JPS6324995B2 - - Google Patents

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JPS6324995B2
JPS6324995B2 JP53052873A JP5287378A JPS6324995B2 JP S6324995 B2 JPS6324995 B2 JP S6324995B2 JP 53052873 A JP53052873 A JP 53052873A JP 5287378 A JP5287378 A JP 5287378A JP S6324995 B2 JPS6324995 B2 JP S6324995B2
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JP
Japan
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ethyl
dihydro
tetrazol
acid addition
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Application number
JP53052873A
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English (en)
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JPS53149980A (en
Inventor
Edoaruto Jansen Furansu
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Janssen Pharmaceutica NV
Original Assignee
Janssen Pharmaceutica NV
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Filing date
Publication date
Application filed by Janssen Pharmaceutica NV filed Critical Janssen Pharmaceutica NV
Publication of JPS53149980A publication Critical patent/JPS53149980A/ja
Publication of JPS6324995B2 publication Critical patent/JPS6324995B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D257/00Heterocyclic compounds containing rings having four nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D257/02Heterocyclic compounds containing rings having four nitrogen atoms as the only ring hetero atoms not condensed with other rings
    • C07D257/04Five-membered rings
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/04Centrally acting analgesics, e.g. opioids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D211/00Heterocyclic compounds containing hydrogenated pyridine rings, not condensed with other rings
    • C07D211/04Heterocyclic compounds containing hydrogenated pyridine rings, not condensed with other rings with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom
    • C07D211/06Heterocyclic compounds containing hydrogenated pyridine rings, not condensed with other rings with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom having no double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D211/36Heterocyclic compounds containing hydrogenated pyridine rings, not condensed with other rings with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom having no double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D211/56Nitrogen atoms
    • C07D211/58Nitrogen atoms attached in position 4
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D401/00Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom
    • C07D401/02Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom containing two hetero rings
    • C07D401/06Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom containing two hetero rings linked by a carbon chain containing only aliphatic carbon atoms

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
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  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Hydrogenated Pyridines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
アメリカ合衆国特許3998834号においては、鎮
痛作用を有する多数のN−フエニル−N−(4−
ピペリジニル)アミド類が記されている。本発明
の化合物は、ピペリジン核の1−位に(4,5−
ジヒドロ−4−R−5−オキソ−1H−テトラゾ
ール−1−イル)アルキルまたは(4,5−ジヒ
ドロ−4−R−5−チオキソ−1H−テトラゾー
ル−1−イル)アルキル基が存在している点にお
いて、本質的に上記の特徴とは異なつている。 によつて表わすことができる、新規N−フエニル
−N−(4−ピペリジニル)アミド類およびその
医薬として受容しうる酸付加塩に関するものであ
るが、上式において: Rは水素、C1〜C6アルキル、C3〜C6シクロア
ルキル、フエニルおよびフエニル又はチエニルで
置換されたC1〜C4アルキルから成る群よる選択
する一員であり; R1は水素、C1〜C4アルキルおよびフエニルか
ら成る群より選択する一員であり; R2は水素およびC1〜C4アルキルから成る群よ
り選択する一員であり; R3はC1〜C4アルキロキシ−カルボニルおよび
C1〜C4アルキロキシメチルから成る群より選択
する一員であり; R4はC1〜C4アルキルおよびシクロプロピルか
