JPS6333186Y2 - - Google Patents

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JPS6333186Y2
JPS6333186Y2 JP1982091097U JP9109782U JPS6333186Y2 JP S6333186 Y2 JPS6333186 Y2 JP S6333186Y2 JP 1982091097 U JP1982091097 U JP 1982091097U JP 9109782 U JP9109782 U JP 9109782U JP S6333186 Y2 JPS6333186 Y2 JP S6333186Y2
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winding stem
wheel
battery
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train
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は婦人用などのような小型時計の切換部
をローコストに少ないスペースで実現しようとす
るものであり、巻真かなを指針修正車にかみ合わ
せる構造の改良に関するものである。
従来から時計の針合せ構造は、外部操作部材で
ある巻真に角部を設けてツヅミ車を入れ、これを
おしどり、かんぬきによつて作動させて指針修正
のための日の裏車や小鉄車に選択的にかみ合わせ
るものが一般的であつた。しかしこの構造では巻
真の操作によつておしどり、かんぬきが回動する
ため平面スペースが大きく必要となり、おしどり
を押えるための部材、クリツク感を出させる部
材、かんぬきを戻すためのばね部材、ねじ、ピン
等部品点数も多くなりコストが高くなつてしまう
欠点があつた。そしてこれらを改善する1つの構
造として第9図に示すようなものが公知であつ
た。第9図において巻真101に位置ぎめのため
のクリツク部101a、かな部101b等を設
け、先端部101cを受部材102で支持してい
る。クリツク部材103は巻真のクリツク部にバ
ネ性をもつて圧着し巻真を位置ぎめする。地板1
04にはクラウンギヤ105a、伝えかな105
bからなる小鉄車105が取付けられ、日の裏車
106に連結している。巻真を引出すとかな10
1bがクラウンギヤ105aにかみ合うため、こ
の位置で針合せができる。従来例は以上のように
なつているため、おしどりやかぬきがなく平面ス
ペース上有利であるが、巻真を組み込む際には受
部材2の曲げ部の穴に挿入するのがむづかしく、
強い力で付近を押すために曲げ部が折れてしまつ
たり、周辺の部品を破損したり、巻真先端が曲つ
てしまうことがあつた。さらに断面的には受部材
102の曲げ加工の為に受部材102と巻真先端
とはスキマδが必要条件となり受部材102の断
面位置が高くなり、これがムーブメントを厚くす
る1つの原因にもなつていた。
本考案は以上のような欠点をなくし、婦人用な
どのような小さな時計にも容易に可能な切換機構
を実現しようとするものであり、その実施例を図
によつて説明する。
第1図から第8図までは本考案を最も効果的に
実現した一実施例の図面である。
本実施例は秒針付で小型ムーブメントを実現し
ている。
第1図は本実施例の平面図である。1が電池で
あり2が電池プラス端子である。この電池1と電
池プラス端子でほぼムーブメントの全平面をおお
つている。3は輪列受である。4はコイルブロツ
ク、5はステーター、6は永久磁石6aを有する
ローターであり、このコイルブロツク4、ステー
ター5、ローター6により周知のステツプモータ
を構成する。このステツプモーターのローター6
の動きを秒針車7に伝える中間車が8であり、こ
の秒針車7の動きを分針車9に伝える中間車が1
0である。又時針車11に分針車の動きを伝える
のが日ノ裏車12である。これらの輪列が地板1
3と輪列受3とによつて支持されている。14が
小鉄車であり、14aのクラウン歯部を有してい
る。15が外部操作部材である巻真でありこの巻
真15には小鉄車のクラウンの歯と係合して針廻
しを成す巻真カナ部15aと巻真案内板16と係
合し巻真引き出し、押し込み時にクリツク感を生
じせしめるクリツク部15bとを有している。巻
真案内板16を巻真15に押しつける押圧力は電
池プラス端子2のクリツクバネ部2aによつて生
じせしめている。17が回路ブロツクでありこの
回路ブロツクは回路基板18に水晶ユニツト19
とMOSIC20がセツトされている。21が電池
マイナス端子であり電池1と回路基板18との間
に位置し、電池1のマイナス極と回路基板18上
のマイナスパターンとの間の導通を成している。
回路基板18のプラスパターンの導通は電池プラ
ス端子の導通端子2bにより押圧されて成され
る。電池1と電池プラス端子2との導通はメイン
バネ2cにより成される。22は緩急スイツチレ
バーである。23,24,25,26がネジであ
りこれらのネジにより各部品の固定が成される。
27が規正レバーであり、巻真との係合部27
a、中間車8の歯車と係合して規正を成す27
b、回路基板18のリセツトパターンと係合しリ
セツト機能を生じせしめる27cと巻真15が2
段目に引き出された時に規正力を生じせしめるバ
ネ部27dとを有し、回路受座A28に設けたピ
ン28aを回路中心として作動する。
第2図は輪列部の断面図である。地板13にピ
ン29と中心パイプ30とが打込まれている。ス
