JPS63249784A - ゴム補強用ポリエステル繊維の処理方法 - Google Patents
ゴム補強用ポリエステル繊維の処理方法Info
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- JPS63249784A JPS63249784A JP8327687A JP8327687A JPS63249784A JP S63249784 A JPS63249784 A JP S63249784A JP 8327687 A JP8327687 A JP 8327687A JP 8327687 A JP8327687 A JP 8327687A JP S63249784 A JPS63249784 A JP S63249784A
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Landscapes
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は1タイヤ、コンベアベルト、Vベルトホース等
のゴム製品の補強用に使用されるポリエステル繊維の処
理方法に関するものである。
のゴム製品の補強用に使用されるポリエステル繊維の処
理方法に関するものである。
(従来の技術)
ポリエチレンテレフタレート及びこれを主体とするポリ
エステルからなる繊維は1強度1ヰ法安定性等に優れ、
ゴム補強用繊維として広く使用されている。
エステルからなる繊維は1強度1ヰ法安定性等に優れ、
ゴム補強用繊維として広く使用されている。
しかしながら、ポリエステル繊維は、ゴムとの接着性が
良好でないという欠点を有しており、従来、ポリエステ
ル繊維とゴムとの接着性を改良する方法が種々提案され
ている。
良好でないという欠点を有しており、従来、ポリエステ
ル繊維とゴムとの接着性を改良する方法が種々提案され
ている。
その代表的なものとして、レゾルシンとホルムアルデヒ
ドとの初期縮合物及びゴ1、ラテックスからなる液(R
F L液)に、2,6−ビス(2′,4′−ジヒドロキ
シフェニルメチル)−4−クロロフェノールを配合した
接着液で処理する方法(特公昭46−11251号)が
ある。しかし、この方法では、十分な接着力が得られず
、接着力を高めるために接着剤の付着量を多くシ、接着
剤付与後の熱処理温度を高くすると、以後の工程9例え
ば、ソフニング。
ドとの初期縮合物及びゴ1、ラテックスからなる液(R
F L液)に、2,6−ビス(2′,4′−ジヒドロキ
シフェニルメチル)−4−クロロフェノールを配合した
接着液で処理する方法(特公昭46−11251号)が
ある。しかし、この方法では、十分な接着力が得られず
、接着力を高めるために接着剤の付着量を多くシ、接着
剤付与後の熱処理温度を高くすると、以後の工程9例え
ば、ソフニング。
ゴムへのトッピング等の工程で、接着剤が脱落して接着
力が低下したり、外観が悪くなったり、高温熱処理によ
る繊維の強度低下が起こったりするという問題があった
。
力が低下したり、外観が悪くなったり、高温熱処理によ
る繊維の強度低下が起こったりするという問題があった
。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明は、接着剤付着量を多くしたり、接着剤付与後の
熱処理温度を高くしたりすることなく。
熱処理温度を高くしたりすることなく。
高い接着力を示し、高品質のゴム補強用ポリエステル繊
維を与えるゴム補強用ポリエステル繊維の処理方法を提
供しようとするものである。
維を与えるゴム補強用ポリエステル繊維の処理方法を提
供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、上記の目的を達成するもので、その要旨は1
次のとおりである。
次のとおりである。
ポリエステル繊維を、レゾルシンとホルムアルデヒドと
の初期縮合物及びゴムラテックスを混合し、熟成させた
液に、2,6−ビス(2′,4′−ジヒドロキシフェニ
ルメチル)−4−クロロフェノール、2.5−ジヒドロ
キシメチル−4−クロロフェノール及びレゾルシンの縮
合物(縮合フェノール化合物という。)のアンモニア水
溶液で、固形分濃度20±0.5重量%、pH10以上
の溶液について。
の初期縮合物及びゴムラテックスを混合し、熟成させた
液に、2,6−ビス(2′,4′−ジヒドロキシフェニ
