JPS63251099A - (+)−トランス−(1□dr、3□dr)−2,2−ジメチル−3(2,2−ジクロロビニル)シクロプロパンカルボン酸の製造法 - Google Patents

(+)−トランス−(1□dr、3□dr)−2,2−ジメチル−3(2,2−ジクロロビニル)シクロプロパンカルボン酸の製造法

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JPS63251099A
JPS63251099A JP8658987A JP8658987A JPS63251099A JP S63251099 A JPS63251099 A JP S63251099A JP 8658987 A JP8658987 A JP 8658987A JP 8658987 A JP8658987 A JP 8658987A JP S63251099 A JPS63251099 A JP S63251099A
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JP
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dimethyl
dichlorovinyl
cyclopropanecarboxylic acid
trans
ester
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JP8658987A
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Masaru Mitsuta
光田 賢
Ryohei Komaki
小牧 良平
Masako Sugimoto
杉本 雅子
Fumitaka Kishimoto
岸本 文貴
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は(+)−1−ランス−(1K、3−尺)−2,
2−ジメチル−3(2,2−ジクロロビニル)シクロプ
ロパンカルボン酸の製造法に関する。
更に、詳しくは本発明は 一般式: (式中、RはC1〜C4のハロゲン原子で置換されてい
てもよいアルキル基を表す。本式は立体関係を表すもの
ではない)で表される2、2−ジメチル−3(2,2−
ジクロロビニル)シクロプロパンカルボン酸エステルを
アルスロバクタ−・グロビフオルミス(Arthrob
acter globiformis)IFO−129
58あるいはサーモミセス・ラヌギノーザス(Ther
…omycL4s lanuginosus) IFO
−9863、あるいは該微生物が生産するエステラーゼ
を用いて、不斉加水分Ffl!u、(十) −1−ラ〉
・スー(1−1丈、3 、B、−) −2。
2−ジメチル−3(2,2−ジクロロビーフ・し)シク
ロプロパンカルボン酸とそのジアステレオマーのエステ
ルとに分割した後、該(→−)−トランス−(1−尺、
3R)−2,2−ジメチル−3(2゜2−ジクロロビニ
ル)シクロプロパンカルボン酸を分前、回収することを
特徴とする(+)−1’ランス−(IR5,3其)−2
,2−ジメ千ルー3(2,2−ジクロロビニル)シクロ
プロパンカルボン酸の製造法に関する。
従来技術および問題点 2.2−ジメチル−3(2,2−ジクロロビニル)シク
ロブrzパンカル、lζン酸1r−、ハーメスソン等の
いわゆる構成ピレスロイドと総称される低毒性速効性殺
虫エステルの酸成分を構成する化僑物である。2,2−
ジメチル−3(2,2−ジクロロビニル)ジクロプロパ
ンカルボン酸にはそのC1位支びC3位に不斉炭素が存
在し、四種のW性体が存在するが、「且Σ命名法」Gこ
おいてその絶対配置が「耽K、3)」及び「1−尺−3
兄−1のものは旋光性が特定の溶媒中で(+)であり置
換基がそれぞれシス、トランスの関係にあることがらr
 (+)−−シス体」及びr (+)−1−ランス体]
と称され、「1旦、3K」及び「1づ−、3を」ののち
のは旋光性が特定の溶媒中で(−)であり互換基がそれ
ぞれシス、1〜ランスの関係にあることからr (−)
−シス体」及びr (−>−)ランス体」と称される。
これらの異性体のピレスロイドとしての殺虫効力は、(
+)−(IR)体のみが有効であり、(−)−(1Σ)
体は無効である。