テーター5から生じる磁界とローター磁石6aと
の磁気作用によつて生じたローターの回転運動は
中間車8を成して秒針車7に伝わり、これが中間
車10を介して分針車9を動かし、日ノ裏を介し
て時針車11に伝わる。この時針車はその回転中
心を中心パイプ30によつて決められ、この時針
車11の内径によつて分針車の一方の位置9aが
決まる。この分針車9の内径によつて秒針車7の
一方の位置7aが決まる。秒針車7の他の一方は
輪列受に打込まれた石に係合した上柄7bによつ
て決まる。分針車9の他の一方は秒針車7の上ソ
ロバン玉7cによつて決まる。又日ノ裏車12は
中間車10の胴部10aを回転中心として回転す
る。これらの輪列は地板13と輪列受3との間に
位置し、輪列受3はネジ25によつて地板に固定
される。この輪列受の上に電池絶縁板31を介し
て電池1をセツトするのである。
第3図は切換部分の断面図である。小鉄車14
はクラウン歯部14aと平歯部14bより成り小
鉄車軸32を回転中心として回転しこの小鉄車軸
により地板13に取り付けられている。小鉄車の
平歯車14bは分針車9の分針カナ9cと噛合つ
ている。15が巻真であり巻真15の軸方向の位
置決めは巻真案内板16と巻真15のクリツク部
15bとにより成される。この巻真案内板16は
回路受座B33に設けられた角穴33aにセツト
され電池プラス端子のクリツクバネ部2aにより
弾性的に係合している。巻真15の根本15cは
回路受座A28と回路受座B33とにより支持さ
れその先端15dは輪列受3に設けられた2本の
ピン3b,3cと輪列受体3aと小鉄車軸32の
頭部32aとによつて支持されている。27aが
規正レバーの巻真との係合部であり巻真カナ15
aと巻真クリツク部15bとの間に位置する。巻
真を2段目に引き出すと巻真カナ15aと小鉄車
のクラウン歯部14aとが係合し巻真15の回転
が小鉄車14を介して分針車9に伝わるのであ
る。
第4図はコイルブロツク部の断面図である。
ピン29が地板13に打込まれておりこのピン
29にステーター5、磁心4a、回路受座B28
が案内され、その上に電池プラス端子2、緩急ス
イツチレバー22がセツトされ、ねじ25でそれ
ぞれ地板13に固定されている。コイルリード基
板4bが磁心4aに固着されている。このコイル
リード基板4bは地板13と磁心4aとの間に位
置している。このコイルリード基板4bのパター
ン4b1と回路基板18のパターン18aとが回路
基板18自身の弾性により圧接されている。この
回路基板18自身の弾性力により回路基板18と
コイルリード基板4bとの導通が確保されてい
る。28は回路受座Bである。コイルブロツクの
コイル巻部4dは平面部に電池プラス端子2と重
なつている。
第5図は回路部の断面図である。
回路基板18に水晶19とMOSIC20がセツ
トされ回路受座A33と回路受座B28とにより
はさまれている。水晶19も回路受座A33と回
路受座B28によつてはさまれ固定されている。
この実施例では水晶19と回路基板18のパター
ンとの導通はハンダ付け、MOSIC20はギヤグ
ボンデイングで行なわれている。20aは
MOSICの補強の為のモールドである。
第6図は電池マイナス導通部の断面図である。
回路受座A28に設けられたダボ28bに回路
基板18と電池マイナス端子21とが案内されて
いる。電池マイナス端子21は位置決めの為の曲
げ部21aが設けられており回路受座28に設け
られた穴28cと係合する。この回路受座Aのダ
ボ28bと穴28cにより位置決めされた電池マ
イナス端子21は回路受座B33により押圧され
回路基板に押しつけられている。電池マイナス端
子にはバネ部21bを有し、先端が電池1のマイ
ナス極1aと押圧力を持つて接している。電池マ
イナス端子21と回路基板のパターン面18aと
は電池マイナス端子21のバネ部21bと電池の
マイナス極との間で発生する押圧力の反作用とし
て同じ力で押圧されている。
第7図は規正レバー部の断面図である。
規正レバー27は回路受座28aを回転中心と
して、回路受座A28と回路受座B33とによつ
てアガキが決められている。この規正レバーは規
正部27bに曲げを有し、この27bと中間車8
の歯車8aと係合する事により周知の規正機能を
果すのである。又回路基板18のリセツト部18
bは回路受座A28と回路受座B33との間に形
成されたスキマに位置しリセツト部18bは曲げ
起こされている。この曲げ起こされた回路基板の
リセツト部18bと規正レバーのリセツト部27
cが係合し、回路基板のリセツト部18bの持つ
弾性により押圧力を持つて導通が確保される。
第8図は緩急スイツチ部の断面図である。
回路基板18のプラスパターンと弾性を有する
電池プラス端子の回路導通部2bとが接してい
る。この電池プラス端子2の上に位置して緩急ス
イツチレバー22がある。通常時はこの緩急スイ
ツチレバー22は回路受座の緩急スイツチレバー
受部28に係合し回路基板のパターンからはなれ
ている。二点鎖線で示した22aの状態が緩急状
態であり、緩急スイツチレバー22の持つバネ力
で、回路基板18の緩急パターンに接し、ムーブ
メントの歩度の調整を行う。この緩急スイツチレ
バー22と回路基板18との係合は、電池1の外
周部近くで行なわれている。
本考案の一実施例は以上の様なものである。巻
真の先端の軸支に小鉄車軸を含む少なくとも3本
のピンを関与させている。又、小鉄車軸32は地
板13に打込まれており、他の2本のピン3b,
3cは他の基枠この場合輪列受3に打込まれてい
る。又、本実施例では巻真先端の横方向は受に打
