JPS63250090A - 薄膜elパネル - Google Patents

薄膜elパネル

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JPS63250090A
JPS63250090A JP62085089A JP8508987A JPS63250090A JP S63250090 A JPS63250090 A JP S63250090A JP 62085089 A JP62085089 A JP 62085089A JP 8508987 A JP8508987 A JP 8508987A JP S63250090 A JPS63250090 A JP S63250090A
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JP
Japan
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layer
film
thin film
insulating
layers
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Pending
Application number
JP62085089A
Other languages
English (en)
Inventor
佳弘 遠藤
猪原 章夫
岸下 博
上出 久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ガラス基板等にE L (Electro 
Lum1−nescence)材料からなる発光層と電
極及び絶縁層とを薄膜形成した薄膜ELパネルに関する
ものである。
〔従来の技術〕
従来の薄膜ELパネルの一例を第3図に基づいて説明す
る。この薄膜E Lパネル11は、ガラス基板12と、
その上に順次薄膜形成された透明電極13、第1絶縁層
I4、発光層I5、第2絶縁層16及び背面電極17と
で構成されている。そして、この薄膜E Lパネル11
の透明電極13と背面電極17とに交流電源18を接続
することにより、両電極13・17間に位置する発光層
15が発光する。
ここで、第1絶縁層14及び第2絶縁層16は、両電極
13・17間に印加される高電圧により絶縁破壊が生し
るのを防止するために設けられた絶縁膜である。この絶
縁膜としては、非晶質であり化学的にも安定な窒化シリ
コン[5ilN4〕が優れているが、両絶縁層14・1
6をこの窒化シリコンのみで形成したのでは、両電極1
3・17との密着性が悪いために絶縁耐圧が低下する。
そこで、従来の薄膜ELパネル11は、第1絶縁層14
を窒化シリコン層14bの透明電極13側に酸化シリコ
ン層14aを形成した二層膜とし、第2絶縁層16を窒
化シリコン層16bの背面電極17側に酸化アルミニウ
ム層16aを形成した二層膜とすることにより、絶縁耐
圧の向上を図っている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、従来の薄膜EI−パネル11は、両絶縁層1
4・16をこのような二層膜としたにもかかわらず、実
際に製造を行うと絶縁破壊を起こすものが多く発生し、
歩留まりが十分に向」ニしないという問題点を有してい
た。これは、発光層の発光効率を高めるために、二層膜
により絶縁耐圧が向上した分だけ絶縁層を薄くしなけれ
ばならないので、絶縁耐圧に余裕が設けられず、絶縁層
の薄膜形成時にピンホール等の欠陥が生じ絶縁耐圧が少
し低下しただけで容易に絶縁破壊を生しるようになるか
らである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係る薄膜E Lパネルは、上記問題点を解決す
るために、発光層とその両面に配置された電極との間に
それぞれ絶縁層を形成した薄膜E Lパネルにおいて、
少なくともいずれかの絶縁層を、窒化アルミニウム又は
酸窒化アルミニウムの層の両面を窒化シリコン又は酸窒
化シリコンの層で挟んだ三層膜を含む多層膜としたこと
を特徴としている。
〔作 用〕
窒化アルミニウム(AIN)又は酸窒化アルミニウム(
AION)の層の両面を、窒化シリコン(Si3N4)
