JPS63249543A - 内視鏡用切換え弁装置 - Google Patents

内視鏡用切換え弁装置

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JPS63249543A
JPS63249543A JP62084409A JP8440987A JPS63249543A JP S63249543 A JPS63249543 A JP S63249543A JP 62084409 A JP62084409 A JP 62084409A JP 8440987 A JP8440987 A JP 8440987A JP S63249543 A JPS63249543 A JP S63249543A
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piston
supply pipe
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は送空気と送ガス等を選択する内視鏡用切換え操
作弁装置に関する。
〔従来の技術〕
内視鏡を用いて体腔内、特に下部消化器官の部位を高周
波処置する場合、その体腔内に可燃性ガスが残っている
と、爆発を起こす危険がある。
そこで、従来から内視鏡を通じて体腔内に炭酸ガスなど
の不燃性のガスを送り込み、可燃性のガスと置換するこ
とが行なわれている。
このため、従来の内視鏡では送ガス管路および送ガス制
御弁を通常の送空気管路や送空気送水切換え弁とは別に
設けたものが多く用いられている(実開昭61−297
04号公報、実開昭60−32902号公報等を参照)
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかして、内視鏡の操作部には送空気送水操作釦と送ガ
ス操作釦との両方を備える。しかしながら、この送ガス
操作を実際に行なう場合、通常の送空気も行なうことは
ほとんどない。つまり、−回の症例中に送ガス操作と通
常の送空気を併用することはないと考えてよい。したが
って、内視鏡の操作部に送空気送水操作釦と送ガス操作
釦との両方を備えることは大型化するだけでなく、その
操作性を損う。
そこで、1個の弁座体に第1、第2の弁体を選択的に使
用し、その弁体を選択して弁座体に装着することにより
送空気送水と送ガス(送水)とのいずれかを使用するよ
うにしたものもLt倶されている(特開昭57−103
621号公報)。
確かに、送ガスと送空気を1回の症例中に併用するする
ことは滅多にないが、爆発の危険のない別の症°例で高
価なガスを使うのは勿体ないので、症例と症例との間で
送空気送水と送ガス(送水)とを切り換えるために弁体
を交換する場合も少なくない。したがって、ユーザは第
1と第2の弁体を常に保管用意しておかなければならな
いが、物が小さいだけに紛失し易いとともに、その交換
作業がきわめて面倒であった。
また、′TS1と第2の弁体を間違えて取り付けた場合
のことを考えると、本当は送ガスを行なうべきときに誤
って送空気用井体を装着すると、その送空気用弁体のリ
ーク孔から不燃性ガスがリークし、不経済であるととも
に、その不燃性ガスが検査室に充満してしまう。また、
逆に、送ガス用の弁体を装着しているときに送空気を行
なうと、術者は送ガスを行なっているとばかり思い込ん
でいるのに実は空気しか送っていないことになり、爆発
の可能性が高くなり危険である。
本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的
とするところはたとえば送空気時と送ガス時のいずれに
も同じ弁体をそのまま使用でき、また、弁体の交換作業
が不要で操作性を向上するとともに、交換の誤りによる
誤った使用が防止できる安全性の高い内視鏡用切換え弁
装置を提供することにある。
c問題点を解決するための手段および作用〕上記問題点
を解決するために本発明は異なる気体を供給する複数の
気体供給装置に連通する第1の送気管路と第2の送気管
路と、内視鏡挿入部先端側に設けたノズルに連通ずる第
3の送気管路と、この各送気管路を連通させて接続した
