JPS6227901Y2 - - Google Patents

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JPS6227901Y2
JPS6227901Y2 JP9109982U JP9109982U JPS6227901Y2 JP S6227901 Y2 JPS6227901 Y2 JP S6227901Y2 JP 9109982 U JP9109982 U JP 9109982U JP 9109982 U JP9109982 U JP 9109982U JP S6227901 Y2 JPS6227901 Y2 JP S6227901Y2
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JP
Japan
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battery
circuit board
positive terminal
circuit
wheel
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JP9109982U
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JPS58193290U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は小型水晶時計の構成に関する。さらに
は小型水晶時計の電池及び電池導通手段の構成に
関する。
本考案の目的は小型でありながら作りやすく、
低コストな電池時計のムーブメントの提供にあ
る。
本考案を図によつて説明する。第1図から第8
図までは本考案を最も効果的に実現した一実施例
の図面である。
本実施例は秒針付での小型ムーブメントを実現
している。
第1図は本実施例の平面図である。
1が電池であり2が電池プラス端子である。電
池プラス端子2は電池1が地板13に対して偏心
させられて生ずるスペースに略三日月状に形成さ
れて配置されており、この電池1と電池プラス端
子でほぼムーブメントの全平面をおおつている。
3は輪列受である。4はコイルブロツク、5はス
テーター、6は永久磁石6aを有するローターで
あり、このコイルブロツク4、ステーター5、ロ
ーター6により周知のステツプモータを構成す
る。このステツプモーターのローター6の動きを
秒針車7に伝える中間車が8であり、この秒針車
7の動きを分針車9に伝える中間車が10であ
る。又、時針車11に分針車の動きを伝えるのが
日ノ裏車12である。これらの輪列が地板13と
輪列受3とによつて支持されている。14が小鉄
車であり、14aのクラウン歯車を有している。
15が外部操作部材である巻真でありこの巻真1
5には小鉄車のクラウンの歯と係合して針廻しを
成す巻真カナ部15aと巻真案内板16と係合し
巻真引き出し、押し込み時にクリツク感を生じせ
しめるクリツク部15bとを有している。巻真案
内板16を巻真15に押しつける押圧力は電池プ
ラス端子2のクリツクバネ部2aによつて生じせ
しめている。クリツクバネ部2aは外周を穴抜き
2dすることによつて形成される。17が回路ブ
ロツクでありこの回路ブロツクは回路基板18に
水晶ユニツト19とMOSIC20がセツトされて
いる。21が電池マイナス端子であり電池1と回
路基板18との間に位置し、電池1のマイナス極
と回路基板18上のマイナスパターンとの間の導
通を成している。回路基板18のプラスパターン
の導通は電池プラス端子の導通端子2bにより押
圧されて成される。電池1と電池プラス端子2と
の導通はメインバネ2cにより成される。22は
緩急スイツチレバーである。23,24,25,
26がネジでありこれらのネジにより各部品の固
定が成される。27が規正レバーであり、巻真と
の係合部27a、中間車8の歯車と係合して規正
を成す27b、回路基板18のリセツトパターン
と係合しリセツト機能を生じせしめる27cと巻
真15が2段目に引き出された時に規正力を生じ
せしめるバネ部27dとを有し、回路受座A28
に設けたピン28aを回路中心として作動する。
第2図は輪列部の断面図である。
地板13にピン29と中心パイプ30とが打込
まれている。ステーター5から生じる磁界とロー
ター磁石6aとの磁気作用によつて生じたロータ
ーの回転運動は中間車8を成して秒針車7に伝わ
り、これが中間車10を介して分針車9を動かし
日ノ裏を介して時針車11に伝わる。この時針車
はその回転中心を中心パイプ30によつて決めら
れ、この時針車11の内径によつて分針車の一方
の位置9aが決まる。この分針車9の内径によつ
て秒針車7の一方の位置7aが決まる。秒針車7
の他の一方は輪列受に打込まれた石に係合した上
柄7bによつて決まる。分針車9の他の一方は秒
針車7の上ソロバン玉7cによつて決まる。又、
日ノ裏車12は中間車10の胴部10aを回転中
