、か
つ、光源と第2のリフレクターの間に第2のヘッドラン
プからの光を通す開口部を有したパネル部が設けられて
おり、上記の第2のヘッドランプは開口部の後方に配置
されていると共に、上記パネル部が光源から第2のリフ
レクターに向かう光を遮らないように設置されているの
で、請求項1の構成による効果に加え、第1のヘッドラ
ンプにおいて、従来と同等以上の投射光量を確保でき
る。これにより、さらにコンパクトな片側2灯式のヘッ
ドランプを実現できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動車用ヘッドランプ構造を示す概略
の縦断面図である。
【図2】図1の自動車用ヘッドランプ構造を示す概略の
斜視図である。
【図3】自動車用ヘッドランプ構造の考えうる構成を示
す概略の縦断面図である。
【符号の説明】
1 広角ヘッドランプ(第1のヘッドランプ) 2 狭角ヘッドランプ(第2のヘッドランプ) 3a リフレクター(第1のリフレクター) 3b リフレクター(第2のリフレクター) 4 バルブ(光源) 5 リフレクター 6 バルブ 8 パネル部8 8a 開口部 8b 表面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F21S 8/10 F21V 13/00 F21V 14/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源と、光源からの光を前方に反射する第
    1のリフレクターを有し、広範囲にわたって光を投射す
    る第1のヘッドランプと、ビーム状の光を投射する第2
    のヘッドランプを備えた自動車用ヘッドランプ構造にお
    いて、 上記の光源からの光を前方に反射する第2のリフレクタ
    ーが光源の横に設けられており、かつ、光源と第2のリ
    フレクターの間に第2のヘッドランプからの光を通す開
    口部を有したパネル部が設けられており、上記の第2の
    ヘッドランプは開口部の後方に配置されていることを特
    徴とする自動車用ヘッドランプ構造。
  2. 【請求項2】光源と、光源からの光を前方に反射する第
    1のリフレクターを有し、広範囲にわたって光を投射す
    る第1のヘッドランプと、ビーム状の光を投射する第2
    のヘッドランプを備えた自動車用ヘッドランプ構造にお
    いて、 上記の光源からの光を前方に反射する第2のリフレクタ
    ーが光源の横に設けられており、かつ、光源と第2のリ
    フレクターの間に第2のヘッドランプからの光を通す開
    口部を有したパネル部が設けられており、上記の第2の
    ヘッドランプは開口部の後方に配置されていると共に、
    上記パネル部が光源から第2のリフレクターに向かう光
    を遮らないように設置されていることを特徴とする自動
    車用ヘッドランプ構造。
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