JPS6325070Y2 - - Google Patents

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JPS6325070Y2
JPS6325070Y2 JP1982112822U JP11282282U JPS6325070Y2 JP S6325070 Y2 JPS6325070 Y2 JP S6325070Y2 JP 1982112822 U JP1982112822 U JP 1982112822U JP 11282282 U JP11282282 U JP 11282282U JP S6325070 Y2 JPS6325070 Y2 JP S6325070Y2
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tool
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arm
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JP1982112822U
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  • Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、工作機械の工具マガジンとの間で新
しい工具や別の型の工具を自動交換する工具交換
用移動ロボツトに関する。
マニシングセンタの工具マガジンには、通常30
〜40個の工具が具えられており、主軸への工具交
換は、このマニシングセンタに装備された自動工
具交換装置によつて自動的に行われる。しかしな
がら寿命切れの工具を工具マガジンから交換する
場合は、作業者の手によるか、あるいは工具交換
用移動ロボツトを用いていた。手作業による場合
は、作業性の悪いことは勿論のこと安全に行う為
にマシニングセンタを停止して作業を中断しなけ
ればならない。また工具交換用移動ロボツトを用
いる場合、従来の装置は、第1図イ,ロに示すよ
うに、マシニングセンタ据え付けの所定位置に移
動する走行車1に、交換用の工具2を多数円状に
並べて具え持つた工具テーブル3と、工具を把持
するアームを上下・前後・回転動して工具テーブ
ル3上の新しい工具2と工具マガジン内の古い工
具とを自動交換するアームロボツト4とが装備さ
れたものである。ところが従来のこのようなタイ
プの工具交換用移動ロボツトは、交換用の工具2
が工具テーブル3上に置かれている為、工具2を
多く具えれば具える程その工具テーブル3の径を
大きくしなければならず、またアームロボツト4
の運動範囲を確保する為、このアームロボツト4
を工具テーブル3から少し離した位置に取り付け
なければならず、その結果、装置全体が大型化
し、例えば工場内の多数の工作機械の間をぬつて
無線操縦で走行移動させるのは非常に危険であつ
た。また工具テーブル3上の工具2をつかむ為、
アームロボツト4の取り付け高さは一般に高くな
り、その結果装置全体の重心が高くなり非常に不
安定であつた。
そこで本考案は上述した欠点を解消して、装置
全体を小型化し得ると共に重心を低く設定できる
工具交換用移動ロボツトを提供することを目的と
する。
かかる目的を達成する為の本考案の構成は、ベ
ース上に一定間隔をあけて一対のスプロケツトを
設け、当該スプロケツト間に掛けわたしたチエー
ンに工具を収納するツールポケツトを所定の間隔
を明けて取り付け、前記ベースを走行台車に載置
するとともに前記チエーンで囲まれた内側の前記
ベース上に工具把持用の把持部を設けた工具交換
用移動ロボツトにおいて、前記ベース上に設けた
軸受を介して円筒状の旋回ベースをその中心軸を
前記ベースに対して上方垂直方向にして前記チエ
ーンで囲まれた内側に設け、前記旋回ベースの下
方にその回転中心と同軸の軸から横方向に腕部を
突出させ、一端を前記ベース上に取り付けたシリ
ンダ機構の他端を前記腕部に連結し、前記旋回ベ
ースの上方には回転台を設け、前記回転台には回
動する送りねじを垂直方向に取り付け、前記回転
台と前記旋回ベースで囲まれた内部に前記送りね
じの駆動手段を備え、前記送りねじと平行に配さ
れた案内棒に摺動自在に支承された前記把持部を
前記送りねじに噛み合わせてなることを特徴とす
る。
以下本考案による工具交換用移動ロボツトを図
面に示す一実施例を基に詳細に説明する。本装置
の外観を表した第2図〜第4図に示すように本装
