JPS6324693B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6324693B2 JPS6324693B2 JP12242084A JP12242084A JPS6324693B2 JP S6324693 B2 JPS6324693 B2 JP S6324693B2 JP 12242084 A JP12242084 A JP 12242084A JP 12242084 A JP12242084 A JP 12242084A JP S6324693 B2 JPS6324693 B2 JP S6324693B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- inner frame
- pot
- heater
- temperature fuse
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Control Of Resistance Heating (AREA)
- Cookers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は家庭用の調理器具に係り、特に安全性
を向上するために取り付けられる安全装置の取付
構造に関するものである。
を向上するために取り付けられる安全装置の取付
構造に関するものである。
従来例の構成とその問題点
一般に調理器具においては、構成部品として
種々の熱可塑性プラスチツクスを使用している
が、調理器具の連続通電の際、熱源近傍の部品が
異常に高温となり、熱可塑性プラスチツクスがと
けて発生するガス・煙等による中毒の恐れがあ
り、またヒータ溶解等を起こし火災の原因となる
危険性があつた。
種々の熱可塑性プラスチツクスを使用している
が、調理器具の連続通電の際、熱源近傍の部品が
異常に高温となり、熱可塑性プラスチツクスがと
けて発生するガス・煙等による中毒の恐れがあ
り、またヒータ溶解等を起こし火災の原因となる
危険性があつた。
このため従来の調理器具においては、安全装置
として温度ヒユーズを設けているが、その設置場
所が好ましくなく、その機能を十分に発揮するに
至らず、また誤動作を起す危険性が大であつた。
として温度ヒユーズを設けているが、その設置場
所が好ましくなく、その機能を十分に発揮するに
至らず、また誤動作を起す危険性が大であつた。
すなわち被調理物を入れる鍋と熱源とは当初あ
る一定の間隔において保持されているのである
が、調理器具を使用することにより、鍋の変形、
ヒータの変形、被調理物の介在等によりその間隔
は変化してくる。この鍋と熱源の間隔が大きくな
つた時、鍋の受ける熱量は小さくなり、調理が完
了するまでの熱源の発熱量は大きくなる。一般に
このような状況下においても正常な調理が可能で
あり、このため熱源であるヒータ、熱板等は温度
が異常に高くなり、熱源近傍の部品が異常に高温
となる。
る一定の間隔において保持されているのである
が、調理器具を使用することにより、鍋の変形、
ヒータの変形、被調理物の介在等によりその間隔
は変化してくる。この鍋と熱源の間隔が大きくな
つた時、鍋の受ける熱量は小さくなり、調理が完
了するまでの熱源の発熱量は大きくなる。一般に
このような状況下においても正常な調理が可能で
あり、このため熱源であるヒータ、熱板等は温度
が異常に高くなり、熱源近傍の部品が異常に高温
となる。
また、調理の完了と共に熱源への通電をしや断
するサーモスタツトが何らかの原因で動作しない
場合においても前記と同様の結果となる。
するサーモスタツトが何らかの原因で動作しない
場合においても前記と同様の結果となる。
従来調理器具においては、鍋を収納する内枠の
外面、あるいは外枠と表示板の間に温度ヒユーズ
を設けているものが大多数であつた。また、鍋と
内枠との間には設計上一定の(隙間)がある。こ
の中で、内枠の外側面及び、外枠と表示板の間に
温度ヒユーズを設けるものにあつては、内枠ある
いは外枠と鍋の間隔により、温度ヒユーズの受け
る熱量は大巾に異なる。鍋と温度ヒユーズがごく
近くなつた場合は、温度ヒユーズの受ける熱量が
多くなり熱源の温度がさほど高くなつていなくて
も動作して、調理ができなくなる。一方、鍋と温
度ヒユーズの間隔が大きくなつた場合において
は、温度ヒユーズの受ける熱量は小さくなり、熱
源の温度が異常に高くなつているにもかかわら
ず、温度ヒユーズは動作せず、熱源近傍の部品の
溶解等が発生していた。
外面、あるいは外枠と表示板の間に温度ヒユーズ
を設けているものが大多数であつた。また、鍋と
内枠との間には設計上一定の(隙間)がある。こ
の中で、内枠の外側面及び、外枠と表示板の間に
温度ヒユーズを設けるものにあつては、内枠ある
いは外枠と鍋の間隔により、温度ヒユーズの受け
る熱量は大巾に異なる。鍋と温度ヒユーズがごく
近くなつた場合は、温度ヒユーズの受ける熱量が
多くなり熱源の温度がさほど高くなつていなくて
