JPS6324188A - 水晶時計 - Google Patents

水晶時計

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JPS6324188A
JPS6324188A JP8100987A JP8100987A JPS6324188A JP S6324188 A JPS6324188 A JP S6324188A JP 8100987 A JP8100987 A JP 8100987A JP 8100987 A JP8100987 A JP 8100987A JP S6324188 A JPS6324188 A JP S6324188A
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wheel
battery
lever
yoke
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Masashi Yoshino
雅士 吉野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、水晶時計を構成するブロックの配置に関する
現在、アナログ水晶時計に要求されるものは薄型化の小
型化である。特に、婦人用水晶時計においては、小型化
の要求が強い、婦人用時計は、そのファッション的役割
から、平面的にも様々なサイズが要求され、これに応え
る為には、ムーブメントサイズが小さい事が必要条件と
なるのである本発明は、かかる要求に応える為の超小型
の水晶時計を提供する事を可能にするものである。
従来、水晶時計は、ムーブメント部品と電池とを平面的
にレイアウトしていた。その為、平面サイズの長径は、
電池の直径の倍以上にならざるを得なかった・ また、外部操作部材が取付けられる方向のムーブメント
サイズは、外部操作部材と共に作動し、輪列に係合離脱
する切換手段の構成とし、レイアウトによって制約を受
けている。
本発明を図によって説明する。
第1図は、従来の小型水晶時計の代表的な平面図である
。水晶5、MO3IC6とを含む回路ブロック4とコイ
ル7、ステーター、ローターにより成る衆知のステップ
モーター、指針にローグーの!JIきを伝える輪列ブロ
ックlOと巻真18に係合する図示されていない切換手
段と電池2とを平面的に分散配置している。これによる
と、ムーブメントサイズの長径りは電池2の直径Q2.
分真車11の直径をQllとすれば、L″:2Q2+Q
ILとなる。本例によればL= 15.51I+m、 
Q3 =6.8mm、ff1l =22mmである。こ
の様に、従来のレイアウトによると、ム−ブメントの直
径はほぼ電池の径の2倍強となり、これ以上の小型化は
極めて難しいものであった。
本発明の静的は、この様な問題点を解消するものであり
、平面サイズの小型化への制限条件を取り除いた超小型
水晶時計を提供することにある。
本発明による水晶時計は、地板に装着される巻真と、前
記巻真を 動し分針を保持する分針車に直接噛合するツ
ツミ車と前記分針車に噛合離脱させる切換手段とを有し
てなることを特徴とする。
以下に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第2図は1本発明の基本的な概念を示す図であるムーブ
メントブロック1の上に電池2を配している、この例で
は、ムーブメントブロックlの外径とはほぼ等しい。ム
ーブメントブロック1の外径より小さい電池2を組込む
場合には、その中心がほぼ同じ位置に配置するものであ
る。この様に、ムーブメントブロックlから電池2を完
全にレイアウト上に切り離した氷によりムーブメントブ
ロック1のスペース効率が非常によくなる。すなわち第
1図において、地板外径と電池の外径とによって形成さ
れる三日月形状は利用率の非常に三日に小さい、ムダな
スペースであった訳である。
第3図から第13図までは、本発明を最も効果的な実現
する一実例の図面である。
本実例では、電池の外径がφ6.8市、地板外径φ6.
