JPH08193074A - 除草性1−シクロプロピルテトラゾリノン類 - Google Patents

除草性1−シクロプロピルテトラゾリノン類

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JPH08193074A
JPH08193074A JP7117634A JP11763495A JPH08193074A JP H08193074 A JPH08193074 A JP H08193074A JP 7117634 A JP7117634 A JP 7117634A JP 11763495 A JP11763495 A JP 11763495A JP H08193074 A JPH08193074 A JP H08193074A
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alkyl
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methyl
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JP7117634A
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Toshio Goshima
敏男 五島
Yoshinori Kitagawa
芳則 北川
Seishi Itou
整志 伊藤
Katsuhiko Shibuya
克彦 渋谷
Kazuhiro Ukawa
和博 宇川
Yoshiko Kyo
嘉子 京
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Bayer CropScience KK
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Nihon Bayer Agrochem KK
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D257/00Heterocyclic compounds containing rings having four nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D257/02Heterocyclic compounds containing rings having four nitrogen atoms as the only ring hetero atoms not condensed with other rings
    • C07D257/04Five-membered rings
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N47/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a carbon atom not being member of a ring and having no bond to a carbon or hydrogen atom, e.g. derivatives of carbonic acid
    • A01N47/08Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a carbon atom not being member of a ring and having no bond to a carbon or hydrogen atom, e.g. derivatives of carbonic acid the carbon atom having one or more single bonds to nitrogen atoms
    • A01N47/28Ureas or thioureas containing the groups >N—CO—N< or >N—CS—N<
    • A01N47/38Ureas or thioureas containing the groups >N—CO—N< or >N—CS—N< containing the group >N—CO—N< where at least one nitrogen atom is part of a heterocyclic ring; Thio analogues thereof

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 式 【化1】 式中、XはC1-3アルキル、C2-4アルケニル又はハロゲ
ンを示し、nは0〜5を示し、そしてR1及びR2は同一
もしくは相異なり、それぞれC1-6アルキル、C2-6アル
ケニル、C2-6アルキニル、場合によりC1-3アルキル置
換されていてもよいC3-7シクロアルキル、エポキシ−
3-5アルカン−1−イル、場合により置換されていて
もよいフエニル又は場合により置換されていてもよいア
ラルキルを示し、あるいはR1とR2はそれらの結合する
N原子と一緒になつて場合により置換されてもよい環を
形成してもよい、で表わされる1−シクロプロピルテト
ラゾリノン類。 【効果】 強力な除草作用を示し、除草剤として有用で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規な1−シクロプロ
ピルテトラゾリノン類、それらの製法及びその除草剤と
しての利用に関する。本発明はさらに、該除草性1−シ
クロプロピルテトラゾリノン類の製造中間体及びその製
法に関する。
【0002】
【従来の技術】ある種のテトラゾリノン類が除草活性を
有することはすでに知られている(EP−A−146,
279)。
【0003】しかし、従来のテトラゾリノン類は除草効
果並びに作物に対する薬害等の点で充分に満足できるも
のではなかつた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題と手段】本発明者等は、
高い除草活性を有し、また作物に対し薬害を示さない新
規化合物を創製すべく研究を行なつた。その結果、今
回、下記式(I)で表わされる一群の1−シクロプロピ
ルテトラゾリノン類を合成することに成功した。
【0005】式
【0006】
【化3】
【0007】式中、XはC1-3アルキル、C2-4アルケニ
ル又はハロゲンを示し、nは0〜5を示し、そしてR1
及びR2は同一もしくは相異なり、それぞれC1-6アルキ
ル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、場合によりC
1-3アルキル置換されていてもよいC3-7シクロアルキ
ル、エポキシ−C3-5アルカン−1−イル、場合により
置換されていてもよいフエニル又は場合により置換され
ていてもよいアラルキルを示し、あるいはR1とR2はそ
れらの結合するN原子と一緒になつて、場合により置換
されてもよい環を形成してもよい。
【0008】本発明の式(I)の化合物は、例えば、下
記の製法a)、すなわち、式
【0009】
【化4】
【0010】式中、X及びnは前記と同義である、で表
わされる化合物を式
【0011】
【化5】
【0012】式中、R1及びR2は前記と同義であり、そ
してMはクロル、ブロム等の脱離性基を示す、で表わさ
れる化合物と反応させることにより製造することができ
る。
【0013】本発明の式(I)の化合物は、強力な除草
活性を有しており、特に、前記EP−A−146,27
9に記載の式(I)の化合物に類似する公知化合物に比
して、非常に卓越した除草作用効果を現わすとともに作
物に対して良好な親和性を示し、従つて、本発明の化合
物は除草剤として極めて有用である。
【0014】本明細書において、「ハロゲン」はフルオ
