JP2000235803A - 投光器 - Google Patents
投光器Info
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- JP2000235803A JP2000235803A JP11035647A JP3564799A JP2000235803A JP 2000235803 A JP2000235803 A JP 2000235803A JP 11035647 A JP11035647 A JP 11035647A JP 3564799 A JP3564799 A JP 3564799A JP 2000235803 A JP2000235803 A JP 2000235803A
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- Japan
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- light
- dichroic mirror
- projector
- mirror
- reflected
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21V—FUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F21V9/00—Elements for modifying spectral properties, polarisation or intensity of the light emitted, e.g. filters
- F21V9/04—Elements for modifying spectral properties, polarisation or intensity of the light emitted, e.g. filters for filtering out infrared radiation
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S41/00—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
- F21S41/30—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by reflectors
- F21S41/32—Optical layout thereof
- F21S41/36—Combinations of two or more separate reflectors
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21V—FUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F21V7/00—Reflectors for light sources
- F21V7/22—Reflectors for light sources characterised by materials, surface treatments or coatings, e.g. dichroic reflectors
- F21V7/28—Reflectors for light sources characterised by materials, surface treatments or coatings, e.g. dichroic reflectors characterised by coatings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両のヘッドライト等に適用できるのみなら
ず暗視装置の光源としても用いることができ、しかもコ
ストや配置スペースが増加することなくかつランプの光
エネルギーを有効に利用して省エネを図ることもできる
投光器を得る。 【解決手段】 投光器１０は、ランプ１６の後方にダイ
クロイックミラー１８と反射ミラー２０が配置されてい
る。ダイクロイックミラー１８は、赤外光ＩR を反射し
可視光Ｂを透過する。さらに、ダイクロイックミラー１
８によって反射される赤外光ＩR の光軸は、反射ミラー
２０によって反射される可視光Ｂの光軸よりも上方へ向
くように設定されている。これにより、単一の投光器１
０によって、可視光Ｂを投光できるのみならず赤外光Ｉ
R をも投光できるため、暗視装置の光源としても用いる
ことが可能になり、コストや配置スペースが増加するこ
とがなく、しかもランプ１６の光エネルギーを有効に利
用できる。
ず暗視装置の光源としても用いることができ、しかもコ
ストや配置スペースが増加することなくかつランプの光