ルメチル)−4−クロロフェノール、2.5−ジヒドロ
キシメチル−4−クロロフェノール及びレゾルシンの縮
合物(縮合フェノール化合物という。)のアンモニア水
溶液で、固形分濃度20±0.5重量%、pH10以上
の溶液について。
温度20±0.2℃下記の方法で測定した粘度が100
センチポイズ(cps)以上のものを添加、混合して得
た接着液で処理し1次いで210〜250℃の温度で熱
処理することを特徴とするゴム補強用ポリエステル繊維
の処理方法。
センチポイズ(cps)以上のものを添加、混合して得
た接着液で処理し1次いで210〜250℃の温度で熱
処理することを特徴とするゴム補強用ポリエステル繊維
の処理方法。
本発明におけるポリエステル繊維は、ポリエチレンテレ
フタレート及びこれを主体とするポリエステルからなる
フィラメント糸、撚糸、コード。
フタレート及びこれを主体とするポリエステルからなる
フィラメント糸、撚糸、コード。
織物、不織布等の形態のものである。また、ポリエステ
ル繊維は、製糸工程でエポキシ化合物等を付与して、接
着性を高めたものでもよい。
ル繊維は、製糸工程でエポキシ化合物等を付与して、接
着性を高めたものでもよい。
また1本発明におけるレゾルシンとホルムアルデヒドと
の初期縮合物としては、レゾルシンとホルムアルデヒド
とをモル比1:0.5〜6.好ましくは1:1〜3で、
アルカリ又は酸性触媒を用いて縮合させた初期縮合物が
適当である。
の初期縮合物としては、レゾルシンとホルムアルデヒド
とをモル比1:0.5〜6.好ましくは1:1〜3で、
アルカリ又は酸性触媒を用いて縮合させた初期縮合物が
適当である。
また、ゴムラテックスとしては、ビラテックスJ−19
04(住友ノーガタック社商品名)、JSR0652(
日本合成ゴム社商品名)、ニラポール2518FS、
ニラポール2518GL (B本ゼオン社商品名)等の
VPラテンクス、ノーガタックJ−9049(住友ノー
ガタツタ社商品名)、JSR2108(日本合成ゴム社
商品名)、ニラポールLX−11,2等のSBRラテッ
クス、ニラポール10711 ニッポール1562.ニ
ソポールLX−513(日本ゼオン社商品名)等のNB
Rラテックス、 C5M2O0゜C3M450 (製鉄
化学社商品名)等のC3Mラテックス等が好ましく用い
られる。
04(住友ノーガタック社商品名)、JSR0652(
日本合成ゴム社商品名)、ニラポール2518FS、
ニラポール2518GL (B本ゼオン社商品名)等の
VPラテンクス、ノーガタックJ−9049(住友ノー
ガタツタ社商品名)、JSR2108(日本合成ゴム社
商品名)、ニラポールLX−11,2等のSBRラテッ
クス、ニラポール10711 ニッポール1562.ニ
ソポールLX−513(日本ゼオン社商品名)等のNB
Rラテックス、 C5M2O0゜C3M450 (製鉄
化学社商品名)等のC3Mラテックス等が好ましく用い
られる。
RFL液は、レゾルシンとホルムアルデヒドとの初期縮
合物及びゴムラテックスを固形分重量比で、1:1〜1
5.好ましくは1:3〜120割合で混合することによ
り調製される。ゴムラテックスの比率が小さすぎると処
理コードの硬化と接着力の低下をきたし、大きすぎると
処理コードの粘着性が増してトラブルを起こすと共に、
満足な接着力が得られない。
合物及びゴムラテックスを固形分重量比で、1:1〜1
5.好ましくは1:3〜120割合で混合することによ
り調製される。ゴムラテックスの比率が小さすぎると処
理コードの硬化と接着力の低下をきたし、大きすぎると
処理コードの粘着性が増してトラブルを起こすと共に、
満足な接着力が得られない。
本発明において、RFL液に混合する縮合フェノール化
合物は、2,6−ビス(2′,4′−ジヒドロキシフェ
ニルメチル)−4−クロロフェノール。
合物は、2,6−ビス(2′,4′−ジヒドロキシフェ
ニルメチル)−4−クロロフェノール。
2.6−ジヒドロキシメチル−4−クロロフェノール及
びレゾルシンを、a当なモル比で、アルカリ水溶液中で
反応させることにより得ることができる。そして本発明
で使用する縮合フェノール化合物は、前記の方法で測定
した粘度が100cps以上の高粘度のもの、すななわ
ち、繊維表面で強固な接着剤皮膜を形成し得る高分子量
のものでなければならない。このようなの高粘度の縮合
フェノール化合物としては、高粘度タイプ「ブナボンド
J(長潮化成工業社商品名)が好ましく用いられる。