ル、クロル、ブロム及びヨードを包含し、好ましくはフ
ルオル、クロル又はブロムである。
【0015】また、「アルキル」、「アルケニル」、
「アルキニル」、「シクロアルキル」及び「アルカン−
1−イル」は、それぞれ所定炭素数を有する飽和、不飽
和又は環状の適宜分枝鎖を有していてもよい脂肪族炭化
水素基である。
【0016】「アラルキル」にはベンジル、1−フエニ
ルエチル及び2−フエニルエチルが包含され、好ましく
はべンジルである。
【0017】「場合により置換されていてもよいフエニ
ル」及び「置換されていてもよいアラルキル」における
置換基としては、例えば、ハロゲン、C1-4アルキル、
1-4アルコキシ、C1-4ハロアルキル、C1-4ハロアル
コキシ、C1-4アルキルチオ、C1-4ハロアルキルチオ、
シアノ、ニトロ、C1-4アルキルカルボニル、C1-4アル
コキシカルボニル、C1-2−アルコキシ−イミノ−C1-2
−アルキル等が挙げられ、該フエニル及びアラルキルは
これらの置換基の少なくとも1個、好ましくは1〜2個
により置換されていることができる。
【0018】「N原子と一緒になつて形成する、場合に
より置換されてもよい環」において、該環はN原子を少
なくとも1個、好ましくは1個だけ含有する5〜6員の
単環式又はベンゾ縮合多環式の複素環であり、式(I)
における
【0019】
【化6】
【0020】によつて形成されうる環式基の例として
は、ピロリジン−1−イル、インドリン−1−イル、イ
ンドール−1−イル、1,2−ジヒドロキノリン−1−
イル、1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−1−イル
等が包含される。そしてこれらの環は場合により置換さ
れていてもよく、その可能な置換基としては、メチル、
エチル等のアルキルが挙られ、好ましくはメチルであ
る。
【0021】本発明の好適な群の化合物としては、式
(I)において、Xがメチル、エチル、ビニル、アリ
ル、1−プロペニル、フルオル、クロル又はブロムを示
し、nが0〜4を示し、そしてR1及びR2が同一もしく
は相異なり、それぞれC1-4アルキル、C3-5アルケニ
ル、C3-5アルキニル、場合によりメチル置換されてい
てもよいC3-6シクロアルキル、2,3−エポキシプロパ
ン−1−イル、場合により置換されていてもよいフエニ
ル又は場合により置換されていてもよいベンジルを示
し、ここで、フエニル及びベンジルが置換されている場
合、その置換基は、ハロゲン、C1-4アルキル、C1-4
ルコキシ、C1-2ハロアルキル、C1-2ハロアルコキシ、
1-4アルキルチオ、C1-2ハロアルキルチオ、シアノ、
ニトロ、C1-2アルキル−カルボニル及びC1-2アルコキ
シ−イミノ−C1-2アルキルよりなる群から選ばれる少
なくとも1個の置換基であり、あるいはR1とR2が、そ
れらの結合するN原子と一緒になつて場合によりメチル
で置換されてもよいピロリジン−1−イル、インドリン
−1−イル、インドール−1−イル、1,2−ジヒドロ
キノリン−1−イル又は,1,2,3,4−テトラヒドロ
キノリン−1−イルを形成してもよい化合物が挙げられ
る。
【0022】そして、更に好ましい群の化合物として
は、前記式(I)において、Xがメチル、エチル、フル
オル又はクロルを示し、nが0〜4を示し、そしてR1
及びR2が同一もしくは相異なり、それぞれC1-3アルキ
ル、C3-4アルケニル、C3-5アルキニル、シクロプロピ
ル、シクロペンチル、場合によりメチル置換されていて
もよいシクロヘキシル、2,3−エポキシプロパン−1
−イル、場合により置換されていてもよいフエニル又は
場合により置換されていてもよいベンジルを示し、ここ
で、フエニル及びベンジルが置換されている場合、その
置換基は、フルオル、クロル、ブロム、メチル、エチ
ル、メトキシ、エトキシ、ジフルオロメチル、トリフル
オロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキ
シ、メチルチオ、エチルチオ、トリフルオロメチルチ
オ、シアノ、ニトロ、アセチル、プロピオニル及び1−
メトキシイミノエチルよりなる群から選ばれる少なくと
も1個の置換基であり、あるいはR1とR2がそれらの結
合するN原子と一緒になつて場合によりメチルで置換さ
れてもよいピロリジン−1−イル、インドリン−1−イ
ル、インドール−1−イル、1,2−ジヒドロキノリン
−1−イル又は1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−
1−イルを形成してもよい化合物が挙げられる。
【0023】前記の式(I)の化合物の製法a)におい
て、原料として、例えば、1−シクロプロピル−5(4
H)−テトラゾリノンを、ジエチルカルバモイルクロラ
イドを用いると、該製法は下記の反応式で表わされる。
【0024】
【化7】
【0025】上記の製法a)において、原料として用い
られる式(II)の化合物は、従来の文献に未載の新規
化合物を包含しており、該新規化合物は下記式で表わさ
れる。
【0026】式
【0027】
【化8】
【0028】式中、Xは前記と同義であり、そしてn′
を1〜5を示す。
【0029】上記式(II′)を包含する式(II)の
化合物は、例えば、下記の製法: b) 式
【0030】
【化9】
【0031】式中、X及びnは前記と同義である、で表
わされる化合物をトリメチルシリルアジドと、触媒量の
三フツ化ホウ素エーテル錯体の存在下に反応させること
により、或いは c) 前記式(IV)の化合物をアジ化ナトリウムと、
極性溶媒中で触媒量の塩化アンモニウムの存在下に反応
させることにより、或いは d) 式
【0032】
【化10】
【0033】式中、X及びnは前記と同義である、で表
わされる化合物をトリメチルシリルアジドと、反応させ
ることにより、或いはe) 式
【0034】
【化11】
【0035】式中、X及びnは前記と同義である、で表
わされる化合物を式
【0036】
【化12】
【0037】式中、R3は水素原子又はメチルを示す、
で表わされる化合物と反応させることにより製造するこ
とができる。
【0038】上記製法b)及びc)において、原料とし
て用いられる式(IV)の化合物は、有機化学の分野で
知られたイソシアネート類を包含し、例えば、Chem. Be
r.,vol.106,pp.3753−3764(1973)に
記載されている方法、すなわち、ジフエニルジクロロシ
ランをアジ化ナトリウムと反応させてジフエニルジアジ
ドシランを得、これに前記式(V)のシクロプロパンカ
ルボニルクロライドを反応させることにより得ることが
でき、又はChem. Ber.,vol.106,pp.3765−3
768(1973)に記載されている方法、すなわち、
対応するシクロプロパンカルボン酸エステルをトリメチ
ルシリルアジドと反応させることにより得られるシクロ
プロパンカルボニルアジドを経由して製造することがで
きる。上記製法d)において原料として用いられる式
(V)の化合物は、有機化学の分野で知られた酸クロラ
イド類を包含し、例えば、特開平2−88535号公報
に記載の方法、すなわち、式
【0039】
【化13】
【0040】式中、X及びnは前記と同義である、で表
わされるシクロプロパンカルボン酸を、ハロゲン化剤と
しての塩化チオニルと反応させることにより容易に得る
ことができる。
【0041】そして上記式(VIII)の化合物は、例
えば、式
【0042】
【化14】
【0043】式中、X及びnは前記と同義である、で表
わされるビニルシクロプロパン類を酸化剤としての過マ
ンガン酸カリウムと反応させることにより容易に得るこ
とができる。
【0044】上記式(IX)のビニルシクロプロパン類
は、例えば、Liebigs Ann. Chem.,vol.710,pp.17
ー35(1967)及びChem. Ber.,vol.109,pp.