エネルギーを有効に利用して省エネを図ることもできる
投光器を得る。 【解決手段】 投光器１０は、ランプ１６の後方にダイ
クロイックミラー１８と反射ミラー２０が配置されてい
る。ダイクロイックミラー１８は、赤外光ＩR を反射し
可視光Ｂを透過する。さらに、ダイクロイックミラー１
８によって反射される赤外光ＩR の光軸は、反射ミラー
２０によって反射される可視光Ｂの光軸よりも上方へ向
くように設定されている。これにより、単一の投光器１
０によって、可視光Ｂを投光できるのみならず赤外光Ｉ
R をも投光できるため、暗視装置の光源としても用いる
ことが可能になり、コストや配置スペースが増加するこ
とがなく、しかもランプ１６の光エネルギーを有効に利
用できる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車のヘッドライ
ト等に適用される投光器に関する。
ト等に適用される投光器に関する。
【０００２】
【従来の技術】例えば、自動車等のヘッドライトは、所
謂ロービームとハイビームの機能を備えており、状況に
応じて使い分けられているが、近年では、夜間の更なる
暗視用を目的とする暗視装置が知られている。
謂ロービームとハイビームの機能を備えており、状況に
応じて使い分けられているが、近年では、夜間の更なる
暗視用を目的とする暗視装置が知られている。
【０００３】この種の暗視装置としては、赤外線投光器
を利用したものが一般的であるが、このような暗視装置
を自動車に適用しようとすると、既存のヘッドライトに
加えて前述の赤外線投光器を更に増設する必要があり、
コストや設置スペースが増大したり、ヘッドライトの光
エネルギーが有効に利用できない等の問題が生じてい
た。
を利用したものが一般的であるが、このような暗視装置
を自動車に適用しようとすると、既存のヘッドライトに
加えて前述の赤外線投光器を更に増設する必要があり、
コストや設置スペースが増大したり、ヘッドライトの光
エネルギーが有効に利用できない等の問題が生じてい
た。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、自動車のヘッドライト等に適用できるのみならず
暗視装置の光源としても用いることができ、しかもコス
トや設置スペースが増加することなくかつランプ（光
源）の光エネルギーを有効に利用して省エネを図ること
もできる投光器を得ることが目的である。
慮し、自動車のヘッドライト等に適用できるのみならず
暗視装置の光源としても用いることができ、しかもコス
トや設置スペースが増加することなくかつランプ（光
源）の光エネルギーを有効に利用して省エネを図ること
もできる投光器を得ることが目的である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明に係る投光器は、
光源と、前記光源の後方に配置され前記光源からの光を
赤外光と可視光とに分光して一方を反射し他方を透過可
能なまたは一方を透過し他方を反射可能なダイクロイッ
クミラーと、前記ダイクロイックミラーの後方に配置さ
れ前記ダイクロイックミラーを透過した光を前方へ反射
する反射ミラーと、を備え、前記ダイクロイックミラー
によって反射する光と前記反射ミラーによって反射する
光のうち赤外光の光軸が可視光の光軸よりも上方へ向く
ように前記ダイクロイックミラーと反射ミラーの相対位
置を設定した、ことを特徴としている。
光源と、前記光源の後方に配置され前記光源からの光を
赤外光と可視光とに分光して一方を反射し他方を透過可
能なまたは一方を透過し他方を反射可能なダイクロイッ
クミラーと、前記ダイクロイックミラーの後方に配置さ
れ前記ダイクロイックミラーを透過した光を前方へ反射
する反射ミラーと、を備え、前記ダイクロイックミラー
によって反射する光と前記反射ミラーによって反射する
光のうち赤外光の光軸が可視光の光軸よりも上方へ向く
ように前記ダイクロイックミラーと反射ミラーの相対位
置を設定した、ことを特徴としている。
【０００６】上記構成の投光器では、光源からの光はダ
イクロイックミラーによって赤外光と可視光とに分光さ
れてそれぞれが反射または透過され、ダイクロイックミ
ラーを透過した光は反射ミラーによって反射される。例
えば、ダイクロイックミラーによって赤外光が反射さ
れ、ダイクロイックミラーを透過した可視光は反射ミラ
ーによって反射される。あるいは、ダイクロイックミラ
ーによって可視光が反射され赤外光が透過され、透過し
た赤外光は反射ミラーによって反射される。
イクロイックミラーによって赤外光と可視光とに分光さ
れてそれぞれが反射または透過され、ダイクロイックミ
ラーを透過した光は反射ミラーによって反射される。例
えば、ダイクロイックミラーによって赤外光が反射さ