シスとトランス異性体の効力相関は対象害虫、効力の性
質によって異なり、(+)−)ランス−(13−53B
−)体のピレスロイドと(→−)−シス−(IR13−
5−)体のピレスロイドを混合して使用Vることも、そ
れぞれ単独で異なった目的に使用することも可能であり
、工業的に(+)−(1旦1m−2.2−ジメチルー3
 (2,2−ジクロロビニル)シクロプロパンカルボン
酸を製造するこ七は重要である。
現在知られているD)−(IR〜)−2,2−ジメチル
−3(2,2−ジクロロビニル)シクロプロパンカルボ
ン酸の製造法は土として存機合成化学的な分割法による
ものであるが、比較的高価な光学活性試薬を必要とする
こと、あるいは煩雑な工程を要すること等の点から、よ
り経済的に有利な光学分割法の開発が望まれているのが
現状である。
一方、4前記の一般式で表される2、2−ジメチル−3
(2,2−ジクロロビニル)ジクロプロパンカルボン酸
エステルを酵素または微生物を用いて不斉加水分解し、
(+il−ランスシス1久1.3R)−2,2−ジメチ
ル−3(2,2−ジクロロビニル)シクロプロパンカル
ボン酸を得る方法として、豚の肝臓由来エステう−ゼを
用いる方法(例えば、Angewande cl+em
ic International Hddition
 in En5+1sh23.64(1984)記載の
方法)、及び微生物由来のエステラーゼを用いる方法(
特開昭60−244295号)が知られている。しかし
、前者においては、使用する豚の肝臓由来エステラーゼ
が高価である上に量的な供給にも制限があるため工業的
に不利である。また、後者については、基質濃度が低く
、得られるc+>−トランス−(1区、3且)−2,2
−ジメチル−3(2,2−ジクロロビニル)シクロプロ
パンカルボン酸の光学純度が低いなどの問題が有り、工
業的に実施するには満足できるものではない。
発明の説明 本発明者らは、このような状況の中で、工業的に有利な
(+) −(IR)−2,2〜ジメチル−3(2,2−
ジクロロビニル)シクロプロパンカルボン酸の製造法を
開発すべく研究を続けた結果、アルスロバクタ−・グロ
ビフォルミス(Δrthrobacter glohi
formis)IFO−12958あるいはサーモミセ
ス゛ラヌギノーザス(Thermomyces lan
uginI)sus)IFO−9863、あるいは該微
生物が生産するエステラーゼが、Mil記の一般式で表
されるエステルに作用して、これを不斉加水分解し、有
利ζ17高光学純度な(+)〜 トランス= (1退、
3R)−2,1−ジメチル−,3(2,2−ジクロロビ
ニル)シクロプロパンカルボン酸を与えることを見出し
、本発明を完成した。
即ち、本発明は (式中、2 Rは、C1〜C4のハロゲン原子で直換さ
れていてもよいアルキル基を表す。本式は立体関係を表
すものではない6)で表される2、2−ジメチル−3(
2,2−ジクロロビニル)シクロプロパンカルボン酸エ
ステルをアルスロバクタ−・グロビフォルミス(Art
hrobacter globiformis)IFO
−12958あるいはサーモミセス・ラヌギノーサス(
Thermomyce、q IanuHinosus)
 :!マ0−9863、あるいは、;q微生物が住辛す
るエステラーゼを用いて、不斉加水分解し、(+)−)
ランス−(1λ、3−尺−)−2,2−ジメチル−3(
2,2−ジクロロビニル)シクロプロパンカルボン酸と
そのジアステレオマーのエステルとに分割した後、該C
+)−トランス−(IR13R−)−2,2−ジメチル
−3(2,2−−ジクロロビニル)シクロプロパンカル
ボン酸を分離、回収することを特徴とする(+)−トラ
ンス−(1基、3R) −2,2−ジメチル−3(2,
2−ジクロロビニル)シクロプロパンカルボン酸の製造
法に関する。
本発明の原料として用いられる前記一般式で表されるエ
ステルは、自体公知の方法で容易に製造できる。例えば
、1.1−ジクロ0−4−メチル−1,3−ペンタジェ
ンとジアゾ酢酸エステルとの反応による方法などが挙げ
1られる。原料として用いるエステルはメチルエステル
、エチルエステル、プロピルエステル、ブチルエステル
、モノクロロエチルエステル、モノクロロプロピルエス
テル、モノブロモエチルエステル、なとが都合よく使用
されるが、特にメチルエステル、エチルエステル、モノ