8mmという超小型ムーブメントを実現している。従来
、平面サイズとして最小のものはφ10mm前後であり
、この数字は、本実施例がいかに小いか、逆に言えば、
本発明がいかに効果的かを物語っている。
まず、この様な超小型ムーブメントを実現した本実施例
の構成を、図に従って説明する。
第3図は、電池を取り除いた時のムーブメントブロック
1の平面図である。
第4−A図、第4−B図は、電池まわりの断面図である
紐受3の上に電池リード板12が配置され、その上に電
池絶縁板13が重ねられている。紐受3に設けられた変
形穴3a内に、電池リード板12の一方のバネ部12a
が位置している。
このバネ部12aを全て含む様な形状で、電池絶縁板1
3は舌部13aを有している。この舌部13aには、電
池のマイナスリード用のパターン13bが形成されてい
る。このパターン13bは、平面的に電池のマイナス極
2aの範囲内、第3図において二点鎖線で示された範囲
の内側に形成される。この事により、マイナスリードパ
ターンのプラスとのショートの危険は全くないのである
本実施例では、電池リード板12は12a以外にプラス
導通用のバネ部12bを有している。このプラス導通用
のバネ部12bはムーブメントの外周部、前記した第3
図における二点鎖線2aの外側に配置されている。又、
この電池リード板12は12c部龜おいて紐受3をかか
え込む様カシメ固定されている。マイナス導通について
は、断面方向へバネ性を有した電池リード板12のバネ
部12aのバネ力が電池絶縁板に形成されたパターン1
3b部を電池のマイナス極2aへ押しつける番により確
保されるこの電池リード板12の紐受3への固定は、ビ
ンによるカシメ又は、打込みによるものでもよい、紐受
3に関して電池絶縁板13と反対側に配置されている回
路基板30への導通は、紐受3に設けられた穴3bを通
して行われている。オーバーハングしたパターンとして
の銅箔13cを同じくオーバーハングにより形成された
回路基板30のパターンに溶接により固着している。又
、この電池リード板のバネ部12aは、断面的にも紐受
3の水晶5の取付部に設けられた変形穴3a内に位置し
ており(電池2の組込み時)、ムーブメントの総厚(i
ff:油部)にこの電池リード板12の厚ミは加算され
ない。
又、電池絶縁板13が電池2と紐受3との間に配置され
ているので、電池のマイナス極2aと紐受3とのショー
トも全く心配はない。
電池プラス導通について述べると、本実施例では電池リ
ード板12がバネ部12bを有し、この外周部に配置さ
れてバネ部12bも断面的にバネ性を有し、電池のプラ
ス極2aと押圧力を持って接する事により成されている
。これによりムーブメントの外径を電池の外径と全く同
じ径、ないしは小さくする事すら可能となっている。す
なわち、ムーブメト径としては最小のものが実現可能と
なっているのである。この他に、プラスの導通の例とし
ては、第4−B図もある。地板29のウラ側に固定され
たプラスリード板39が電池の側面へバネ力を持って接
触するものである。
第4−図に示した様な本実施例のごとく、マイナス導通
のリード手段とを別に有する事により、圧力を生せしめ
るバネ部材の固定を絶縁手段をほどこす事なく直接、受
や地板に固定する洛ができ、その構造上の自由度は大き
くなり、又、その材料等の制約もなく、安定した導通が
きわめて容易に実現する。
又この電池リード板は、第4−A図に示したごとく、プ
ラスリード板用のバネとして共用する事も可能となって
いる。
電池絶縁板13の他の利用方法についての述べる本じ実
施例によればt53図にし示しであるごとく、銅箔パタ
ーンの形状を工夫する事により、このパターン形状をマ
ークとして利用している。電池のマイナス極の範囲内、
すなわち第3図における二点鎖線2aの内側にメーカー
名ABCDを入れ、二点鎖線より外側にキャリバー名、
製造名、石数等を表示している。この様に形成するマー
クを完全に電池のマイナス極の範囲内として利用し、し
かも電池の真下に配置しても全くシ菖−トの心配がない
のである、電池絶縁板13の固定は、13dにて銅箔を
オーバーハングさせ、受3に直接溶接により固定されて
いる。
この固定方法は、ビンにより位置決めのみ行ない、電池
2を組込む事により実質的に絶縁板13の位置決めが行
なわれる構造も考えられる。