ら成る群より選択する一員であり; R5は水素であり、 R6は水素であり、 Zは酸素であり、且つ nは0または1の整数である。 本明細書中で用いるC1〜C6アルキルは、たと
えばメチル、エチル、1−メチルエチル、1,1
−ジメチルエチル、プロピル、ブチル、ペンチ
ル、ヘキシルなどの1〜6炭素原子を有する直鎖
または枝分れ鎖アルキル基を包含するものであ
り、C3〜C6シクロアルキルとしては、たとえば
シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル
およびシクロヘキシル基を挙げることができる。 ZがOである式()の化合物(−a)は、
一般に、式 の4,5−ジヒドロ−1H−テトラゾール−5−
オン誘導体を、式 のN−フエニル−N−(4−ピペリジニル)アミ
ドと反応せしめることによつて製造することがで
きるが、上式において、R,R3,R4,R5および
R6は前記と同様であり且つX1は水素で且つXは
の基であるか、またはXは水素であり且つX1
の基であるか何れかである。 上式()および()において、R1、R2
よびnは前記の意義を有し且つYは、たとえばハ
ロ、更に詳細にはクロロ、ブロモまたはヨードの
ような、反応性エステルの残基、あるいは、たと
えばメチルスルホニロキシまたは4−メチルフエ
ニルスルホニロキシのような、スルホニロキシ基
である。 ()と()の反応は、一般にこの分野で公
知であるような、標準的なN−アルキル化手順に
従つて、行なうことができる。該反応は、反応に
対し不活性な有機溶剤中で、たとえばベンゼン、
メチルベンゼン、ジメチルベンゼンなどのような
芳香族炭化水素;たとえばメタノール、エタノー
ル、2−プロパノール、1−ブタノールなどのよ
うな低級アルカノール;たとえば4−メチル−2
−ペンタノンなどのようなケトン;たとえば1,
4−ジオキサン、1,1−オキシビスエタンなど
のようなエーテル;N,N−ジメチルホルムアミ
ド;ニトロベンゼンなどの中で、行なうことがで
きる。 反応混合物への適当な塩基、たとえばアルカリ
金属炭酸塩または炭酸水素塩、あるいは、たとえ
ばN,N−ジエチルエタンアミドまたはN−(1
−メチルエチル)−2−プロパンアミンのような
有機塩基、の添加は、反応の過程で遊離する酸を
結合するために、行なわれる。ある場合には、沃
度塩、好ましくはアルカリ金属沃化物の添加が適
当である。反応速度を高めるために、いくらか高
い温度を用いることが有利である。ある場合にお
いては、特に置換基R1およびR2の中の一つがメ
チルであり他のものが水素である場合には、反応
の間に部分的な転位が生じて、それぞれR1がメ
チルでR2が水素であるもの、およびその逆のR1
が水素でR2がメチルであるものの両位置異性体
の混合物が生成するものと思われる。このような
位置異性体は、たとえば適当な溶剤系からの選択
的結晶化、またはカラムクロマトグラフイーのよ
うな、公知の単離方法によつて、相互に分離する
ことができる。 式(−a)の化合物は、式 の適当な4−ピペリジンアミンのアシル化によつ
てもまた、製造することができる。該アシル化反
応は、公知のN−アシル化方法によつて、たとえ
ば、式()の化合物を、公知の方法に従つて、
それぞれ低級アルキルカルボニルハロゲン化物、
シクロアルキルカルボニルハロゲン化物、アリー
ルアセチルハロゲン化物または低級アルキルカル
ボノハリデートを表わす、適当なアシルハロゲン
化物、R4−CO−ハロ、と反応せしめることによ
つて、行なうことが好都合である。R4が低級ア
ルキルまたはシクロアルキルを表わす場合には、
アシル化は、酸R4COOHから誘導される無水物
を用いて行なうことができる。 Rが水素を表わす式()の化合物は、Rがフ
エニルメチルである式()の化合物を、常法に
従つて脱ベンジル化することによつて、たとえ
ば、炭素上に担持せしめたパラジウムのような適
当な触媒を用いて接触的に水素化することによつ
て、相当する式()の化合物から誘導すること
が好ましい。 上記および引続く製造においては、反応生成物
を反応混合物から単離し、且つ、必要に応じ、一
般的に公知であるような通常の単離および精製方
法の適用によつて、更に精製する。 式()の範囲内の多くの化合物は、その構造
内に1以上の不斉炭素原子を有しており、その結
果、異なる立体化学的異性体形態下に存在する。
更に詳細には、R1またはR2が水素以外のもので
ある場合には、それらが結合している炭素原子は
不斉炭素であり、一方、R,R3およびR4から成
る低級アルキル基中に別の不斉炭素原子が存在す
ることができる。 上記の製造方法においては本質的にこのような
立体化学的異性体の、ラセミ体混合物を含む、混
合物が取得されるけれども、かかる混合物は一般
に、公知の分割方法によつて、たとえば、不斉酸
類の光学異性体による塩の生成およびかくして得
た塩の選択的結晶化によつて、それらの立体化学
的に純粋な異性体形態へと分割することができ
る。式()の化合物の立体化学的異性形体物は
式()の範囲内に包含される。 式()の化合物は、その塩基性の結果とし
て、適当な酸、たとえば、塩酸、臭化水素酸など
のようなハロゲン化水素酸および硫酸、硝酸、燐
酸などのような無機酸;あるいは、たとえだ酢
酸、プロパン酸、ヒドロキシ酢酸、2−ヒドロキ
シプロパン酸、2−オキソプロパン酸、プロパン
ジオン酸、ブタンジオン酸、(Z)−2−ブテンジ
オン酸、(E)−2−ブテンジオン酸、2−ヒドロキ
シブタンジオン酸、2,3−ジヒドロキシブタン
ジオン酸、2−ヒドロキシ−1,2,3−プロパ
ントリカルボン酸、安息香酸、3−フエニル−2
−プロパン酸、α−ヒドロキシベンゼン酢酸、メ
タンスルホン酸、エタンスルホン酸、ベンゼンス
ルホン酸、4−メチルベンゼンスルホン酸、シク
ロヘキサンスルフアミン酸、α−ヒドロキシ安息
香酸、4−アミノ−2−ヒドロキシ安息香酸など
のような有機酸を用いる処理によつて、医薬とし
て活性な、無毒の酸付加塩形態に変えることがで
きる。逆に、塩の形態を、アルカリを用いる処理
によつて、遊離塩基形態に変えることができる。 Xが水素である式()の出発化合物(−
a)は、適当な式()のイソシアナートまたは
式()の塩化アシルとアジ化ナトリウムとの、
塩化アルミニウムの存在における、適当な有機溶
剤、好ましくはテトラヒドロフラン(THF)の
ようなエーテル、中での反応によつて、容易に製
造することができる。 この反応は、反応物を溶剤中で数時間撹拌およ
び加熱することによつて、容易に行なうことがで
きる。式()の塩化アシルを反応物として使用
する場合には、少なくとも2モル当量のアジドを
用いなければならず、且つそれを更に過剰に使用
することが、一般に適当であることが認められて
いる。 Xが式()の基である式()の化合物(
−b)は、公知の方法によつて、該基を相当する
(−a)の化合物中に導入することによつて、
取得することができる。 一般に、該出発材料(−b)は、下記の諸段
階を経て製造することができる: 適当な(−a)の化合物を、式 のハロアルカーノ誘導体と、前記のような一般
的に公知のN−アシル化方法に従つて、反応さ
せて、式 の中間物を取得し、且つ; 次いで、かくして得た()の化合物の水酸
基を、相当するアルコールから出発する反応性
エステルの製造のための公知の方法に従つて、
反応性のエステルに変化させる。 ハロゲン化物は、()の化合物を、たとえば、
塩化スルフイニル、塩化スルフリル、五塩化燐、
五臭化燐、塩化ホスホリルなどのような適当なハ
ロゲン化剤と反応させることによつて、容易に取
得することができる。反応性のエステルが沃化物
である場合には、相当する塩化物または臭化物か
ら、そのハロゲンを沃素で置換することによつ
て、誘導することが好ましい。たとえばメタンス
ルホン酸エステルおよび4−メチルベンゼンスル
ホン酸エステルのような反応性のスルホン酸エス
テルは、アルコールを、たとえば塩化メタン−ス
ルホニルおよび塩化4−メチルベンゼンスルホニ
ルのような、適当なハロゲン化スルホニルと反応
させることによつて、容易に製造することができ
る。 式(−b)中のYが塩素(−b−1)であ
る場合には、クロロアルキル鎖の導入は、標準的
なN−アルキル化方法に従つて、適当な(−
a)の化合物を、式()の適当なブロモ−クロ