心として回転する。これらの輪列は地板13と輪
列受3との間に位置し、輪列受3はネジ25によ
つて地板に固定される。この輪列受の上に電池絶
縁板31を介して電池1をセツトするのである。
第3図は切換部分の断面図である。
小鉄車14はクラウン歯部14aと平歯部14
bより成り小鉄車軸32を回転中心として回転し
この小鉄車軸により地板13に取付けられてい
る。小鉄車の平歯車14bは分針車9の分針カナ
9cと噛合つている。15が巻真であり巻真15
の位置決めは巻真案内板16と巻真15のクリツ
ク部15bとにより成される。この巻真案内板1
6は回路受座B33に設けられた角穴33aにセ
ツトされ電池プラス端子のクリツクバネ部2aに
より弾性的に係合している。巻真15の根本15
cは回路受座A28と回路受座B33とにより支
持されその先端15dは輪列受3に設けられた2
本のピン3b,3cと輪列受体3aと小鉄車軸3
2の頭部32aとによつて支持されている。27
aが規正レバーの巻真との係合部であり巻真カナ
15aと巻真クリツク部15bとの間に位置す
る。巻真を2段目に引き出すと巻真カナ15aと
小鉄車のクラウン部14aとが係合し巻真15の
回転が小鉄車14を介して分針車9に伝わるので
ある。
第4図はコイルブロツク部の断面図である。
ピン29が地板13に打込まれておりこのピン
29にステーター5、磁心4a、回路受座B28
が案内され、その上に電池プラス端子2、緩急ス
イツチレバー22がセツトされ、ねじ25でそれ
ぞれ地板13に固定されている。コイルリード基
板4bが磁心4aに固着されている。このコイル
リード基板4bは地板13と磁心4aとの間に位
置している。このコイルリード基板4bのパター
ン4b1と回路基板18のパターン18aとが回路
基板18自身の弾性により圧接されている。この
回路基板18自身の弾性力により回路基板18と
コイルリード基板4bとの導通が確保されてい
る。28は回路受座Bである。コイルブロツクの
コイル巻真4dは平面的に電池プラス端子2と重
なつている。
第5図は回路部の断面図である。
回路基板18に水晶19とMOSIC20がセツ
トされ回路受座A33と回路受座B28とにより
はさまれている。水晶19も回路受座A33と回
路受座B28によつてはさまれ固定されている。
この実施例では水晶19と回路基板18のパター
ンとの導通はハンダ付け、MOSIC20はギヤグ
ボンデイングで行なわれている。20aは
MOSICの補強の為のモールドである。
第6図は電池マイナス導通部の断面図である。
回路受座A28に設けられたダボ28bに回路
基板18と電池マイナス端子21とが案内されて
いる。電池マイナス端子21は位置決めの為の曲
げ部21aが設けられており回路受座28に設け
られた穴28cと係合する。この回路受座Aのダ
ボ28bと穴28cにより位置決めされた電池マ
イナス端子21は回路受座B33により押圧され
回路基板に押しつけられている。電池マイナス端
子にはバネ部21bを有し、先端が電池1のマイ
ナス極1aと押圧力を持つて接している。電池マ
イナス端子21と回路基板のパターン面18aと
は電池マイナス端子21のバネ部21bと電池の
マイナス極との間で発生する押圧力の反作用とし
て同じ力で押圧されている。
第7図は規正レバー部の断面図である。
規正レバー27は回路受座28aを回転中心と
して、回路受座A28と回路受座B33とによつ
てアガキが決められている。この規正レバーは規
正部27bに曲げを有し、この27b部と中間車
8の歯車8aと係合する事により周知の規正機能
を果すのである。又、回路基板18のリセツト部
18bは回路受座A28と回路受座B33との間
に形成されたスキマに位置しリセツト部18bは
曲げ起こされている。この曲げ起こされた回路基
板のリセツト部18bと規正レバーのリセツト部
27cが係合し、回路基板のリセツト部18bの
持つ弾性により押圧力を持つて導通が確保され
る。
第8図は緩急スイツチ部の断面図である。
回路基板18のプラスパターンと弾性を有する
電池プラス端子の回路導通部2bとが接してい
る。この電池プラス端子2の上に位置して緩急ス
イツチレバー22がある。通常時はこの緩急スイ
ツチレバー22は回路受座の緩急スイツチレバー
受部28に係合し回路基板のパターンからはなれ
ている。二点鎖線で示した22aの状態が緩急状
態であり、緩急スイツチレバー22の持つバネ力
で、回路基板18の緩急パターンに接し、ムーブ
メントの歩度の調整を行う。この緩急スイツチレ
バー22と回路基板18との係合は、電池1の外
周部近くで行なわれている。
以上が本考案の一実施例の概要である。ここに
一例として示したごとくムーブメント全体の構成
として電池導通手段である電池プラス端子を断面
的に電池と概同一面に配置し、しかも他の構成部
品の全てをほぼこの2部品と平面的に重ねる事に
より超小型ムーブメントを全体として何ら無理な
く実現させる事ができるのである。しかも全構成
部品の内で最も厚みの厚い部品の一つであるコイ
