JPS58218678A - 水晶時計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は小型水晶時計の構成に関する。

さらには小型水晶時計の電池及び電池導通手段の構成に
関する。

本発明の目的は小型でありながら作りやすく、低コスト
な水晶時計のムーブメントの提供にある。

さらには小型時計における最も安定したしかも簡単な導
通手段の提供を目的とする。

さらには電気導通手段を成す部品が切換の１作用を兼ね
る事による低コストの実現、スペース効率のｕｐによる
小型化の実現を目的とする。

本発明を図によって説明する。

第　図から第　図までは本発明を最も効果的に実現した
一実施例の、図面である。

本実施例は秒針対でありながらφ１３ＴＩｒｒｎという
小型ムーブメントを実現している。

第１図は本実施例の平面図である。

１が電池であり２が電池プラス端子である。

この電池１と電池プラス端子でほぼムーブメントの全平
面をおおっている。

３は輪列受である。４はコイルブロック、５はステータ
ー、６は永久磁石６αを有するローターであり、このコ
イルブロック４１ステーター５．ローター６により周知
のステップモータを構成する。このステップモーターの
ローター６の動きを秒針車７に伝える中間車が８であり
、この秒針車７の動きを分針車９に伝える中間車が１０
である。

又時針車１１に分針車の動きを伝えるのが日ノ裏車１２
である。これらの輪列が地板１３と輪列受３とによって
支持されている。１４が小鉄車であり、１４αのクラウ
ン歯車を有している。１５が外部操作部材である巻真で
ありこの巻真１５には小鉄車のクラウンの歯と係合して
針廻しを成す巻真カナ部１５αと巻真案内板１６と係合
し巻真引き出し、押し込み時にクリック感を生じせしめ
るクリック部１５ｂとを有している。巻真案内板１６を
巻真１５に押しつける押圧力は電池プラス端子２のクリ
ックバネ部２αによって生じせしめている。１７が回路
ブロックでありこの回路ブロックは回路基板１８に水晶
ユニット１９とＭＯ８工０２０がセットされている。２
１が電池マイナス端子であり電池１と回路基板１８との
間に位置し、電池１のマイナス極と回路基板１８上のマ
イナスパターンとの間の導通を成している。回路基板１
８のプラスパターンの導通は電池プラス端子の導通端子
２ｂにより押圧されて成される。電池１と電池プラス端
子２との導通はメインバネ２Ｃにより成される。

２２は緩急スイッチレバーである。

２３．２４，２５．２６がネジでありこれらのネジによ
り各部品の固定が成される。

２７が規正レバーであり、巻真との係合部２７α、中間
車８の歯車と係合して規正を成す２７ｂ。

回路基板１８のリセットパターンと係合しリセット機能
を生じせしめる２７ｃと巻真１５が２段目に引き出され
た時に規正力を生じせしめるバネ部２７ｄとを有し、回
路受座Ａ２８に設けたビンぜ ２８１Ｚを回路中心として作動する。

第２図は輪列部の断面図である。

地板１３にビン２９と中心バイブロ０とが打込まれてい
る。ステーター５から生じる磁界とローター磁石６αと
の磁気作用によって生じたローターの回転運動は中間車
８を成して秒針車７に伝わり、これが中間車１０を介し
て分針車９を動かし、日ノ裏を介して時針車１１に伝わ
る。この時針車はその回転中心を中心パイプ３０によっ
て決められ、この時針車１１の内径によって分針車の一
方の位置９αが決まる。この分針車９の内径によって秒
針車７の一方の位置７αが決まる。秒針車７の他の一方
は輪列受に打ち込まれた石に係合した上柄７ｂによって
決まる。分針車９の他の一方は秒針車７の上ソロパン玉
７Ｃによって決まる。又日ノ裏車１２は中間車１０の胴
部１０αを回転中心として回転する。これらの輪列は地
板１３と輪列受３との間に位置し、輪列受３はネジ２５
によって地板に固定される。この輪列受の上に電池絶縁
板３１を介して電池１をセットするのである。

第３図は切換部分の断面図である。

小鉄車１４はクラウン歯部１４αと平歯部１４ｂより成
り小鉄車軸３２を回転中心として回転しこの小鉄車軸に
より地板１３に取り付けられている。小鉄車の平歯車１
４ｈは分針車９の分針カナ９Ｃと噛合っている。１５が
巻真であり巻真１５の位置決めは巻真案内板１６と巻真
１５のクリック部１５Ａとにより成される。この巻真案
内板１６は回路受座Ｂ３３に設けられた角穴３３αにセ
ットされ電池プラス端子のクリックバネ部２αにより弾
性的に係合している。巻真１５の根本１５Ｃは回転受座
Ａ２８と回路受座Ｂ３３とにより支持されその先端１５
ｄは輪列受３に設けられた２本のビン３ｈ、３ｃと輪列
受体３αと小鉄車軸３２の頭部３２αとによって支持さ
れている。２７αが規正レバーの巻真との係合部であり
巻真カナ１５αと巻真クリック部１５ｂとの間に位置す
る。巻真を２段目に引き出すと巻真カナ１５αと小鉄車
のクラウン部１４αとが係合し巻真１５の回転が小鉄車
１４を介して分針車９に伝わるのである。