ロアルカン誘導体と反応させて相当する(−b
−1)の化合物を取得することによつてもまた、
遂行することができる。 また別法として、Rが水素またはフエニル以外
である出発材料(−b−1)は、式 の前駆物質中にR−置換基を導入することによつ
て、取得することができる。該R基の導入は、前
記のような標準的なN−アルキル化方法に従つ
て、(XI)の化合物を、Rが水素またはフエニル
を除く前記のものである適当な反応性エステル
RYと反応させることによつて、具合良く行なう
ことができる。該RY中の該Yがヨードであると
きは、(XI)の塩素置換基を、特に過剰のアルキ
ル化沃化物を用いる場合には、反応の間にヨード
によつて置換することができるということに注意
すべきである。式(XI)の前駆化合物は、テトラ
ヒドロン、31、765(1975)に記載の方法に従つ
て、調製することができるが、この文献では、
R1およびR2が共に水素であり且つnが1である
式(XI)の化合物について特に記している。 X1が水素である()の出発物質(−a)
は、アメリカ合衆国特許第3998834号に概説する
方法に従つて、製造することができるが、この特
許では、多数のかかる出発物質およびその製造方
法を記している。 X1が式()の基である式()の出発物質
(−b)は、式(−a)のピペリジン誘導体
を、常法に従つて式(XII)のハロアルカーノルを
用いてN−アルキル化して、式()の中間物
を取得し、然るのち、後者の水酸基を前記のよう
にして反応性エステル基に変えることによつて、
製造することができる。 ここでnがゼロである式()の中間物は、
(−a)の化合物と式 の適当に置換したオキシランとの反応によつて
も、取得することができる。 式()中で基R1とR2の中の一方がメチル
であり他方が水素である場合には、メチル置換基
がピペリジン窒素に対してβ−位に位置する中間
物()が実質的に取得されるということに注
意すべきである。R1がフエニルであり且つnが
ゼロである式()の中間物およびその製造方
法は、アメリカ合衆国特許第3998834号にも記さ
れている。 ()と(−a)の反応は、両反応物を、
適当な有機溶剤中で、たとえば、ベンゼン、メチ
ルベンゼン、ジメチルベンゼンのような芳香族炭
化水素;たとえばジクロロメタンおよびトリクロ
ロメタンのようなハロゲン化炭化水素;またはた
とえばメタノール、エタノール、2−プロパノー
ルなどのような低級アルカノール;好ましくは芳
香族炭化水素と低級アルカノールの混合物中で、
撹拌および加熱することによつて、具合良く行な
うことができる。この反応は、たとえばアルカリ
金属炭酸塩または炭酸水素塩のような適当な塩基
の添加によつて、促進することができる。 Yが塩素である式(−b)の出発物質は、
(−a)から出発する出発物質(−b−1)
の製造に対して本明細書中に先に記した方法に類
似する方法に従つて、(−a)の化合物と式
()のブロモ−クロロアルカンとの反応によ
つて、直接に製造することもできる。 本明細書中の式()の出発物質は一般に、
()と()から出発する化合物(−a)の
製造に対して先に記したものと同様の方法に従つ
て、Rが式()の基を表わしている式()の
反応性エステルと式 の4−ピペリジンアミンとの反応によつて、製造
することができる。 ここで出発物質として用いる式()の4−
ピペリジンアミンは、多数のかかる化合物によい
て詳細に記載しているアメリカ合衆国特許第
3998834号に記す方法に従つて、製造することが
できる。 上記の各方法における究極的出発物質は一般に
公知であり且つそれらはすべて、かかる公知の化
合物の製造のための文献中に記されているような
公知の方法に従つて、製造することができる。 式()の化合物およびその医薬として許容し
うる酸付加塩は、きわめて興味ある薬物学的性質
を有している。更に詳細には、それらは強力なモ
ルヒネ類似の鎮痛剤であつて、そのままで、温血
動物における痛みを抑えるために用いることがで
きる。 式()の化合物およびその酸付加塩の有用な
鎮痛性は、アルツエナイミツテルフオルシユン
グ、13、502(1963)および21、862(1971)に記す
ラツトの尾の除去試験において得た結果によつ
て、明瞭に確認される。 下記第1表中の結果はLED、すなわち、静脈
内投与におけるmg/Kg単位での最低100%有効投
与量、および記載投与量におけるこの効果の持続
時間(分単位)を示す。
【表】 式()の範囲内の化合物の好適グループは、
Rが低級アルキル基であるものによつて代表され
る。実際に、これらの好適化合物は、短かい作用
の持続時間を有するきわめて強い鎮痛剤である。
このような短かい作用持続時間を有する鎮痛剤
は、たとえば麻酔において、急性の激しい痛みを
短時間にわたつて除かねばならないという情況に
おいて、きわめて望ましいことである。 本発明の化合物は、その鎮痛作用にかんがみ
て、投与目的に対する各種の製薬形態に配合する
ことができる。本発明の製薬組成物を調製するた
めには、活性成分としての塩基または酸付加塩の
形態にある有効な鎮痛量の特定化合物を、医薬と
して受容しうる担体とよく混和して、均一な混合
物とすればよいが、この担体は投与に対して望ま
しい製剤の形態に応じて、広い範囲の形態をとる
ことができる。これらの製薬組成物は、好ましく
は経口的、直腸的または非経口的注射による投与
に対して適する単位服用形態にあることが望まし
い。たとえば、経口服用形態にある組成物の調製
において、懸濁剤、シロツプ剤の如き経口液体調
製物の場合においてはたとえば、水、グリコール
類、油類、アルコール類など;あるいは粉剤、丸
剤、カプセル剤および錠剤の場合においては殿
粉、糖類、カオリン、潤滑剤、結合剤、崩壊剤な
ど、のような任意の有用な製薬媒体を使用するこ
とができる。投与が容易であるという理由で、錠
剤とカプセル剤が、もつとも有利な経口服用単位
形態であり、その場合には、いうまでもなく固体
の製薬担体を使用する。非経口的組成物に対して
は、担体は通常、少なくとも大部分が、滅菌水か
ら成つているけれども、たとえば、溶解を助ける
ために、その他の成分を含有せしめることもでき
る。たとえば、注射用の溶液は、塩溶液、グルコ
ース溶液または塩水とグルコース溶液の混合物か
ら成る担体を用いて、調製することができる。注
射用の懸濁液を調製することもできるが、その場
合には、適当な液状担体、懸濁剤などを使用すれ
ばよい。()の酸付加塩は、相当する塩基形態
のものよるも高い水溶性を有しているから、水性
の組成物の調製においては、明らかにより適当で
ある。 投与の容易さおよび投与量の均一性のために、
上記の製薬組成物を服用単位形態に配合すること
が特に有利である。本明細書の説明および特許請
求の範囲において用いる場合の服用単位形態と
は、単位投薬量として適当な、物理的に分離した
単位をいい、各単位は、必要な製薬担体と組み合
わせた、望ましい治療効果を与えるように計算し
た、一定量の活性成分を含有している。このよう
な服用単位形態の例は、錠剤(刻み目付きまたは
被覆した錠剤を含む)、カプセル剤、丸剤、粉末
包、ウエーフアー、注射用の溶液または懸濁液、
茶匙量、大匙量など、およびそれらの分離した倍
数である。 主題の組成物の鎮痛活性にかんがみて、本発明
は、製薬担体との混合物としての式()の化合
物またはその医薬として許容しうる酸付加塩の有
効鎮痛量の全身系投与によつて、温血動物におけ
る痛みを予防し、またはそれと戦かうための方法
を提供するということは明らかである。 投与せしめるべき活性成分の量は、それぞれの
場合の事情によつて、どちらかといえば広い範囲
内で変えることができるけれども、1回で、また
は繰返して投与せしめる、約0.01mg/Kg〜約1
mg/Kgの投与量が、一般に有効と認められてい
る。 本発明の好適な化合物であるN−{1−〔2−
(4−エチル−4,5−ジヒドロ−5−オキソ−
1H−テトラゾール−1−イル)エチル〕−4−メ
トキシメチル)−4−ピペリジニル}−N−フエニ
ルプロパンアミドのLD50値(ラツトに静脈内投
与)は47.5mg/Kgであつた。 以下の実施例は例証のためのものであつて、本
発明の範囲を限定するためのものではない。他の