第5図は、ムーブメントブロック1から電池絶縁板13
を取り除い時の平面図である。ただし切換部にっては、
第9図によって示されているので除いである。5が水晶
であり、6がMO3ICである。水晶5は、紐受3に設
けられた変形穴3aをほとんど含む様な位置に配置され
ている。
7がコイル、8がステーター、9がローターであるこの
コイル7、ステーター8、ローター9で水晶時計用電気
・機械変換器として衆知のステップモーターを構成して
いる。
14は、ローター9のrIJJきを分針車重5に伝える
中間車である、16は分針車15の動きを時針車17に
伝える日ノ裏車で輪列を構成している。18は外部操部
材としての巻真である。前記輪列14.15.16は巻
真とほぼ直角に配置されている。そしてステーター8、
水晶5も巻真18とほぼ直角に配置されている。しかも
、輪列14.15.16は、水晶5、ステーター8と平
面的にほぼ重っている。
又、Mo5IC6とコイル7とにステーター8、水晶5
がはさまれてる様に配置されている。
この様な構成を採る事により、ムーブメントサイズにく
らべ輪列の歯車の大きさに対する制約が少なくなり、大
きな輪列を用いる事ができる。これにより、小さなムー
ブメントでありながら大きなモデルへの展開も、針、フ
レの心配もなく可能となり、商品バラエティ−はきわめ
て大きくなる0本実施例においては、中間歯車14a、
分針車15a、日ノ裏歯車16aのムーブメントに含め
る割合は、約33%にも達している。
又、ステーター8及び水晶5を並べて平行にしかもほぼ
中央部に配置し、その両側にMo6IC6とコイル7を
配置した本により、ムーブメント厚ミとほぼ等しい厚ミ
を有するコイルの実現を可能とし、しかも、平面スペー
スを多く必要どする切換部分とを完全に切離す事が可能
となり、この事が全体的なスペース効率の向上に寄与し
ている。すなわち、巻真18の両側に無理なく切換部品
を配置する事ができる訳である。
第6図は、モーター及び輪列部の断面図である。
7がコイルであり、7aが磁心である。8がステータ、
5は水晶である。ステータ8と磁心7aは、ステータ8
を総量3側にしてビン31によって紐受3に固定されて
いる。このビン31の一端31aは、地板に設けられた
穴29aと係合し、地板29に対する紐受3の位置決め
ている。9は磁石片9aを有るローターであり、このロ
ーター9の回転が、中間車14を介して分針車15に伝
えられ、又、この分針車15の動きが、日ノ裏車16を
介して時針車17に伝えられる。紐受3の一端は、地板
29に直接ネジを切った29bでネジ32により固定さ
れる。
輪列9.14.15の支持は、上下とも柄を軸受が支持
する方式を採用している。すなわち分針車15の上納も
硬石による軸受により支持されている。
日ノ裏車16は、その回転中心を分針歯車15a内に有
し、日ノ裏歯車16aと日ノ裏歯車16bとによって地
板29をはさむ様に固定されている。
第3図から第6図までにより示される様に、本発明によ
れば、総量3の一方に電池2を配置し、他方ヘスチータ
ー8、コイル7、ローター9により成るモーター及び水
晶5、MO5IC6とを含む回路ブワ?り4とを配置し
ているのである。又、本実施例、に劣れば、地板29と
ステーター8及び水晶5にはさまれる様に、輪列14a
、15a、16aとが配置されている。しかもステータ
ー8と水晶5とは、はぼ同−断面上に位置している。こ
の様なレイアラによりムーブメントブロック1の径を小
さくする事が可能になり、その厚ミについても、きわめ
て効率゛  のよい重り方をしている為に、薄型化にも
貢献しているのである。
第7図は、回路断面図である。
まず水晶の導通の取り方を説明する。
本実施例では、す水晶5には上下面5a、5bにゲート
、ドレインの両電極を有しているフラットパッケージ型
の水晶振龜子を用いている。
水晶5の固定は、総量2に接着により成されている、一
方の電FiA5a側は、回路基板30に設けた舌部30
aの接触により成される。本実施例では、主なる接触圧
は回路基板の舌部30aの持つバネ性によるが、従とし
ては舌部30aの先端を電池リード板12が押える事に
より生じる圧力である。他方の電極5b側は1回路基板
30から銅箔により成るパターンをオーバーハングさせ
た部分30bが水晶の電極5bにハンダ付されている。
