JPS63244967A - フアクシミリ通信システムの通信制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、ファクシミリ通信システムの通信制御方式に
関する。

（従来の技術） 従来、この種のファクシミリ通信システムのセンタ装置
は、複数のファクシミリ端末装置とのデータ送受信制御
を行う通信制御装置と、通信手順、通信管理機能を持っ
た中央処理装置とを存しており、通常中央処理装置はフ
ァクシミ通信専用のものとして構成されていた。しかし
、最近、上記ファクシミリ通信システムが事務計算また
はファイル管理等に利用される場合、上記センタ装置内
の通信制御装置を制御する中央処理装置はファクシミリ
通信の管理だけを行うのみならず、上位システムのスタ
ンドアロンの機能を持たせる方式が主流となっている。

このような方式では、通信制御装置によって中央処理装
置が専有される時間を短縮して、この中央処理装置のス
タンドアロンの機能（特に入出力及びその管理機能）が
制約を受けないようにしなければならない。

しかしながら、センタ装置ではファクシミリ端末装置か
ら電話回線を介してゆっくりとした伝送速度（例えば４
８００ｂｉｔ／ｓ）で伝送されてきた画像データを受信
している期間、通信制御装置は中央処理装置を専有する
必要があった。このため、中央処理装置のスタンドアロ
ンの機能が制約を受けていた。

（発明が解決しようとする問題点） このように従来のファクシミリ通信システムにおいては
、ファクシミリ端末装置から電話回線を介してセンタ装
置にゆっくりと画像データが伝送されている期間、通信
制御装置は中央処理装置を専有する必要があったので、
中央処理装置のスタンドアロン機能を有効に活用できな
いという問題点があった。

そこで、本発明は通信制御装置の中央処理装置に対する
専有時間を短縮化し、中央処理装置のスタンドアロン機
能を有効に活用することができるファクシミリ通信シス
テムの通信制御方式を提供することを目的とする。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段） 本発明は、ファクシミリ端末装置と、このファクシミリ
端末装置から伝送されてきた画像データを蓄積するメモ
リを有する通信制御装置と、前記メモリに蓄積された画
像データを前記通信制御装置から入力する中央処理装置
とを備えたファクシミリ通信システムの通信制御方式に
おいて、前記ファクシミリ端末装置から該通信制御装置
に伝送される画像データの伝送速度よりも、該通信制御
装置から前記中央処理装置に伝送される画像データの伝
送速度を速くしたことを特徴とする。

（作用） 本発明によれば、ファクシミリ端末装置から伝送されて
きた画像データがメモリに一旦蓄積された後、このメモ
リに蓄積された画像データが通信制御装置から中央処理
装置に速い伝送速度で短時間に伝送されるため、通信制
御装置の中央処理装置に対する専有時間が短縮化される
。

（実施例） 以下、本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に説明
する。

第１図は本発明に係る通信制御方式を適用したファクシ
ミリ通信システムの一実施例を示すブロック図である。

この実施例では、センタ装置ｔｌにおける通信制御装置
２と、複数のファクシミリ端末装置３−１〜３−ｎとが
交換機４を介して電話回線で接続される。通信！ＩＪ御
装置２は各ファクシミリ端末装置３−１〜３−ｎ間と画
像データの通信を行っており、また少なくとも１ペ一ジ
分の画像データを蓄積することが可能なメモリ５を有す
る。この通信制御装置２には中央処理装置６が接続され
ている。

中央処理装置６は通信制御装置２を通じてファクシミリ
通信管理を行うとともに、例えば各種コンピュータ、光
デイスクファイルシステム、分散処理システム等の上位
システムをスタンドアロンで制御する。なお、中央処理
袋ｆｆ１６はスタンドアロンで通常動作しており、ファ
クシミリ通信の手順を除いた画像データの受は渡し中は
通信制御装置２によって専をされる。

次に、本実施例の動作について第２図を参照して説明す
る。

まず、中央処理装置６は通信制御装置２を予め初期設定
する。いま、例えばファクシミリ端末装置３−１からの
呼出しを通信制御装置２が受けると、通信制御装置２は
着信を受付けることを示す着信受付信号を中央処理装置
６に送出する。そして、通信制御装置２とファクシミリ
端末装ｇ１３−１間で標準機能提示信号Ｄｉｓ、デジタ
ル命令信号ＤＣＳ、　トレーニングチェック信号ＴＣＰ
および受信準備完了信号ＣＦＲが授受される。この後、
ファクシミリ端末装置３−１からは１ペ一ジ分の画像デ
ータｌが電話回線を介して通信制御装置２にゆっくりと
送出される。通信制御装置２はこの画像データｌを受信
すると、該画像データＩをメモリ５に蓄積させる。この
ような画像データＩの伝送が終了すると、通信制御装置
２とファクシミリ端末装置３−１間で連続送信信号ＭＰ
Ｓおよび受信完了信号ＭＣＳが授受される。ここで、通
信制御装置２は画像データを受信したことを示す受信受
付信号を中央処理装置６に送出する。中央処理装置６は
スタンドアロンの機能に差支えがないという条件のもと
に、前記受信受付信号に応答して画像データ受信可能を
示す受信受入信号を通信制御装置２に送出する。通信制
御装置２はこの受信受入信号を人力すると、メモリ５か
ら画像データＩを読出し、この画像データＩを速い伝送
速度で中央処理装置６に送出する。中央処理装置６は画
像データＩを短時間に人力し、この画像データＩを蓄積
装置７に蓄積する。そして、通信制御装置２と中央処理
装置６間で受信終了受付信号および受信終了受入信号が
授受され、画像データの受渡しが終了する。

