JP2520303B2 - デ―タバッファ管理方式 - Google Patents

デ―タバッファ管理方式

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JP2520303B2
JP2520303B2 JP1108208A JP10820889A JP2520303B2 JP 2520303 B2 JP2520303 B2 JP 2520303B2 JP 1108208 A JP1108208 A JP 1108208A JP 10820889 A JP10820889 A JP 10820889A JP 2520303 B2 JP2520303 B2 JP 2520303B2
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JP
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remote control
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data
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浩一郎 本田
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NEC Engineering Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はデータバッファ管理方式に関し、特に光ファ
イバにより中央処理装置と接続されたリモート制御装置
のデータバッファの管理方式に関する。
従来技術 従来、この種のリモート制御装置においては、チャネ
ル装置との間のデータ転送に予め定められたフレーム数
のデータを一括転送する方式が採用されており、この一
括転送されてきたデータを格納するためにそのフレーム
数と同数以上のバッファが設けられていた。
このような従来のリモート制御装置では、チャネル装
置から一括転送されてくる予め定められたフレーム数の
データを格納するために、そのフレーム数と同数以上の
バッファを必要とし、特に入出力装置への転送量が多い
場合や入出力装置の転送速度が速い場合には装置内に大
容量のバッファを持たなければならないため、ハードウ
ェア量が大幅に増加するという欠点がある。
また、チャネル装置から一括したデータが連続的に転
送されてくる場合には、それらのデータのチェックを行
ってから自装置配下の入出力装置に転送しているので、
自装置内のバッファにあるデータをチェックして入出力
装置に転送しなければ、チャネル装置から次のデータを
転送することができず、処理効率が悪いという欠点があ
る。
発明の目的 本発明は上記のような従来のものの欠点を除去すべく
なされたもので、リモート制御装置のハードウェア量を
削減し、処理効率を向上させることができるデータバッ
ファ管理方式の提供を目的とする。
発明の構成 本発明によるデータバッファ管理方式は、チャネル装
置に設けられ、小容量のフレームデータを連続してリモ
ート制御装置に送出する送出手段と、前記リモート制御
装置に設けられ、前記送出手段からの前記フレームデー
タを受信する毎に前記チャネル装置にリプライフレーム
を送出するリプライ送出手段と、前記チャネル装置に設
けられ、前記送出手段から前記フレームデータが送出さ
れる回数と、前記リプライ送出手段から送られてくるリ
プライフレームの受信回数との差を算出する計数手段
と、前記計数手段の計数値と予め設定された所定値とを
比較する比較手段と、前記比較手段の比較結果に応じて
前記送出手段からの前記フレームデータの送出を制御す
る制御手段とを有し、前記制御手段により前記送出手段
から送出されるフレームデータ量を制御することによ
り、前記リモート制御装置内に設けられたデータバッフ
ァへの前記フレームデータの格納量を管理するようにし
たことを特徴とする。
実施例 次に、本発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
第1図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。図において、チャネル1は転送制御回路11と、送
信受信回数計数回路12と、送信回路13と、受信回路14
と、比較回路15とからなり、光ファイバ100を介してリ
モート制御装置2に接続されている。
リモート制御装置2は処理回路21と、リプライフレー
ム生成回路22と、送信回路23と、受信回路24とからな
り、データ線101を介して入出力装置3と接続されてい
る。
第2図は本発明の一実施例のシステム構成を示すブロ
ック図である。図において、中央処理装置4内のチャネ
ル1−i(i=1,2,……,n)には夫々光ファイバ100−
iを介してリモート制御装置2−iが接続され、リモー
ト制御装置2−iには夫々データ線101−iを介して入
出力装置3−iが接続されている。ここで、チャネル1
−iおよびリモート制御装置2−iは各々第1図に示す
構成となっている。
これら第1図および第2図を用いて本発明の一実施例
の動作について説明する。
チャネル1内の転送制御回路11からフレームデータ線
111を介して送信回路13にフレームデータが送出される
とき、送信受信回数計数回路12では転送制御回路11から
フレームデータが送出される毎に「1」が加算される。
ここで、転送制御回路11から送信回路13へは小容量の
フレームデータ(たとえば、8バイトのフレームデー
タ)が連続して転送されており、これらフレームデータ
は送信回路13から光ファイバ100を介してリモート制御
装置2に転送される。
送信受信回数計数回路12はその内容に「1」が加算さ
れると、その加算結果を送信受信回数として送信受信回
数信号線113を介して比較回路15に送出する。
比較回路15では送信受信回数計数回路12から送られて
きた送信受信回数と予め設定された所定値とを比較し、
その比較結果を制御信号線112を介して転送制御回路11
に出力する。
転送制御回路11は比較回路15から送られてきた比較結
果に応じてリモート制御装置2へのフレームデータの転
送を制御する。すなわち、転送制御回路11は比較回路15
の比較結果により送信受信回数が所定値より大きくなる
とリモート制御装置2へのフレームデータの転送を停止
し、送信受信回数が所定値より小さくなるとリモート制
御装置2へのフレームデータの転送を開始する。