水晶5の固定、導通部は、以上のごとくである。
次に、MO3IC6の実装について述べる。
MO5IC6は、回路基板30の設けられたパターンに
MO3ICのバットを直接導電接着材で固着する、いわ
ゆるフェイスダウン形式を採用している。
そてそのまわりを、モールド材35で補強している、こ
の様に、MOS I Cの実装にフェイスダウン方式を
採用することにより、回基板30の強度は極小型であな
から強度の弱点がない。すなわちMO5IC6の為の穴
抜きを回路基板30に設ける必要がないのである。
第8図の黒塗り部が、回路基板30に設けられた銅箔に
よるパターンである。
30a、30b部が水晶5との導通部である。
36aがMO5IC6のバットとの導通部である、36
bがプラス、36cがマイナス、36dが駆動用出力端
子部である。マイナス部36cはパターンがオーバーハ
ングされている。36a部が論理暖急用の端子であり、
  36a部での切断の有理により論理暖急を行うもの
である。36fプラスビン37と同様にピンによりプラ
スに導通している。
再び第7図にもどる。プラス部36bは、ピン37によ
り総量3に打ち込まれている。マイナス導通連部36c
は、オーハング部13cのマイナスリードパターンのオ
ーハング部13cにおいて溶接等の手段により固着され
ている。
駆動用出力端子36d部は、コイル7の端末がハンダや
圧着や溶接等の手段により接続されている。
この駆動用出力端子36d部は、平面的にステータ8と
コイル7との間に配置されている。
第9図は、ムーブメントブロック1から総量3を取り除
いた時の平面図であり、この図を用いて主に本実施例の
切交換部の構成について述べる。
この図は、巻真18が押し込まれた状態、すなわち巻真
1段目の状態を示している。オシドリ19がオシドリビ
ン20を回転中心として、カンヌキ21ガネジビン22
を回転中心とじて、ツツミレバ−23が固定ビン24を
回転中心として配置されているオシドリ19はバネ部1
9aを有し、このバネ部19aがカンヌキ21の尾部2
1aと係合する事によりオシドリ19には矢印25方向
に、カンヌキ21には矢印26方向に、回転力を生ぜし
めている。又、オシドリ19の一端19bは巻真先端1
8aと係合し、他端19cはカンヌキ21bと係合して
いるツツミ車26はツツミレバーの曲げ形成部23aと
カンヌキのレバ一部21cとにはさまれてる様に位置し
ている。
このツツミレバ−23の一方向の位置は、カンヌビン2
7とツツミレバーの23b部が係合する塔によって規制
されている。クリニックバネ28はバネ性を有し、巻真
に設けられたクリニック部18bと係合し、巻真18の
位置決めと巻真18の引き出し、押し込み時のクリニッ
ク感を生じせしめている。
このクリニックバネはネジビン22部及び固定ビン24
部によって地板29に固定されている。地板29、紐受
3にはコイル入部の切欠きがほどこされている。ツツミ
レバーの曲げ形成部23aはバネ性を有し、ツツミ車2
6をカンヌキのレバ一部21cの方へ押しつけている。
この事により、分針車15とツツミ車26とのスキマδ
1は確実に確保される。
第10図は、切換、特に巻真部分の断面図である巻真1
8のクリニック部18bとクリニックバネ28が係合し
、巻真18の位置をきめている0巻真18には角部18
cを有し、この角部18cにツツミ車26のが係合して
いる。このツツミ車26の作動については、後に詳述す
る事として、このツツミ車26はカンヌキ21とツツミ
レバ−23とに係合し、この2つのレバーによって平面
位置が決められている。
巻真先端18aには、オシドリ19の一端19bが係合
している。このオシドリ19の回転中心となるオシドリ
ビン20は、中間車14の歯車14aの軌跡内に位置し
ている。ツツミ車の上には、PwiosIC6が配置さ
れている。5は前記した様子水晶であり、切換の大部分
と水晶及びMO5IC6とが重なっているのである。ク
リニックバネ28の平面方向の変位は、地板29の壁に
よって妨げられている第11図は、切換部、特にレバー
類の固定・係合関係部分の断面図である。ン22を回転
中心としてカンヌキ21は、ネジビン22を回転中心と
して地板29に取付けられている。クリニックバネ28
は、リング33によってやはりネジビン22に固着され
ている。
紐受3は、ネジビン34によりネジビン22を介して地
