JPS6176115A - 炊飯器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の＋１１用分野 本発明はマイクロコンピュータ−を使用し、炊飯量に応
じた電力制御を行う炊飯器に関するものである。

従来の技術 従来この種の炊飯器は特開昭５９−２０１２４〜６号公
報で提案された本体や内釜の重量を検知し吹飯砒を判定
し、電力を制御し、かつ炊飯器に対し水位が適当か等を
判定し表示する構造のもの、炊飯途中の内釜温度の上昇
を検知する手段を有するもの。

あるいは実開昭５８−１０９０１６〜７号公報に提案さ
れたようなタイマーとブツシュ式の炊飯スイッチを設け
、タイマーが動作中のみ発熱体への炊飯スイッチＯＮの
スイッチ操作を有効としたり、：炊飯スイッチがＯＮさ
れたときの温度がメモリーされている低温の温度範囲よ
り高い保温のような場合はスイッチが複数回操作されな
いとＯＮＬない改能を設けた誤動作防止装置を有し、吹
き上り時間が現在から何時間後かを設定するタイマー制
蝉構造のものがあった。

発明が解決しようとする問題点 上記構成によると、上皿検知の方法では炊飯による微小
の蒸発水量の検知は難かしく、誤差が大きかったり、内
釜温度を検知する場合、マイクロコンピュータ−が炊飯
量を判断する時点ですでに炊飯が進行しており、炊飯開
始時から炊飯量に応じた電力制御を行うことは不可能で
あった。また仄き上り時間が現在から同時間後かを設定
するタイマー付炊飯器の場合、タイマー設定時に炊飯量
を検知する手段がなく、従って炊飯用に関係なく一律に
炊飯時間を設定時間から差し引いた時間）こ炊飯を開始
しており、吹飯砒によって設定炊さ上り時間との差が生
じる欠点があった。

問題点を解決するための手段 本発明は上記欠点を除（ためになされたものであり、内
釜９１．１１向に密着した副発熱体が底部の炊飯用発熱
体の通電目すに発熱し、内釜の熱伝導により感温素子が
動作するまでの時間によって炊飯用を検知するので１円
釜内部の米への加熱を米に影響を与えない範囲の極めて
短時間で炊飯開始前に検知できるようにしたものである
。

作用 上記のように構成したことにより内釜側面に密着した副
発熱シトが底部の炊飯用発熱体の通電前に発熱し、内釜
の熱伝導により伝わった熱を感温素子で検知するので、
炊飯開始前に内釜内部の米に影響を与えない範囲の極め
て短時間で検知でさるようになる。

実施・例 以下本発明の一実施例を図面により説明する。

実施例の構成は図に示すとおり、１は本体、２は外蓋、
ろは内容器、４は内釜、５は発熱体、６は副発熱体２７
は感温素子、　　８．８’はケース、９゜９′はスプリ
ングであり、その構成は本体１内部をこ内容器６が収り
付けられ、内容器乙の底部に発熱体５が取り付けられて
いる。副発熱体６はＰＴＣヒーター等自己温度制胆能力
を持つもので、運伏通電しても一定温度以上には発熱し
ないものであり。

ケース８に収められて内容器３の側部に収付けられてお
り、スプリング９によって密着している。

感温素子７はある一定＠度でＯＮ又はＯＦＦ動作を行う
もので、ＴＢＳの様に磁束密度の温度変化を利用するも
の、又はある温度で急激に電気的特性の変化する素子で
ある。この感温素子７はケース８′にに収められ、同容
器６の側部に取り付けられており、スプリング９′によ
って密着している。外蓋２は本体１の上部開口部を覆う
ように収り付けられるものである。内釜４は内容器６内
部に収納され。

内釜２の底部は発熱体５と接触あるいは対向し。

側部は副発熱体６及び感温素子７の敗り付けられたケー
ス８，８′と密着している。　このときケース８．８′
は内容器ろに接触しないようになっている。

このように本俸１１１１１’［１Ｉｆｉに副発熱体６と
感温素子７を内釜４に密着させる手段を有し、炊飯スイ
ッチの操作により、前記副発熱体６を感温素子７が内釜
４の温度を検知し動作するまで通電し、この通電時間に
より炊飯量を判断し２判断結果に基づいて前記制御手段
により発熱体５への通電を制御しながら炊飯動作を行い
、さらに通電時間により内釜４の空炊きを検知し、また
感温素子７が副発熱体６への通電開始から所定時間経過
しても動作しない場合、ただちに副発熱体６への通電を
停止し。