クロロエチルエステルが、入手の容易さや取り扱いの容
易さから好適である。
原料として用いる前記一般式で表されるエステルの立体
関係は、(+)−(jR)体を含むものであれば様々な
組み合わせが可能であるが、、入手の容易さから(±)
−シス、トランス体の混合物が好都合である。
本発明に用いられる微生物はいずれも財団法人発酵研究
所(IFO)に保存され容易に入手可能である。
上記微生物の培養は、常法に従い行う。
通常、液体培地を滅菌したのち、微生物を接種し、20
〜40°Cで1〜3日間、好機条件下で培養する。
培地の組成については、通常の微生物の培養に用いられ
るもので、上記微生物により利用iiJ能なものであれ
ば特に制限はなく、例えば炭素源および窒素源として、
グルコース、澱粉、デギストリン、糖蜜、油脂類、大豆
粉、コーンステイーグリカー等を用いることができる。
また、無機塩類とし、では、硫安、燐酸二カリ、硫酸マ
グネシウム、原票等を使用することができる。また、場
合Gごよっては培地中に脂肪酸エステル類を添加するこ
とも可能である。
本発明の方法を実施するに際して、前記一般式で表され
る2、2−ジメチル−3(2,2−ジクロロビニル)シ
クロプロパンカルボン酸エステルの不斉加水分解反応は
、前記微生物を培養した培養液、培養濾液、菌体!!濁
液、菌体破砕液、エステラーゼ抽出液または濃縮液など
のエステラーゼ含有水溶液と前記一般式で表される2、
2−ジメチル−3(2,2−ジクロロビニル)シクロプ
ロパンカルボン酸エステルを混合し、撹拌または振盪す
ることにより行われるゆここで菌体?、Q液、菌体破砕
液、またはエステラービ含有水)守成の調製は常法によ
って行うことができる。即ぢ、遠心分離法または限外濾
過膜による分、礫法などにより培養液から菌体を分離し
、得られた菌体を蒸留水、イオン交換水もしくはp、機
塩や41機塩を含有する緩<li液(例えば燐酸塩緩衝
液)に懸濁すると菌体懸濁液が得られる。この菌体懸濁
液に超音波処理、ゴーリンホモジナイザー7やフレンチ
プレス7による高圧破砕処理、溶菌酵素による破砕処理
などを施すことにより菌体破砕液を得ることができる。
必要に応(二で菌体破砕液から菌体破片を除去し粗エス
テラーゼ含有水7g 液として用いることも可能であり
、菌体破片除去法としては遠心分離法または限外濾過膜
による分離法などが適用できる。菌体破砕液からエステ
ラーゼを分離取得する方法としては、硫安や芒硝を用い
る塩析法もしくはエタノール、プロピルアルコールやア
セトンなどの親水性有機溶媒を用いた有機溶媒沈澱法等
の常法が採用できる。ここに得られたエステラーゼを莫
留水、イオン交換水もしくは無機塩や有機塩を含有する
緩衝液(例えば燐酸塩緩衝液)に熔解し、エステラーゼ
含有水溶液を得る。
不斉加水分解反応を実施する際、基質である2゜2−ジ
メチル−3(2,2−ジクロロビニル)シクロプロパン
カルボン酸エステルの4度は反応液に対し、0.1〜5
0圓tXであり、好ましくは1〜25圓tXである。必
要に応じ、反応液に)’It−ン(T。
riton)X 、−100” 、ツイーン(Twee
n)801′、ブリイ(Brij)58”などの界面活
性剤を0.01〜1%程度添加してもよい。また菌体も
しくはエステラーゼを常法により無機担体や有機担体(
例えば、ゼオライト、アルミチ、多*唐類、ポリアミド
、ポリスチレン樹脂、ポリアクリル樹脂、ポリウレタン
樹脂など)に固定化して使用することも可能である。
反応温度としては20〜65°Cが適当であり、高温で
はエステラーゼの安定性が低下しやすいこと及び低温で
は反応速度が遅いことから30〜55°Cが好ましい。
反応中のpHはpl)3〜11、好ましくはpl(6〜
10付近であることが望ましく、反応中のpHをユj当
に維持するために、例えば燐酸塩緩衝液等の緩衝液の使
用が好ましい。
反応時間は、酵素量、反応温度、基質等により適宜法め
られるが、通常数時間〜150時間である。
次に、このようにして不斉加水分解反応を行った後、遊
離した2、2−ジメチル−3(2,2−ジクロロビニル
)シクロプロパンカルボン酸と未反応のエステルとを分
離回収する。この分離回収に際しては溶媒抽出、カラム
クロマトグラフィー、分別′?、留などの操作を適宜採
用することができる。
例えば、反応液をメチルイソブチルケトン、クロロフォ