ことわりがないかぎりは、部数はすべて重量によ
る。 参考例 1 14.2部のイソシアナトエタン、29.2部のアジ化
ナトリウムおよび135部の乾燥テトラヒドロフラ
ンの撹拌混合物中に、225部の乾燥テトラヒドロ
フラン中の39部の塩化アルミニウムの溶液を加え
る。還流温度において撹拌を終夜継続する。反応
混合物を冷却したのち、6N塩酸溶液によつて酸
性とする。全体を蒸発乾固し、生成物を2−プロ
パノンによつて4回抽出する。抽出液を合わせて
乾燥し、過したのち、蒸発させる。残渣を終夜
乾燥して、18部(65%)の1−エチル−1,4−
ジヒドロ−5H−テトラゾール−5−オンを取得
する。 参考例 2 参考例1の手順が従がい且つ出発物質としてそ
れぞれ等価量のイソシアナトシクロヘキサンと2
−イソシアナトプロパンを使用して、次のものを
取得する: 1−シクロヘキシル−1,4−ジヒドロ−5H
−テトラゾール−5−オン;および 残渣として1,4−ジヒドロ−1−(1−メチ
ルエチル)−5H−テトラゾール−5−オン。 参考例 3 氷浴中で冷却した990部のテトラヒドロフラン
中に、156部の塩化アルミニウムを小分けして加
え、固体がすべて溶解するまで、全体を激しく撹
拌する。この溶液を迅速に225部のテトラヒドロ
フラン中の208部のアジ化ナトリウムの撹拌した
懸濁液中に加え、且つ撹拌を還流温度において、
1時間継続する。室温まで冷却したのち、225部
のテトラヒドロフラン中の54部の塩化ブタノイル
の溶液を、30℃以下の温度において、滴下する。
全体を徐々に還流するまで加熱し且つ撹拌を還流
温度において終夜継続する。冷却しながら、反応
混合物を800部の6N塩酸溶液で酸性とし、且つ溶
剤を蒸発させる。残渣を炭酸水素ナトリウム溶液
中で撹拌し、トリクロロメタンを加えたのち、各
層を分離する。水相を濃塩酸によつて酸性とした
のち、溶剤を蒸発させる。残渣を2−プロパノン
中で撹拌する。沈殿を別し、液を蒸発乾固し
て、残渣として32部の1,4−ジヒドロ−1−プ
ロピル−5H−テトラゾール−5−オンを取得す
る。 参考例 4 参考例3の手順に従がい且つ出発物質として等
価量の適当な塩化アシルを使用して、下記の化合
物を取得する: 残渣として1−(1,1−ジメチルエチル)−
1,4−ジヒドロ−5H−テトラゾール−5−オ
ン; 1,4−ジヒドロ−1−ペンチル−5H−テト
ラゾール−5−オン; 固体残渣として1,4−ジヒドロ−1−(2−
フエニルエチル)−5H−テトラゾール−5−オ
ン; 1,4−ジヒドロ−1−(フエニルメチル)−5
−H−テトラゾール−5−オン;融点152℃;お
よび 1−シクロプロピル−1,4−ジヒドロ−5H
−テトラゾール−5−オン;融点128℃。 参考例 5 22部の1−エチル−1,4−ジヒドロ−5H−
テトラゾール−5−オン、45部の1−ブロモ−2
−クロロエタン、26部の炭酸ナトリウム、0.3部
の沃化カリウムおよび240部の4−メチル−2−
ペンタノンの混合物を、水分離器を用いて、終夜
撹拌および還流する。反応混合物を冷却し、水を
加えたのち、各相を分離する。水相をジクロロメ
タンによつて3回抽出する。合わせた有機相を乾
燥し、過したのち、蒸発させる。残渣を、溶解
剤としてトリクロロメタンを用いるシリカゲル上
のカラム−クロマトグラフイーによつて、精製す
る。純画分を集めて溶離剤を蒸発させたのちに、
残渣として28.4部(80%)の1−(2−クロロエ
チル)−4−エチル−1,4−ジヒドロ−5H−テ
トラゾール−5−オンを取得する。 参考例 6 参考例5の手順に従がい且つ出発物質としてそ
れぞれ等価量の適当な1,4−ジヒドロ−5H−
テトラゾール−5−オンと適当なブロモクロロア
ルカンを用いて、下記の1−(クロロアルキル)−
1,4−ジヒドロ−5H−テトラゾール−5−オ
ンを取得する; 残渣として1−(2−クロロエチル)−1,4−
ジヒドロ−4−プロピル−5H−テトラゾール−
5−オン; 残渣として1−(2−クロロエチル)−1,4−
ジヒドロ−4−(1−メチルエチル)−5H−テト
ラゾール−5−オン; 残渣として1−(2−クロロエチル)−4−(1,
1−ジメチルエチル)−1,4−ジヒドロ−5H−
テトラゾール−5−オン; 残渣として1−(2−クロロエチル)−1,4−
ジヒドロ−4−ペンチル−5H−テトラゾール−
5−オン; 残渣として1−(2−クロロエチル)−4−シク
ロヘキシル1,4−ジヒドロ−5H−テトラゾー
ル−5−オン; 残渣として1−(2−クロロエチル)−1,4−
ジヒドロ−4−(2−フエニルエチル)−5H−テ
トラゾール−5−オン; 残渣として1−(3−クロロプロピル)−4−エ
チル−1,4−ジヒドロ−5H−テトラゾール−
5−オン; 残渣として1−(2−クロロエチル)−1,4−
ジヒドロ−4−(フエニルメチル)−5H−テトラ
ゾール−5−オン;および 残渣として1−(2−クロロエチル)−4−シク
ロプロピル−1,4−ジヒドロ−5H−テトラゾ
ール−5−オン。 参考例 7 49部のヨードメタン、10.5部の1−(2−クロ
ロエチル)−1,4−ジヒドロ−5H−テトラゾー
ル−5−オン、15部の炭酸ナトリウム、0.2部の
沃化カリウムおよび240部の4−メチル−2−ペ
ンタノンの混合物を、水分離器の使用のもとで、
終夜撹拌および還流させる。反応混合物を冷却
し、100部の水を加え、各層を分離する。水相を
ジクロロメタンによつて抽出する。合わせた有機
相を乾燥し、過したのち、蒸発させる。残渣
を、溶離剤としてトリクロロメタンを用いるシリ
カゲル上のカラム−クロマトグラフイーによつ
て、精製する。純画分を集めて溶離剤を蒸発させ
て、残渣として15部(85%)の1,4−ジヒドロ
−1−(2−ヨードエチル)−4−メチル−5H−
テトラゾール−5−オンを取得する。 参考例 8 19.6部の4−メチルベンゼンスルホン酸〔2−
(2−チエニル)エチル〕、10部の1−(2−クロ
ロエチル)−1,4−ジヒドロ−5H−テトラゾー
ル−5−オン、10部の炭酸ナトリウム、および90
部のN,N−ジメチルホルムアミドの混合物、70
℃において終夜撹拌および加熱する。反応混合物
を冷却し、100部の水を加えたのち、生成物をメ
チルベンゼンにより3回抽出する。合わせた抽出
物を乾燥し、過したのち、蒸発させる。残渣
を、溶離剤としてトリクロロメタンと石油エーテ
ル(容量で70:30)の混合物を用いるシリカゲル
上のカラム−クロマトグラフイーによつて、精製
する。純画分を集めて溶離剤を蒸発させて、残留
物として15部(46.5%)の1−(2−クロロエチ
ル)−1,4−ジヒドロ−4−〔2−(2−チエニ
ル)エチル〕−5H−テトラゾール−5−オンを取
得する。 参考例 9 4.5部の塩化スルフイニルに対して13部のN−
〔1−(2−ヒドロキシ−2−フエニルエチル)−
4−(エトキシメチル)−4−ピペリジニル〕−N
−フエニルプロパンアミド塩酸塩および260部の
ジクロロメタンの混合物を滴下する。滴下完了後
に、全体を数時間撹拌し且つ還流させる。反応混
合物を冷却し且つ溶剤を蒸発させる。残渣を2−
プロパノン中に取る。混合物を過し且つ液を
活性炭で処理する。後者を別し、液を蒸発さ
せる。残渣を2−プロパノンと2,2′−オキシビ
スプロパノンの混合物から結晶化する。生成物を
別し且つ乾燥して、9.2部.61.7%)のN−〔1
−(2−クロロ−2−フエニルエチル)−4−(メ
トキシメチル)−4−ピペリジニル〕−N−フエニ
ルプロパンアミド・一塩酸塩を取得する;融点
145.3℃。 参考例 10 35部の2−メチルオキシラン、33部のN−〔4
−(メトキシメチル)−4−ピペリジニル〕−N−
フエニルプロパンアミド、25部の炭酸水素ナトリ
ウム、450部のベンゼンおよび80部のメタノール
の混合物を、終夜撹拌および還流させる。反応混
合物を蒸発させ、残渣を水中に取る。生成物をト
リクロロメタンによつて抽出する。抽出物を乾燥
し、過したのち、蒸発させる。残渣を2−プロ
パノール中で塩酸塩に変える。この塩を別し、
2,2′−オキシビスプロパンと2−プロパノール
の混合物から結晶化して、41.5部(37%)のN−
〔1−(2−ヒドロキシプロピル)−4−(メトキシ
メチル)−4−ピペリジニル〕−N−フエニルプロ
