JPS63242666A - 事務機、とくに、マトリックス・プリンターのプラテンに紙片を供給する装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ａ、　産業上の利用分野 本発明は、伝動歯車列を介して駆動モーターに接続され
ていて、固定軸上に回転可能に軸支されているセパレー
ション・ローラーそれぞれ対応して設けられた複数の貯
留ホルダーを備えている事務機、とくに、マトリックス
・プリンターに紙片を供給する装置に関する。

ｂ、　従来の技術 プリント・ロールまたはその他の種のプラテンに紙片を
供給するこの種の装置は、多くの場合、貯留ホルダーと
ｉ３！　直面とから構成されているだけである。複数の
貯留ホルダー間に間隔が設けられているため、またセパ
レーション・ロールを必要とするため、従来公知装置の
構成態様は、本発明の場合、使用することはできない。

複数の貯留マガジンそれぞれにセパレーション・ローラ
ーを設けることは公知である　（ドイツ特許第２，８５
６，９５０号参照のこと）。このような配置構成は、紙
片または用紙を確実に仕分けるために必要とみなされて
いる。しかし、それぞれの貯留ホルダーに専用のセパレ
ーション・ローラーを備えたこの種のセパレーション・
ローラー軸を配置することは、弾発性を有する底部が分
離位置にある残りの堆積層をセパレーション・ローラー
に向かって押し動かすようにされたわずかに傾斜した状
態に紙片堆積層を保持するために必要である。そのほか
、取扱担当者が現在残っている祇の堆積層に適宜手を届
かせることができることまたは紙の堆積層を上から目視
することができることを必要とするので、紙の堆積層が
このようにわずかに傾斜した状態は有利である。

両方の貯留マガジンの間にセパレーション・ローラーが
１つだけ配置されていて、両方のセパ−ジョン位置で回
動することができるようにされた２つの向かい合った位
置にある貯留ホルダーに使用される仕分は装置も公知で
ある（英国特許出願番号第２．０２２，０５９号参照の
こと）、シかし、このシステムの欠点は、紙の堆積層が
載置されている弾発性を有する底部の押圧力が変化し、
これに伴って分離力も変化するので、回動工程のあとセ
パレーション・ローラーの位置を正確に決定しなければ
ならないことである。

Ｃ３発明が解決しようとする課題 本発明の目的は、ホルダー間の間隔が比較的大きくかつ
貯留ホルダーが比較的大きい場合にも使用することがで
きる動作が確実な貯留ホルダーの選択システムを提供す
ることである。

ｄ、　課題を解決するための手段 上記の目的を達成するため、当初に挙げた種類の装置で
あって、駆動モーターが左回りまたは右回りに回転する
よう制御することが可能であることと、駆動モーターの
ピニオンが切換回動アームと係合している偏心位置に設
けられたカムを担持している第１の歯車と噛み合ってい
ることと、駆動モーターの回転方向に応じて回動させら
れて、セパレーション・ローラーのうちの一方の歯車と
噛み合う少なくとも１つの第２の歯車が水平軸のまわり
に軸支された切換回動アームに回転可能に軸支されてい
ることとを特徴とする装置が、本発明に従って提供され
たのである０本発明によれば、その折り折りの回転方向
が、歯車の噛合を介して切り換えのための回動を制御す
る。したがって、本発明に係る装置は、機能を損なった
りあるいは特別な摩耗をしいるおそれのあるクリチカル
な部品を備えていない。そのほか、構造的に比較的大き
な貯留マガジンを回動させることが可能であるとともに
貯留マガジン間の間隔を比較的大きくとることが可能で
ある。

本発明の好適した実施態様によれば、第１の歯車に取り
付けられたカムは、スプリング・ワイヤ・グリップの脚
部間に軸支されている。この特長は、駆動モーターの動
作に自由度があることによるものである。駆動モーター
は信号に応答しなくとも動作することができるので、セ
パレーション・ローラーに属する歯車の位置に左右され
ることなく、回動運動を行なうことが可能である。

本発明の別の特徴は、第２の歯車と噛み合っているとと
もに、伝動歯車列を介してプリント・ロールの軸に取り
付けられた歯車と噛み合っている第３の歯車が切換回動
アームに回転可能に軸支されていることと、切換回動ア
ームが第３の歯車の水平軸のまわりに回動可能に支承さ
れていることにある。この構成措置によれば、切換回動
アームへの力の伝達にもとづいて、各紙片とプリント・
ロール上に供給する別の駆動力が生じるので有利である
。

本発明の別の実施態様によれば、第４の歯車が印刷ずみ
の紙片の蔵置面の入口エツジの領域で第３の歯車をプリ
ント・ロールと作動的に結合している伝動歯車列に接続
されていて、移送ローラーが前記第４の歯車の軸に取り
付けられている。

プリント・ロールの出口に対をなす案内ローラーが設け
られていて、該案内ローラーの案内ギャップが移送ロー
ラーの接線上にほぼ位置しているから、印刷ずみの紙片
の移送を補足的に支援することができる。