板29に固定させられる。クリニックバネ28と他方の
一方の固定は、ツツミレバ−23の回転中心ともなる固
定ビン24の一端により地板29ヘカシメ固定されてい
る。ツツミレバ−23は、カンヌキのレバ一部21cに
固定されそいるカンヌキビン27と一端23bとが係合
している。他の一端の曲げ形成部23aはほぼ直角に曲
げ起こされ、ツツミ車26と係合してツツミ車の位置を
規制している第12図は、クリックバネ28のバネ部を
表わす断面図である。クリックバネ28には、バネ部2
8aと巻真のクリック部18bと係合する穴28bと、
電池をはずした状態でウラブタ側から操作する事ができ
る頭部28cを有している。地板29への固定は前記し
たごとくであるが、この固定部とバネ部28aとの間に
はほぼ直角な曲げ部28dがある。
巻真脱着時は、クリックバネの頭部28cを押すとバネ
部28aがタワミ、穴28bの中心が巻真のの中心とほ
ぼ一致する。この時、バネ部28a部が地板29に当た
る4Yにより押しすぎを防いでいる。
もちろん、クリックバネの穴28bの径は巻真ののクリ
ニック部18bの径よりやや大きく設定されている0次
に、第9図と第13図により切換部の作動について説明
する。
第9図は、巻真1段目、すなわち通常携帯状態の切換部
の平面図であり、第13図は、巻真な2段目に引き出し
た状態、すなわち針合せ状態の平面図である。
第9図の状態から巻真18を引き出す。巻真のリリック
部18bの斜面をクリックバネが乗り上げ、−山越えて
次の谷に落ちる事により、クリック感を持って第13図
の状態に移行する0巻真先端18aが外周方向へ後退す
る本により、オシドリ19はバネ部19aによる回転力
により矢印25方向に巻真先端18aの後退分だけ回転
する。このオシドリ19の回転によりカン7のストッパ
ー役をしていたオシドリの19c部も移動し、ストッパ
ーのはずれたカンヌキは同じくオシドリのバネ部19c
゛のカにより矢印26方向に回転する。
第13図におけるカンヌキのストッパーは、カンヌキビ
ン27と地板とが係合する事によって成される、第11
図において地板の壁29cとカンヌキビン27とが係合
するのである。
カンヌキ21の凹板にともない、カンヌキビン27と係
合しているツツミレバ−23も第13図(7)位置に移
動する。このカンヌキ21cとツゾミレバー23aとに
はさみ込まれているツツミ車26も第13図の位置にな
る。そしてこのツツミ車26は分針歯車151Lに直接
噛み合い、この状態で巻真18を回転させるとツツミ車
26が回転し、このツツミ車26の回転が分針車に伝え
られ、針合せが可能になるのである。
ツツミレバ−23の位置は、一方は前記したごとくカン
ヌキビン27により決まり、他の一方は第10図の地板
のか壁29dにより決められる。
次に、巻真な2段目から1段目へ押し込むと時の作動を
説明する。
第13図の状態から巻真18を押し込むと、オシドリの
一端19bが巻真先端18aにより押され、オシドリの
他端19cがカンヌキの斜面21dを乗り上げてカンヌ
キ21を駆動する。このカンヌキ21の動きがカンヌキ
ビン27によりツツミレバ−23に伝えられ、このツツ
ミレバ−23の一端23aによりツツミ車26の分針車
15aとの噛合いがはずれる事になる。この一連の動き
により、ff1l 31fflから第9図の状態へ切換
部品の位置関係は移行するのである。
この切換の特徴は次の点である。
その1点は、ツツミ車26を動かすのに関与する部品と
、クリックを決める部品が独立している。
すなわち、クリックは、クリックバネ28と巻真のクリ
ック部18bとによって決められ、ツツミ車26はオシ
ドリ19、カンヌキ21、ツツミレバ−23によって駆
動されている。
その2点目は、ツツミ車26の位置決め及び駆動を2つ
のレバーによって成される事である。
これによりツツミ車26の長さがきわめて短かくてすむ
本実施例は、上記2つの特徴を持つ切換構造の開発によ
り、より一層その特徴である小型化を達成しているので
ある。
その3点目は、ツツミ車26が分針歯車15aに直接噛
み合う事である。これにより、部品点数の大幅な低減を
計れる事はもちろん、本発明の最大の目的であるムーブ
メントの小型化に大きく寄与している。すなわち従来の
様に小鉄車等を用いると、巻真上に含める切換機構の含