弁座体と、この弁座体に嵌挿され外部に連通ずる指で閉
塞自在なリーク孔を冑するとともに第1の状態とこの第
1の状態から移動させることにより第2の状態を選択す
る弁体と、この弁体に形成され第1の状態において上記
第1の送気管路と上記リーク孔および第3の送気管路と
を連通し第2の状態において第2の送気管路と第3の送
気管路とを連通ずる切換え手段とを具備したものである
この構成によれば、弁座体に対する弁体を交換すること
なく、その異なる気体供給装置にから個別に切り換えて
ノズルに供給できる。
(実施例〕 図面は本発明の一実施例を示すものである。
第3図中1はこの実施例を適用した内視鏡である。
内視mlは操作部2、挿入部3、ユニバーサルコード4
からなり、操作部2には接眼部5が設けられている。ま
た、ユニバーサルコード4の延出先端には図示しない電
光源装置に連結するコネクタ6が設けられている。さら
に、この内祝#111の内部にはイメージガイドファイ
バ束7とライトガイドファイバ束8とが挿通されている
。イメージガイドファイバ束7の先端は挿入部3の先端
部に設けた対物レンズ9に対して光学的に連結されてい
る。また、イメージガイドファイバ束7の後端は接眼部
5の接眼レンズ11に対して光学的に連結−されている
。ライトガイドファイバ束8の先端は挿入部3の先端部
に設けた照明窓(図示しない。)に対して光学的に連結
されている。また、ライトガイドファイバ束8の後端部
分はコネクタ6のガイド管12内に重着されている。
さらに、内視鏡1内には送気管路15、送水管路16お
よび送ガス管路17が配設されている。
送気管路15は操作部2に設けた切換え弁装置18を境
にして上流側送気管路部15gと下流側送気管路部15
bとに分れている。そして、送気管路15の下流側送気
管路部15bの先端は挿入部3の先端部に設けたノズル
19に接続されている。また、送気管路15の上流側送
気管路部15aの基嬬はユニバーサルコード4のコネク
タ6に設けた送気口金21に接続されている。この送気
口金21には圧力空気を送出する送気ポンプ20が接続
されるようになっている。上記送水管路16も操作部2
に設けた切換え弁装置18を境にして上流側送水管路部
16aと下流側送水管路部16bとに分れている。そし
て、送水管路16の下流側送水管路部16bの先端は挿
入部3の先端部に設けた上記ノズル19に同じく接続さ
れている。また、送水管路16の上流側送水管路部16
aの基端はユニバーサルコード4のコネクタ6に設けた
送水口金22に接続されている。さらに、上記送ガス管
路17も操作部2に設けた切換え弁装置18を境にして
上流側送ガス管路部17aと下流側送ガス管路部とに分
れているが、この実施例では下流側送ガス管路部が上記
送気管路15の下流側送気管路部15bを兼用している
つまり、下流側送ガス管路部の先端は挿入部3の先端部
に設けた上記ノズル19に接続されていることになる。
また、上流側送ガス管路部17aの基端はユニバーサル
コード4のコネクタ6に設けた送ガス口金23に接続さ
れている。
上記送水口金22はコネクタ6に設けられた送水タンク
受は口金24に形成され、この送水タンク受は口金24
には上記上流側送気管路15aの途中に連通ずる分岐管
路25が付設されている。
さらに、送水タンク受は口金24には送水タンク口金2
6が前説自在に接続されるようになっている。この送水
タンク口金26には送水チューブ27と送気チューブ2
8が接続されている。そして、送水タンク受は口金24
に送水タンク口金26を装着したとき、送水チューブ2
7は送水口金22に接続され、送気チューブ28は分岐
管路25に接続されるようになっている。また、送水チ
ューブ27と送気チ′ユーブ28は送水タンク31内に
導入され、送水チューブ27の開口端は送水タンク31
内の液中にあり、送気チューブ28の開口端は送水タン
ク31内の上部空間に開口している。
一方、上記コネクタ6には送気と送ガスを択一的に選択
するための切換え弁32が組み込まれている。この送気
送ガス切換え弁32はシリンダ33とこれに嵌挿したピ
ストン34とからなり、上記シリンダ33は上流側送気
管路部15aと上流側送ガス管路部17aとの両者に介