又は酸窒化シリコン(SiON)の層で挟んだ三層膜を
含む多層膜とするのは、発光層の両面に形成された絶縁
層の両方でもよいが、両電極間の絶縁耐圧が問題となる
ので、いずれか一方の絶縁層だけでも同様の効果を得る
ことができる。
絶縁層をこのような多層膜とすると、いずれかの層で薄
膜形成時にピンホール等の欠陥が生じたとしても、次工
程で形成する上層がこれを補うことができるので、この
欠陥が原因となって絶縁耐圧が低下するというようなこ
とがほとんどなくなる。
窒化シリコン又は酸窒化シリコンは、従来の薄膜E L
パネルの絶縁層にも使用され、優れた性質を有している
。また、窒化アルミニウム又は酸窒化アルミニウムは、
比誘電率が9〜12となり窒化シリコン等より高い値を
有しているので、低い印加電圧でも発光層に同じ大きさ
のエネルギを供給することができ、相対的に絶縁耐圧の
向上と同等の効果を得ることができる。そして、窒化シ
リコンと窒化アルミニウム及び酸窒化シリコンと酸窒化
アルミニウムとは、それぞれ同一の成膜工程により連続
的に形成することができる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図及び第2図に基づいて説明す
れば、以下の通りである。
本実施例の薄膜ELパネル1は、ガラス基板2と、その
上に順次形成された透明電極3、第1絶縁層4、発光層
5、第2絶縁層6及び背面電極7とで構成されている。
ガラス基板2は、薄膜形成の基板となり、かつ、発光層
5が発した光を透過させる表示面となるものであり、ガ
ラス又はその他の透光性材料からなる。透明電極3は、
このガラス基板2上にスパッタリングによってITO等
からなる透明導電膜を薄膜形成し、フォトエツチングに
よりこれを平行に並んだ多数の帯状の電極としたもので
ある。第1絶縁層4は、酸化シリコン層4aと窒化アル
ミニウム層4Cを窒化シリコン層4b・4dで挾んだ三
層膜とで構成されている。酸化シリコン層4aは、透明
電極3上にスパンクリングによって5in2を100人
〜800人程度の厚さまで薄膜形成した絶縁膜である。
また、窒化アルミニウム層4Cと窒化シリコン層4b・
4dとからなる三層膜は、この酸化シリコン層4a上に
スパッタリングによってAIN及びSi3N4を100
0人〜3000人程度の厚さまで薄膜形成した絶縁膜で
あり、第2図に示すように、アルミニウムAIの前後に
シリコンSiを配置したターゲットを用いて、窒素ガス
〔N2〕雰囲気中で反応性スパッタリングを行うことに
より連続的に形成される。発光層5は、第1絶縁層4上
にZnS:Mnを6000人〜9000人程度の厚さま
で形成した薄膜である。第2絶縁層6は、窒化アルミニ
ウム層6Cを窒化シリコン層6b・6dで挟んだ三層膜
と酸化アルミニウム層6aとで構成されている。窒化ア
ルミニウム層6Cと窒化シリコン層6b・6dとからな
る三層膜は、第1絶縁層4上の発光層5を覆うように1
000人〜2000人程度の厚さまで薄膜形成した絶縁
膜であり、第1絶縁層4における三層膜の場合と同様の
工程で形成する。酸化アルミニウム層6aは、この窒化
アルミニウム層6Cと窒化シリコン層6b・6dとから
なる三層膜」二にスパッタリングによってA I z 
O3を100人〜600人程度の厚さまで薄膜形成した
絶縁膜である。背面電極7は、第2絶縁層6上に真空蒸
着によってアルミニウム〔A1〕等からなる導電膜を薄
膜形成し、フォトエツチングによりこれを平行に並んだ
多数の帯状の電極としたものであり、この帯状の電極は
透明電極3における帯状の電極に対して直交するように
配置される。この薄膜ELパネル1は、透明電極3と背
面電極7とに交流電源8を接続し高電圧を印加すること
により、発光N5におりる両電極3・7の各帯状電極間
に位置する部分を発光させることができる。
」二部のように構成された薄膜B Lパネル1は、第1
絶縁層4及び第2絶縁層6が三層膜を含む多層膜となっ
ているので、いずれかの層で薄膜形成時にピンホール等
の欠陥が生したとしても、次に形成する上層がこれを補
うことができる。従って、この欠陥が原因となって絶縁
耐圧が低下するようなことがな(、絶縁破壊を生しる虞