れ、ダイクロイックミラーを透過した可視光は反射ミラ
ーによって反射される。あるいは、ダイクロイックミラ
ーによって可視光が反射され赤外光が透過され、透過し
た赤外光は反射ミラーによって反射される。
【０００７】さらにここで、ダイクロイックミラーによ
って反射された光と反射ミラーによって反射された光は
それぞれの光軸が上下方向に異なっており、これらの反
射光のうち赤外光の光軸が可視光の光軸よりも上方へ向
くように、ダイクロイックミラーと反射ミラーの相対位
置が設定されている。
って反射された光と反射ミラーによって反射された光は
それぞれの光軸が上下方向に異なっており、これらの反
射光のうち赤外光の光軸が可視光の光軸よりも上方へ向
くように、ダイクロイックミラーと反射ミラーの相対位
置が設定されている。
【０００８】このように、単一の投光器によって、可視
光を投光できるのみならず、この可視光の光軸よりも上
方へ向けて赤外光を投光することができる。したがっ
て、この投光器を例えば自動車用ヘッドライトに適用す
れば、従来の自動車用ヘッドライトのロービームと同様
の可視光を投光できるのみならず、赤外光をも投光する
ことができるため、暗視装置の光源としても用いること
が可能となる。しかもこの場合には、新たな赤外線投光
器を増設する必要がなく、コストや設置スペースが増大
することがない。また、光源からの光を全て利用するた
め、光エネルギーを有効に利用することができる。
光を投光できるのみならず、この可視光の光軸よりも上
方へ向けて赤外光を投光することができる。したがっ
て、この投光器を例えば自動車用ヘッドライトに適用す
れば、従来の自動車用ヘッドライトのロービームと同様
の可視光を投光できるのみならず、赤外光をも投光する
ことができるため、暗視装置の光源としても用いること
が可能となる。しかもこの場合には、新たな赤外線投光
器を増設する必要がなく、コストや設置スペースが増大
することがない。また、光源からの光を全て利用するた
め、光エネルギーを有効に利用することができる。
【０００９】このように、本発明に係る投光器は、自動
車のヘッドランプ等に適用できるのみならず暗視装置の
光源としても用いることができ、しかもコストや設置ス
ペースが増加することなく、かつ光源の光エネルギーを
有効に利用して省エネを図ることもできる。
車のヘッドランプ等に適用できるのみならず暗視装置の
光源としても用いることができ、しかもコストや設置ス
ペースが増加することなく、かつ光源の光エネルギーを
有効に利用して省エネを図ることもできる。
【００１０】
【発明の実施の形態】図１には本発明の実施の形態に係
る投光器１０の構成が断面図にて示されている。
る投光器１０の構成が断面図にて示されている。
【００１１】投光器１０は、ハウジング１２を備えてい
る。ハウジング１２は前面（図１左方側）が開口する箱
状に形成されており、前面開口にはレンズ１４が設けら
れている。ハウジング１２の内部には、光源としてのラ
ンプ１６が配置されており、光を発することができる。
る。ハウジング１２は前面（図１左方側）が開口する箱
状に形成されており、前面開口にはレンズ１４が設けら
れている。ハウジング１２の内部には、光源としてのラ
ンプ１６が配置されており、光を発することができる。
【００１２】また、ランプ１６の後方には、ダイクロイ
ックミラー１８が配置されている。このダイクロイック
ミラー１８は、例えば誘電体多層膜で構成されたミラー
であり、その膜厚を調整することにより、透過光及び反
射光の波長を任意に設定することができるものである。
本実施の形態においては、ダイクロイックミラー１８
は、図２に示す如く、可視光Ｂの透過率Ｔが高く赤外光
ＩR の透過率Ｔが低く、反対に、可視光Ｂの反射率Ｒが
低く赤外光ＩR の反射率Ｒが高い分光特性に設定されて
いる。したがって、ダイクロイックミラー１８は、ラン
プ１６からの光を赤外光ＩR と可視光Ｂとに分光して赤
外光ＩR を反射し可視光Ｂを透過する。
ックミラー１８が配置されている。このダイクロイック
ミラー１８は、例えば誘電体多層膜で構成されたミラー
であり、その膜厚を調整することにより、透過光及び反
射光の波長を任意に設定することができるものである。
本実施の形態においては、ダイクロイックミラー１８
は、図２に示す如く、可視光Ｂの透過率Ｔが高く赤外光
ＩR の透過率Ｔが低く、反対に、可視光Ｂの反射率Ｒが
低く赤外光ＩR の反射率Ｒが高い分光特性に設定されて
いる。したがって、ダイクロイックミラー１８は、ラン
プ１６からの光を赤外光ＩR と可視光Ｂとに分光して赤
外光ＩR を反射し可視光Ｂを透過する。
【００１３】さらに、ダイクロイックミラー１８の後方
には、反射ミラー２０が配置されている。反射ミラー２
０は、ダイクロイックミラー１８を透過した光（すなわ
