JPH045497Y2 - - Google Patents

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JPH045497Y2
JPH045497Y2 JP16198984U JP16198984U JPH045497Y2 JP H045497 Y2 JPH045497 Y2 JP H045497Y2 JP 16198984 U JP16198984 U JP 16198984U JP 16198984 U JP16198984 U JP 16198984U JP H045497 Y2 JPH045497 Y2 JP H045497Y2
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banknote
roller
shaft
take
guide roller
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JP16198984U
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  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、顧客の取り忘れ等によつて払い出し
口に放置された紙幣を紙幣放出機の機内に取り込
む装置に関するものである。
「従来の技術」 第4図および第5図は、上記取り込み装置を備
えた紙幣放出機の一従来例を示すものである。
この紙幣放出機は、機体1内に挿入された紙幣
収納箱2,2に収納されている紙幣を搬送路3に
よつて搬送しながら判別した後、集積車4を経由
して該集積車4上方の一貯留部5に貯留し、異常
があればリジエクトボツクス6へ、異常がなけれ
ば、搬送路8を経由して払い出し口9から送り出
すようにした構成となつている。
上記搬送路8と払い出し口9との間には、第5
図に示す如き送り出し回収機構が設けられてい
る。この送り出し回収機構は、前記搬送路8を構
成する上下の搬送ベルト10,11のそれぞれの
終端部のベルトローラ12A,12Bの前方(払
い出し口9方向前方)に、前記ベルトローラ12
A,12Bの駆動機構(図示略)と連動させられ
た軸13と一体回転する取り込みローラ14を昇
降自在に設けるとともに、該取り込みローラ14
の下方に、前記搬送路8から送り出された紙幣S
を払い出し口9まで案内する機構、すなわち、受
け板15と、該受け板15の上面から一部露出す
るとともに軸16を中心として回転自在なガイド
ローラ17を設け、さらに、フオトセンサ18
A,18Bによつて紙幣Sの位置を検出するよう
にした構成となつている。
上記構成の紙幣放出機においては、取り込みロ
ーラ14を上昇させた状態で紙幣Sの繰出しが行
われており、第5図矢印イの方向に回転するベル
トローラ12A,12Bから送り出された紙幣S
は、第5図に示すように、先端が払い出し口9か
ら突出し、かつ紙幣Sに押出し力を作用させない
受け板15およびガイドローラ17の上に乗つた
状態で停止させられる。そして、このような状態
(前側のフオトセンサ18Bが遮光状態で後側の
フオトセンサ18Aが通光状態)で一定時間経過
したことを条件として、紙幣の取り忘れが認識さ
れ、紙幣の回収動作が開始される。すなわち、取
り込みローラ14を下降させて該取り込みローラ
14とガイドローラ17との間に紙幣Sを挾持さ
せるとともに、取り込みローラ14を第5図矢印
ロ方向に回転させ、さらに、ベルトローラ12
A,12Bを第5図矢印ロ方向に回転させること
により、紙幣Sが機内に取り込まれ、搬送路3を
経由してリジエクトボツクス6に送り込まれる。
「考案が解決しようとする問題点」 しかしながら、上記紙幣の回収においては、取
り込みローラ14とガイドローラ17との間から
紙幣Sを押出す際に、集積状態の紙幣Sが前後に
ずれてしまう場合があり、このような状態の紙幣
Sが機内に取り込まれると、搬送路中でジヤムが
発生したり、リジエクトボツクス6に投入される
際に姿勢が乱れてしまうなどの問題が生ずる。
本考案は、上記事情に鑑みて提案されたもの
で、取り込みに際して紙幣にずれを生じさせるこ
とが少なく、かつ、紙幣放出機を構成する搬送機
構の駆動系に容易に連動させ得る回収装置を提供
することを目的とするものである。
「問題点を解決するための手段」 上記目的を達成するため、本考案は、紙幣放出
機の機内で紙幣を搬送する搬送路の終端部と紙幣
取り出し口との間に、紙幣の下面を支えるガイド
ローラと、紙幣の取り込みに際して該ガイドロー
ラに当接される取り込みローラとを設け、前記ガ
イドローラと紙幣搬送路の駆動系とを一方向クラ