れがなくなる。また、第1絶縁層4及び第2絶縁層6に
おける三層膜は、反応スパッタリングにより連続的に形
成することができるので、従来の絶縁層とほぼ同様の工
程で各絶縁層4・6を形成することができる。さらに、
この三層膜には、比誘電率の高い窒化アルミニウムの層
4C・6Cが含まれているので、交流電源8の印加電圧
を低減することが可能となる。
なお、本実施例では、窒化アルミニウム層と窒化シリコ
ン層とからなる三層膜を、第1絶縁層4と第2絶縁層6
との両方に設けたが、いずれか一方の絶縁層にだけ設け
た構成であっても同様の効果を得ることができる。また
、この三層膜の形成に際して、雰囲気中の窒素ガスN2
に10%以下の酸素ガス0゜又は−酸化二窒素ガスN2
0を混入させて反応性スパッタリングを行うことにより
、窒化アルミニウム層に代わる酸窒化アルミニウム(A
ION)からなる層と、窒化シリコン層に代わる酸窒化
シリコン(SiON)からなる層とを形成しても同様の
効果を得ることができる。
〔発明の効果〕
本発明に係る薄膜F、 Lパネルは、以上のように、発
光層とその両面に配置された電極との間にそれぞれ絶縁
層を形成した薄膜E Lパネルにおいて、少なくともい
ずれかの絶縁層を、窒化アルミニウム又は酸窒化アルミ
ニウムの層の両面を窒化シリコン又は酸窒化シリコンの
層で挟んだ三層膜を含む多層膜とした構成である。
これにより、絶縁層が多層膜となり、薄膜形成時にピン
ホール等の欠陥が発生してもその上層の膜で補うことが
できるので、この欠陥が原因となって絶縁破壊を生じる
ようなことが少なくなり、歩留まりの低下を防止するこ
とができる。また、多層膜の一部を構成する三層膜は、
同一の成膜工程で形成することができるので、絶縁層を
このように多層化しても製造工程を増やす必要がなく、
生産性を低下させるということがない。さらに、三層膜
を構成する絶縁材料自体の性質も、従来のものに比べて
遜色がないばかりでなく、比誘電率の高い窒化アルミニ
ウム等の採用により発光のための印加電圧を下げること
が可能となるので、相対的に絶縁耐圧の向上と同等の効
果を得ることができ、薄膜ELパネルの信軌性をさらに
向」ニさせることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の一実施例を示すものであっ
て、第1図は薄膜E Lパネルの縦断面正面図、第2図
はスパッタリング工程におけるターゲットの配置を示す
説明図、第3図は従来例を示す薄膜ELパネルの縦断面
正面図である。 ■は薄膜ELパネル、3は透明電極(電極)、4は第1
絶縁N(絶縁層)、4b・4d・6b・6dは窒化シリ
コン層、4C・6Cは窒化アルミニウム層、5は発光層
、6は第2絶縁層(絶縁層)、7は背面電極(電極)で
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.発光層とその両面に配置された電極との間にそれぞ
    れ絶縁層を形成した薄膜ELパネルにおいて、 少なくともいずれかの絶縁層を、窒化アルミニウム又は
    酸窒化アルミニウムの層の両面を窒化シリコン又は酸窒
    化シリコンの層で挟んだ三層膜を含む多層膜としたこと
    を特徴とする薄膜ELパネル。
JP62085089A 1987-04-07 1987-04-07 薄膜elパネル Pending JPS63250090A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005006304A (ja) * 2003-06-09 2005-01-06 Agilent Technol Inc 薄膜バルク音響共鳴器における圧電結合係数の制御して製造される装置

Citations (2)

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JPS5012989A (ja) * 1973-06-05 1975-02-10
JPS60240097A (ja) * 1984-05-15 1985-11-28 沖電気工業株式会社 Elパネルとその製造方法

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