びレゾルシンを、a当なモル比で、アルカリ水溶液中で
反応させることにより得ることができる。そして本発明
で使用する縮合フェノール化合物は、前記の方法で測定
した粘度が100cps以上の高粘度のもの、すななわ
ち、繊維表面で強固な接着剤皮膜を形成し得る高分子量
のものでなければならない。このようなの高粘度の縮合
フェノール化合物としては、高粘度タイプ「ブナボンド
J(長潮化成工業社商品名)が好ましく用いられる。
縮合フェノール化合物は、アンモニア水溶液としてRF
L液に添加されるが、その添加量は、RFL液の固形分
型ffi 100部に対して、固形分重量10〜50部
、好ましくは20〜40部とするのが適当である。この
添加量があまり少なければ高接着力が得られず、多すぎ
ると接着力がむしろ低下する傾向を示すとともに、接着
剤の脱落3ガムアンプが著しくなり、ローラ汚れ等のト
ラブルを起こし。
L液に添加されるが、その添加量は、RFL液の固形分
型ffi 100部に対して、固形分重量10〜50部
、好ましくは20〜40部とするのが適当である。この
添加量があまり少なければ高接着力が得られず、多すぎ
ると接着力がむしろ低下する傾向を示すとともに、接着
剤の脱落3ガムアンプが著しくなり、ローラ汚れ等のト
ラブルを起こし。
さらに、処理コードの硬化やコストアップを招き。
好ましくない。
本発明における接着液は、前記のRFL液を。
通常、15〜30℃の温度で12時間以上熟成し、使用
前に縮合フェノール化合物を添加、混合することにより
調製される。接着液の固形分濃度は、6〜12重景%重
量当である。
前に縮合フェノール化合物を添加、混合することにより
調製される。接着液の固形分濃度は、6〜12重景%重
量当である。
このようにして調製された接着液でポリエステル繊維を
処理する。この処理は8通常、ポリエステル繊維を接着
液中に浸漬し、接着液の付着した繊維を圧力を調整した
絞りローラで絞ったり、減圧度を調整したデュエバー装
置に通したりして。
処理する。この処理は8通常、ポリエステル繊維を接着
液中に浸漬し、接着液の付着した繊維を圧力を調整した
絞りローラで絞ったり、減圧度を調整したデュエバー装
置に通したりして。
余剰の接着液を除去し、接着剤(ディップ)付着量が9
通常1〜10重量%、好ましくは3〜7重量%となるよ
うに調整することにより行われる。
通常1〜10重量%、好ましくは3〜7重量%となるよ
うに調整することにより行われる。
接着液を付与されたポリエステル繊維は1次いで2通常
、100〜160℃で、0.5〜10分間乾燥された後
、210〜250℃で、0.5〜5分間熱処理される。
、100〜160℃で、0.5〜10分間乾燥された後
、210〜250℃で、0.5〜5分間熱処理される。
この熱処理の温度が210°C未満では、繊維上への接
着剤皮膜の形成及びゴムとの反応が不十分で、満足な接
着力が得られず、一方、250℃を超える高温では、繊
維上に形成された接着剤皮膜が劣化して。
着剤皮膜の形成及びゴムとの反応が不十分で、満足な接
着力が得られず、一方、250℃を超える高温では、繊
維上に形成された接着剤皮膜が劣化して。
接着力が低下したり、繊維を形成するポリエステルが熱
分解を起こすため、繊維の強力等が低下したりして、好
ましくない。
分解を起こすため、繊維の強力等が低下したりして、好
ましくない。
なお1本発明における接着液による処理は1通常、1段
処理で十分であるが、場合によっては。
処理で十分であるが、場合によっては。
本発明による接着液で第1段処理した後1通常のRFL
液で第2段処理したり、濃度の異なる本発明による接着
液で2段処理(通常第2段目の濃度を低くする)したり
してもよい。
液で第2段処理したり、濃度の異なる本発明による接着
液で2段処理(通常第2段目の濃度を低くする)したり
してもよい。
このようにして、接着液による処理及び熱処理を施され
たポリエステル繊維は、天然ゴム又は合成ゴムを主体と
したゴム組成物中に埋め込まれ。
たポリエステル繊維は、天然ゴム又は合成ゴムを主体と
したゴム組成物中に埋め込まれ。
加圧下に加熱して加硫され、ゴムと接着される。
(作 用)
本発明においては、接着液に高粘度、すなわち高分子量
の縮合フェノール化合物を配合するので繊維上に強固な
接着剤皮膜を形成しやすく、接着剤の付着量が少なくて
も、また、接着剤付与後の熱処理温度が比較的低くても