パンアミド・一塩酸塩を取得する。 14部の塩化スルフイニルを撹拌し且つそれに
360部のジクロロメタン中の37部のN−〔1−(2
−ヒドロキシプロピル)−4−(メトキシメチル)
−4−ピペリジニル〕−N−フエニルプロパンア
ミド・一塩酸塩の溶液を滴下する。滴下完了後
に、撹拌を還流温度において終夜継続する。反応
混合物を蒸発させ、残渣を2−プロパノン中に懸
濁させる。生成物を別し、乾燥して、31.5部
(85%)のN−〔1−(2−クロロプロピル)−4−
(メトキシメチル)−4−ピペリジニル〕−N−フ
エニルプロパンアミド・一塩酸塩を取得する。 参考例 11 1−(2−クロロエチル)−4−エチル−1,4
−ジヒドロ−5H−テトラゾール−5−オンの
17.6部、4−(フエニルアミノ)−4−ピペリジン
カルボン酸メチルの23.4部、炭酸ソーダの10.6
部、沃化カリウムの0.2部及びN,N−ジメチル
ホルムアミドの180部の混合物を撹拌し、一夜70
℃に加熱した。反応混合物を冷却し、200部の水
を添加し、生成物をメチルベンゼンで三度抽出し
た。一緒にした抽出物を乾燥後、過して蒸発さ
せた。残渣はシリカゲルのカラムクロマトグラフ
イーにより溶離剤としてトリクロロメタンとメタ
ノールの混合物(97.3容量比)を用いて精製され
た。純粋な画分を一緒にし、溶離剤を蒸発させ
た。残渣を2−プロパノン中でエタンジオン酸塩
に変えた。塩を別して乾燥し、1−〔2−(4−
エチル−4,5−ジヒドロ−5−オキソ−1H−
テトラゾール−1−イル)エチル〕−4−(フエニ
ルアミノ)−4−ピペリジンカルボン酸メチル・
エタンジオン酸塩(2:3):m.p.172℃の15部を
得た。 実施例 1 1.8部の1−(2−クロロエチル)−4−エチル
−1,4−ジヒドロ−5H−テトラゾール−5−
オン、3.45部のN−〔4−(メトキシメチル)−4
−ピペリジニル〕−N−フエニルプロパンアミド、
5部の炭酸ナトリウム、0.2部の沃化カリウムお
よび2.40部の4−メチル−2−ペンタノンの混合
物を、水分離器の使用のもとで、終夜撹拌および
還流する。反応混合物を水中に注ぎ、各層を分離
する。有機層を乾燥し、過したのち、蒸発させ
る。残渣を、溶離剤としてトリクロロメタンとメ
タノールの混合物(容量で97:3)を用いるシリ
カゲル上のカラムクロマトグラフイーによつて、
精製する。純画分を集め、溶離剤を蒸発させる。
残渣を2−プロパノン中で塩酸塩に変える。この
塩を別し、2−プロパノンから結晶化して、
1.5部(33.3%)のN−{1−〔2−(4−エチル−
4,5−ジヒドロ−5−オキソ−1H−テトラゾ
ール−1−イル)エチル〕−4−(メトキシメチ
ル)−4−ピペリジニル}−N−フエニルプロパン
アミド・一塩酸塩・一水和物を取得する;融点
140.8℃。 実施例 2 実施例1の手順に従がい且つ等価量の適当な出
発物質を使用して、下記の化合物を、適当な酸に
よる塩基形態の処理後に、酸付加塩として取得す
る: N−{1−〔2−(4,5−ジヒドロ−5−オキ
ソ−4−プロピル−1H−テトラゾール−1−イ
ル)エチル〕−4−(メトキシメチル)−4−ピペ
リジニル}−N−フエニル−プロパンアミド・エ
タンジオン酸塩(1:2)・一水和物;融点103.8
℃; N−〔1−{2−〔4,5−ジヒドロ−4−(1−
メチルエチル)−5−オキソ−1H−テトラゾール
−1−イル〕−エチル}−4−(メトキシメチル)−
4−ピペリジニル〕−N−フエニルプロパンアミ
ド・一硝酸塩・一水和物;融点104.5℃;1−〔2
−{4,5−ジヒドロ−5−オキソ−4−〔2−
(2−チエニル)エチル〕−1H−テトラゾール−
1−イル}エチル〕−4−〔(1−オキソプロピル)
フエニルアミノ〕−4−ピペリジンカルボン酸メ
チル・エタンジオン酸塩(1:1)、融点162.9
℃; N−{1−〔3−(4−エチル−4,5−ジヒド
ロ−5−オキソ−1H−テトラゾール−1−イル)
プロピル〕−4−(メトキシメチル)−4−ピペリ
ジニル}−N−フエニルプロパンアミド・塩酸
酸・半水和物;融点182℃;および N−〔1−{2−〔4,5−ジヒドロ−5−オキ
ソ−4−(フエニルメチル)−1H−テトラゾール
−1−イル〕−エチル}−4−(メトキシメチル)−
4−ピペリジニル〕−N−フエニルプロパンアミ
ド・エタンジオン酸塩(1:1);融点166.4℃。 実施例 3 3.6部の1−(2−クロロエチル)−4−エチル
−1,4−ジヒドロ−5H−テトラゾール−5−
オン、6.4部の4−〔N−(1−オキソプロピル)−
N−フエニルアミノ〕−4−ピペリジンカルボン
酸メチル・塩酸塩、4部の炭酸ナトリウム、0.1
部の沃化カリウムおよび240部の4−メチル−2
−ペンタノンを、水分離器の使用のもとで、終夜
撹拌および還流する。反応混合物を冷却したの
ち、水中に注下する。有機相を分離し、乾燥し、
過したのち、蒸発させる。残渣を、溶離剤とし
てトリクロロメタンとメタノールの混合物(容量
で97:3)を使用するシリカゲル上のカラム−ク
ロマトグラフイーによつて、精製する。純画分を
集め、溶離剤を蒸発させる。残渣を2−プロパノ
ン中でエタンジオン酸塩に変える。この塩を別
し、乾燥して、1.5部(13%)の1−〔2−(4−
エチル−4,5−ジヒドロ−5−オキソ−1H−
テトラゾール−1−イル)エチル〕−4−〔(1−
オキソプロピル)フエニルアミノ〕−4−ピペリ
ジンカルボン酸メチル・エタンジオン酸塩(2:
3)を取得する;融点158.9℃。 実施例 4 実施例3の手順に従がい且つ等価量の適当な出
発物質を使用して、下記のエタンジオン酸塩を取
得する: 1−〔2−(4,5−ジヒドロ−5−オキソ−4
−プロピル−1H−テトラゾール−1−イル)エ
チル〕−4−〔(1−オキソプロピル)フエニルア
ミノ〕−4−ピペリジンカルボン酸メチル・エタ
ンジオン酸塩(1:1);融点168.4℃;1−{2
−〔4,5−ジヒドロ−4−(1−メチルエチル)
−5−オキソ−1H−テトラゾール−1−イル〕
エチル}−4−〔(1−オキソプロピル)フエニル
アミノ〕−4−ピペリジンカルボン酸メチル・エ
タンジオン酸塩(1:1);融点184.2℃; 1−{2−〔4−(1,1−ジメチルエチル)−
4,5−ジヒドロ−5−オキソ−1H−テトラゾ
ール−1−イル〕エチル}−4−〔(1−オキソプ
ロピル)フエニルアミノ〕−4−ピペリジンカル
ボン酸メチル・エタンジオン酸塩(1:1};融
点168.1℃; 1−〔2−(4,5−ジヒドロ−5−オキソ−4
−ペンチル−1H−テトラゾール−1−イル)エ
チル〕−4−〔(1−オキソプロピル)フエニルア
ミノ〕−4−ピペリジンカルボン酸メチル・エタ
ンジオン酸塩(1:1);融点153.5℃;1−〔2
−(4−シクロヘキシル−4,5−ジヒドロ−5
−オキソ−1H−テトラゾール−1−イル)エチ
ル〕−4−〔(1−オキソプロピル)フエニルアミ
ノ〕−4−ピペリジンカルボン酸メチル・エタン
ジオン酸塩(1:1);融点173℃;1−{2−
〔4,5−ジヒドロ−5−オキソ−4−(2−フエ
ニルエチル)−1H−テトラゾール−1−イル〕エ
チル}−4−〔(1−オキソプロピル)フエニルア
ミノ〕−4−ピペリジンカルボン酸メチル・エタ
ンジオン酸(2:3);融点162.2℃; 1−{2−〔4,5−ジヒドロ−5−オキソ−4
−(フエニルメチル)−1H−テトラゾール−1−
イル〕エチル}−4−〔(1−オキソプロピル)フ
エニルアミノ〕−4−ピペリジンカルボン酸メチ
ル・エタンジオン酸塩(1:1);融点191.7℃; 1−〔2−(4−シクロプロピル)−4,5−ジ
ヒドロ−5−オキソ−1H−テトラゾール−1−
イル)−エチル〕−4−〔(1−オキソプロピル)フ
エニルアミノ〕−4−ピペリジンカルボン酸メチ
ル・エタンジオン酸塩(2:3)半水和物;融点
155.9℃。 実施例 5 2.55部の1,4−ジヒドロ−1−(2−ヨード
エチル)−4−メチル−5H−テトラゾール−5−
オン、3.45部のN−〔4−(メトキシメチル)−4
−ピペリジニル〕−N−フエニルプロパノンアミ
ド、2部の炭酸ナトリウム、0.2部の沃化カリウ
ムおよび1.60部の4−メチルペンタノンの混合物
を、水分離器の使用のもとで、終夜撹拌および還
流させる。反応混合物を冷却し、100部の水を加