光ファイバ100を介してチャネル1からリモート制御
装置2にフレームデータが連続して転送されてくると、
受信回路24はそれらフレームデータをフレームデータ線
121を介して処理回路21およびリプライフレーム生成回
路22に送出する。
処理回路21ではそれらフレームデータを図示せぬデー
タバッファに順次格納し、それらフレームデータのチェ
ックを行ってからデータ線101を介して入出力装置3に
順次転送する。
このとき、リプライフレーム生成回路22はそれらフレ
ームデータに対するリプライフレームを生成し、リプラ
イフレーム線123を介して送信回路23に順次送出する。
送信回路23はリプライフレーム生成回路22からリプラ
イフレームが送られてくると、それらリプライフレーム
を光ファイバ100を介してチャネル1の受信回路14に順
次転送する。
受信回路14はリモート制御装置2からリプライフレー
ムが送られてくると、そのリプライフレームをフレーム
データ線114を介して転送制御回路11および送信受信回
数計数回路12に順次送出する。
送信受信回数計数回路12では送信回路14からリプライ
フレームが送られてくる毎にその内容から「1」を減算
し、その減算結果を送信受信回数として送信受信回数信
号線113を介して比較回路15に送出する。
比較回路15では送信受信回数計数回路12から送られて
きた送信受信回数と予め設定された所定値とを比較し、
その比較結果を制御信号線112を介して転送制御回路11
に出力する。
転送制御回路11は比較回路15から送られてきた比較結
果に応じてリモート制御装置2へのフレームデータの転
送を制御する。すなわち、転送制御回路11は比較回路15
の比較結果により送信受信回数が所定値より大きくなる
とリモート制御装置2へのフレームデータの転送を停止
し、送信受信回数が所定値より小さくなるとリモート制
御装置2へのフレームデータの転送を開始する。
したがって、比較回路15で送信受信回数計数回路12か
らの送信受信回数と比較される所定値をリモート制御装
置2のデータバッファの容量に対応して予め設定してお
けば、転送制御回路11でリモート制御装置2へのフレー
ムデータの転送を制御することによって、リモート制御
装置2のデータバッファへのフレームデータの格納量を
制御することができる。
よって、従来のように入出力装置3への転送量が多い
場合や入出力装置3の転送速度が速い場合でもリモート
制御装置2内に大容量のデータバッファを設ける必要が
なくなるため、リモート制御装置2のハードウェア量を
従来よりも削減することができる。
また、チャネル1からは小容量のフレームデータが連
続的に転送されてくるので、それらのデータのチェック
を迅速に行うことができ、処理効率を向上させることが
できる。
尚、中央処理装置4内のチャネル1−iに夫々接続さ
れるリモート制御装置2−i内のデータバッファも、上
述の処理動作と同様にして、チャネル1−iによってフ
レームデータの格納量が制御される。
このように、チャネル1から連続して送出される小容
量のフレームデータの送信回数と、リモート制御装置2
でフレームデータの受信毎に送出されるリプライフレー
ムの受信回路との差と予め設定された所定値とを比較回
路15で比較し、その比較結果に応じて転送制御回路11に
よりリモート制御装置2へのフレームデータの転送を制
御することにより、リモート制御装置2のデータバッフ
ァへのフレームデータの格納量を管理するようにするこ
とによって、従来のようにフレーム数と同数以上のデー
タバッファを設けることなく、リモート制御装置2のデ
ータバッファの管理をチャネル1によって行うことがで
きる。
よって、入出力装置3への転送量が多い場合や入出力
装置3の転送速度が速い場合でもリモート制御装置2内
に大容量のデータバッファを設ける必要がなくなるた
め、リモート制御装置2のハードウェア量を削減するこ
とができる。
また、チャネル1からは小容量のフレームデータが連
続的に転送されてくるので、リモート制御装置2による
それらのデータのチェックを迅速に行うことができ、処
理効率を向上させることができる。
発明の効果 以上説明したように本発明によれば、チャネル装置か
ら連続して送出される小容量のフレームデータの送出回
数と、該フレームデータを受信する毎にリモート制御装
置から送出されてくるリプライフレームの受信回数との
差と、予め設定された所定値との比較結果に応じてフレ
ームデータの送出を制御することにより、リモート制御
装置内に設けられたデータバッファへのフレームデータ
の格納量を管理するようすることによって、リモート制
御装置のハードウェア量を削減し、処理効率を向上させ
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、第
2図は本発明の一実施例のシステム構成を示すブロック
図である。 主要部分の符号の説明 1,1−1〜1−n……チャネル 2,2−1〜2−n……リモート制御装置 3,3−1〜3−n……入出力装置 11……転送制御回路 12……送信受信回数計数回路 15……比較回路 21……処理回路 22……リプライフレーム生成回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】チャネル装置に設けられ、小容量のフレー
    ムデータを連続してリモート制御装置に送出する送出手
    段と、前記リモート制御装置に設けられ、前記送出手段
    からの前記フレームデータを受信する毎に前記チャネル
    装置にリプライフレームを送出するリプライ送出手段
    と、前記チャネル装置に設けられ、前記送出手段から前
    記フレームデータが送出される回数と、前記リプライ送
    出手段から送られてくるリプライフレームの受信回数と
    の差を算出する計数手段と、前記計数手段の計数値と予
    め設定された所定値とを比較する比較手段と、前記比較
    手段の比較結果に応じて前記送出手段からの前記フレー
    ムデータの送出を制御する制御手段とを有し、前記制御
    手段により前記送出手段から送出されるフレームデータ
    量を制御することにより、前記リモート制御装置内に設
    けられたデータバッファへの前記フレームデータの格納
    量を管理するようにしたことを特徴とするデータバッフ
    ァ管理方式。
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