ち、可視光Ｂ）を前方へ反射する。
には、反射ミラー２０が配置されている。反射ミラー２
０は、ダイクロイックミラー１８を透過した光（すなわ
ち、可視光Ｂ）を前方へ反射する。
【００１４】さらにここで、ダイクロイックミラー１８
と反射ミラー２０は所定の相対位置関係で設けられてい
る。すなわち、ダイクロイックミラー１８によって反射
する赤外光ＩR の光軸が、反射ミラー２０によって反射
する可視光Ｂの光軸よりも上方へ向くように、ダイクロ
イックミラー１８と反射ミラー２０の相対位置が設定さ
れている。
と反射ミラー２０は所定の相対位置関係で設けられてい
る。すなわち、ダイクロイックミラー１８によって反射
する赤外光ＩR の光軸が、反射ミラー２０によって反射
する可視光Ｂの光軸よりも上方へ向くように、ダイクロ
イックミラー１８と反射ミラー２０の相対位置が設定さ
れている。
【００１５】次に本実施の形態の作用を説明する。
【００１６】上記構成の投光器１０では、ランプ１６か
らの光はダイクロイックミラー１８によって赤外光ＩR
と可視光Ｂとに分光されて赤外光ＩR はそのまま前方へ
向けて反射され可視光Ｂは透過される。ダイクロイック
ミラー１８を透過した可視光Ｂは、反射ミラー２０によ
って前方へ反射される。
らの光はダイクロイックミラー１８によって赤外光ＩR
と可視光Ｂとに分光されて赤外光ＩR はそのまま前方へ
向けて反射され可視光Ｂは透過される。ダイクロイック
ミラー１８を透過した可視光Ｂは、反射ミラー２０によ
って前方へ反射される。
【００１７】さらにこの場合、ダイクロイックミラー１
８によって反射される赤外光ＩR と反射ミラー２０によ
って反射される可視光Ｂとはそれぞれの光軸が上下方向
に異なっており、これらの反射光のうち赤外光ＩR の光
軸が可視光Ｂの光軸よりも上方へ向いている。
８によって反射される赤外光ＩR と反射ミラー２０によ
って反射される可視光Ｂとはそれぞれの光軸が上下方向
に異なっており、これらの反射光のうち赤外光ＩR の光
軸が可視光Ｂの光軸よりも上方へ向いている。
【００１８】このように、本実施の形態に係る投光器１
０によれば、単一の装置によって、可視光Ｂを投光でき
るのみならず、この可視光Ｂの光軸よりも上方へ向けて
赤外光ＩR を投光することができる。したがって、この
投光器１０を例えば自動車用ヘッドライトに適用すれ
ば、従来の自動車用ヘッドライトのロービームと同様の
可視光Ｂを投光できるのみならず、赤外光ＩR をも投光
することができるため、暗視装置の光源としても用いる
ことが可能となる。しかもこの場合には、新たな赤外線
投光器を増設する必要がなく、コストや設置スペースが
増大することがない。また、ランプ１６からの光を全て
利用するため、光エネルギーを有効に利用することがで
きる。
０によれば、単一の装置によって、可視光Ｂを投光でき
るのみならず、この可視光Ｂの光軸よりも上方へ向けて
赤外光ＩR を投光することができる。したがって、この
投光器１０を例えば自動車用ヘッドライトに適用すれ
ば、従来の自動車用ヘッドライトのロービームと同様の
可視光Ｂを投光できるのみならず、赤外光ＩR をも投光
することができるため、暗視装置の光源としても用いる
ことが可能となる。しかもこの場合には、新たな赤外線
投光器を増設する必要がなく、コストや設置スペースが
増大することがない。また、ランプ１６からの光を全て
利用するため、光エネルギーを有効に利用することがで
きる。
【００１９】次に、本発明の他の実施の形態を説明す
る。なお、前記実施の形態と基本的に同一の部品には前
記実施の形態と同一の符号を付与してその説明を省略す
る。
る。なお、前記実施の形態と基本的に同一の部品には前
記実施の形態と同一の符号を付与してその説明を省略す
る。
【００２０】図３には、本発明の他の実施の形態に係る
投光器３０の構成が断面図にて示されている。
投光器３０の構成が断面図にて示されている。
【００２１】投光器３０では、ランプ１６の後方にダイ
クロイックミラー３２が配置されている。このダイクロ
イックミラー３２は、図４に示す如く、可視光Ｂの透過
率Ｔが低く赤外光ＩR の透過率Ｔが高く、反対に、可視
光Ｂの反射率Ｒが高く赤外光ＩR の反射率Ｒが低い分光
特性に設定されている。したがって、ダイクロイックミ
ラー３２は、ランプ１６からの光を赤外光ＩR と可視光
Ｂとに分光して赤外光ＩR を透過し可視光Ｂを反射す
る。
クロイックミラー３２が配置されている。このダイクロ
イックミラー３２は、図４に示す如く、可視光Ｂの透過
率Ｔが低く赤外光ＩR の透過率Ｔが高く、反対に、可視
光Ｂの反射率Ｒが高く赤外光ＩR の反射率Ｒが低い分光
特性に設定されている。したがって、ダイクロイックミ
ラー３２は、ランプ１６からの光を赤外光ＩR と可視光