、高い接着力を示すものと認められる。
の縮合フェノール化合物を配合するので繊維上に強固な
接着剤皮膜を形成しやすく、接着剤の付着量が少なくて
も、また、接着剤付与後の熱処理温度が比較的低くても
、高い接着力を示すものと認められる。
(実施例)
次に、実施例により2本発明を具体的に説明する。
実施例において、「部」は1重量部を意味し。
測定法は次のとおりである。
(1)固形分濃度
重量既知の磁製ルツボに試料(アンモニア水溶液)4〜
5gを精秤、採取し、ウォーターバス上で、蒸発乾固し
た後、120℃で1時間乾燥し、冷却後、秤量して残渣
の量を求め、固形分濃度を算出する。
5gを精秤、採取し、ウォーターバス上で、蒸発乾固し
た後、120℃で1時間乾燥し、冷却後、秤量して残渣
の量を求め、固形分濃度を算出する。
(2) p H
ビー力に試料を採取し、ガラス電極−カロメル電極のp
Hメータで測定する。
Hメータで測定する。
(3)粘度
測定容器に試料を採取し、恒温槽中で温度を20±0.
2℃に調整し、BL型回転粘度計(東京計器社製)で測
定する。
2℃に調整し、BL型回転粘度計(東京計器社製)で測
定する。
なお、試料の固形分濃度が20.5%を超えている場合
は、5規定あるいは5規定以上のアンモニア水で希釈し
、一方、試料の固形分濃度が19.5%未満の場合は、
減圧下、50℃以下の温度でゆっくり蒸発させ、試料の
固形分濃度が20±0.5重量%となるように調整した
後、粘度を測定する。
は、5規定あるいは5規定以上のアンモニア水で希釈し
、一方、試料の固形分濃度が19.5%未満の場合は、
減圧下、50℃以下の温度でゆっくり蒸発させ、試料の
固形分濃度が20±0.5重量%となるように調整した
後、粘度を測定する。
俟左保持率
オートグラフを使用して、JIS L 1017(19
83)に準じて処理前後の切断強力を測定し、処理前の
強力に対する処理後の強力の割合として求める。
83)に準じて処理前後の切断強力を測定し、処理前の
強力に対する処理後の強力の割合として求める。
援髭力
第1表に示した組成のゴム配合物を用い、JIS L1
017(1983)の接着カーA法に準じて測定する。
017(1983)の接着カーA法に準じて測定する。
アエヱプ付1旦
JIS L 1017(1983)のディップピソクア
ソプ、溶解法(2)に準じて測定する。
ソプ、溶解法(2)に準じて測定する。
実施例1
10%水酸化ナトリウム水溶液32部に水820部を加
えた後、レゾルシン41部を添加し、攪拌、溶解する。
えた後、レゾルシン41部を添加し、攪拌、溶解する。
次いで37%ホルマリン36部を加え、5分間攪拌し、
25℃で2時間反応させる。得られた反応液に固形分濃
度41%のVPラテックス−[ビラテックスJ−190
4J 605部を攪拌しながら加え、10分間攪拌混
合した後、25℃で22時間熟成させ、 RFL液と
する。
25℃で2時間反応させる。得られた反応液に固形分濃
度41%のVPラテックス−[ビラテックスJ−190
4J 605部を攪拌しながら加え、10分間攪拌混
合した後、25℃で22時間熟成させ、 RFL液と
する。
このRFL液に、縮合フェノール化合物の固形分濃度2
0%のアンモニア水溶液:「ブナボンド」460部を加
え、攪拌し、接着液を得る。
0%のアンモニア水溶液:「ブナボンド」460部を加
え、攪拌し、接着液を得る。
この際1種々の粘度の「ブナボンド」及び粘度65cp
sの[バルカボンドEl(バルナックス社商品名)を使
用し1次の6種の接着液を得た。(接着液D−Fは比較
例用である。) 接着液記号 ブナボンドの粘度(cps)D
40 E 78 F (バルカボンドE、 65cps)1000
d /192fのポリエチレンテレフタレート糸2本
を、下撚49回/10cm、上撚49回/10国の撚数
で撚糸してコードとし、リッツラー社製コンピユートリ
ーターを用いて、上記接着液のそれぞれに浸漬し、13
0”Cで100秒間乾燥した後、240°Cで150秒
間熱処理した。
sの[バルカボンドEl(バルナックス社商品名)を使
用し1次の6種の接着液を得た。(接着液D−Fは比較
例用である。) 接着液記号 ブナボンドの粘度(cps)D
40 E 78 F (バルカボンドE、 65cps)1000
d /192fのポリエチレンテレフタレート糸2本
を、下撚49回/10cm、上撚49回/10国の撚数
で撚糸してコードとし、リッツラー社製コンピユートリ
