JPS6324855Y2 - - Google Patents

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JPS6324855Y2
JPS6324855Y2 JP1981171805U JP17180581U JPS6324855Y2 JP S6324855 Y2 JPS6324855 Y2 JP S6324855Y2 JP 1981171805 U JP1981171805 U JP 1981171805U JP 17180581 U JP17180581 U JP 17180581U JP S6324855 Y2 JPS6324855 Y2 JP S6324855Y2
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JP
Japan
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filter
stepped
mounting plate
spring
main filter
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JP1981171805U
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JPS5877651U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は電気掃除機の除塵装置に関するもので
ある。
従来の技術 従来この種の除塵装置においては、実開昭51−
90563号公報記載の図面でわかるように、フイル
ターに付着した塵埃の除去効果を高めるため、フ
イルターの塵埃付着面側をフイルターばねで弾い
て振動を与え、フイルターに付着した塵埃を落
下・除塵していた電気掃除機において、コード巻
取装置に連動して回転するフイルターと、このフ
イルターを回動自在に保持するフイルター保持板
との間からのごみ洩れ防止は、フイルターのフイ
ルター保持板側に取付けられたフイルター押えに
ゴムパツキングを設けて行なつていた。
考案が解決しようとする問題点 ところが上記構成のため、回転するフイルター
の傾きを防ぐために上記ゴムパツキングの直径を
大きくしてフイルターのほぼ外周縁で行なわなけ
ればならず、そのため、ゴムパツキングが大きく
なつてしまうし、タイト面が長くなつて、フイル
ター回転時の抵抗が大きくなり、大なるコード引
出力が必要となり使用性を悪化させていた。
本考案は上記従来の欠点を解消して使用性の高
い電気掃除機を提供するものである。
問題点を解決するための手段 上記の問題点を解消するため本考案は、略中央
部に段付軸受ボスを設けた主フイルターと、主フ
イルターの非集塵側に配設され、上記段付軸受ボ
スに内嵌合する段付ボスを中央前方へ突出して上
記主フイルターに対し回動自在なプーリーと、主
フイルターの集塵側に設けられ、上記主フイルタ
ーを弾くフイルターばねを取付けたばね取付板
と、主フイルターの段付軸受ボスの外周で、この
段付部とばね取付板との間に介在された軸受パツ
キンとを具備し、上記プーリーの段付軸受ボスは
非集塵側の直径が大なる中空段付部とその先端に
断面非円形状の嵌合部を有し、一方ばね取付板は
前記嵌合部に前方より嵌合するとともに、各先端
にプーリーの中空段付部に係止する弾力性を有す
る係止爪を有する1対の取付板固定突起を中央後
方へ突設したものである。
作 用 この作用は、空気タイト、ごみタイトを行う軸
受パツキンが小型化できる結果パツキンの周長が
短くなり、コード引き出し力が軽くできるもので
ある。
従つて、また、従来と同じ引き出し力にまで主
フイルターを弾くフイルターばねの打撃力を高め
ることが可能となり、主フイルターに付着した塵
埃の除去効果を高めることができるものである。
実施例 以下その一実施例を図面に基づいて説明する。
図において、1は電動送風機2を内蔵した電気
掃除機の本体、3は尾錠4により本体1と着脱自
在に結合される集塵箱、5はホース着脱口6を有
した前蓋で、集塵箱3にネジ止めされる。
7はプレフイルターで、網目状ネツト8を一体
に有し、ホース着脱口6を通つて吸い込まれた塵
埃のうち粗塵を分離補捉する。9はろ紙10を一
体に有した主フイルターで、塵埃のうち細塵を補
捉する。11はプーリーで、コード巻取装置12
に対して連結歯車13および主フイルター9に回
転自在に保持されたプーリー小14を介して連動
している。また手動回転できるようこのプーリー
11は3本の腕15を有し、さらに主フイルター
9の中央に形成された段付軸受ボス16の内側に
滑めらかに挿入できる段付ボス17をもち、段付
ボス17の先端の内側は断面形状が略小判形に形
成され、その平面部18の中央には回転止め溝1
9が形成されている。20はばね取付板で、円形
基板21と、この円形基板21の中央部よりプー
リー11側へ突出した取付板固定突起22と、円
形基板21の外周部よりプレフイルター7側へ突
出したばね固定突起23と、ばね押え24より構
成されている。取付板固定突起22はプーリー1
1の段付ボス17に嵌合挿入できるよう外周形状
は同段付ボス17の内側形状に沿うよう形成され
た1対のリブ状材からなり、取付板固定突起平面
25は段付ボス17の平面部18に相対し、その
取付板固定突起平面25の先端部には係止爪26
が配設され、プーリー11にばね取付板20を挿
入したとき、この係止爪26がプーリー11の段
付ボス17の内面段付部27に引掛り、ぬけなく
する。またこのとき、取付板固定突起平面25の
円形基板21根元に形成された回転止めリブ28
が回転止め溝19に嵌合し、取付板固定突起平面
25と平面部18の嵌合とともに、プーリー11
の回転時のばね取付板20の空回転を防いでい
る。ばね固定突起23は一対のU形溝29を有し
た中空丸ボス体で、先端にばね抜け止め爪30を
有する。ばね抜け止め爪30はプレフイルター7
側へばね固定突起23先端から約3mm突出し、且
つ、外周側へ約2mm突出していて、プレフイルタ
ー7側から約2mm間、傾斜面31が形成されてい
る。内径がばね固定突起23の外径より少し大き
く形成されたコイル状のフイルターばね32をば
ね固定突起23へ押し込むと、U形溝29のため
にばね抜け止め爪30とともにばね固定突起23
が内側方向へたわんで押し込められる。円形基板
21まで押し入れると、たわみが元に戻り、ばね
抜け止め爪30がフイルターばねを抜けなくし、