報知する手段を有し、かつ削占己感温素子７の動作温度
を保温温度より低く設定したものである。

次に上記の構成からなる本実施例の動作について説明す
る。使用者が内釜４に洗米した米を入れ。

内容器３にセットし、外蓋２を閉め、炊飯スイソｆ（図
示せず）を入れると１本体１に内蔵されたマイクロコン
ピュータ−（図示せず）にこの操作が人力され、副発熱
体６へ通電が開始される。副発熱体６はスプリング９に
よってケース８と共に内釜４に密着しているので副発熱
体６から発生する熱は極めて活発に熱伝導を起こし内釜
４の接触部に伝えろねる。このとき内釜４内部；こ副発
熱体６と内釜４の接触部分まで水が入っていると、内釜
４の材料（ｖｌｌえはアルミニウム）の熱伝４星よりも
内釜４から内部の水への熱伝４率が数＠勝るため熱が水
に吸収され２内釜４の他部へ熱が伝わるスピードは遅く
なる。しかし、感温素子７は内釜４内部の水が必要以上
に加熱しないよう副発熱体６との位置及び距離を考慮し
て取付けられているので、ある時間がたつと内釜４と副
発熱体６の接触部から内釜４と感温素子７の接触部まで
内釜４を媒体として熱が伝わり、感温素子７の動作温度
になると感温素子７が動作し、副発熱体６への通電を停
止するとともにマイクロコンピュータ−へ信号を送る。

マイクロコンピュータ−は副発熱体乙にＡ電されていた
時をＣＴＣ）をデータとして記憶する。また次に２．吹
飯椴の少い場合の動作は。

このとき内釜４内の水は副発熱体６と内釜４の接触部分
まで入っていなく、…１記水の熱伝達率に比べ空気の熱
伝達率は１／１００程度なので、副発熱体６から内釜４
に伝わった熱は急速に感温素子７まで伝わり動作させる
。これにより副発熱体６への通電を停止し、マイクロコ
ンピュータ−は先程と向昧に通電時間〔Ｔ２〕をデータ
として記憶する。

次に内釜４に何も入っていない状態、すなわち一般に空
炊きと言われている状態では、内釜４以外に熱を運ぶ媒
体及び熱を吸収する物質が何もないため、熱は極めて急
速に内釜４の各部に伝わり２感温素子７を動作させる。

これにより副発熱体６への通電を停止し、マイクロコン
ピュータ−はこの通電時間〔Ｔ３〕をデータとして記憶
する。また内釜４が入っていない状態では副発熱体６の
熱を運ぶ媒体が空気しかなく、内容器６内の雰囲気温度
が感温素子７の動作温度に達するまでに極めて長時間を
必要とする。このため、マイクロコンピュータ−にあら
かじめ設定記憶された時間が経過しても感温素子７が動
作しない場合、内釜４が内容器乙に入っていないことを
判断でき、ただちに副発熱体６への通電を停止し、報知
手段により使用者に報知する。以上の動作により、マイ
クロコンビエータ−に記憶された通電時間がＴ１又はＴ
２の場合、各々の炊飯量に応じた炊飯プログラムを炊飯
開始時より実行し、炊飯用発熱体への通電を開離する。

また通電時間がＴ３だった場合、Ｐ″（釜４が空である
ことを使用者に報知する。

発明の効果 以上のように本発明では炊飯開始前に副発熱体に通電し
、感温素子が動作するまでの時間により炊飯量・内釜の
有無・内釜空の各状態を検知するようにしたので、炊飯
開始時から炊飯量に応じた電力制御が可能となり、また
異常時にはこれを知らせ、タイマー付炊飯器においては
炊飯量に応じた炊飯時間を設定時間から差し引くことに
より正確な炊き上り時間設定式のタイマーが得られる。

また感温素子の動作温度を保温温度より低く設定するこ
とにより、保温中の誤操作による炊飯スイッチのＯＮ操
作をキャンセルでき、御飯のこげつきを防止出来るなど
の効果がある。これは近年のマイコン式炊飯器に軽くふ
れるだけで炊飯状態になってしまうタッチ式の炊飯スイ
ッチが多く採用されているため、きわめて有効である。

また従来のメカ式空炊き防止装置に必要だった調整作業
が削減でき、使用中にこの調整値がくろう心配をなくす
ことができる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施すリを示す炊飯器の断面図である。 １・・・本体、　　４・・・内釜、　　５・・・発熱体
。 ６・・・副発熱体、　　７・・・感温素子。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 本体と蓋体と本体内部に内釜と発熱体を有し、前記発熱
   体への通電を制御する手段を有した炊飯器において、本
   体（１）側面に副発熱体（６）と感温素子（７）を内釜
   （４）に密着させて設け、炊飯スイッチの操作により前
   記副発熱体（６）を感温素子（７）が内釜（４）温度を
   検知し動作するまで通電し、この通電時間により炊飯量
   を判断し、判断結果に基づいて前記制御手段により発熱
   体（５）への通電を制御しながら炊飯動作を行い、さら
   に通電時間により内釜（４）の空炊きを検知し、また感
   温素子（７）が副発熱体（６）への通電開始から所定時
   間経過しても動作しない場合、ただちに副発熱体（６）
   への通電を停止し、報知する手段を有し、かつ前記感温
   素子（７）の動作温度を保温温度より低く設定したこと
   を特徴とする炊飯器。