JPS63248615A - ロール、特にロール紙の包装方法および装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ロール、特にロール紙の包装方法に関するも
ので、さらに詳細には、 −移送手段を用いて、軸線が包装ステーションの回転可
能な支持ローラの軸線とほぼ平行になるようにしてこの
支持ローラ上にロールを載せ、−必要な場合には、内側
ヘッドを上記ロールの両端部に取り付け、 −上記支持ローラの駆動手段を用いて上記ロールを回転
させ、 −引張装置を用いて、ロール包装紙から包装紙を接着剤
付着ユニットと切断ユニットを経由して上記支持ローラ
と上記ロールの接触部に供給し、−上記包装紙に接着剤
を付着させて該包装紙を帯状に切断し、上記包装紙の上
記ロールの両端部からはみ出した部分は折曲げ装置を用
いて上記ロールの両端部に取り付けられることのある上
記内側ヘッド全体にわたって折曲げる操作を含むロール
、特にロール紙の”包装方法に関する。

本発明はまた、この包装方法を実施するための包装ユニ
ットにも関する。

従来の技術 従来の方法によると、ロール紙は複数の連続した各ユニ
ット内で段階的に手動または自動で包装されている。

発明が解決しようとする問題点 この従来法の欠点は、連続した複数のユニットを設置す
るのに広い作業スペースが必要とされるという点と、手
動で操作する場合にはかなりの人員が必要とされる点で
ある。自動にすると必要とされる人員は少なくなるが、
生産ラインの生産能力が低い割には設備投資に莫大な費
用がかかる。

それでいて、広い作業スペースが必要とされるという点
は改善されない。

本発明の目的は、従来法のこのような問題点を解決して
、ロールを包装するまったく新しい方法と装置を提供す
ることを目的とする。

問題点を解決するための手段 本発明のポイントは、ロール包装ユニットと組合せて設
置される包装用プレスが支持ローラの近くに配置されて
いて、ロールを包装ユニットから動かすことなくロール
用ヘッドを加熱用圧盤を用いてこのロールの端部に取り
付けることが可能である点である。

さらに詳細には、本発明の方法は、包装されることにな
るロールの両端部全体にわたって折曲げられた帯状包装
紙の縁部に外側ヘッドをプレスを用いて取り付け、一方
、上記ロールは相変わらず上記支持ローラにより支持す
る、すなわち、包装操作を行ったのと同じ包装ユニット
に上記ロールをとどめておくことを特徴とする。

さらに、本発明の包装ユニットは、プレスの複数の加熱
用圧盤の有効部分が互いに一直線になり、加圧位置では
該加熱用圧盤の中心が支持ローラの縦軸線を含む鉛直対
称平面とほぼ一致するように上記プレスがシャーシに取
り付けられていて、包装されたロールが上記支持ローラ
による支持位置から移動することなくヘッドのフラップ
が上記ロールの両端部に取り付けられることを特徴とす
る。

九月 本発明には極めて大きな利点がある。

本発明の装置を用いると、操作者１人だけで全包装操作
を実施することができ、しかも複数の包装ユニット間を
歩きまわる必要がない。従来の装置と比較すると本発明
の装置ははるかに小さなスペースしか占有しないため、
従来の装置が設置されている場所にわずかな変更の費用
で本発明の装置を設置することができる。従って、設備
投資に要する全体の費用は少なくなり、従来の装置を用
いる場合よりも包装のコストが低下する。