ばね取付板20に保持する。
そして、フイルターばね32の円形基板側端部
33は直線状に形成され、1対のばね押え24の
間に入れることにより、プーリー11の手動回転
時にフイルターばね32がばね取付板20と共に
回転し、フイルターばねの加振端部34が、円筒
状に形成された主フイルター9のろ紙10に振動
を与えてそれに付着した細塵を細塵室35に落下
させる。36は主フイルター9の本体1側外周に
装着されたフイルターパツキンで、集塵箱3の内
面と本体1との空気タイトとごみ洩れ防止を行な
つている。
37は軸受パツキンで、主フイルター9の段付
軸受ボス16の外周に取り付けられ、ばね取付板
20と主フイルター9の段付軸受ボス16、プー
リー11の段付ボス17の嵌合部からのごみの洩
れを防止すると同時にばね取付板20の取付板固
定突起22と内面段付部27の係合時のプーリー
11に対するスラスト方向のがたつきを防いでい
る。
上記構成において、フイルターばね32を取り
付けたばね取付板20を、取付板固定突起22の
取付板固定突起平面25がプーリー11の平面部
18に相対するようにプーリー11の段付ボス1
7に押し込れると、取付板固定突起22が内側に
たわんで挿入でき、奥まで差し込むと係止爪26
が内面取付部27に引掛り、プーリー11に固定
できるので、軸受パツキン37を装着した主フイ
ルター9の段付軸受ボス16にプーリー11の段
付ボスを挿入し、反対側からフイルターばね32
を装着したばね取付板20に差し込んで組立が終
了するため、組立が非常に容易になる。
また、主フイルター9とばね取付板20とプー
リー11とのごみタイトは、ばね取付板20とプ
ーリー11を結合したとき仮にプーリー11の段
付ボス17の軸方向にがたが生じても、段付ボス
17に装着した直径の小さい軸受パツキン37で
行なえるため、従来に比べてコストが大幅に削減
できると共に、タイトのための摩擦面積が非常に
小さくなり、コード引出し力を軽くでき、使用性
が改善できる。またコード引出力が軽くなるた
め、フイルターばね32の主フイルター9を弾く
力を強くでき、主フイルター9に付着した塵埃の
除去効果を高めることができる。また従来のフイ
ルターをコード巻取装置に連動させているもので
はフイルターを介してプーリーとプレフイルター
をねじ締めしており、これに使用するねじを廃止
することができ、製造原価を下げることができ
る。
考案の効果 このように本考案によれば、タイト用のパツキ
ンを小型化してコード引出し力を軽減でき、また
フイルターばねの打撃力を強くして除塵効果を一
層高めることができ、使用性を向上できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す電気掃除機の半
截断面図、第2図は除塵装置部の分解斜視図、第
3図はばね取付板の斜視図、第4図は要部拡大断
面図である。 9……主フイルター、11……プーリー、16
……段付軸受ボス、17……段付ボス、20……
ばね取付板、22……取付板固定突起、26……
係止爪、32……フイルターばね、37……軸受
パツキン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 略中央部に段付軸受ボスを設けた主フイルター
    と、主フイルターの非集塵側に配設され、上記段
    付軸受ボスに内嵌合する段付ボスを中央前方へ突
    出して上記主フイルターに対し回動自在なプーリ
    ーと、主フイルターの集塵側に設けられ、上記主
    フイルターを弾くフイルターばねを取付けたばね
    取付板と、主フイルターの段付軸受ボスの外周で
    この段付部とばね取付板との間に介在された軸受
    パツキンとを具備し、上記プーリーの段付軸受ボ
    スは非集塵側の直径が大なる中空段付部とその先
    端に断面非円形状の嵌合部を有し、一方ばね取付
    板は前記嵌合部に前方より嵌合するとともに、各
    先端にプーリーの中空段付部に係止する弾力性を
    有する係止爪を有する1対の取付板固定突起を中
    央後方へ突設した電気掃除機の除塵装置。
JP17180581U 1981-11-17 1981-11-17 電気掃除機の除塵装置 Granted JPS5877651U (ja)

Priority Applications (1)

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JP17180581U JPS5877651U (ja) 1981-11-17 1981-11-17 電気掃除機の除塵装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP17180581U JPS5877651U (ja) 1981-11-17 1981-11-17 電気掃除機の除塵装置

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Publication Number Publication Date
JPS5877651U JPS5877651U (ja) 1983-05-25
JPS6324855Y2 true JPS6324855Y2 (ja) 1988-07-07

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JP17180581U Granted JPS5877651U (ja) 1981-11-17 1981-11-17 電気掃除機の除塵装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012176319A (ja) * 2012-06-22 2012-09-13 Sharp Corp サイクロン分離装置、電気掃除機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6035472Y2 (ja) * 1978-05-16 1985-10-22 三菱電機株式会社 電気掃除機
JPS5563952U (ja) * 1978-10-25 1980-05-01

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JPS5877651U (ja) 1983-05-25

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