Ｂとに分光して赤外光ＩR を透過し可視光Ｂを反射す
る。
【００２２】さらに、ダイクロイックミラー３２の後方
には、反射ミラー２０が配置されている。反射ミラー２
０は、ダイクロイックミラー３２を透過した光（すなわ
ち、赤外光ＩR ）を前方へ反射する。
には、反射ミラー２０が配置されている。反射ミラー２
０は、ダイクロイックミラー３２を透過した光（すなわ
ち、赤外光ＩR ）を前方へ反射する。
【００２３】さらにここで、このダイクロイックミラー
３２と反射ミラー２０は所定の相対位置関係で設けられ
ている。すなわち、反射ミラー２０によって反射する赤
外光ＩR の光軸が、ダイクロイックミラー３２によって
反射する可視光Ｂの光軸よりも上方へ向くように、ダイ
クロイックミラー３２と反射ミラー２０の相対位置が設
定されている。
３２と反射ミラー２０は所定の相対位置関係で設けられ
ている。すなわち、反射ミラー２０によって反射する赤
外光ＩR の光軸が、ダイクロイックミラー３２によって
反射する可視光Ｂの光軸よりも上方へ向くように、ダイ
クロイックミラー３２と反射ミラー２０の相対位置が設
定されている。
【００２４】次に本他の実施の形態の作用を説明する。
【００２５】上記構成の投光器３０では、ランプ１６か
らの光はダイクロイックミラー３２によって赤外光ＩR
と可視光Ｂとに分光されて可視光Ｂはそのまま前方へ向
けて反射され赤外光ＩR は透過される。ダイクロイック
ミラー３２を透過した赤外光ＩR は、反射ミラー２０に
よって前方へ反射される。
らの光はダイクロイックミラー３２によって赤外光ＩR
と可視光Ｂとに分光されて可視光Ｂはそのまま前方へ向
けて反射され赤外光ＩR は透過される。ダイクロイック
ミラー３２を透過した赤外光ＩR は、反射ミラー２０に
よって前方へ反射される。
【００２６】さらにこの場合、ダイクロイックミラー３
２によって反射される可視光Ｂと反射ミラー２０によっ
て反射される赤外光ＩR とはそれぞれの光軸が上下方向
に異なっており、これらの反射光のうち赤外光ＩR の光
軸が可視光Ｂの光軸よりも上方へ向いている。
２によって反射される可視光Ｂと反射ミラー２０によっ
て反射される赤外光ＩR とはそれぞれの光軸が上下方向
に異なっており、これらの反射光のうち赤外光ＩR の光
軸が可視光Ｂの光軸よりも上方へ向いている。
【００２７】このように、本他の実施の形態に係る投光
器３０によれば、単一の装置によって、可視光Ｂを投光
できるのみならず、この可視光Ｂの光軸よりも上方へ向
けて赤外光ＩR を投光することができる。したがって、
この投光器３０を例えば自動車用ヘッドライトに適用す
れば、従来の自動車用ヘッドライトのロービームと同様
の可視光Ｂを投光できるのみならず、赤外光ＩR をも投
光することができるため、暗視装置の光源としても用い
ることが可能となる。しかもこの場合には、新たな赤外
線投光器を増設する必要がなく、コストや設置スペース
が増大することがない。また、ランプ１６からの光を全
て利用するため、光エネルギーを有効に利用することが
できる。
器３０によれば、単一の装置によって、可視光Ｂを投光
できるのみならず、この可視光Ｂの光軸よりも上方へ向
けて赤外光ＩR を投光することができる。したがって、
この投光器３０を例えば自動車用ヘッドライトに適用す
れば、従来の自動車用ヘッドライトのロービームと同様
の可視光Ｂを投光できるのみならず、赤外光ＩR をも投
光することができるため、暗視装置の光源としても用い
ることが可能となる。しかもこの場合には、新たな赤外
線投光器を増設する必要がなく、コストや設置スペース
が増大することがない。また、ランプ１６からの光を全
て利用するため、光エネルギーを有効に利用することが
できる。
【００２８】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る投光器
は、自動車のヘッドライト等に適用できるのみならず暗
視装置の光源としても用いることができ、しかもコスト
や設置スペースが増加することなくかつランプ（光源）
の光エネルギーを有効に利用して省エネを図ることもで
きるという優れた効果を有している。
は、自動車のヘッドライト等に適用できるのみならず暗
視装置の光源としても用いることができ、しかもコスト
や設置スペースが増加することなくかつランプ（光源）
の光エネルギーを有効に利用して省エネを図ることもで
きるという優れた効果を有している。
【図１】本発明の実施の形態に係る投光器の構成を示す
断面図である。
断面図である。
【図２】本発明の実施の形態に係る投光器のダイクロイ
ックミラーの分光特性を示す線図である。
ックミラーの分光特性を示す線図である。