以下に、実施例を示す添付の図面を参照して本発明の詳
細な説明する。

実施例 第１図は、本発明による包装ユニットの一実施例を示す
図である。未包装のロール１がコンベア１０によってこ
の包装ユニットの中央線の位置に運ばれる。このロール
ｌは、コンベア１０の下に設置された計量装置１１で重
量が計測される。この包装ユニットの操作者は、計量さ
れたロール１をコンヘア１０から押して包装ユニットの
支持ローラ２に載せるためのプツシ５装置１２を操作す
る。この操作によってロール１を移動させて支持ローラ
２に載せると、この支持ローラ２はこの包装ユニットの
プツシ５装置ゲージ１６により止められる。なお、支持
ローラ２は支持ローラ用シャーシ６に取り付けられてい
る。また、このシャーシ６は土台１５に設置されている
。操作者は、ロール用内側ヘッドを２つ用意してこの包
装ユニットの横に座り、ヘッド保持アーム４を用いてこ
の２つのヘッドをロール１の両端部に取り付ける。する
と自動包装・折曲げ操作が開始される。次に、駆動装置
（図示せず）を用いて支持ローラ２を回転させる。一方
、引張用ロール７により包装紙ロール８から包装紙９が
切断装置１３と接着剤付着装置１４を経由して引張り出
され、支持ローラ２とロール１が接触している部分に挿
入される。包装紙９は、十分な長さが引張り出されたと
きに切断装置１３により切断される。適当な段階で接着
剤付着装置１４により包装紙９に接着剤が付着される。

この接着剤付着装置１４は、例えばホットメルト接着剤
付着ユニットまたはケイ酸ナトリウム（水ガラス）付着
ユニットである。ロール１の両端部からはみ出している
包装紙は、折曲げ装置３を用いて公知の方法で内側ヘッ
ド全体にわたって折曲げられる。操作者は、　　　　　
　′この包装作業中に上記内側ヘッドがプレス１９の加
熱用圧盤５上に位置するようにする。プレス１９は支持
ローラ２が取り付けられているのと同じシャーシ６に取
り付けて、円形の加熱用圧盤５の中心が支持ローラ２の
縦軸線を含む鉛直対称平面内にほぼ位置するようにする
。このようにすると、外側ヘッドをロール１に取り付け
るときにこのロールが持ち上げられることはない。操作
者は、包装と接着剤付着を柊えてからロール１が回転を
停止するのを待ってプレス１９にプレス命令を出す。こ
のプレス命令により加熱用圧盤５が移動してロール１の
両端に接触し、外側ヘッドがロール１の両端に接着およ
び／または加熱溶融接着される。このとき、ロール１は
ブツシュ装置ゲージ１６によって移送用コンベア１０に
戻される状態にあり、新しいロール１がこの包装ユニッ
トに押しやられる。

第２図は、包装紙が支持台上に設置された包装紙ロール
８から供給され、包装されたロール１が包装ユニットか
ら外に押し出される、すなわち、この図面の左側に移動
させられる場合の実施例を示す図である。

第３図は、別の包装ユニットの構成を詳細に示す図であ
る。この実施例では包装紙ロール８は１つのみしか描か
れていない。しかし、このような包装紙ロールを複数個
使用することが可能である。

第４図は、折曲げ装置３に対する支持ロール２の位置と
プレス１９の加熱用圧盤５の位置を示す平面図である。

計量装置１１をシャーシ６と土台１５の間に設置するこ
とにより、ロールの計量をコンベア１０上で実施すると
いう不便な点を改良して包装操作を一貫したものにする
。加熱用圧盤５の形状は、長方形、多角形、または、楕
円形にすることも可能である。

さらに、圧力／熱を及ぼす部分がロール１の両端部と一
致していてヘッドのフラップを正しい位置に固定するこ
とができるのであれば、加熱用圧盤５は他の任意の形状
でよい。

第５図と第６図に示されているように、ロールを包装ユ
ニットに向けて移動させる際には、ガイド用コンベア１
７を用いて支持ローラ２の軸線に沿った方向に移動させ
ることも可能である。このためには、プレス１９を別の
シャーシ１８に取り付け、このプレス１９の加熱用圧盤
５を側方枢軸回転構造にする必要がある。

上記の装置の包装性能は１時間あたり５０〜７５０−ル
であり、包装されたロールの最大重量は約６０００ｋｇ
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の包装ユニットを取り付けた包装ライ
ンの側方断面図である。 第２図は、本発明の包装ユニットを取り付けた別のタイ
プの包装ラインの側方断面図である。 第３図は、本発明の包装ユニットを取り付けた第３のタ
イプの包装ラインの側方部分断面図である。 第４図は、第３図に示した包装ラインの上方からの部分
断面図である。 第５図は、本発明の包装ユニットを取り付けた第４のタ
イプの包装ラインの側方部分断面図である。 第６図は、第５図に示した包装ラインの上方からの断面
図である。 （主な参照番号） １・・ローノベ　　　　　２・・支持ロール、３・・折
曲げ装置、 ４・・ヘッド保持アーム、 ５・・加熱用圧盤、　　　６．１８・・シャーシ、７・
・引張装置、　　　８・・包装紙ロール、９・・包装紙
、１０・・コンベア、 １１・・計量装置、　　　１２・・ブツシュ装置、１３
・・切断装置、 １４・・接着剤付着装置、