ツチを介して連結するようにしたものである。
「作用」 上記構成により、紙幣の回収に際してガイドロ
ーラに駆動力を付与することができ、一対の回転
体に挾持した状態で紙幣を取り込むことをができ
る。
「実施例」 以下、第1図ないし第3図を参照して本考案の
一実施例を説明する。なお、第1図ないし第3図
中第4図および第5図と共通の部分には同一符号
を付し説明を簡略化する。
すなわち、この一実施例の回収装置は、従来の
回収装置と同様に紙幣放出機の払い出し口の内側
に設けられるもので、周面の一部を受け板15の
上面から露出させて設けられたガイドローラ17
Aと、このガイドローラ17Aに接近する方向お
よび離間する方向に移動自在に設けられた取り込
みローラ14と、これら取り込みローラ14、ガ
イドローラ17Aを紙幣搬送路8の駆動機構に連
動させる駆動機構とを基本構成としている。
次いで、上記駆動機構の詳細を説明する。
まず、取り込みローラ14の駆動機構について
説明すると、機体内部に設けられたフレーム19
には、紙幣放出機のメインモータ(図示略)に連
動して回転する駆動軸20が支持されており、こ
の駆動軸20は、歯車21,22,23を介して
軸24を駆動し、この軸24は、搬送ベルト10
のベルトローラ12Aを支持している。前記軸2
4には、歯車25が取り付けられており、この歯
車25は、中間歯車26を介して歯車27を駆動
して取り込みローラ14の軸13を回転させてい
る。また、前記軸24には、ブレーキライニング
27が取り付けられており、このブレーキライニ
ング27は、前記取り込みローラ14の軸13を
支持する回動アーム28に摩擦接触している。す
なわち、前記回動アーム28は、ブレーキライニ
ング27との間の摩擦力により軸24を中心とし
て旋回動作し得るようになつている。
一方、前記駆動軸20と軸24との間には、こ
れらの軸と平行にストツパー軸29が支持されて
おり、このストツパー軸29には、前記回動アー
ム28に当接して該回動アーム28の回転を拘束
するストツパー30が設けられている。
次いで、ガイドローラ17Aの駆動機構につい
て説明すると、下側の搬送ベルト11のベルトロ
ーラ12Bの軸31には、歯車32が取り付けら
れており、この歯車32は、中間歯車33を介し
て歯車34に噛み合つている。そして、この歯車
34は、ガイドローラ17Aと一体に回転する軸
16Aに一方向クラツチ35を介して連結されて
いる。
そして、この一方向クラツチ35は、ガイドロ
ーラ17Aが、ベルトローラ12Bと連動して第
1図時計方向にのみ回転し得るように、歯車34
と軸16Aとの間で回転の伝達を行なつている。
なお、第1図において符号36,37で示すも
のは、それぞれ軸38,39を中心として旋回昇
降する移送ベルトと移送ローラであつて、これら
移送ベルト36および移送ローラ37は、集積車
4上の一時貯留部5の紙幣を挾持して、紙幣放出
方向(第1図左方)もしくは紙幣取り込み方向
(第1図右方)に水平移動させている。
このように構成された取り込み装置の動作を説
明する。
まず、紙幣の放出動作について説明すると、機
内の搬送路3から送り出された紙幣は、集積車4
の上部の一時貯留部5に貯留され、所定枚数の紙
幣が集積されたことを条件として第1図左方の搬
送路8に送り込まれ、さらに、搬送ベルト10,
11の間に挾持されて払い出し口9へ送られて、
従来と同様に、先端が取り出し口9から突出し、
かつ後端がガイドローラ17Aの上に乗つた状態
で停止する。
この放出動作においては、軸24の回転(第1
図時計方向への回転)にともなつて、ベルトロー
ラ12Aが第1図矢印イ方向へ、また、軸13が
歯車25,26,27を介して第1図時計方向に
それぞれ回転し、これにより取り込みローラ14
もベルトローラ12Aと同一方向に回転する。ま
た、前記軸24の回転はブレーキライニング27
を介して回動アーム28に伝わり、これにより、
回動アーム28が同方向に回転して上昇し、紙幣
と接触しない状態となる。そして、この回動アー
ム28の上昇は、ストツパー30に当接すること
により停止されられ、停止後は、ブレーキライニ
ング28と軸13とが摺動接触状態となる。ま
た、ベルトローラ12Bの第1図矢印イ方向への
回転にともない、歯車32,33,34が回転す
るが、この方向の回転は、一方向クラツチ35に
よつて遮断され、したがつて、ガイドローラ17
Aが回転することはない。
一方、払い出された紙幣が一定時間以上放置さ
れた場合には、次のようにして紙幣の取り込みが
行なわれる。
まず、取り込み動作においては、装置の駆動系
が逆方向に回転し、駆動軸20を始めとする各種
の軸が、第1図矢印ロで示すように、前述の紙幣
放出の場合と逆方向に回転して紙幣の取り込みが