2351−2369(1976)に記載の方法で得られ
る。
【0045】また、式(VIII)の化合物は、対応す
るシクロプロパンカルボン酸エステルを加水分解するこ
とによつても容易に得られる。このシクロプロパンカル
ボン酸エステルは、例えば、Comprehensive Organic Sy
nthesis(1991),vol.4,p.1031(Pergamon
Press)に記載されているジアゾ酢酸エステルとオレフ
インとの反応;同文献pp.953−960に記載されて
いる、例えば1−ピラゾリンカルボン酸エステルの熱又
は光分解による反応;新実験化学講座14巻、p.86
(丸善)に記載されているα,β−不飽和エステルとカ
ルベンとの付加反応;新実験化学講座14巻、p.93
(丸善)に記載されているγ−ハロエステルのカルバニ
オン経由の環化反応;Advance Organic Chemistry, 3r
d Edition, p.773(Wiley-Interscience)に記載さ
れているα,β−不飽和エステルと硫黄イリドとの反応
等の公知方法により製造することができる。
【0046】更に、別法として、式(VIII)の化合
物は、Beilstein,EII9,p.3に記載されている対応
するシクロプロパンジカルボン酸の脱炭酸により得るこ
ともできる。
【0047】上記製法e)において原料として用いられ
る式(VI)の化合物は、例えば、Berichte, vol.2
8,pp.74−76(1895)に記載された下記の方
法すなわち、式
【0048】
【化15】
【0049】式中、X及びnは前記と同義である、で表
わされる化合物をアジ化ナトリウムと反応させることに
より製造することができる。
【0050】上記式(X)のジチオカルバミン酸エステ
ルは、例えば、メタンチオールを、式
【0051】
【化16】
【0052】式中、X及びnは前記と同義である、で表
わされる化合物と反応させるか、或いは式
【0053】
【化17】
【0054】式中、X及びnは前記と同義である、で表
わされる化合物を二硫化炭素と反応させた後、更にメチ
ル化剤、例えば硫酸ジメチル又はヨードメタンと反応さ
せることにより容易に得ることができる。
【0055】上記式(XI)の化合物は、例えば、J. H
eterocycl.Chem.,(1990),vol.27(5), pp.
1191−1195に記載されている方法に従つて製造
することができる。
【0056】また、式(XII)の化合物は、Orgamic
Reactions vol.3,p.267に記載されている対応する
シクロプロパンカルボン酸アミドのHofmann反応、或い
は同文献p.337に記載されている対応するシクロプロ
パンカルボニルアジドの分解反応、例えばcurtius転移
により得ることができる。
【0057】製法e)において原料として用いられる式
(VII)の化合物は、それ自体既知のものであり、具
体的には、エチレンオキサイド又は1,2−エポキシプ
ロパンを挙げることができる。
【0058】前記式(II)の化合物の代表例は次のと
おりである。
【0059】1−シクロプロピル−5(4H)−テトラ
ゾリノン、1−(2−メチルシクロプロピル)−5(4
H)−テトラゾリノン、1−(1−メチルシクロプロピ
ル)−5(4H)−テトラゾリノン、1−(2,2−ジ
メチルシクロプロピル)−5(4H)−テトラゾリノ
ン、1−(2,3−ジメチルシクロプロピル)−5(4
H)−テトラゾリノン、1−(1,2,2−トリメチルシ
クロプロピル)−5(4H)−テトラゾリノン、1−
(1,2,3−トリメチルシクロプロピル)−5(4H)
−テトラゾリノン、1−(2,2,3,3−テトラメチル
シクロプロピル)−5(4H)−テトラゾリノン、1−
(1−エチルシクロプロピル)−5(4H)−テトラゾ
リノン、1−(2−エチルシクロプロピル)−5(4
H)−テトラゾリノン、1−(1−エチル−2−メチル
シクロプロピル)−5(4H)−テトラゾリノン、1−
(2−エチル−3−メチルシクロプロピル)−5(4
H)−テトラゾリノン、1−(2−n−プロピルシクロ
プロピル)−5(4H)−テトラゾリノン、1−(2−
イソプロピルシクロプロピル)−5(4H)−テトラゾ
リノン、1−(2,2−ジメチル−3−ビニルシクロプ
ロピル)−5(4H)−テトラゾリノン、1−[2,2
−ジメチル−3−(2−メチル−1−プロペニル)シク
ロプロピル]−5(4H)−テトラゾリノン、1−
(2,2−ジクロロシクロプロピル)−5(4H)−テ
トラゾリノン、1−(2,2−ジブロモシクロプロピ
ル)−5(4H)−テトラゾリノン、1−(2,2−ジ
フルオロシクロプロピル)−5(4H)−テトラゾリノ
ン、1−(2−クロロ−2−フルオロシクロプロピル)
−5(4H)−テトラゾリノン、1−(2−クロロ−2
−フルオロ−1−メチルシクロプロピル)−5(4H)
−テトラゾリノン、1−(2,2−ジブロモ−1−メチ
ルシクロプロピル)−5(4H)−テトラゾリノン、1
−(2,2−ジブロモ−1,3−ジメチルシクロプロピ
ル)−5(4H)−テトラゾリノン、1−(2,2−ジ
クロロ−1−メチルシクロプロピル)−5(4H)−テ
トラゾリノン、1−(2,2−ジクロロ−1,3−ジメチ
ルシクロプロピル)−5(4H)−テトラゾリノン、1
−(2,2−ジフルオロ−1−メチルシクロプロピル)
−5(4H)−テトラゾリノン、1−(2,2−ジクロ
ロ−3−メチルシクロプロピル)−5(4H)−テトラ
ゾリノン、1−(2,2−ジクロロ−1,3,3−トリメ
チルシクロプロピル)−5(4H)−テトラゾリノン、
1−(2,2−ジクロロ−1−エチルシクロプロピル)
−5(4H)−テトラゾリノン、1−(2,2−ジクロ
ロ−1−エチル−3−メチルシクロプロピル)−5(4
H)−テトラゾリノン、1−(2,2−ジクロロ−1−
イソプロピルシクロプロピル)−5(4H)−テトラゾ
リノン等。
【0060】式(III)の化合物は前記R1及びR2
定義による化合物を表わす。そして、式(III)に於
いて、R1及びR2は好ましくは、前記式(I)の化合物
の好例で与えられたR1及びR2の定義と同じである。
【0061】一方、上記式(II)の化合物と反応せし