置は、無線操縦により、自由移動が可能で工作機
械の工具マガジンに対し所定位置で位置決め停止
される走行台車11上の中央部に、ボールスクリ
ユ12によりガイド棒13に沿つて上下駆動され
ると共に回転駆動されるアームロボツト14が具
えられており、更にその周縁部には、着脱自在の
工具15を具えると共にこのアームロボツト14
の周囲を回るチエーン16が設けられている。こ
れらアームロボツト14を上下・回転動及びチエ
ーン16を駆動する構造は、第2図のように装置
を平面から見たその半断面構造を表す第5図、装
置の要部を正面から見た内部構造を表す第6図に
示すようになつている。つまり、移動自在の走行
台車11(第3,4図参照)に水平に一体的に固
定されている箱型のベース17内底部中央に、底
部から垂直に突出する円筒状のブラケツト18に
は、底部材19が一体的に取り付けられた円筒状
の旋回ベース20が軸受60を介して回転自在に
取り付けられている。この旋回ベース20上端部
には、アームロボツト14全体を旋回ベース20
と共に回転支持する回転台21が固定されてお
り、この回転台21上には、上下方向(第3図及
び第6図中上下方向)に沿つてアームロボツト1
4を案内する1対のガイド棒13が一体的に突設
されており更にアームロボツト14に螺合してこ
のアームロボツト14を上下駆動する1対のボー
ルスクリユ12が、これらガイド棒13と平行に
前記回転台21に回転自在に嵌合支持されてい
る。これらガイド棒13の上端部には連結部材2
2が一体的に嵌合され、更にボールスクリユ12
が回転自在に支持されており、これらガイド棒1
3及びボールスクリユ12を平行に保持してい
る。一方旋回ベース20の底部材19から下方に
突出する駆動軸23がベース17に回転自在に支
持されている。この駆動軸23には、この駆動軸
23と直交するレバー24の一端部が一体的に嵌
合係止されており、このレバー24の他端部は、
ベース17にブラケツト25を介して回動自在に
後端部(第6図中左側)を枢支した水平なシリン
ダ26内を往復動するピストン26aの先端部
(第6図中右側)と、相互に回動自在に連結して
いる。従つてこのピストン26aの往復動によ
り、回転台21と共にアームロボツト14が、そ
のピストン26aの往復動量に比例した一定範囲
内で往復旋回する。尚このアームロボツト14を
往復旋回させる為の駆動手段は、前述したピスト
ン・クランク機構を用いなくても、往復回転可能
な駆動モータを用いても良い。また旋回ベース2
0内には、ブラケツト27を介してこの旋回ベー
ス20に対して回転自在に支持されている歯車軸
28に、前記ブラケツト27に固定された駆動モ
ータ29が連結しており、更にこの歯車軸28の
歯車30は、それぞれのボールスクリユ12下端
部に取り付けた等歯数の歯車30a,30bと噛
み合つている。従つて駆動モータ29の回転駆動
により、2本のボールスクリユ12は等速回転
し、その結果これらボールスクリユ12に螺合し
ているアームロボツト14は、そのボールスクリ
ユ12の回転方向により上下駆動される。
一方旋回ベース20を挾むように上下方向に沿
う1対の回転軸31,31aが、ブラケツト3
2,32aを介してベース17底部に回転自在に
取り付けられており、これら回転軸31,31a
の上端部にはそれぞれスプロケツト33,33a
が固定されている。これらスプロケツト33,3
3aには、アームロボツト14を囲むように楕円
状に無端のチエーン16が巻き掛けられている。
チエーン16には、このチエーン16に沿つて等
間隔に複数個並べられたツールポケツト35の内
側端部が連結されており、これらツールポケツト
35の外側端部は、チエーン16に沿つてベース
17に設けられた楕円状の案内レール36に摺動
自在に支持されている。これらツールポケツト3
5にそれぞれ工具15を取り付けた工具ホルダ3
5aが着脱自在に嵌合されている。また回転軸3
1の下端部には、この回転軸31に固定されたラ
チエツト車37に係止するつめ38を回動自在に
枢支するレバー39の一端部が、回転自在に取り
付けられており、いわゆるラチエツト車装置が設
けられている。更にこのレバー39の他端部に
は、後端部がブラケツト40を介してベース17
底部に回動自在に連結した水平なシリンダ41内
を往復動するピストン42の先端部が回動自在に
枢支されている。従つてピストン42の往復駆動
により、ラチエツト車装置を介してチエーン16
と共にツールポケツト35が、アームロボツト1
4のまわりをチエーン16に沿つて間欠的に割り