行なわれる。
すなわち、軸24の回転がブレーキライニング
27を介して回動アーム28に伝達されると、該
回動アーム28が第1図反時計方向に回転して、
取り込みローラ14とガイドローラ17Aとの間
に紙幣が挾持されるとともに、取り込みローラ1
4が第1図反時計方向に回転する。一方、軸31
の回転は、歯車32,33,34および一方向ク
ラツチ35を介して軸16Aに伝達されて、前記
紙幣放出の場合とは逆に第1図時計方向にガイド
ローラ17Aを回転させる。そして、これら取り
込みローラ14とガイドローラ17Aとに挾持さ
れて、紙幣が第1図右方に取り込まれ、さらに、
一時貯留部および機内の他の搬送路を経由してリ
ジエクトボツクス6(第4図参照)に送り込まれ
る。
なお、上記一実施例においては、紙幣搬送路8
と紙幣取り出し口9との間に一対のローラ(取り
込みローラとガイドローラ)を設けたが、複数個
ずつのローラを設けるようにしても良い。
「考案の効果」 以上の説明で明らかなように、本考案は、紙幣
放出機の機内で紙幣を搬送する搬送路の終端部と
紙幣取り出し口との間に、紙幣の下面を支えるガ
イドローラと、紙幣の取り込みに際して該ガイド
ローラに当接される取り込みローラとを設け、前
記ガイドローラと紙幣搬送路の駆動系とを一方向
クラツチを介して連結して、ガイドローラを紙幣
取り込み方向へのみ回転させるようにしたから、
機内への取り込みが可能でかつ顧客への受け渡し
が可能な位置に紙幣を待機させておいて、顧客が
取り忘れた場合等に機内に回収することができる
のは勿論のこと、上下の回転ローラに紙幣を挾持
して、姿勢の乱れを生じさせることなく取り込む
ことができるという効果を奏する。さらに、機内
の搬送機構の駆動機構に機械的に連結された駆動
機構によつて上記回転ローラの作動、停止の切り
替えを行なうようにしたから、装置の構造を簡単
にすることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の一実施例を示す
もので、第1図は側面図、第2図は第1図−
線に沿う矢視図、第3図は第1図−線に沿う
矢視図、第4図は従来の取り込み装置を備えた紙
幣放出機の構造の概略を示す側面図、第5図は第
4図鎖線Vで示す部分の詳細図である。 1……機体、8……紙幣搬送路、9……払い出
し口、12A,12B……ベルトローラ、13…
…軸、14……取り込みローラ、16A……軸、
17A……ガイドローラ、31……軸、32,3
3,34……歯車、35……一方向クラツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 紙幣放出機の機内で紙幣を搬送する搬送路の終
    端部と紙幣取り出し口との間に、紙幣の下面を支
    えるガイドローラと、紙幣の取り込みの際に前記
    ガイドローラに向けて付勢される取り込みローラ
    とを上下に並べて設け、前記ガイドローラの軸と
    紙幣搬送路の駆動系との間に、該駆動系が紙幣取
    り込み方向に作動しているときに前記軸に動力を
    伝達する一方向クラツチを設けてなることを特徴
    とする紙幣放出機の払い出し紙幣取り込み装置。
JP16198984U 1984-10-26 1984-10-26 Expired JPH045497Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16198984U JPH045497Y2 (ja) 1984-10-26 1984-10-26

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16198984U JPH045497Y2 (ja) 1984-10-26 1984-10-26

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Publication Number Publication Date
JPS6178149U JPS6178149U (ja) 1986-05-26
JPH045497Y2 true JPH045497Y2 (ja) 1992-02-17

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ID=30719883

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JP16198984U Expired JPH045497Y2 (ja) 1984-10-26 1984-10-26

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