在している。
さらに、ピストン34はコイルばね35により上記送ガ
ス口金23側に付勢されている。そして、通常は第3図
で示すようにそのピストン34が上流側送ガス管路部1
7aの通路を遮断するが、このとき上流側送気管路部1
5aはそのシリンダ33の底部空間を通じて連通される
ようになっている。また、コイルばね35に抗してピス
トン34を押し込めば、上流側送ガス管路部17aの通
路を開放する一方、上流側送気管路部15aを遮断する
ようになっている。
上記送ガス口金23にはガス口金36が着脱自在に装着
できる。ガス口金36には連通操作管37が突設されて
いる。そして、上記送ガス口金23にガス口金36を装
着したときに連通操作管37が送気送ガス切換え弁32
のピストン34を押し込み、自動的に上記切換え操作を
行なうようになっている。また、ガス口金36にはガス
チューブ38が接続されており、このガスチューブ38
には不燃性ガスのガスボンベ39が接続されている。ま
た、ガスチューブ38の途中には圧力調整弁41、圧力
計42およびリリーフバルブ43が付設されている。
なお、上記操作部2には切換え弁装置18と並んで吸引
切換え弁45が設けられている。
上記切換え弁装置18は第1図および第2図で示すよう
に構成されている。すなわち、この切換え弁装置18は
弁座体(シリンダ)50とこれに挿入装着される第1の
ピストン51と第2のピストン52とからなり、弁座体
5oは操作部2の本体ケース53に対して取着固定され
ている。つまり、操作部2の本体ケース53に形成した
孔54に弁座体50の開口端部を貫通させるとともに、
この開口端部外周にねじ込む装管塵55と弁座体50に
形成した鍔56により本体ケース53を締め付けること
により取着されている。装着塵55には弾性樹脂製の装
着筒体57が着脱自在に1茨着されている。この装着筒
体57の内周面部には筒状の受は座58が取着固定され
ている。
第1のピストン51は筒状に形成され、第2のピストン
52はその第1のピストン51の内部に挿通されて上記
弁座体50内に配置されている。
そして、第1のピストン51の上端は受は座58の内周
面に形成した第1のフランジ61に対して下側から当り
待機させられるようになっている。
また、受は座58の内部において第2のピストン52の
外周にはばね受は筒62が嵌挿されている。
このばね受は筒62は上端に内方に突出す第2のフラン
ジ64を設け、この第2のフランジ64と上記第1のフ
ランジ61との間に第1の圧縮スプリング65を介在し
、ばね受は筒62を上方に向けて付勢している。また、
この第2のフランジ64は第2のピストン52の先端に
当り追従するようになっている。
また、ばね受は筒62の外周には第3のフランジ66が
形成され、この第3のフランジ66の下面は受は座58
の段部面67に当り移動を規制されている。さらに、第
2のピストン52に上端には連結管68がねじ止め取5
され、この連結管68の上端には第4のフランジ6つが
形成されている。そして、この第4のフランジ69と上
記第3のフランジ66との間には第2の圧縮スプリング
72が介在されていて、この第2の圧縮スプリング72
により第2のピストン52を上方に向けて付勢するよう
になっている。また、この第2の圧縮スプリング72は
第1の圧縮スプリング65より強く、したがって、第2
のピストン52をその上端が第2のフランジ64に当る
位置まで上昇待機させている。
また、連結管68の上端には操作釦73が取着されてい
る。そして、この操作釦73の外面にはこの操作釦73
と連結管68および第2のピストン52にわたって形成
されるリーク孔74の開口端75が形成されている。第
2のピストン52は第1のピストン51より長く、リー
ク孔74を形成する外端側部材76の下端に内端側部材
77が連結されている。外端側部材76と内端側部材7
7との連結部分の外周にはリングバッキング状の第1の
弁81が1jefflされている。そして、この弁81
には第1のピストン51の下端が当るようになっている
一方、上記弁座体50の周壁には内端(下方)側から上
流側送水管路部16a1下流側送水管路部16b1上流