ルム、エーテル、ベンゼンあるいはトルエンなどの有機
溶媒で抽出し、抽出物を減圧下で分別蒸留し、遊離の2
.2−ジメチル−3(2,2−ジクロロビニル)シクロ
プロパンカルボン酸と未反応のエステルとを分離する。
次に、本発明を実施例により詳細に説明するが、本発明
はこの実施例にのみ限定されるものではなく、通常の変
更、改良を含むものである。
実施例1 可溶性澱粉30I8、ポリペプトン7g、酵母エキス5
g、燐酸二水素カリウム5gを蒸留水1リツトルに溶か
し、6N塩酸でphを5.0に調整した。この液体培地
10ffl!を直径24mmの試験管に入れ、綿栓を装
着し、120°Cで15分間高圧滅菌した後、アルスロ
バ゛クター・グロビフォルミス(Arthrnbact
cr globiformis) IFO−12958
を1白金耳接種し、30°Cで24時間振盪培養し、前
培養液とした。上記と同じ組成の培地300dを2リッ
トル容、坂ロフラスコに入れ、同様にして滅菌した後、
前培養液5mpを接種し、30゛Cで30時間振盪培養
した後、遠心分離して、湿重量5gの菌体を得た。この
菌体をpHIOの0.3M Na011−  NazC
O,l緩衝液20rni1.に懸濁し、これに(±)−
シス、トランス−2,2−ジメチル−3(2゜2−ジク
ロロビニル)シクロプロパンカルボン酸エチル(シス/
トランス比−45155) 1.0gを加え、50°C
で48時間撹拌し、反応させた。この反応液に35%塩
酸2yt1.を加え、メチルイソブチルケトン50m1
で抽出した。
抽出物をガスクロマトグラフィー(カラム:Shine
hrom F−51(5χ)+83PO4(1χ)、2
.6m、 185°C)で分析し、2,2−ジメチル−
3(2,2−ジクロロビニル)シクロプロパンカルボン
酸と2,2−ジメチル−3(2,2−ジクロロビニル)
シクロプロパンカルボン酸エチルのピーク面積比から収
字を算出した。原料とした2、2−ジメ蛋ルー3(2,
2−−ジクロロビニル)シクロプロパンカルボン酸エチ
ルは2,2−ジメチル−3(2,2−ジクロロビニル)
シクロプロパンカルボン酸に転換されたものを除いて、
すべて2.2−ジメチル−3(2,2−ジクロロビニル
)シフロブし】パンカルボン酸エチルとして回収された
。更に抽出物にIN水酸化ナトリウJ、水溶液を加え、
2.2−ジメチル−3(2,2−ジクロロビニル)シク
ロプロパンカルボン酸をナトリウム塩として水層に抽出
した後、水層を塩酸でpH2以下として、遊離した2、
2−ジメチル−3(2,2−ジクロロビニル)シクロプ
ロパンカルボン酸をメチルイソブヂルケトンで抽出した
。抽出液を濃縮、乾固して科学的にほぼ純粋な2,2−
ジメチル−3(2,2=ジクロロビニル)シクロプロパ
ンカルボン酸ヲ得た。
得られた2、2−ジメチル−3(2,2−ジクロロビニ
ル)シクロプロパンカルボン酸のうち5mgをトルエン
1−に溶解し、等モルの塩化チオニル、ピリジン、3,
5−ジク[20アニリンを加えて反応させアニリドとし
高速液体クロマトグラフィー(カラム: SUMIPA
X 0A−2100、移動相トヘキサン/ジクロロエタ
ン−17/3、流速10m1.7分)で異性体分析を行
った。結果を表1に示す。
表中、ス用水分M率は原料として用いた(−i:)−=
シス、トランス−,2,2−ジメチル−3(2,2−ジ
クロロビニル)シクロプロパンカルボン酸エチルに対し
、得られた2、2−ジメチル−3(2゜2−ジクロロビ
ニル)シクロプロパンカルボン酸のモル比を表す。
表1 実施例2 グルコース20g5コーンステイープリカー50g、燐
酸二水素カリウム2g、硫酸マグネシウム・七水塩1g
、炭酸カルシウム5g、酪酸エチル5gを蒸留水1リツ
トルに溶かし、6N塩酸でpH6,0に調整した。この
液体培地10m1を、実施例1と同様にして、試験管に
入れて滅菌した後、サーモミセス・ラヌギノーザス(T
hermomyees lanuginosus) I
FO−9863を1白金耳接種し、45′Cで48時間
振盪培養し、前項l液とした。上記と同じ組成の培地3
00m1.を2リツトル容坂ロフラスコに入れ、同様番
こして滅菌した後、前培養液8dを接種し、45゛Cで
48時間振盪培養した後、遠心分離して、菌体を分離取
得した。該菌体を5Qm9の蒸留水で洗浄した後、0.