める長さはその分長くなり、結果としてムーブメントサ
イズを大きくしていたのである。
以上本実施例は、機械的な切換を採用しているが、もち
ろん電気的な針合せの機構を用いてもよい。
電気的な針合せの方式としては、操作方法で大きく分け
て次の2つがある。
1、  リューズ形式のもの 2、  ブツシュボタン形式のもの リューズ形式としては、一般的には機械的な切換機構に
おける巻真操作と同様に、巻真を1段引き出した状態で
リューズを回転させる事により針合せをするものである
。この時のリューズ回転の1クリツクで一定時間進んだ
り遅れたりするものもある。
又、回転のスピードによって1クリツクで修正されるも
時間を変える事も考えられる。この実施例としての回路
は、本出願人の提案した特願昭54−11729や特願
昭54−11730等があり、構造的には特願昭54−
29748等がある。
ブツシュボタン形式のよものについて考えれば、ボタン
1つで1ブツシュ一定時間進み、ブツシュしつづけて自
走による早修正という事も考えられるし、他の方法とし
ては、2つのボタンを有し進み修正ボタンと遅れ修正ボ
タンとじて使用する事も考えられる。又、このボタンは
、かくしボタン形式でも、通常のリューズの様な形式の
ものでもよい。
この様に本発明によれば、分針車にツツミ車を直接噛合
離脱される切換手段を少ない部品で構成し切換手段を少
ないスペース内にレイアウトすることによって従来の約
半分の面積しかないムーブメンi・を提供することがで
きる。又、超小型の水晶時計の変形モデルへの対処がき
わめて容易に可能となり、超小型の水晶時計を実現でき
ることから婦人用の小型水晶時計の商品バラエティ−は
きわめて豊富に提供する事がでるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図・・・・・・従来の小型水晶時計の平面図。 第2図・・・・・・本発明の概念図。 f53図・・・・・・本発明による一実施例の平面図。 第4図・・・・・・本発明による一実施例の電池まわり
の断面図。 第4−B図・・・・・・本発明による実施例の電池まわ
りの断面図。 第5図・・・・・・・・・本発明による実施例の平面図
。 第6図・・・・・・本発明による一実施例のモーター及
び輪夕1j部の断面図。 第7図・・・・・・本発明による一実施例の回路部の断
面図。 第8図・・・・・・本発明による一実施例のパターン図
。 第9図・・・・・・本発明による一実施例の平面図。 第10図・・・・・・本発明による一実施例の切換部特
に巻真部の断面図。 fflll図・・・・・・本発明による一実施例の切換
部特にレバー類の固定・係合関係部の断面図。 第12図・・・・・・本発明による一実施例のクリック
バネ部の断面図。 第13図・・・・・・本発明による一実施例の巻真2段
目の平面図。 1・・・ムーブメントブロック

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 地板に装着される巻真と、前記巻真を摺動した分針を保
    持する分針車に直接噛合するツツミ車と、前記巻針と共
    動した前記ツツミ車を前記分針車に噛合離脱させる切換
    手段とを有してなることを特徴とする水晶時計。
JP8100987A 1987-04-03 1987-04-03 水晶時計 Granted JPS6324188A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8100987A JPS6324188A (ja) 1987-04-03 1987-04-03 水晶時計

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5174672A (en) * 1974-12-24 1976-06-28 Suwa Seikosha Kk Tokei tokunidenkidokeino hariawasekiko
JPS52141266A (en) * 1976-05-19 1977-11-25 Seiko Koki Kk Clock adjusting device

Patent Citations (2)

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