【図３】本発明の他の実施の形態に係る投光器の構成を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図４】本発明の他の実施の形態に係る投光器のダイク
ロイックミラーの分光特性を示す線図である。
ロイックミラーの分光特性を示す線図である。
１０ 投光器 １６ ランプ（光源） １８ ダイクロイックミラー ２０ 反射ミラー ３０ 投光器 ３２ ダイクロイックミラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 政樹 愛知県丹羽郡大口町豊田三丁目260番地 株式会社東海理化電機製作所内 Ｆターム(参考） 3K042 AA01 AA08 AB02 BA02 BB11 BC01 BE01
Claims (1)
- 【請求項１】 光源と、前記光源の後方に配置され前記
光源からの光を赤外光と可視光とに分光して一方を反射
し他方を透過可能なまたは一方を透過し他方を反射可能
なダイクロイックミラーと、前記ダイクロイックミラー
の後方に配置され前記ダイクロイックミラーを透過した
光を前方へ反射する反射ミラーと、を備え、 前記ダイクロイックミラーによって反射する光と前記反
射ミラーによって反射する光のうち赤外光の光軸が可視
光の光軸よりも上方へ向くように前記ダイクロイックミ
ラーと反射ミラーの相対位置を設定した、 ことを特徴とする投光器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11035647A JP2000235803A (ja) | 1999-02-15 | 1999-02-15 | 投光器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11035647A JP2000235803A (ja) | 1999-02-15 | 1999-02-15 | 投光器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000235803A true JP2000235803A (ja) | 2000-08-29 |
Family
ID=12447679
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11035647A Pending JP2000235803A (ja) | 1999-02-15 | 1999-02-15 | 投光器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000235803A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002219994A (ja) * | 2001-01-26 | 2002-08-06 | Stanley Electric Co Ltd | 赤外線投光器 |
| EP1372017A3 (en) * | 2002-06-12 | 2004-05-06 | Ford Global Technologies, LLC | A colour corrected laser Illumination system for night vision applications |
| JP2005005246A (ja) * | 2003-06-11 | 2005-01-06 | Hyundai Motor Co Ltd | ナイトビジョンシステム用赤外線照射装置 |
| WO2005080859A1 (ja) * | 2004-02-25 | 2005-09-01 | Hitachi, Ltd. | 車両用ヘッドライト及び車両運転支援装置 |
| EP1739344A1 (en) * | 2005-06-30 | 2007-01-03 | Delphi Technologies, Inc. | Night vision infrared illuminator |
| WO2008074392A3 (de) * | 2006-12-16 | 2008-09-18 | Bayerische Motoren Werke Ag | Kraftfahrzeugscheinwerfer |
| DE102012019941A1 (de) * | 2012-10-11 | 2014-04-17 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Leuchteinrichtung für ein Fahrzeug |
| CN110618575A (zh) * | 2018-06-20 | 2019-12-27 | 中强光电股份有限公司 | 照明系统与投影装置 |
-
1999
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