1M燐酸緩衝液(pH8,0) 50mρを加え、超音
波処理により菌体を破砕した。該破砕液を遠心分離し、
J−清液を取得した後、これを限外濾過器により3倍に
濃縮しまた。この濃縮液に(±)−シス、トランス2゜
2−ジメチル−3(2,2−ジクロロビニル)シクロプ
ロパンカルボン酸エチル(シス/トランス比=4515
5) 1.fl;を加え、40°Cで72時間、撹拌し
つつ反応さセた。以後、実施例1と同様の操作を行い、
表2に示す結果を得た。
表2 実施例3 実施例1において使用した液体培地と同組成の′液体培
地2リットルを小型発酵槽に仕込み、+20°Cで15
分間高圧滅菌した後、実施例1と同様にして得たアルス
ロバククー・グロビフォルミス(Arthrobaet
er globiformis)IFO−12958の
前培養液100m1を接種し、30゛Cで24時間通気
撹拌培養しまた。
培養後、遠心分離して、湿重量53gの菌体を得た。
この菌体をpH10の0.1MNa0Il−Na2GO
,緩衝液200−に懸濁し、フレンチプレス細胞破砕装
置(米アミンコ社製)を用いて、菌体破砕処理を行い、
遠心分離により菌体破片を除去し、粗酵素;夜を取得し
た。ここに得られた粗酵素液を硫安分画処理し、30へ
・60%画分を取得し、これを凍結乾煙1−21.3g
の粗酵素粉末を得た。この粗酵素粉末0.5gをpH1
0の0.1MNa0H−NazCOz緩tII液20d
に溶解し、(±)−シス、トランス−2,2−ジメチル
−3(2,2−ジクロロビニル)シクロプロパンカルボ
ン酸モノクロルエチル(シス/トランス比=45155
) 2゜0gを加え50’Cで17時間撹拌し、反応さ
せた4、この反応液に35%塩酸2mQを加え、メチル
イソブチルケトン50−で抽出した。以後、実施例1と
同様の操作を行い、表3に示す結果を得た。
表3

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは、C1〜C4のハロゲン原子で置換されて
    いてもよいアルキル基を表す、本式は立体関係を表わす
    ものではない)で表される2,2−ジメチル−3(2,
    2−ジクロロビニル)シクロプロパンカルボン酸エステ
    ルをアルスロバクター・グロビフォルミス(Arthr
    obacter globiformis)IFO−1
    2958あるいはサーモミセス・ラヌギノーサス(Th
    ermomyces lanuginosus)IFO
    −9863、あるいは該微生物が生産するエステラーゼ
    を用いて、不斉加水分解し、(+)−トランス−(1¥
    R¥、3¥R¥)−2,2−ジメチル−3(2,2−ジ
    クロロビニル)シクロプロパンカルボン酸と、そのジア
    ステレオマーのエステルとに分割し、(+)−トランス
    −(1¥R¥、3¥R¥)−2,2−ジメチル−3(2
    ,2−ジクロロビニル)シクロプロパンカルボン酸を分
    離、回収することを特徴とする(+)−トランス−(1
    ¥R¥)−2,2−ジメチル−3(2,2−ジクロロビ
    ニル)シクロプロパンカルボン酸の製造法
JP8658987A 1987-04-07 1987-04-07 (+)−トランス−(1□dr、3□dr)−2,2−ジメチル−3(2,2−ジクロロビニル)シクロプロパンカルボン酸の製造法 Pending JPS63251099A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0959139A1 (en) * 1998-05-15 1999-11-24 Sumitomo Chemical Company, Limited Method for producing optically active cyclopropanecarboxylic acid
CN105567746A (zh) * 2015-12-31 2016-05-11 苏州汉酶生物技术有限公司 一种酶法合成菊酯类杀虫剂中间体的方法

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