側送ガス管路部17a1上流側送気管路部15a1下流
側送気管路部15bの順で接続されている。そして、上
流側送水管路部16aを除き、これらの接続開口部は対
応する上記第1、第2のピストン51.52の周面に対
向する。すなわち、上流側送水管路部16aは弁座体5
0の内端底部内の空間部に連通している。また、下流側
送水管路部16bの接続開口端は第2のピストン52の
内端部材77の外周に嵌着した筒状の第2の弁82の窪
み部83に対向している。
第2の弁82は中間部外周を小径な窪み部83として形
成し、窪み部83を弁座体50の内部から遮断するよう
になっている。また、この突条部84.84が摺接する
弁座体50の内面部分85は上流側送水管路16aの接
続開口端のある部分よりも小径に形成されている。した
がって、通常は二の第2の弁82の窪み部83は下流側
送水管路部16bの接続開口端にのみ対向するが、一定
量上この第2のピストン52降下させると、上流側送水
管路部16aの接続開口端にも連通し、この窪み部83
を通じて上流側送水管路部16aと下流側送水管路部1
6bを連通ずるようになっている。上流側送ガス管路部
17aの接続開口端は第1の弁81のある周辺部分に連
通ずる。また、上流側送気管路部15aの接続開口端は
第1のピストン51の下端部外層にリングバッキング状
に設けた第3の弁85と第4の弁86との間に形成され
る弁室90に連通ずるようになっている。第3の弁85
と第4の弁86との間に位置する第1のピストン51の
部分には連通孔87.87が形成されている。そして、
この各連通孔87,87は第2のビス、トン82の周面
部にその軸方向に沿って形成した連通溝88.88に連
通ずるようになっている。
また、下流側送ガス管路部を兼ねる下流側送気管路部1
5bの接続開口端は第4の弁86より上の部分において
第1のピストン51の外周に対向している。そして、こ
の第1のピストン51の外周には逆止弁を構成する第5
の弁89が装着されている。すなわち、この第5の弁8
9はその第1のピストン81の形成した通孔91,91
を第1のピストン51の外周側から覆うもので、通孔9
1.91の内側からの流れのみ通し、その逆の流れを阻
止するようになっている。この通孔91゜91は上記連
通溝88.88と連通している。
さらに、第2のピストン52の外周において連通溝88
より上端側には第6の弁92が嵌装され、この第6の弁
92は第2のピストン52を押し下げたときにこの第6
の弁92より下側に位置して第1のピストン51の内周
に形成した段部端面93に当り閉塞するようになってい
る。さらに、第2のピストン52の外周には上記第6の
弁92より上端側にはリーク防止用の第7の弁94が装
着され、この第7の弁94は上方への流れを遮断するよ
うになっている。この第6の弁92と第7の弁94との
間に位置する第2のピストン52の部分には上記リーク
孔74に連通する連通孔95゜95が形成されている。
次に、上記切換え弁装置18の作用について説明する。
まず、通常の使用にあたっては送空気および送水を行な
うが、この場合にはコネクタ6の送水タンク受は口金2
4に送水タンク受口金26を接続し、送水できるように
章備する。さらに、コネクタ6の送気口金21には送気
ポンプ20を接続する。なお、送ガス口金23にはガス
口金36を接続しないでおく。したがって、送気送ガス
切換え弁32は第3図で示すように送ガス管路17側を
遮断し、送気管路15側を連通させている。一方、操作
部2にある切換え弁装置18は通常第1図の図中左側(
A)の状態にある。つまり、第1および第2の圧縮スプ
リング65.72の弾性付勢力により第1および第2の
ピストン51゜52とも上昇した位置にあり、第1のピ
ストン51の下端は第1の弁81に当り、連通溝88と
上流側送ガス管路17aとの間を遮断している。
もっとも、この場合は上流側送ガス管路17aを通じて
送ガスされないので、移送作用はおきない。
また、上流側送水管路部16aと下流側送水管路部16
bは第2の弁82により遮断されているので、送水はな
されない。
また、上流側送気管路部15aの接続開口端は第3およ
び第4の弁85.86により遮断されるとともに、第1