え、各層を分離する。水相をジクロロメタンによ
つて抽出する。合わせた有機相を乾燥し、過し
たのち、蒸発させる。残渣を、溶離剤としてトリ
クロロメタンとメタノール(容量で97:3)の混
合物を使用するシリカゲル上のカラムクロマトグ
ラフイーによつて、精製する。純画分を集め、溶
離剤を蒸発させる。残渣を2−プロパノン中でエ
タンジオン酸塩に変える。この塩を別し且つ2
−プロパノンから結晶化して、2.1部(42%)の
N−{1−〔2−(4,5−ジヒドロ−4−メチル
−5−オキソ−1H−テトラゾール−1−イル)
エチル〕−4−(メトキシメチル)−4−ピペリジ
ニル}−N−フエニルプロパンアミド・エタンジ
オン酸塩(1:1)を取得する;融点155.9℃。 実施例 6 実施例5の手順に従がい、1,4−ジヒドロ−
1−(2−ヨードエチル)−4−メチル−5H−テ
トラゾール−5−オンと4−〔(1−オキソプロピ
ル)フエニルアミノ〕−4−ピペリジンカルボン
酸メチルとの反応によつて、1−〔2−(4,5−
ジヒドロ−4−メチル−5−オキソ−1H−テト
ラゾール−1−イル)エチル〕−4−〔(1−オキ
ソプロピル)フエニルアミノ〕−4−ピペリジン
カルボン酸メチル・エタンジオン酸塩(1:
1);融点189.5℃;を調製する。 実施例 7 3部の1−エチル−1,4−ジヒドロ−5H−
テトラゾール−5−オン、9.4部のN−〔1−(2
−クロロプロピル)−4−(メトキシメチル)−4
−ピペリジニル〕−N−フエニルプロパンアミド、
2.5部の炭酸ナトリウム、2.5部のN,N−ジエチ
ルエタンアミンおよび90部のN,N−ジメチルホ
ルムアミドの混合物を、70℃で終夜撹拌および加
熱する。反応混合物を冷却し、100部の水を加え、
生成物をメチルベンゼンによつて3回抽出する。
抽出液を合わせて乾燥し、過したのち、蒸発さ
せる。残渣を、溶離剤として最初に酢酸エチルと
メタノール(容量で97:3)の混合物次いで酢酸
エチルとエタノール(容量で99:1)の混合物を
使用するシリカゲル上のカラム−クロマトグラフ
イーによつて、2回精製する。純画分を集め、溶
離剤を蒸発させる。残渣を2−プロパノンと2,
2′−オキシビスプロパン中で塩酸塩に変える。こ
の塩を別し、乾燥して、2.1部(18%)のN−
{1−〔2−(4−エチル−4,5−ジヒドロ−5
−オキソ−1H−テトラゾール−1−イル)−1−
メチルエチル〕−4−(メトキシメチル)−4−ピ
ペリジニル}−N−フエニルプロパンアミド・一
塩酸塩を取得する;融点185.4℃。 実施例 8 1.2部の1−エチル−1,4−ジヒドロ−5H−
テトラゾール−5−オン、3.9部のN−〔1−(2
−クロロプロピル)−4−(メトキシメチル)−4
−ピペリジニル〕−N−フエニルプロパンアミ
ド・一塩酸塩、2部の炭酸ナトリウム、0.1部の
沃化カリウムおよび120部の4−メチル−2−ペ
ンタノンの混合物を、水分離器の使用のもとで、
終夜撹拌および乾燥する。反応混合物を冷却し、
水中に注下し、各層を分離する。有機相を乾燥
し、過したのち、蒸発させる。残渣を、溶離剤
としてトリクロロメタンとメタノール(容量で
99:1)の混合物を用いるシリカゲル上のカラム
クロマトグラフイーによつて、精製する。純画分
を集め、溶離剤を蒸発させる。残渣を2−プロパ
ノン中で硝酸塩に変える。この塩を別し、2
回、すなわち最初に2,2′−オキシビスプロパン
と2−プロパノンの混合物から、次いで2−プロ
パノンから、精製して、1.5部(30%)のN−{1
−〔2−(4−エチル−4,5−ジヒドロ−5−オ
キソ−1H−テトラゾール−1−イル)−1−メチ
ルエチル〕−4−(メトキシメチル)−4−ピペリ
ジニル}−N−フエニルプロパンアミド・一硝酸
塩を取得する;融点146.6℃。 実施例 9 実施例8の手順に従がい、1,4−ジヒドロ−
1−フエニル−5H−テトラゾール−5−オンと
N−〔1−(2−クロロプロピル)−4−(メトキシ
メチル)−4−ピペリジニル〕−N−フエニルプロ
パンアミド・一塩酸塩の反応によつて、N−{1
−〔2−(4,5−ジヒドロ−5−オキソ−4−フ
エニル−1H−テトラゾール−1−イル)−1−メ
トルエチル〕−4−(メトキシメチル)−4−ピペ
リジニル}−N−フエニルプロパンアミド・一硝
酸塩を調製する;融点151.2℃。 実施例 10 3部の1−エチル−1,4−ジヒドロ−5H−
テトラゾール−5−オン、8部のN−〔1−(2−
クロロ−2−フエニルエチル)−4−(メトキシメ
チル)−4−ピペリジニル〕−N−フエニルプロパ
ンアミド、0.2部の沃化カリウム、5部の炭酸ナ
トリウムおよび135部のN,N−ジメチルホルム
アミドを、70℃において終夜撹拌および加熱す
る。反応混合物を室温に冷却したのち、150部の
水を加える。生成物をメチルベンゼンによつて3
回抽出する。合わせた抽出物を乾燥し、過した
のち、蒸発させる。固体残渣を、溶離剤としてト
リクロロメタンとメタノール(容量で97:3)の
混合物を用いるシリカゲル上のカラムクロマトグ
ラフイーによつて、精製する。純画分を集めて、
溶離剤を蒸発させる。残渣を石油エーテルと、
2,2′−オキシビスプロパンの混合物から結晶化
する。生成物を過および乾燥して、5.7部(65
%)のN−{1−〔2−(4−エチル−4,5−ジ
ヒドロ−5−オキソ−1H−テトラゾール−1−
イル)−2−フエニルエチル〕−4−(メトキシメ
チル)−4−ピペリジニル}−N−フエニルプロパ
ンアミドを取得する;融点125.7℃。 実施例 11 3部の1−エチル−1,4−ジヒドロ−5H−
テトラゾール−5−オン、9.4部のN−〔1−(2
−クロロプロピル)−4−(メトキシメチル)−4
−ピペリジニル〕−N−フエニルプロパンアミ
ド・一塩酸塩、2.5部のN,N−ジエチルエタン
アミン、2.5部の炭酸ナトリウムおよび90部のN,
N−ジメチルホルムアミドを、70℃において終夜
撹拌および加熱する。反応混合物を冷却したの
ち、100部の水を加える。生成物をメチルベンゼ
ンによつて3回抽出する。合わせた抽出物を乾燥
し、過したのち、蒸発させる。残渣を、溶離剤
として最初にしたトリクロロメタンとメタノール
(容量で97:3)の混合物、次いで酢酸エチルと
エタノール(容量で99:1)の混合物を使用す
る、シリカゲル上のカラムクロマトグラフイーに
よつて、2回精製する。純画分を集めて、溶離剤
を蒸発させる。残渣を2−プロパノンと2,2′−
オキシビスプロパン中で塩酸塩に変える。この塩
を過および乾燥して、3.9部(33.4%)のN−
{1−〔2−(4−エチル−4,5−ジヒドロ−5
−オキソ−1H−テトラゾール−1−イル)プロ
ピル〕−4−(メトキシメチル)−4−ピペリジニ
ル}−N−フエニルプロパンアミド・一塩酸塩を
取得する;融点192.7℃。 実施例 12 5.7部の1−〔2−(4−エチル−4,5−ジヒ
ドロ−5−オキソ−1H−テトラゾール−1−イ
ル)エチル〕−4−(フエニルアミノ)−4−ピペ
リジンカルボン酸メチル、1.9部の塩化シクロプ
ロパンカルボニル、2.7部のN,N−ジエチルエ
タンアミンおよび68部のメチルベンゼンの混合物
を、終夜撹拌および還流する。反応混合物を冷却
し、100部の水を加え且つ各層を分離する。有機
相を乾燥し、過し且つ蒸発させる。残渣を、溶
離剤としてトリクロロメタンとメタノール(容量
で98:2)の混合物を用いるシリカゲル上のカラ
ムクロマトグラフイーによつて、精製する。純画
分を集めて、1部のエタンジオン酸で処理する。
生成するエタンジオン酸塩を別し、2−プロパ
ノンと2,2′−オキシビスプロパンの混合物から
結晶化して、1.5部(17.5%)の4−〔(シクロプ
ロピルカルボニル)フエニルアミノ〕−1−〔2−
(4−エチル−4,5−ジヒドロ−5−オキソ−
1H−テトラゾール−1−イル)エチル〕−4−ピ
ペリジンカルボン酸メチル・エタンジオン酸塩
(2:3)を取得する;融点181.5℃。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 上式において、 Rは水素、C1〜C6アルキル、C3〜C6シクロア
    ルキル、フエニルおよびフエニル又はチエニルで
    置換されたC1〜C4アルキルから成る群より選択