第４図はコイルブロック部の断面図である。

ビン２９が地板１３に打込まれておりこのピン２９にス
テーター５．磁心４α１回路受座Ｂ２８が案内され、そ
の上に電池プラス端子２．緩急スイッチレバー２２がセ
ットされ、ねじ２５でそれぞれ地板１３に固定されてい
る。コイルリード基板４ｈが磁心４αに固着されている
。このコイルリード基板４ｂは地板１６と磁心４αとの
間に位置している。このコイルリード基板４ｂのパター
ン４ｂ１と回路基板１８のパターン１８αとが回路基板
１８自身の弾性により圧接されている。この回路基板１
日自身の弾性力により回路基板１８とコイルリード基板
４ｈとの導通が確保されている。２日は回路受座Ｂであ
る。コイルブロックのコイル巻部４ｄは平面的に電池プ
ラス端子２と重なっている。

第５図は回路部の断面図である。

回路基板１８に水晶１９とＭＯ８工０２０がセットされ
回路受座に３５と回路受座Ｂ２８とによりはさまれてい
る。水晶１９も回路受座Ａ３３と回路受座Ｂ２Ｂによっ
てはさまれ固定されているこの実施例では水晶１９と回
路基板１８のパターンとの導通はハンダ付け、ＭＯ８工
０２０はギヤグボンディングで行なわれている。２ｏα
はＭＯ８工Ｃの補強の為のモールドである。

第６図は電池マイナス導通部の断面図である。

回路受座Ａ２Ｂに設けられたダボ２８ｈに回路基板１８
と電池マイナス端子２１とが案内されている。電池マイ
ナス端子２１は位置決めの為の曲げ部２１αが設けられ
ており回路受座２８に設けられた穴２８ｃと係合する。

この回路受座Ａのダボ２８ｈと穴２Ｂｃにより位置決め
された電池マイナス端子２１は回路受座Ｂ３３により押
圧され回路基板に押しつけられている。

電池マイナス端子にはバネ部２１ｈを有し、先端が電池
１のマイナス極１αと押圧力を持って接している。

電池マイナス端子２１と回路基板のパターン面１８αと
は電池マイナス端子２１のバネ部２１ｈと電池のマイナ
ス極との間で発生する押圧力の反作用として同じ力で押
圧されている。

第７図は規正レバ一部の断面図である。

規正レバー２７は回路受座２８αを回転中心として、回
路受座Ａ２Ｂと回路受座Ｂ３３とによってアガキが決め
られている。この規正レバーは規正部２７ｈに曲げを有
し、この２７ｂ部と中間車８の歯車８αと係合する事に
より周知の規正機能を果すのである。又回路基板１８の
リセット部１８ｂは回路受座Ａ２８と回路受座Ｂ３３と
の間に形成されたスキマに位置しリセット部１８ｂは曲
げ起こされている。

この曲げ起こされた回路基板のリセット部ＩＢｈと規正
レバーのリセット部２７ｃが係合し、回路基板のリセッ
ト部１’　８　ｈの持つ弾性により押圧力を持って導通
が確保される。

第８図は緩急スイッチ部の断面図である。

回路基板１８のプラスパターンと弾性を有する電池プラ
ス端子の回路導通部２６とが接している。

この電池プラス端子２の上に位置して緩急スイッチレバ
ー２２がある。通常時はこの緩急スイッチレバー２２は
回路受座の緩急スイッチレバー受部２８に係合し回路基
板のパターンからはなれている。

二点鎖線で示した２２αの状態が緩急状態であり、緩急
スイッチレバー２２の持つバネ力で、回路基板１８の緩
急パターンに接し、ムーブメントの歩度の調整を行う。

この緩急スイッチレバー２２と回路基板１８との係合は
、電池１の外周部近くで行なわれている。

以上が本発明の一実施例の概要である。

ここに−例として示したごとく、ムーブメントの小型化
達成のポイントは各部品をいかに効率よく重ね合せられ
るかにある。その時最も重要な要件の１つに電気導通の
手段の安定化がある。

その１手段として本発明は部品点数も少なく、簡単にし
かも確実に導通が確保され、しかも全体としてきわめて
平面スペース効率の高いムーブメントを提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図：平面図 第２図：輪列部の断面図 第３図：切換部の断面図 第４図：コイルブロック部の断面図 第５図二回路部の断面図 第６図：電池導通部の断面図 第７図：規正レバ一部の断面図 第８図：緩急スイッチ部の断面図 １・・・・・・・・・電池 ２・・・・・・・・・電池プラス端子 ３・・・・・・・・・輪列受 ４・・・・・・・・・コイル ５・・・・・・・・・ステーター ６・・・・・・・・・ローター ７．８，９，１０，１１．１２・・・・・・輪　列１３
・・・・・・地　板 １４・・・・・・小鉄車 １５・・・・・・巻　真 １６・・・・・・巻真案内板 １７・・・・・・回路ブロック １８・・・・・・回路基板 １９・・・・・・水　晶 ２０・・・・・・ＭＯＳ工０ ２１・・・・・・電池マイナス端子 ２２・・・・・・緩急スイッチレバー ２７・・・・・・規正レバー ２日・・・・・・回路受座Ａ ３０・・・・・・中心パイプ ３１・・・・・・絶縁板 ３２・・・・・・小鉄車軸 ３３・・・・・・回路受座Ｂ 以上 出願人　株式会社諏訪精工舎 代：埋入　弁理士　最上　　務

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　少なくとも電源としての電池９回路ブロック
   、及び電池の電力を回路ブロックへ導く導通手段とを有
   し、前記導通手段が少なくとも電池との導通部と回路ブ
   ロックとの導通部との２ケ所にノくネ性を有する板状の
   １つの部品で構成され、かつ電池との導通部のバネ部が
   変位する而と回路ブロックとの導通部のバネ部が変位す
   る面とが直行する様に両バネ部を構成した事を特徴とす
   る水晶時計（２）電気導通手段を成す板状のバネ部材が
   切換のクリック感を生じしめるバネ部を有する事を特徴
   とする特許請求の範囲第１項記載の水晶時計。