のピストン51の連通孔87゜87を通じて第2のピス
トンにおける連通溝88に連通し、さらに、第1のピス
トン51側のの第6の弁92が第2のピストン52側の
段部端面93から離れ、この間を開放しているので、第
2のピストン52側の連通孔95.95を通じてリーク
孔74に連通し、外部に通じている。しかして、リーク
孔74の開口端75を術者が指で塞がい限り、上流側送
気管路部15aから送り込まれる空気は上記各通路を通
じて外部にリークし続ける。なお、連通溝88.88と
下流側送気管路部15bとの間は第5の弁89を介する
が、上記リーク現象によりその第5の弁89を押し開く
程には強くならないので、その下流側送気管路部15b
には流れ込まない。
送気操作を行なう場合には第1図中左側(B)の状態で
示すように操作釦73に指を当て、リーク孔74の開口
端75を閉塞しながら、第2のピストン52を1段(l
!t)押し込む。つまり、ばね力が弱い第1の圧縮スプ
リング65のみが圧)宿され、ばね受は筒62の第3の
フランジ66が段部面67に当る位置において停止させ
る。この状態においてはリーク孔74が閉塞されるので
、送気される空気の圧力が高まり、その結果、連通溝8
8.88を通じて送り込まれてきた空気が第5の弁89
を押し開いて下流側送気管路部15b側に流れ込み、そ
の下流側送気管路部15bを通じて挿入部3の先端にあ
るノズル1つから患者の体腔内に送気することができる
。また、リーク孔74の開口端75の閉塞量を変えれば
送気量を微調整できる。なお、第1のピストン51の下
端は第1の弁81から離れ、このために連通溝88と上
流側送ガス管路17aとが連通ずるが、上述したように
上流側送ガス管路17aを通じての送ガスがないので、
特別な作用はない。また、この場合も上流側送水管路部
16aと下流側送水管路部16bは第2の弁82により
遮断されているので、送水はなされない。
送水を行なう場合には第2図の状態で示すように操作釦
73に指を当てたまま、リーク孔74の開口端75を閉
塞しながら、第2のピストン52をさらにもう1段(、
l?1 )強く押し込む。これによりばね力の強い第2
の圧縮スプリング72も第1の圧縮スプリング65とと
もに圧縮される。したがって、ばね受は筒62の第3の
フランジ66が段部面67に当る位置からさらに第2の
ピストン52は降下し、第6の弁92が第1のピストン
51の段部端面93に当り連通溝88.88側を遮断し
、リーク孔74および下流側送気管路部15bとの連通
が遮断される。このため、送気は行なわれなくなる。こ
の送気が阻止されることによりその送気圧力は上流側送
気管路部15a1分岐管路25および送気チューブ28
を通じて送水タンク31に加わりその内部を加圧する。
したがって、送水タンク31内の圧力が高まり、その結
果、送水タンク31内の水を送水チューブ27を通じて
」二流側送水管路部16aに流れる。そして、この流れ
は弁座体50の底部空間に達するが、この場合、第2の
ピストン52の第2の弁82は降下位置しているので、
その窪み部83は」二流側送水管路部16aと下流側管
路部16bとを連通ずる。したがって、その窪み部8を
通じて下流側送水管路部16bに流れ、挿入部3のノズ
ル1つから送水させることができる。
また、この切換え弁装置18をそのまま用いて送ガスも
行なうことができる。すなわち、内視鏡1のコネクタ6
における送ガス口金23にガス口金36を装着する。こ
れにより連通操作管37が送気送ガス切換え弁32のピ
ストン34を押し込み、上流側送気管路部15aを遮断
するとともに、上流側送ガス管路部17aを開放する。
そして、不燃性ガスのガスボンベ39がらガスチューブ
38および上流側送ガス管路部17aを通じて不燃性ガ
スを送ることができるようになる。
しかし、第1図の図中左側(A)の状態では上流側送ガ
ス管路部17aの接続端は第1の弁81と第2の弁82
とにより遮断され、閉止するので、不燃性゛のガスが外
部に漏れることがない。
第1図の図中左側(B)の操作状態とすれば送ガスを行
なうことができる。すなわち、第1の弁81が第1のピ
ストン51の下端から離れ、連通溝88.88を開放す