めされる式(III)の化合物は有機化学の分野でよく
知られたカルバモイルクロライド類であり、その代表例
は以下のとおりである。
【0062】N,N−ジエチルカルバモイルクロライ
ド、N−シクロヘキシル−N−エチルカルバモイルクロ
ライド、N,N−ジ−n−プロピルカルバモイルクロラ
イド、N−シクロプロピル−N−n−プロピルカルバモ
イルクロライド、N−シクロペンチル−N−n−プロピ
ルカルバモイルクロライド、N−ジアリルカルバモイル
クロライド、N−ジプロパルギルカルバモイルクロライ
ド、N−イソプロピル−N−フエニルカルバモイルクロ
ライド、N−2−クロロフエニル−N−イソプロピルカ
ルバモイルクロライド、N−3−クロロフエニル−N−
イソプロピルカルバモイルクロライド、N−4−クロロ
フエニル−N−イソプロピルカルバモイルクロライド、
N−イソプロピル−N−p−トリルカルバモイルクロラ
イド、N−ベンジル−N−イソプロピルカルバモイルク
ロライド、N−(2,3−エポキシプロパン−1−イ
ル)−N−フエニルカルバモイルクロライド、N−2−
アセチルフエニル−N−イソプロピルカルバモイルクロ
ライド、N−イソプロピル−N−2−(1−メトキシイ
ミノエチル)フエニルカルバモイルクロライド、1−イ
ンドリニルカルボニルクロライド、1,2,3,4−テト
ラヒドロキノリン−1−イルカルボニルクロライド、2
−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−1−
イルカルボニルクロライド、N−1,1−ジメチルプロ
パルギル−N−フエニルカルバモイルクロライド、N−
アリル−N−フエニルカルバモイルクロライド、N−メ
チル−N−フエニルカルバモイルクロライド、N−エチ
ル−N−フエニルカルバモイルクロライド、N−n−プ
ロピル−N−フエニルカルバモイルクロライド、N−シ
クロヘキシル−N−イソプロピルカルバモイルクロライ
ド、N−イソプロピル−N−4−ニトロフエニルカルバ
モイルクロライド、N−イソプロピル−N−4−シアノ
フエニルカルバモイルクロライド等。
【0063】製法a)の反応は、通常、反応に不活性な
有機溶媒中で行われる。該反応に使用しうる不活性有機
溶媒の例としては、脂肪族、環脂肪族および芳香族炭化
水素類(これらは場合によつては塩素化されてもよい)
例えば、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン、石油エ
ーテル、リグロイン、ベンゼン、トルエン、キシレン、
ジクロロメタン、クロロホルム、四塩素炭素、1,2−
ジクロロエタン、クロルベンゼン、ジクロロベンゼン;
エーテル類例えば、ジエチルエーテル、メチルエチルエ
ーテル、ジイソプロピルエーテル、ジブチルエーテル、
ジオキサン、ジメトキシタン(DME)、テトラヒドロ
フラン(THF)、ジエチレングリコールジメチルエー
テル(DGM);ニトリル類例えば、アセトニトリル、
プロピオニトリル;酸アミド類例えば、ジメチルホルム
アミド(DMF)、ジメチルアセトアミド(DMA)、
N−メチルピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダ
ゾリジノン、ヘキサメチルフオスフオリツクトリアミド
(HMPA)等をあげることができる。
【0064】製法a)は塩基の存在下で行なうことがで
き、用いうる塩基の好適例としては4−ジメチルアミノ
ピリジン(DMAP)が挙げられる。
【0065】塩基としてDMAPを用いる場合、製法
a)の反応は、通常、約−10〜約200℃、好ましく
は、約25〜約140℃の温度において常圧下で行なう
ことができるが、場合によつては加圧又は減圧条件下で
行なうことも可能である。
【0066】また、製法a)の反応はDMAP以外の塩
基を用いて実施することも可能であり、そのような塩基
としては、無機塩類(例えば、炭酸ナトリウム、炭酸カ
リウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等)、アル
キルアルコラート類(例えば、ナトリウムメトキシド、
ナトリウムエトキシド、カリウム−tert−ブトキシ
ド等)、水素化ナトリウム、水素化カリウム、水素化リ
チウム、有機塩基類(例えば、トリエチルアミン、1,
1,4,4−テトラメチルエチレンジアミン、N,N−ジ
メチルアニリン、ピリジン等)を挙げることができる。
【0067】これらの塩基類を用いて該反応を行なう場
合、触媒としてDMAPを用いることにより選択的に式
(I)の化合物を得ることができる。
【0068】この場合の反応温度は通常約0〜約150
℃、好ましくは、約25〜約100℃の範囲内とするこ
とができ、また、該反応は常圧下で行なうことが望まし
いが、場合によつては加圧又は減圧条件下で行なうこと
も可能である。
【0069】しかして、本発明の式(I)の化合物は、
例えば、式(II)の化合物1モルに対し、式(II
I)の化合物約1モル〜約1.5モルを、塩基としてD
MAP約1モル〜約1.5モルの存在下に、前記の如き
不活性溶媒中で反応させることにより製造することがで
きる。また、別の例として、式(I)の化合物は、式
(II)の化合物1モルに対し、式(III)の化合物
約1モル〜約1.5モルを、触媒としてDMAP約0.0
1モル〜約0.3モル、塩基として例えば炭酸カリウム
約1モル〜約1.5モルの存在の下に、前記の如き不活
性溶媒中で反応させることにより製造することもでき
る。
【0070】かくして得られる本発明の式(I)の化合
物は、例えば、結晶化、クロマトグラフイー等の手段に
より単離、精製することができる。
【0071】一方、前述の製法b)の反応は、触媒とし
て三フツ化ホウ素エーテル錯体を用いて行なうことがで
きる。そして反応温度は通常約0〜約200℃、好まし
くは約50〜約150℃とすることができ、また、反応
は常圧下で行なうことが望ましいが、場合によつては加
圧又は減圧条件下で行なうことも可能である。
【0072】製法b)は、通常、式(IV)の化合物1
モルに対し、トリメチルシリルアジド約1モル〜約2モ
ルを、触媒としての三フツ化ホウ素エーテル錯体約0.