も動作して、調理ができなくなる。一方、鍋と温
度ヒユーズの間隔が大きくなつた場合において
は、温度ヒユーズの受ける熱量は小さくなり、熱
源の温度が異常に高くなつているにもかかわら
ず、温度ヒユーズは動作せず、熱源近傍の部品の
溶解等が発生していた。
また内枠の底部外面に温度ヒユーズを取に付け
るものにあつては、外気の影響を受けやすく外気
温の高低により、前記したと同様の結果となる。
るものにあつては、外気の影響を受けやすく外気
温の高低により、前記したと同様の結果となる。
一方温度ヒユーズはその動作温度によらず、動
作の温度誤差は一定温度であり、動作温度の低い
ものにあつてはその温度誤差による影響を受けや
すく、動作温度の高いものにあつてはその温度誤
差の影響を受けにくい。したがつて温度ヒユーズ
はできるだけ動作温度の高いものを使用した方が
有利である。
作の温度誤差は一定温度であり、動作温度の低い
ものにあつてはその温度誤差による影響を受けや
すく、動作温度の高いものにあつてはその温度誤
差の影響を受けにくい。したがつて温度ヒユーズ
はできるだけ動作温度の高いものを使用した方が
有利である。
発明の目的
本発明は従来の欠点に鑑みてなされたもので、
調理器具の使用状態、使用雰囲気等によらず、最
終の安全装置としての温度ヒユーズが確実に動作
し、調理不良、火災の危険性等のない安全な調理
器具を提供しようとするものである。
調理器具の使用状態、使用雰囲気等によらず、最
終の安全装置としての温度ヒユーズが確実に動作
し、調理不良、火災の危険性等のない安全な調理
器具を提供しようとするものである。
発明の構成
本発明は特に内枠と内枠に載置された熱源と、
その熱源に最短の位置近傍に高温にて動作する温
度ヒユーズを取付けたものである。
その熱源に最短の位置近傍に高温にて動作する温
度ヒユーズを取付けたものである。
実施例の説明
以下、本発明の実施例として電子ジヤー炊飯器
について添付図面を参照して説明する。
について添付図面を参照して説明する。
第1図において、1は筒状の外枠、2は外枠1
内に装備した金属薄板を絞り成形した有底円筒状
の内枠、3は内枠2の内底部に装着した炊飯ヒー
タ、4は炊飯ヒータ3上に着脱自在に載置される
鍋、5は断熱構造の外蓋、6は鍋4の上方開口部
を覆う内蓋、7は外蓋5内に取付けられた蓋ヒー
タ、8は内枠2の外側面に捲装された保温ヒー
タ、9は内枠2の外側面に取り付けられた保温用
感温スイツチ、10は炊飯動作を開始させるスイ
ツチ、11は鍋底部の温度を検知して炊飯動作を
完了させる磁性サーモスタツト、12は内枠側面
で炊飯ヒータ3に最短の位置近傍に固着された温
度ヒユーズ取付金具、13は温度ヒユーズ取付金
具12に保持された温度ヒユーズである。
内に装備した金属薄板を絞り成形した有底円筒状
の内枠、3は内枠2の内底部に装着した炊飯ヒー
タ、4は炊飯ヒータ3上に着脱自在に載置される
鍋、5は断熱構造の外蓋、6は鍋4の上方開口部
を覆う内蓋、7は外蓋5内に取付けられた蓋ヒー
タ、8は内枠2の外側面に捲装された保温ヒー
タ、9は内枠2の外側面に取り付けられた保温用
感温スイツチ、10は炊飯動作を開始させるスイ
ツチ、11は鍋底部の温度を検知して炊飯動作を
完了させる磁性サーモスタツト、12は内枠側面
で炊飯ヒータ3に最短の位置近傍に固着された温
度ヒユーズ取付金具、13は温度ヒユーズ取付金
具12に保持された温度ヒユーズである。
上記構成による炊飯、保温方式を第2図を参照
して説明する。
して説明する。
炊飯開始スイツチ10を動作させると、炊飯ヒ
ータ3に通電され発熱を始める。鍋4内に入れら
れた米飯は炊飯ヒータ3により加熱され炊飯が開
始される。そして炊飯後期には鍋底の温度検知に
より磁性サーモスタツト11が動作し、スイツチ
10を動作させることにより炊飯を完了させる。
この時、炊飯ヒータ3、蓋ヒータ7、保温ヒータ
8により保温回路を構成し保温を開始する。
ータ3に通電され発熱を始める。鍋4内に入れら
れた米飯は炊飯ヒータ3により加熱され炊飯が開
始される。そして炊飯後期には鍋底の温度検知に
より磁性サーモスタツト11が動作し、スイツチ
10を動作させることにより炊飯を完了させる。
この時、炊飯ヒータ3、蓋ヒータ7、保温ヒータ
8により保温回路を構成し保温を開始する。
鍋4を炊飯ヒータ3上に載置した時、被調理物
等の異物がこの両者の間に介在した時、鍋4と炊
飯ヒータ3の間隔が広くなり、熱伝達が悪くなる
ため、炊飯ヒータ3の温度が上昇する。前記異物
の厚さが小さい時には温度上昇値はさほど大きく
ならないが、厚さが大きい時には温度上昇値は大
きいものとなり、温度ヒユーズ13はこの温度を
内枠を通して検知しOFFする。この結果状態ヒ
ータへの通電はしや断される。
等の異物がこの両者の間に介在した時、鍋4と炊
飯ヒータ3の間隔が広くなり、熱伝達が悪くなる
ため、炊飯ヒータ3の温度が上昇する。前記異物
の厚さが小さい時には温度上昇値はさほど大きく
ならないが、厚さが大きい時には温度上昇値は大