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）−移送手段（１０、１２）を用いて、軸線が包装
   ステーションの回転可能な支持ローラ（２）の軸線とほ
   ぼ平行になるようにしてこの支持ローラ（２）上にロー
   ル（１）を載せ、 −必要な場合には、内側ヘッドを上記ロール（１）の両
   端部に取り付け、 −上記支持ローラ（２）の駆動手段を用いて上記ロール
   （１）を回転させ、 −引張装置（７）を用いて、ロール包装紙（８）から包
   装紙（９）を接着剤付着ユニット（１４）と切断ユニッ
   ト（１３）を経由して上記支持ローラ（２）と上記ロー
   ル（１）の接触部に供給し、 −上記包装紙（９）を切断し、接着剤を付着させて帯状
   包装体とし、上記包装紙（９）の上記ロール（１）の両
   端部からはみ出した部分は折曲げ装置を用いて上記ロー
   ル（１）の両端部に取り付けられることのある上記内側
   ヘッド全体にわたって折曲げる操作を含む ロール、特にロール紙（１）の包装方法であって、−包
   装されることになるロール（１）の両端部全体にわたっ
   て折曲げられた帯状包装紙の縁部に外側ヘッドをプレス
   （１９）を用いて取り付け、一方、上記ロール（１）は
   相変わらず上記支持ローラ（２）により支持する、すな
   わち、包装操作を行ったのと同じ包装ユニットに上記ロ
   ール（１）をとどめておくことを特徴とする方法。
2. （２）−土台（１５）に据え付けられたシャーシ（６）
   と、 −ロール（１）の支持および回転用であり、上記シャー
   シ（６）に取り付けられた駆動装置付支持ローラ（２）
   と、 −上記支持ローラ（２）と上記ロール（１）の接触部に
   包装材料（９）を供給するための、上記シャーシ（６）
   に取り付けられた供給手段（７）と、 −上記包装材料（９）に接着剤を付着させ、かつ、所望
   の長さに切断するための接着剤付着（１４）および切断
   （１３）手段と、 −上記ロール（１）からはみ出している余分な帯状包装
   材料の折曲げ用の、上記シャーシ（６）と上記供給手段
   （７）の両方に取り付けられた折曲げ装置（３）と、 −ヘッドを上記ロール（１）に取り付けるための複数の
   加熱用圧盤（５）を備えるプレス（１９）とを備える ロール、特にロール紙（１）の包装ユニットであって、 −上記プレス（１９）の複数の加熱用圧盤（５）の有効
   部分が互いに一直線になり、加圧位置では該加熱用圧盤
   （５）の中心が上記支持ローラ（２）の縦軸線を含む鉛
   直対称平面とほぼ一致するように上記プレス（１９）が
   上記シャーシ（６）に取り付けられていて、包装された
   ロール（１）が上記支持ローラ（２）による支持位置か
   ら移動することなく上記ヘッドのフラップが上記ロール
   （１）の両端部に取り付けられることを特徴とする包装
   ユニット。
3. （３）上記プレス（１９）が上記シャーシ（６）に取り
   付けられていることを特徴とする特許請求の範囲第２項
   に記載の包装ユニット。
4. （４）上記加熱用圧盤（５）が側面に枢軸回転可能に取
   り付けられており、包装されることになる上記ロール（
   １）が上記包装ユニットに対して上記支持ローラ（２）
   の軸線に平行に出入りすることを特徴とする特許請求の
   範囲第２項または第３項に記載の包装ユニット。
5. （５）包装されることになる上記ロール（１）の重量を
   測定するための計量装置（１１）が上記土台（１５）と
   上記シャーシ（６）の間に取り付けられていることを特
   徴とする特許請求の範囲第２〜４項のいずれか１項に記
   載の包装ユニット。