005モル〜約0.01モルの存在下に反応させること
により行なうことができる。
【0073】また、製法c)の反応は、通常、極性溶媒
中で行なわれ、用いうる極性溶媒としては、例えば、ジ
メチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等の酸アミ
ド類、ジメチルスルホキシド、スルホラン等のスルホキ
シド類を挙げることができる。そして反応温度は一般に
約0〜約200℃、好ましくは約20〜約150℃とす
ることができ、また、反応は常圧下で行なうことが望ま
しいが、場合によつては加圧又は減圧条件下で行なうこ
とも可能である。
【0074】製法c)は、通常、式(IV)の化合物1
モルに対し、アジ化ナトリウム約1モル〜約1.5モル
を、触媒としての塩化アルミニウム約0.05モル〜約
1モルの存在下に、極性溶媒、例えばジメチルホルムア
ミド中で反応させることにより行なうことができる。
【0075】製法d)の反応は、例えば、約0〜約20
0℃、好ましくは約25〜約130℃の温度において常
圧下で行なうことができるが、場合によつては加圧又は
減圧条件下で行なうことも可能である。
【0076】製法d)は、通常、式(V)の化合物1モ
ルに対し、トリメチルシリルアジド約2モル〜約4モル
を反応させることにより行なうことができる。
【0077】さらに、前記製法e)の反応は、通常、反
応に不活性な溶媒中で行なわれ、その際に用いうる不活
性溶媒としては、例えば、水、アルコール類(例えばメ
タノール、エタノール、イソプロパノール等)を挙げる
ことができる。
【0078】製法e)の反応は塩基、例えば、無機塩基
類(例えば、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、
炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム等)の存在下で行なうことができる。
【0079】製法e)における反応温度は通常、約−3
0〜約50℃、好ましくは約0〜約30℃とすることが
でき、また、該反応は常圧下で行なうことが望ましい
が、場合によつては加圧又は減圧条件下で行なうことも
可能である。
【0080】製法e)は、通常、式(VI)の化合物1
モルに対し、式(VII)の化合物約1モル〜約1.3
モルを、塩基の存在下に不活性溶媒中で反応させること
により行なうことができる。
【0081】本発明の式(I)の活性化合物は、後述する
試験例に示すとおり、優れた除草活性を有しており、雑
草を防除するための除草剤として使用することができ
る。ここで「雑草」とは広義には、望ましくない場所に
生育するすべての植物を意味する。
【0082】本発明化合物は、使用濃度によつて非選択
性または選択性除草剤として作用する。本発明の活性化
合物は、例えば、以下に示す雑草と栽培植物との間で選
択的除草剤として使用することができる。
【0083】双子葉雑草:カラシ(Sinapis)、マメグ
ンバイナズナ(Leipidium)、ヤエムグラ・キヌタソウ
(Galium)、ハコベ(Stellaria)、アカザ・アリタソ
ウ(Chenopodium)、イラクサ(Urtica)、ハンゴンソ
ウ・ノボロギク・キオン(Senecio)、ヒユ・ハゲイト
ウ(Amaranthus)、スベリヒユ・マツバボタン(Portul
aca)、オナモミ(Xanthium)、アサガオ(Ipomoea)、
ミチヤナギ(Polygonum)、ブタクサ(Ambrosia)、ノ
アザミ・フジアザミ(Cirsium)、ノゲシ(Sonchus)、
ナス・ジヤガイモ(Solanum)、イヌガラシ(Roripp
a)、オドリコソウ(Lamium)、クワガタソウ・イヌノ
フグリ(Veronica)、チヨウセンアサガオ(Datura)、
スミレパンジー(Viola)、チシマオドロ(Galeopsi
s)、ケシ(Papaver)、ヤグルマギク(Centaurea)、
ハキダメギク(Galinsoga)、キカシグサ(Rotala)、
アゼナ(Lindernia)等。
【0084】双子葉栽培植物:ワタ(Gossypium)、ダ
イズ(Glycine)、フダンソウ・サトイダイコン(Bet
a)、ニンジン(Daucus)、インゲンマメ・アオイマダ
(Phaseolus)、エンドウ(Pisum)、ナス・ジヤガイモ
(Solanum)、アマ(Linum)、サツマイモ・アサガオ
(Ipomoea)、ソラマメ・ナンテンハギ(Vicia)、タバ
コ(Nicotiana)、トマト(Lycopersicon)、ナンキン
マメ(Arachis)、アブラナ・ハクサイ・カブラ・キヤ
ベツ(Brassica)、アキノノゲシ(Lactuca)、キユウ
リ・メロン(Cucumis)カボチヤ(Cucurbita)等。
【0085】単子葉雑草:ヒエ(Echinochloa)、エノ
コロ・アワ(Setaria)、キビ(Panicum)、メヒシバ
(Digitaria)、アワガエリ・チモシー(Phleum)、イ
チゴツナギ・スズメノカタビラ(Poa)、ウシノケグサ・
トボシガラ(Festuca)、オヒシバ・シコクビエ(Eleus
ine)、ドクムギ(Lolium)、キツネガヤ・イヌムギ(B
romus)、カラスムギ・オートムギ(エンバク)(Aven