るので、上述した送気操作時と同じように第5の弁89
を押し開けて下流側送ガス管路部を兼ねた下流側送気管
路部15bに送り込むことができる。そして、挿入部3
のノズル1つから患者の体腔内に不燃性のガスを送り込
むことができる。しかも、この送ガス動作の場合にはそ
のガスがリーク孔74等を通じて外部に漏れることがな
い。
また、送水タンク31は上記同様に分岐管路25を通じ
て送気ポンプ20からの送気圧力により加圧されている
ので、上流側送水管路部16aを通じて送水する状態に
ある。そこで、第2図の状態まで押し込めば上述したと
同様に送水を行なうことができる。
なお、送気、送ガスの切換えはガス口金36の着脱のみ
で行なうため、その作業性がよく、便利であるとともに
、その使用状態の認識が明確になり、誤操作を防止でき
る。
しかして、上記切換え弁装置18によれば、ピストン5
1.52等をいちいち差し換えることなく、そのままで
送空気、送水、送ガスの各作用を行なわせることができ
る。したがって、着脱交換作業の面倒がなく操作性がよ
いとともに、誤った状態で意図する作用以外の作用を逐
行する危険を未然に防止し、安全性を確保できる。
また、ガスボンベ31の出力の圧力設定は一般にユーザ
が行なうため、ガス圧のばらつきが大きいと思われる。
もし、仮に、高いガス圧により第1の弁81が破れたり
あるいは第1のピストン51の着脱その他によりその第
1の弁81が破れたりした場合でも、リーク孔74側に
連通するのて、下流側送気管路部15bに流れ込むこと
がなく、安全である。また、第1の弁81が破れた場合
でも第1図の左側の状態(A)では上流側送ガス管路部
17aより下流側送気管路部15bの方の圧力が体腔内
圧力等の作用により高くなるので、自然送気送ガスがな
されない。
なお、本発明は上記発明のものに限定されず、たとえば
送水タンク31を加圧するのにガスボンベ31の送ガス
圧力によって行なうことができる。
この場合、たとえばガスチューブ38の途中にオリフィ
ス等を設けて圧力調整を行なうようにしてもよい。
さらに、内視鏡1の形式としてはファイバスコープだけ
でなく、電子スコープであってもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、異なる、たとえば
送空気時と送ガス時のいずれにも同じ弁体をそのまま使
用でき、弁体の交換作業が不要で操作性を向上するとと
もに、交換の誤りによる誤使用が防止できる安全性の高
い内視鏡用切換え弁装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す左右の動作状態(
A)(B)のが異なる内B1m用切換え弁装置の断面図
、第2図は同じくその第1の実施例を示す内視鏡用切換
え弁装置の片側半分の1折面図、第3図はこの第1の実
施例の切換え弁装置を組み込んだ内視鏡の概略的な構成
説明図である。 1・・・内視鏡、3・・・挿入部、15・・・送気管路
、16・・・送水管路、17・・・送ガス管路、18・
・・切換え弁装置、50・・・弁座体、51.52・・
・ピストン。 出願人代理人 弁理士 坪井  淳 手続補正書 昭和乙9年2月2 日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 異なる気体を供給する複数の気体供給装置に連通する第
    1の送気管路と第2の送気管路と、内視鏡挿入部先端側
    に設けたノズルに連通する第3の送気管路と、この各送
    気管路を連通させて接続した弁座体と、この弁座体に嵌
    挿され外部に連通する指で閉塞自在なリーク孔を有する
    とともに第1の状態とこの第1の状態から移動させるこ
    とにより第2の状態を選択する弁体と、この弁体に形成
    され第1の状態において上記第1の送気管路と上記リー
    ク孔および第3の送気管路とを連通し第2の状態におい
    て第2の送気管路と第3の送気管路とを連通する切換え
    手段とを具備したことを特徴とする内視鏡用切換え弁装
    置。
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