本発明のさらに別の実施態様によれば、少なくとも、貯
留ホルダーと、載置面と、歯車を備えたセパレーション
・ローラーと、駆動モーターと、伝動歯車列と、移送ロ
ーラーがプリント・ロールの軸上に載置可能なフレーム
にまとめられているとともに、フレームをプリンター・
シャーシに係止することができるから、事務機の残りの
構成部分から分離することができる。

ｅ、　実施例 以下、本発明の一実施例を図解した添付図面を参照しな
がら、本発明の詳細な説明する。

この実施例は、エンドレス・トラックの引寄装置２と紙
片を１枚づつプリント・ロール４に供給する２つの貯留
ホルダー５と６を有する装置３を備えたマトリックス・
プリンター１を示している。

（対をなすローラーより成る）専用のセパレージ昏ン・
ローラー７が貯留ホルダー５に対応して設けられており
、また（対をなすローラーより成る）同様に専用のセパ
レーション・ローラー８が貯留ホルダー６に対応して設
けられている０本発明においては、ステップ・モーター
より成ることが好ましい駆動モーター９のピニオン１０
が第１の歯車１１を駆動している。該第１の歯車１１は
偏心状態に設けられたカム１２を図示の位置で担持して
いる。

切換回動アーム１３は、図示の位置ではニュートラルな
状態（垂直に延在した状態）を占めている。

切換回動アーム１３は、水平軸１４のまわりで回動可能
に軸支されている。なお、この水平軸１４を図示よりも
高い位置に配置してもさしつかえない、第２の歯車１５
は、セパレーション・ローラー７の回転軸上に同軸的に
取り付けられている第２の歯車ｉ６と噛み合うかあるい
はセパレーション７・ローラー８の回転軸上に同軸的に
取り付けられている別の歯車１７と噛み合うようにされ
ている。したがって、水平軸１４の高さ位置により切換
回動アーム１３の歯車１６と１７に向かって左右に回動
する距離が決定される。

第１の歯車１１上に固定されたカム１２は、スプリング
・ワイヤ・クリップ１８の脚部１８ａ　と１８ｂの間で
案内されている。そのほか、第２の歯車１５の回転軸受
１９が前記脚１８ａ　と１８ｂの間に保持されている。

スプリング・ワイヤ・クリップ１８は位置ずれしないよ
うヨーク２０により保持されている。そのほか、スプリ
ング・ワイヤ・クリップ１８の長さ方向の位置は、スト
ッパー２１とシャフト・ボルト２２により設定されてい
る。

第２の歯車１５とつねに噛み合っている第３の歯車２３
が切換回動アーム１３の水平軸１４上に軸支されている
。順々に噛み合っている歯車２５と２６と２７と２８と
２９と３０と３１より成る伝動歯車列２４が第３の歯車
２３に接続されていて、駆動されるようになっている。

なお、最後の歯車３１はプリント・ロール４の軸３３に
取り付けられた歯車３２と噛み合っている。

図示より明らかなように、切換回動アーム１３の回動輪
は、第３の歯車２３の水平軸１４と合致している。

（印刷ずみの）紙片５ａまたは６ａを載置面３６に移送
するために使用される第４の歯車３７が入口エツジ３４
の領域で第３の歯車２３の駆動力を伝達する伝動歯車列
２４と噛み合った状態で回転可能に軸支されている。印
刷ずみの紙片５ａまたは６ａと摩擦係合的に協働する移
送ローラー３５が第４の歯車３７の軸３５ａに取り付け
られている。対をなす案内ローラー３８がプリント・ロ
ール４の出口４ａに設けられていて、案内ローラー３８
の案内ギャップ３９がｉ３Ｉ置装３６の移送ローラー３
５と協働して接線４０を形成しているので、印刷ずみの
紙片５ａと６８は移送ローラー３５のはいり込み領域に
到達する。

フレーム４１は、マトリックス・プリンター１のプリン
ト・ロールの軸３３上に載置され、取りはずし可能な掛
金部材４２によりプリンター・シャーシ１ａに係止され
る。フレーム４１は、貯留ホルダー５と６のほか、載置
面３６と、歯車１６と１７を備えたセパレーション・ロ
ーラー７と８と、駆動モーター９と、歯車１１と１５と
２３を備えた切換回動アーム１３と、伝動歯車列２４と
、移送ローラー３７を担持している。

第２図に示されているように、駆動モーター９を“右ｇ
！Ｉ制御”に切り換えると、駆動モーターのピニオンｌ
Ｏと第１の歯車１１を介してカム１２により切換回動ア
ーム１３が回動され、第２の歯車１５はセパレーション
・ローラー８の歯車１７と噛み合い、これにより紙片６
ａが貯留ホルダー６から取り出される。