a)、カヤツリグサ・パピルス・シチトウイ・ハマスゲ
(Cyperus)、モロコシ(Sorghum)、カモジグザ(Agro
pyron)、コナギ(Monochoria)、テンツキ(Fimbristy
lis)、オモダカ・クワイ(Sagittaria)、ハリイ・ク
ログワイ(Eleocharis)、ホタルイ・ウキヤグラ・フト
イ(Scirpus)、スズメノヒエ(Paspalum)、カモノハ
シ(Ischaemum)、ヌカボ(Agrostis)、スズメノテツ
ポウ(Alopecurus)ギヨウギシバ(Cynodon)等。
【0086】単子葉栽培植物:イネ(Oryza)、トウモ
ロコシ・ホツプコーン(Zea)、コムギ(Triticum)、
オオムギ(Hordeum)、カラスムギ・オートムギ(エン
バク)(Avena)、ライムギ(Secale)、モロコシ(Sor
ghum)、キビ(Panicum)、サトウキビ・ワセオバナ(S
accharum)、パイナツプル(Ananas)、アスパラガス
(Asparagus)、ネギ・ニラ(Allium)等々。
【0087】本発明の式(I)の活性化合物の使用は、
上記の植物に限定されることはなく、他の植物に対して
も同様に適用され得る。また、使用濃度によつて、本発
明の活性化合物は、雑草を非選択的に防除することがで
き、例えば、工場等の産業用地、鉄道軌道、道路、植林
地、非植林地等において使用することができる。更に、
本発明の活性化合物は、多年性植物栽培における雑草防
除のために使用することができ、例えば植林、観賞用植
林、果樹園、ブドウ園、カンキツ果樹園、ナツツ果樹
園、バナナ栽培場、コーヒー栽培場、茶栽培場、ゴム栽
培場、ギネアアブラヤシ栽培場、ココア栽培場、小果樹
園、ホツプ栽培地等に適用することができ、また、一年
性植物栽培において、選択的雑草防除のためにも適用す
ることができる。
【0088】本発明の式(I)の活性化合物は使用に際
して通常の製剤形態にすることができる。かかる製剤の
形態としては、例えば、液剤、エマルジヨン、水和剤、
懸濁剤、粉剤、可溶性粉剤、粒剤、錠剤、懸濁エマルジ
ヨン濃厚物、重合体物質中のマイクロカプセル、ジヤン
ボ剤等を挙げることができる。
【0089】これらの製剤はそれ自体既知の方法で製造
することができ、例えば、活性化合物を、拡展剤、即
ち、液体希釈剤及び/又は固体希釈剤、必要な場合に
は、界面活性剤、即ち、乳化剤及び/又は分散剤及び/
又は泡沫形成剤などと混合することによつて製造するこ
とができる。
【0090】拡展剤として水を用いる場合には、有機溶
媒を補助溶媒として使用することができる。液体希釈剤
としては、例えば、芳香族炭化水素類(例えば、キシレ
ン、トルエン、アルキルナフタレン等)、クロル化芳香
族又はクロル化脂肪族炭化水素類(例えば、クロロベン
ゼン類、塩化エチレン類、塩化メチレン等)、脂肪族炭
化水素類[例えば、シクロヘキサン等又はパラフイン類
(例えば鉱油留分、鉱物及び植物油等)]、アルコール
類(例えば、ブタノール、グリコール及びそれらのエー
テル及びエステル等)、ケトン類(例えば、アセトン、
メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロ
ヘキサノン等)、強極性溶媒(例えば、ジメチルホルム
アミド、ジメチルスルホキシド等)、水などを挙げるこ
とができる。
【0091】固体希釈剤としては、アンモニウム塩、土
壌天然鉱物(例えば、カオリン、クレー、タルク、チヨ
ーク、石英、アタパルガイト、モンモリロナイト、珪藻
土等)及び土壌合成鉱物(例えば、高分散ケイ酸、アル
ミナ、ケイ酸塩等)を挙げることができる。粒剤のため
の固体担体としては、例えば、粉砕且つ分別された岩石
(例えば、方解石、大理石、軽石、海泡石、白雲石
等)、無機及び有機物粉の合成粒、有機物質細粒体(例
えば、おがくず、ココやしの実のから、とうもろこしの
穂軸そしてタバコの茎等)などを挙げることができる。
【0092】乳化剤及び/又は泡沫剤としては、非イオ
ン及び陰イオン乳化剤[例えば、ポリオキシエチレン脂
肪酸エステル類、ポリオキシエチレン脂肪アルコールエ
ーテル類(例えば、アルキルアリールポリグリコールエ
ーテル類、アルキルスルホン酸塩類、アルキル硫酸塩
類、アリールスルホン酸塩類等)]、アルブミン加水分
解生成物などを挙げることができる。
【0093】分散剤としては、例えばリグニンサルフア
イト廃液、メチルセルロースなどが適当である。
【0094】固着剤も、必要に応じて、製剤(粉剤、粒
剤、ジヤンボ剤、乳剤)に使用することができ、かかる
固着剤としては、例えば、カルボキシメチルセルロー
ス、天然及び合成ポリマー(例えば、アラビアゴム、ポ
リビニルアルコール、ポリビニルアセテート類等)、天
然燐脂質類(例えば、セフアリン類及びレシチン類)、
合成燐脂質類などを挙げることができる。更に添加剤と
して鉱物及び植物油類を使用することもできる。
【0095】着色剤を添加することもでき、該着色剤と
しては、例えば酸化鉄、酸化チタン、プルシアンブルー
等の無機顔料類;アリザリン染料、アゾ染料、金属フタ
ロシアニン染料のような有機染料類;鉄、マンガン、ボ
ロン、銅、コバルト、モリブデン、亜鉛などの金属の塩
のような微量要素を挙げることができる。
【0096】該製剤は、一般には、前記活性成分を0.