込まれた2本のピン3b,3cにより軸支され、
断面方向は受3本体と小鉄車軸32によつて軸支
されている。
以上のように本考案によれば、巻真のかな部が
係合する小鉄車を時計中心に配置されている分針
車に直接噛合させることによつて中間車をなくし
て輪列部の厚さを少くし輪列受の位置を下げて時
計の薄型化をはかつている。また、巻真の先端を
かかる輪列受の下面と小鉄車軸の輪列受側の端面
とで断面方向を位置決めし、輪列受に配設された
二つのピンにより平面方向を位置決めすることか
ら巻真先端の固定に他部品を介在させることがな
く一層の薄型化がはかられるものである。
更に、巻真をクリツク感をもつて軸方向の複数
位置に位置決めする巻真案内部材を電池と重ねる
ことなく電池の外周側に配設させたことによつて
巻真案内部材と無関係に電池の断面方向の位置を
決めることができ受と電池を重ねたにもかかわら
ず全体として薄型の時計が得られるという大きな
効果を有するものであります。
また、本願の巻真はかな部が1体で形成された
巻真の先端を小鉄車軸の端面で支持するので、か
な部と小鉄車の位置精度が出し易く巻真のかな部
と小鉄車とのかみ合いはずれもなく、巻真先端と
小鉄車の回転中心との平面的な位置ずれによる針
廻りゴリ、はずれもなく安定した切換と確実な回
転伝達がはかられる。
【図面の簡単な説明】
第1図…平面図、第2図…輪列部の断面図、第
3図…切換部の断面図、第4図…コイルブロツク
部の断面図、第5図…回路部の断面図、第6図…
電池導通部の断面図、第7図…規正レバー部の断
面図、第8図…緩急スイツチ部の断面図、第9図
…従来の切換部の断面図。 1……電池、2……電池プラス端子、3……輪
列受、4……コイル、5……ステーター、6……
ローター、7,8,9,10,11,12……輪
列、13……地板、14……小鉄車、15……巻
真、16……巻真案内板、17……回路ブロツ
ク、18……回路基板、19……水晶、20……
MOSIC、21……電池マイナス端子、22……
緩急スイツチレバー、27……規正レバー、28
……回路受座A、30……中心パイプ、31……
絶縁板、32……小鉄車軸、33……回路受座
B。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ステツプモータにより駆動され少くとも分針車
    9、時針車11を含む輪列を軸支する地板13と
    輪列受3と、 保持部材28,33により位置決め保持される
    根本軸部15cと、その軸部から先端に向け順に
    クリツク部15b、かな部15aが設けられてい
    る巻真15と、 前記巻真のかな部が係合離脱するクラウン歯部
    14aと、時計中心に配置される前記分針車に直
    接噛合する平歯車14bとよりなる小鉄車14
    と、 前記小鉄車を回転可能に保持して前記地板に固
    定される小鉄車軸32と、 前記巻真のクリツク部に弾性力をもつて係合し
    前記巻真を軸方向の複数位置に位置決めする巻真
    案内部材16とからなり、 前記輪列受は外側面上で電池を保持するととも
    に内側面で前記巻真の先端を挟持するよう二つの
    ピン3b,3cを配設してなり、 前記巻真の先端は前記輪列受の二つのピンと前
    記小鉄車軸の輪列受側の端面と前記輪列受の内側
    面とで平面方向及び断面方向が位置決めされ、か
    つ前記巻真案内部材は前記電池と重なることなく
    該電池の外周側に配置させてなることを特徴とす
    る時計の切換機構。
JP9109782U 1982-06-18 1982-06-18 時計の切換機構 Granted JPS58193281U (ja)

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JP9109782U JPS58193281U (ja) 1982-06-18 1982-06-18 時計の切換機構

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JP9109782U JPS58193281U (ja) 1982-06-18 1982-06-18 時計の切換機構

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JPS58193281U JPS58193281U (ja) 1983-12-22
JPS6333186Y2 true JPS6333186Y2 (ja) 1988-09-05

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JP9109782U Granted JPS58193281U (ja) 1982-06-18 1982-06-18 時計の切換機構

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55945U (ja) * 1978-06-18 1980-01-07

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55945U (ja) * 1978-06-18 1980-01-07

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JPS58193281U (ja) 1983-12-22

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