    する一員であり; R1は水素、C1〜C4アルキルおよびフエニルか
    ら成る群より選択する一員であり; R2は水素およびC1〜C4アルキルから成る群よ
    り選択する一員であり; R3はC1〜C4アルキロキシ−カルボニル、およ
    びC14アルキロキシメチルから成る群より選択
    する一員であり; R4はC1〜C4アルキルおよびシクロプロピルか
    ら成る群より選択する一員であり; 且つ nは0または1の整数である; を有するN−フエニル−N−(4−ピペリジニ
    ル)アミド誘導体およびその医薬として許容しう
    る酸付加塩から成る群より選択する化合物。 2 N−{1−〔2−(4−エチル−4,5−ジヒ
    ドロ−5−オキソ−1H−テトラゾール−1−イ
    ル)エチル〕−4−(メトキシメチル)−4−ピペ
    リジニル}−N−フエニルプロパンアミドおよび
    その医薬として受容しうる酸付加塩から成る群よ
    り選択する化合物である特許請求の範囲第1項記
    載の化合物。 3 1−〔2−(4,5−ジヒドロ−4−メチル−
    5−オキソ−1H−テトラゾール−1−イル)エ
    チル〕−4−〔(1−オキソプロピル)フエニルア
    ミノ〕−4−ピペリジンカルボン酸メチルおよび
    その医薬として受容しうる酸付加塩から成る群よ
    り選択する化合物である特許請求の範囲第1項記
    載の化合物。 4 1−〔2−(4−エチル−4,5−ジヒドロ−
    5−オキソ−1H−テトラゾール−1−イル)エ
    チル〕−4−〔(1−オキソプロピル)フエニルア
    ミノ〕−4−ピペリジンカルボン酸メチルおよび
    その医薬として受容しうる酸付加塩から成る群よ
    り選択する化合物である特許請求の範囲第1項記
    載の化合物。 5 1−〔2−(4,5−ジヒドロ−5−オキソ−
    4−プロピル−1H−テトラゾール−1−イル)
    エチル〕−4−〔(1−オキソプロピル)フエニル
    アミノ〕−4−ピペリジンカルボン酸メチルおよ
    びその医薬として受容しうる酸付加塩から成る群
    より選択する化合物である特許請求の範囲第1項
    記載の化合物。 6 N−{1−〔2−(4,5−ジヒドロ−4−メ
    チル−5−オキソ−1H−テトラゾール−1−イ
    ル)エチル〕−4−(メトキシメチル)−4−ピペ
    リジニル}−N−フエニルプロパンアミドおよび
    その医薬として受容しうる酸付加塩から成る群よ
    り選択する化合物である特許請求の範囲第1項記
    載の化合物。 7 N−{1−〔2−(4−エチル−4,5−ジヒ
    ドロ−5−オキソ−1H−テトラゾール−1−イ
    ル)−1−メチルエチル〕−4−(メトキシメチル)
    −4−ピペリジニル}−N−フエニルプロパンア
    ミドおよびその医薬として受容しうる酸付加塩か
    ら成る群より選択する化合物である特許請求の範
    囲第1項記載の化合物。 8 不活性担体材料および活性成分としての、 式: 上式において、 Rは水素、C1〜C6アルキル、C3〜C6シクロア
    ルキル、フエニルおよびフエニル又はチエニルで
    置換されたC1〜C4アルキルから成る群より選択
    する一員であり; R1は水素、C1〜C4アルキルおよびフエニルか
    ら成る群より選択する一員であり; R2は水素およびC1〜C4アルキルから成る群よ
    り選択する一員であり; R3はC1〜C4アルキロキシカルボニルおよびC1
    〜C4アルキロキシメチルから成る群より選択す
    る一員であり; R4はC1〜C4アルキルおよびシクロプロピル、
    から成る群より選択する一員であり; 且つ nは0または1の整数である; を有するN−フエニル−N−(4−ピペリジニ
    ル)アミド誘導体およびその医薬として許容しう
    る酸付加塩から成る群より選択する化合物の有効
    な鎮痛量から成る鎮痛剤組成物。 9 不活性担体材料および活性成分としてのN−
    {1−〔2−(4−エチル−4,5−ジヒドロ−5
    −オキソ−1H−テトラゾール−1−イル)エチ
    ル〕−4−(メトキシメチル)−4−ピペリジニル}
    −N−フエニルプロパンアミドならびにその医薬
    として受容しうる酸付加塩から成る群より選択す
    る化合物の有効な鎮痛量から成る特許請求の範囲
    第8項記載の鎮痛剤組成物。 10 不活性担体材料および活性成分としての1
    −〔2−(4,5−ジヒドロ−4−メチル−5−オ
    キソ−1H−テトラゾール−1−イル)エチル〕−
    4−〔(1−オキソプロピル)フエニルアミノ〕−
    4−ピペリジンカルボン酸メチルならびにその医
    薬として受容しうる酸付加塩から成る群より選択
    する化合物の有効な鎮痛量から成る特許請求の範
    囲第8項記載の鎮痛剤組成物。 11 不活性担体材料および活性成分としての1
    −〔2−(4−エチル−4,5−ジヒドロ−5−オ
    キソ−1H−テトラゾール−1−イル)エチル〕−
    4−〔(1−オキソプロピル)フエニルアミノ〕−
    4−ピペリジンカルボン酸メチルならびにその医
    薬として受容しうる酸付加塩から成る群より選択
    する化合物の有効な鎮痛量から成る特許請求の範
    囲第8項記載の鎮痛剤組成物。 12 不活性担体材料および活性成分としての1
    −〔2−(4,5−ジヒドロ−5−オキソ−4−プ
    ロピル−1H−テトラゾール−1−イル)エチル〕
    −4−〔(1−オキソプロピル)フエニルアミノ〕
    −4−ピペリジンカルボン酸メチルならびにその
    医薬として受容しうる酸付加塩から成る群より選
    択する化合物の有効な鎮痛量から成る特許請求の
    範囲第8項記載の鎮痛剤組成物。 13 不活性担体材料および活性成分としてのN
    −{1−〔2−(4,5−ジヒドロ−4−メチル−
    5−オキソ−1H−テトラゾール−1−イル)エ
    チル〕−4−(メトキシメチル)−4−ピペリジニ
    ル}−N−フエニルプロパンアミドならびにその
    医薬として受容しうる酸付加塩から成る群より選
    択する化合物の有効な鎮痛量から成る特許請求の
    範囲第8項記載の鎮痛剤組成物。 14 不活性担体材料および活性成分としてのN
    −{1−〔2−(4−エチル−4,5−ジヒドロ−
    5−オキソ−1H−テトラゾール−1−イル)−1
    −メチルエチル〕−4−(メトキシメチル)−4−
    ピペリジニル}−N−フエニルプロパンアミドな
    らびにその医薬として受容しうる酸付加塩から成
    る群より選択する化合物の有効な鎮痛量から成る
    特許請求の範囲第8項記載の鎮痛剤組成物。 15 式 上式において、 Rは水素、C1〜C6アルキル、C3〜C6シクロア
    ルキル、フエニルおよびフエニル又はチエニルで
    置換されたC1〜C4アルキルから成る群より選択
    する一員であり; R1は水素、C1〜C4アルキルおよびフエニルか
    ら成る群より選択する一員であり; R2は水素およびC1〜C4アルキルから成る群よ
    り選択する一員であり; R3はC1〜C4アルキロキシカルボニルおよびC1
    〜C4アルキロキシメチルから成る群より選択す
    る一員であり; R4はC1〜C4アルキルおよびシクロプロピル、
    から成る群より選択する一員であり; 且つ nは0または1の整数である; を有するN−フエニル−N−(4−ピペリジニ
    ル)アミド誘導体およびその医薬として許容しう
    る酸付加塩から成る群より選択する化合物の製造
    方法にして 式 を有する化合物を、式 上式においてR,R3およびR4は上記と同様で
    あり且つX1が水素であり且つXが式 の基であるか、あるいはXが水素であり且つX1
    が式 の基であるかどちらかであり、且つここにYは、
    たとえば、ハロ、更に詳細にはクロロ、ブロモま
    たはヨードのような反応性エステル残基、あるい
    は、たとえば、メチルスルホニロキシまたは4−