1〜95重量%、好ましくは0.5〜90重量%の範囲
内で含有することができる。
【0097】本発明の活性化合物はそのままで又はそれ
らの製剤形態で、雑草防除のために使用することがで
き、また、公知の除草剤との混合剤としても使用するこ
とができ、該混合剤は、予め最終的製剤形態に調製した
ものであつてもよく、或いは使用に際してタンクミツク
スしたものであつてもよい。
【0098】また、本発明式(I)の活性化合物は、薬
害軽減剤との混合も可能であり、この混合により、選択
性除草剤としての適用をより広くすることができる。
【0099】薬害軽減剤としては、1−(α,α−ジメ
チルベンジル)−3−p−トリルウレアを例示すること
ができる。
【0100】本発明の式(I)の活性化合物は、そのま
ま、あるいは前記製剤の形態で、通常の方法、例えば、
液剤散布(watering)、噴霧(spraying, atomizin
g)、散粉又は散粒等の方法で施用することができる。
【0101】本発明の式(I)の活性化合物は、植物の
発芽前及び発芽後のいずれの段階においても施用するこ
とができる。また、それらは播種前に、土壌中に取り込
せることもできる。
【0102】活性化合物の施用量は、厳密に制限される
ものではなく、望むべき効果、対象とする植物の種類、
施用場所、施用時期等に応じて広い範囲にわたり変える
ことができるが、一応の目安としては、1ヘクタール当
り、活性化合物として、約0.001kg〜約10k
g、好ましくは約0.01kg〜約5kgの範囲を例示
することができる。
【0103】次に、本発明化合物の製造及び用途を下記
の実施例により、さらに具体的に説明するが、本発明は
これのみに限定されるべきものではない。なお、「部」
は特にことわらない限り「重量部」である。
【0104】
【実施例】合成例1
【0105】
【化18】
【0106】1−シクロプロピル−5(4H)−テトラ
ゾリノン(1g)、4−ジメチルアミノピリジン(1.
1g)及びジエチルカルバモイルクロライド(1.2
g)をトルエン(50ml)に懸濁させ、50〜55℃
で5〜6時間撹拌する。放冷後、有機層を水、1%塩
酸、水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、水の順で洗浄
する。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下に
溶媒を留去し、残渣をカラムクロマトグラフイー(溶出
液:クロロホルム)で精製し、目的の1−シクロプロピ
ル−4−ジエチルカルバモイル−5(4H)−テトラゾ
リノン(1.8g)を得る。nD 201.5005 上記合成例と同様の方法により得られる本発明の式
(I)の化合物を、合成例1の化合物とともに第1表に
示す。
【0107】
【表1】
【0108】
【表2】
【0109】
【表3】
【0110】
【表4】
【0111】
【表5】
【0112】
【表6】
【0113】
【表7】
【0114】
【表8】
【0115】
【表9】
【0116】
【表10】
【0117】
【表11】
【0118】
【表12】
【0119】
【表13】
【0120】
【表14】
【0121】
【表15】
【0122】
【表16】
【0123】
【表17】
【0124】
【表18】
【0125】
【表19】
【0126】
【表20】
【0127】
【表21】
【0128】
【表22】
【0129】
【表23】
【0130】
【表24】
【0131】
【表25】
【0132】
【表26】
【0133】
【表27】
【0134】
【表28】
【0135】
【表29】
【0136】
【表30】
【0137】
【表31】
【0138】
【表32】
【0139】
【表33】
【0140】
【表34】
【0141】
【表35】
【0142】
【表36】
【0143】
【表37】
【0144】
【表38】
【0145】
【表39】
【0146】
【表40】
【0147】
【表41】
【0148】
【表42】
【0149】
【表43】
【0150】
【表44】
【0151】
【表45】
【0152】
【表46】
【0153】
【表47】
【0154】
【表48】
【0155】
【表49】
【0156】
【表50】
【0157】
【表51】
【0158】
【表52】
【0159】
【表53】
【0160】
【表54】
【0161】
【表55】
【0162】合成例2(中間体の合成)
【0163】
【化19】
【0164】シクロプロピルイソシアネート(10
g)、トリメチルシリルアジド(20.8g)及び触媒
量の三フツ化ホウ素エーテル錯体を混合し、40時間加
熱還流する。減圧下に過剰のトリメチルシリルアジドを
留去し、残渣にメタノールを加え、次いで減圧下にメタ
ノールを留去し、残渣をカラムクロマトグラフイー(溶
出液:エタノール/クロロホルム=6/100)で精製
し、目的の1−シクロプロピル−5(4H)−テトラゾ
リノン(12.0g)を得る。mp.100〜104℃合成例3 (中間体の合成)
【0165】
【化20】
【0166】2,2−ジクロロシクロプロパンカルボニ
ルクロライド(10g)、トリメチルシリルアジド(2
0.0g)及び触媒量の三フツ化ホウ素エーテル錯体を
混合し、48時間加熱還流する。減圧下に過剰のトリメ
チルシリルアジドを留去し、残渣にメタノールを加え、
次いでメタノールを減圧下に留去し、残渣をカラムクロ
マトグラフイー(溶出液:エタノール/クロロホルム=
6/100)で精製し、目的の1−(2,2−ジクロロ
シクロプロピル)−5(4H)−テトラゾリノン(8.