出し移動される。尚このチエーン16の駆動手段
もパルスモータ等で行つて割り出し回転させても
良いことは言うまでもない。
一方アームロボツト14の駆動構成は、第7図
に示すようにベース17内に設けられてアームロ
ボツト14全体を旋回させる旋回機構(シリンダ
26、ピストン26a、レバー24、旋回ベース
20等で構成)44及び全体を上下動させる昇降
機構(駆動モータ29、歯車30,30a,30
b、ボールスクリユ12等で構成)45と、アー
ムロボツト14内に組み込まれてアーム部14a
を俯仰する回動機構46、アーム部14aを2段
にわたつて旋回機構44の径方向に沿つて往復動
する送り機械47、アーム部14a先端に取り付
けられている把持部14bを回転させる回転機構
48及び把持部14bをアーム部14aの径方向
に沿つて水平に往復動させる送り機構49とから
成つている。尚昇降機構45には、油圧ピストン
等を用いることも可能である。工具交換を行わな
い場合、アームロボツト14は、把持部14bを
下(第3図中下方)にすると共にアーム部14a
を楕円状に敷かれたチエーン16の長径方向(第
2図中左右方向)と平行に位置決めし、工具15
のまわりをこれら工具15の高さに合わせて囲つ
たカバー43に隠れる最下降位置にまで下降させ
ておき、できるだけ装置全体の重心が低くなるよ
うに保つている。
そして工具交換を行う場合は、第3図のように
工具15に囲まれたカバー43内で停止されてい
るアームロボツト14の送り機構47を作動さ
せ、把持部14bを工具ホルダ35aに近づけて
その把持部14b先端の爪14cで工具ホルダ3
5aを挾持する。続いて、駆動モータ29によつ
てボールスクリユ12を駆動回転させ、アームロ
ボツト14全体を工具15上方に上昇させる。更
に各駆動装置(44〜49の装置)により、工具
15を予め走行台車11により位置決めしておい
た工作機械の工具マガジンの所定位置に装着する
と共に、工具マガジン内の使用済若しくは加工目
的に適さない工具を挾んで今と逆の動作をするこ
とにより、その工具をツールポケツト35に装着
する。そして次の新しいか若しくは、加工に合つ
た別の工具15を再び工具マガジンに装着する場
合は、ピストン42の駆動によりチエーン16を
割り出し移動させて、この工具15を爪14cの
対向位置にまでもつてくる。尚このとき、ツール
ポケツト35の間隔をピストン42の往動量と等
しくしておけば、割り出しが容易に行える。
以上説明したように本考案は、ベース上に一定
間隔をあけて一対のスプロケツトを設け、当該ス
プロケツト間に掛けわたしたチエーンに工具を収
納するツールポケツトを所定の間隔を明けて取り
付け、前記ベースを走行台車に載置するとともに
前記チエーンで囲まれた内側の前記ベース上に工
具把持用の把持部を設けた工具交換用移動ロボツ
トにおいて、前記ベース上に設けた軸受を介して
円筒状の旋回ベースをその中心軸を前記ベースに
対して上方垂直方向にして前記チエーンで囲まれ
た内側に設け、前記旋回ベースの下方にその回転
中心と同軸の軸から横方向に腕部を突出させ、一
端を前記ベース上に取り付けたシリンダ機構の他
端を前記腕部に連結し、前記旋回ベースの上方に
は回転台を設け、前記回転台には回動する送りね
じを垂直方向に取り付け、前記回転台と前記旋回
ベースで囲まれた内部に前記送りねじの駆動手段
を備え、前記送りねじと平行に配された案内棒に
摺動自在に支承された前記把持部を前記送りねじ
に噛み合わせて工具交換用移動ロボツトを構成し
たので、把持部の駆動手段の設置スペースを小さ
くでき、全体を小型化できるとともに、この把持
部はチエーンの内側に配されることから、チエー
ンとの間隔ひいてはチエーンに取り付けられたツ
ールポケツトとの間隔を充分に確保でき、ツール
ポケツトを内方に配することができるとともにチ
エーンを掛けわたすスプロケツトを小径にしこの
ことにより更に全体の横幅を小さくすることがで
き、迅速で、且つ確実で安全な走行を可能とした
工具交換用移動ロボツトを実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図イ,ロは従来の工具交換用移動ロボツト
の平面図及び正面図、第2図〜第7図は本考案に
よる工具交換用移動ロボツトにかかり、第2図は
本装置の平面図、第3図はその正面図、第4図は
その側面図、第5図は第2図の要部の半断面構造
図、第6図は第3図の要部の断面構造図、第7図