次に、ファクシミリ端末装置３−１からは画像データｌ
に引続いて１ペ一ジ分の画像データ■が通信制御装置２
へゆっくりと送出される。通信制御装置２はこの画像デ
ータ■を受信すると、画像データエが読出されて空きに
なったメモリ５に該画像データ■を蓄積させる。このよ
うな画像データ■の伝送が終了すると、通信制御装置２
とファクシミリ端末装置３−１間でページ終了信号ＥＯ
Ｐおよび受信完了信号ＭＣＦが授受される。ここで、通
信制御装置２から受信受付信号が中央処理装置６へ送出
され、中央処理装置６はスタンドアロンの機能に差支え
がないという条件のもとに、前記受信受付信号に応答し
て受信受入信号を通信制御装置２へ送出する。通信制御
装置２はこの受信受入信号を入力すると、メモリ５に蓄
積されている画像データ■を中央処理装置６に短時間で
送出する。中央処理装置６はこの画像データ■を蓄積装
置７に蓄積する。そして、通信制御装置２と中央処理装
置６間で受信終了受付信号および受信終了受入信号が授
受され、画像データの受渡しが終了する。

次に、ファクシミリ端末装置３−１から画像データ■に
引続いて送出される画像データがない場合、ファクシミ
リ端末装置３−１は回線の切断を示す切断命令信号ＤＣ
Ｎを通信制御装置２に送出した後、回線を切断する。通
信制御装置２はこの切断命令信号ＤＣＮを入力すると、
ファクシミリ通信が終了したことを示す切断ステータス
信号を中央処理装置６に送出する。中央処理装置６はこ
の切断ステータス信号を入力すると、通信制御装置２を
再び初期設定する。

このように、メモリ５に一旦蓄積された画像データが通
信制御装置２から中央処理装置６に短時間で送出される
ため、通信制御装置２の中央処理装置６に対する専有時
間が少なくて済む。

ところで、通信制御装置２が画像データｌを受信した後
受信受付信号を中央処理装置６に送出しても、中央処理
装置６はスタンドアロンで制御中であるために、画像デ
ータ受信可能を示す受信受入信号を通信制御装置２に送
出しないことがある。

この場合、通信制御装置２は前記受信受入信号を入力し
ないかぎり、メモリ５に蓄積されている画像データＩを
中央処理装置６に送出しない。そして、通信制御装置２
は前記受信受付信号を中央処理装置６に送出した時点か
ら予め設定された時間ｔの計時を開始する。また、通信
制御装置２はメモリ５に画像データＩが既に蓄積されて
いるので、ファクシミリ端末装置３−１に画像データ■
以降を受信できないことを指示するとともに、他の端末
装置からの呼出しを受けないようにする。ファクシミリ
端末装置３−１はこの指示に応答して待機したり、回線
を切断するようにする。

ここで、通信制御装置２は前記時間ｔの計時を終了する
以前に、中央処理装置６から受信受入信号を人力すると
、メモリ５に蓄積されている画像データＩを中央処理装
置６に短時間で送出する。

また、通信制御装置２は前記受信受入信号を人力しない
まま該時間ｔの計時を終了すると、予め設定された特定
のファクシミリ端末装置３−ｎを呼出す。そして、通信
制御装置２と特定のファクシミリ端末装置３−０間で標
準機能提示信号ＤＩＳ。

デジタル命令信号ＤＯ８１トレーニングチェック信号Ｔ
ＣＰおよび受信準備完了信号ＣＦＲが授受される。この
後、通信制御装置２はメモリ５に蓄積されている画像デ
ータＩを特定のファクシミリ端末装置３−ｎに送出する
。通信制御装置２は画像データＩの送出を終了すると、
続いて切断命令信号ＤＣＮを送出して、回線を切断する
。特定のファクシミリ端末装置３−ｎは伝送されてきた
画像データＩを蓄積もしくはプリントアウトする。

すなわち、中央処理装置６がスタンドアロンで制御中で
あるために画像データを受信できない場合、通信制御装
置２は時間ｔの計時を終了した後、画像データを特定の
ファクシミリ端末装置３−ｎに転送する。これにより、
複数のファクシミリ端末装置から通信制御装置２への画
像データの伝送は滞ることがない。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、通信制御装置の中
央処理装置に対する専有時間を短縮化し、中央処理装置
のスタンドアロン機能を有効に活用することが可能なフ
ァクシミリ通信システムの通信制御方式を提供すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る通信制御方式を適用したファクシ
ミリ通信システムの一実施例を示すブロック図、第２図
は第１図に示した実施例の動作手順を示す図である。 １・・・センタ装置、２・・・通信制御装置、３−１〜
３−ｎ・・・ファクシミリ端末装置、４・・・交換機、
５・・・メモリ、６・・・中央処理装置、７・・・蓄積
装置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ファクシミリ端末装置と、このファクシミリ端末装置か
   ら伝送されてきた画像データを蓄積するメモリを有する
   通信制御装置と、前記メモリに蓄積された画像データを
   前記通信制御装置から入力する中央処理装置とを備えた
   ファクシミリ通信システムの通信制御方式において、 前記ファクシミリ端末装置から該通信制御装置に伝送さ
   れる画像データの伝送速度よりも、該通信制御装置から
   前記中央処理装置に伝送される画像データの伝送速度を
   速くしたことを特徴とするファクシミリ通信システムの
   通信制御方式。