きいものとなり、温度ヒユーズ13はこの温度を
内枠を通して検知しOFFする。この結果状態ヒ
ータへの通電はしや断される。
あるいは何らかの原因により、スイツチ10が
動作せずに、炊飯ヒータ3が連続通電の状態とな
つた時、温度ヒユーズ13はこの温度を検知し
OFFする。この結果炊飯ヒータへの通電はしや
断される。
動作せずに、炊飯ヒータ3が連続通電の状態とな
つた時、温度ヒユーズ13はこの温度を検知し
OFFする。この結果炊飯ヒータへの通電はしや
断される。
上記説明より明らかなように本実施例によれば
温度ヒユーズ13は、熱板近傍に設置されており
熱板より内枠を通して直接的に温度を受け動作す
るものであり、他の部品との位置関係、外気温度
によらず熱板の温度の影響のみを受けるものであ
る。
温度ヒユーズ13は、熱板近傍に設置されており
熱板より内枠を通して直接的に温度を受け動作す
るものであり、他の部品との位置関係、外気温度
によらず熱板の温度の影響のみを受けるものであ
る。
また、温度ヒユーズの定格は極めて高いものが
使用可能となり、温度ヒユーズの動作誤差の影響
が少なくなる。
使用可能となり、温度ヒユーズの動作誤差の影響
が少なくなる。
発明の効果
本発明によれば、内枠外側面の熱板近傍に温度
ヒユーズを設置することにより、他の部品との位
置関係、外気温度によらず、熱板が一定温度とな
つた時に動作し、極めて安全性が高く、誤動作の
少ない調理器具を提供することができる。
ヒユーズを設置することにより、他の部品との位
置関係、外気温度によらず、熱板が一定温度とな
つた時に動作し、極めて安全性が高く、誤動作の
少ない調理器具を提供することができる。
第1図は本発明の一実施例を示す電子ジヤー炊
飯器の一部欠截正面図、第2図は同回路図、第3
図は同実施例の要部の拡大断面図である。 1……外枠、2……内枠、3……炊飯ヒータ
(熱源)、4……鍋、5……外枠、12……温度ヒ
ユーズ。
飯器の一部欠截正面図、第2図は同回路図、第3
図は同実施例の要部の拡大断面図である。 1……外枠、2……内枠、3……炊飯ヒータ
(熱源)、4……鍋、5……外枠、12……温度ヒ
ユーズ。
Claims (1)
- 1 外枠と外枠に内装された内枠とよりなる本体
と、本体に収納される鍋と、前記本体の一側上端
に枢支され、本体の上面開口を覆う外蓋と、前記
内枠の内底面に配置された熱源と、前記内枠の外
側面に温度過昇防止用の温度ヒユーズを備え、前
記温度ヒユーズを、前記内枠の外側面で前記熱源
に最短の位置近傍に配置した調理器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12242084A JPS6018118A (ja) | 1984-06-14 | 1984-06-14 | 調理器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12242084A JPS6018118A (ja) | 1984-06-14 | 1984-06-14 | 調理器具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6018118A JPS6018118A (ja) | 1985-01-30 |
JPS6324693B2 true JPS6324693B2 (ja) | 1988-05-21 |
Family
ID=14835384
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12242084A Granted JPS6018118A (ja) | 1984-06-14 | 1984-06-14 | 調理器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6018118A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02116390U (ja) * | 1989-02-28 | 1990-09-18 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63150020A (ja) * | 1986-12-15 | 1988-06-22 | 松下電器産業株式会社 | 調理器 |
-
1984
- 1984-06-14 JP JP12242084A patent/JPS6018118A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02116390U (ja) * | 1989-02-28 | 1990-09-18 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6018118A (ja) | 1985-01-30 |
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