はアームロボツトの駆動原理図である。 図面中、11は走行台車、12はボールスクリ
ユ、13はガイド棒、14はアームロボツト、1
5は工具、16はチエーン、21は回転台、3
3,33aはスプロケツト、35はツールポケツ
ト、37はラチエツト車、である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベース上に一定間隔をあけて一対のスプロケツ
    トを設け、当該スプロケツト間に掛けわたしたチ
    エーンに工具を収納するツールポケツトを所定の
    間隔を明けて取り付け、前記ベースを走行台車に
    載置するとともに前記チエーンで囲まれた内側の
    前記ベース上に工具把持用の把持部を設けた工具
    交換用移動ロボツトにおいて、前記ベース上に設
    けた軸受を介して円筒状の旋回ベースをその中心
    軸を前記ベースに対して上方垂直方向にして前記
    チエーンで囲まれた内側に設け、前記旋回ベース
    の下方にその回転中心と同軸の軸から横方向に腕
    部を突出させ、一端を前記ベース上に取り付けた
    シリンダ機構の他端を前記腕部に連結し、前記旋
    回ベースの上方には回転台を設け、前記回転台に
    は回動する送りねじを垂直方向に取り付け、前記
    回転台と前記旋回ベースで囲まれた内部に前記送
    りねじの駆動手段を備え、前記送りねじと平行に
    配された案内棒に摺動自在に支承された前記把持
    部を前記送りねじに噛み合わせてなることを特徴
    とする工具交換用移動ロボツト。
JP11282282U 1982-07-27 1982-07-27 工具交換用移動ロボツト Granted JPS5919237U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11282282U JPS5919237U (ja) 1982-07-27 1982-07-27 工具交換用移動ロボツト

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JP11282282U JPS5919237U (ja) 1982-07-27 1982-07-27 工具交換用移動ロボツト

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JPS5919237U JPS5919237U (ja) 1984-02-06
JPS6325070Y2 true JPS6325070Y2 (ja) 1988-07-08

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ID=30261403

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JP11282282U Granted JPS5919237U (ja) 1982-07-27 1982-07-27 工具交換用移動ロボツト

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022072193A (ja) * 2020-10-29 2022-05-17 松本機械工業株式会社 工作機械用ロボットユニット

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5321543A (en) * 1976-08-12 1978-02-28 Tokyo Electric Power Co Inc:The Square root arithmetic circuit

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5349172U (ja) * 1976-09-29 1978-04-25

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JPS5321543A (en) * 1976-08-12 1978-02-28 Tokyo Electric Power Co Inc:The Square root arithmetic circuit

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JPS5919237U (ja) 1984-02-06

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