ーターを用いて、上記接着液のそれぞれに浸漬し、13
0”Cで100秒間乾燥した後、240°Cで150秒
間熱処理した。
このようにして得られた処理コードを第1表に示す組成
のゴムシートに埋込み、100気圧、150℃で30分
間加硫し、接着力を測定した。
のゴムシートに埋込み、100気圧、150℃で30分
間加硫し、接着力を測定した。
ディップ付着量、熱処理コードの強力保持率及び接着力
を第2表に示す。
を第2表に示す。
第 1 表
第2表
実施例2
第3表に示した接着液を使用し、熱処理温度を第3表の
ように変更した以外は実施例1と同様な試験を行った。
ように変更した以外は実施例1と同様な試験を行った。
結果を第3表に示す。
注二陽7.11,12.16.17〜26は比較例。
実施例3
10%水酸化ナトリウム水溶液64部に水1610部を
加えた後、レゾルシン82部を添加し、攪拌、溶解する
。次いで37%ホルマリン90部を加え、5分間攪拌し
、25°Cで2時間反応させる。得られた反応液に固形
分)n度41%のvPラテックス:「ニソボール251
8FSj 1260部を撹拌しながら加え、 10分間
撹拌混合した後、25℃で22時間熟成させ、RFL液
とする。
加えた後、レゾルシン82部を添加し、攪拌、溶解する
。次いで37%ホルマリン90部を加え、5分間攪拌し
、25°Cで2時間反応させる。得られた反応液に固形
分)n度41%のvPラテックス:「ニソボール251
8FSj 1260部を撹拌しながら加え、 10分間
撹拌混合した後、25℃で22時間熟成させ、RFL液
とする。
このRFL液に、縮合フェノール化合物の固形分濃度2
0%のアンモニア水溶液=「ブナボンド」1000部を
加え、攪拌し、接着液を得る。
0%のアンモニア水溶液=「ブナボンド」1000部を
加え、攪拌し、接着液を得る。
この際、2種の粘度の「ブナポンド」及び粘度56cp
sの「バルカボンドE」を使用し1次の3種の接着液を
得た。(接着液H−1は比較例用である。)接着法記号
ブナボンドの粘度(cps)H68 ■ (バルカボンドE + 56cps)実施例
1における撚糸コード1500本を2幅145cmのス
ダレ反に製織し、ディップマシン(生産機)にかけて、
上記の接着液のそれぞれに浸漬し、デュエバー装置の減
圧度によりディップ付着量を調整し、125℃で50秒
間、さらに150℃で50秒間乾燥した後、245℃で
90秒間熱処理し、以後実施例1と同様な試験を行った
。
sの「バルカボンドE」を使用し1次の3種の接着液を
得た。(接着液H−1は比較例用である。)接着法記号
ブナボンドの粘度(cps)H68 ■ (バルカボンドE + 56cps)実施例
1における撚糸コード1500本を2幅145cmのス
ダレ反に製織し、ディップマシン(生産機)にかけて、
上記の接着液のそれぞれに浸漬し、デュエバー装置の減
圧度によりディップ付着量を調整し、125℃で50秒
間、さらに150℃で50秒間乾燥した後、245℃で
90秒間熱処理し、以後実施例1と同様な試験を行った
。
結果を第4表に示す。(強力保持率は、ディップ処理し
たスダレ反からコードを取り出して測定した。) 第 4 表 第4表において、隘30〜35は比較例であり1M30
及び11h33では、処理スダレの外観が著しく不良で
あり、ソフニング工程での接着剤の脱落が非常に多かっ
た。
たスダレ反からコードを取り出して測定した。) 第 4 表 第4表において、隘30〜35は比較例であり1M30
及び11h33では、処理スダレの外観が著しく不良で
あり、ソフニング工程での接着剤の脱落が非常に多かっ
た。
(発明の効果)
本発明によれば、接着剤付着量を多くしたり。
接着剤付与後の熱処理温度を高くしたりすることなく、
高い接着力を示し、高品質のゴム補強用ポリエステル繊
維を与えるゴム補強用ポリエステル繊維の処理方法が提
供される。
高い接着力を示し、高品質のゴム補強用ポリエステル繊
維を与えるゴム補強用ポリエステル繊維の処理方法が提
供される。
Claims (1)
- (1)ポリエステル繊維を、レゾルシンとホルムアルデ
ヒドとの初期縮合物及びゴムラテックスを混合し、熟成
させた液に、2,6−ビス(2′,4′−ジヒドロキシ
フェニルメチル)−4−クロロフェノール、2,6−ジ
ヒドロキシメチル−4−クロロフェノール及びレゾルシ
ンの縮合物のアンモニア水溶液で、固形分濃度20±0