【図面の簡単な説明】

第１図は、切換回動アームがニュートラルな位・置を占
めている状態におけるマトリックス・プリンターの側面
図、第２図は、切換回動アームを使用位置の一方に切り
換えた第１図に示されているマトリックス・プリンター
を簡略化して図解した側面図。 １・・・マトリックス・プリンター、 １ａ・・・プリンター・シャーシ、２・・・引寄装置、
３・・・供給装置、 ４・・・プリント・ロール、− ５，６・・・貯留ホルダー、 ５ａ、６ａ・・・印刷ずみの紙片、 ７．８・・・セパレーション・ローラー、９・・・駆動
モーター、１０・・・ピニオン、１１・・・第１の歯車
、　　　　　１２・・・カム、１３・・・切換回動アー
ム、　　　１４・・・水平軸、１５・・・第２の歯車、
　　　　　１６．１７・・・歯車、１８・・・スプリン
グ・ワイヤ・クリップ、１８ａ、１８ｂ・・・脚部、　
　　　　１９・・・回転軸受、２０・・・ヨーク、２１
・・・ストッパー、２２・・・シャフト・ボルト、　　
２３・・・第３の歯車、２４・・・伝動歯車列、 ２５．２６．２７，２８．２９．３０．３１．３２・・
・歯車、３３・・・プリント・ロールの軸、３４・・・
入口エツジ、３５・・・移送ローラー、 ３５ａ・・・第４の歯車の軸、　　３６・・・載置面、
３７・・・第４の歯車、　　　　　３８・・・案内ロー
ラー、３９・・・案内ギャップ、　　　　４０・・・接
線、４１・・・フレーム、　　　　　　４２・・・掛金
部材。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）伝動歯車列を介して駆動モーターに接続されていて
   、固定軸上に回転可能に軸支されているセパレーション
   ・ローラーそれぞれに対応して設けられた複数の貯留ホ
   ルダーを備えている事務機、とくに、マトリックス・プ
   リンターのプラテンに紙片を供給する装置において、駆
   動モーター（９）が左回りまたは右回りに回転するよう
   制御することが可能であることと、駆動モーターのピニ
   オン（１０）が切換回動アーム（１３）と係合している
   偏心位置に設けられたカム（１２）を担持している第１
   の歯車（１１）と噛み合っていることと、駆動モーター
   （９）の回転方向に応じて回動させられて、セパレーシ
   ョン・ローラー（７；８）のうち一方の歯車（１６；１
   ７）と噛み合う少なくとも１つの第２の歯車（１５）が
   水平軸（１４）のまわりに軸支された切換回動アーム（
   １３）に回転可能に軸支されていることとを特徴とする
   装置。 ２）第１の歯車（１１）に取り付けられたカム（１２）
   が、スプリング・ワイヤ・クリップ（１８）の脚部（１
   ８ａ、１８ｂ）の間に軸支されていることを特徴とする
   特許請求の範囲第１）項に記載の装置。 ３）第２の歯車（１５）と噛み合っているとともに、伝
   動歯車列（２４）を介してプリント・ロール（４）の軸
   （３３）に取り付けられた歯車（３２）と噛み合ってい
   る第３の歯車（２３）が切換回動アーム（１３）に軸支
   されていることと、切換回動アーム（１３）が第３の歯
   車（２３）の水平軸（１４）のまわりに回動可能に支承
   されていることとを特徴とする特許請求の範囲第１）項
   または第２）項記載の装置。 ４）第４の歯車（３７）が印刷ずみの紙片（５ａ、６ａ
   ）の載置面（３６）の入口エッジ（３４）の領域で第３
   の歯車（２３）をプリント・ロール（４）と作動的に結
   合している伝動歯車列（２４）に接続されていて、移送
   ローラー（３５）が前記第４の歯車（３７）の軸に取り
   付けられていることを特徴とする特許請求の範囲第１）
   項より第３）項までのいずれか１項に記載の装置。 ５）プリント・ロール（４）の出口（４ａ）に対をなす
   案内ローラー（３８）が設けられていて、該案内ローラ
   ー（３８）の案内ギャップ（３９）が移送ローラー（３
   ５）の接線（４０）上にほぼ位置していることを特徴と
   する特許請求の範囲第１）項より第４）項までのいずれ
   か１項に記載の装置。 ６）少なくとも、貯留ホルダー（５、６）と、載置面３
   ６と、歯車（１６、１７）を備えたセパレーション・ロ
   ーラー（７、８）と、駆動モーター（９）と、歯車（１
   １、１５、２３）を備えた切換回動アーム（１３）と、
   伝動歯車列（２４）と、移送ローラー（３５）が、プリ
   ント・ロールの軸（４ｂ）上に載置可能なフレーム（４
   １）上にまとめられていることと、前記フレーム（４１
   ）をプリンター・シャーシ（１ａ）に係止することがで
   きることとを特徴とする特許請求の範囲第１）項より第
   ５）項までのいずれか１項に記載の装置。