5g)を得る。mp.109〜112℃ 上記合成例2又は3と同様の方法により、得られる式
(II)の化合物を、合成例2及び3の化合物と共に第
2表に示す。
【0167】
【表56】
【0168】
【表57】
【0169】試験例1:畑地雑草に対する発芽前土壌処
理試験 調製法: 担体:アセトン5重量部 乳化剤:ベンジルオキシポリグリコールエーテル1重量
部 1重量部の活性化合物を、上述の分量の担体および乳化
剤と混合し、乳剤を得る。この乳剤の所定薬量を水で希
釈して供試薬剤を調製する。
【0170】試験方法:温室内において、畑土壌を詰め
た120cm2ポツトの表層に、ヒエ及びイヌビユ各種
子を播種覆土し、上記薬剤の所定薬量を各試験ポツトの
土壌表層に均一に散布した。散布4週間後に除草効果の
程度を調査した。なお、除草効果は、完全枯死した場合
を100%とし、無処理区と同等の場合には0%として
評価した。
【0171】結果:化合物No.1、2、8、12、1
3、14、31、46、49、50、51、63、10
2、177、488及び492は、有効成分量として1
kg/haの施用量で対象雑草を100%枯殺した。
【0172】試験例2:畑地雑草に対する発芽後茎葉処
理試験 試験方法:温室内において、畑土壌を詰めた120cm
2ポツトに、ヒエ及びイヌビユの種子を播き覆土した。
播種覆土10日後、(雑草は平均2葉期)に上記試験例
1と同様にして調製した所定量の薬剤を各試験ポツトの
供試植物の茎葉部に均一に散布した。散布3週間後に除
草効果の程度を調査した。
【0173】結果:化合物No.8、12、13、3
1、46、63、102、177及び492は、有効成
分量として2kg/haの施用量で対象雑草を90%以
上枯殺した。 製剤例1 (粒剤) 化合物No.8 10部、ベントナイト(モンモリロナ
イト)30部、タルク(滑石)58部及びリグニンスル
ホン酸塩2部の混合物に、水25部を加え、よく捏化
し、押し出し式造粒機により、10〜40メツシユの粒
状として、40〜50℃で乾燥して粒剤とする。
【0174】製剤例2(粒剤) 0.2〜2mmに粒径分布を有する粘土鉱物粒95部を
回転混合機に入れ、回転下、液体希釈剤とともに化合物
No.102 5部を噴霧し均等にしめらせた後40〜
50℃で乾燥して粒剤とする。
【0175】製剤例3(乳剤) 化合物No.8 30部、キシレン55部、ポリオキシ
エチレンアルキルフエニルエーテル8部及びアルキルベ
ンゼンスルホン酸カルシウム7部を混合撹拌して乳剤と
する。
【0176】製剤例4(水和剤) 化合物No.31 15部、ホワイトカーボン(含水無
晶形酸化ケイ素微粉末)と粉末クレーとの混合物(1:
5)80部、アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム2
部及びアルキルナフタレンスルホン酸ナトリウムホルマ
リン縮合物3部を粉砕混合し、水和剤とする。
【0177】製剤例5(水和顆粒) 化合物No.46 20部、リグニンスルホン酸ナトリ
ウム塩30部、ベントナイト15部及び焼成ケイソウ土
粉末35部を充分に混合し、水を加え、0.3mmのス
クリーンで押し出し乾燥して、水和顆粒とする。
【0178】
【発明の効果】本発明の新規な除草性テトラゾリノン誘
導体は、実施例に示したとおり、一般的製法により容易
に合成することができ、除草剤として有効な作用を発現
する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 403/06 223 405/12 257 (72)発明者 宇川 和博 栃木県小山市駅東通り1−23−13 (72)発明者 京 嘉子 栃木県小山市神鳥谷934−7

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式 【化1】 式中、XはC1-3アルキル、C2-4アルケニル又はハロゲ
    ンを示し、nは0〜5を示し、そしてR1及びR2は同一
    もしくは相異なり、それぞれC1-6アルキル、C2-6アル
    ケニル、C2-6アルキニル、場合によりC1-3アルキル置
    換されていてもよいC3-7シクロアルキル、エポキシ−
    3-5アルカン−1−イル、場合により置換されていて
    もよいフエニル又は場合により置換されていてもよいア
    ラルキルを示し、あるいはR1とR2はそれらの結合する
    N原子と一緒になつて、場合により置換されてもよい環
    を形成してもよい、で表わされる1−シクロプロピルテ
    トラゾリノン類。
  2. 【請求項2】Xがメチル、エチル、ビニル、アリル、1
    −プロペニル、フルオル、クロル又はブロムを示し、 nが0〜4を示し、そしてR1及びR2が同一もしくは相
    異なり、それぞれC1-4アルキル、C3-5アルケニル、C
    3-5アルキニル、場合によりメチル置換されていてもよ
    いC3-6シクロアルキル、2,3−エポキシプロパン−1
    −イル、場合により置換されていてもよいフエニル又は
    場合により置換されていてもよいベンジルを示し、ここ
    で、フエニル及びベンジルが置換されている場合、その
    置換基は、ハロゲン、C1-4アルキル、C1-4アルコキ
    シ、C1-2ハロアルキル、C1-2ハロアルコキシ、C1-4
    アルキルチオ、C1-2ハロアルキルチオ、シアノ、ニト
    ロ、C1-2アルキル−カルボニル及びC1-2アルコキシ−
    イミノ−C1-2アルキルよりなる群から選ばれる少なく
    とも1個の置換基であり、あるいはR1とR2がそれらの
    結合するN原子と一緒になつて、場合によりメチルで置
    換されてもよいピロリジン−1−イル、インドリン−1
    −イル、インドール−1−イル、1,2−ジヒドロキノ
    リン−1−イル、又は1,2,3,4−テトラヒドロキノ
    リン−1−イルを形成してもよい請求項1の化合物。
  3. 【請求項3】Xがメチル、エチル、フルオル又はクロル
    を示し、 nが0〜4を示し、そしてR1及びR2が同一もしくは相
    異なり、それぞれC1-3アルキル、C3-5アルケニル、C
    3-5アルキニル、シクロプロピル、シクロペンチル、場
    合によりメチル置換されていてもよいシクロヘキシル、
    2,3−エポキシプロパン−1−イル、場合により置換
    されていてもよいフエニル又は場合により置換されてい
    てもよいベンジルを示し、ここで、フエニル及びベンジ
    ルが置換されている場合、その置換基は、フルオル、ク
    ロル、ブロム、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、
    ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、ジフルオロメ
    トキシ、トリフルオロメトキシ、メチルチオ、エチルチ
    オ、トリフルオロメチルチオ、シアノ、ニトロ、アセチ
    ル、プロピオニル及び1−メトキシイミノエチルよりな
    る群から選ばれる少なくとも1個の置換基であり、ある
    いはR1とR2がそれらの結合するN原子と一緒になつ
    て、場合によりメチルで置換されてもよいピロリジン−
    1−イル、インドリン−1−イル、インドール−1−イ
    ル、1,2−ジヒドロキノリン−1−イル又は1,2,3,
    4−テトラヒドロキノリンを形成してもよい請求項1の
    化合物。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかの化合物を有効成
    分として含有することを特徴とする除草剤。
  5. 【請求項5】 式 【化2】 式中、XはC1-3アルキル、C2-4アルケニル又はハロゲ
    ンを示し、そしてn′は1〜5を示す、で表わされる1
    −シクロプロピルテトラゾリノン類。
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