.5重量%、pH10以上の溶液について、温度20±
0.2℃で測定した粘度が100センチポイズ以上のも
のを添加、混合して得た接着液で処理し、次いで210
〜250℃の温度で熱処理することを特徴とするゴム補
強用ポリエステル繊維の処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8327687A JPS63249784A (ja) | 1987-04-03 | 1987-04-03 | ゴム補強用ポリエステル繊維の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8327687A JPS63249784A (ja) | 1987-04-03 | 1987-04-03 | ゴム補強用ポリエステル繊維の処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63249784A true JPS63249784A (ja) | 1988-10-17 |
Family
ID=13797835
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8327687A Pending JPS63249784A (ja) | 1987-04-03 | 1987-04-03 | ゴム補強用ポリエステル繊維の処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63249784A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010125992A1 (ja) | 2009-04-28 | 2010-11-04 | 株式会社ブリヂストン | 有機繊維コード用接着剤組成物、並びにそれを用いたゴム補強材、タイヤおよび接着方法 |
WO2021117521A1 (ja) | 2019-12-09 | 2021-06-17 | 株式会社ブリヂストン | 接着剤組成物、ゴム-有機繊維コード複合体及びタイヤ |
WO2021256149A1 (ja) | 2020-06-19 | 2021-12-23 | デンカ株式会社 | 有機繊維コード用の接着剤組成物、ゴム補強材及びその製造方法、並びに、ゴム物品 |
WO2022130879A1 (ja) | 2020-12-15 | 2022-06-23 | 株式会社ブリヂストン | 接着剤組成物、ゴム-有機繊維コード複合体及びタイヤ |
-
1987
- 1987-04-03 JP JP8327687A patent/JPS63249784A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010125992A1 (ja) | 2009-04-28 | 2010-11-04 | 株式会社ブリヂストン | 有機繊維コード用接着剤組成物、並びにそれを用いたゴム補強材、タイヤおよび接着方法 |
KR20120023706A (ko) | 2009-04-28 | 2012-03-13 | 가부시키가이샤 브리지스톤 | 유기 섬유 코드용 접착제 조성물 및 그것을 사용한 고무 보강재, 타이어 및 접착 방법 |
US9394647B2 (en) | 2009-04-28 | 2016-07-19 | Bridgestone Corporation | Adhesive composition for organic fiber cords, rubber-reinforcing material using same, tire and bonding method |
WO2021117521A1 (ja) | 2019-12-09 | 2021-06-17 | 株式会社ブリヂストン | 接着剤組成物、ゴム-有機繊維コード複合体及びタイヤ |
WO2021256149A1 (ja) | 2020-06-19 | 2021-12-23 | デンカ株式会社 | 有機繊維コード用の接着剤組成物、ゴム補強材及びその製造方法、並びに、ゴム物品 |
WO2022130879A1 (ja) | 2020-12-15 | 2022-06-23 | 株式会社ブリヂストン | 接着剤組成物、ゴム-有機繊維コード複合体及びタイヤ |
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