    メチルフエニルスルホニロキシのような、スルホ
    ニロキシ基である、 を有するN−フエニル−N−(4−ピペリジニ
    ル)アミドと反応せしめ、該反応は反応に対し不
    活性な有機溶剤中で塩基の存在において行ない、
    且つ、所望に応じ生成物の医薬として受容しうる
    酸付加塩を製造し、あるいはまた、所望に応じ、
    ラセミ混合物を公知の分割方法によつてそれらの
    立体化学的に純粋な異性体形態に分割する、 ことを特徴とする、該製造方法。 16 1−(2−クロロエチル)−4−エチル−
    1,4−ジヒドロ−5H−テトラゾール−5−オ
    ンをN−〔4−(メトキシメチル)−4−ピペラジ
    ニル〕−N−フエニルプロパンアミドと反応せし
    め、且つ、所望に応じ、その生成物の医薬として
    受容しうる酸付加塩を調製することを特徴とする
    N−{1−〔2−(4−エチル−4,5−ジヒドロ
    −5−オキソ−1H−テトラゾール−1−イル)
    エチル〕−4−(メトキシメチル)−4−ピペリジ
    ニル}−N−フエニルプンパンアミドおよびその
    医薬として受容しうる酸付加塩から成る群より選
    択する化合物の特許請求の範囲第15項記載の製
    造方法。 17 1−(2−クロロエチル)−4−エチル−
    1,4−ジヒドロ−5H−テトラゾール−5−オ
    ンを4−〔N−(1−オキソプロピル)−N−フエ
    ニルアミノ〕−4−ピペリジンカルボン酸メチル
    塩酸塩と反応せしめ、且つ所望に応じ、その生成
    物の医薬として許容しうる酸付加塩を調製するこ
    とを特徴とする、1−〔2−(4,5−ジヒドロ−
    4−メチル−5−オキソ−1H−テトラゾール−
    1−イル)エチル〕−4−〔(1−オキソプロピル)
    フエニルアミノ〕−4−ピペラジンカルボン酸メ
    チルおよびその医薬として許容しうる酸付加塩か
    ら成る群より選択する化合物の特許請求の範囲第
    15項記載の製造方法。 18 1−(2−クロロエチル)−4−エチル−
    1,4−ジヒドロ−5H−テトラゾール−5−オ
    ンを4−〔N−(1−オキソプロピル)−N−フエ
    ニルアミノ〕−4−ピペリジンカルボン酸メチル
    塩酸塩と反応せしめ且つ、所望に応じ、その生成
    物の医薬として許容しうる酸付加塩を調製するこ
    とを特徴とする、1−〔2−(4−エチル−4,5
    −ジヒドロ−5−オキソ−1H−テトラゾール−
    1−イル)エチル〕−4−〔(1−オキソプロピル)
    フエニルアミノ〕−4−ピペリジンカルボン酸メ
    チルおよびその医薬として許容しうる酸付加塩か
    ら成る群より選択する化合物の特許請求の範囲第
    15項記載の製造方法。 19 1−(2−クロロエチル)−4−プロピル−
    1,4−ジヒドロ−5H−テトラゾール−5−オ
    ンを4−〔N−(1−オキソプロピル)−N−フエ
    ニルアミノ〕−4−ピペリジンカルボン酸メチル
    塩酸塩と反応せしめることを特徴とする、1−
    〔2−(4,5−ジヒドロ−5−オキソ−4−プロ
    ピル−1H−テトラゾール−1−イル)エチル〕−
    4−〔(1−オキソプロピル)フエニルアミノ〕−
    4−ピペリジンカルボン酸メチルおよびその医薬
    として許容しうる酸付加塩から成る群より選択す
    る化合物の特許請求の範囲第15項記載の製造方
    法。 20 1,4−ジヒドロ−1−(4−ヨードエチ
    ル)−4−メチル−5H−テトラゾール−5−オン
    をN−〔4−(メトキシメチル)−4−ピペリジニ
    ル〕−N−フエニルプロパンアミドと反応せしめ
    且つ、所望に応じ、その生成物の医薬として許容
    しうる酸付加塩を調製することを特徴とする、N
    −{1−〔2−(4,5−ジヒドロ−4−メチル−
    5−オキソ−1H−テトラゾール−1−イル)エ
    チル〕−4−(メトキシメチル)−4−ピペリジニ
    ル}−N−フエニルプロパンアミドおよびその医
    薬として許容しうる酸付加塩から成る群より選択
    する化合物の特許請求の範囲第15項記載の製造
    方法。 21 1−エチル−1,4−ジヒドロ−5H−テ
    トラゾール−5−オンをN−〔1−(2−クロロプ
    ロピル)−4−(メトキシメチル)−4−ピペリジ
    ニル〕−N−フエニルプロパンアミドと反応せし
    め且つ、所望に応じ、その生成物の医薬として許
    容しうる酸付加塩を調製することを特徴とする、
    N−{1−〔2−(4−エチル−4,5−ジヒドロ
    −5−オキソ−1H−テトラゾール−1−イル)−
    1−メチルエチル〕−4−(メトキシメチル)−4
    −ピペリジニル}−N−フエニルプロパンアミド
    およびその医薬として許容しうる酸付加塩から成
    る群より選択する化合物の特許請求の範囲第15
    項記載の製造方法。 22 式 上式において、 Rは水素、C1〜C6アルキル、C3〜C6シクロア
    ルキル、フエニルおよびフエニル又はチエニルで
    置換されたC1〜C4アルキルから成る群より選択
    する一員であり; R1は水素、C1〜C4アルキルおよびフエニルか
    ら成る群より選択する一員であり; R2は水素およびC1〜C4アルキルから成る群よ
    り選択する一員であり; R3はC1〜C4アルキロキシカルボニルおよびC1
    〜C4アルキロキシメチルから成る群より選択す
    る一員であり; R4はC1〜C4アルキルおよびシクロプロピル、
    から成る群より選択する一員であり; 且つ nは0または1の整数である; を有するN−フエニル−N−(4−ピペリジニ
    ル)アミド誘導体およびその医薬として許容しう
    る酸付加塩から成る群より選択する化合物の製造
    方法にして を有する化合物を、式 を有する化合物を製造するために標準的なN−ア
    シル化方法に従つてN−アシル化し、且つ、所望
    に応じ生成物の医薬として受容しうる酸付加塩を
    製造し、あるいはまた、所望に応じ、ラセミ混合
    物を公知の分割方法によつてそれらの立体化学的
    に純粋な異性体形態に分割する、 ことを特徴とする、該製造方法。 23 式 上式において、 Rは水素、C1〜C6アルキル、C3〜C6シクロア
    ルキル、フエニルおよびフエニル又はチエニルで
    置換されたC1〜C4アルキルから成る群より選択
    する一員であり; R1は水素、C1〜C4アルキルおよびフエニルか
    ら成る群より選択する一員であり; R2は水素およびC1〜C4アルキルから成る群よ
    り選択する一員であり; R3はC1〜C4アルキロキシカルボニルおよびC1
    〜C4アルキロキシメチルから成る群より選択す
    る一員であり; R4はC1〜C4アルキルおよびシクロプロピル、
    から成る群より選択する一員であり; 且つ nは0または1の整数である; を有するN−フエニル−N−(4−ピペリジニル)
    アミド誘導体およびその医薬として許容しうる酸
    付加塩から成る群より選択する化合物の製造方法
    にして Rが水素を表わす化合物を製造するために、公
    知の脱ベンジル化方法によつてRがフエニルメチ
    ルを表わす上記式の化合物を脱ベンジル化し、且
    つ、所望に応じ生成物の医薬として受容しうる酸
    付加塩を製造し、あるいはまた、所望に応じ、ラ
    セミ混合物を公知の分割方法によつてそれらの立
    体化学的に純粋な異性体形態に分割する、 ことを特徴とする、該製造方法。
JP5287378A 1977-05-05 1978-05-04 Nnphenyllnn*44piperidinyl*amides*method for their production and analgesic compositions Granted JPS53149980A (en)

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