ルは板厚としては厚くする必要のない電池導通用
バネ部材と平面的に重ねる様に配置する事が小型
でありながらムーブメント厚みの薄型化を実現し
ているのである。又、電池プラス端子をコイルと
重ねる構成にしたことにより、時計の厚み大きさ
に影響を与えることなく安定したバネ力をもつ電
池プラス端子が得られた。また電池プラス端子が
クリツクバネ等、他の時計部品を押圧する第2バ
ネ部と1体にして用いることにより、小型時計に
適する小スペース構造とすることができる。しか
も電池プラス端子を略三日月状の長片に形成する
とともに、その長片の中央部分にコイルに重なる
部分を設け、又その重なる部分及び電池の外周の
両者に沿つて伸長し電池の側面に接触し押圧する
第1バネ部を設け、更にその長片の端部近傍には
外周を穴抜きして形成され他の時計部品を押圧す
る第2バネ部を設ける構成とすることにより、受
板の上に配載される電池のわずかな偏心により生
じたスペースに配置される細い長片状の電池プラ
ス端子であつても、使用強度を高めることがで
き、組立を容易にし且つ長期にわたつて安定した
作動を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図・・平面図、第2図・・輪列部の断面
図、第3図・・切換部の断面図、第4図・・コイ
ルブロツク部の断面図、第5図・・回路部の断面
図、第6図・・電池導通部の断面図、第7図・・
規正レバー部の断面図、第8図・・緩急スイツチ
部の断面図。 1……電池、2……電池プラス端子、3……輪
列受、4……コイル、5……ステーター、6……
ローター、7,8,9,10,11,12……輪
列、13……地板、14……小鉄車、15……巻
真、16……巻真案内板、17……回路ブロツ
ク、18……回路基板、19……水晶、20……
MOSIC、21……電池マイナス端子、22……
緩急スイツチレバー、27……規正レバー、28
……回路受座A、30……中心パイプ、31……
絶縁板、32……小鉄車軸、33……回路受座
B。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電池1、水晶及びMOSICが固着された回路基
    板18、互いに地板上に分散して配置されるコイ
    ル4とステーター5とローター6からなるステツ
    プモーター、前記ローターに係合して回動する輪
    列7,8,9,10,11,12、前記回路基板
    を地板13に保持するために前記回路基板と重ね
    て配置される回路受座33、パネ板からなり前記
    地板に固定される電池プラス端子2、前記ロータ
    ーと前記輪列を軸支する1枚の輪列受3の各構成
    要素からなり、前記各構成要素は前記地板上に載
    置されており、前記電池は前記輪列受に重ねて配
    置されるとともに、前記電池は前記地板外周部に
    配置される前記コイルに平面的に重ならないよう
    前記地板に対して偏心して配置され、且つ前記電
    池プラス端子は前記偏心によつて生じた前記地板
    上のスペースに前記電池と並置させて配置してな
    り、前記電池プラス端子は前記電池外周に沿つた
    略三日月状の長片で形成されるとともに、前記長
    片のほぼ中央に形成され前記コイルと平面的に重
    なる部分2eと、その重なる部分2e及び前記電
    池の外周の双方に沿つて伸長し前記電池の側面に
    接触し押圧する第1バネ部2cと、前記長片の端
    部近傍で外周を穴抜きすることにより形成され他
    の時計部品を押圧する第2バネ部2aを備えたこ
    とを特徴とする水晶時計。
JP9109982U 1982-06-18 1982-06-18 水晶時計 Granted JPS58193290U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9109982U JPS58193290U (ja) 1982-06-18 1982-06-18 水晶時計

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JP9109982U JPS58193290U (ja) 1982-06-18 1982-06-18 水晶時計

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Publication Number Publication Date
JPS58193290U JPS58193290U (ja) 1983-12-22
JPS6227901Y2 true JPS6227901Y2 (ja) 1987-07-17

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ID=30099518

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